大塚道子
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おおつか みちこ 大塚 道子 | |
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生年月日 | 1930年6月6日 |
没年月日 | 2013年2月26日(82歳没) |
出生地 | 日本・高知県[1][2][注 1] |
死没地 | 日本・東京都[3] |
職業 | 俳優・声優 |
ジャンル | 舞台・映画・テレビドラマ |
活動期間 | 1948年 - 2013年 |
著名な家族 | 嵯峨隆一(兄)[4] |
事務所 | 劇団俳優座 |
主な作品 | |
テレビドラマ 『源義経』 舞台 『放浪記』 |
大塚 道子(おおつか みちこ、1930年6月6日[1][2][5] - 2013年2月26日[1][2])は、日本の女優、声優。東京府出身[5]。本籍地は高知県[6]。2010年から2013年まで劇団俳優座代表を務めた。東京女子高等師範学校付属高等女学校中退[5][注 2]。兄は声優の嵯峨隆一[4]。
来歴・人物
[編集]舞台芸術アカデミーを経て[6]、1948年12月、劇団俳優座入団 [5]。映画やテレビドラマでは姑役で定評があった。また、ローレン・バコールの吹き替えなど声優としても活躍した。
1956年、第11回芸術祭賞奨励賞受賞[5]。2002年、舞台『放浪記』と『いのち燃ゆるとき』の演技が高く評価され、第27回菊田一夫演劇賞を受賞した。2011年には第45回紀伊國屋演劇賞を受賞した。
また2010年より劇団俳優座代表を務めていたが、2013年2月26日、虚血性心疾患のため死去[7]。
後任
[編集]大塚の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
- 津田匠子 - 『百万長者と結婚する方法』:シャッツィ・ペイジ ※テレビ朝日版WOWOW追加収録部分
出演作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- 人間そっくり(1959年、中日テレビ) - 小説家の妻 役
- かげろう絵図(1960年、NTV)
- 松本清張シリーズ・黒の組曲 第32話「真贋の森」(1962年、NHK) - 民子 役
- ザ・ガードマン(TBS・大映テレビ室)
- 第36話「醜聞」(1965年)
- 第52話「バラ色の人生」(1966年)
- 第138話「犯罪を予告する女」(1967年)
- 第151話「氷と死神」(1968年)
- 第224話「怪談・幽霊の赤ちゃん」(1969年)
- 第225話「嫁と姑がうまくいく方法」(1969年)
- 喜びも悲しみも幾歳月(1965年、TBS)
- 松本清張シリーズ 「ある小官僚の抹殺」(1965年、KTV)
- ナショナルゴールデン劇場 / 逃亡(1966年、NET)
- 大河ドラマ(NHK)
- 大奥(1968年、KTV)
- 銭形平次 第117話「妻恋い笛」(1968年、CX)
- 進め!青春(1968年、NTV)
- ポーラテレビ小説「パンとあこがれ」(1969年、TBS) - 石川良 役
- 無用ノ介 第18話「夏の終わり無用ノ介はひとり」(1969年、NTV)
- 霧の旗(1969年、CX)
- キイハンター(TBS・東映)
- 第118話「踊れ墓場で幽霊ワルツ」(1970年)
- 第201話「ドルショック殺人舞台」(1972年)
- 第233話「美女とドクロの首飾り」(1972年)
- 火曜日の女シリーズ(NTV)
- 喪服の訪問者(1971年)
- 木の葉の家(1972年)- 手塚民子
- 飛び出せ!青春 第7話「このバカを許して下さい」(1972年、NTV) - 木次綾子 役
- 徳川おんな絵巻 第9話「新入り女中大活躍」・第10話「女と男の決斗」(1970年、KTV)
- 忍法かげろう斬り 第22話「風魔の佳人(おんな)」(1972年、KTV) - しぶき 役
- 水戸黄門(TBS・C.A.L)
- 第3部 第18話「人情・刀鍛冶」(1972年3月27日) - おまき 役
- 第4部 第13話「曲わっぱの恋・大館」(1973年4月16日) - 加津 役
- 第14部 第26話「湯けむり格さん子守唄・山中」(1984年4月23日) - ふで 役
- 第21部 第10話「嫁のこころ姑しらず・日田」(1992年6月8日) - 政 役
- 第22部 第16話「白いおひげのお風呂番・別府」(1993年8月30日) - おひで 役
- 第22部 第32話「会津名物夫婦下駄・会津」(1993年12月20日) - 万亀 役
- 第25部 第37話「豪雨の旅籠の殺人事件・上山」(1997年9月8日) - おもん 役
- 第28部 第29話「妻を裏切る夫の本心・広島」(2000年10月16日) - 竹乃 役
- 若い!先生(1974年、TBS) - 海堂秋乃 役
- 第13話「ただいま! 北海道」
- 第14話「ふるさとへの伝言」
- 白い滑走路(1974年、TBS)
- Gメン'75 (TBS・東映)
- 第2話「散歩する囚人護送車」(1975年) - 柾木信也の母 役
- 第128話「六万五千円の警察手帳」(1977年) - 高林俊の母 役
- 第231話「危機一発! 車椅子の女刑事」(1979年) - 田中すみ 役
- 悪魔の手毬唄(1977年、MBS)
- 水中花(1979年、TBS)
- 土曜ワイド劇場
- 「帝銀事件 大量殺人・獄中三十二年の死刑囚」(1980年、ANB) - 平沢マサ 役
- 「迷探偵コンビの危険旅行 幽霊結婚」(1982年、ANB)
- 「大豪邸に残された嫁と姑 銀座うしの時参り殺人」(1984年、ABC)
- ちょっと神様(1982年、TBS)
- 火曜サスペンス劇場「悪魔の島の赤ちゃん」(1982年、NTV)
- ザ・ハングマンII 第2話「女王がなめた苦い水」(1982年、ABC) - 川瀬初枝 役
- 大奥(1983年、KTV)
- 第14話「京より天女が舞い降りた」 - 矢島局 役
- 第15話「めんどり歌えば家亡ぶ」
- 第16話「断崖に立つ女」
- 昭和四十六年 大久保清の犯罪(1983年、TBS) - 大久保キヌ
- あいつと俺 第9話「カモメのように翔んだ -別府-」(1984年、TX)
- 月曜ワイド劇場「再婚妻と非行少年」(1985年、ABC)
- 火曜サスペンス劇場「真夜中の白い少女」(1986年、NTV)
- 花王 愛の劇場「三どしま」(1987年、TBS)
- 現代神秘サスペンス「女難の季節」(1989年、KTV / 松竹)
- はぐれ刑事純情派(ANB)
- 第8シリーズ 第13話「亭主を上手に殺す方法」(1995年)
- 第10シリーズ 第12話「尊属殺人!? 謎の悪戯電話」(1997年)
- 影武者・徳川家康(1998年、ANB)
- マルモのおきて(2011年、CX) - 藤沢キミ
映画
[編集]- 悪徳(1958年) - 加治阿津子 役
- 松川事件(1961年)
- その場所に女ありて(1962年) - 祐子 役
- けものみち(1965年)
- 上意討ち 拝領妻始末(1967年) - 笹原すが 役
- 牡丹燈籠(1968年) - お米 役
- 金環蝕(1975年)
- 悪霊島(1981年)
- 次郎物語(1987年)
舞台
[編集]吹き替え
[編集]女優
[編集]洋画
[編集]海外ドラマ
[編集]- 刑事コロンボ 別れのワイン(ジュリー・ハリス)
- 看護婦物語「死を見つめて」(ゾラ・ロートン<キャロル・ローゼレ>)
- 警部マクロード「赤い死のマーク」(カレン<ジョアンナ・バーンズ>)
- ミス・アメリカ・コンテスト (ペギー<エリノア・パーカー>)
その他
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 「大塚道子(読み)おおつかみちこ」 。コトバンクより2022年1月8日閲覧。
- ^ a b c “大塚道子の解説”. goo人名事典. 2022年1月8日閲覧。
- ^ “女優の大塚道子さんが死去/劇団俳優座代表”. 四国新聞. (2013年3月4日) 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b 「ラジオ・テレビの彼女たち」『映画と演芸 』秋の特大号、朝日新聞東京本社、1956年9月、57頁。
- ^ a b c d e 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧』テアトロ、1965年、262頁。
- ^ a b c 『現代日本人名事典』平凡社、1955年、141頁。
- ^ “劇団俳優座代表・大塚道子さん死去 82歳”. ORICON NEWS. (2013年3月4日) 2022年11月6日閲覧。
外部リンク
[編集]- 大塚道子のプロフィール・画像・写真 - WEBザテレビジョン
- 大塚道子の解説 - goo人名事典 - ウェイバックマシン(2022年1月7日アーカイブ分)
- 『大塚道子』 - コトバンク
- 大塚道子 - KINENOTE
- 大塚道子 - オリコン
- 大塚道子 - MOVIE WALKER PRESS
- 大塚道子 - 映画.com
- 大塚道子 - allcinema
- 大塚道子 - 日本映画データベース
- 大塚道子 - テレビドラマデータベース