ボカロ (音楽ジャンル)

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ボカロ
様式的起源 ポピュラー音楽J-POPロックアニソンエレクトロスウィングヒップホップゲームミュージックダンスロックEDM
文化的起源 2000年代2010年代
日本の旗 日本
使用楽器 DTM音声合成ソフト
融合ジャンル
ミクノポップ、VOCAROCK、ミックホップ、ポストミック
関連項目
VOCALOID歌ってみたニコニコ動画YouTube
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ボカロは、ヤマハが開発した音声技術「VOCALOID」、及び「VOCALOID」の技術を応用したソフトウェアを使用して製作された楽曲(VOCALOID曲ボーカロイド曲ボカロ曲)を総称する音楽ジャンルを指す言葉である[1][2]。「UTAU重音テトなど)」や「CeVIO(可不など)」などを使用した楽曲を含む場合もある[3]。ボーカロイド曲は、通称「UGC」と称される「自主制作コンテンツ」の文化を生み出した存在として知られている[1]。また、ボカロ曲を制作する音楽家はボカロPと呼ばれる[4]

歴史[編集]

VOCALOID開発から初音ミク開発まで[編集]

2000年、当時、打ち込み音源で唯一表すことができなかった「歌声」を音源として表現できるものを目指して剣持秀紀とバルセロナのポンペウ・ファブラ大学の共同開発が始まった[5]。2004年には最初のバージョンが出来上がり、同年3月にZERO-Gから男声の「LEON」と女声の「LOLA」として発売されたが、商業的には失敗した(LOLAは平沢進がアルバム『白虎野』や『パプリカ オリジナルサウンドトラック』、2005年以降のライブ等にて使用している)[5][1][6]。2004年11月発売の日本初のVOCALOIDである女声の「MEIKO」はクリプトン・フューチャー・メディアから発売され、3000本ほどの売上を達成し、大ヒットを記録した[1]。しかし、2006年2月発売の男声のVOCALOID「KAITO」は500本しか売れず、商業的には失敗した[1]。この期間、muzieなどの音楽配信サイトにMEIKOの楽曲が投稿されることはあったものの、「ボカロシーン」と称されるものや、多数のリスナーの存在はなかった。これには2006年12月にサービスを開始したニコニコ動画などの存在がなかったことも影響していると考えられている[4]。2007年8月31日にはVOCALOID「初音ミク」が発売された[1]

初音ミクの登場[編集]

初音ミクの登場は、ボカロという音楽ジャンルを生み出した。(画像はV4Xバージョン)

2007年8月31日発売のVOCALOID初音ミク」の登場からボカロ業界が動き出したとされている[4][7]。1週間で1000本、半年間で3万本という大ヒットを記録した初音ミクの誕生は、次第に音楽業界へと影響を与えていった[8]。2007年9月3日投稿の動画『初音ミクが来ないのでスネています』の投稿者が「ワンカップP」と命名されたことからボカロ曲などを製作する人を指す言葉「ボカロP」という言葉も生まれたのもこの頃である[4]。当時、公式イラストが3枚しかなかったが、2021年9月4日にはOtomaniaによって『VOCALOID2 初音ミクに『Ievan Polkka』を歌わせてみた』が投稿され、初音ミクのデフォルメキャラ「はちゅねミク」が創作されるなど、音楽に付随する要素の創作も進められた[8][9]。また、2007年9月13日に投稿されたOSTER projectの『恋スルVOC@LOID』、同年9月20日に投稿されたika_mo(鶴田加茂)の楽曲『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』、同年9月25日に投稿された『Packaged』、2007年10月5日に投稿された『celluloid』などの楽曲を筆頭に、VOCALOIDとしての「初音ミク」に焦点を当てた楽曲が数多く投稿された[4][10][11]。また、当時は「ボカロ」というカテゴリがニコニコ動画に存在していなかったことから「演奏してみた」などのカテゴリでボカロ曲を投稿していた人が多かった[7]。この頃、初音ミクの歌は恋愛ソングが多く、次第にコメントを通して作り手と受け手の間で広まりを見せていった[8]。また鮎川ぱては、初音ミク発売後1年ほどは「萌えカルチャー」としてのボカロ曲が多かったと語っている[12]

2007年12月3日、初音ミクの開発元「クリプトン・フューチャー・メディア」はコンテンツ投稿サイト「ピアプロ」を開設し、「キャラクター利用のガイドライン」を発表した[10]。以降、非営利の個人がキャラクターとしての初音ミクを自由に利用できるようになり、「ピアプロ」を通してのクリエイター間での結びつきが強まり、初音ミク関連の創作活動が活発化した[10][13]。また、2007年11月から始まった即売会「THE VOC@LOiD M@STER」(通称: ボーマス)は、ボカロPによる同人音楽CDの頒布などが実施される交流の場として定着した[14]

キャラクターソングから一つの音楽ジャンルへ[編集]

2007年12月7日発表のryoのボーカロイド曲『メルト』は「VOCALOIDとしての初音ミク」でなく、「1人の少女としての初音ミク」を映し出した楽曲となり、以降、VOCALOIDではない「一人の個人としてのVOCALOID」を描く楽曲も誕生していった[7][10]。『メルト』の誕生は「歌ってみた」のブームを巻き起こしたということも相まって、『メルト』は初音ミクを「殺した」とまで形容される楽曲となった[4]。これは後に「メルトショック」と呼ばれている[15]。初音ミクが発売されてから1年を過ぎた頃からボカロ曲のリスナーの男女比が1対1となり、次第に「萌えカルチャー」としてのボカロ曲から「音楽ジャンル」としての初音ミクへと変化していった[12]。2008年4月に投稿されたcosMo@暴走Pの楽曲『初音ミクの消失』などの「ボカロならでは」の音楽も数多く製作されていた中で、2008年の中頃にはポップスや打ち込みサウンドを主流としていたボカロ曲に、バンド出身者によるロックが参入してくる、いわゆる「VOCAROCK」が隆盛したとされている[16]。164の初投稿作『shiningray』、DECO*27の初投稿作『僕みたいな君 君みたいな僕』、OneRoom(ジミーサムP)の楽曲『Scene』などがその代表例とされている[16]。またこの時期には、現代音楽ブレイクコアを取り入れたもの(Treow)、プログレッシブ・ロックの影響を受けたもの(sasakure.UK)など、先鋭的な作風でのヒットも見られるようになった。

2008年8月27日にはlivetune feat.初音ミク『Re:package』が初のメジャーで流通したボカロアルバムとなった[16]。同時期に、ニンテンドーDSiのソフト『うごくメモ帳』のサービスが開始し、ボカロ曲のカラオケが本格的に始まったことがボカロ曲の流行にも影響を与えたとされている[16]

2009年5月にデビューしたwowakaやハチ(米津玄師)などを筆頭に、この頃から「VOCALOIDであること」に焦点を当てた作品だけでなく、後に「VOCALOIDっぽい」と認識されることになるような作風を持つ楽曲も多数生まれてきた[16][17]。その特徴としては、wowakaの『裏表ラバーズ』でのBPM159・16分音符の早口歌唱や、ハチの楽曲における特徴的な音階(『Persona Alice』のブルー・ノート・スケール、『結ンデ開イテ羅刹ト骸』のメロディック・マイナー・スケール)の採用が挙げられる[17]。また「サビで転調する」歌が多く見られるようになったのもこの時期だとされており、この特徴は後に「2010年の3大ヒットボカロ曲」と形容されるwowakaの『ワールズエンド・ダンスホール』、DECO*27の『モザイクロール』、ハチの『マトリョシカ』などの楽曲にも見られる[17]。このほかトーマは2011年5月の『バビロン』において、ポスト・ハードコア的な過剰性・複雑性を取り入れている[18]

また、2009年頃から当時の若年層がボーカロイド曲を耳にし始めたとされている[17]。2009年にはJOYSOUNDのカラオケランキングで『メルト』がランクイン、2010年にはトップ10曲中の5曲がボーカロイド曲となる程の人気を博した[17]。カラオケ「JOYSOUND×UGA」では、2011年のVOCALOIDの演奏回数は前年の1.7倍に達し、徐々にボカロ曲が裾野を広げていったことが窺える[19]。同年から2012年ごろにかけてはメディアを通してボカロ曲が世間に広まっていった時期とされており[18]、たとえば2011年9月17日にニコニコ動画上に投稿された黒うさPの楽曲『千本桜』は、カラオケなどを介して広く伝搬していった[20]

この間、後のwowakaやハチの活動停止を受けて、2011年から彼らの影響を受けたと考えられている楽曲も多数登場した[18]。例えば、2011年11月からボカロPとしての活動を開始したkemuのデビュー曲『人生リセットボタン』はBPM200という速いテンポに16分音符を使用したロック音楽となっている[18]。2013年3月に投稿された日向電工のヒット曲『ブリキノダンス』には16分音符の早口歌唱を始めとした、wowakaの影響を受けたと考えられるような特徴も数多く見受けられる[18]

他にも椎名もたの楽曲『ストロボラスト』はJust the Two of Us進行とリリースカットピアノを共に用いるという新たな音楽ジャンルを切り開いた[21]。「リリースカットピアノ」は、2012年に投稿されたlumoの楽曲『逃避ケア』、2013年に投稿された150Pの楽曲『孤独ノ隠レンボ』、2013年にスズム名義で投稿された楽曲『世界寿命と最後の一日』、2014年に投稿されたまふまふの楽曲『戯曲とデフォルメ都市』などにみられ、2016年以降のボーカロイド曲にも影響を与えた[21]

ポップスの流行[編集]

2013年中頃にkemuとトーマの活動が一時的に中断され、『カゲロウプロジェクト』のメディア展開も一旦完結した[22]。それに伴って、高速を特徴としたロック風の楽曲からポップス風の楽曲が流行した[22]。この頃に流行した曲としてスズム名義で投稿された楽曲『世界寿命と最後の一日』、TOKOTOKO(西沢さんP)の楽曲『夜もすがら君想ふ』、ユジーの『ミルクラウン・オン・ソーネチカ』、想太の『いかないで』、n-bunaの『ウミユリ海底譚』や『夜明けと蛍』、Orangestarの『イヤホンと蝉時雨』や『アスノヨゾラ哨戒班』などが挙げられる[22]HoneyWorksとあ40mPなどのボカロPも同時代に活動している[22]。これは、高速ロックの流行が落ち着いたことに伴ってポップスが表面化したことが関係していると考えられている[22]。2014年にはニコニコ動画において海外Pとしては初めてミリオンを達成したCrusher-Pの『ECHO』が投稿されている[22]

一方、人気なPのメジャー移行やプロジェクト系の終了、曲のマンネリ化などの影響で黎明期からの勢いは衰え、ボカロは一時的に「衰退期」「焼け野原」と呼ばれるようになる[21]

2014年のJOYSOUNDカラオケ年代別ランキングでは10代のトップ20のランキングで、20曲中11曲がボカロ曲であるという結果となった[12]。同ランキングにおいて40代の第5位にランクインした『千本桜』は[12]、2015年に小林幸子紅白歌合戦において歌唱している[23]

「衰退期」を超えて[編集]

前述の「焼け野原」の時代とポップスの時代を超えて、2016年1月にDECO*27が楽曲『ゴーストルール』を投稿し、その後、2016年4月に投稿されたナユタン星人の楽曲『エイリアンエイリアン』、Neruの『脱法ロック』、和田たけあきの『チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!』、有機酸(神山羊)の『lili.』などが人気を集め、再び勢いが盛んになった[21]。この時期にはコンピレーションアルバムシリーズ『ドンツーミュージック』や『モノカラーガールスーパーノヴァ』に代表されるようなダンスロックの流行が見られた[21]

同年9月にぬゆりが発表した『フラジール』は、エレクトロスウィングや、音がスパッと切れることが特徴となっている「リリースカットピアノ」の流行に寄与した[21]。また、『フラジール』は同年10月に有機酸(神山羊)が投稿した『lili.』とともに「エレクトロニックミュージック」の枠組みで語られることもある[21]。また、バルーン、ぬゆり、有機酸などのボカロPのヒット曲で「v flower」が使用されたのもこの時期である[21]。同年10月にはバルーン(須田景凪)が『シャルル』のボカロバージョンを投稿した数日後に自ら『シャルル』を歌ったセルフカバーのミュージックビデオを発表したことからボカロP自身がボカロ曲を歌うことも増加したと和田たけあきは話している[7]。これらの楽曲には前述のJust the Two of Us進行が使用されているという共通点がある。同時代の邦楽の場合、この進行はネオ・シティポップ、Kawaii Future Bassなどで使用されており、R Sound Designの「帝国少女」はこの流れを汲んでいるといえる[21]

初音ミク10周年とYouTubeの台頭[編集]

2017年には、wowakaなどからの影響を受けて独自のメタル的なフレーズと特徴的な音色の合成を多用した楽曲を製作したボカロPのMARETUが同年に投稿した楽曲4曲全てで100万回再生を記録した[24]。また、kemuの影響を受けた後にシンセを排した独自の音楽路線に転向したかいりきベアもヒット曲を叩き出した[24]。同年12月投稿のツミキの『トウキョウダイバアフェイクショウ』がヒットを記録するなど、リリースカットピアノや200を超える高BPMを特徴した楽曲の流行も見られた[24]

2017年は初音ミク10周年を迎え、wowaka、kemu、ハチなどのボカロPの楽曲投稿再開が行われた[15]。例えば、wowakaの楽曲『アンノウン・マザーグース』でヒットを叩き出し、初音ミク10周年を記念した「マジカルミライ2017」のテーマソングであるハチの楽曲『砂の惑星』は歴代最速でニコニコ動画に投稿されたボーカロイド曲としてミリオン再生を記録した[15][24]。なお「砂の惑星」は2016年当時のボカロシーンを風刺したものと言われており、後にナユタン星人やsyudouらがアンサーソングを発表した。 ヒット楽曲の主要な投稿先が、ニコニコ動画だけでなくYouTubeに移行したのも2017年とされており、その先駆けの一つとされているカンザキイオリの楽曲『命に嫌われている。』がYouTube上に投稿されたのもこの時期である[24]。この頃から、YouTube上での活動に際して、こんにちは谷田さん(キタニタツヤ)、しーくん(seeeeecun)、有機酸(神山羊)、MI8k(YUUKI MIYAKE)、mao sasagawa(笹川真生)、はるまきごはんEve歌い手としても活動していた)などに代表される、ボーカロイド曲のセルフカバーを投稿してシンガーソングライターデビューを果たすという流れが本格化した[24]。また、「和」の雰囲気の楽曲を作る羽生まゐご一二三、その逆に洋楽に影響された[25]Guianoなどが登場している。

2018年2月にはみきとPの楽曲『ロキ』が投稿され、同年12月の「YouTube FanFest」でVTuberのキズナアイミライアカリmajikoとともに『ロキ』を熱唱するなどの展開を見せた[26]。2018年10月には煮ル果実の楽曲『紗痲』がヒットし、2019年2月にはBPM69という低速の楽曲となった煮ル果実の楽曲『ヲズワルド』がヒットした[24]。2019年1月にはエレクトロニックミュージックやJust the Two of Us進行の流れを組んだsyudouの楽曲『ビターチョコデコレーション』がヒットを記録するなどの現象も起こった[24]。煮ル果実とsyudouに代表されるトラップとヒップホップの流れは、ハチの楽曲『砂の惑星』の系譜を組んだものとなっている[24]。2019年4月には、エレクトロニックミュージックに位置づけられるAyaseYOASOBIのコンポーザーも務める)の楽曲『ラストリゾート』がYouTube上に投稿されている[24]。また、この頃すりぃが1分ジャストの曲の中で起承転結を成立させ、キャッチーさと物足りなさを作り出すことで中毒性を生む、という手法でヒット[27]

2019年8月に楽曲『オートファジー』で、2020年4月に『ボッカデラベリタ』でヒットした柊キライは、クラブミュージックを中心とした幅広いジャンルの要素を取り込んだ曲風で人気を博した[28][29]。2020年5月に楽曲『百鬼祭』でデビューし、2作目の『KING』で大ヒットを記録したKanariaは、ロック調ではないシンセや電子ビートなどを特徴とした曲風、2分半という曲の短さなどで人気を博した[29]。この頃のボカロ史に名前を残す人物としてChinozojohn、Peg、wotaku、獅子志司、SEVENTHLINKS、マイキPシャノン、Aqu3raなどの名前が挙げられる[29]。また、てにをはも2020年2月に『ヴィラン』で再度ヒットを果たしている[29]

また、2020年5月にはボカロPのちいたなによって、Twitter上のハッシュタグ「#vocaloPost」が登場し、徐々に広がりを見せている[29][30]。2020年12月からはボカロの祭典「The VOCALOID Collection」が開催され、これを機に柊マグネタイトや卯花ロクなどのボカロPの楽曲への注目度が高まった[3][31][32][33]。その他、ポップスに属しながら、「混沌としていながら破綻はしておらず、不思議と統制は取れている」と評されるいよわや、wowakaやヒトリエへのリスペクトを感じさせる一方、ギターのエディットや歌愛ユキの使用などで独自色を見せている稲葉曇などが注目を浴びている[29]

TikTokを中心に流行したChinozoの楽曲『グッバイ宣言』は2021年8月にハチの『砂の惑星』を超えてYouTubeでのボあカロ曲再生回数の最高記録を塗り替えた[34][35][36]。『グッバイ宣言』は2021年10月に書籍化される[35]

音楽的な特徴[編集]

サビでの転調[17](2008~2019年の12年分の邦楽とボカロ曲のヒットチャートで比較)

主に単独で作曲からマスタリングまでが行われるための複雑性[17]

エディット、切り貼り、ぶつ切り、スタッカート、左右に割り振られたギター、などの技巧的なフレーズ[17][18]

短3度上昇するアウフタクトで始まり長2度上であるラ、あるいはレに小節頭で着地する[22](2008~2019年の12年分の邦楽とボカロ曲のヒットチャートで比較)

高BPMや、激しい音程差など身体性の欠如した楽曲[17]

エレクトロニックミュージック、その中でもエレクトロスウィング的な楽曲の流行[29]

邦楽シーンへの進出[編集]

2006年11月23日に平沢進が『白虎野』をリリース。楽曲やライブ内での女性コーラスに『LOLA』の使用を開始した[37]

2009年8月12日にsupercellが『君の知らない物語』をリリースし、ボカロPのアーティストデビューの道を切り開いた[17]

その後はkzlivetune所属)、ハチ(米津玄師)、wowaka(元ヒトリエ所属)などがメジャーデビュー。特に米津玄師は「Lemon」「感電」などで大ヒット。2018年にはNHK紅白歌合戦に出場するなど、日本を代表するトップアーティストの1人となっている。米津玄師が切り開いた「ネット発ミュージシャン」の道には、神山羊須田景凪キタニタツヤなどが追随する。

2020年、ボカロPのAyaseがコンポーザーを務めるYOASOBIの「夜に駆ける」がヒットを果たし紅白歌合戦に出場。同じくボカロPのn-bunaがコンポーザーを務めるヨルシカや、ぬゆり煮ル果実らが編曲を務めるずっと真夜中でいいのに。と並んで「夜好性」アーティストと呼ばれている。

デビュー曲「うっせえわsyudouが作曲)」で社会現象を巻き起こしたAdoや、「春を告げるくじらが作曲)」で一躍有名になったyamaの楽曲には、多数のボカロPが作詞・作曲などで参加している。また元歌い手でボカロPとしても活動していたEveは、「ドラマツルギー」や「廻廻奇譚」で知名度を上昇させた。

その他、P丸様。の「シル・ヴ・プレジデントナナホシ管弦楽団が作曲)」、神山羊のYELLOW、Chinozoの「グッバイ宣言」、和ぬかの「ヨワネハキ(100回嘔吐が編曲)」などがTikTokを通じて若年層の間で流行している。

主なボカロP[編集]

メディア展開[編集]

2010年8月、ボーカロイド曲をノベライズした「ボカロ小説」の先駆けとなった悪ノPの小説『悪ノ娘』シリーズが始まった[18][38][39]

2011年2月に『人造エネミー』でボカロPデビューを果たしたじんは、ドラムンベースの楽曲からBPM200超えの楽曲が多いロック系の楽曲へ転向してから2011年9月30日にニコニコ動画に投稿した楽曲『カゲロウデイズ』で人気を博し、以後、「カゲロウプロジェクト」のメディア展開とともに、ニコニコ動画と音楽業界の一部からしか認知がなかった音楽ジャンルとしての「ボカロ」の認知度が急速に上昇した[7][18]。2012年5月には150Pの『終焉ノ栞プロジェクト』、同年7月にはてにをはの『女学生探偵シリーズ』、同年12月にはぷす(じっぷす)の『ヘイセイプロジェクト』が始動するなど、「プロジェクト系」の進行が見られた[18]。また、2013年3月には『千本桜』がノベライズされるなど、多種多様なボーカロイド曲のノベライズが実施されている[40]。2012年2月に刊行されたボカロ小説『桜ノ雨』が2015年に実写映画化されるなど、映画方面でのメディア利用も数多くなされている[41][42]。「プロジェクト系」は2013年中頃に衰退し、「焼け野原」などと表現される時代が到来した[18][22]

2012年には、kzの楽曲『Tell Your World』が「Google Chromeグローバルキャンペーン」のCMソングに起用され、VOCALOID曲の存在の認知が広まっていった[10][43]

2017年7月には、グラミー賞を受賞した経験を持つグループ「アウトキャスト」のメンバー「ビッグ・ボーイ」がアルバム『BOOMIVERSE』をリリースし、その中で初音ミクの楽曲をサンプリングした楽曲『Kill Jill』を収録している[15][44]

2017年9月には初音ミク生誕10周年を記念して『初音ミク Sings “手塚治虫と冨田勲の音楽を生演奏で”』と題されたアルバムが出されている[15][45]

2020年9月にはボーカロイド曲を主に取り扱ったアプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』がリリースされた[46][47]

「殿堂入り」「伝説入り」「神話入り」[編集]

ボカロ曲の人気の高さを計る指標の1つとして、「VOCALOID殿堂入り」「VOCALOID伝説入り」「VOCALOID神話入り」タグが挙げられる[48][17]。このタグはニコニコ動画でそれぞれ10万回再生、100万回再生、1000万回再生を突破した曲に付けられ、特に「VOCALOID神話入り」タグは2021年12月時点で8曲にしか付けられていない[48][17][49]

ボカロ曲の著作権を巡る動き[編集]

2007年末にはボカロ曲がJASRAC管理楽曲になっていることから、初音ミクを使用したボカロ曲(二次創作)が制限される危惧が高まると考えたユーザーなどの間で騒動が発生し、2007年12月25日にドワンゴ・ミュージックパブリッシングクリプトン・フューチャー・メディアが共同コメントを出すまでに至った[50][51]。このとき、今後は「初音ミク」関連のコンテンツを配信するケースでは、データ製作者との契約を優先し、契約締結までの間に自動的にJASRACに登録される事態は起こさないことなどが確約され、初音ミクの二次利用への規制に対する危惧は緩和された[50][51]。しかし、『みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』がJASRACの信託楽曲になると、カラオケや着うたへの使用が増加した代わりに、ブログパーツの「ふるみっくプレーヤー」や初音ミクの楽曲のまとめサイトなどから歌詞や動画が消え、作詞・作曲のika_moは「もうけ主義」と批判を浴びて、ブログを閉じる事態にまで発展した[51]。この事態が影響して、「カラオケで使用されてもボーカロイド曲には著作権使用料が発生しない」という事態が発生した[52][53][54]。これに対して、デッドボールPは「JASRACに信託するのが現状ではほぼ唯一の方法」と語ったが、「作家の収入確保なんてケチ臭い」などの批判的な意見も多数寄せられる事態にもなった[53]。その中で、2010年11月にクリプトン・フューチャー・メディア株式会社はVOCALOID曲のクリエイターがカラオケなどの楽曲利用で発生する著作権使用料収入を正当に受けられるための音楽出版事業を始めたと発表した[52][54]

ニコニコ動画でのボカロ曲の再生回数ランキング[編集]

ニコニコ動画のボーカロイド曲再生回数ランキング(2021年12月時点)[49]
順位 楽曲名 製作者 投稿年月
1位 みくみくにしてあげる♪【してやんよ】 ika_mo(鶴田加茂) 2007年9月
2位 千本桜 黒うさ 2011年9月
3位 メルト ryo (supercell) 2007年12月
4位 マトリョシカ ハチ 2010年8月
5位 ワールズエンド・ダンスホール wowaka 2010年5月
6位 モザイクロール feat. GUMI DECO*27 2010年7月
7位 初音ミクの消失(LONG VERSION) CosMo@暴走P 2008年4月
8位 アスノヨゾラ哨戒班 Orangestar 2014年8月
9位 ゴーストルール feat. 初音ミク DECO*27 2016年1月
10位 六兆年と一夜物語 kemu (堀江晶太) 2012年4月
11位 砂の惑星 feat. 初音ミク ハチ 2017年7月
12位 ワールドイズマイン ryo (supercell) 2008年5月
13位 脳漿炸裂ガール れるりり 2012年10月
14位 ドーナツホール ハチ 2013年10月
15位 炉心融解 iroha(sasaki) 2009年8月
16位 ローリンガール wowaka 2010年2月
17位 裏表ラバーズ wowaka 2009年8月
18位 ロミオとシンデレラ doriko 2009年4月
19位 天ノ弱 164 2011年5月
20位 ロキ みきとP 2018年2月
21位 ロストワンの号哭 Neru 2013年3月
22位 パンダヒーロー ハチ 2011年1月
23位 ウミユリ海底譚 n-buna 2014年2月
24位 アンノウン・マザーグース wowaka 2017年8月
25位 カゲロウデイズ じん(自然の敵P) 2011年9月
26位 ダブルラリアット アゴアニキP 2009年2月
27位 エイリアンエイリアン ナユタン星人 2016年4月
28位 ブラック★ロックシューター ryo (supercell) 2008年6月
29位 ダンスロボットダンス ナユタン星人 2016年12月
30位 ECHO Crusher-P 2014年10月
31位 いーあるふぁんくらぶ みきとP 2012年8月
32位 シャルル 須田景凪 バルーン 2016年10月
33位 ヒバナ DECO*27 2017年8月
34位 チルドレンレコード じん(自然の敵P) 2012年7月
35位 ハッピーシンセサイザ EasyPop/BETTI 2010年11月
36位 FREELY TOMORROW Mitchie M 2011年7月
37位 結ンデ開イテ羅刹ト骸 ハチ 2009年7月
38位 テオ omoi 2017年7月
39位 ベノム かいりきベア 2018年8月
40位 乙女解剖 DECO*27 2019年1月
41位 弱虫モンブラン DECO*27 2010年4月
42位 からくりピエロ 40mP 2011年7月
43位 「卑怯戦隊うろたんだー」をKAITO,MEIKO,初音ミクにry シンP 2007年11月
44位 アンハッピーリフレイン wowaka 2011年5月
45位 チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ! 和田たけあき(くらげP) 2016年2月
46位 劣等上等 Giga 2018年7月
47位 夜明けと蛍 n-buna 2014年11月
48位 セツナトリップ Last Note. 2012年5月
49位 脱法ロック Neru 2016年6月
50位 ロスタイムメモリー じん(自然の敵P) 2013年3月

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 知恵蔵,デジタル大辞泉. “ボーカロイド曲とは” (日本語). コトバンク. 2021年9月20日閲覧。
  2. ^ ボーカロイド発売から15年 当初は酷評、転機はやはり「初音ミク」 ヤマハの開発者が歴史を振り返る” (日本語). 毎日新聞. 2021年9月21日閲覧。
  3. ^ a b ニコニコ動画的ボーカロイドの歴史を“970,686本の投稿動画”とともに振り返ってみた” (日本語). ニコニコニュース オリジナル. 2021年9月20日閲覧。
  4. ^ a b c d e f ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(1)初音ミク主体の黎明期からクリエイター主体のVOCAROCKへ” (日本語). Real Sound|リアルサウンド. 2021年9月19日閲覧。
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外部リンク[編集]