インディアンス (お笑いコンビ)
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インディアンス | |
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メンバー |
きむ 田渕章裕 |
結成年 | 2010年 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2010年 - |
出身 | NSC大阪校31期 |
出会い | NSC |
旧コンビ名 | やぶれかぶれ(田渕) |
現在の活動状況 | テレビ・ラジオなど |
芸種 | 漫才 |
ネタ作成者 | 両者 |
過去の代表番組 | 有田ジェネレーション |
同期 |
セルライトスパ ロングコートダディ ダイタクなど |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
2012年 第33回今宮子供えびすマンザイ新人コンクール 新人漫才奨励賞 2015年 第45回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞 2018年 第48回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞 2019年 THE MANZAIマスターズ たけし賞 2020年 ネタパレ NEW YEARグランプリ 優勝 2021年 第6回上方漫才協会大賞 文芸部門賞 |
インディアンス | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2019年 - |
ジャンル | 漫才 |
登録者数 | 8.3万人 |
総再生回数 | 9,115,195回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2022年7月16日時点。 |
インディアンスは、吉本興業東京本社に所属するきむと田渕章裕からなる日本のお笑いコンビ。2010年結成、NSC大阪校31期出身。M-1グランプリ2019・2020・2021ファイナリスト。
メンバー[編集]
- きむ(1987年12月24日 - )(35歳)
- ツッコミ担当。
- 大阪府箕面市出身、大阪産業大学中退。
- 身長167 cm、体重60 kg。血液型O型。
- 本名および旧芸名、木村 亮介(きむら りょうすけ)。
- ほくろ(2021年に除去した)と眼鏡、ピンクのスーツがトレードマーク。
- 2歳下の弟がいる[1]。
- 推理作家・中山七里のファン。
- 2020年8月13日、結婚を発表[2]。
- 2021年3月31日、第1子誕生を報告[3]。
- 田渕 章裕(たぶち あきひろ、1985年6月2日 - )(37歳)
- ボケ担当。
- 兵庫県たつの市出身、兵庫県立龍野高等学校・関西大学経済学部卒業[4]。
- 身長172 cm、体重77 kg。血液型A型。
- 愛称は「たぶっちゃん」「ブッチー」。
- 黒のスーツにサイズが小さめの白いカッターシャツ(夏は上着無し)が衣装で、ヒマワリを模ったコサージュがトレードマーク。コサージュは母親の手作り。
- 実家は写真館で実父がカメラマン[5]。兄と妹がいる。
- 高校ではソフトボール部所属で[6]、国体にも出場経験がある[4]。
- 一度コンビを解散後、1年先輩にあたる昴生(ミキ)とコンビ「やぶれかぶれ」を半年ほど組んでいた[7]。解散に至った理由はうるさすぎたためと『アメトーーク!』(テレビ朝日)「元々コンビ組んでた芸人」にて語った。
- 夢は赤城乳業のCMへ出演すること[8]。
- 2023年1月1日、セクシー女優・美乃すずめとの結婚が報道された[9]が、本人は否定した[10]。
略歴[編集]
- コンビ名は、田渕の笑顔がクリーブランド・インディアンス(現・クリーブランド・ガーディアンズ)のマスコットキャラクター「ワフー酋長」に似ているのが由来。
- 一旦コンビを解散し、再結成した経歴を持つ[11]。きむは田渕の元相方である昴生を嫌っている。
- 2022年5月12日放送『アメトーーク!』の企画「元々コンビ組んでた芸人」で、田渕と昴生が「やぶれかぶれ」として出演。田渕が現在のミキを組む前の昴生からコンビ結成を持ち掛けられてきむとの解散を決意、昴生と「やぶれかぶれ」を組んだ経緯を語った。当時の映像を他の出演者全員が笑う中できむのみは険しい顔で睨んでおり、昴生に対し未だ根に持つ様子を見せた。放送内では「たぶっちゃんを取られた」「たぶっちゃんに色仕掛けしてきた」と“泥棒猫”扱いしたり、「たぶっちゃんとずっとやりたかったんで、昴生さんのアカンとこあったらメモしたりとか…」などのエピソードを話し、小田祐一郎(だーりんず)と「桜前線」として出ていた渡辺隆(錦鯉)に「気持ち悪りぃ元カレだな!」とツッコまれる。その後「やぶれかぶれ」は解散、昴生は実弟の亜生と共にミキを結成。しかしミキの活躍にきむは嫉妬に狂い苛立ちを隠せず、渡辺から「きむ、おい! 今このスタジオにいる全員がお前のこと嫌いだからな!」と再び一喝され、おいでやす小田と「蛇腹」として出ていた西森洋一(モンスターエンジン)からは「きむ! 俺、お前とは組んでへんけど、解散しよ!」とボケられる始末だった[12][13]。
- 2016年4月、活動拠点を東京に移した[14]。ヨシモト∞ホールのファーストクラスメンバーとして活動。
- 2019年のM-1グランプリにて決勝初進出、9位となる。
- 2020年のM-1グランプリでは準決勝で敗退するも敗者復活戦を勝ち抜き、2年連続の決勝進出で結果は7位。
- 2021年のM-1グランプリでは3年連続の決勝進出を果たし最終決戦まで進出、上沼恵美子からの1票を得たものの錦鯉に敗れ最終結果は3位となった。
- 2022年のM-1グランプリでは準々決勝で敗退。
芸風[編集]
- 主に漫才。田渕が調子良く軽いノリでボケ倒し続けるネタがほとんどのため、「西(もしくは、ナニワ)のザキヤマ」と称されることがある[15]。
- 有吉弘行に「(ボケの)パンチは軽いもんね」と評されるなど[16]、手数で勝負するタイプ。
- ネタのシメには田渕が「シェー」のポーズを取る。
賞レースでの戦績[編集]
年度 | 結果 | 日程 |
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2013年(第43回) | 本選進出[17] | 3月1日 |
2014年(第44回) | 本選進出[18] | 3月14日 |
2015年(第45回) | 準優勝[19] | 2月27日 |
2016年(第46回) | 予選敗退 | |
2017年(第47回) | 本選進出[20] | 2月24日 |
2018年(第48回) | 準優勝[21] | 3月2日 |
2019年(第49回) | 本選進出[22] | 3月1日 |
年度 | 結果 | エントリー No. |
日程 | 会場 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2009年(第9回) | 1回戦敗退[23] | 3178 | 10月16日 | [大阪] HEP HALL | |
2010年(第10回) | 2回戦進出[24] | 10月31日 | |||
2015年(第11回) | 3回戦進出 | 649 | 10月26日 | [大阪] よしもと漫才劇場 | |
2016年(第12回) | 準決勝進出 | 866 | 11月19日 | [東京] よみうりホール | 予選10位、敗者復活戦10位 |
2017年(第13回) | 準々決勝進出 | 75 | 11月3日 | [東京] 浅草公会堂 | |
2018年(第14回) | 準決勝進出 | 2739 | 11月15日 | [東京] NEW PIER HALL | 予選19位、敗者復活戦3位 |
2019年(第15回) | 決勝9位 | 3328 | 12月22日 | [東京] テレビ朝日 | 決勝キャッチフレーズ「ノンストップ」 |
2020年(第16回) | 決勝7位 | 3182 | 12月20日 | 準決勝敗退後、敗者復活枠で決勝進出 | |
2021年(第17回) | 決勝3位 | 3107 | 12月19日 | 決勝キャッチフレーズ「快速ボケ特急」 1stラウンド3位通過 | |
2022年(第18回) | 準々決勝進出 | 2847 | 11月16日 | [東京] ルミネtheよしもと | 連続した年度で前年度の最終決戦進出者による準々決勝敗退は初。 |
- その他
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- 2012年 第10回 MBS漫才アワード - 4位
- 2012年 第33回 今宮子供えびすマンザイ新人コンクール - 新人漫才奨励賞
- 2016年 第37回 ABCお笑いグランプリ - 決勝進出
- 2018年 第5回 NHK新人お笑い大賞 - 本戦出場
- 2018年 Cygames THE MANZAI プレマスターズ - 優勝
- 2019年 第6回 NHK新人お笑い大賞 - 本戦出場
- 2019年 THE MANZAI マスターズ - たけし賞
- 2020年 ネタパレNEW YEARグランプリ2020 - 優勝
- 2021年 第6回上方漫才協会大賞 - 文芸部門賞
出演番組[編集]
テレビ[編集]
- 有田ジェネレーション(2016年7月18日 - 2019年10月21日、TBSテレビ)- 有田ジェネレーションズ
- 2019年10月21日放送回で、再試合芸人下克上ネタバトルにて全力じじい(現:TOKYO COOL)に負け番組卒業となる。
- ウチのガヤがすみません!(2018年8月23日 - 、日本テレビ)不定期出演
- 天才てれびくんYOU(2019年4月 - (田渕) 2019年6月 - (きむ)、NHK Eテレ)それぞれ不定期出演。
- まるごと(2022年3月30日 ー、静岡第一テレビ)水曜日「突撃インディアンス」 コーナー担当
ドラマ[編集]
- 孤独のグルメ Season10 第一話(2022年10月8日、テレビ東京) - 田渕のみ、高原良樹 役
- ハマる男に蹴りたい女(2023年1月14日 - 、テレビ朝日) - 田渕のみ、土屋良介 役[25]
ラジオ[編集]
- インディアンスのだって僕たちお調子者(2012年10月4日 - 2014年9月27日、KBSラジオ)
- 激イタ珍道中(2021年10月1日 - 、さらば青春の光OfficialYouTubeChannel)山添寛(相席スタート)と共にメインパーソナリティ、田渕のみ
- インディアンスの『ズじゃなくてス!』(2022年3月31日 - 、RKBラジオ)
CM[編集]
出囃子[編集]
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ OWARAI AND READ. 003.. ISBN 978-4-401-77212-4. OCLC 1322790297
- ^ “インディアンス・きむ、結婚を発表「ユニークなお嫁さんを一生大事にします」”. ORICON NEWS (2020年8月13日). 2021年12月30日閲覧。
- ^ “インディアンス・きむ、第1子女児誕生を報告「オモロく楽しいスーパー家族に」”. ORICON NEWS (2021年3月31日). 2021年12月30日閲覧。
- ^ a b 神戸新聞2021年10月9日付朝刊西播面
- ^ “インディアンス「泣くのは優勝してから」M-1決勝でみんな巻き込みたい” (2019年12月14日). 2019年12月16日閲覧。
- ^ “アメトーーク! 若手プレゼン大会”. TVでた蔵 (2016年8月18日). 2021年2月26日閲覧。 “若手芸人による番組企画プレゼン大会。インディアンス田渕は「男子ソフトボール部芸人」を提案。田渕は高校でソフトボール部に所属しており、ソフトボール部故の悲しい思い出としてダブルベースを野球部にイジられることや、球技大会のソフトボールでは野球部も活躍してしまうエピソードを披露し、最終的には野球部に入っておけば良かったと締めくくった。”
- ^ “元コンビのインディアンス田渕&ミキ昴生「DX」でネタ披露、浜田「これは売れへんな」”. お笑いナタリー (2020年3月30日). 2021年2月26日閲覧。
- ^ インディアンス田渕 [@indianstabuchi1] (2020年3月23日). "夢でありますか? それは勿論! 赤城乳業のCM出演であります!" (ツイート). Twitterより2021年2月26日閲覧。
- ^ “インディアンス田渕章裕、セクシー女優の美乃すずめと結婚へ 3年連続M-1ファイナリスト - 芸能 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com (2023年1月1日). 2023年1月1日閲覧。
- ^ “インディアンス田渕、年内結婚報道を真っ向否定「ザ・フェイクニュース」”. オリコン (2023年1月1日). 2023年2月20日閲覧。
- ^ “吉本で一番元気な若手コンビ「インディアンス」 解散、再結成、東京進出…2017年全国区か (2ページ目)”. 産経ニュース (2017年1月13日). 2021年2月26日閲覧。 “実はこのコンビ、一度、解散している。結成の翌22年8月のことだ。(略)しかし、インディアンスの場合は同年12月に再結成して、東京進出→人気上昇中という流れに乗っており、こうしたケースは珍しいといえそうだ。”
- ^ author (2022年5月13日). “ミキ・昴生、舞台中に客席の真ん中で睨み付ける人物が…戰慄の一部始終に悲鳴”. coconutsjapan.com. 2022年9月1日閲覧。
- ^ “『アメトーーク!』錦鯉・渡辺が一喝「全員がお前のこと嫌い」インディアンスきむの陰湿さにネットもドン引き (2022年5月13日)”. エキサイトニュース. 2022年9月1日閲覧。
- ^ “「よしもとで一番元気な若手」インディアンスが東京に拠点移す”. お笑いナタリー (2016年2月17日). 2016年2月17日閲覧。
- ^ “インディアンスとトレンディエンジェルが明るい漫才対決「前略、西東さん」”. お笑いナタリー (2015年6月22日). 2021年2月26日閲覧。
- ^ “錦鯉『M-1』優勝で仕事量が倍増。最大4番組のカメラ同時密着も(てれびのスキマ)”. QJWeb (2022年3月23日). 2022年3月25日閲覧。
- ^ “「第43回 NHK上方漫才コンテスト」本選出場者6組が決定”. お笑いナタリー (2013年2月6日). 2021年2月26日閲覧。
- ^ “千原兄弟MC「第44回NHK上方漫才コンテスト」6組が意気込み”. お笑いナタリー (2014年2月27日). 2021年2月26日閲覧。
- ^ “アキナが『第45回 NHK上方漫才コンテスト』優勝!念願の初タイトル!!”. よしもとニュースセンター (2015年2月28日). 2021年2月26日閲覧。 “Aブロックは、ゆりやんレトリィバァ、タナからイケダ、インディアンスの中からインディアンスが決勝進出。Bブロックはバンビーノ、プリマ旦那、アキナの中からアキナが勝ち残り、各ブロックの1位同士が1本目のネタとは異なるネタで優勝を争い、アキナが栄冠を勝ち取りました。”
- ^ “NHK上方漫才コンテスト、組分け決定”. Lmaga.jp (2017年2月2日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ “「アインシュタイン」が優勝 NHK上方漫才コンテスト”. 西日本新聞 (2018年3月2日). 2021年2月25日閲覧。 “第48回NHK上方漫才コンテストが2日、大阪市中央区のNHK大阪放送局で開かれ、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の「アインシュタイン」(稲田直樹さん、河井ゆずるさん)が優勝した。準優勝は、同所属の「インディアンス」(田渕章裕さん、木村亮介さん)だった。”
- ^ “「そこにNHKがあるから!」目指すは優勝のみ、インディアンスが6度目の本選へ”. お笑いナタリー (2019年2月28日). 2019年3月11日閲覧。
- ^ “10/16(金) 1回戦・大阪9 HEP HALL”. オートバックスM-1グランプリ2009公式サイト. 2022年12月15日閲覧。
- ^ “10/31(日) 2回戦 近畿予選 ・大阪 HEP HALL”. M-1GP2010. 2022年12月15日閲覧。
- ^ “西垣匠・サーヤ・田渕章裕・金子隼也、藤ヶ谷太輔主演『ハマ蹴り』出演決定”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年12月18日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “千鳥の「レイク ALSA」新CMにインディアンス、THIS IS パン、キンボシ”. お笑いナタリー (2022年12月15日). 2022年12月15日閲覧。