Maya

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Maya
開発元 オートデスク
最新版 2014 Extension SP1 / 2013年10月24日
対応OS Mac OS X, Windows, Linux
種別 3DCGソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Autodesk
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Maya(マヤ)はオートデスク社によるハイエンド3次元コンピュータグラフィックスソフトウェア。対応OSは、Windows XP/Vista、Mac OS XIRIXLinux

概要[編集]

元はエイリアス・システムズ社の製品だったが、2005年10月、ライバルソフト「3ds Max」のオートデスク社に買収され、開発元が移っている。

ハリウッドをはじめとする映像現場で使われているプロ仕様のハイエンドソフト。映画ゲームCMの制作に使用されている。 シェアで言えば、VFXで圧倒的であり、建築ヴィジュアライゼーションでは3ds Maxが多く、ゲームでは3ds MaxとMayaは50:50だとAutodeskからは言われている。 また、日本に限ってなら50%以上のトップのシェアを持っており、残りを3ds MaxSoftimageが分け合っている状況である

Mayaを全面的に開発ラインに取り入れている会社に任天堂スクウェア・エニックスバンダイナムコゲームスポリゴン・ピクチュアズなどがある。また、ピクサー社のレンダラー、RenderMan for Mayaと併用して、VFXスタジオの多くに使用されている。柔軟なプラグイン APIおよびMEL(Maya Embedded Language)をスクリプトとして利用するインターフェースが重宝されている。

上記のようにCG作成ソフトとして有名で、Power Animetorの後継、ゲーム開発、キャラクターアニメーションを強く意識した製品である。 また、いくつかの機械系CADのデータ形式にも対応しており、実際に自動車メーカーなどの製造業ではデザイン的な要素の強い部品の設計に使用している。

当初、Maya Completeですら998,000円(Unlimited 1,980,000円)と高価だった為、個人ユーザーは少なかったが、2002年に266,000円(Unlimited 930,000円)へと値下げが発表された。

Maya 2010からは上位・下位のバージョン分けが廃され、価格も535,500円に統一された。

バージョン[編集]

  • 2002年8月 - Maya4.5からmental ray for Mayaが無償ダウンロードが開始される。

Fluid EffectsやSmooth Proxy、Ramp Shaderが追加された。

  • 2003年5月 - Maya 5.0が発表。Paint Effectsの追加や、ダイナミクスの計算速度が90%向上した。
  • 2004年6月 - Maya 6.0が発表。Hair機能が搭載された。

キャラクターとアニメーション制作の大幅な改善や、Photoshopとの統合によりPSDファイルとの連携が可能となった。

  • 2005年2月 - Maya6.5が発表。パフォーマンスの向上によりファイルの入出力や画面描画、モデリング、デフォメーション、Maya Artisanなどの生産性が向上。

mental rayが3.4へバージョンアップ、mental ray for MayaSatellite、シーンセグメンテーションに新ツールなどが追加された。

  • 2005年9月 - Maya7から、トゥーンレンダリングを表現するためのMaya Vectorが標準装備され、冷たい感じのするリアルな3DCGだけでなく、手塗りの温もりがある3DCGも対応した。

レンダラーとしてはMaya7からではあるが、それ以前のバージョンでも、ランプシェーダーによってトゥーン表現は可能である。 MotionBuilderで採用されているFullBodyIKが搭載された。

  • 2006年10月 - Maya8から、初めて64bitシステムに対応した。

mental rayによる、法線マップのレンダリングに対応した。

  • 2007年4月17日 - バージョン8.5より、Nucleus テクノロジーが採用され、クロスシミュレーションを行う新たなシステムであるnClothがUnlimited搭載され、従来のClassic Clothから置き換えられた。

インターフェイスが日本語にも対応した。

  • 2008年10 - 2009で10周年を迎えるアニバーサリーエディションとして発表される。

Maya 2008 Extensionで搭載されたMaya Muscleと、Unlimitedにのみ新たにnParticlesが搭載される。

  • 2009年10月 - CompleteがUnlimitedに統合され、Maya Composite、Autodesk MatchMover、を搭載、MayaでもAutodesk Backburnerが使用可能となる。
  • 2010年4月7日 - 2011よりノキア社のアプリケーション開発フレームワーク「Qt」をベースにインターフェイスを改良。

新たなスキニングシステムであるデュアルクォータニオンや、インタラクティブスキンバインドが追加された。 その他も多数の改良がなされ、「過去最高のアップグレード」と言われている。

外部リンク[編集]