ヨシモト∞ホール
ヨシモト∞ホール | |
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情報 | |
旧名称 | ビームホール |
開館 | 2006年3月 |
客席数 | 220 |
運営 | 吉本興業 |
所在地 | 東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷ビーム |
位置 | 北緯35度39分40.7秒 東経139度41分51.1秒 / 北緯35.661306度 東経139.697528度座標: 北緯35度39分40.7秒 東経139度41分51.1秒 / 北緯35.661306度 東経139.697528度 |
外部リンク | 公式サイト |
ヨシモト∞ホール(ヨシモトむげんだいホール)とは、東京都渋谷区宇田川町にある吉本興業のホール。東急不動産が所有する商業施設「BEAM」の地下1階に入居している。この頁では同じビルに入居するヨシモト∞ドームについても記述する。
概要[編集]
- 所在地:東京都渋谷区宇田川町31-2 渋谷ビームB1F
- 最寄駅:渋谷駅
- クリスマスや年末にはイルミネーションが点けられる。
- ホールの外では超若手芸人数名が法被を着て呼び込みが行われることもある。
- 吉本興業関係の記者会見会場としても使用されることもある。「R-1ぐらんぷり2007」決勝や「キングオブコント2008」決勝の記者会見も行われた。
- 1990年代の「銀座7丁目劇場」や「渋谷公園通り劇場」の系譜にある、芸歴10年目以下の若手芸人を主力とした劇場である[1]。
- 2020年に「神保町よしもと漫才劇場」がオープンしたことにより、当劇場は芸歴9年目以上の一定のキャリアを積んだ芸人を擁する劇場となり[2]、芸歴8年目以下の若手を育成する役割を同劇場に引き継いでいる[3]。このことから、知名度の高い人気芸人が出演する「ルミネtheよしもと」と「神保町よしもと漫才劇場」の中間的な位置付けとなっている。
劇場の特徴[編集]
座席構成[編集]
- 席数は1階218席。A列からH列まである。2007年4月からスタジオのマイナーチェンジを行ったのでA列と舞台の間に更に2列の砂被り的な席ができた。その列には約15人ほどが座れるので、満席時には230人近くになる。
- B列からステージまでは2メートル~3メートルほどなので至近距離で芸人の姿を見ることが出来る。
- 客席は半円状で多少急な角度になっている。
- 車椅子で利用する場合は、立ち見席後ろのドアから出入りする。
- G列とH列の間に歩行通路がある。
- H列の後ろには立見用のスペースがある。通行の邪魔をしなければ座っても良い。
- 座席の一番後ろには扉が2つあり、そこから観客を退場するように誘導することがある。
ロビー[編集]
受付[編集]
- 事前応募や当日券を受け付けるコーナーがある。差し入れなどの受付は行っていない。
- 通常はスタッフが男女1名ずつ若しくは女性2名の2人体制となっている。
よしもとテレビ通り(グッズ売り場)[編集]
- ロビーにはグッズ売り場があり、芸人グッズや無限大オリジナルグッズが販売されている。
番組収録[編集]
- かつては「いただき∞」「オリキュン」の収録で、「「22」~西野亮廣アワー~」の生放送が行われていた。但し、放送される22時前にはホール入口が閉鎖されるので一般人の観覧はできない。
- 現在ヨシモト∞ホールを使って番組収録されているのは、吉本興業が制作(もしくは制作協力)する番組だけである(後述)。
昇降施設[編集]
螺旋階段[編集]
- 受付へは地上から螺旋階段で降りていく。螺旋階段は地上から2階以上に行けるように続いているが、実際には殆ど使われない。
- 非常階段のように外からむき出しの形となるため、豪雨・豪雪には不向きなところがある。
- 手すりがなく、階段もコンクリートで出来ているため転倒すると危険。雨が入るとすべりやすくなる。
室内階段[編集]
- 受付から客席へは1フロア分の階段を上がる。
エレベーター[編集]
- 観客用のエレベーターは設置されていない。
現在の主な出演者[編集]
ムゲンダイレギュラー[編集]
出典:[4]
- オズワルド
- ゆにばーす
- 蛙亭
- そいつどいつ
- ダイタク
- コットン
- やさしいズ
- レインボー
- TEAM BANANA
- スパイク
- ネルソンズ
- ダイヤモンド
- 大自然
- アイロンヘッド
- ダンビラムーチョ
- サンシャイン
- かたつむり(2021年7月より)[5]
- THIS IS パン(2021年9月より)[6]
- シシガシラ(2021年12月より)[7]
- キンボシ(2022年3月より)[8]
- ケビンス(2022年6月より)[9]
- いぬ(2022年9月より)[10]
- カゲヤマ(2022年12月より)[11]
- くらげ(2023年3月より)[12]
- ニッポンの社長(2023年4月より)[13]
- マユリカ(2023年4月より)[13]
- 紅しょうが(2023年4月より)[13]
- マルセイユ(2023年4月より)[13]
- シカゴ実業(2023年6月より)[14]
- デニス(2023年9月より)[15]
ムゲンダイユース[編集]
ムゲンダイチャンピオンシップ[編集]
ムゲンダイチャンピオンシップとは半年に一回ファーストメンバーのみでネタバトルをしてランキングをつける大会である。 優勝すると賞金30万円と∞ホールの1日支配人となれる。
ムゲンダイチャンピオンシップ結果[編集]
回 | 実施 | 優勝 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
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1[16] | 2021年7月 | うるとらブギーズ | ゆにばーす | オズワルド | 男性ブランコ | そいつどいつ | ZAZY | サンシャイン | ネルソンズ | 空気階段 | ダイタク |
2[17] | 2022年1月 | ゆにばーす | コットン | 男性ブランコ | うるとらブギーズ | THIS IS パン | ネルソンズ | シシガシラ | サンシャイン | やさしいズ | 蛙亭 |
3[18] | 2023年3月 | 男性ブランコ | そいつどいつ | ゆにばーす | やさしいズ | シシガシラ | レインボー | コットン | ネルソンズ | THIS IS パン | ケビンス |
歴史[編集]
- 2006年3月 「ビームホール」(1992年オープン)を吉本興業がテナントとして借り受け、オリエンタルラジオのレギュラー番組である『ヨシモト∞』を放送するためのホールとして改称してオープン。
- 2007年4月 ヨシモト∞のセットを変更。
- 2007年7月 AGE AGE LIVE公演開始。
- 2008年12月 ヨシモト∞終了。
- 2009年1月1日 シチサンLIVEがスタート。
- 2010年12月31日 AGE AGE LIVE終了。
- 2010年12月31日 シチサンLIVE終了。
- 2011年1月 渋谷ばちーんんんLive開始。
- 2011年3月11日 野間俊助が支配人として就任。
- 2011年4月 空間プロデューサーとして佐藤詳悟が就任。
- 2011年5月 空間クリーンプロデューサー(清掃係)として内田弦、佐伯幸一、真壁正彦が就任。
- 2011年6月 野間俊助、佐藤詳悟、内田弦、佐伯幸一、真壁正彦で∞ホールをデジタルの発信拠点とするためデジタイズプロデュース集団HACKを結成。合言葉は「渋谷から宇宙へ」
- 2011年6月 内田、真壁がHACKから脱退。
- 2011年12月 ばちーんんんLive終了。
- 2012年1月 GetKingLive開始。
- 2012年1月 G7S7K7開始。
- 2013年3月 彩~irodori~East開始
- 2013年6月 フットンダ(中京テレビ製作)ワイルドカード決定戦開催
- 2016年3月25日 オープン10周年
- 2016年3月彩~irodori~East終了
- 2016年4月 新システムバトルに。ファーストクラス15組・セカンドクラス40組・サードクラス60組・トライアルクラス その他約500組に分けられる。
- 2018年1月 ファーストクラス以外の在籍組数変更、新クラス設立ファーストクラス15組(トップクラス5組を含む)・セカンドクラス40→30組サードクラス60→45組トライアルクラス100組 ファームクラスその他約500組に分けられる。
- 2020年1月 ランキングシステムを廃止し、劇場がレコメンドする若手トップクラスの芸人やテレビで活躍する人気芸人を中心とした「笑ってムゲンダイ!」と、今後期待のフレッシュな芸人をラインナップする「笑ってムゲンダイ!Fresh」の2つのネタ&企画コーナーライブを新たにスタートさせた。
- 2021年3月25日 オープン15周年
- 2021年4月5日 看板芸人20組を「ムゲンダイレギュラー」、ネクストブレイクが期待される40組を「ムゲンダイユース」として劇場がプロデュースするシステムへ移行。「笑ってムゲンダイ!」はムゲンダイレギュラーをメインキャストとする「ワラムゲ!」に生まれ変わる。ユースメンバーは毎月「ムゲンダイユースカップ」と題したバトルライブに出演し、3カ月に1度の決勝戦で優勝した1組がムゲンダイレギュラー入り。レギュラー、ユースに入っていない芸人は月に1度、オーディションライブ「ムゲンダイドラフト」から所属を目指す。
収録番組[編集]
過去に収録が行われていた番組[編集]
- 月曜日~土曜日:「ヨシモト∞」(生放送)
- 月曜日~金曜日:「AGE AGE LIVE」(生放送)
- 月曜日~土曜日:「シチサンLIVE」(生放送)
- 月曜日~金曜日:「渋谷ばちーんんんLive」(生放送)
- 土曜日:「渋谷ストリートライブ解放区@ヨシモト∞ホール」(生放送)
- 日曜日:「オリキュン」(収録)
- 日曜日:「水野キングダム」(収録)
- 月に一度:「「22」〜西野亮廣アワー〜」(生放送) 単発
- 「モンキーターンの冠番組」-ヨシモト∞木曜日コーナー「わしづかみレース」で勝ち抜いたご褒美として放送。
- 「マンスリーよしもとTV 3月号『2007年ヨシモトの男前って誰だ!?』」(初回放送:2007年3月4日)
ヨシモト∞ドーム[編集]
2018年11月10日に入居するビル7階にヨシモト∞ドームをオープン。90席の「ステージI」、50席の「ステージII」を設置[19]。ドームという名称だが、両会場ともホールより収容人数は少ない。オープニングイベントは「ストリートファイターV アーケードエディション」エキシビジョンマッチ。eスポーツイベントやトークライブを実施[20]するほか、1月より前述した若手ファームクラスの「ファーム∞」の定期ライブを開始している。
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ ヨシモト∞ホールとは?
- ^ ヨシモト∞ホールとは?
- ^ 神保町よしもと漫才劇場とは?
- ^ “所属芸人一覧”. ヨシモト∞ホール. 2022年9月13日閲覧。
- ^ ヨシモト∞ホール【公式】 [@Y_mugendai_hall] (2021年7月4日). "ムゲンダイユースカップ決勝戦ご覧頂きありがとうございました👏‼️予選本選を勝ち上がった実力者9組の中、優勝は #かたつむり でした🏆✨". X(旧Twitter)より2023年4月20日閲覧。
- ^ “THIS IS パンがムゲンダイレギュラーに昇格”. お笑いナタリー (2021年9月26日). 2023年4月20日閲覧。
- ^ “シシガシラ 「やりたいことだったら失敗しても、経験値は上がる」 Interview”. W online. マイナビ. p. 2 (2022年11月5日). 2023年4月20日閲覧。
- ^ “新ムゲンダイレギュラーはキンボシ!”. ヨシモト∞ホール. 2022年9月13日閲覧。
- ^ “新ムゲンダイレギュラーはケビンス!”. ヨシモト∞ホール. 2022年9月13日閲覧。
- ^ “いぬがムゲンダイレギュラー昇格、ハチミツ二郎「いぬに風が吹いている」”. お笑いナタリー. 2022年9月13日閲覧。
- ^ “新ムゲンダイレギュラーはカゲヤマ!!!”. ヨシモト∞ホール. 2023年3月16日閲覧。
- ^ “新ムゲンダイレギュラーは「くらげ」!!!”. ヨシモト∞ホール. 2023年3月26日閲覧。
- ^ a b c d “新ムゲンダイメンバー加入決定”. ヨシモト∞ホール (2023年3月22日). 2023年7月12日閲覧。
- ^ ““上京組”シカゴ実業がムゲンダイレギュラー最速昇格! 「大阪で負けグセがついていたんですが…”. FANY Magazine (2023年6月6日). 2023年7月12日閲覧。
- ^ “2023年9月 新ムゲンダイレギュラーは「デニス」!!!”. ヨシモト∞ホール. 2023年9月9日閲覧。
- ^ “うるとらブギーズが優勝!ムゲンダイチャンピオンシップ「17年間が報われた」”. お笑いナタリー. 2022年9月13日閲覧。
- ^ “「第2回ムゲンダイチャンピオンシップ」優勝はゆにばーす!金玉うまく転がした”. お笑いナタリー. 2022年9月13日閲覧。
- ^ “第3回ムゲンダイチャンピオンシップ結果発表!!”. ヨシモト∞ホール. 2023年3月16日閲覧。
- ^ “「ヨシモト∞ドーム」が11月オープン、若手芸人が直に接客するカフェスペースも”. お笑いナタリー (2018年10月9日). 2019年3月5日閲覧。
- ^ “【オトナの社会科見学】お笑い&eスポーツのエンタメ施設 「ヨシモト∞ドーム」”. zakzak. 2019年3月5日閲覧。
関連項目[編集]
- ヨシモト∞
- 水野キングダム
- にけつッ!!
- 火花 - ドラマ版の一部シーンを収録。
- オリキュン
- 「22」〜西野亮廣アワー〜
- ヨシモト∞ホール大阪
- 東京吉本
- よしもとクリエイティブ・エージェンシー
- シチサンLIVE
- 渋谷ばちーんんんLive
- 彩~irodori~East
- J-POPcafe渋谷(同ビルにある喫茶店。シアターD閉館後はこちらを利用。2018年3月閉館。跡地は∞ドームとなった)
外部リンク[編集]
- ヨシモト∞(無限大)
- ランクシステム結果&お知らせスタッフblog - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分)
- ヨシモト∞ホール (@Y_mugendai_hall) - Twitter
- ヨシモト∞ホールグッズ売り場 (@goods_shibuya) - Twitter
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