ヤリマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ヤリマン(やりまん、英:Slut)は、不特定多数の男性と積極的に性行為の関係を持つ女性のことを意味する隠語あるいはスラング卑語)である。片仮名部分を平仮名で「やりマン」、「やりまん」や「ヤリまん」などと表記することもある。同意語として、関西では「パンコ」、「パン子」が用いられる。対義語ヤリチン(やりちん)である。「やり手」をもじったものと思われるが発祥は不明である。

概説[編集]

ヤリマンは主に男性の側が用いる隠語で、性行為に積極的で、相手を次々と変えて性行為を行う女性を侮蔑したり揶揄したりするときに使用する。

歴史[編集]

ヤリマンという隠語がいつ頃から使用されるようになったのか定かな文献は確認されていない。また、マスメディアインターネットの普及に伴い、恋愛関係のゴシップが絶えない女性タレントや、性的な魅力を積極的に強調する女性グラビアアイドルなどを誹謗中傷する隠語としても使用されるようになった。1990年代頃からでは、フリーセックスやセックスフレンドという概念が登場し、男女の婚前交渉なども一般化したため、どこまでがヤリマンなのかは非常に定義しにくくなっている。エロ本アダルトビデオなどの世界では、主な顧客である男性に対して刺激的な印象を与える隠語として根強く使用されている。

アダルトコンテンツでのヤリマン[編集]

成人が対象となるアダルトコンテンツでは、主な顧客である男性に対してより刺激的な印象を与える隠語として使用されている。 実際にヤリマンという隠語が使用されたアダルトビデオの例を挙げる。「作品タイトル(発売年/AV女優/アダルトビデオメーカーやレーベル名)」で表記した。

キャッチコピーにも「…誘われたら断れないヤリマンで…」とある。
タイトルの通りである。

派生語・類義語・対義語[編集]

隠語であるため厳密な区分や規定はしにくい。様々な派生語、類義語が存在する。

派生語[編集]

ヤリマンにそのまま女を付け加えて「ヤリマン女(やりまんおんな)」と表記することがある。また、ヤリマンに女性の名前や固有名詞、組織や団体をそのまま付け加えることがある。例として自ら積極的に男性を誘うようなOLなら「ヤリマンOL」、ヤリマンの女子学生が多い大学なら「ヤリマン大学」などと表記することがある。

類義語[編集]

類義語としては、「サセ子(させこ)」(主に若者たちが使用する隠語)や「痴女(ちじょ)」、「尻軽(しりがる)」などがある。また他に「淫乱」や「ニンフォマニア」(女性の色情狂)、「公衆便所」(こうしゅうべんじょ)や「肉便器」(にくべんき)などがある。

類義語関連[編集]

プレイガールビッチあばずれすけべエッチ羅紗緬イエローキャブパンパンなどがある。

対義語[編集]

ヤリチン(やりちん)は、「やりたがるチンポ」や「やりたいおちんちん」を縮めたもので、不特定多数の女性との性交渉を積極的に求める男性または男性器を意味する。

関連項目[編集]