池澤春菜

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いけざわ はるな
池澤 春菜
プロフィール
愛称 ナナちゃん
性別 女性
出生地 ギリシャの旗 ギリシャアテネ
生年月日 1975年12月15日(40歳)
血液型 O型
職業 声優女優
事務所 アクロス エンタテインメント
著名な家族 池澤夏樹(父)
福永武彦(祖父)
原條あき子(祖母)
公式サイト `HA*LUNApark、。・:*:・゚`
公称サイズ(2011年12月時点)
身長 / 体重 156 cm / kg
スリーサイズ 84 - 54 - 86 cm
声優活動
活動期間 1994年 -
デビュー作 ミュータント・タートルズ』)
俳優活動
ジャンル 舞台
デビュー作 ハーミア
(『真夏の夜の夢』)
音楽活動
活動期間 1995年 -
ジャンル J-POP
職種 歌手
レーベル メルダック
1995年
ビクターエンタテインメント
1997年
ワンダーエンターテイメント
1998年
パイオニアLDC
1999年
SME・ビジュアルワークス
2000年
ジェネオン・ユニバーサル
2008年
WAVEMASTER HAPPIES
2012年
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

池澤 春菜(いけざわ はるな、1975年12月15日 - )は、日本声優女優歌手エッセイストアクロス エンタテインメント所属。愛称は「ナナちゃん」など。

ギリシャアテネ生まれ、神奈川県川崎市育ち。身長は156cm、スリーサイズはB84cm・W54cm・H86cm。血液型はO型。

小説・詩作家、翻訳家の池澤夏樹は父。福永武彦は祖父。キャリアカウンセラー、ギリシャ料理研究家の池澤ショーエンバウム直美は母。池澤の担当した『神宝大戦テオスマキア』のナレーションでは、ギリシャ語の翻訳と現場での発音指導を行った。

人物[編集]

経歴[編集]

成城学園出身(中学校・高等学校を経て大学中退)。

大学在学時の1994年、『B-univ バーチャファクトリー』(KBS京都)のアシスタントとして芸能界デビュー。また、『ミュータント・タートルズ(旧作)』へのゲスト出演で声優としてもデビューを果たした。

1996年には『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』で、渕崎ゆり子とダブル主演。池澤にとっても初期の代表作となっていった。キャリアを重ねる中で、女性役での出演が大半となり、少年役を演じる機会は少なくなっていった。

重度の活字中毒で、字が読めるようになった頃から、起床後から朝食中、通学中、授業中、給食中、下校中、夕御飯中と、就寝まで本を手放さなず、1日に3〜4冊を読む生活を送っていた。母親に寝るよう促され部屋の電気を消された後も、布団の中に懐中電灯を持ち込んで読み、母親は小学校の先生に「娘の本の読み過ぎ」について相談したこともあるという。大人になった今でも1日に1〜2冊は読み、休日には傍らに本を積み上げて、食事をする間も惜しんでひたすら読書に没頭する。そんな自分を「書痴」「超のつく読書狂」と称する。本を読むために、電車での移動を好むほか、旅先にも必ず複数の本を持っていく。『本の雑誌』2009年1月号から、読書コラム「乙女の読書道」の連載を開始した[1]

現在はエッセイの執筆活動も行っている[2]

2014年1月1日2002年から11年間所属していたオスカープロモーションを離れ、フリーになったことを発表[3]。その後2014年7月1日よりアクロス エンタテインメントに所属することを発表した[4]。なお、オスカープロモーションの前には、81プロデュースに所属していた[5]

2013年から日本SF作家クラブ会員[6][7]

エピソード[編集]

フランス語会話』に1年間の出演を終えた後も、フランス語を勉強している。ファーストフードジャンクフードをあまり好まない傾向があり、収録後の食事やお茶タイムはそういった店を避けるために、自ら率先して店舗探しや行きつけの店に誘導することが多い。

2004年アテネオリンピックの直前にはNHKの特番の収録のため、生まれ故郷のギリシャを20数年ぶりに訪れている。

Macをこよなく愛しており、「Macで女子で声優といえばワタクシ」であると自負している。雑誌『Mac Fan』にも「池澤春菜の天声姫語」というコーナーを持っている。また2009年9月号の「Mac Fan」の同コーナーでは、「17歳教」に入信した事を明かしている[8][9]

『Mac Fan』の企画として「MACユーザーのためのVOCALOID初音ミク)のような何かを作る」という理由から、池澤本人の音声を録音した単語ファイルの断片を使用した「Mac音ナナ」を制作。当初は「Mac Fan」編集部員との制作で、その後、MI7 Japanとの協力でサンプリング素材として本格的に制作を開始した。2009年3月28日にact2.comでダウンロード販売を開始、Reason用のReFillファイルとAIFFファイルの構成になっている。その後VOCALOID 3で正式にMacOS Xに対応した事を受けて、「マクネナナ」に名称を変更した上でVOCALOID用ライブラリとして改めて制作、販売されている。

20歳の頃の思い出として、「成人式ができなかった。振り袖が着たかった」と語っている。愛犬家で、「クー」と名付けられた雌のパグをパートナーとしている。「愛犬が他界したら自らも」という主旨の発言などからも溺愛振りをうかがい知ることが出来る[10]

2009年2月頃からWebサイトに名誉を傷つける書き込みをしたり電子メールを何度も送って面会を迫ったとして、ファンを名乗る無職の男性がストーカー規制法違反と名誉棄損の疑いで7月10日に逮捕されている。池澤自身には直接の実害こそ無かったものの、逮捕された男性は1度深夜にスタジオから出た直後で帰宅途中の池澤を待ち伏せして、意味不明な発言をするといった精神的苦痛などを与えている[11]

爆走兄弟レッツ&ゴー!![編集]

『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のオーディションは、元々ヒロインの佐上ジュン役で受けていた。しかし自身のオーディション終了後、豪役の参加者が遅れることを理由に、顔見知りのスタッフから、掛け合いで行われる星馬兄弟のオーディションの補佐を頼まれたという。

池澤は少年演技にどうアプローチをすればいいのか分からず、「『あくまで手伝いだから、分からないなりに』と、気楽に演技を行えたことがかえって良かったのでは?」、と採用について語っている。またこの際、烈役として池澤と掛け合いを行った渕崎ゆり子も、正規の烈役に決定している。なお、この作品のオーディションでは、渕崎にも豪役としての掛け合いが試されるなど、何通りかの組み合わせ・パターンを見られたという。

作品は第2次ミニ四駆ブームの立役者となり、豪は池澤の歴代担当キャラクターの中でも、知名度が特に高い役柄の1つとなった。また、シリーズ3作目の『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』では、ヒロインの1人である、大神マリナも演じた。

池澤とミニ四ファイター役の森久保祥太郎は、当時共に大学生であり、新人もしくは新人に近い状態だったため、実際のアフレコの前に音響監督の田中英行と共に、リハーサルを行ったという。

2012年にミニ四駆発売開始30周年を迎え、同8月にニコニコ動画にてDVDシリーズのネット配信開始記念として、一部の回のみニコニコ生放送でネット配信が行われた際、池澤本人も視聴していたことがTwitter上の呟きで確認されている。

他の作品関連[編集]

2003年度のTV『フランス語会話』(NHK) に生徒役として出演した際、『マリア様がみてる』の原作者・今野緒雪が番組をたまたま見ていて「由乃がいる!」と叫び、島津由乃役に指名された。なお、アニメ『マリア様がみてる』のコメディ映像『マリア様にはないしょ』では、「ブゥトン」の発音に苦戦する植田佳奈に池澤がフランス語の発音・アクセントをアドバイスするシーンがある。また、由乃役に選ばれたのをきっかけに髪型を一時期、由乃と同じ髪型にしていた事があった。他にも『キミキス』の水澤摩央風の髪型でイベントに出演したことがある。

ガンダムフリークであり、特にガンプラに関しては子安武人から「ガンプラ王」といわれたことがあるほどの深いこだわりを持つ。ガンダム作品への出演経験はないが、度々作中でガンダムネタが出てくる『ケロロ軍曹』にはレギュラー出演している。2007年には自分へのクリスマスプレゼントとしてマスターグレードサザビーを購入して製作している様子がWebサイトで紹介されており、プラ素材パテを使用して改修作業を行ったり、塗装用にエアブラシコンプレッサーのセットを購入するなど、男性プラモデル愛好者並みの作業を行っている。このサザビーは『月刊ホビージャパン2008年7月号の「ガンプラLOVE」コーナーに作例として掲載された。また近年では同誌の製作コンテストである「全日本オラザク選手権」の審査員も担当している。

ゲーム[編集]

PCエンジンからPC-FXネオジオなど大半のハードを所有するかなりのゲーム好きでもある。ただし、声付きのゲームはあまり好きではないという。最近になって声優仲間で流行の『モンスターハンター』を愛好しているグループ「モンハン会」に参加。日記でもハマりぶりを記している。

スーパーロボット大戦シリーズ」は『第2次スーパーロボット大戦』あたりからプレイしており、『スーパーロボット大戦Z』では『超重神グラヴィオン』の「城琉菜」役で出演した[12]。同シリーズの「OGシリーズ」への出演希望も述べており[12]、『第2次スーパーロボット大戦OG』にて「アーマラ」役を演じている。また、2011年発売の『第2次スーパーロボット大戦Z』に『獣装機攻ダンクーガノヴァ』の「飛鷹葵」役で出演しており、続編である『第3次スーパーロボット大戦Z』、また『スーパーロボット大戦UX』にも葵役で出演している。

出演作品[編集]

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ[編集]

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

OVA[編集]

1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2002年
2003年
2005年
2004年
  • とっとこハム太郎 ハムちゃんずと虹の国の王子さま 〜せかいでいちばんのたからもの〜(春名ヒロ子 / ロコちゃん、トラハムちゃん)
  • とっとこハム太郎 ハムちゃんずのめざせ! ハムハム金メダル 〜はしれ! はしれ! だいさくせん!〜(春名ヒロ子 / ロコちゃん、トラハムちゃん)
2006年
2009年
  • マリア様がみてる OVA ファンディスク(島津由乃
2016年

劇場アニメ[編集]

1997年

1999年

2001年

2002年

  • 劇場版 とっとこハム太郎 ハムハムハムージャ! 幻のプリンセス(春名ヒロ子、トラハムちゃん)

2003年

2004年

  • 劇場版 とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ! ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔(春名ヒロ子、トラハムちゃん)

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

Webアニメ[編集]

2005年

ゲーム[編集]

1994年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
  • ケロロ軍曹 演習だヨ!全員集合パート2(西澤桃華)
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年

吹き替え[編集]

特撮[編集]

舞台[編集]

  • バーストマン32nd公演「真夏の夜の夢」(ハーミア)
  • バーストマン34th公演「夜曲〜放火魔ツトムの優しい夜」(黒百合)
  • バーストマン37th公演「奥様は化け猫」(珠世)
  • バーストマン38th公演「ANGEL TOUCH 〜天国に一番近い場所〜」(田島栞)
  • バーストマン39th公演「童Ri夢-2000-」
  • 「グッバイ、チャーリー」(ジェニファー)

バラエティ・教養番組[編集]

ラジオ[編集]

ナレーション[編集]

  • Boarding 世界のエアライン
  • ジャパン建材(ラジオCM)

その他[編集]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル 規格品番
1st 1997年9月18日 B線上のイノセント TYDY-2096
2nd 1997年10月29日 ひとりぼっちのバースデイ TYDY-2102
3rd 1998年1月21日 世紀末でも平気 TYDY-2102
4th 1999年7月22日 Neo Evolution KLDA-1005

アルバム[編集]

オリジナルアルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番
1st 1995年12月16日 Sweetie MECP-30036
2nd 2000年3月23日 chocolat〜ショコラ〜 SVWC-7058
3rd 2001年6月6日 caramel SVWC-7079
4th 2008年11月7日 *Confetti* GNCA-7119
5th 2009年11月6日 quatre quarts GNCA-7143
6th 2012年7月4日 ファンタムジカ WMBM-15
7th 2014年4月23日 羽化-eclosion- GCHR-7001

ミニアルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番
1st 2009年5月27日 光の花束 GNCA-7134
2nd 2010年5月26日 夜想サァカス GNCA-7158

ドラマCD[編集]

その他CD[編集]

コラム・エッセイ[編集]

  • 池澤春菜のCOFFEE,TEA or BOOK?(『週刊プレイボーイ』〈1996年5月21日 - 1997年4月22日号〉)
  • 池澤春菜の天声姫語(『Mac Fan』〈2005年8月号 - 〉に連載中。Mac Fan公式サイトには、連載と連動した動画やPodcastがある)
  • 乙女の読書道(『本の雑誌』〈2009年1月号 - 〉に連載中)
  • SFのSは、ステキのS(『S-Fマガジン』〈2010年8月号 - 〉に連載中)
  • 池澤春菜が薦める文庫この新刊!(朝日新聞に連載中)
  • 池澤春菜のSFロボ×リアルロボ(『ロボコンマガジン』〈2013年7月号 - 〉に連載中)
  • 『家族を守る』(文藝春秋SPECIAL 2012年季刊春号):文藝春秋社
    • 「著名人24人の秘話 - 私はこうして家族の危機を乗り越えた」 祖父:福永武彦、父:池澤夏樹について記したコラム

脚注[編集]

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  1. ^ 池澤春菜 「乙女の読書道」『本の雑誌』2009年1月号 p.26
  2. ^ Twitterでの本人による発言より
  3. ^ 池澤春菜 (2014年1月1日). “みなみなさまへ”. ☆゚・*:.。.☆ななろぐ☆.。.:*・゚☆. 2014年1月9日閲覧。
  4. ^ 池澤春菜 (2014年7月1日). “事務所所属のお知らせ”. ☆゚・*:.。.☆ななろぐ☆.。.:*・゚☆. 2014年7月1日閲覧。
  5. ^ 池澤春菜 (2014年1月1日). “みなみなさまへ”. ☆゚・*:.。.☆ななろぐ☆.。.:*・゚☆. 2014年1月9日閲覧。
  6. ^ 日本SF作家クラブ会員名簿”. 日本SF作家クラブ (2013年3月30日). 2013年4月16日閲覧。
  7. ^ 池澤春菜 (2013年3月2日). “日本SF作家クラブ”. ☆゚・*:.。.☆ななろぐ☆.。.:*・゚☆. 2013年3月2日閲覧。
  8. ^ Mac Fan2009年9月号『池澤春菜の天声姫語』コーナーより
  9. ^ 『池澤春菜の天声姫語』ポッドキャスト番組第31回(Podcast)
  10. ^ NHKBS2『ペット相談』ゲストトーク2008年12月15日放送分より(参考
  11. ^ 共同通信社 (2009年9月8日). “声優池沢さんにメールで面会迫る ストーカー容疑で男逮捕”. 47NEWS. http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090801000292.html 2009年9月16日閲覧。 
  12. ^ a b スーパーロボット大戦Z オフィシャルウェブマガジン トライアウト 第2号 (PDF)”. バンダイナムコゲームス (2008年9月22日). 2008年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月17日閲覧。
  13. ^ 超重神グラヴィオン”. GONZO公式サイト. 2016年6月29日閲覧。
  14. ^ 超重神グラヴィオンツヴァイ”. GONZO公式サイト. 2016年6月29日閲覧。
  15. ^ メインキャスト”. サンライズ「ケロロ」. 2014年3月23日閲覧。
  16. ^ メルティランサー The Animation”. GONZO公式サイト. 2016年6月29日閲覧。
  17. ^ 登場人物”. OVA「クビキリサイクル」公式サイト. アニプレックス. 2016年9月28日閲覧。
  18. ^ クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード”. メディア芸術データベース. 2016年8月21日閲覧。
  19. ^ 『SDガンダム ジージェネレーション オーバーワールド』新システム続々!”. ファミ通.com. 2012年8月20日閲覧。
  20. ^ 週刊ファミ通』2014年6月5日号、エンターブレイン、2014年5月22日
  21. ^ 47の魔法少女たち”. PlayStation®Vita版『魔法少女大戦』オフィシャルサイト. 2014年3月31日閲覧。
  22. ^ ロボットガールズ一覧”. ロボットガールズZ ONLINE. 2014年10月23日閲覧。
  23. ^ 『グラブル』と『テイルズ オブ アスタリア』がコラボ中。ミラやユーリたちが登場 - 電撃App”. 電撃オンライン. 2015年8月11日閲覧。
  24. ^ 『KOF XIV』全16チームの参戦目的やチームの結成理由をチェック! 全キャラの声優陣も発表”. 電撃オンライン. アスキー・メディアワークス (2016年8月15日). 2016年8月15日閲覧。
  25. ^ ボイス追加!キノコあつめのお知らせ”. ぷよぷよ!!クエスト メンバーズサイト (2016年8月22日). 2016年9月5日閲覧。

外部リンク[編集]