劇場版 とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ! ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔
| 劇場版 とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ! ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔 | |
|---|---|
| 監督 | 出崎統 |
| 脚本 | 金春智子 |
| 原作 | 河井リツ子 |
| 出演者 |
間宮くるみ 池澤春菜 愛河里花子 伊藤健太郎 村井かずさ 佐久間レイ 杉本ゆう 鈴木千尋 的井香織 本田貴子 斉藤祐子 宮田幸季 内川藍維 浅川悠 千葉紗子 大前茜 くじら 倖月美和 恒松あゆみ 下山吉光 加藤木賢志 小杉十郎太 玄田哲章 バナナ・アイス 松浦亜弥 石川梨華 道重さゆみ |
| 音楽 | 岩﨑元是 |
| 主題歌 | 「天才!LET'S GO あややム」あややムwithエコハムず |
| 撮影 | 川田敏寛 |
| 編集 | 大竹弥生 |
| 制作会社 |
東京ムービー(アニメーション) 小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント |
| 製作会社 |
とっとこ8686プロジェクト2004 とっとこ堂 小学館 テレビ東京 トムス・エンタテインメント 電通 小学館プロダクション 小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 | 2004年12月23日 |
| 上映時間 | 43分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 日本語 |
| 前作 | 劇場版 とっとこハム太郎 ハムハムグランプリン オーロラ谷の奇跡 リボンちゃん危機一髪! |
『劇場版 とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ! ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔』(げきじょうばん とっとこハムたろう はむはむぱらだいちゅ! ハムたろうとふしぎのオニのえほんとう)は、2004年(平成16年)12月23日に公開されたテレビアニメ『とっとこハム太郎』の劇場版第4作である。併映は『犬夜叉 紅蓮の蓬莱島』。
概要
[編集]劇場版第4作にして、事実上の最終作。
テレビシリーズが第2期「はむはむぱらだいちゅ!」移行した後の作品であり[注釈 1]、テレビシリーズからはラピスちゃんとラズリーちゃんが初登場。
過去3作品は『ゴジラシリーズ』との併映だったが、2004年はシリーズの休止が決定した事に伴い『ゴジラ FINAL WARS』が単独上映となったため、2001年から2003年まで単独上映だった『犬夜叉』との併映となった。
本作でもハロー!プロジェクトのアーティストとタイアップを行っているが、過去作に登場したミニハムず演じるミニモニ。が2004年春に無期限活動停止したため、本作では松浦亜弥演じるあややム、およびエコモニ。[注釈 2]演じるエコハムずが物語のキーキャラクターとして登場する。
あらすじ
[編集]ある日、ハム太郎は『ひまわり太郎』のお芝居をやろうと、ジュエリーハウスに向かう。しかし、突然ラピスラズリーの魔法の鍋が暴走し、ハムちゃんずは吸い込まれてしまう。そこには雷天の空と絵本作家のハム・あややムが管理する錆びた絵本塔だった。あややムは『ひまわり太郎』をベースにした『新・ひまわり太郎物語』の執筆中であったが、良いアイディアが思い浮かばず、筆が進まないまま締め切り時間が迫っている状況にあった。その状況を打破するために「『ひまわり太郎』のお芝居がしたい」と言ったハムちゃんずを強引に絵本の世界に放り込んで執筆を始めた。しかし、ハムちゃんずたちはあややムの思う通りに物語を進ませることができず、苛立ちを募らせるようになる。特にあややムはハムちゃんずと仲良くするハム太郎に勝手に怒りをぶつけ、一人でハム目の付かないところに去ってしまった。困惑するハム太郎もといひまわり太郎一行だったが、そこにエコハムずが現れ、あややムの過去を語るのであった。どうにかして鬼ハムヶ島にたどり着いたひまわり太郎一行、そこに現れたオニハム達の中には、リボンちゃん達女の子ハムも混じっていたのだった。彼女達から「オニが悪いと誰が決めた?」と言われ、ハム太郎達はオニハム達と仲良くなってしまい、あややムは不満を爆発させ、禁忌の手段としてオニハムキングを生み出して物語を収束させようとする。しかし、オニハムキングは暴走し、創造主であるあややムとエコハムずを飲み込んでしまう。あややムの「助けて!」の叫びを聞いたハム太郎は、彼女から魔法のインクを受け取り、オニハムキングの背中に「めでたしめでたし」と書くことで絵本の世界を完結させる。こうして強引にひまわり太郎を完結させハムちゃんずを退散させたあややムだったが、物語を描き終えてもなお「友達なんていらない」と主張する。それはあややムが文武両道で同年代ハムから人目置かれていた小学生ハムの頃、趣味だった手作りの絵本を信頼していた友人ハムの誕生日プレゼントに贈ったが、裏であややムの悪口を言いふらし、本をゴミ箱に捨てられていたのだ。嘆き悲しんだあややムは、時計台兼小学校の図書館に鍵を掛け、一人で図書館で本を読みつつ、執筆活動を始めた。そんなある日、絵本の神様が目を掛け、魔法の羽根ペンと締め切りを守ってくれる妖精、エコハムずを授けたのであった。以来あややムは一人で絵本を書いていたのであった。あややムは最後に残ったハム太郎にひまわり太郎の執筆は終わったから出ていくよう突き放そうとしたが、ハム太郎は友人のために書いたあの絵本の一節を読み、そして「心と心は友達…ボクもそう思うのだ」と言われ、彼女は大号泣した。実はあややムは本当は自分の書いた本を心から肯定できる友達が欲しかったことを、大人ハムとなった今になって1番近くにいたことに気づき頑な心を溶かしていった。そしてハム太郎を友達と認め、絵本が完成したらハム太郎の家に送ることを笑顔で約束した。するとあややムの気持ちに呼応するように、空は晴れ、花畑が広がり時計台は色鮮やかな姿に変化したのだった。あややム達と別れた後日、ロコちゃんの家に完成した絵本がハム太郎宛てに贈られたが、ハム太郎はロコちゃんに絵本を見せようとはしなかった。
登場キャラクター
[編集]ハムちゃんず
[編集]- ハム太郎
- 声 - 間宮くるみ
- 本作の主人公。『新・ひまわり物語』では主役のひまわり太郎役を演じる。
- こうしくん
- 声 - 愛河里花子
- タイショーくん
- 声 - 伊藤健太郎
- 猿の役。
- リボンちゃん
- 声 - 村井かずさ
- 『新・ひまわり太郎物語』のお芝居では暫く登場しなかったが、後に他の女の子ハムと共にオニハムに扮していた事が明らかになる。
- マフラーちゃん
- 声 - 佐久間レイ
- ちび丸ちゃん
- 声 - 的井香織
- まいどくん
- 声 - 杉本ゆう
- 犬の役。
- めがねくん
- 声 - 鈴木千尋
- 雉の役。
- のっぽくん
- 声 - 本田貴子
- トラハムちゃん
- 声 - 池澤春菜
- トラハムくん
- 声 - 宮田幸季
- かぶるくん
- 声 - 内川藍維
- パンダくん
- 声 - 斉藤祐子
- ねてるくん
- 声 - 杉本ゆう
- トンガリくん
- 声 - 浅川悠
- トン吉と共にワンシーンのみの登場。ハムちゃんずには同行していなかったが、なぜか絵本の世界に入り込んでいた。
- ラピスちゃん
- 声 - 千葉紗子
- ラズリーちゃん
- 声 - 大前茜
人間・その他
[編集]その他のキャラクター
[編集]本作のオリジナルキャラクター
[編集]- あややム
- 声 - 松浦亜弥
- 本作のキーパーソン。異空間にある絵本塔に住んでいる絵本作家。魔法の羽ペンに乗って空を飛び、魔法のインクでハム太郎たちの冒険物語世界を描く。本当は友達思いの素直なハムスターだったが、過去の一因がきっかけで気難しい性格になり、意地っ張りになってしまっていた。歌やスポーツも得意であるなど、様々な能力に長ける。学生時代の同級生に裏切られたことから人間不信ならぬハムスター不信になり、それ以来絵本塔に引きこもり絵本を描き続けている。そのため、「友達」という言葉を嫌悪しているが、本心は友達が欲しいと思っていた。
- 筋書き通りに動かない上に「友達」を掲げるハム太郎達に業を煮やし、最後の手段としてオニハムキングを生み出してハム太郎と戦わせようと試みるも逆に襲われてしまうが、ハム太郎に助けられ、最後には改心の兆しを見せた。
- エコハムず
- 声 - 石川梨華(リカハム)、道重さゆみ(しげハム)
- あややムにアシスタントとして仕える妖精。あややムの境遇に同情した絵本の神様から授けられた。しかし本ハム達はあややムの心情に寄り添うより作業に注力しており役目を果たしていない。紙とインクの無駄使いとエコに厳しい。
- オニハムキング
- 声 - 玄田哲章
- 青色の体をした巨大な鬼で、本作の最終的な敵役。他のオニハムと違い、ハムスターの要素を持たず、正に本物の鬼とも言うべき姿をしている。咆哮のみでほとんど喋らない。狂暴な性格で、生みの親であるあややムの言うことも聞かない。
- 「ひまわり太郎」の役であるハム太郎が、オニハムと戦うどころか友達になってしまったことに業を煮やしたあややムが、エコハムずの制止を聞かずに魔法の羽ペンで生み出し、ハム太郎達と戦わせようとするも、あまりの巨体にハム太郎は戦うどころか手が出せずに逃げ回るしかなく、そのままハム太郎達を追わずに今度はあややムとエコハムを飲み込むとそのままどこかへ行こうとしたが、あややムの助けを呼ぶ声を聞いたハム太郎と激しい戦いの末、あややムから魔法のインクを受け取ったハム太郎に背中に「めでたしめでたし」と書かれたことで静止し、絵本の世界と共に封印された。
- 女学生A・B
- 声 - 倖月美和、恒松あゆみ
- あややムの女学院時代の同級生。あややムからは友達と思われていたが、実際には才能をひけらかす彼女を鬱陶しく思っており、彼女の陰口を叩いた所を聞かれたことであややムの友達嫌いの原因を作った。
用語
[編集]- 絵本塔
- あややムの住む塔状の建物。様々な絵本が収納されている。
- 元はあややムが通っていた女学院の図書館であった。
主題歌
[編集]- オープニングテーマ「ハム太郎とっとこうた」
- 作詞 - 河井リツ子 / 作曲 - 河井リツ子 / 編曲 - 岩﨑元是 / 歌 - ハムちゃんず
- 伴奏・編曲は前作に準拠するが、和風のアレンジが施されている。サウンドトラックでは「ハム太郎とっとこうた 〜和風バージョン」のタイトルで収録。
- エンディングテーマ「天才!LET'S GO あややム」
- 作詞 - つんく / 作曲 - つんく / 編曲 - 田中直 / 歌 - 松浦亜弥&エコモニ。(あややムwithエコハムず)
- 過去作では劇中で2回挿入歌として披露されたが、本作では中盤でカラオケ休憩として劇中では1回のみの披露。エンディング映像も過去作とは異なり本編のダイジェスト(イラストによる静止画)となり、エンドクレジットも「おわり」から「おしまい」に変更されている。
- フルサイズは約2分30秒だが、エンディングではCD音源より延長して使用されている。
映像ソフト
[編集]- 劇場版 とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ!『ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔』(2005年7月20日)規格番号 VHS:COVC-6835、DVD:COBC-4443
脚注
[編集]注釈
[編集]- ↑ ただし劇場版宣伝では「はむはむぱらだいちゅ!」の部分は読み上げらていない。
- ↑ メンバーの石川梨華は前々作『ハムハムハムージャ! 幻のプリンセス』以来2度目の出演となる。なお、同作で石川が演じたイシハムは本作のリカハムと全く異なる容姿と出自を持つ別個体である。