ロバート (お笑いトリオ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ロバート
ROBERT
メンバー 山本博
秋山竜次
馬場裕之
結成年 1998年
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
活動時期 1999年 -
出身 NSC東京校4期
出会い 幼稚園(秋山と馬場)
NSC(山本)
旧コンビ名 ゼナイル(秋山・馬場)
山本山崎(山本)
現在の活動状況 テレビ・ライブ
芸種 コント
ネタ作成者 秋山竜次
現在の代表番組 クイズプレゼンバラエティー Qさま!!
ザキとロバ
など
過去の代表番組 ロンロバ!シリーズ
ポケモン☆サンデー
いきなり!黄金伝説。
ポケモンスマッシュ!
はねるのトびら
ザキロバ!アシュラのススメ
NMB48のナイショで限界突破!
ザキロバケイコ
など
同期 インパルス
森三中
椿鬼奴
など
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2008年 キングオブコント 決勝進出
2011年 キングオブコント 優勝
テンプレートを表示

ロバートは、日本お笑いトリオ

吉本興業東京本社(東京吉本、厳密には子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属。1998年結成。吉本総合芸能学院東京校4期生。

キングオブコント2011優勝者。

メンバー[編集]

山本博(やまもと ひろし、1978年9月5日 - )
妙に出たがりのエキストラ[1] 立ち位置:左
群馬県邑楽郡邑楽町出身[2]血液型A型。身長177cm。
アテネ五輪アーチェリー銀メダリストの山本博同姓同名
クイズプレゼンバラエティー Qさま!!の企画でプロボクサーのライセンスを取得している。2014年に「ロバート山本」のリングネームでデビューしKO勝利。
足利工業大学附属高等学校卒業。
既婚者。
秋山竜次(あきやま りゅうじ、1978年8月15日 - )
ボケ、独特の世界観、ネタ作り担当。立ち位置:真ん中。
福岡県北九州市門司区出身。血液型B型。身長175cm。
既婚者で一児(女児)の父親。
馬場裕之(ばば ひろゆき、1979年3月22日 - )
ボケ担当 立ち位置:右
福岡県北九州市門司区出身。血液型A型。身長181cm。
結成当初から近年までは、髪をに染めていた。
トリオの中では唯一の独身。

概要[編集]

  • 吉本総合芸能学院(NSC)東京校の4期生。インパルス森三中椿鬼奴POISON GIRL BANDや、NSC大阪校21期生のレギュラーカナリアなどが同期。
  • コントが専門。人気実力ともに高く、独特の世界観と明るいキャラクターは若者に多くの支持を集めている。一時期はトリオ漫才も行っていたこともあるが、M-1グランプリオールザッツ漫才等に出場経験があるものの、結果が出ず(M-1グランプリの準決勝に進出した経験はなし)、予選で敗退しており、現在は行っていない。
  • 山本はツッコミだが、力強く突っ込むタイプではなく、貧相ないじられキャラ。また、プロボクサーのライセンスを取得しており、実際に試合もしているため、取得後はネタはおろかトークの中でも叩くツッコミは行っていない。「博」と呼ばれることが多いが、ピン芸人ヒロシがブレイクした時期は「山本」と呼ばれることが多かった。
  • 秋山は様々な特異なキャラクターを演じ、北九州弁でボケる。その個性が特に『はねるのトびら』で活かされている。
  • トリオ名の由来は、「何となくダサいイメージのアメリカ人の名前」から。
  • 結成当時、事務所内に「ロバート」という名のピン芸人とコンビが1組ずついた。島田洋七の弟子であるピン芸人・ロバートのギャラが間違って入っていたことがある[3]
  • 2008年4月1日付でヨシモト∞レギュラー昇進。隔週月曜日、1部担当を行うことになった。 
  • キングオブコント2011優勝。決勝で1stステージ・2ndステージ共に1位評価、またその日の最多得点ランキングの1位・2位を独占する「完全優勝」という記録を樹立し、2位の2700とは67点の差を付けた。ちなみに、仮にロバートがあと「9点」多く獲得できていれば、1stステージ2位以下の組がたとえ満点の「1000点」を獲得しても、ロバートの得点を上回ることができないという状態での「完全優勝」も可能であった。
  • 2012年10月12日、秋山と馬場の出身地である北九州市より、山本を含めたメンバー3人が観光大使に任命された[4]

来歴[編集]

結成まで[編集]

秋山と馬場[編集]

  • 幼稚園から高校まで同じ学校に通う親友同士。秋山は当初、代官山でお洒落な雑貨屋をやりたいという夢をもって上京したが、NSCに入学することを決意。しかし、一人では不安だったため地元から人を呼ぼうとすると、就職や進学が決まっている人が多く、フリーターだったのは馬場だけであった。その馬場を「東京見物に来い」と誘い、帰りの電車代まで全部使わせ、日雇いの仕事を20日程連続で入れた。秋山は馬場が稼いだお金を振り込ませ、NSCの入学の手続きを済ませた。振り込んだ時点でそれを知らされた馬場と共に、NSCに入学した。
  • 博多華丸大吉を見に、福岡まで勉強に行ったこともある。
  • NSC在学中、秋山・馬場のコンビは、秋山がボケで馬場がツッコミを担当していた。イベントに出るためのネタ見せの時だけ本気を出し、それ以外のネタ見せや演技・ダンスなどの授業は手抜き気味だったという。それでもイベントではトリを務めていた。NSCでは1人でのネタ見せもあったが、馬場は面白いことを言うことなど考えたことがなかったので、ネタ見せ前日の夜に秋山が書いたネタを受け取り、それを当日読んでいた。
  • 馬場のツッコミが笑いながらで、ボケを殺してしまうものだったため、限界を感じツッコミを探す。一時は同期の板倉俊之(現・インパルス)を加えて、「ゼナイル」というトリオを短期間組んでいたこともある。しかし、板倉がボケをやりたいと言い出したため解散。
    • ゼナイルは、ネタ見せでは受けるのだが、講師から毎回のように板倉がダメ出しを受け、「俺だってボケをやればもっと生きるんだ」という思いから板倉は脱退を決意。秋山、馬場と仲たがいをしたわけではないため、現在でも関係は良好[5]

山本[編集]

  • NSCで、山本山崎というコンビを組んでいた。しかし、山本をNSCに誘った張本人である相方の山崎が入学後2か月で辞めたため、山本は「ネタのないピン芸人」として様々な同期生とコンビを組んでは解散し、彷徨っていた。当時、1日だけコンビを組んでは解散するのを繰り返していたため、ニックネームは「お笑いヤリマン」だった。
    • ゼナイルが解散した当時、山本はウチコシくんという同期とコンビを組んでいた。山本たちが喫茶店でネタ合わせをしているところへ板倉が現れ、「解散したんだよねー」と告げると、山本はネタ合わせ中にも関わらず「こんなことしている場合じゃない!」と秋山、馬場と急接近した[5]
    • 実は板倉も、新しい相方として山本を狙っていたが、山本が露骨に秋山、馬場に接近したため、「山本は秋山たちと組むんだな」と板倉は諦めた。

結成[編集]

1998年12月、卒業公演のオーディションを直前に控え、焦り気味でツッコミを探していた秋山が同い年の山本を加え、ロバートを結成。このような関係性から、山本はトリオ内で邪険に扱われることが多い。秋山は「余っていた奴らの中から選んだだけ。こいつが良かったというこだわりは一切ない」と話している。

出来事[編集]

2000年5月、フジテレビの深夜番組『新しい波8』に出演。2001年4月、同番組に出演した若手芸人から選抜され、新番組『はねるのトびら』のレギュラーに抜擢される。この番組をきっかけにブレイク。本人たち曰く「あまり挫折を経験していない感じ」。

2004年10月から『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』にレギュラー出演し、番組の視聴率をアップさせるきっかけとなった「チキンレースクイズ」で最初にプレゼンを務めた。

秋山は、潜水企画で非公式ながら日本男子歴代4位(当時)である75mという記録を出し、同番組の潜水企画が展開するきっかけを作った。この番組で、ロバートは結成9年目でゴールデンタイムでの司会を務めた。

キャラクター[編集]

雑誌「ザテレビジョン」(2006年9月8日号)の『Qさま!!』特集では、精神科医により3人のキャラクターが次のように分析された。

  • 秋山 - 行動力・判断力・集中力の強いアクティブタイプ(ただし典型的タイプではない)。目力が強く、理性的で意外に二枚目な“ハンター的な目”をしている。ハンターには所有欲が強い人が多い。
  • 山本 - 勉強家のシミュレーションタイプ。地味な努力を重ねて物事を計画的にやれるが、ハプニングに弱い。義務感や責任感が強く基本に忠実。地味なシミュレーションタイプは芸能人には珍しいが、山本はうまく中立の立場がとれるのでコンビではなくトリオで成功した。
  • 馬場 - 子供の部分が残るバランスタイプ。責任をもたされると怖がってプレッシャーに負けそうになる。自己陶酔的なロマンタイプが混じっているので、さらに精神的な弱さがある。

主なネタ[編集]

  • ネタは基本的に秋山が作るが、作ったネタをまず山本に見せ、反応が良かったものを採用するというスタイルを取っている。
  • 秋山、馬場はコントごとに様々なキャラを演じるが、山本に関しては「素の山本」であることが多い。秋山曰く、「山本の困ったような表情が絶妙なため、コント中もその表情をして欲しくて、山本は山本のままの役にしている」とのこと[5]
トゥトゥトゥサークル
「トゥトゥトゥのリズム」で喋るという下らないサークルの部員である秋山(飯塚)と馬場(千場)が、山本をサークルに勧誘するというコント。KAT-TUNPerfumeをサークルに勧誘したこともある。このコントは、ロバートがキングオブコント2008で決勝に進出したときにも披露したネタである。
博レコード
店長の山本が経営するレコード店に、秋山演じる謎の男が現れ、「どっかで聴いて曲名と歌手名が分からない曲を探している」と言う。メロディを歌って曲を探すことになるのだが、探している曲は「洋楽」なのに「確かに〜」という歌詞が入っているというコント。そこに馬場も乱入し、「確かに」以外にも「まさしく」や「日本に生まれてよかった」などの歌詞を歌う。
メメ〜
公園で昼食をとっている会社員という設定の山本の所に、金丸兄弟という2人の少年が現れる。秋山は兄で、馬場は弟の設定。母を亡くしており、父は3か月前に知らない女性とどこかへ行ってしまったという、かわいそうな兄弟である。弟は5日、兄は2日何も食べていない状況で、山本が食べ物を与えると、秋山は「駄目だろ!」と言ってビンタする。2人は亡くなった「ママ」のことを「メメ」と言い、会話ができる。秋山とママは、山本のことを「外国の鳥に似ている」と笑いながら会話をする。
終電
終電を逃がした山本と馬場。馬場はすかさず電話をかける。その電話の相手は、自称「終電を逃がしたとき始発まで暇潰しに付き合ってくれるプロ」である秋山である。「ABゲーム」や「暗号しりとり」、「秋山体操」など、ゲームとは言えないような内容のゲームを行う。
兄弟CM ソングライター
ディレクターの山本と、福井からやってきた兄弟CMソングライターの秋山と馬場のコント。秋山と馬場は仲がよく、「接しやすい!」と言っている。CMはとてもリアリティのあるものばかりで、「電気のキシダ」(福岡県に本社のあるホームセンターのナフコのCMが元ネタ)や「そばのやすもり」、「矢田ワンダーランド」、「日野大師」、「坂田のもち」、「ブティック永田」、「福田法律相談所」、「江崎ようかん」など、多数ある。
三回忌
ジャパニーズ・レゲエ
転校生
プロフェッショナル
戦国の里忍者ショー
みまりちゃん
ギタリスト博(シャーク関口ギターソロ教室)
小学生版画クラブ
邪念0研究所
アスリートのためのcm講習会

出演作品[編集]

トリオでの出演作品。個別での出演作品は、山本博秋山竜次馬場裕之を参照

テレビ[編集]

現在[編集]

過去[編集]

ラジオ[編集]

舞台など[編集]

DVD[編集]

  • はねるのトびら
  • はねるのトびらII
  • ロバートライブ 楽しもうゼ!(YOSHIMOTO WORKS
  • はねるのトびらIII
  • デジガールPOP! B面(ゲスト声優)
  • ロバートLIVE! DVD 2005
  • ウッチャンナンチャンのウリナリ!!芸能人社交ダンス部 2005春 大復活!新たなる挑戦スペシャル!!
  • はねるのトびらIV
  • 非売よしもと本物流 2005年7月号(レンタルのみ。「ネタ下ろし劇場」「ロンドンブーツの天下取り指南」に出演)
  • スチーム係長 お笑い芸人VS係長編
  • ロバートLIVE! 2006

CM[編集]

映画[編集]

アニメ[編集]

書籍・雑誌[編集]

  • CUTIE(『ロバートわくわく新聞』を連載。「ひろし記者の漫遊記」「馬場研究所だぜ!」「旬な俳優インタビュー」などの記事あり)
  • お笑いZOOM vol.1
  • beepa! vol.1
  • お笑いワイルドパーティー!
  • シブスタ S.B.S.T. 若手芸人 edition
  • Matthew’s best hit recipes 2(馬場のみ)
  • お笑いスタイル LAUGH! vol.3
  • 吉本(よしぼん)
  • テレビぼうや(2006年9月、細川徹、五月女ケイ子と共著)雑誌「クイック・ジャパン」連載記事の単行本化
  • ガッチャガッチャ本(2006年11月、キングコング、インパルスと共著)ラジオのネタなど

ライブ[編集]

  • 2002年
    • 2月24日 - 「ロバート単独2じ4じ」(ルミネtheよしもと/東京)
    • 11月25日 - 「ロバートおもしろミニライブ」(SPACE107/東京)
  • 2003年
    • 8月5日 - 「楽しもうぜ‼︎」(ヤクルトホール/東京)
  • 2004年
    • 3月14日 - 「元気ステージ」(銀座ガスホール/東京)
  • 2005年
    • 5月23日 - 26日 - エッグモンスターHERO presents「ロバート」(新宿シアターモリエール/東京)
    • 5月29日 - エッグモンスターHERO presents「ロバート」(なんばグランド花月/大阪)
  • 2006年
    • 8月14日 - 17日 - 「ロバートLIVE! 2006」(シアターサンモール/東京)
  • 2009年
    • 12月14日 - 「ロバートアロマライブ~ローズの香りにつつまれて、ネタとおしゃべり90分~」(シアター代官山/東京)
  • 2013年
    • 5月18日 - 19日 - 「週刊少年ロバピオン」(博品館劇場/東京)
    • 9月14日 - 「ロバート結成15周年総決算!一夜限りのベストコントLIVE!!」(ルミネtheよしもと/東京)

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 2017年4月14日放送の『ザキとロバ』にて決定。実際の担当はツッコミ。
  2. ^ プロフィールに「館林市出身」と書かれることもある。
  3. ^ 2017年4月14日 メ~テレ『ザキとロバ』
  4. ^ 北九州市、観光大使にロバート任命 2人が出身2012年10月13日 日本経済新聞
  5. ^ a b c 2016年3月4日 日本テレビ『内村てらす』
  6. ^ “ロバートがテレビ埼玉の新番組でスターを発掘”. 日刊スポーツ. (2016年12月26日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1756942.html 2016年12月26日閲覧。 
  7. ^ CENTRAL JAPAN ENTERTAINMENT

関連項目[編集]

外部リンク[編集]