コント

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コントconte)とは

  1. 笑いを目的とする寸劇。漫才の手法の一つ。本稿で詳述する。
  2. 短い物語・童話・寸劇を意味するフランス語。

コントとは、笑いを目的とする寸劇や、漫才の手法の一つである。フランス語のconte(短い物語・童話・寸劇)が語源。

日本では、20世紀半ばより演芸などで演じられている。

コントの形態[編集]

コント[編集]

大抵は5〜20分程度である。これよりも長い内容も存在するものの、それらは軽演劇や喜劇として分類される。衣装や小道具を用いずそのまま演じることもあるが、化粧や衣装、着ぐるみなどで役を作り、道具やセットなどが予め用意されている場合もある。

主に軽演劇の役者が戦後ストリップ劇場のショーの幕間に演じた物や、キャバレーなどの営業のために持ちネタを短縮して演じた芝居が広まったものをコントと呼んでいたためか、1970年代では長編になればなるほど芝居がかってくる傾向にあった。中にはメッセージ性の高いコントもある。例としては、自殺しようとする人を止めようと説得する『自殺コント』などがある。

漫才と同様にコントもボケツッコミの役割がある。初めてコンビ名に『コント』を冠したコント55号を例にとれば、ツッコミの萩本欽一がネタを振り、ボケの坂上二郎が振られたネタをこなし、ボケていた。

近年ではおぎやはぎサンドウィッチマンのように本来はコントとして作ったネタを漫才に作り替え、コント漫才として演じる芸人も増えている(ただし、小道具を用いないものがほとんどである)。逆に漫才のネタをコントとして演じる芸人もいる。

最近では笑いの要素の無いテレビドラマでも、演出が単純、あるいは役者の芝居が下手なことを比喩して「コント」と呼ぶ人も居る。

ショートコント[編集]

「ショートコント」とは和製外来語で、数秒から数十秒程度の短い寸劇のこと。衣装や小道具を用いずそのまま演じる場合がコントよりも多い。非現実的な状況を演じるものもある。

バラエティ番組でのコント[編集]

バラエティ番組のコントでは、主人公に個性的なキャラクターを設定する場合が多い。また、そのキャラクターの登場するコントをシリーズ化することによってストーリーに深みを持たせたり、知名度を上げてキャラクターグッズ製作に乗り出すことも多い。また、番組中にコミックソングのコーナーを設けるなどしてCD販売も重視することもある。

1970年代のザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』はコントを公開生放送していた。

ドリフ大爆笑』や『志村けんのだいじょうぶだぁ』などの番組では、何年経っても飽きさせないようにマンネリズムの美学を追求していて、同じ内容や結末のコントを新規撮影の際に細かな演出により変化させている。

80年代 - 90年代前半には、『オレたちひょうきん族』内の『タケちゃんマン』や『とんねるずのみなさんのおかげです』内の『仮面ノリダー』をはじめとするヒーローもののパロディコントが流行した。

90年代中期では、『ダウンタウンのごっつええ感じ』では様々なコントが放送され以後のバラエティ番組へ多大な影響を与えた。

90年代後半から2000年代初頭では、『笑う犬』シリーズで、『てるとたいぞう』や『小須田部長』などといったストーリー重視の連続ものコントが展開されていた。

2003年頃『エンタの神様』など簡略化された番組セットでのコントが主流となる。

M-1グランプリ創設の影響からコントではなく、漫才を中心に活躍する芸人が増えており、お笑い芸人の数は増加傾向にあるが、コントの人気は下がりつつあると言える(これは、コントのセットなどで予算がかかることが多いのに対して、漫才は道具の持ち込みが基本的にしなくてもよいという理由もある。)。

めちゃ×2イケてるッ!』や『はねるのトびら』などコント主体だった番組がゲームコーナーやトークなどの別企画増加により、コントコーナーがほぼ皆無になったり、コント番組で無くなっていく例も増えている。

2008年からコントNo.1決定戦『キングオブコント』が放送開始し、第1回優勝者にバッファロー吾郎が選ばれた。

主なコント番組[編集]

終了したものも含めると、コント番組には以下のようなものがある。

NHK[編集]

TBS[編集]

日本テレビ[編集]

フジテレビ[編集]

BSフジ[編集]

テレビ朝日[編集]

テレビ東京[編集]

地方放送局[編集]

毎日放送

朝日放送

読売テレビ

関西テレビ

東海テレビ

福島放送

ネット配信[編集]

コントコーナーが存在していた番組[編集]

ここではコント番組以外の番組や、番組リニューアルなどでコントコーナーが追加あるいは番組の途中までにコントコーナーがあった番組を紹介する。

脚注[編集]

  1. ^ 2017年度より不定期放送
  2. ^ 1998年以降は総集編など不定期放送
  3. ^ 単発スペシャルとして現在放送中
  4. ^ CS放送フジテレビONEにて隔月放送

関連項目[編集]