川上直子

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川上 直子
名前
愛称 ハワイ[注 1]、なおちゃん
カタカナ カワカミ ナオコ
ラテン文字 KAWAKAMI Naoko
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1977-11-16) 1977年11月16日(46歳)
出身地 日本の旗 日本兵庫県明石市[1]
身長 156cm[2]
体重 50kg[2]
選手情報
ポジション MFSB
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1990-2004 日本の旗 TASAKIペルーレFC n (n)
2005-2006 日本の旗 日テレ・ベレーザ 38 (2)
代表歴
2001-2005 日本の旗 日本 48 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

川上 直子(かわかみ なおこ、1977年11月16日 - )は、兵庫県明石市出身の元女子サッカー選手であり、サッカー指導者、タレント。

人物[編集]

明石市立高丘西小学校で男子児童に混じりサッカーを始める。

TASAKIペルーレFC所属時はミッドフィールダーの選手であったが、代表(なでしこジャパン)でディフェンダー(サイドバック)として起用され、ベレーザ移籍後はディフェンダーとして登録されるようになった。右サイドバックが主戦場になり、オーバーラップでドリブルを仕掛ける際には、相手選手の横を、ボールと通した側とは逆の側を駆け抜ける、いわゆるハーフムーン(または裏街道)を得意技としていた。[要出典]ニックネームの「ハワイ」は子どものころ、日焼けした姿がハワイアン人形のようだったことに由来している[1]。ただし選手のあいだでは「なおちゃん」とも呼ばれている。

2004年に日テレ・ベレーザに移籍。ベレーザ移籍後はなでしこジャパンなど女子サッカーの特集でテレビ番組などにゲストとして出演することが多くなったため、2006年4月に芸能プロダクションのホリプロに所属してマネージメントを依頼するようになった。

2006年シーズン終了後の12月27日に現役引退を表明。29日に行われた皇后杯全日本女子サッカー選手権大会準決勝・岡山湯郷Belle戦(神戸ユニバー競技場)に後半から出場したもののチームが敗退したことにより、これが最後の試合となった。

2007年から小学生対象のサッカー教室で指導をしながらタレント活動を行っており、JFAコーチライセンス取得を目指している。

同年3月16日放送の日本テレビ系「サッカーアース」にゲスト出演した[注 2]

また、2007 FIFA女子ワールドカップ予選プレーオフではニッポン放送の解説を務めた。本大会ではフジテレビのメイン解説を務める。2011 FIFA女子ワールドカップ本大会ではNHKの解説を務めた。

スカイパーフェクTVJリーグ中継では、主に柏レイソル戦のホームゲームでのレポーターを務めている[注 3]

2010年には東京都渋谷区立広尾中学校女子サッカー部監督に就任、中学生年代の指導にも携わっている[3]

2014年に自営業を営む男性と入籍したことを発表した[4]

選手歴[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
1990 田崎真珠神戸レディース 12 JLSL 3 0 -
1991 田崎神戸レディース 18 2 -
1992 17 3 -
1993 田崎ペルーレFC 10 JLSLチャレンジリーグ -
1994 12 -
1995 8 L・リーグ 15 4 -
1996 14 0
1997 6 1
1998 18 2
1999 14 2
2000 14 3 -
2001 13 1 -
2002 12 0 -
2003 19 3 -
2004 TASAKIペルーレFC L・リーグ1部
(L1)
13 1 -
2005 日テレ・ベレーザ 22 21 2 - 5 0 27 0
2006 なでしこ
ディビジョン1
17 0 - 1 0 18 0
通算 日本 1部 214 24
日本 2部
総通算

タイトル[編集]

クラブ[編集]

個人[編集]

  • 日本女子サッカーリーグ ベストイレブン: 5回 (2000年、2002年、2003年、2004年、2005年)

代表歴[編集]

主な出場歴[編集]

試合数[編集]


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2001 10 0
2002 10 0
2003 14 0
2004 10 0
2005 4 0
通算 48 0
  • 出典: なでしこジャパン(日本女子代表)試合別出場記録[5]
  • 出典: なでしこジャパン(日本女子代表)選手個人記録(出場試合数ランキング)[6]

注釈[編集]

  1. ^ ハワイアン人形に似ていたため。[1]
  2. ^ この日の解説はホリプロの先輩でもある武田修宏であった。
  3. ^ 試合によって小野寺志保などと交代で担当。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 川上 直子|cloud9”. www.cloud9-pem.co.jp. 2021年6月20日閲覧。
  2. ^ a b ニュース | なでしこジャパン(日本女子代表) | 女子サッカー | JFA”. www.jfa.or.jp (2005年5月12日). 2021年6月20日閲覧。
  3. ^ [女子チームのつくりかた]広尾中学校の女子サッカー部の立ち上げに携わった大西岳之さんに話を聞きました。”. JFA. 公益財団法人日本サッカー協会 (2010年5月25日). 2021年6月20日閲覧。
  4. ^ 元なでしこジャパンの川上直子さんが入籍を発表”. ゲキサカ (2014年5月23日). 2021年6月20日閲覧。
  5. ^ なでしこジャパン(日本女子代表) 試合別出場記録”. 日本サッカー協会 (2008年7月29日). 2021年6月12日閲覧。
  6. ^ なでしこジャパン(日本女子代表)選手個人記録(出場試合数ランキング)”. 日本サッカー協会 (2008年7月29日). 2021年6月12日閲覧。

外部リンク[編集]