萱野稔人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

萱野 稔人(かやの としひと、1970年9月22日 - )は、日本哲学者、テレビコメンテーターラジオパーソナリティ津田塾大学総合政策学部教授。専攻は政治哲学社会理論

経歴[編集]

思想・活動[編集]

  • 思想誌『VOL』の創立メンバーであり、誌名の命名者。編集委員を務める。
  • 神保哲生宮台真司による『マル激トーク・オン・デマンド』(ビデオニュース・ドットコム)の準レギュラー。神保(司会)、宮台の両ポジションを務める。
  • NHKの番組『新世代が解く!ニッポンのジレンマ』初回放送(2012年元旦)において、視聴者投票1位を獲得。
  • 国家を表象や言説に還元する思想を否定し、実体的な運動として捉え直さなければならないと主張。「表象分析批判」「実体回帰論」という2000年代思想のトレンドを形成した。宮崎哲弥からは、萱野の仕事は論壇思想の状況を一転させたと評価されている[1]
  • 朝日新聞「ニッポン前へ委員会」委員(2011年 -2015年 )
  • 朝日新聞書評委員(2013年 - 2015年)
  • 朝日新聞「未来への発想委員会」委員(2013年 - )
  • 政府諮問機関「衆議院選挙制度に関する調査会」委員(2014年 -2015年 )

人物[編集]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『国家とはなにか』(以文社2005年
  • 『カネと暴力の系譜学』(河出書房新社2006年
  • 『権力の読みかた―状況と理論』(青土社2007年
  • 『暴力はいけないことだと誰もがいうけれど』(河出書房新社、2010年
  • 『新・現代思想講義―ナショナリズムは悪なのか』(NHK出版新書2011年
  • 『哲学はなぜ役に立つのか?』(サイゾー、2015年
  • 『成長なき時代のナショナリズム』(角川新書、2015年)
  • 『暴力と富と資本主義 なぜ国家はグローバル化が進んでも消滅しないのか』(角川書店、2016年)
  • 『カント「永遠平和のために」』 (NHK出版、2016年8月)

共著[編集]

編著[編集]

  • 『最新 日本言論知図』(東京書籍、2011年)
  • 『ベーシックインカムは究極の社会保障か 「競争」と「平等」のセーフティネット』(堀之内出版、2012年)
  • 『金融緩和の罠』(集英社集英社新書〕、2013年)
  • 『現在知vol.2 日本とは何か』(NHK出版NHKブックス〕、2014年)

監修[編集]

出演番組[編集]

テレビ番組[編集]

ラジオ番組[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『思想地図 Vol.4』日本放送出版協会 2009年 p337
  2. ^ 『朝日新聞』2012年11月10日
  3. ^ 「浴衣男子白熱図鑑 かっこよすぎる学者先生」『AneCan』小学館 2013年7月号

外部リンク[編集]