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熊谷紗希

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熊谷紗希 Football pictogram.svg
Saki Kumagai in 2011.JPG
名前
愛称 さき
カタカナ クマガイ サキ
ラテン文字 KUMAGAI Saki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1990-10-17) 1990年10月17日(27歳)
出身地 北海道札幌市
身長 171cm
体重 59kg
選手情報
在籍チーム フランスの旗 オリンピック・リヨン
ポジション DF / MF
背番号 5
利き足 右足
ユース
日本の旗 真駒内南サッカースポーツ少年団
日本の旗 クラブフィールズ・リンダ
2006-2008 日本の旗 常盤木学園高等学校サッカー部
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2009-2011 日本の旗 浦和レッズレディース 44 (8)
2011-2013 ドイツの旗 1.FFCフランクフルト 38 (2)
2013- フランスの旗 オリンピック・リヨン 80 (16)
代表歴2
2008- 日本の旗 日本 90 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2017年5月25日現在。
2. 2017年11月24日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

熊谷 紗希(くまがい さき、1990年10月17日 - )は、北海道札幌市出身の女子サッカー選手。常盤木学園高等学校出身。オリンピック・リヨン所属。ポジションはディフェンダー

経歴

ユース時代

1990年、北海道札幌市に生まれる。兄の影響で、その練習や試合についていったことから、小学校よりサッカーを始める[1]。小学3年生の時に、スポーツクラブで本格的にサッカーを始めたが、「そのクラブでも女子は一人だった」[2]という。

札幌市立真駒内中学校[3]卒業後、親元を離れ常盤木学園高校に入学してサッカー部に入部。1年からレギュラーの座をつかみ、3年時には主将として全日本女子ユース3連覇を果たすなど様々なタイトルを獲得した[4]。同級生にロンドンオリンピックバドミントン日本代表の佐藤冴香がいる[5]

サッカーのみならず勉学にも秀でており、同高には首席で入学、成績最上位者の特別クラスに在籍した。恩師の安部由晴監督は、「サッカーをやっていなければ東大に行っていた」と証言している[6]が、本人は「東大は言い過ぎ」と否定している[7]

クラブ時代

浦和レッズレディース

2009年、浦和レッドダイヤモンズ・レディースに加入。加入初年度は主にボランチとして全試合に出場し、クラブのリーグ優勝に貢献した。同年、筑波大学に進学[7][注 1]

1.FFCフランクフルト

2011年7月、FIFAワールドカップドイツ大会終了後に、女子ブンデスリーガ(ドイツ)の1.FFCフランクフルトに移籍した[8]。この移籍に際して、「技術的にも精神的にも体力的にも課題がある。ドイツでレベルアップしたい」とコメントしている[9]。10月2日のバート・ノイエンアール戦で移籍後初ゴールを決めた[9]

オリンピック・リヨン

2013年6月10日、フランス女子1部のオリンピック・リヨンに移籍した[10]

2015-16シーズンでは、UEFA女子チャンピオンズリーグ決勝でヴォルフスブルクを下し、リヨンの4季ぶり3度目の優勝に貢献した。熊谷はこの試合の最優秀選手に選ばれた。リヨンはこのシーズンに国内リーグ、国内カップ、女子CLの3冠を達成した[11]

2017年5月、リヨンとの契約を2020年6月までの3年間延長したと発表した[12]

2016-17シーズン、UEFA女子チャンピオンズリーグ決勝でパリ・サンジェルマンを下し、リヨンの同大会2連覇に貢献した。リヨンは2季連続の欧州3冠を達成した[13]

日本女子代表 (なでしこジャパン)

2008年3月、高校2年生のときに代表初選出された[4]

2010年(平成21年)は主将としてU-20女子ワールドカップに出場するとともに、なでしこジャパンの主力としても定着。東アジア選手権アジア競技大会の全試合にセンターバックとして出場し、優勝に貢献した。

2011年(平成23年)の女子ワールドカップドイツ大会でもセンターバックのレギュラーとして全試合フル出場。アメリカとの決勝ではPK戦で4人目のキッカーを務め、優勝を決めるPKを成功させた[14]

同年7月、彩の国功労賞を受賞[15]、同年8月、なでしこジャパンが団体として国民栄誉賞を受賞した[16]

同年12月21日、宮城県庁の村井嘉浩知事を訪れ、宮城県特別表彰を受けた際、「わたしたちの試合で『勇気をもらった』と言われたのがうれしかった」と述べた[17]

翌22日は、鮫島彩大儀見優季などなでしこジャパンの同僚とともに、東日本大震災 の被災地小学校の一つである東松島市の矢本西小学校を訪問し、サッカー教室などで同校児童たちと交流した[18]

ロンドンオリンピックでは全試合に出場し、銀メダルを獲得に貢献した[19]

2016年、リオデジャネイロオリンピックのサッカー女子アジア最終予選の日本代表メンバーに選出されたが、チームは予選3位となり五輪出場権を逃した[20][21]

2017年1月、監督の高倉麻子により、なでしこジャパンの新主将に任命された[22]

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2006 常盤木学園高等学校サッカー部 6 - - - 1 0 1 0
2007 7 - - 2 0 2 0
2008 - - 1 0 1 0
2009 浦和レッドダイヤモンズ・
レディース
15 なでしこ Div.1 21 2 - 4 1 25 3
2010 5 なでしこ 18 6 2 0 4 2 24 8
2011 5 0 - - 5 0
ドイツ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
2011-12 フランクフルト 4 ブンデスリーガ1部 20 2 - 3 0 23 2
2012-13 18 0 - 1 0 19 0
フランス リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
2013-14 オリンピック・リヨン 5 ディヴィジオン・アン 19 3 - 5 3 24 6
2014-15 22 2 - 6 0 28 2
2015-16 20 5 - 5 1 25 6
2016-17 19 6 - 2 2 21 8
通算 日本 1部 44 8 2 0 8 3 54 11
日本 その他 - - 4 0 4 0
ドイツ 1部 38 2 - 4 0 42 2
フランス 1部 80 16 - 18 6 98 22
総通算 162 26 2 0 34 9 198 35
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
UEFA 女子CL UEFA 女子CL
2011-12 フランクフルト 4 8 0
2013-14 オリンピック・リヨン 5 4 1
2014-15 4 0
2015-16 9 1
2016-17 9 3
通算 UEFA 女子CL 34 5

タイトル

クラブ

代表

代表歴

選出歴等

試合数


日本代表 国際Aマッチ
出場 得点
2008 2 0
2009 0 0
2010 15 0
2011 16 0
2012 16 0
2013 9 0
2014 5 0
2015 11 0
2016 7 0
2017 9 0
通算 90 0

(2017年11月24日現在)

脚注

注釈

  1. ^ 熊谷は後にドイツ移籍のために2011年に大学を休学し、2016年に同大学の退学手続きを取っている。

出典

  1. ^ なでしこ永里優季、熊谷紗希が語る! 世界一になる『チャレンジ力』【前編】サカイク.2012.6.5付、2017年11月29日閲覧。
  2. ^ 「ヒーロー・インタビュー 熊谷紗希」中高生部活応援インタビュー「ヒーローインタビュー」、2017年11月29日閲覧。
  3. ^ なでしこ熊谷 W杯連覇&V弾再現狙う日刊スポーツ』 (2015年6月4日付)、2017年11月29日閲覧。
  4. ^ a b 守備の要 学んで走って 熊谷紗希(女子サッカー)朝日新聞.2010年11月9日付、2017年11月29日閲覧。
  5. ^ 佐藤が地元で壮行会「紗希には負られない」SANSPO.COM2012.7.5付、2017年11月29日閲覧。
  6. ^ サンケイスポーツ特別版『Gallop 臨時増刊号』2012年8月13日刊、p.47.
  7. ^ a b 海外で培った経験を、なでしこジャパンに活かしたい 熊谷 紗希(体育専門学群 2009年入学)TSUKUBA WAY.2016.9.8付、2017年11月29日閲覧。
  8. ^ 熊谷紗希 (レッズレディース)、1.FFCフランクフルトに移籍浦和レッドダイヤモンズ公式サイト.2011.5.31付、2017年11月29日閲覧。
  9. ^ a b 熊谷、独移籍後初ゴール!! 開幕5連勝に貢献スポーツニッポン. (2011年10月3日付)、2017年11月29日閲覧。
  10. ^ なでしこ熊谷がリヨン移籍日刊スポーツ.2013.7.3付、2017年11月29日閲覧。
  11. ^ 熊谷が最優秀選手!リヨン、3度目の欧州CL優勝で3冠達成SANSPO.COM.2016.5.27付、2017年11月29日閲覧。
  12. ^ なでしこ熊谷、リヨンと契約3年延長「大好きな仲間に恩返しを」スポニチアネックス.2017.5.6付、2017年11月29日閲覧。
  13. ^ 熊谷所属リヨン、2季連続3冠「仲間たちを誇りに」ゲキサカ.2017.6.2付、2017年11月29日閲覧。
  14. ^ なでしこ、PK戦を制してワールドカップ優勝!FIFA女子ワールドカップドイツ2011 決勝(vsアメリカ)マッチレポートJFA公式サイト.2011.7.8付、2017年11月29日閲覧。
  15. ^ 埼玉県、熊谷選手ら3人に功労賞/なでしこ世界一で四国新聞社.2011.7.12付、2017年11月29日閲覧。
  16. ^ 団体初!なでしこジャパンが国民栄誉賞を受賞ゲキサカ.2011.8.2付、2017年11月29日閲覧。
  17. ^ なでしこの鮫島、熊谷両選手、宮城知事を表敬訪問朝日新聞デジタル.2011.12.23付、2017年11月29日閲覧。
  18. ^ 「なでしこ・鮫島&永里&熊谷、被災地小学校で雪合戦」、『スポーツ報知』.2011年12月22日付、2017年11月29日閲覧。
  19. ^ なでしこ、日本初の銀メダル サッカー女子・9日公益財団法人日本オリンピック委員会公式サイト.2012.8.20付、2017年11月29日閲覧。
  20. ^ なでしこ、宮間や大儀見ら20人選出 五輪最終予選 日本経済新聞、2016年3月3日閲覧。
  21. ^ なでしこ、ベトナムに快勝も五輪出場ならず アジア最終予選 日本経済新聞、2016年3月8日閲覧。
  22. ^ 【なでしこ】新主将に熊谷!合宿最終日に高倉監督が任命スポーツ報知.2017.1.25付、2017年11月29日閲覧。

外部リンク