カセットテープ

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ELカセット(大)とCカセット
Cカセットとマイクロカセット(小)
ベータ(上)とVHS(下)

カセットテープ (cassette tape) は、磁気テープメディアの種類で、テープがむき出しのオープンリールに対し、カセットに入った状態で使用するものである。

データレコーダ専用の規格はカセットではなくカートリッジということが多いが、技術的には差はない。「カセットテープ」の語が暗にコンパクトカセットのことを指す場合も多い。

特徴[編集]

長所として、汚れにくく、取り扱いが容易である。テープそのものはリールであるハブやスリップシート等と共にハーフ(日本国外ではシェル)と呼ばれる筐体に収まっている。ハーフには一般に小窓のついた標準ハーフと透明のシースルーハーフが存在する。一般にはカセット本体とインデックスシールやインデックスカード等と共に紙やプラスチックで成形されたケースに入って販売されるが、業務用や語学用に関してはこの限りではない。

短所としては、切り貼り編集が難しい(TEACよりカセット編集長というスプライシングテープ等のセットが販売されていた)。

技術的に必然な特徴ではないが、基本的に、カセットテープは幅狭で短い。そのため、コンパクトで持ち運びやすい。その一方で、収録時間か音質が犠牲となる。

記録方式は、音声用ではオープンリールもカセットテープも大差ないが、ビデオ用では明確に、プロユース即ち業務用よりホームユース、家庭用を想定している[要出典]。また、オープンリールより後発の規格であるため、進んだ技術が取り入れられている。

音声用でもっとも普及したCカセットはオランダのフィリップス社により開発され、特許申請を行わずにオープンとしたため、普及が容易であったが、当時はモノラル方式であり、その後ステレオ方式となった。尚フィリップス社のCカセット以前にも独自規格のカセットテープが乱立していた。

カセットテープが音楽用として定着したのは1970年代後半である。それまではオープンリールテープが普及していた。

主なカセットテープ[編集]

音声[編集]

ビデオ[編集]

家庭用・民生用[編集]

放送用・業務用[編集]

関連項目[編集]