研ナオコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
研ナオコ
出生名 浅田なを子
生誕 1953年7月7日(63歳)
出身地 日本の旗 日本 静岡県伊豆市
学歴 静岡県立三島南高等学校中退
ジャンル 歌謡曲
ムード歌謡
職業 歌手
タレント
担当楽器
活動期間 1971年 -
レーベル 東宝レコード
1971年 - 1974年
キャニオンレコード
1975年 - 1987年
ポニーキャニオン
1989年 - 2001年
ガウスエンタテインメント
2004年 - )
事務所 田辺エージェンシー
共同作業者 THE ALFEE
公式サイト ケンズファミリー公式サイト

研 ナオコ(けん ナオコ、本名:野口 なを子(旧姓:浅田)、1953年7月7日 - )は、日本歌手タレント女優コメディエンヌである。所属事務所田辺エージェンシー[1]。 身長162cm、体重51.5kg、血液型A型。一男一女の母。娘は歌手・タレントで、Bro.KONEの長女・近藤麗奈と田代まさしの長女・田代小夏と組んでいた小夏・ひとみ・レイナのひとみ(本名:野口ひとみ)。

静岡県田方郡天城湯ヶ島町(現・伊豆市)出身。静岡県立三島南高等学校中退。1970年代中盤から1980年代中盤にかけて、歌手として数々のヒット曲を世に送り出した。研の代表曲には『あばよ』『かもめはかもめ』『夏をあきらめて』などが挙げられる。

人物[編集]

芸名の「研」の由来は、当時の所属事務所「研音」から。歌手として活動するだけではなく、数多くのCMやバラエティ番組にも出演するテレビ・タレントとしても活躍。殺虫剤のCM「飛んでれら、死んでれら」のキャッチフレーズやザ・ドリフターズ志村けん)との共演、『カックラキン大放送』の「ナオコばぁちゃん」のキャラクターでのコントなどで人気を博した。タモリ所ジョージ関根勤明石家さんまらお笑いタレントとも交友関係が深く、漫画家の赤塚不二夫は、研ナオコファンクラブの会長であった。

若手時代はザ・スパイダースのコンサートに前座として連れて行かれたが、実際にはスパイダースのメンバーが中座している最中に歌わせてくれた。その際、舞台袖で堺正章のMCを見て勉強するなどしていたため、研にとっての師匠のような存在となっている。

歌手仲間で研と同期(1971年)デビューだった野口五郎を弟分として可愛がり、現在も時々2人でジョイントコンサートを開いている。後輩歌手だった高田みづえ(現・二所ノ関部屋女将)を妹のように可愛がり、高田も研を姉のように慕っていた。

また1970年代後半には、当時下積み時代のTHE ALFEEバックバンドにつけていたこともあった(1978年シングル発売の『窓ガラス』など)。

1990年代以降、歌手としてのリリースは激減したものの、コンサートなどの活動は精力的に行っている。

今で言うストーカーがずっと家の前まで来ていたが、その人物を家に招きいれ、最終的に自身のマネージャーにしたという逸話がある。

極度の高所恐怖症エスカレーターエレベータも苦手で、ガラス張りのエレベーターはもってのほか。エレベータに乗った際、知り合いと間違えたのか、知らない人の手を握り、何も言わず降りたことがある。

犬を4匹、猫を2匹飼っている。

愛煙家だが下戸である。

研ナオコの楽曲に影響を受けたと公言している人物に、シンガーソングライター中村中俳優脚本家今井茂雄がいる。

略歴[編集]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル 作詞 作曲 編曲 c/w 販売元
1st 1971年4月1日 大都会のやさぐれ女 坂口宗一郎 中山大全 竹村次郎 御免遊ばせ 東宝レコード
2nd 1971年10月1日 屋根の上の子守唄 阿久悠 井上かつお 馬飼野俊一 Bと言うスナック
3rd 1972年3月1日 二人で見る夢 筒美京平 高田弘 小さな願い
4th 1972年7月1日 京都の女の子 森田公一 森田公一 ボーイフレンド
5th 1972年11月1日 こんにちわ男の子 高田弘 何をしようかな
6th 1973年3月1日 女心のタンゴ 前田憲男 月がのぼれば
7th 1973年10月25日 うわさの男 高田弘 嘆きのブルーレディ
8th 1974年6月25日 第三の女 鈴木宏昌 家へおいで
9th 1975年9月10日 愚図 阿木燿子 宇崎竜童 竜崎孝路 サヨナラは嫌いな言葉 キャニオン・レコード
10th 1976年2月10日 一年草 馬車道
11th 1976年6月25日 LA-LA-LA 中島みゆき 中島みゆき クニ河内 雨が空を捨てる日は
12th 1976年10月10日 あばよ 強がりはよせよ
13th 1977年3月10日 風をくらって つのだひろ つのだひろ 意地っぱり
14th 1977年6月25日 オヽ神様 杉本真人 杉本真人 ブルース
15th 1977年9月25日 ふられてやるさ 川口真 夜行列車
16th 1978年3月25日 かもめはかもめ 中島みゆき 中島みゆき 若草恵 ふられた気分で
17th 1978年7月10日 窓ガラス クニ河内 さよならを伝えて
18th 1978年10月21日 みにくいあひるの子 こぬか雨
19th 1979年2月21日 口紅をふきとれ 阿久悠 都倉俊一 都倉俊一 愛の喝采
20th 1979年5月21日 陽は昇り 陽は沈み 三木たかし 松井忠重 グッバイ
21st 1979年8月5日 愛をもう一度 谷山浩子 谷山浩子 なつかしい朝
22nd 1979年8月21日 ひとりぽっちで踊らせて 中島みゆき 中島みゆき 石川鷹彦 海鳴り
23rd 1980年2月5日 くちぐせ 荒木一郎 荒木一郎 萩田光雄 居留守
24th 1980年7月5日 砂の舟 岡田冨美子 伊勢正三 クニ河内 空中ブランコ
25th 1980年10月21日 夢枕 杉本真人 杉本真人 若草恵 Bravo-Bravo
26th 1981年1月21日 見ないで もう…もう…
27th 1981年4月21日 別離の黄昏 甲斐よしひろ 甲斐よしひろ 時雨れて
28th 1981年12月21日 ボサノバ 福島邦子 福島邦子 秋止符
29th 1982年9月5日 夏をあきらめて 桑田佳祐 桑田佳祐 今はブルース
30th 1982年12月5日 ふられた気分[3] 中島みゆき 中島みゆき クニ河内 おもいで河
31st 1983年4月21日 Lonely Way 研ナオコ 南佳孝 井上鑑 恋の背中
32nd 1983年8月5日 愛、どうじゃ。恋、どうじゃ。 森雪之丞 筒美京平 大村雅朗 Lonely Star
33rd 1983年11月5日 泣かせて 小椋佳 小椋佳 奥慶一 旅立つ男
34th 1984年6月5日 夜に蒼ざめて 来生えつこ 来生たかお 甲斐正人 Don't cry my heart
35th 1984年9月5日 名画座 大津あきら 佐藤隆 船山基紀 東京美人
36th 1985年5月21日 六本木レイン 売野雅勇 吉田拓郎 Give me blues
37th 1985年11月1日 帰愁 松任谷由実 松任谷由実 鷺巣詩郎 女友達
38th 1986年7月21日 Tokyo見返り美人 阿木燿子 宇崎竜童 清水信之 星曜日に会いたいね
39th 1987年4月5日 雨の日の映画館 秋元康 鈴木キサブロー 船山基紀 エトランゼ
40th 1987年4月5日 裏窓トワイライト 売野雅勇 福島邦子 中村哲 今宵、芝浦、メランコリー
41st 1989年1月21日 冬のカトレア海岸 麻生圭子 辻畑鉄也 新川博 銀の針 ポニーキャニオン
42nd 1992年1月21日 悲しい女 谷村新司 谷村新司 若草恵 綺麗になりたい
43rd 1993年4月7日 迷子 高橋睦子 都志見隆 川村栄二 OFF
44th 1993年10月21日 Mary Jane Christopher Lynn つのだ☆ひろ Half Moon
45th 1994年7月6日 花火 高橋ジョージ 高橋ジョージ 入江純 道化師
46th 1995年7月21日 ワルツ 高橋ジョージ
沙霧ゆみ
SILKの海

デュエットシングル[編集]

名義 発売日 タイトル 作詞 作曲 編曲 c/w 販売元
Toshi & Naoko 1985年7月21日 夏ざかりほの字組 阿久悠 筒美京平 新川博 バカンス・ゲーム キャニオン・レコード
ナオコ&ライラックス 1992年5月21日 話がちがうじゃない SHIRO SEINO
訳詞:三浦徳子
NORA 鶴由雄 清く 正しく 美しく ポニーキャニオン
けん♀♂けん[4] 2001年12月5日 銀座あたりでギン!ギン!ギン! つんく つんく 小西貴雄 LOVE TOKYO NIGHT ガウスエンタテインメント
田原俊彦 & 研ナオコ 2004年10月21日 恋すれどシャナナ 真間稜
Chang Jung
宮島律子 内藤慎也 恋すれどシャナナ (without Naoko Ken)
恋すれどシャナナ (without Toshihiko Tahara)
恋すれどシャナナ (Instrumental)
ディスワン

オリジナル・アルバム[編集]

発売日 タイトル 備考 販売元
1st 1973年11月25日 女ごころ 東宝レコード
2nd 1974年10月5日 第三の女
3rd 1975年12月10日 愚図 キャニオン・レコード
4th 1976年8月25日 泣き笑い A面:中島みゆき作品
B面:阿木燿子 / 宇崎竜童作品
5th 1977年10月25日 かもめのように A面:中島みゆき作品
B面:杉本真人作品
6th 1978年7月25日 NAOKO VS MIYUKI/研ナオコ、中島みゆきを歌う 中島みゆき作品集
7th 1979年6月21日 NAOKO VS AKU YU 阿久悠作品集
8th 1980年7月21日 あきれた男たち
9th 1981年11月21日 恋愛論 ニューミュージックのカバー・アルバム
10th 1983年6月21日 Naoko Mistone 三木敏悟プロデュースのビッグバンド・ジャズ・アレンジのコンセプト・アルバム
11th 1983年9月21日 スタンダードに悲しくて
12th 1984年6月21日 Again 中島みゆき作品集
13th 1984年10月21日 名画座
14th 1985年11月1日 Deep
15th 1989年2月21日 Bitter ポニーキャニオン
16th 1992年3月21日 Re NAOKO-悲しい女-
17th 1993年10月21日 あの頃へラブレター Ago ニューミュージックのカバー・アルバム
18th 2008年7月7日 LOVE LIFE LIVE 弥生 unchanged records
19th 2011年7月7日 一途 新録カバーと新曲を含むミニアルバム
20th 2015年5月13日 雨のち晴れ、ときどき涙 新録カバーと新曲を含む キングレコード

ベスト・アルバム/コンピレーション[編集]

発売日 タイトル 備考 販売元
1st 1975年 その道・オリジナル14 東宝レコード
2nd 1976年 研ナオコ 東宝・キャニオン音源+未発表カバー音源「襟裳岬」収録[5] ポニー
3rd 1977年6月25日 研ナオコ オリジナル・ベスト・ヒット 黒いなみだ キャニオン・レコード
4th 1978年11月21日 研ナオコ オリジナル・ベスト・ヒット
5th 1980年11月21日 あいつのいない夜 研ナオコ ベスト・コレクション
6th 1982年11月21日 めぐりあい
7th 1984年12月5日 BEST SELECTION オリジナルアルバム『Naoko Mistone』から「堕天使メロディ」収録
8th 1985年6月21日 THE SPECIAL SERIES
9th 1985年12月15日 研ナオコ THE BEST 「夏ざかりほの字組」B面「バカンス・ゲーム」収録
10th 1986年10月21日 SUPER BEST ポニー
11th 1986年12月15日 NON STOP 研ナオコ
11th 1987年5月21日 研ナオコ best
12th 1987年12月16日 Naoko Sings Ballads バラード・ベスト・アルバム ポニーキャニオン
13th 1988年12月14日 研ナオコ BEST HITS〜Memories〜
14th 1990年11月21日 研ナオコ ベストコレクション
15th 1992年9月18日 研ナオコ スペシャルベスト
16th 1994年9月21日 研ナオコ ベストコレクション-花火-
17th 1998年11月18日 マイクラシックス
18th 2003年4月16日 Anthology 研ナオコ BEST
19th 2004年4月21日 研ナオコ 名曲全集 「愛をもう一度」を除くキャニオンの全シングルA面を収録
20th 2006年5月20日 CD&DVD LOVE LIFE LIVE Vol.1〜35th Anniversary〜 新曲「あした…」収録 unchanged records
21st 2008年2月20日 ベスト・コレクション32 ポニーキャニオン
22nd 2011年12月21日 研ナオコ魅力のすべて
23rd 2013年9月18日 シングルA面コンプリート 東宝レコード時代の全シングル初CD化、「愛をもう一度」収録
24th 2013年9月18日 カバー作品コレクション 東宝レコード時代の13曲を初CD化、「襟裳岬」初CD化
25th 2014年5月21日 シングルB面コンプリート 東宝レコード時代の13曲を初CD化
26th 2014年5月21日 中島みゆき作品コンプリート 中島みゆき作品集

タイアップ曲[編集]

楽曲 タイアップ 時期
愛をもう一度 アニメ映画「未来少年コナン」オープニングテーマ 1979年
なつかしい朝 アニメ映画「未来少年コナン」エンディングテーマ
別離の黄昏 日本テレビ系ドラマ「私はタフな女」主題歌 1981年
愛、どうじゃ。恋、どうじゃ。 コーセー化粧品<美粒子ファンデーション>秋のキャンペーン CMソング 1983年
裏窓トワイライト ABCANN系ドラマ「六本木ダンディーおみやさん」主題歌 1987年
ワルツ フジテレビ東海テレビ系ドラマ「ダブルマザー」テーマソング 1995年
SILKの海 毎日放送TBS系「たかじん・ナオコのシャベタリーノ!」エンディングテーマ
Nanja-Nai KONAMI音楽ゲームpop'n music 4」収録曲(作曲:竹安弘、作詞:所ジョージ 2000年

出演[編集]

バラエティ ほか[編集]

ドラマ[編集]

映画[編集]

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

年度 放送回 曲目 出演順 対戦相手
1976年(昭和51年) 第27回 LA-LA-LA 09/24 あおい輝彦
1978年(昭和53年) 第29回 2 かもめはかもめ 04/24 野口五郎
1979年(昭和54年) 第30回 3 ひとりぽっちで踊らせて 11/23 細川たかし
1980年(昭和55年) 第31回 4 夢枕 13/23 加山雄三
1981年(昭和56年) 第32回 5 ボサノバ 16/22 竜鉄也
1982年(昭和57年) 第33回 6 夏をあきらめて 08/22 菅原洋一
1983年(昭和58年) 第34回 7 泣かせて 18/21 菅原洋一&シルヴィア
1984年(昭和59年) 第35回 8 名画座 05/20 山本譲二
1985年(昭和60年) 第36回 9 帰愁 09/20 三波春夫
1986年(昭和61年) 第36回 10 Tokyo見返り美人 08/20 シブがき隊
1993年(平成5年) 第44回 11 かもめはかもめ 15/26 海援隊
  • 出演順は「(出演順) / (出場者数)」で表す。

みんなのうた[編集]

CM[編集]

ラジオ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 夫が代表を務めるケンズファミリーと業務提携し、自らプロデュースも行っている
  2. ^ https://twitter.com/naokoken77/status/34808690267660288
  3. ^ ふられた気分で」のセルフ・カバー。中島みゆきの詞集『愛が好きです』ではこのタイトルが原題となっている。
  4. ^ 志村けんとのデュエット
  5. ^ カセットテープでのみの発売。
  6. ^ 2009年9月29日の『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』で清水アキラが『王座』時代から18年半ぶりに披露した研のものまねのご本人ゲストで登場した。また、清水同様に顔にセロハンテープを貼り、司会陣から「それはズルい」とツッコまれていた。
  7. ^ THE HYBRID 鵺の仔

外部リンク[編集]