音MAD
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| 音MAD | |
|---|---|
| 文化的起源 | 日本 |
| 関連項目 | |
| YouTube Poop | |
音MAD(おとマッド)、音系MAD(おとけいマッド)、音声MAD(おんせいマッド)とは、音声を有するメディアにおいて展開されるMADムービーのジャンルである。その多くは著作権法に違反している。(後述)
概要
[編集]ニコニコ動画が中心となって発展した。現在ではYouTubeなどの他の動画共有サイトでも多く見られる。中国の動画共有サイトであるBiliBiliでは「鬼畜」(拼音: )とも呼ばれ、BliBli運営は一つのジャンルとして扱っている[1]。
1970年代に主に大学のサークルで制作されていた「MADテープ」が名の由来である(MADムービー#流通と社会の対応も参照)[2][3]。 インターネットミーム現象となり、社会的に影響を与える例も多い。[要出典]
2022年1月、山下諒氏がこの形式でモスバーガーのCMを制作した。[4]
2024年7月、マクドナルド公式Xアカウントにて同様のCMが投稿された。
技法
[編集]人力ボーカロイド
[編集]人力ボーカロイドとは、アニメーションのキャラクターなどの声をピッチ補正やフォルマント補正によって変声し、任意の楽曲の歌詞を歌わせる技法、およびその技法を用いて制作された作品の構成部分を指す。通常のVOCALOID楽曲に比べ、作者が歌詞を歌わせるバーチャルシンガーを選ぶこともその特徴である。例えば、渡り鳥Pによる『ココロ』[5]は、バーチャルシンガーの鏡音リンの歌唱によるトラボルタの楽曲『ココロ』[6]を、その声を調声した宇多田ヒカルに歌わせたものである。
問題
[編集]著作権
[編集]親ジャンルであるMADムービーと同様、既存のメディアソースを使用するため基本的に違法とされる[7]。(MADムービー#MADムービーに関する問題点を参照せよ)。実際、ニコニコ動画では著作者から申請を受けた音MADに対して削除する方針を固めており[8]、2013年には東京地裁がISPに対し創価学会が権利を持つビデオを使用した音MADを投稿した人物の情報開示を命じている[9]。
作品に用いられる素材が自売り素材[10]であったり、作者自身が著作権を保持する素材である場合は問題にならない。
角川の認定MADや「おいでよっ!MADコンテスト」、「邪神ちゃんMAD&動画投稿祭」など著作者の公認の元、動画を公開する機会も存在する[11][12][13]。
ゲイに対する差別
[編集]男性の同性愛者に対する差別的文化は、ニコニコ動画を主として2000年代から存在する問題である。
そのため、『おとわっか』や、ゲイビデオ『真夏の夜の淫夢』を題材にした作品など、差別的内容を含んだ作品も存在する[14]。
制作方法
[編集]素材となる映像、音声をキャプチャやリッピングをすることにより用意をし、各種編集ソフトウェアを利用して制作される。
音素材の管理
[編集]音声の制作方法
[編集]主に、REAPERやVocalShifterなどを中心としたDAWソフトウェアで制作されることが多い[要出典]。
映像の制作方法
[編集]MADムービーと同じく、主にAdobe PremiereやAfter Effects、Windows ムービーメーカー、NiVE、VirtualDub、AviUtlなどが作成に利用されることが多い。[要出典]また、Blenderなどの3DCGソフトウェアを用いる例も見られるようになった。
脚注
[編集]- ^ “音MAD”. bilibili. 2022年5月22日閲覧。
- ^ “SNU Open Repository and Archive: 日本のアニメ二次創作動画”. 2025年5月23日閲覧。
- ^ 中川浩一、2008、「「MAD ムービー」 にみる映像制作文化の一考察」、倉敷芸術科学大学紀要、NAID 120006547124
- ^ “音MADでWebCM制作!モスバーガーのCMはこうして生まれた!”. Vook(ヴック). 2025年10月22日閲覧。
- ^ 渡り鳥P. “【人力VOCALOID×宇多田ヒカル】「ココロ」”. ニコニコ動画. 2024年5月3日閲覧。
- ^ 『【鏡音リン】 ココロ 【オリジナル曲】』2008年3月3日。2024年5月2日閲覧。
- ^ “いわゆるMADって作っていいの?”. YC WEBに関わる法律講座. 2022年9月7日閲覧。
- ^ “ニコ動「MAD」削除 ひろゆき氏「問題ない」、小林社長「現時点での妥協点」”. ITmedia. 2022年9月7日閲覧。
- ^ “ニコ動「頭がパーン」MADアップロード主の情報、地裁が開示命令 創価学会の請求認める”. ITmedia. 2022年9月7日閲覧。
- ^ 自売り素材とは、作者が自身の身体や動作、声などを録画・録音した映像・音声素材を指す。
- ^ “「ユーザー投稿角川アニメ」の公式認定も YouTubeに角川参加”. 2022年9月7日閲覧。
- ^ “https://katsushika.keizai.biz/headline/767/”. 2022年9月7日閲覧。
- ^ “【9/5更新】8月19日(金)より、「邪神ちゃんMAD&動画投稿祭」開催!”. 2022年9月7日閲覧。
- ^ “『FF10』ワッカのネットミームに嫌悪感…「淫夢」から続く同性愛ネタの暴力性”. 2022年9月7日閲覧。