千葉玲海菜

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千葉玲海菜
名前
愛称 れみな、れみー[1]
カタカナ チバ レミナ
ラテン文字 CHIBA Remina
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1999-04-30) 1999年4月30日(24歳)[1]
出身地 福島県いわき市[2]
身長 162cm[1]
体重 58kg[1]
選手情報
在籍チーム ドイツの旗 アイントラハト・フランクフルト
ポジション FW
背番号 15
利き足 右足[1]
ユース
2005-2011 すずかけSSS[1]
2012-2014 リベルダート磐城[1]
2015-2017 藤枝順心高等学校[1]
2018-2022 筑波大学[1]
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2018-2023 日本の旗 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 28 (10)
2024- ドイツの旗 アイントラハト・フランクフルト
代表歴2
2022-  日本 9 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月10日現在。
2. 2024年2月24日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

千葉 玲海菜(ちば れみな、1999年4月30日 - )は、福島県いわき市出身の女子サッカー選手。ドイツ・女子ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルト所属。サッカー日本女子代表。ポジションはフォワード筑波大学[3]

経歴[編集]

ユース[編集]

藤枝順心高校の3年次には主将を務め、第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会では同校史上初の無失点優勝に貢献した[4]

2018年4月、筑波大学に進学し、特別指定選手として大学に通いながらジェフユナイテッド市原・千葉レディースの選手として登録され、なでしこリーグ計6試合出場した[5]

シニア[編集]

2022年3月、筑波大学を卒業し、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに正式加入後、2021-22 WEリーグ第12節で初出場を果たすと、第14節の初ゴールから3試合連続4ゴールを決めた[3]。同年9月24日のトレーニングゲームで負傷し、右膝前十字靱帯損傷と診断された[6]

2024年1月5日、シーズン途中ながら海外移籍することを発表[7]。同年1月10日、ドイツ・女子ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトと2026年6月30日までの契約を結んだ[8][9][10]。1月28日、リーグ11節対ケルン戦の72分に交代出場を果たしブンデスリーガデビューをした。[11]

代表[編集]

2022年4月、なでしこジャパン候補メンバートレーニングキャンプに追加招集され[12]、同年6月24日からの国際親善試合欧州遠征メンバーとして初招集された[13]

2023年6月13日2023 FIFA女子ワールドカップなでしこジャパンに選出された[14]

2023年7月22日、2023 FIFA女子ワールドカップ・グループCの1試合目となるザンビア戦でワールドカップ初出場を果たした[15]

個人成績[編集]

クラブ[編集]

ユース
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2015 藤枝順心高校 26 東海1部 2 0 2 0
2016 25 0 0 0 0
2017 10 2 0 2 0
2020 筑波大学 関東1部 1 0 1 0
2021 2 1 2 1
通算 日本 その他 7 1 7 1
総通算 7 1 7 1
シニア
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2018 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 27 なでしこ1部 0 0 0 0 0 0 0 0
2019 20 3 0 0 0 0 0 3 0
2020 15 3 0 - - - 3 0
2021-22 WE 10 6 - - - 10 6
2022-23 11 6 3 4 0 - - 10 3
2023-24 6 1 3 0 1 1 10 2
ドイツ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
2023-24 アイントラハト・フランクフルト 15 ブンデスリーガ1部 - -
通算 日本 1部 28 10 7 0 1 1 36 11
ドイツ 1部 - -
総通算 28 10 7 0 1 1 36 11

代表[編集]

主な出場歴[編集]

試合数[編集]


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2022 4 2
2023 4 1
2024 1 0
通算 9 3
2024年2月24日現在

ゴール[編集]

# 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会 出典
1. 2022年6月24日 セルビアの旗 スタラパゾバ Sport Center FAS  セルビア ○ 5-0 池田太 国際親善試合 [17]
2. 2022年7月23日 日本の旗 鹿島 茨城県立カシマサッカースタジアム  チャイニーズタイペイ ○ 4-1 EAFF E-1サッカー選手権2022 [18]
3. 2023年10月29日 ウズベキスタンの旗 タシュケント ロコモティフ・スタジアム  ウズベキスタン ○ 2-0 パリオリンピック・アジア2次予選 [19]

タイトル[編集]

代表[編集]

個人[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ なでしこジャパン(A代表)ではなくB代表であるため、出場しても代表キャップ数には加算されない[16]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 千葉 玲海菜”. ジェフユナイテッド千葉 公式ウェブサイト. 2024年1月10日閲覧。
  2. ^ 「FW千葉玲海菜(福島県いわき市出身)獲得を発表 サッカー女子 独1部アイントラハト・フランクフルト」【福島民報】2024年1月11日付
  3. ^ a b デビューから5試合で4ゴールのFW千葉玲海菜。決定力とインテリジェンスで、なでしこの新戦力候補へ(松原渓) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2022年6月5日閲覧。
  4. ^ 藤枝順心、群を抜く厚い選手層で全試合0封完全優勝 - サッカー : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年6月5日閲覧。
  5. ^ 千葉 玲海菜 - ジェフL - NLData”. www.nl-data.com. 2022年6月5日閲覧。
  6. ^ 千葉玲海菜選手の怪我および手術について”. ジェフユナイテッド市原・千葉 公式ウェブサイト (2022年9月28日). 2022年9月28日閲覧。
  7. ^ なでしこFW千葉玲海菜が海外クラブへ移籍! 「一回りも二回りも大きくなってきます」”. サッカーキング (2024年1月5日). 2024年1月5日閲覧。
  8. ^ なでしこFW千葉玲海菜、新天地はフランクフルトに決定!…契約は2026年夏まで、背番号は「15」”. サッカーキング (2024年1月10日). 2024年1月10日閲覧。
  9. ^ なでしこFW千葉玲海菜の新天地はフランクフルトに決定!背番号は「15」、契約期間は2026年夏まで”. 超ワールドサッカー! (2024年1月10日). 2024年1月10日閲覧。
  10. ^ Remina Chiba wird Adlerträgerin” (ドイツ語). アイントラハト・フランクフルト. 2024年1月10日閲覧。
  11. ^ なでしこ千葉玲海菜、フランクフルトでのデビュー戦を終えて「応援は日本とはかなり違いますね」”. 超ワールドサッカー. 株式会社シーソーゲーム. 2024年2月10日閲覧。
  12. ^ なでしこジャパン(日本女子代表)候補トレーニングキャンプ【4.4~10@Jヴィレッジ】 選手変更のお知らせ”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会 (2022年4月3日). 2022年6月5日閲覧。
  13. ^ なでしこジャパン(日本女子代表)国際親善試合 メンバー セルビア女子代表戦【6.24@Sport Center FAS(セルビア/スタラパゾバ)】フィンランド女子代表戦【6.27@Veritas Stadium(フィンランド/トゥルク)】”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会 (2022年6月3日). 2022年6月5日閲覧。
  14. ^ なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー・スケジュール MS&ADカップ2023 パナマ女子代表戦【7.14@宮城/ユアテックスタジアム仙台】 FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023【7.20-8.20】”. www.jfa.jp. 2023年7月31日閲覧。
  15. ^ FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023 日程・結果 第1節”. JFA. 2023年7月27日閲覧。
  16. ^ アジア競技大会に臨む日本女子代表メンバーが発表!女子W杯参加者はFW千葉玲海菜のみ、WEリーグ女王の浦和LからはMF塩越柚歩ら3名が参加”. 超ワールドサッカー! (2023年8月29日). 2023年8月30日閲覧。
  17. ^ 国際親善試合”. 公益財団法人日本サッカー協会. 2023年5月20日閲覧。
  18. ^ 【Match Report】なでしこジャパン、逆転勝利で大会連覇に王手 EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会”. 2022-07-24. 公益財団法人日本サッカー協会. 2023年5月31日閲覧。
  19. ^ なでしこジャパンが2連勝でグループ首位をキープ…パリ五輪出場を争う最終予選進出に大きく前進”. サッカーキング (2023年10月29日). 2023年11月1日閲覧。

外部リンク[編集]