高倉麻子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
高倉 麻子 Football pictogram.svg
名前
カタカナ タカクラ アサコ
ラテン文字 TAKAKURA Asako
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1968-04-19) 1968年4月19日(48歳)
出身地 福島県福島市
身長 163cm
選手情報
ポジション MF
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1985-1998 読売ベレーザ 167 (30)
1999 松下バンビーナ 14 (6)
2000 シリコンバレー
2001-2004 スペランツァ高槻 45 (8)
代表歴
1984-1999 日本の旗 日本 79 (20)
監督歴
当項目を参照
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

高倉 麻子(たかくら あさこ、1968年4月19日 - )は、福島県福島市出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現サッカー日本女子代表U-23サッカー日本女子代表U-20サッカー日本女子代表監督。選手時代のポジションはミッドフィールダー。夫はサッカー指導者の竹本一彦

経歴[ソースを編集]

選手時代[ソースを編集]

福島市立岡山小学校時代、福島市の岡山スポーツ少年団に入団しサッカーを始める[1]

福島市立福島第三中学校の頃、東京都リーグのFCジンナンに入部[2]

1983年、15歳の時にサッカー日本女子代表に初選出され[3]、1984年、16歳の時にイタリア戦で代表デビューを果たした[4]

中学卒業後、福島成蹊女子高(現福島成蹊高等学校)に入学したが女子サッカー部がなかったため、サッカーの練習は男子校である福島県立福島工業高等学校で練習し、週末は三菱養和クラブに通った[2]和光大学に入学するまでは週末に東京へ通う生活を送る。

1985年、読売日本サッカークラブ・ベレーザ(現日テレ・ベレーザ)に入団[2]1989年第1回日本女子サッカーリーグ(現なでしこリーグ)でリーグ初得点を上げた。

1991年、中国で開催された第1回FIFA女子世界選手権(後の FIFA女子ワールドカップ)に出場した[5]

1995年、第2回FIFA女子ワールドカップ スウェーデン大会に出場し、ベスト8まで勝ち進んだ[6]

1996年、アトランタ五輪に出場した[7]

1999年6月に松下電器女子サッカー部バンビーナへ移籍。これは、読売ベレーザ所属時代に知り合い結婚した竹本一彦ガンバ大阪へ移ったことに伴う。[2]同シーズン終了後、アメリカのシリコンバレー・レッドデビルズ (Silicon Valley Red Devils) に入団するが、ケガのため半年で帰国。バンビーナから名称を変えたスペランツァF.C.高槻に復帰した。

2004年シーズン終了後に現役を引退[3][8]。公式戦出場226試合は2004年当時歴代1位の記録だった。

指導者時代[ソースを編集]

2011年6月21日、女性では3人目となるJFA 公認S級コーチライセンスを取得[9]

2013年より2014 FIFA U-17女子ワールドカップを目指すU-16サッカー日本女子代表チーム監督に起用され[10]、2013年10月のAFC U-16女子選手権を制覇してFIFA U-17女子ワールドカップコスタリカ大会への出場権を獲得[11]

2012年、2013年にアジアサッカー連盟が定める「アジア年間最優秀コーチ(女子の部)」を受賞[12]

2014年3月、コスタリカで開催された2014 FIFA U-17女子ワールドカップに臨み、グループリーグ、決勝トーナメントを無敗で勝ち上がり、4月4日に行われた決勝戦でスペイン代表に2-0で勝利してU-17女子ワールドカップ初優勝を果たした[13]

2014年9月より2016 FIFA U-20女子ワールドカップを目指すU-18サッカー女子日本代表監督に就任した[14]

2014年11月、AFC女子年間最優秀監督に3年連続3度目で選出された[15]

2015年8月、中国南京で開催されたAFC U-19女子選手権2015で優勝を果たした[16]

2015年11月、AFC女子年間最優秀監督に4年連続4度目で選出された[17]

2016年4月27日、3月に退任した佐々木則夫の後任として、サッカー女子日本代表の監督に就任(U-20代表監督と兼任)[18]。日本では男女のA代表を通じて初の女性監督となった[19]

代表監督就任後最初の指揮は、同年6月にアメリカで行われたアメリカ代表との国際親善試合2連戦となった[20]。6月2日、コロラド州コマースシティーのディックス・スポーティング・グッズ・パークで行われた第1戦では、前半14分に岩渕真奈のゴールで先制すると、続く前半22分には大儀見優季のゴールで2-0とリードしたが、前半27分のアレックス・モーガンのゴールで1点を返された。後半12分に大儀見が2枚目のイエローカードを貰い退場となったことで試合の流れはアメリカに傾き[21]、後半19分にモーガンに2点目となるゴールで同点とされると、後半44分にはリンジー・ホランにゴールを許しついに2-3と逆転された。このまま試合終了かと思われたが、アディショナルタイムに途中出場の横山久美のゴールで同点に追いつき、高倉にとっての初陣は3-3の引き分けとなった[22]。6月5日、オハイオ州クリーブランドファーストエナジー・スタジアムで行われた第2戦では、前半27分にジュリー・ジョンストンに先制ゴールを許すと、後半17分にはアレックス・モーガンにゴールを決められ、その後試合は後半31分に雷雨により中断し、そのまま中止となった[23][24][25]

所属クラブ[ソースを編集]

個人成績[ソースを編集]

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
1989 読売ベレーザ 9 JLSL 10 5
1990 15 3
1991 18 8
1992 8 18 4
1993 17 3
1994 6 L・リーグ 18 1
1995 17 1
1996 8 18 0
1997 18 1
1998 18 4
1999 松下バンビーナ 26 14 6
アメリカ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
2000 シリコンバレー WPSL
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2001 高槻 23 L・リーグ 3 1
2002 9 3
2003 19 4
2004 8 L・リーグ1部
(L1)
14 0
通算 日本 1部 226 44
アメリカ
総通算

獲得タイトル[ソースを編集]

選手時代[ソースを編集]

指導者時代[ソースを編集]

日本の旗 U-16日本女子代表
日本の旗 U-17日本女子代表
日本の旗 U-19日本女子代表
個人
  • AFC 女子年間最優秀監督 :4回(2012年、2013年、2014年、2015年)

代表歴[ソースを編集]

指導歴[ソースを編集]

  • 1994年 - 1999年 ヴェルディサッカースクール
  • 2006年 - 豊島園ママさんサッカースクール
  • 2007年 - フットボールコミュニティサッカースクール
  • 2007年 - 埼玉フットボールスクール
  • 2007年 - JFAナショナルコーチングスタッフ
    • 2007年 - 2008年 ナショナルトレセン コーチ [女子担当] 全体
  • 2008年 U-13日本女子選抜 監督
  • 2008年 なでしこチャレンジプロジェクト 監督・コーチ
  • 2009年 ナショナルトレセン コーチ [女子担当] 関東
  • 2009年 JFAエリートプログラム [女子] 監督
  • 2009年 U-14日本女子選抜 監督
  • 2009年  U-16日本女子代表 コーチ
  • 2009年 なでしこチャレンジプロジェクト コーチ
  • 2013年  U-16日本女子代表 監督
  • 2014年  U-17日本女子代表 監督
  • 2014年  U-18日本女子代表 監督
  • 2015年  U-19日本女子代表 監督
  • 2016年  U-20日本女子代表 監督
  • 2016年  U-23日本女子代表 監督
  • 2016年  日本女子代表 監督(2016年はU-20女子代表監督と兼任)

著書[ソースを編集]

出典[ソースを編集]

  1. ^ 恩師「高倉ならやってくれる」 高倉麻子なでしこ監督が誕生へ福島民友新聞.2016.4.26、2016年5月2日閲覧。
  2. ^ a b c d リトルなでしこ”を世界一に導いた高倉監督の資質 サッカーより家庭をとった“行動力"zakzak.2014.04.08、2016年4月27日閲覧。
  3. ^ a b 高倉新監督アラカルト 福島出身、代表通算79試合30得点スポニチ・アネックス.2016.4.28、2016年5月2日閲覧。
  4. ^ 女性初、高倉氏が就任=「日本人にしかできないサッカーを」-なでしこジャパンJIJI.com.2016.4.27、2016年5月2日閲覧。
  5. ^ 1991 FIFA Women's World Cup Team JapanFIFA公式サイト、2016年4月27日閲覧。
  6. ^ 1995 FIFA Women's World Cup Team JapanFIFA公式サイト、2016年4月27日閲覧。
  7. ^ Women's Olympic Football Tournament Atlanta 1996 Temas JapanFIFA公式サイト、2016年4月27日閲覧。
  8. ^ ひと 高倉麻子=サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)監督に就任毎日新聞.2016.4.28、2016年5月2日閲覧。
  9. ^ 【JFA理事会】女性で3人目のS級コーチ誕生/海外強化指定選手なでしこジャパン公式サイト.2011.6.22、2016年4月27日閲覧。
  10. ^ サッカー協会理事会 高倉氏のU16女子監督承認 スポーツニッポン 2013年1月17日閲覧
  11. ^ U-16日本女子代表 AFC U-16女子選手権中国2013 決勝を制し優勝! 日本サッカー協会 ニューストピックス 2013年10月7日付
  12. ^ AFCアニュアルアワード2013 日本は「グラスルーツフットボール」など5部門で受賞 日本サッカー協会 ニューストピックス 2013年11月27日
  13. ^ U-17日本女子代表 FIFA U-17女子ワールドカップコスタリカ2014 大会初優勝! 日本サッカー協会 ニューストピックス 2014年4月5日付
  14. ^ U-18日本女子代表監督に高倉麻子氏が就任 - 2014年9月18日 日本サッカー協会
  15. ^ 3年連続AFC年間最優秀コーチ受賞の高倉監督「選手が頑張ってくれた」ゲキサカ.2014.12.01、2016年4月27日閲覧。
  16. ^ AFC U-19女子選手権中国2015 朝鮮民主主義人民共和国をPK戦の末に下し優勝!JFA公式サイト、2016年4月27日閲覧。
  17. ^ AFCアニュアルアワード2015 日本は年間最優秀協会賞など7部門で受賞JFA公式サイト.2015.11.30、2016年4月27日閲覧。
  18. ^ “なでしこ新監督に高倉麻子氏が就任 U20も兼務”. 日刊スポーツ. (2016年4月27日). http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1638342.html 2016年4月27日閲覧。 
  19. ^ なでしこ新監督に高倉麻子氏決定 男女通じて初の女性A代表監督誕生スポニチ・アネックス.2016.4.27、2016年4月27日閲覧。
  20. ^ 新生なでしこ、メンバー発表!岩渕ら選出で宮間は招集辞退。世界女王アメリカと2連戦へFOOTBALL CHANNEL.2016.5.20、2016年6月6日閲覧。
  21. ^ 大儀見退場で流れ一変…なでしこ高倉新監督「勝てたかな」ゲキサカ.2016.6.3、2016年6月6日閲覧。
  22. ^ なでしこジャパン アメリカ女子代表と3-3で引き分けるJFA公式.2016.6.3、2016年6月6日閲覧。
  23. ^ なでしこの米遠征2戦目、雷雨で打ち切りに…2点ビハインドで終了SOCCER KING.2016.6.6、2016年6月6日閲覧。
  24. ^ なでしこ、米国との第2戦は雷雨で中止SANSPO.COM.2016.6.6、2016年6月6日閲覧。
  25. ^ なでしこジャパン アメリカ女子代表との国際親善試合 第2戦を戦うJFA公式.2016.6.6、2016年6月6日閲覧。

外部リンク[ソースを編集]