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安藤梢

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安藤 梢 Football pictogram.svg
名前
愛称 あんち、あんこず、ずーちゃん、こずこず
カタカナ アンドウ コズエ
ラテン文字 ANDO Kozue
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1982-07-09) 1982年7月9日(35歳)
出身地 栃木県宇都宮市
身長 165cm
体重 57kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 浦和レッズレディース
ポジション FW
背番号 30
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2002-2004 日本の旗 さいたまレイナスFC 45 (30)
2005-2009 日本の旗 浦和レッズレディース 101 (68)
2009-2013 ドイツの旗 FCR2001デュースブルク 58 (19)
2013-2015 ドイツの旗 1.FFCフランクフルト 52 (16)
2015-2017 ドイツの旗 SGSエッセン 35 (5)
2017- 日本の旗 浦和レッズレディース 7 (2)
代表歴2
1999- 日本の旗 日本 126 (19)
1. 国内リーグ戦に限る。2017年10月7日現在。
2. 2015年6月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

安藤 梢(あんどう こずえ、1982年7月9日 - )は、栃木県宇都宮市出身の女子サッカー選手。浦和レッズレディース所属。ポジションはフォワード

栃木県立宇都宮女子高等学校を経て筑波大学。筑波大学大学院人間科学研究科修士号取得、博士後期課程単位取得。

経歴

ユース時代

父親の影響で3歳ころからボールを蹴り始め、幼稚園の年中の時に男子のサッカークラブに入った[1]。小学3年生からは通っていた小学校のサッカー少年団に入り[1]、小学4年生のときからは阿満憲幸が1999年に立ち上げた栃木県内の女子サッカーチーム「河内サッカークラブジュベニール」を掛け持ちしてプレーしていた[1][2]。このチームの後輩には鮫島彩がいた[3]。小学5年生のときには手塚貴子から指導を受けた[2]。小学6年生の夏、河内SCジュベニールは全国少女サッカー大会に出場して優勝を果たし、安藤は大会MVPを獲得した[4]。小学校の卒業文集には、「世界一のサッカー選手になる!」と書いたが、約16年後のドイツ女子W杯でそれを実現している[3]

中学時代の3年間は男子サッカー部でプレーした[2]

中学校卒業後、栃木県立宇都宮女子高等学校に進学し、女子サッカー部に入部[2]。当時はトップ下、フォワードとしてプレーしていた。

高校1年の冬、アメリカで行われたアディダスカップのU-18日本代表で活躍した。高校3年時には全日本女子ユース (U-18)サッカー選手権大会準優勝の立役者となった。

高校を卒業後筑波大学に進学し女子サッカー部に所属したが、男子サッカー部の練習にも度々参加した[2]

さいたまレイナスFC〜浦和レッズレディース時代

2002年、筑波大学在学中に同大学女子サッカー部を退部してさいたまレイナスFCに入団。入団初年度から出場機会を与えられ、シーズン終了後Lリーグ新人王を受賞した。2004年度と2009年度にはリーグ優勝を経験し、双方の年度でリーグ最優秀選手・得点王となった他、リーグベストイレブンに6回選出された。

ブンデスリーガ時代

2009年12月27日、ドイツ女子ブンデスリーガ1部のFCR2001デュースブルク (FCR 2001 Duisburg)への移籍が発表された[5]。翌2010年3月、ツヴァイテ (2軍) チームに出場して1得点を挙げた[6]。ツヴァイテチームでの出場はこの試合限りであり、トップチームでの試合出場が中心である。この年度は、女子DFBポカールで優勝を経験した。

2013年1月31日、2009年から在籍したFCR2001デュースブルクが破産申請した影響を受け、1.FFCフランクフルトへの移籍が発表された[7]

2015年5月14日、1.FFCフランクフルトが、UEFA女子チャンピオンズリーグで7大会ぶり4回目の優勝。決勝では後半42分から左MFで途中出場し優勝の歓喜を味わった[8]。日本のUEFA女子チャンピオンズリーグ制覇は、大儀見優季大滝麻未に次いで3人目の快挙となった。

2015年10月21日、SGSエッセンへの移籍が発表された[9]

浦和レッズレディース時代(2017年- )

2017年6月1日、7年半ぶりに古巣の浦和レッズレディースに復帰した[10]

日本女子代表

1999年、16歳(高校1年生)で日本代表に召集され、FIFA女子ワールドカップ アメリカ大会でA代表デビューを果たした[11]

アテネ北京と、2度オリンピックに出場した他、2007 FIFA女子ワールドカップに出場した。当初はフォワードミッドフィールダーとして招集されていたが、大橋浩司監督時代より右のサイドバックとして招集され、実際の試合においてもサイドバックまたはサイドハーフとして起用される機会が増えた[12]

監督が佐々木則夫になってから再びFWとして起用される事となり、2011年の第6回FIFA女子ワールドカップでは、全6試合に2トップの一角として先発出場、得点こそなかったが優勝に貢献した。7月9日に行われた準々決勝ドイツ戦では延長戦の末に1-0で初めてドイツを下し、監督の佐々木は「(ドイツ戦の)MVPは安藤にやりたいくらい」とそのプレーを称賛した[13][14]

同年7月21日、栃木県出身の鮫島彩とともに、同県女性史上初の栃木県民栄誉賞を受賞した[15]

2012年8月10日、ロンドンオリンピックにおける銀メダル獲得の貢献に対して、鮫島彩とともに栃木県スポーツ功労賞を授与された[16]

2015年6月に開催されたFIFA女子ワールドカップカナダ大会ではグループリーグ初戦のスイス戦で前半27分に安藤がペナルティエリア内で相手GKに倒されPKを獲得し、これを宮間あやが決め日本は1-0で勝利したが、安藤は相手GKと交錯した際に左足首を骨折して負傷交代をしており、その後チームからの離脱を余儀なくされ、出場はこの1試合にとどまった[17]

年表

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2002 さいたまレイナスFC 11 L・リーグ 11 10 -
2003 20 8 -
2004 10 L・リーグ1部(L1) 14 12 -
2005 浦和レッドダイヤモンズ・
レディース
21 13 - 4 7 25 20
2006 なでしこ Div.1 17 6 - 3 2 20 8
2007 21 18 2 1 3 2 26 21
2008 21 13 - 2 1 23 14
2009 21 18 - 4 1 25 19
ドイツ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
2009-10 FCR2001デュースブルク 26 ブンデスリーガ1部 10 6 - 3 1 13 7
FCR2001デュースブルクII 7 ブンデスリーガ2部 1 1 - - 1 1
2010-11 FCR2001デュースブルク 26 ブンデスリーガ1部 20 5 4 2 3 1 27 8
2011-12 17 6 - 2 3 19 9
2012-13 11 2 - 2 1 13 3
1.FFCフランクフルト 14 10 4 - 0 0 10 4
2013-14 22 9 - 5 1 27 10
2014-15 20 3 - 3 2 23 5
2015-16 SGSエッセン 15 2 - 1 1 16 3
2016-17 20 3 - 2 0 22 3
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2017 浦和レッドダイヤモンズ・
レディース
30 なでしこ1部 7 2 9 2 4 2 20 6
通算 日本 1部 153 100 11 3
ドイツ 1部 145 40 4 2 21 10 170 51
ドイツ 2部 1 1 - - 1 1
総通算 299 141 6 3
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
UEFA 女子CL UEFA 女子CL
2009-10 FCR2001デュースブルク 26 2 0
2010-11 10 1
2014-15 1.FFCフランクフルト 14 9 1
通算 UEFA 女子CL 21 2

タイトル

  • 個人
    • 最優秀選手:2回(2004, 2009
    • ベストイレブン:6回(2002, 2004, 2005, 2007, 2008, 2009)
    • 得点王:2回(2004, 2009)
    • 最優秀新人:2002

代表歴

試合数


日本代表 国際Aマッチ
出場 得点
1999 1 0
2000 5 0
2001 0 0
2002 5 0
2003 1 2
2004 6 1
2005 9 1
2006 16 3
2007 9 0
2008 16 3
2009 3 1
2010 8 6
2011 18 0
2012 13 0
2013 5 1
2014 4 0
2015 7 1
通算 126 19

(2015年6月8日現在)

ゴール

# 開催年月日 開催地 対戦国 勝敗 試合概要
1. 2003年3月19日 タイ王国の旗 バンコク タイ王国の旗 タイ ○ 9-0 親善試合
2.
3. 2004年4月22日 日本の旗 東京 タイ王国の旗 タイ ○ 6-0 AFC女子サッカーアテネオリンピック予選大会
4. 2005年3月26日 オーストラリアの旗 シドニー オーストラリアの旗 オーストラリア ○ 2-0 親善試合
5. 2006年3月10日 イタリアの旗 マリオーネ スコットランドの旗 スコットランド ○ 4-0 親善試合
6. 2006年7月30日 オーストラリアの旗 アデレード 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国 ● 2-3 2006 AFC女子アジアカップ
7. 2006年12月4日 カタールの旗 ドーハ タイ王国の旗 タイ ○ 4-0 第15回アジア競技大会
8. 2008年2月18日 中華人民共和国の旗 重慶 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国 ○ 3-2 東アジアサッカー選手権2008
9. 2008年5月31日 ベトナムの旗 ホーチミン チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ ○ 11-0 2008 AFC女子アジアカップ
10. 2008年6月2日 オーストラリアの旗 オーストラリア ○ 3-1
11. 2009年8月1日 フランスの旗 モンタルジ フランスの旗 フランス ○ 4-0 親善試合
12. 2010年1月21日 チリの旗 コロンビアの旗 コロンビア ○ 4-2 BICENNTENIAL WOMAN'S CUP 2010
13.
14. 2010年1月23日 チリの旗 コキンボ アルゼンチンの旗 アルゼンチン ○ 3-0
15. 2010年5月22日 中華人民共和国の旗 成都 タイ王国の旗 タイ ○ 4-0 2010 AFC女子アジアカップ
16. 2010年5月24日 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国 ○ 2-1
17. 2010年5月30日 中華人民共和国の旗 中国 ○ 2-0
18. 2013年7月20日 大韓民国の旗 ソウル 中華人民共和国の旗 中国 ○ 2-0 東アジアカップ2013
19. 2015年3月4日 ポルトガルの旗 パルシャル デンマークの旗 デンマーク ● 1-2 アルガルヴェ・カップ2015

出版

著作

  • 安藤梢『世界でたたかうためのKOZUEメソッド』講談社、2012年 ISBN 978-4063787153

関連書籍

  • 上野直彦『なでしこの誓い 世界一の心のきずな物語』学研教育出版、2012年 ISBN 978-4052035203

脚注

  1. ^ a b c なでしこ安藤梢(デュイスブルク)の原点。絶対に負けない気持ちが私の武器サカイク.2012.14.付、2017年12月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e 女子プロサッカー選手 安藤梢が世界で戦うKOZUEになるまで-ワールドカップで優勝した時、これまでの過程が思い浮かんだd-labo. 2013.8.15付、2017年12月31日閲覧。
  3. ^ a b 『なでしこの誓い 世界一の心のきずな物語』ISBN:9784052035203、学研教育出版、2012年10月16日、41-68頁
  4. ^ いつも私を見ていてくれる。その思いが子どもを伸ばすサカイク.2014.6.11付、2017年12月31日閲覧。
  5. ^ 安藤梢、ドイツ・女子ブンデスリーガ1部、FCR2001デュースブルクに移籍 浦和レッズレディース公式サイト 2009.12.28付ニュースリリース、2017年12月31日閲覧。
  6. ^ Archiv Saison 2009/2010 2. Frauen-Bundesliga Süd FCR 2001 Duisburg II - FFC Wacker München (ドイツ語) DFB公式サイト 2010.3.14付
  7. ^ なでしこFW安藤梢、フランクフルトへ移籍…DF熊谷紗希と同僚にサッカーキング.2013.1.31付、2017年12月31日閲覧。
  8. ^ 安藤フランクフルトが4度目の欧州CL制覇” (日本語). 日刊スポーツ. 2015年5月15日閲覧。
  9. ^ 安藤梢ドイツ1部エッセン加入「チャレンジしたい」日刊スポーツ.2015.10.21付、2015年10月21日閲覧
  10. ^ 17.05.12 安藤 梢選手 レッズレディースに移籍加入のお知らせ浦和レッズレディース公式サイト.2017.5.12付、2017年12月31日閲覧。
  11. ^ スペシャルインタビュー|安藤 梢B-plus(ビープラス).2013年8月付、2017年12月31日閲覧。
  12. ^ 第15回アジア競技大会(2006/ ドーハ)企画/Part2 ~なでしこジャパン 安藤梢インタビュー~JFA公式サイト(2006.12.08)、2017年12月31日閲覧。
  13. ^ 【なでしこジャパン】歴史をつくった120分間。ドイツ戦で示したなでしこサッカーの真髄WebSportiva. 2011.7.11付、2017年12月31日閲覧。
  14. ^ <なでしこインサイドレポート> 苦悩する2人のFW。 ~永里優季と安藤梢~NumberWeb. 2011.8.11付、2017年12月31日閲覧。
  15. ^ 安藤と鮫島が女性初の栃木県民栄誉賞にゲキサカ.2011.7.22付、2017年12月31日閲覧。
  16. ^ 栃木県知事 安藤&鮫島にスポーツ功労賞を授与スポニチアネックス.2012.8.17付、2017年12月31日閲覧。
  17. ^ 安藤梢が左足首骨折で離脱 スイス戦でGKと激突ニッカンスポーツ.2015.6.10付、2017年12月31日閲覧。

外部リンク