兼近大樹
本名 | 兼近 大樹 |
---|---|
ニックネーム | かねちー |
生年月日 | 1991年5月11日(31歳) |
出身地 |
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血液型 | O型 |
身長 | 172 cm |
方言 | 標準語 |
最終学歴 | 北海道札幌北高等学校定時制中退 |
出身 | NSC東京校19期 |
コンビ名 |
ぷりずん。(2014年1月 - 2017年11月) EXIT(2017年12月 - ) |
相方 |
逢見亮太(ぷりずん。) りんたろー。(EXIT) |
芸風 | 漫才(ボケ担当) |
立ち位置 | 右 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2013年 - |
同期 |
8.6秒バズーカー ゆめっち(3時のヒロイン) 赤嶺総理 宮下草薙 フワちゃん もちを。 Now on sale PANA ドーナツ・ピーナツ カベポスター よおちゃん |
公式サイト | プロフィール |
兼近 大樹(かねちか だいき、1991年〈平成3年〉5月11日 - )は、日本のお笑いタレント、歌手。お笑いコンビ・EXITのボケ担当。立ち位置は向かって右。相方はりんたろー。。別名義はかねちー。北海道札幌市北区出身。身長172 cm、体重60 kg、血液型はO型。吉本興業東京本社所属。
来歴[編集]
札幌市立新川中学校卒業、北海道札幌北高等学校定時制中退。
東京NSC19期生である。2014年1月既に芸人として活動していた逢見亮太に誘われ「ぷりずん。」を結成。
2017年5月より逢見が活動を休止したためピンで活動、同年11月に正式に解散した。
「ぷりずん。」の活動休止中にりんたろー。を誘い、仮コンビSCANDALを結成しM-1グランプリ2017に出場し3回戦進出。ぷりずん。解散後の2017年12月22日にりんたろー。と正式にコンビ結成、EXITに改名。
2019年、吉本男前ランキングで1位を獲得。
2021年10月27日、自身初となる自伝的小説「むき出し」を発売[1][2][3]。
2022年、日本テレビの24時間テレビ「愛は地球を救う」にチャリティーランナーとして出演[4]。
2023年、2023WBCのPrime Videoでライブ配信MC。
人物・エピソード[編集]
人物[編集]
- 中学の時に両親が離婚し、姉・兼近・妹は母親に、兄は父親にそれぞれ引き取られたと言う。
- 定時制の高校中退。妹のため仕事を優先して自主退学した[5]。兼近本人は「いと頭悪し」と話している[6]。定時制高校在学中から妹の学費を稼ぐために朝は新聞配達、昼は建設業のアルバイトをしていた[5]。
- 趣味は読書。20歳の時に初めて読んだ本が又吉直樹のエッセイ集『第2図書係補佐』で、これを契機に又吉に憧れて芸人を志した[6]。又吉の推薦本は全て読んでおり、好きな作家として江國香織や穂村弘を挙げている。
- ホームレス経験がある[6]。
- 相方のりんたろー。の母親と祖父が北海道紋別市出身の為、兼近にとっては同郷の先輩になる。
エピソード[編集]
- 叔父は、かつて札幌吉本に所属していたお笑いコンビ「SOBADS」のメンバーだった[6][7]。兼近自身も札幌時代、札幌吉本のオーディションライブ「笑道」に腕試しのためにエントリーしたことがある[8]。
- 「ぷりずん。」時代にタレント、俳優、モデル、芸人などから結成されたミストマンにてアイドル活動した。
- 『徳井義実のチャックおろさせて〜や』(BSスカパー!)に『馬場俊樹』名義で出演していた[9]。
- テレビ番組で共演した経沢香保子の紹介により、ベビーシッターのアルバイトをしたことがある[6]。
- 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)の年越し特番『笑ってはいけないシリーズ』にお仕置きの執行役(ブラックアーミー軍団)として過去に3回出演したことを2019年2月21日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ)で明かした。この際、「叩きやすいのは松本さん」と語った[10]。
- 2022年の『24時間テレビ 愛は地球を救う45』(日本テレビ)のチャリティーランナーに自ら立候補した[4][11]。100kmの距離を放送終了時間のおよそ10分近く前の20時43分に完走した[12]。兼近本人は24時間テレビのエンディング曲「サライ」を出演者が歌い始める前にゴールする目標を決めていたが、その目標を達成した[4][12]。
- 2019年9月5日発売の『週刊文春』は、兼近が未成年だった2011年に売春防止法違反容疑で逮捕され、簡易裁判所で罰金5万円の判決を受けていたこととを報じた[13]。兼近は同日、Twitter上で「今回の未成年時の罪を報道されてしまった事に関しては自分のした事なので、ルールはどうあれ受け入れます。むしろ世に事実を伝えられたので多少の感謝もあります。」などのコメントを発表した[14]。文春は兼近が2012年にも窃盗事件に関与した容疑で逮捕されたと報じたが、この容疑については逮捕から10日で釈放され不起訴処分となった[15]。兼近は文春の取材に対して売春防止法違反容疑の件については事実を認め、窃盗事件に関与した件については否定した[13]。兼近が所属する吉本興業は、未成年の時点の前科を軽々しく報道し、さらに何ら刑事処分を受けていない事実についても、あたかも犯罪行為を行ったものであるかのように報道したとして、「報道機関としての倫理観・人権意識の希薄さについて大変遺憾に考えている」と抗議した[16]。
- この文春の報道の影響を受けて、一時レギュラー番組の出演が見送られイベントの出演も取りやめになるなどした[17]。2019年10月4日に『爆報!THE フライデー』に出演し、過去の自身の犯罪などについて「全ての質問に、正直に答える」と説明した[18]。
- 上記の不起訴になった窃盗事件では、後の2022-23年広域強盗事件において「ルフィ」と名乗り指示役を務めたとされる人物と共に逮捕されていた[19]。兼近は2023年2月1日の自身のYouTubeチャンネルの生配信において「過去に知り合いだったのは事実」と認め「今も仲がいいっていうのは一切ないです。事件にも関係ありません」と述べている[20][21]。
受賞歴[編集]
コンビとしての受賞歴はEXIT (お笑いコンビ)#受賞歴を参照。
出演[編集]
コンビとしての活動はEXIT (お笑いコンビ)#出演を参照。
- テレビ番組
- ワイドナショー(フジテレビ) - ゲストコメンテーターとして不定期出演
- 24時間テレビ 愛は地球を救う45「会いたい!」(日本テレビ、2022年8月27・28日) - チャリティランナー[4]
- サンバリュ「兼近&真之介のメシドラ」(日本テレビ、2022年12月11日)
- テレビドラマ
- 配信ドラマ
- モアザンワーズ/More Than Words(2022年9月16日、Amazon Prime Video) - 杉本朝人 役[24]
- ネット配信
- 『世界平和』のために、私は何ができる?(国連広報センター、ハフポスト日本版)[25]
- 舞台
- 三ランポリン四アター「狂乱のsingたち」(倉井戸羽郎、2018年2月17日 - 18日)
- 映画
- 十二単を着た悪魔(2020年) - 責任者
- CM
- サマージャンボ宝くじ「ジャンボ兄ちゃん 次女の彼氏」篇(2021年)[26] - 次女ミオの恋人 役
- 日清食品 - 日清焼そばU.F.O. 「未確認藤岡物体襲来」編[27][28] - ボートのチャラ男役
著作[編集]
書籍[編集]
小説[編集]
- むき出し(文藝春秋、2021年10月27日)
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ “EXIT兼近 小説家デビューへ「初めてゼロから書いたので、地獄でした」(スポニチアネックス)”. Yahoo!ニュース. 2021年9月5日閲覧。
- ^ “貧困と暴力、犯罪の過去 人気芸人が書きたかった自伝的小説 | レビュー”. Book Bang -ブックバン-. 2023年2月1日閲覧。
- ^ “EXIT兼近大樹の初小説は、さらさら読めるのにずしんと来る。 『むき出し』”. BOOKウォッチ (2021年11月29日). 2023年2月1日閲覧。
- ^ a b c d “「24時間テレビ」兼近大樹が涙ぬぐい、放送時間内に笑顔でゴール「泣くタイミングが早かった」 - 芸能 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年8月29日閲覧。
- ^ a b “アメトーーク!2019年2月14日(木)”. gooテレビ (2019年2月14日). 2019年2月23日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c d e 日経エンタテインメント! 2019年3月号 p.85「バラエティびとNEO」
- ^ EXIT兼近「北海道のマブダチ」タカトシとの意外な縁を明かす「叔父が後輩だった」[リンク切れ]
- ^ 『ジンギス談』#120。
- ^ EXIT 兼近 [@kanechi_monster] (2019年2月22日). "初ゴールデン!トレンドにしてくれてせんきゅすふぃーばー🦓🌯" (ツイート). Twitterより2019年8月19日閲覧。
- ^ “『笑ってはいけない』のケツバット要員が暴露!「叩きやすいのは松本さん。浜田さんは往生際が悪い」”. RBB TODAY. 株式会社イード (2019年2月22日). 2019年2月22日閲覧。
- ^ “『24時間』マラソンに立候補したEXIT兼近 「偽善」でも走る理由に反響 (2022年8月27日)”. エキサイトニュース. 2022年8月29日閲覧。
- ^ a b “【24時間テレビ】EXIT兼近大樹、“有言実行”100キロマラソン完走 常に笑顔も最後は涙”. ORICON NEWS. 2022年8月29日閲覧。
- ^ a b 編集部. “EXIT兼近逮捕報道の「文春」に批判続出…「未成年者の更生機会奪う」「倫理的に問題」”. ビジネスジャーナル/Business Journal | ビジネスの本音に迫る. 2020年10月18日閲覧。
- ^ “EXIT兼近大樹、報道受け言及&謝罪 過去の法律違反「しっかりと向き合おうと」【コメント全文】”. ORICON NEWS. 2020年10月18日閲覧。
- ^ “EXIT兼近、2度の逮捕を激白「過去で人を裏切った」 自伝小説も執筆中”. サンスポ. サンスポ (2019年10月4日). 2023年2月5日閲覧。
- ^ “吉本興業、EXIT兼近大樹巡る報道で抗議「法的措置についても検討」”. ORICON NEWS. 2023年2月5日閲覧。
- ^ “EXIT兼近大樹、週刊誌報道の真相を初激白へ 衝撃の真実が明らかに”. ORICON NEWS. 2020年10月18日閲覧。
- ^ “EXIT兼近大樹、週刊誌報道の真相を初激白へ 衝撃の真実が明らかに”. ORICON NEWS. 2023年2月1日閲覧。
- ^ “「ルフィ」と接点のEXIT兼近大樹が生きてきた環境「そういうことをしている人たちしかいない」”. 東洋経済ONLINE・日刊スポーツ. 東洋経済 (2023年2月2日). 2023年2月5日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年2月1日). “EXIT兼近さん「一切関係ない」 強盗事件巡る一部報道に”. 産経ニュース. 2023年2月1日閲覧。
- ^ (日本語) 【2月1日】EXIT兼近大樹、生配信 2023年2月1日閲覧。
- ^ “EXIT兼近大樹「全日本グラビア大賞2020」メンズ部門受賞 りんたろー。とのグラビアにも意欲「中年男性に夢を与えたい」 - モデルプレス”. モデルプレス - ライフスタイル・ファッションエンタメニュース. 2021年1月2日閲覧。
- ^ “EXIT、2週連続SDGs番組MC&ドラマ出演「類似タレントは誰なんだろう」”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年2月18日) 2022年2月18日閲覧。
- ^ “藤野涼子、青木柚、中川大輔、EXIT・兼近大樹ら若手注目株集結 ドラマ『モアザンワーズ/More Than Words』配信決定”. クランクイン! (ブロードめてぃあ). (2022年8月12日) 2022年8月12日閲覧。
- ^ “EXIT兼近さん、藤原しおりさんと一緒に考えます。新型コロナ後の世界を良くするために、何ができる?【ネット生配信】”. ハフポスト (2020年6月17日). 2020年7月26日閲覧。
- ^ “ムービー|ジャンボ宝くじ”. ジャンボ宝くじ (2021年). 2021年7月24日閲覧。
- ^ “新しい世界の幕開け「すぐそこにNEW DAYS」MVを巡る 3人の意外なつながり”. 音楽ナタリー (2020年9月23日). 2021年9月12日閲覧。
- ^ 月刊ムー [@mu_gekkan] (2017年6月16日). "●人面の水棲UMA! 鳴くというか、嗤っているな……" (ツイート). Twitterより2021年9月12日閲覧。