丸山桂里奈
![]() | この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。(2011年7月) |
| ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名前 | ||||||||||||||
カタカナ | マルヤマ カリナ | |||||||||||||
ラテン文字 | MARUYAMA Karina | |||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||
国籍 |
![]() | |||||||||||||
生年月日 | 1983年3月26日(36歳) | |||||||||||||
出身地 | 東京都大田区 | |||||||||||||
身長 | 162cm[1] | |||||||||||||
体重 | 57kg[1] | |||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||
ポジション | FW | |||||||||||||
利き足 | 右足 | |||||||||||||
ユース | ||||||||||||||
入一SC | ||||||||||||||
東京ガスサッカースクール | ||||||||||||||
読売メニーナ | ||||||||||||||
1998-2000 | 村田女子高等学校 | |||||||||||||
2001-2004 | 日本体育大学 | |||||||||||||
クラブ1 | ||||||||||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||||||||||
2005-2009 |
![]() | 86 | (44) | |||||||||||
2010 |
![]() | 4 | (0) | |||||||||||
2010-2011 |
![]() | 14 | (2) | |||||||||||
2012-2016 |
![]() | 96 | (13) | |||||||||||
代表歴2 | ||||||||||||||
2002-2014 |
![]() | 79 | (14) | |||||||||||
| ||||||||||||||
1. 国内リーグ戦に限る。2016年10月23日現在。 2. 2014年5月16日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
丸山 桂里奈(まるやま かりな、1983年3月26日 - )は、東京都大田区出身の元女子サッカー選手。元サッカー日本女子代表。現役時代のポジションはフォワード。日本体育大学体育学部体育学科卒業。ホリプロ所属。
目次
経歴
ユース時代
少年/少女サッカークラブである入一SC(大田区立入新井第一小学校サッカークラブ)でサッカーを始める。のちに東京ガスサッカースクールに所属し、中学時代に日テレ・ベレーザの下部組織である読売メニーナに入団した。1997年、第18回全日本女子サッカー選手権大会に出場登録される。
東京経営短期大学村田女子高等学校に進学しメニーナを退団、高校のサッカー部でのプレーを選び3年生の時には第9回全日本高等学校女子サッカー選手権大会で第3位となった。この頃は大田区山王にある急坂(闇坂)を連日のように百回ダッシュするトレーニングを積んだ[2]。2001年、日本体育大学体育学部体育学科に進み、在学中は全日本大学女子サッカー選手権大会を4度制し、同大学の同大会5連覇に貢献した[3]。大学在学中にサッカー女子日本代表初選出され、2003年のFIFA女子ワールドカップ、2004年のアテネオリンピックに出場した。
クラブ時代
2005年に東京電力へ就職、配属先は福島第一原子力発電所だった[4]。同時にL・リーグ(現・なでしこリーグ)の東京電力女子サッカー部マリーゼに入団。8得点をあげて同年の新人王を受賞した[5]。なお、後の福島第一原子力発電所事故で原発所長として収束作業を指揮することとなる吉田昌郎は上司であった[6]。
2008年、北京五輪日本代表に選出された[7]。この大会で得点を決めることができず、チームも4位に終わった。試合後にキャプテンである澤穂希から「スーパーサブならもっと走りなよ!」と叱咤激励され、奮起したという[8]。
2009年シーズンをもって東京電力女子サッカー部マリーゼを退団した[9]。同時に東京電力を退職。
2010年、アメリカのプロリーグ・WPSのフィラデルフィア・インデペンデンスへの移籍が決定、移籍後試合には4回出場している。同年9月17日、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースへの移籍が発表された[10]。
2011年7月、FIFA女子ワールドカップに出場。準々決勝のドイツ戦では、後半開始から永里優季に代わって交代出場、延長後半3分、澤穂希の浮き球のパスを受けてゴールを決めた。これが決勝点となり、日本女子代表はワールドカップで初めてベスト4に進出した[11]。試合後の記者会見では「東北の人たちのために、ゴールを決めました」と答えた[8]。その後、決勝戦に進出し日本の初優勝に貢献した。
2012年、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースからスペランツァFC大阪高槻に移籍。2月16日にチームへの加入記者会見が行われた[12]。
2016年9月、2016年シーズン限りでの引退を発表した[13][14]。
引退後
引退後はタレントに転身してバラエティー番組でサッカー選手らしからぬ発言で注目を集めている。
2017年9月10日放送の「しくじり先生(テレビ朝日系)」ではサッカーのルールに関して多くの勘違いをしていたことを明かし、特にオフサイドを知らず敵のゴールポストに隠れて試合終了後に監督から怒られた事、2008年の北京五輪で準備運動を全くしなかった結果試合で走れずドイツに負け、普段温厚な澤穂希から「スーパーサブならもっと走れ!」と激怒されたことを明かした[15]。
個人成績
国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 皇后杯 | 期間通算 | |||||||
2005 | 東京電力女子サッカー部マリーゼ | 14 | L・リーグ1部 (L1) | 19 | 8 | - | 3 | 2 | 22 | 10 | |
2006 | なでしこ Div.1 | 15 | 5 | - | 2 | 1 | 17 | 6 | |||
2007 | なでしこ Div.2 | 17 | 22 | 4 | 4 | 2 | 0 | 23 | 26 | ||
2008 | 10 | なでしこ Div.1 | 20 | 4 | - | 3 | 5 | 23 | 9 | ||
2009 | 15 | 5 | - | 0 | 0 | 15 | 5 | ||||
アメリカ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | |||||||
2010 | フィラデルフィア・インディペンデンス | 11 | WPS | 4 | 0 | - | - | 4 | 0 | ||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 皇后杯 | 期間通算 | |||||||
2010 | ジェフユナイテッド市原・千葉レディース | 31 | なでしこ | 6 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 8 | 2 |
2011 | 14 | 8 | 1 | - | 0 | 0 | 8 | 1 | |||
2012 | スペランツァFC大阪高槻 | 18 | 4 | 3 | 0 | 1 | 0 | 22 | 4 | ||
2013 | 18 | 1 | 8 | 1 | 2 | 1 | 28 | 3 | |||
2014 | チャレンジ | 18 | 5 | - | 0 | 0 | 18 | 5 | |||
2015 | なでしこ1部 | 24 | 3 | - | 0 | 0 | 24 | 3 | |||
2016 | 18 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 23 | 0 | |||
通算 | 日本 | 1部 | 161 | 32 | 15 | 1 | 14 | 10 | 190 | 43 | |
日本 | 2部 | 35 | 27 | 4 | 4 | 2 | 0 | 38 | 31 | ||
アメリカ | WPS | 4 | 0 | - | - | 4 | 0 | ||||
総通算 | 200 | 59 | 19 | 5 | 16 | 10 | 235 | 74 |
獲得タイトル
個人タイトル
- Lリーグ 新人賞 (2005年)
代表歴
選出歴等
- 2001年 第21回ユニバーシアード北京大会
- 2002年 第14回アジア競技大会(韓国)の北朝鮮戦(10月2日)で代表(なでしこジャパン)デビュー
- 2003年 第4回FIFA女子ワールドカップ アメリカ大会
- 2004年 アテネオリンピック
- 2005年 東アジア女子サッカー大会2005
- 2006年 第15回アジア競技大会(カタール)(準優勝)
- 2007年 2007 FIFA女子ワールドカップ・予選 (大陸間プレーオフ) メキシコ戦
- 2008年 東アジア女子サッカー選手権 2008 中国・重慶(優勝)
- 2008年 キプロス・カップ 2008(3位)
- 2008年 2008 AFC女子アジアカップ ベトナム大会(3位)
- 2008年 北京オリンピック
- 2011年 2011 FIFA女子ワールドカップ ドイツ大会(優勝)
- 2012年 ロンドンオリンピック(準優勝)
試合数
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2002 | 5 | 0 |
2003 | 11 | 6 |
2004 | 11 | 3 |
2005 | 3 | 0 |
2006 | 9 | 1 |
2007 | 1 | 0 |
2008 | 17 | 3 |
2009 | 2 | 0 |
2010 | 0 | 0 |
2011 | 8 | 1 |
2012 | 5 | 0 |
2013 | 4 | 0 |
2014 | 2 | 0 |
通算 | 79 | 14 |
(2014年5月16日現在)
ゴール
# | 開催年月日 | 開催地 | 対戦国 | 勝敗 | 試合概要 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 2003年3月19日 | タイ、バンコク | ![]() |
○ 9-0 | 親善試合 |
2. | 2003年6月11日 | ![]() |
○ 7-0 | 2003 AFC女子選手権 | |
3. | |||||
4. | 2003年6月13日 | ![]() |
○ 7-0 | ||
5. | 2003年6月15日 | ![]() |
○ 5-0 | ||
6. | 2003年7月12日 | 日本、東京 | ![]() |
○ 2-0 | 2003 FIFA女子ワールドカップ予選プレーオフ |
7. | 2004年4月18日 | 日本、東京 | ![]() |
○ 7-0 | アテネオリンピックアジア最終予選 |
8. | 2004年4月22日 | 日本、東京 | ![]() |
○ 6-0 | |
9. | |||||
10. | 2006年11月23日 | ドイツ、カールスルーエ | ![]() |
● 3-6 | 親善試合 |
11. | 2008年5月31日 | ベトナム、ホーチミン | ![]() |
○ 11-0 | 2008 AFC女子アジアカップ |
12. | |||||
13. | 2008年7月24日 | 日本、神戸 | ![]() |
○ 3-0 | 親善試合 |
14. | 2011年7月9日 | ドイツ、ヴォルフスブルク | ![]() |
○ 1-0 | FIFA女子ワールドカップ2011 |
出演
ウェブテレビ
- 安室奈美恵ファッション総選挙 FASHION MOVIE BEST 50(2018年9月9日、AbemaTV)[16]
- 和田アキ子 史上初の誕生会生中継(2019年4月10日、AbemaTV)[17]
ラジオ
脚注
- ^ a b “丸山桂里奈選手 現役引退のお知らせ”. スペランツァFC大阪高槻公式サイトサイト. 2016年9月30日閲覧。
- ^ 『サッカー女子W杯 あす米国戦 丸山桂里奈選手「決勝もゴール決める」』 東京新聞 2011年7月17日付参照
- ^ 王者の貫禄。日体大が武蔵丘短大を寄せ付けず5連覇を達成 第13回全日本大学女子サッカー選手権大会 決勝 日本体育大学vs.武蔵丘短期大学 オンラインマガジン2002world.com、2017年8月13日閲覧。
- ^ 【特別版】丸山桂里奈、福島復興とともに復活五輪へ デイリースポーツ.2012.3.20、2017年8月7日閲覧。
- ^ 2005 L・リーグ全記録 なでしこリーグ公式サイト、2017年8月13日閲覧。
- ^ “なでしこ丸山、東電時代を語る”. ライブドアニュース (2013年7月11日). 2019年3月19日閲覧。
- ^ 東京電力女子サッカー部マリーゼ 丸山 桂里奈の北京オリンピック日本代表決定について TEPCO 東京電力ホールディングス.2008.7.8付、2017年8月1日閲覧。
- ^ a b 『なでしこの誓い 世界一の心のきずな物語』ISBN 9784052035203、学研教育出版、2012年10月16日、91-110頁
- ^ 丸山が海外移籍でマリーゼ退団 ニッカンスポーツ.2010.2.2付、2017年8月13日閲覧。
- ^ レディース 丸山桂里奈選手 加入について ジェフユナイテッド千葉公式サイト.20109.17付、2017年8月7日閲覧。
- ^ FIFA女子ワールドカップドイツ2011 準々決勝(vsドイツ)試合結果 JFA公式サイト.2011.7.10付、2017年8月7日閲覧。
- ^ 【大阪高槻】なでしこFW丸山加入を発表 日刊スポーツ 2012年2月16日閲覧
- ^ 丸山桂里奈 今季限りで引退…元なでしこ、11年独W杯優勝貢献 スポニチアネックス.2016.10.1付、2017年8月1日閲覧。
- ^ 丸山桂里奈選手 現役引退のお知らせ スペランツァFC大阪高槻公式サイト.2016.9.30、2017年8月7日閲覧。
- ^ “しくじり先生 俺みたいになるな!! 2017年9月10日放送回”. gooテレビ (2017年9月10日). 2018年7月28日閲覧。
- ^ “AbemaTV「安室奈美恵ファッション総選挙」出演者最終発表で押切もえ、ミッツ・マングローブら全45組出揃う” (日本語). AbemaTIMES 2018年9月9日閲覧。
- ^ “和田アキ子 史上初の誕生会生中継(終了時間未定) | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】” (日本語). AbemaTV (2019年4月10日). 2019年4月10日閲覧。
外部リンク
- ホリプロオフィシャルサイト|丸山桂里奈
- 丸山桂里奈オフィシャルブログ「マルカリトーレ」 - 公式ブログ
- karina maruyama丸山桂里奈 (@marukarichan11) - Twitter
- 丸山桂里奈 (karinamaruyama) - Instagram
- 丸山桂里奈 – FIFA主催大会成績
|
|
- 日本の女子サッカー選手
- サッカー日本女子代表選手
- オリンピックサッカー日本代表選手
- サッカーのオリンピックメダリスト
- 日本のオリンピック銀メダリスト
- 2004年アテネオリンピックサッカー出場選手
- 2008年北京オリンピックサッカー出場選手
- 2012年ロンドンオリンピックサッカー出場選手
- FIFA女子ワールドカップ日本代表選手
- 2003 FIFA女子ワールドカップ出場選手
- 2011 FIFA女子ワールドカップ出場選手
- ユニバーシアードサッカー日本代表選手
- アジア競技大会サッカー日本代表選手
- 日本のアジア競技大会銀メダリスト
- 日本体育大学女子サッカー部の選手
- 東京電力女子サッカー部マリーゼの選手
- ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの選手
- スペランツァ大阪高槻の選手
- アメリカ合衆国のクラブに所属する女子サッカー選手
- ホリプロ
- 日本のタレント
- 在アメリカ合衆国日本人のスポーツ選手
- 東京都区部出身の人物
- 1983年生
- 存命人物