Blender

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Blender
Blender 2.70.png
Blender 2.70
開発元 Blender Foundation英語版
初版 1995年(21年前) (1995
最新版 2.78 / 2016年9月30日(2か月前) (2016-09-30[1]
プログラミング言語 CC++Python
対応OS Windows, OS X, Linux, FreeBSD
プラットフォーム クロスプラットフォーム
サイズ 72 - 173 MB(OSごとに異なる)[2]
種別 3DCGソフトウェア
ライセンス GNU General Public License v2 or later[3]
公式サイト blender.org
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Blenderブレンダー)とはオープンソース3次元コンピュータグラフィックスソフトウェアの一つで3Dモデルの作成、レンダリングのほかアニメーションコンポジット機能も備える。

特徴[編集]

特徴的で効率の良い[要出典]独自のユーザインタフェース (UI) を持つ。

現在、急速な勢いで機能拡張・整備が進んでおりまだまだ発展途上な部分はあるものの商用のハイエンド3Dツールと肩を並べるほどの機能群を擁する。[いつ?]

またゲームエンジン機能も内蔵しており、Pythonスクリプトなどを利用することによりインタラクティブなコンテンツを制作することができ、さらにはノードベースのコンポジット機能までも装備する。

もともとC言語を基盤にマルチプラットフォーム対応を前提に設計されているソフトウェアのため、UNIX/LinuxWindowsなどの一般的なOSを搭載した3Dアクセラレーション機能を持つパソコンで使用できるのも大きな特徴である。

画面描画のバックエンドOpenGLを採用しているため、Windows環境で使用する場合には、NVIDIA Quadroなどの専用ビデオカードを装着したほうが快適な動作が期待できるとされてきたが、GeForceでも980以降のものであればあまり差は無くなってきている。[いつ?]

2.3バージョン系列に入ってからは独自のレイトレーサー(後述する"Traces"のコードが流用された)の内蔵やまた外部GIレンダラーとしてYafaRay英語版などとの親和性が高まり、2.33から物理ライブラリのライセンス問題によりオープンソース化してから長く取り外されていたゲームエンジンが再統合された。

バージョン2.5系列では、UIの一新、Maya FluidやFume FXのような本格的な流体システムに加え、ほぼ全機能の近代化改修、ブラッシュアップが行われ、2011年4月に初の安定版がリリースされた。

バージョン2.6系列では、2.61においてリアルタイムレンダラであるCyclesやダイナミックペイント、海洋シミュレーション、カメラトラッキング等、他のハイエンドツールにも匹敵する機能を追加し、また、2.63では新しいメッシュ編集ツールであるBMeshの統合もされた。

こうした様々な機能と柔軟性から、徐々にプロフェッショナルの現場で使用されはじめている[要出典]

国際化と地域化[編集]

また日本語環境も2.49aまでは貧弱だったが、2.49bにて2ちゃんねるのBlenderスレッドの有志が制作・配布した詳細な日本語翻訳テーブルが公式採用された事で強化された。

その後、バージョン2.5系列で国際化がなくなり日本語環境での使用はできなくなっていたが、GSoC2011にて国際化され、平行して日本の有志により再び日本語対応が行われ、バージョン2.60にて公式に日本語環境が復活した。

歴史[編集]

Blenderの前身であるTracesは、オランダのCGスタジオ、NEOGEO社の共同創設者の一人であるトン・ローセンダール (Ton Roosendaal) によって、AmigaOS向けのレイトレーシングレンダラーとして開発され、後にSGI IRIXへと移植された。その後、Tracesのソースコードは書き直されて、Blenderとなった。

1998年、トン・ローセンダールはインハウス・ツールとして使用されてきたBlenderの開発・外販を行う為にNot a Number Technologies (NaN)社を設立した。Windows版も用意され、ラジオシティ機能などを実装した有料版と無料版の二種を展開した。

2001年、NaN社は、Web3Dに向けて、Blender Webプラグインのベータ版をリリースした[4]が、セキュリティの問題から頓挫した。2002年インターネット・バブルの崩壊と共にNaN社は倒産し、Blenderのソースコードは債権者の手に渡ってしまう。しかし開発途上にあったBlenderを手放すことができなかったトン・ローセンダールはBlender Foundationを設立するため、"ソースコード解放"を合言葉に大々的な募金キャンペーンを行い半年で10万ユーロを世界中から集結させ、ソースコードを再びその手に取り戻した。

そして現在Blenderは、GPLの元にオープンソースウェアとして開発・無償配布されている。ソースコードのコメントがオランダ語で書かれている上に、プログラム自体が定石から外れた組み方をしているため、開発を引き次いだ有志は他OSへの移植などで苦戦したという。

2008年、UI一新などを目的とするblender 2.5の開発が開始された。バージョン2.4系は2009年のBlender2.49をもって完結し、2011年に2.5系の初の安定板となるバージョン2.57がリリースされた。バージョン2.5系は2015年の2.76をもって完結し、2.8系へとバトンタッチされる予定。

参考画像[編集]

レイトレーシングとambient occlusionで描画したエンジン。BlenderとYafaRayを使って作成。 
Blenderは非常に高解像度の画像も扱える。 
芝の画像。Blender 2.49.で生成、描画。 

脚注[編集]

  1. ^ Blender 2.78”. blender.org (2016年9月30日). 2016年10月5日閲覧。
  2. ^ Blender 2.74”. blender.org (2015年3月31日). 2015年4月1日閲覧。
  3. ^ License - blender.org”. 2014年5月17日閲覧。
  4. ^ Blender - news - Web Plug-in NaN 2001年8月16日

関連書籍[編集]

外部リンク[編集]

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