カラオケ

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カラオケとは、歌唱またはメロディパート(主旋律)を担う楽器を演奏する際に、事前に制作された伴奏を再生合唱合奏演奏する行為をいう。対語として生演奏を生オケと言う。また、事前に制作された伴奏の録音もカラオケと呼ぶ。1970年代以降、娯楽用の演奏装置そのものやカラオケボックスなどの施設、それを使って歌う行為そのものを「カラオケ」と呼ぶ機会も増えている。

概要[編集]

カラオケの機械

通常、楽曲の伴奏部分だけを「事前に記録」[注釈 1]している記録媒体(音楽テープやディスク等)を機械で再生して演奏する。現場では開始時に機械を操作するだけで後は自動的に行われる。

この形式は日本で生まれたもので、カラオケが娯楽として普及するにつれ、「カラオケ」を使用してを歌うための装置、さらにはその装置を使って歌う行為や、カラオケボックスなど歌うための場所を提供している店舗などを「カラオケ」と略して指すようにもなった。カラオケは、歌って楽しみストレスを発散させたりするため娯楽に分類され、レジャー白書で統計を取る一項目ともなった。娯楽向けのカラオケは純粋に伴奏だけではなく、歌いやすくするためのボーカル用メロディが収録されている。また、歌唱のための娯楽用カラオケとは別に、楽器練習用に特定パートだけを除いたカラオケも教材として普及している。

カラオケの発祥[編集]

カラオケのカラは「空」、オケは「オーケストラ」の略で、楽団・楽隊による生演奏ではなく、レコードテープで代用することを指し、本来は放送業界で使われていた用語であった。一説にはNHK交響楽団員らの雑談から出た言葉という。録音機材が発達する前は放送は基本的に生放送で行われていたが、次第に録音素材が用いられるようになり、費用がかかるオーケストラを準備させずとも、あらかじめ録音した「カラオケ」に歌手の唄を重ねることが技術的に可能になると、番組制作経費の削減目的で普及した。カラオケという言葉が普及する以前は「空演奏」と表現することが多かった。現在でもこの意味での「カラオケ」は放送業界用語として使われている。

カラオケ・空演奏は、元々は歌を歌う際に本来居るべきオーケストラがいない、という意味なので、カラオケ用の音源自体はマイナスワンと言われていたこともあった(曲から、1パートのみ削減されていることから)。[1]

1970年以前には、日本ではすでにハードウェアとしてはマイク入力つきの8トラック磁気テープ式小型ジュークボックスが、また、ソフトウェアとしては伴奏用ミュージックテープが販売され、これらを使って歌を歌わせる店が出現していた[2]。初期の8トラック式小型ジュークボックス装置としては、1967年に発売された根岸重一による国際商品のミュージックボックスや、1968年に発売された浜崎厳によるミニジューク等がある[3][4]

バンドマン出身の井上大佑は、カラオケ関連サービスと専用装置を1971年に発明したと主張している。井上は、8トラックテープ再生機にあらかじめ用意された調テンポから選択して再生・歌唱できるテープを添付し「8 Juke(エイトジューク)」と名づけてリース販売し、人気を博した。初期にはコイン式の有料再生装置で、テープ1本当り4曲、10本セットの計40曲で、料金は5分で100円でスナック等に設置された。2010年秋、井上の著書『カラオケを創(つく)った男』の著作権が2万口に分割、高額で権利を売り付ける業者が表れていることが判明し問題となった[5]

8トラックテープ、コンパクトカセットレーザーディスクVHDビデオCDDVDなどを経て、1990年代以降のブロードバンド環境の発達後は、日本では通信カラオケが主流となっている。

当初は音声入力にエコーを掛ける程度の付加機能だったが、その後はキー変更やテンポ調整などに対応し歌いやすくしたものが主流になり、さらに採点や音声変換など、遊びの要素も含めた多機能化が進んでいる。選曲もリモコン式から、バーコード入力、タッチパネル式端末と発達した。また歌詞の表示も、当初は歌声喫茶と同様に「歌本」や歌詞カードを見ながら歌っていたが、レーザーディスク普及後はモニターに歌詞が字幕スーパーの形で表示され、歌うべき部分の色を変えて歌い手をサポートする仕組みが一般化している。

日本国外におけるカラオケ[編集]

欧米においては多くの人が飲食するパブやバーで提供されるほうが多く、日本のように個室を用いたカラオケボックス形式は少ない。なおイギリスでは、ロンドン市内を中心に展開している高級カラオケボックス「ラッキー・ヴォイス」があるが、このような例は少数に限られる[要出典]

2008年に、イギリス政府が2500人以上の成人を対象に行った「最も重要と思いつつも最も不快に感じる電子機器」の調査では、カラオケが22%を獲得し、携帯電話などを抑えて1位となった。イギリスでは、日本のように防音施設が整った個室型のカラオケボックスが、まだあまり広まっておらず、カラオケを設置しているパブで、音痴の人や酔っぱらいの歌声が“騒音”被害を招いているとの理由から[6]

一方、東アジアや東南アジアでは、「KTV」などの呼び名でカラオケボックスが普及している。

世界各国での言語表記[編集]

日本語の「カラオケ」をローマ字表記した「KARAOKE」を基本とした各国語の表記・発音で呼ばれている。

英語では「karaoke[注釈 2]」。イタリア語スペイン語ドイツ語スウェーデン語ポーランド語ベトナム語でも「karaoke」、フランス語は「karaoké」、ロシア語ウクライナ語は「караоке」、中国語では「卡拉OK」(kǎlā OK)である。

日本におけるカラオケ[編集]

カラオケ文化[編集]

前身[編集]

現在のカラオケ形態の出現以前の1950年代から1960年代には、一部の喫茶店において、店主や専属の生バンドが楽器を演奏して客が歌う「歌声喫茶」という業態が存在していた。ただ、当時の社会運動左翼運動(特に日本共産党が中心となって主導したうたごえ運動)との連動が強く、現在のカラオケのように時節の流行歌を歌うものではなかった。飲食店などにカラオケ装置が設置され始め、社会運動などが退潮した1970年代には、ほとんどの「歌声喫茶」が姿を消した。

酒場の余興[編集]

1970年代のカラオケは、スナックなどの飲食業者の店舗や、ホテルの宴会場などに置かれることが多く、もっぱら酒席の余興という位置づけであった。この時期の利用者は酒の飲める世代、つまり20代以上であるが、具体的にはより年齢層が高い層であり、収録曲の多くが演歌であった。

また、1971年~1977年のFM音楽番組『日立サウンド・イン・ナウ』の人気コーナー「カラオケ・コーナー」があった。パーソナリティーは音楽家のすぎやまこういち。内容は、放送当時ヒットしている歌謡曲を市販のレコードで流し、すぎやまのトークで楽曲 の作詞、作曲、編曲、歌い方などの解説があり、その解説の後にオリジナルで使用されている「カラオケ」をフルで流すというものである。当時は音楽用CDはまだ存在せずアナログレコードの時代で、オリジナルの「カラオケ」の存在や、カラオケという言葉は世間の人には知られていなかった。この「カラオケ・コーナー」と、生中継の「カラオケ・ゲーム」などの放送で、同番組の聴取者を中心に「カラオケ」という言葉や、歌謡曲などに多用されるカラオケ音源の存在が知られていくことになる。[要出典]

カラオケボックスの広がり[編集]

1980年代前半にレーザーディスクが開発され、それまで伴奏のみであったカラオケに初めて映像・歌詞表示がされるようになった。レーザーディスクの知名度に合わせて「レーザーカラオケ」と呼称して展開、1980年代半ばになると、それまでは酒場や喫茶など飲食店舗の付帯設備とされていたカラオケから、カラオケのみを専門的に提供するカラオケボックスという事業形態が誕生した。飲食のついでにカラオケを楽しむのではなく、カラオケをするための場所であり、それ以前の概念を根底から覆す画期的な業態とされた。カラオケボックスは、学生コンパサラリーマンなどの懇親会の二次会の会場としてよく利用される、日本人の娯楽の代表の一つとなった。

岡山県において、廃車になった貨物列車トラックの廃品として出た鉄道コンテナや荷室を改造して設置したのが始まりとされる[7]1990年代以降は、通常の建築物内にカラオケ専門ルームを設えるタイプが主流となった。

黎明期のカラオケボックス成功の要因として、

  • 音楽、とくに歌唱を楽しむための防音施設を気軽に利用できるようにしたこと。
  • 飲食店でカラオケをする場合、不特定多数の客と共に歌うことが多い。そこでカラオケボックスでは個室であるためにカラオケに専念できる。練習場所としても活用できた。
  • 日本の音楽市場が急速に成長した。特にアイドル文化、グループサウンズの流行によって若年層へ普及した。
  • 機器の開発により、劣化のない音源、自動で表示される歌詞、曲の入れ替え自動化とその高速化。

などがあげられる。

1990年代の日本でシングルCDミリオンセラーが多発した背景の一つとして、カラオケボックスや通信カラオケなどのカラオケの普及を挙げる意見もある[8]

テレビ番組での企画・結婚式での余興・学校文化祭でのカラオケ大会など、多方面でカラオケが活躍の場と広がった。またカラオケの流行に伴い、その楽曲のCDシングル自体にもカラオケが収録されるようにもなった。これにより、特別の機材がなくとも自宅でカラオケができるようになった。

通信カラオケの登場[編集]

1992年タイトーが世界初の通信カラオケとされる「X2000」を発売。同年にはエクシングも「JOYSOUND」を発売した。

通信カラオケは、それまでメディア(媒体)で供給されていた楽曲が、通信により提供されるようになり、カラオケ装置は独立して存在するものではなく、通信で接続された一つのシステムの中に組み込まれた端末装置となった。各カラオケ装置脇に大量にソフト(メディア)を用意する必要がなく、機械駆動装置がないため小型・省スペース化も図れ、新曲の配布も早くなった。またこれは、ビジネスモデルとして、機器を販売、ソフトを販売するものが、使用量に応じた課金システムとなっていくことでもあった。

その後、1995年までに第一興商DAM」、ギガネットワークス「GIGA」、パイオニア・日光堂(後のBMB)・東映ビデオ「BeMAX'S」、日本ビクター孫悟空」、セガ「Prologue 21(セガカラ)」、USEN「U-kara」などメーカーが相次いで参入し、通信カラオケ全盛時代となった。

しかし2000年代に入るとメーカーの撤退や吸収合併が相次ぎ、2006年の日本ビクター・タイトーグループ撤退、2007年のセガグループ撤退により、業務用通信カラオケ業界は第一興商、BMB(USENグループ)、エクシング(ブラザー工業グループ)の三つ巴時代に突入した。さらに2010年にエクシングがBMBを完全子会社化、同年7月に吸収合併したことで、業界は首位の第一興商と2位のエクシングによる複占状態となった。

コンビニエンスストア一体型[編集]

かつて岐阜県のコンビニチェーンであるタイムリーが、独自の試みとして、カラオケとコンビニの一体型店舗を営業していた。安価なサービス料金体系に加え、客がコンビニで購入した総菜や飲料などを持ち込めるなど、競争の激しい業界における新たな経営業態として注目された。しかしながらタイムリーは営業不振によってデイリーヤマザキに事業譲渡され、この形態の店舗は消滅した。

しかし第一興商は2014年4月17日ファミリーマートと共同でカラオケとコンビニ一体型店舗の第一号店を東京都大田区蒲田駅前にオープンし、カラオケ・コンビニ一体型店舗が復活し、テレビ東京ガイアの夜明けでも紹介された[9][10]

ヒトカラの流行[編集]

カラオケボックスの普及後も、カラオケは大人数で楽しむものとされていたが、2000年代に入ると、一人でカラオケに行く「ヒトカラ」が流行した。

昼カラの普及[編集]

「昼カラ」の意味は、広義には昼間にカラオケを行うことだが、近年では、昼間にカラオケを行うことができる飲食店を「昼カラ」と呼ぶ。歌好きが昼間集う場のため、基本的には酒を飲まない。超高齢化社会を迎えた日本の高齢者が、近隣の居住者と昼間気軽に交流する場として全国に普及した。昭和時代に出現し全国各地に急増したが、現在は店舗オーナーと来店客の高齢化により縮小傾向の地域がある一方で、平成の超高齢化社会にブームが起きた地域もある。近年は高齢者の健康促進の場としても注目されており、昼カラを研究・支援する団体も現れている。

昼カラ店の種類は、

  1. 夜間営業するスナックが、昼間にカラオケ店を営業する業態。
  2. 喫茶店蕎麦屋などの飲食店がカラオケ装置を設置し、昼間にカラオケ店を行う業態。昼カラ営業をする喫茶店は「カラオケ喫茶」とも呼ばれる。
  3. 近年、昼間カラオケを行う人だけを対象に開店した昼カラ専門店もある。

いずれも安価に入店し歌うことができる(ノンアルコールドリンク一杯付き、時間制限無しで1,000円程度が一般的)。

一般的な仕組みは、昼間来店する個人やグループがワンフロアーで、店のルールや店員の指示に従って順番にカラオケを行い、店員と来店者、また来店者同士が適度に対話する形態。店員の接遇によりアットホームな雰囲気となる。見知らぬ人の前で歌い、新たな対話や共感が発生する社交の場である。

2019年末からの新型コロナウイルス感染症の流行により、北海道札幌市では「昼カラ」営業をしていたカラオケ喫茶で、2020年6月9日6月11日の2回にわたりクラスター集団感染)が発生した[11]

装置の変遷[編集]

通信カラオケ[編集]

初期の通信カラオケは、音楽音質の悪さと映像のバリエーションが貧弱などクリアしなければならない面もあった。それまでのテープやCDレーザーディスクを使用した音源はアナログ録音で、基本的にはレコード音源を再現したものに近く音質も同じように高かった。

だが、通信カラオケで使われる音源は、MIDIデータで構成されたデジタルデータであり、カラオケ装置はMIDI再生装置であった。このMIDI再生装置は、基本的には音楽演奏用シンセサイザーであり、演奏を録音した音源の再生とは全く異なる再生形態でプロの演奏とは比較にならなかった。当時の音源の質の悪さは、MIDIデータそのものではなく当時のMIDI再生装置の音色データとその再生技術のレベルの(後年から見れば)完成度の低さから来るものであり、さらに付け加えられた映像バリエーションの少なさと異なる楽曲での使い回しもあり、当初の音声と映像品質は高くはなかった。しかし、通信カラオケによる提供楽曲の多様性と新譜の迅速な配信は単体の音源カラオケ機を大きく凌ぎ、以降は通信カラオケが主流となっていく。

並行してコンピュータの普及によるデジタルサンプリング技術が低価格化一般化するとともに、サンプリングされたPCM音源が安価に利用できるようになった。MIDI再生装置による音源の一つに実際の演奏データをサンプリングしたPCM再生も内蔵されるようになった。プロの音楽制作でもコンピュータが多用されデジタルでのトラック作成が普及すると同時に、カラオケによる再生も低価格化したデジタルの恩恵を受け、プロの環境そのままの再生となった。音楽を作る側も再生側もほとんど同じ音を出す時代になっている。

シンセサイザーによる音色合成は質が悪く、PCMが良いということではない。それらは音色データのバリエーションにすぎない。カラオケ初期の一般的なプロの演奏はカラオケ再生とは全く別物だったため違いが大きかったのである。カラオケ再生技術が進歩したというよりも、進歩したのは一般にデジタルと称される「コンピュータ技術による音楽製作再生環境」であり、デジタルになりプロの製作環境とカラオケ再生が同レベルになったことが、カラオケ再生音質がプロ演奏と遜色なくなった一番の要因である。またMIDIもデジタル環境での基本的かつ重要な役割をずっと担っている。

カラオケの画面[編集]

初期はテレビ画面そのものが無く、紙を見て歌った。その後、テレビ画面に字幕が出るようになり、その字幕の通りに歌うが、かつては同じ背景しか出なかった。その後、曲のタイトルや歌詞の意味にあわせた、一種の寸劇ともいえる映像が追加された。これは地域性としてご当地ソングや歌詞の重みのあるフォークソングで重要視される。たとえば狩人の曲『あずさ2号』の場合は特急あずさの走行シーンが流れるといった具合である。

2000年代から、通信カラオケの進化に伴い、「本人映像」「アニメ映像」が登場し、歌唱者本人による当時の映像・ライブ映像や、ミュージック・ビデオ[12]、アニメやドラマ、映画本編の映像(OP映像を繰り返し流すだけのものや、OPと劇中の映像を合わせてPV風に編集したものとがある)が流れる。

自宅でのカラオケ[編集]

1970年代に入ると、家庭用テープレコーダーカセットテープでも音楽鑑賞に堪え得る音質にまで達しており、特にラジオカセットレコーダー(ラジカセ)が普及すると、これをカラオケ用の装置として使うようになった。高級なラジカセにはマイク接続端子とミキシングによる拡声器機能が付いていた。

1980年代後半には、レーザーディスクによるカラオケシステム「レーザーカラオケ」が現れ、ある程度の普及を見た。これはメディアの性質上、映像が含まれており、テレビ画面上に映像と歌詞を表示して使われた。プレーヤーは一般のものと異なり、マイク入力とそれへのエフェクト機構があった。さらに選曲ボタンが多かったりと、カラオケ使用のための操作ボタンを備えていた。

家庭用ゲーム機でもPCエンジンではCD-G、ドリームキャストWiiでは通信カラオケによるカラオケシステムに対応している。

音源媒体については、1970年代初めごろよりラジオ番組の中でカラオケ(伴奏のみの音楽)を流す企画もあり、これを録音する聴取者も居た。また、市販のレコードにはカラオケがほとんど存在しなかったが、ミュージックテープ(音楽カセット)では、カラオケのみを収録したものが多くラインナップされた。

テレビの歌番組で歌手の歌に合わせて歌詞の字幕スーパーが放映されるようになって以後、楽曲によっては販売されるCD自体にカラオケが収録されるようになり、特別にカラオケ音源がなくとも自宅でカラオケができるようにもなった。

個人用カラオケ専用機器は、かつてはカセットプレイヤー一体型が主流であったが、のちに「マイク一体型カラオケ」も登場し、マイク型ハードウェアに収録済みの曲と、それに補充するロムを使用し、個人用でカラオケボックスにも負けない人気を得た。収録曲は懐メロや歌謡曲演歌など高年齢層好みが中心のものも多く、若年層が中心のJ-POPは少なめであったが、次第に収録曲が増えた。

1995年には家庭向けの通信カラオケが登場しているが、普及の度合いはまだ少ない。また、カラオケ機能を搭載したコンピュータゲームも数多く登場した(任天堂の「大合奏!バンドブラザーズDX」「カラオケJOYSOUND Wii」など)。携帯電話パソコンにカラオケソフトや楽曲データをダウンロードするサービスも登場した。スマートフォンの普及に伴い、専用アプリでカラオケを楽しむことができるサービスも行われている。

なお、レーザーディスクの普及に伴い風前の灯だったVHDカラオケであるが親会社のVICTORのアーティストの曲には、所謂オリジナルカラオケで歌えるものもあった。

オリコン・カラオケチャート[編集]

オリコンでは、1990年代半ば頃から全国のカラオケからのリクエストを集計したカラオケチャートを発表している。ただし、データ集計にかかる時間の関係上、各カラオケメーカーが発表するデータよりも2週ほど遅れる。カラオケチャートの特徴は、長期間にわたって1位やトップ10入りをする曲が多いことで、カラオケファンの人気曲が特定の曲に集中していることを示す。

オリコン週間カラオケランキング長期1位楽曲[編集]

2019年11月11日付け時点の記録。

連続1位(12週以上)
連続1位週数 曲名 アーティスト 1位達成年月日
85週 Lemon 米津玄師 2018年4月2日 - 2019年11月11日(継続中)
51週 女々しくて ゴールデンボンバー 2012年9月10日 - 2013年8月26日
48週 ヘビーローテーション AKB48 2010年11月1日 - 2011年9月26日
47週 星野源 2016年12月5日 - 2017年10月23日
42週 ヘビーローテーション AKB48 2011年10月24日 - 2012年8月6日
42週 ORANGE RANGE 2004年11月29日 - 2005年9月12日
39週 レット・イット・ゴー〜ありのままで〜 松たか子 2014年5月12日 - 2015年2月2日
37週 キセキ GReeeeN 2008年6月23日 - 2009年3月2日
34週 恋するフォーチュンクッキー AKB48 2013年9月16日 - 2014年5月5日
32週 キセキ GReeeeN 2009年5月11日 - 12月14日
25週 純恋歌 湘南乃風 2006年6月5日 - 11月20日
20週 三日月 絢香 2006年11月27日 - 2007年4月9日
19週 また君に恋してる 坂本冬美 2010年4月19日 - 8月23日
18週 亜麻色の髪の乙女 島谷ひとみ 2002年6月3日 - 9月30日
17週 LOVEマシーン モーニング娘。 1999年 - 2000年
17週 愛唄 GReeeeN 2007年7月16日 - 11月5日
17週 海の声 浦島太郎(桐谷健太 2016年2月8日 - 5月30日
16週 世界に一つだけの花 SMAP 2003年3月3日 - 6月16日
15週 First Love 宇多田ヒカル 1999年
15週 そばにいるね 青山テルマ feat.SoulJa 2008年3月10日 - 6月16日
14週 White Love SPEED 1997年 - 1998年
14週 TSUNAMI サザンオールスターズ 2000年
13週 Automatic 宇多田ヒカル 1999年
13週 Hello, Again 〜昔からある場所〜 MY LITTLE LOVER 1995年
12週 アジアの純真 PUFFY 1996年
12週 青春アミーゴ 修二と彰 2005年12月5日 - 2006年2月20日
通算1位(20週以上)
通算1位週数 曲名 アーティスト 1位達成年月日
90週 ヘビーローテーション AKB48 2010年11月1日 - 2011年9月26日(48週連続)
2011年10月24日 - 2012年8月6日(42週連続)
85週 Lemon 米津玄師 2018年4月2日 - 2019年11月11日(継続中)
79週 キセキ GReeeeN 2008年6月23日 - 2009年3月2日(37週連続)
2009年3月16日
2009年3月30日 - 4月20日(4週連続)
2009年5月11日 - 12月14日(32週連続)
2010年1月18日
2010年3月22日 - 4月12日(4週連続)
53週 女々しくて ゴールデンボンバー 2012年8月27日
2012年9月10日 - 2013年8月26日(51週連続)
2013年9月9日
49週 星野源 2016年12月5日 - 2017年10月23日(47週連続)
2017年11月6日 - 11月13日(2週連続)
43週 ORANGE RANGE 2004年11月29日 - 2005年9月12日(42週連続)
2005年10月3日
40週 世界に一つだけの花 SMAP 2003年3月3日 - 6月16日(16週連続)
2003年7月7日
2003年8月4日 - 9月15日(7週連続)
2003年9月29日 - 12月1日(10週連続)
2004年1月5日 - 2月2日(6週連続)
※年始2週合算週を含む
40週 涙そうそう 夏川りみ 2004年2月9日 - 3月29日(8週連続)
2004年5月3日 - 5月10日(2週連続)
2004年5月24日 - 7月5日(7週連続)
2004年7月19日 - 8月9日(4週連続)
2004年9月13日 - 9月27日(3週連続)
2004年10月11日 - 11月22日(7週連続)
2005年9月19日
2005年10月10日 - 11月28日(8週連続)
39週 レット・イット・ゴー〜ありのままで〜 松たか子 2014年5月12日 - 2015年2月2日(39週連続)
34週 恋するフォーチュンクッキー AKB48 2013年9月16日 - 2014年5月5日(34週連続)
26週 純恋歌 湘南乃風 2006年6月5日 - 11月20日(25週連続)
2007年7月9日
25週 海の声 浦島太郎(桐谷健太) 2016年2月8日 - 5月30日(17週連続)
2016年7月25日 - 9月12日(8週連続)
22週 亜麻色の髪の乙女 島谷ひとみ 2002年6月3日 - 9月30日(18週連続)
2002年12月23日 - 2003年1月13日(4週連続)
21週 三日月 絢香 2006年11月27日 - 2007年4月9日(20週連続)
2007年7月2日

オリコン週間カラオケランキング長期ランクイン楽曲[編集]

1994年12月26日付〜2018年5月28日付、週間50位以内のランクイン週数にて算出[13]

順位 通算ランクイン週数 曲名 アーティスト
1位 872週[13] 天城越え 石川さゆり
2位 800週[13] チェリー スピッツ
3位 743週[13] ハナミズキ 一青窈
4位 709週[13] I LOVE YOU 尾崎豊
5位 707週[13] 小さな恋のうた MONGOL800

カラオケのTV放送[編集]

以下は、主な番組・コーナー・企画について列挙する。

番組[編集]

フジテレビ
日本テレビ
テレビ朝日
テレビ東京
TBS
CSチャンネル
独立局

千葉テレビ放送

テレビ埼玉

群馬テレビ

サンテレビ(旧:兵庫テレビ放送)

コーナー・企画[編集]

フジテレビ
テレビ東京
テレビ朝日
TBS

 

その他

関連企業[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ オーディオであれば「録音している」、または口語で「吹き込んでいる」と表現する。MIDIであれば「製作している」または口語で「打ち込んでいる」となる。
  2. ^ アメリカ英語発音:[ˌkæriˈoʊki] キャリウキ、イギリス英語発音:[ˌkæriˈəʊki] カリゥキ。これらのほかに、語頭にアクセントがある「キャリヨキー」「キャリヨウク」「キャリヨケ」など様々な発音が見られる。

出典[編集]

  1. ^ 中島みゆきのアルバム『おかえりなさい』に付属していた7インチシングル盤に収録された歌唱なしの「あばよ/追いかけてヨコハマ」でこの名称が使われている。
  2. ^ カラオケ歴史年表 - 全国カラオケ事業者協会
  3. ^ 烏賀陽弘道 『カラオケ秘史―創意工夫の世界革命―』(新潮社2008年)、ISBN 978-4106102929
  4. ^ 野口恒 『カラオケ文化産業論』(PHP研究所2005年)、ISBN 978-4569642222
  5. ^ カラオケ発明者の著作物権利、2万口に分割登録 読売新聞 2010年10月13日
  6. ^ 共同通信 (2009年1月9日). “不快な発明、カラオケ1位 英国人の22%、政府調査で”. https://megalodon.jp/2009-0109-0837-27/www.47news.jp/CN/200901/CN2009010901000036.html 2009年1月9日閲覧。 
  7. ^ カラオケボックスの発祥は岡山県、というのは本当か。 | レファレンス協同データベース
  8. ^ 田家秀樹『読むJ‐POP―1945‐1999私的全史 あの時を忘れない』徳間書店、1999年、291-292頁。ISBN 4-19-861057-6
  9. ^ “ファミマがカラオケ一体型コンビニ 大田区に1号店”. msn産経ニュース. (2014年4月17日). http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140417/biz14041714420019-n1.htm 2014年6月14日閲覧。 
  10. ^ ガイアの夜明け 6月3日放送 第618回 今を生き抜く!共同戦線”. テレビ東京. 2014年6月14日閲覧。
  11. ^ 札幌市2つ目の「昼カラクラスター」認定…2店計22人感染 1人は5月下旬両店行き来も "感染対策を" 北海道ニュースUHBYahoo!ニュース)、2020年6月11日
  12. ^ 中には「本人映像」と謳っていても、本人が出演していない映像もある。一例として、顔出しNGのユニットであるClariS
  13. ^ a b c d e f 読売新聞』2018年6月2日付東京夕刊、17頁(『読売新聞縮刷版 2018年6月号』63頁)。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]