辰見鴻之介

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辰見 鴻之介
東北楽天ゴールデンイーグルス #78
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県福岡市東区
生年月日 (2000-11-24) 2000年11月24日(23歳)
身長
体重
176 cm
67 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2022年 育成選手ドラフト1位
初出場 2024年3月31日
年俸 420万円(2024年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

辰見 鴻之介(たつみ こうのすけ、2000年11月24日 - )は、福岡県福岡市東区出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

福岡県立香住丘高等学校では2年時から二塁手のレギュラーを務めたが、甲子園大会出場はなかった[1]

高校卒業後は西南学院大学に進学し、1年秋からレギュラーを務める[1]。3年春のリーグ戦では打率.314、7盗塁を記録し、ベストナインを受賞した[1]

2022年10月20日に開催されたドラフト会議にて、東北楽天ゴールデンイーグルスから育成1位で指名された[2]。西南学院大学の選手がドラフト会議で指名されるのは1979年蓬萊昭彦西武4位)以来、43年ぶりであった[3]。同月31日に支度金300万円、年俸250万円で入団に合意した[3]。背番号は146。同音異字の苗字の選手である辰己涼介との区別のため、スコアボードの表記は辰見鴻となる。

楽天時代[編集]

2023年イースタン・リーグで64試合に出場して打率.284を記録し、フレッシュオールスターゲームに選出された[4]。その後、7月26日に支配下選手登録された[5]。背番号は78[5]。支配下登録にはなったものの、同年中の一軍出場は果たせなかった。二軍では96試合に出場し、打率.251、0本塁打、10打点、チーム1位の17盗塁を記録した[6]。11月3日、推定年俸420万円で契約を更改した[7]

2024年のシーズンは開幕一軍は逃したが3月31日に一軍に昇格すると、同日の対埼玉西武ライオンズ戦、延長11回の代走として一軍初出場を果たした。小深田大翔の左翼への浅い犠牲フライから本塁へのヘッドスライディングで生還する好走塁を見せてチームはサヨナラ勝ちし、今江敏晃監督就任後初勝利に貢献し、お立ち台に上がりヒーローインタビューを受けた[8]。2試合目の出場となった4月6日の対福岡ソフトバンクホークス戦では、1番・指名打者としてスタメン起用されるも、3打数0安打2三振と結果を残せず、その後の出番はないまま11日に二軍へ降格となった[9]

選手としての特徴[編集]

50メートル5秒7というスピードが武器の内野手[10]。担当スカウトだった大久保勝也からは「足の速さは12球団でも一番。水の上を移動するアメンボみたい」と表現されていた[11]

詳細情報[編集]

記録[編集]

背番号[編集]

  • 146(2023年 - 同年7月25日)
  • 78(2023年7月26日 - )

脚注[編集]

  1. ^ a b c 辰見鴻之介 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 選手」『週刊ベースボールONLINE』。2023年8月12日閲覧
  2. ^ 【43年ぶりのプロ指名】硬式野球部・辰見さんが楽天から育成1位指名!」『西南学院大学』2022年10月21日。2023年8月12日閲覧
  3. ^ a b 【楽天】育成1位“隠し玉”辰見鴻之介契約合意「かなり足が速い」石井一久監督も名指しで期待」『日刊スポーツ』2022年10月31日。2023年8月12日閲覧
  4. ^ 出場者 | プロ野球フレッシュオールスターゲーム2023」『NPB.jp 日本野球機構』。2023年8月12日閲覧
  5. ^ a b 辰見 鴻之介選手 支配下選手登録に関して」『東北楽天ゴールデンイーグルス』2023年7月26日。2023年8月12日閲覧
  6. ^ 【楽天】戦力外となった西川遥輝が1軍未経験の辰見鴻之介に残した“最後の贈り物”」『スポーツ報知』2023年11月11日。2024年2月24日閲覧
  7. ^ 吉野創士が70万円減の850万円で更改「高卒3年目の来季は勝負の年だと思っています」【楽天】」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2023年11月3日。2024年2月24日閲覧
  8. ^ 【楽天】これぞカレーなる走塁!?代走でプロ初出場の辰見が劇的サヨナラ生還…前夜カレー食事中に1軍昇格の知らせ」『スポーツ報知』2024年3月31日。2024年4月1日閲覧
  9. ^ 【楽天】辰見鴻之介が登録抹消 代走で今江監督初勝利に貢献も3打数ノーヒット」『日テレNEWS NNN』2024年4月11日。2024年4月23日閲覧
  10. ^ 【楽天】辰見鴻之介が支配下選手登録の発表会見「自分の一番の武器はスピード。1軍で見せられるように」」『スポーツ報知』2023年7月26日。2024年2月24日閲覧
  11. ^ 楽天育成1位・辰見 50メートル走5秒7を武器に最短支配下で「盗塁王」だ」『スポニチアネックス』2022年11月1日。2024年2月24日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]