きつね (お笑いコンビ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
きつね
KITSUNE
メンバー 大津 広次
淡路 幸誠
結成年 2014年
事務所 ホリプロコム
活動時期 2014年4月[1] -
出身 目黒笑売塾11期
影響 ラーメンズ
出会い 小学生時代からの幼馴染み
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 漫才(歌謡漫才)
ネタ作成者 両者(主に大津)
同期 ダイタク
ネルソンズ
りんたろー。EXIT
山添寛(相席スタート
スパイク
インディアンス
セルライトスパ
岡野陽一など
公式サイト プロフィール
受賞歴
歌ネタ王決定戦2019 準優勝
歌ネタ王決定戦2020 準優勝
テンプレートを表示

きつねは、ホリプロコムに所属する日本のお笑いコンビ2014年4月結成[1]

メンバー[編集]

  • 大津 広次(おおつ ひろつぐ、 (1989-07-24) 1989年7月24日(32歳) - )
    ツッコミウクレレ担当[2]。立ち位置は向かって左。左利き。
    大阪府堺市出身、身長171cm、体重63kg、血液型O型。
    3人兄弟の末っ子。
    趣味は格闘ゲームパチンコボクシング
    特技はカードゲーム、格闘ゲーム。
    好きな芸人はザ・ドリフターズジャルジャル[3]
    タレント性をつけたいという願望があり、整形もしている[2]。「男性と女性のはざまにありたい」とも話したことがある[2]。整形している箇所はえらで、19歳の頃から2カ月に1回通院し、これまでに60万円ほどかかっている。注射をして筋肉を退化させるという方法で行っている[4]
    女性だけでなく、ニューハーフの人とも付き合ったことがある[4]
    生まれた時、父親は母親の2回目の結婚相手。その時の父親が経営していた会社が倒産した後に離婚、母の3回目の再婚までの間貧乏生活を送る。高校生の時に母が地主の男性と再婚すると、急に暮らしが豪華になったという[5]
    オカルト番組に出演し、オカルト話も披露している。
  • 淡路 幸誠(あわじ こうせい、 (1990-02-14) 1990年2月14日(31歳) - )
    ボケ・DJ担当[2]。立ち位置は向かって右。左利き。
    大阪府出身、身長178cm、体重65kg、血液型A型。
    趣味はDJ写真映画鑑賞、ヒップホップダンス[2]
    特技はアクション、スタイルの良さ。
    母子家庭で育つ。母親に負担をかけさせたくないために、高校1年生からアルバイトをし、大学も奨学金で通っていたが[5]、結局中退した。

来歴・概説[編集]

2人とも大阪出身で、小学校1年生からの幼馴染み同士[6]大阪府立堺西高等学校桃山学院大学と同じ学校に在籍していた[2]。高校では部員を5人集めて、柔道サークルを創設した[7]。2人で初めて立ったステージは高校の文化祭で、お笑いではなくバンドでの出演だった[6]。なお、バンドで唯一作ったオリジナル曲は「誰よりも目立ちたい」と言うタイトルの曲だった[6]。2人ともラーメンズのコントを見て、ラーメンズについて話し合う「ラーメンズ部」というサークルに入っていた[2]

柔道サークルの部員5人中4人が同じ大学に進学し、部員が7回生1人しかいなかった演劇部を乗っ取るような形でコントサークルに変えた[7]。19歳でお笑いを始めた当初は5人組のユニットだった(その中には後にシュテンドウジを結成する上田遼馬もいた)[4]。その後、メンバーの1人が留学で脱退し、さらに上田がネタ合わせに遅刻したことを理由に脱退させられ、トリオになる。ユニット名も「100ジャシカ」→「100レノン」→「インベーダーズ」と変わる[8]

学園祭でミス・コンテストのMCを担当したことをきっかけにスカウトを受け[9]、大阪の松竹芸能に所属していたが[10]、ラーメンズへの憧れからトリオで上京して東京に拠点を移す[2]。上京後は改めて養成所「目黒笑売塾」の11期に入り、2014年4月、同塾卒業に伴いホリプロコムに所属[11]。卒業のタイミングでまた1人が脱退し、現在のコンビとなった[4]。タレントになりたいと思って、所属先は敢えてラーメンズと同じ事務所を選ばなかった[2]バナナマンの影響もあり[9]吉本興業ワタナベエンターテインメントでは自分たちにチャンスが回って来るかどうかわからないと思ってホリプロを選んだという[9]

地上波テレビ初出演はPON!日本テレビ)の2015年9月7日放送「お笑い数うちゃPON!」のコーナー。この時披露したのは柔道ネタだった[12]

現事務所への所属は2014年だが、松竹芸能にスカウトされ所属したのは大学2年生の頃(2009年)である[7]ため、芸歴は大阪NSC31期・東京NSC14期と同期である。

コンビ名の由来[編集]

フランスパリのファッションブランド「MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)」に由来する。このブランドがKitsuneというレコードレーベルもやっていることから「そういうハイカルチャーに僕らもなりたい」という考えで付けたという[13]。同じ事務所の先輩であるサイキック芸人・キックからも「芸能人はキツネが憑くと爆発的に売れるらしい」という助言を受けたという[13]。また淡路のアルバイト先の風水好きのおばちゃんがライブを見に来た際「(きつねと言えば)稲荷神もあるから、神様の名前を付けるというのはどうなの」と言われたことから、稲荷神を祀る稲荷神社に参拝に行くようにしているという[13]。「2人ともキツネ顔であることから」[12]という理由は、コンビ名の由来の説明が面倒臭い時に言っていることだったという[13]

芸風[編集]

かつてはもみ合いになってTシャツを破るコントをしていた。他に「ギャルおっさん」などのネタがあったが、それらのネタでは事務所ライブで「1ミリもウケなかった[9]」、「自分たちが面白いと思っていても、実際ウケるものとはえげつないほどのズレがあった[9]」ということで「今キャッチーに思えるのは歌謡漫才[9]」と思い立って、2017年頃からは昭和歌謡などを現代風にアレンジした歌謡漫才を多く披露している[14][15]

大津がウクレレを弾き、淡路がMacBookに接続したサンプラーAbleton Liveでコントロールしてエレクトロニック・ダンス・ミュージックでよく使われているフレーズや効果音を出すなどするネタを演じ、この一連の漫才は「パリピ漫才」とも言われている。淡路がDJとヒップホップダンスが趣味であることがネタに生きているとされている[2]。大津が上手い事を言い、「上手い事言わんでええねん」「どういう意味やねん」と効果音が出る事も多い。こう言った台詞や音楽は何個も用意している[6]。歌謡漫才が出来たきっかけは淡路がダンスとDJに出会い楽しくて仕方なくなり、一方で大津はパチンコにハマったあまり100万円ほど借金が出来たためにその返済のためにアルバイトに明け暮れ、ネタを合わせる時間が無かったりライブに出られなかった。そんな時に30分間のミニ単独公演の仕事が入り、淡路から漫才とダンスミュージックをかけ合わせた歌謡漫才の案を大津に話してみたら、大津が承諾したことだったという[4]。このネタは考案したものの最初は使わず、過去最高と思ってこれは行けると思ったという他の漫才ネタをライブで披露したところ、本人たち曰く逆に「シャレにならんくらいスベった」ということで、このパリピ漫才を次のライブでかけたところウケて、このネタが軌道に乗り始めた[6]。このネタで『バナナマンの爆笑ドラゴン』(NHK総合)に出られるようになってテレビに出る機会が増えるきっかけにもなったが、この時は、このネタが浅草芸人を馬鹿にしているんじゃないかという趣旨でこの番組の出演者として入れてもらえたという[3]。淡路はネタでダンスが上手く出来ないと、ネタの出来が悪くなくても本当に悔しく思い落ち込むことがあるという[3]

舞台に出る時には「きつねコンコンブラザーズ」のテーマ(寄席囃子「デイビー・クロケット」[16]をアレンジし、独自に歌詞をつけたもの)を出囃子にしている[17]

テレビ出演などで忙しくなってアルバイトもし辛くなっても、もらえるギャラは多くなく、その上DJセットが20万円、ネタ用に買う曲の費用や声を変換するなどの機材に2~3万円かかっているという。クラブに営業で呼ばれることが増えたが、営業ネタ用に新しいスピーカーも購入し、1回しか使ってない3万円の機材もあるということで、機材費がかさんでDJネタを始めるようになってからまた貧乏になったと話している[5]。2020年11月11日放送の「NETA FESTIVAL JAPAN」では、「パーティーペイ」のネタの最中に激しく踊った淡路がぶつかったことでこの機材が倒れてしまい、故障こそ免れたものの締めの効果音を代わりに口で言うはめになった[18][19]

出演[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b コンビ情報 きつね”. M-1グランプリ. 2018年2月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 2018年2月9日放送 内村てらす”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2018年2月9日). 2018年2月10日閲覧。
  3. ^ a b c 歌謡漫才で大ブレイク中の芸人「きつね」インタビュー! 「ジャルジャルや、ザ・ドリフターズに影響され…」”. TOCANA (2018年6月8日). 2018年11月6日閲覧。
  4. ^ a b c d e 【インタビュー】ダンスミュージック×昭和歌謡......お笑いコンビ・きつね、ネタ誕生のきっかけは借金100万円だった!?”. トレンドニュース (2018年5月1日). 2018年11月6日閲覧。
  5. ^ a b c 親の都合、DJ機材…芸人コンビ「きつね」の貧乏エピソード”. 日刊ゲンダイ (2018年10月1日). 2018年10月2日閲覧。
  6. ^ a b c d e 進化形“パリピ漫才”で化けた「きつね」 DJ機材とウクレレのリズムで狙うは「歌ネタ王」”. スポーツニッポン (2018年11月18日). 2018年11月22日閲覧。
  7. ^ a b c 幼馴染2人でお笑い界のハイブランドを目指す【きつね(前編)】│Break × CoffeeBreak” (日本語). breakcb.com. 2020年12月19日閲覧。
  8. ^ きつね 大津 twitter 2015年5月24日 9:42
  9. ^ a b c d e f 日経エンタテインメント! 2021年5月号「ばらえてぃびと」
  10. ^ R-1ぐらんぷり 2012年1月22日
  11. ^ GOOUT CAMP「ARTIST きつね」
  12. ^ a b PON! 2015年9月7日放送回”. gooテレビ (2015年9月7日). 2018年2月10日閲覧。
  13. ^ a b c d 【実録】本当にあったドッペルゲンガー体験と事故物件での恐怖…! 注目芸人「きつね」が語る3つの怖い話がヤバ過ぎる!”. TOCANA (2018年6月10日). 2018年11月6日閲覧。
  14. ^ 第18回「2月5日放送分出演権」笑レース”. 笑レース. フジテレビ (2018年2月5日). 2018年2月10日閲覧。
  15. ^ ミュージャック 2017年8月5日放送回”. gooテレビ (2017年8月5日). 2018年2月10日閲覧。
  16. ^ 春風亭昇太の出囃子。原曲はカントリー・ミュージックである「デイビー・クロケットの歌」。
  17. ^ ホリプロコムお笑いチャンネル「きつね2017 11ゴールド」 など。
  18. ^ 今まで起きた事のないことが、ついに起きましたので是非に見てください。- Twitter
  19. ^ 第三のきつねがMacをフロアから拾ってくれてた。笑- Twitter
  20. ^ TBS. “オールスター後夜祭” (日本語). TBSテレビ. 2018年10月7日閲覧。
  21. ^ オールスター後夜祭21春”. TBS (2021年3月27日). 2021年3月29日閲覧。
  22. ^ ラジオ放送「決戦!お笑い有楽城」実施報告(2017秋優勝は卯月)”. 日本音楽事業者協会 (2017年10月2日). 2018年2月10日閲覧。
  23. ^ サンドウィッチマンの天使のつくり笑い 2017年11月28日”. NHK (2017年11月28日). 2018年2月10日閲覧。

外部リンク[編集]