オリエンタルラジオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
オリエンタルラジオ
ORIENTAL RADIO
メンバー 中田敦彦
藤森慎吾
別名 オリラジ
結成年 2003年8月1日[1]
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
活動時期 2005年4月 -
出身 NSC東京校10期生[2]
影響 ダウンタウン千原兄弟シティーボーイズ爆笑問題
出会い 大学時代のアルバイト
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 リズム芸、漫才コント
ネタ作成者 中田敦彦
現在の代表番組 爆報! THE フライデー
火曜サプライズ
ヒルナンデス!など
過去の代表番組 オビラジR
オリキュン
週刊オリラジ経済白書など
同期 トレンディエンジェル
ニッチェ
三四郎など
公式サイト http://orientalradio.jp/
受賞歴
テンプレートを表示

オリエンタルラジオ (略称:オリラジ) は、吉本興業東京本社 (東京吉本、厳密には子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー) 所属のお笑いコンビ。リズム芸『武勇伝』ネタで一世を風靡した他、漫才やコントも行う。東京NSC10期生。デビュー後すぐブレイクを果たし、冠番組を史上最速で持った。2014年よりダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHとしても活動している。

メンバー[編集]

ボケ担当。大阪府高槻市出身、慶應義塾大学経済学部卒業。愛称は「あっちゃん」。キャッチコピーは「理論武装SEXYモアイ」。
相方の藤森にはよく「ちゃんあつ」と呼ばれている。
RADIO FISH活動時の肩書きは「御神体」で、主に中心に立ってパフォーマンスや歌唱を行う。
ツッコミ担当。長野県諏訪市出身、明治大学政治経済学部卒業。愛称は「しんご」「チャラしんご」。キャッチコピーは「関東一の媚売り眼鏡」。
チャラ男」としてのキャラクターが定着しており、「チャラメガネ」という愛称もついている。
RADIO FISH活動時の肩書きは「SHAMAN」で、メインボーカルを務める。

概要[編集]

中田と藤森は自動車事故の受付のオペレーターのアルバイトで知り合う。互いを知り合う内に、元々お笑い好きだった中田の影響を受けた藤森が逆に中田を誘う形で、大学に通いながらNSCへ入学することとなる。

コンビ名はNSC入学当初は「中田藤森」と仮で名乗っていた。「オリエンタルラジオ」は「オリエンタル」を中田が持ち寄った言葉の中から選び、「ラジオ」を藤森が持ち寄った言葉から選んだ。また中田が自動車保険販売業を営む父親に「良い車の名前にはラ行 (ラ・リ・ル・レ・ロ) の文字が入っている」(例:センチュジデント等) と言われ、「自分もコンビ名にはラ行を入れたい」と思いラ行が3文字入っている「オエンタルラジオ」としたという[3]。また「オリエンタルラジオ」をネット検索にかけたところ、1件もヒットしなかったのも理由の1つである。他の候補として「アンディーシンディー」が上がったこともあるが、略したときに「アンシン」=「安心」となってしまいイメージが違うと没となった。NSC入学前に一度中野twlにてアマチュアとして舞台に立った際には「fishboy」と名乗っていた。

2004年12月NSC在学中に関わらずM-1グランプリ準決勝進出。2005年4月にTBS系ゲンセキ』にてテレビデビュー。「武勇伝」ネタを主な芸風として活動し、大ブレイクを果たす。NSC卒業するまでの結成の経緯などについては、中田敦彦著自伝的小説『芸人前夜』に詳しい。デビュー後すぐにブレイクを果たしたため、お笑い第五世代 (オリラジもこれに該当する) にあたる殆どの芸人が出場したネタ番組『爆笑オンエアバトル』には1度も出場経験が無かった。

ブレイクをきっかけにデビュー3年で冠番組を含むレギュラー番組を10本獲得する[4]。ラジオではニッポン放送オリエンタルラジオのオールナイトニッポンRを芸歴1年で担当。生放送中に掴み合いの喧嘩をするなど伝説回も生んだ。しかしそれから3年でいいとも以外の全ての全国ネット地上波レギュラー番組を失う[4]。その後はコンビ2人で1年間かけて山林を開墾し農業に挑むといった体を張った企画にもチャレンジするものの、企画がほとんどオンエアされない (1年ロケをしてオンエアされたのは2時間程度) など不遇の時代を迎える[4]。その間コンビとしての出演以外にそれぞれ単独で出演してゆく中で中田が "オタク・インテリ" キャラ、藤森が "チャラ男" キャラを確立、2011年に再ブレイクを果たした。2015年には後輩である8.6秒バズーカーのネタを完コピした事により実力が再評価され、2016年には後述するRADIO FISH名義での楽曲「PERFECT HUMAN」で更なるブレイクを果たしている。

2014年より中田の実弟であるFISHBOYらと共にダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHを結成し、以降ネタ番組やライブでは主にRADIO FISHとしてのパフォーマンスを披露している。

芸風[編集]

コンビのネタとしては前述の「武勇伝」ネタが有名だが、通常の掛け合い漫才やコントも行う。

「武勇伝」ネタ[編集]

コンビの代名詞とも言えるネタ。全身を使った軽快なジェスチャーを交えつつテンポよくしゃべり、中田が話す「武勇伝」に藤森が合いの手で茶々を入れたりオチを言ったりして笑いを取る。いわゆる「リズム芸」に分類される芸風である。最初のM-1は「武勇伝」で出場し、準決勝まで勝ちあがった。

2015年に笑点に出演した際は、他の出演者が演目に「漫才」や「コント」と書かれている中、演目「武勇伝」と書かれていた。

ネタはまず2人が振り付けをしながら「デンデンデンデデンデデンデンデン、デンデンデンデデンデデンデンデン、デン、デン、デンッ!」とリズムに乗りながら登場。その後定位置につき、中田は両手を挙げ、藤森はいわゆる「ライダーポーズ」のようなポーズをとる。中田が「オゾン層は俺が守る!」など一言叫んで宣言した後、藤森が「あっちゃんカッコイイ!」と中田を指差す。そして2人で「デンッ!」と言ったあとに中田が腕を組み、藤森「オリエンタルラジオです」→中田「お願いします」→藤森「あっちゃんいつものやったげて!」→中田「おう、聞きたいか俺の武勇伝!」→藤森「その凄い武勇伝ってのを言ったげて!」→中田「俺の伝説ベストテン!」→藤森「レッツゴー!」とリズムに乗って掛け合い、リズムネタを始める。

リズムネタの部分は、中田の語る「武勇伝」に対して藤森がその後のオチを語っていく (例: 中田「手品で100万円を消す」→藤森「すごい!出し方忘れて大損害!」)。一つ「武勇伝」とオチを言うごとに2人で「武勇伝、武勇伝!武勇デンデンデデンデン!」と言い、藤森が「レッツゴー!」と言ったあとに次のネタに入る。

リズムネタを3つほど続けると、藤森の「レッツゴー!」に代わり中田の「カッキーン!」というセリフに続いて掛け合いが始まる。まず藤森が「すごいよ~、あっちゃん凄すぎるよー!」などと感心し、中田に何かを提案したり披露したりする。すると中田がそれを止めようとしたり失敗するので藤森が指摘すると、中田が「しゃらくせぇ~!」と言って藤森を殴りあげる (ふりであり、本当には殴らない)。藤森が「何すんだよ!」と怒ると、中田が「男は一度言ったことを貫き通すんだよ!」など名言的なものを述べ、藤森「カッコイイ~!」→中田「カッキーン!」と続け、再びリズムネタに入る。

ネタの終盤は2人が手を振る振り付けをしながら「♪意味は無いけれど、ムシャクシャしたから、○○で××する~、デンデンデデンデン」など2回歌う (藤森が主旋律、中田がハモリ)。その後、中田「カッキーン!」→藤森「あっちゃんカッコイイ!」→中田「レッツゴー!」→2人「デンデンデデンデンデンデデンデン、デンデンデデンデンデンデン… (サイレントで披露)」→中田「カンカカンカ、カンカカッキーン!」→最後にリズムに乗ってひとネタ→藤森「ペケポン!」と言って終了する。

漫才[編集]

一時期武勇伝を封印し、掛け合い漫才に尽力していた。2007〜2009はM-1に毎年掛け合い漫才で出場し、いづれも準決勝まで進出を果たしている。また2007年、2008年には掛け合い漫才でNHK新人演芸大賞の決勝にも出場している。

コント[編集]

中田のキャラで「○○沢」と名のつくキャラクターがよく登場する。中田はいろんなキャラを変幻自在に演じるタイプではなく特定の似た傾向のクセの強いキャラのみを得意とするタイプゆえ、本人はコントはそれほど得意ではないと公言している。

作品[編集]

参加作品[編集]

作品 収録 備考
2008年 YOSHIMOTRANCE feat. オリエンタルラジオ YOSHIMOTRANCE トランスに合わせて「武勇伝」がサンプリングされている。本人らは直接かかわっていない。
2009年 HOME TOWN HOME TOWN 宮城編 ザ!!トラベラーズ」名義。
2010年 世直し journey 世直し journey
2012年 ヤグラジの翔びだせ!ハピクエ☆フレンズ 無料配信 「ヤグラジ」名義。『コカ・コーラパークTV』内の企画で制作された[5]
2017年 Twinkle Twinkle 2017 配信限定 相田翔子 feat. オリエンタルラジオ」名義。
TOKYO CITY KEIBA「トゥインクルレース2017」CMソング。

映像作品[編集]

発売日 タイトル 発売元 規格品番 備考 オリコン
00最高位[6]
2008年2月23日 よしもとアール・アンド・シー YRBY-90029 全編撮り下ろし映像を収録。 44位
2008年8月20日 よしもとアール・アンド・シー YRBY-90050 2008年に行われた同名の漫才ツアーの最終ルミネtheよしもと公演を収録。 128位
2010年6月23日 オリエンタルラジオ漫才ツアー 我 よしもとアール・アンド・シー YRBY-90222 2009年に行われた同名の漫才ツアーの最終ルミネtheよしもと公演を収録。 230位
2011年7月6日 VS よしもとアール・アンド・シー YRBN-90211 2010年に行われた同名の漫才ツアーの最終ルミネtheよしもと公演を収録。 169位
2012年8月15日 オリエンタルラジオ LIVE 2011
〜絶賛、再ブレイク中。オファーお待ちしております〜
よしもとアール・アンド・シー YRBN-90430 2011年に行われた同名の単独ライブの京橋花月公演を収録。 205位

公式商品[編集]

書籍

その他

  • オリエンタルラジオステッカー (ステッカーシール、吉本興業)
  • オリエンタルラジオクッキー (菓子、吉本興業)
  • オリエンタルラジオラバーストラップ (ストラップ、吉本興業)

出演[編集]

テレビ番組[編集]

現在のレギュラー
不定期
過去のレギュラー

テレビドラマ[編集]

ラジオ番組[編集]

現在のレギュラー

過去のレギュラー

インターネット番組[編集]

映画[編集]

実写

吹き替え

アニメ

CM[編集]

舞台[編集]

単独ライブ[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ TBS「金スマ」2011年11月11日放送分
  2. ^ a b オリエンタルラジオ” (日本語). 芸人プロフィール. 吉本興業. 2011年8月15日閲覧。
  3. ^ TBS「ヤリキレナイ川」2009年9月29日放送分
  4. ^ a b c 松村耕太朗「TIMES REVIEW―「しくじり先生」は何を変えたのか?」、『ROCKIN'ON JAPAN』2015年4月号(29巻5号、通巻450号)、ロッキング・オン、2015年、 243頁。
  5. ^ “オリラジと矢口の作詞曲に「セクシービーム!」登場”. 音楽ナタリー. (2012年3月1日). https://natalie.mu/owarai/news/65362 2018年9月19日閲覧。 
  6. ^ オリエンタルラジオのDVD売上ランキング” (日本語). オリコン芸能人事典. オリコン. 2011年8月13日閲覧。
  7. ^ “オリエンタルラジオ、初の写真集 テーマは2人の“同せい””. ORICON STYLE. (2016年8月16日). http://www.oricon.co.jp/news/2076864/full/ 2016年8月17日閲覧。 
  8. ^ 2012年4月3日〜9月18日までは隔週レギュラーだった。2012年10月2日より毎週出演。
  9. ^ オリラジ藤森ピスタチオとのコラボネタ狙う、楽屋で練習も暴露”. お笑いナタリー. 2015年5月13日閲覧。
  10. ^ 藤森メインであり、中田はマスコットのビッグエコーマンのかぶり物で出演した。
  11. ^ バージョン別で中田・藤森それぞれが単独出演。
  12. ^ タイアップ曲としてRADIO FISHの「進化論」が使用された。
  13. ^ “オリエンタルラジオ全国漫才ライブツアー「才」” (日本語). オリエンタルラジオのブログ. 東京都: 吉本興業. (2008年7月8日). http://oriental.laff.jp/blog/2008/07/post-0cf9.html 2011年8月15日閲覧。 
  14. ^ “オリエンタルラジオ全国漫才ツアー「業」” (日本語). オリエンタルラジオのブログ. 東京都: 吉本興業. (2008年7月8日). http://oriental.laff.jp/blog/2008/07/post-0cf9.html 2011年8月15日閲覧。 
  15. ^ “オリエンタルラジオ全国漫才ツアー「業」9月〜11月スケジュール!” (日本語). オリエンタルラジオのブログ. 東京都: 吉本興業. (2008年8月25日). http://oriental.laff.jp/blog/2008/08/911-8623.html 2011年8月15日閲覧。 
  16. ^ “オリエンタルラジオ漫才ツアー「我(ガ)」” (日本語). オリエンタルラジオのブログ. 東京都: 吉本興業. (2009年6月4日). http://oriental.laff.jp/blog/2009/06/post-2859.html 2011年8月15日閲覧。 
  17. ^ “VS” (日本語). オリエンタルラジオ中田敦彦のブログ. 東京都: 吉本興業. (2010年5月1日). http://oriental-nakata.laff.jp/blog/2010/05/vs.html 2011年8月15日閲覧。 
  18. ^ “オリエンタルラジオLIVE2011〜絶賛、再ブレイク中。オファーお待ちしております〜 握手会開催決定!!” (日本語). よしもとアール・アンド・シー. 東京都: 吉本興業. (2011年9月5日). http://www.randc.jp/oriental_radio/top.html#news2813 2011年9月16日閲覧。 
  19. ^ “オリエンタルラジオ2014ソロライブ「お楽しみ会」” (日本語). よしもとアール・アンド・シー. 東京都: 吉本興業. (2013年12月7日). https://twitter.com/picolkun/status/409350043921952768 2014年2月9日閲覧。 

外部リンク[編集]