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平沢進

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平沢 進
別名
生誕
出身地 日本の旗 日本東京都
学歴 東京デザイナー学院
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 1973年 -
レーベル
事務所
  • MODEL HOUSE→オクターブ(1979年 - 1989年)
  • I3 PROMOTION(1989年 - 1997年)
  • CHAOS UNION(1997年 - )
共同作業者
  • MANDRAKE(1973年 - 1978年)
  • P-MODEL(1979年 - 2000年)
  • (1984年 - 1996年頃)
  • Global Trotters(1999年)
  • 核P-MODEL (2004年 - )
  • Susumu Hirasawa+InhVmaN(2008年)
  • 平沢進+会人(2017年 - )
著名使用楽器
ケイオスユニオン公式チャンネル
公式サイト 平沢進・公式サイト
Twitter 平沢進・公式サイト
Twitter 平沢進・核P-MODELライブ公式
YouTube
チャンネル
活動期間 2007年10月18日 -
ジャンル 音楽
登録者数 9.35万人
総再生回数 7,241,542回
チャンネル登録者数、総再生回数は2021年12月30日時点。
テンプレートを表示

平沢 進(ひらさわ すすむ、1954年昭和29年〉4月1日 - )は、日本ミュージシャン音楽プロデューサー映像CGアーティスト有限会社ケイオスユニオン所属(代表取締役[3])。ニュー・ウェイヴバンド「P-MODEL」リーダー[4]1994年よりマルチメディアコンサート「インタラクティブ・ライブ」を開始[5][6]第79回アカデミー賞歌曲賞部門ノミネート候補[7][8]。愛称は「師匠[9][10]」。

概要

1973年プログレッシブ・ロックバンド『MANDRAKE』を結成、音楽活動を開始する[11][12]

1979年テクノポップバンド『P-MODEL』を結成し、ボーカル・ギターとしてシングル『美術館で会った人だろ (ART MANIA)』でメジャーデビュー[13]テクノ御三家の一角として、テクノポップブームの火付け役となり、テクノニューウェイブシーンにおける中心的存在となる[14]

1984年にはバンドと並行し、自作サンプリングマシン「ヘヴナイザー」などを使用した実験音楽サンプリングユニット『』を結成。

1989年にソロアルバム「時空の水」をリリースし、バンド・ユニットと並行してソロ活動を開始[15]

2004年からは平沢がP-MODELの音楽性を継承したプロジェクト『核P-MODEL』として不定期に活動している[16]

多数の別名を使用しており、バンド、ソロ、サウンドトラック、提供曲を含め総作曲数は400曲を超える[17]。2006年にはアニメ映画『パプリカ』の劇伴を担当し、2007年に行われた第79回アカデミー賞歌曲賞部門のノミネート候補とされた[18][19]

プログレッシブ・ロックテクノポップニューエイジニュー・ウェイブなどと音楽性は幅広い[1][14]。並びに東南アジア江戸木遣落語といった民族音楽及び伝統音楽にも造詣が深く、様々な音楽ジャンルのエッセンスを昇華した作品を発表している[20][14]

また、80年代末からAmiga内蔵の音声合成機能「Sayプログラム」を楽曲やライブ演出で使用しており、人工音声ソフトであるVOCALOIDも黎明期から利用している[21][22][23]

1994年からはコンピューターとコンピュータグラフィックスを駆使した、観客同時参加型のマルチメディアコンサート「インタラクティブ・ライブ」を支援者の協力を得て開始する[24][25][26][14][27]2000年に行われた「インタラクティブ・ライブ・ショウ 2000 賢者のプロペラ」が平成14年度、デジタルコンテンツグランプリ2001において「作品表彰の部」の最高賞である経済産業大臣賞、並びにエンターテイメント部門最優秀賞を受賞している[28][29]。インタラクティブライブについては当該項目を参照。

また、インターネット黎明期から活用しており、1995年には自らが制作した個人ホームページ「Ghost Web」を立ち上げ、リスナーと直接的なやり取りが可能であった[30]。1999年にはP-MODELやGlobal Trottersのアルバムをインターネット上のやり取りのみで制作した[31][24]

1997年に個人事務所「ケイオス・ユニオン」を設立。公式ファンクラブ「GREEN NERVE(GN)」を発足する[32]。ライブコンサートも自身と少数の社員らで企画して行っている[33]

1999年にはメジャーレーベル出身のアーティストで国内初となる、MP3によるデジタル音楽配信を開始する[34][35]。それに伴い、音楽配信の弊害となるメジャーレーベルを離脱し、以降は自社レーベル「TESLAKITE[36]」にて作品の販売や映像コンテンツの配信を行っている。DVDやグッズ、一部のアルバムは自社の販売サイト「テスラカイト・オンラインショップ」にて限定販売されており、ファンクラブ会員限定作品も存在する[37]

来歴

P-MODEL結成まで

子供の頃から機械が好きで、幼少期は自分のことをエンジニアだと思っていた[38]。親からもらったラジオ懐中電灯などの壊れた機器をよく修理していた[38]。知り合いの牛乳配達員がジミ・ヘンドリックスクリームレコードなどを実家への配達時に教えてくれる機会があり、10歳頃から音楽へと傾倒していった[38]。小学生の頃にテレビや兄の持っていた雑誌に写っていたエレキギターに惹かれ、赤色のエレキギターを購入する[39]。しかし、メディアによく出演していたザ・ベンチャーズよりもTHE SPOTNICKSスウェーデン語版The Atlantics英語版に影響を受けたと語っている[40]。中学生になると「おまえと似たやつがいる」と同級生に紹介され、別の中学校の年上のドラマーと初めてバンドを結成する[41]

その後、一旦音楽を離れモトクロスに転向。しかし、高校生のときにトラックとの事故を起こしたことがきっかけでギター演奏を再開する[40]。この頃に安部文泰と出会い、安部と共に本格的な音楽活動を開始する[42]。メンバー募集の貼り紙を見た田中靖美・田井中貞利が応じ、1973年、HR/HMバンド『マンドレイク』を結成した[43][44]。結成当初、平沢はギタリストとして参加していたが、ボーカリスト・作詞担当だった安部が失踪してしまい、急遽ボーカルおよび作詞を始めた[45]

1970年代後半になると平沢はパンクブームによるパンク・ロックバンドの台頭を知り、ニューウェーブバンドへの模索を始める[46]。マンドレイクのメンバーであった田中靖美と共に、電子音楽を演奏するバンド『バッハ・リヴォリューション』に参加。同バンド内で神尾明朗と出会う。神尾とは後にP-MODELで「FISH SONG」を共作し、P-MODELや平沢ソロのプロデューサーを務める事となる。1978年には神尾の勧めで週刊プレイボーイ誌上で行われたシンセサイザーの多重録音コンテストに参加。作品「いりよう蜂の誘惑」が入賞し、入賞作品を集めたコンピレーション・アルバム『驚異の頭脳集団』に収められメジャーリリースされた[47][注釈 7]

同時期に田中と共にモーグ・シンセサイザーを用いてバロック音楽などをアレンジしたものを製作した[注釈 8]ウェンディ・カルロス「スウィッチト・オン・バッハ」やクラフトワークを参考に、KORG 800DVによるノイズが混ざった音色[注釈 9]を制作し、「アクリル・ポップ」と名付けた[47]

マンドレイクは最終的にはレコード会社数社に声を掛けられるほど成長したが、1978年年末に解散する[38][47]

P-MODEL結成~活動凍結

P-MODELの活動についてはP-MODEL#来歴P-MODEL#音楽性を参照。

1979年元日、平沢の実家にて、実兄でありマンドレイクの演出担当だった平沢裕一とマンドレイクのメンバーだった田中・田井中が集まり、P-MODEL結成へのミーティングが行われる[48]。「アクリル・ポップ」を活用した楽曲制作とヴィジュアルイメージとして機材や服装はカラフルな配色などのコンセプトが決まっていった[49]。同年3月にP-MODEL初のライブを行い、同年7月にメジャーデビューを果たす[47]

メジャーデビュー後は、様々なメディアに出演し、XTCヴァン・ヘイレンの来日ツアーの前座を務めた[30]。ツアー中、ヴァン・ヘイレンはP-MODELの曲を気に入って楽屋で演奏することもあったと平沢は語っている[50]

1980年3月に京都で行ったライブに当時京都に滞在していたデヴィッド・ボウイが観客の一人として現れる。ライブ後にメンバーらの楽屋にボウイは訪れ、メンバーと語らった[51]。米国に帰国後、ボウイは米国版PLAYBOY誌にて坂本龍一と対談し、坂本から日本に気になるアーティストが居たかと聞かれた際、ボウイはP-MODELが気になっていると語っている[52]

また、この頃の平沢は「怖さ」を強調しており、客からの野次に対して真っ向から反応し同調圧力に対しては怒りで対処する等のエピソードがある[21]。当時のリスナーであった編集者の高橋かしこは「音のみぞ」トークイベントで、80年代の平沢の印象を「殺されそうな殺気のある感じだった」と述べている[53]。デビュー当時はレコードが売れても中々自分達の手元に金銭が渡らず、平沢は餓死しかけたため全財産600円で「食べられる雑草の本」を購入した事もあった[54]

1978年から1981年頃まで『バッハ・リヴォリューション』のメンバーが運営する会社「エレクトロサウンド」に所属し、ヤマハのシンセサイザー教室の講師やマニピュレータ、CMソング制作などの仕事を行うようになる[47]。バンド活動と並行してペンネームでの楽曲制作を行い、プロレスラー長州力の入場テーマ曲「パワー・ホール」を異母犯抄として作曲[55]ストロング・マシーンの入場曲「ハリケーンズ・バム」も福来良夫名義で作曲している[56]。1982年には平沢が講師を務めていたシンセ教室の生徒だった折茂昌美と足立眞理を「Shampoo」としてプロデュースを行い、メジャーデビューをさせている。以降、折茂とは長らく交流が続き、1990年には島崎和歌子に提供した楽曲「アフリカのクリスマス」の共作、2005年に行われたイベント『反射の集いは氷の9』、2013年のインタラクティブライブ『ノモノスとイミューム』にはゲストとして参加している[57]

また、CMソング制作は90年代前半まで行っており、テクノポップからカントリー風な物まで様々な作風の物を作曲した。これが平沢ソロでのバラエティに富んだ音楽性に繋がっている[58]

1984年にはP-MODELと並行して実験音楽サンプリングユニット『』を結成し、1996年までにシングル・アルバム含め6作品を発表している[59]。なお、当時のサンプリングマシンは非常に高価で個人が気軽に所有出来る物ではなかった為、平沢はラジオカセットレコーダー2台を改造して自作サンプリングマシン「ヘヴナイザー」を制作した[38]

また、1987年頃から関西のテクノユニット『4-D』の小西健司と共に「不幸を退治する」との名目でフロッピーの往復書簡で遠距離での楽曲制作を始める[60]。この時に制作された楽曲は1996年に「不幸のプロジェクト」名義でアルバム『不幸はいかが?』として発売された[61]

ソロデビュー

1988年12月、P-MODELは活動「凍結」を宣言し、活動休止となる[30]

1989年1月に所属事務所をMODEL HOUSEからアイスリープロモーションへ移籍。レーベルをポリドールと契約する。同年、アルバム『時空の水』でソロデビューした[62]。また、同年には戸川純のアルバム『昭和享年』に平沢がアレンジを手掛けた「バージンブルース」「リボンの騎士」「夜が明けて」を提供した[63]

1991年にはロボットSFアニメOVAデトネイター・オーガン」の音楽を担当する[64]。以降は劇伴製作にも進出し、HTB人間ビジョンスペシャル カムイ・ミンタラ 神々の遊びの庭・阿寒』や志摩スペイン村にて上演されたライブショー『ロストレジェンド〜失われた大陸の伝説〜』の音楽を担当した[65][66][67]。また、1992年には長野県茅野市からくり時計台オルゴールを作曲した[68][69]

なお、「カムイ・ミンタラ」のサウンドトラックは当時発売されず、その中で使用された楽曲である「カムイ・ミンタラ」のみが、1992年に発売したベストアルバム『魂のふる里』に収録された。完全収録されるのは2012年発売のボックスセット『HALDYN DOME』まで待つこととなる。

また、1991年には戸川純が率いるバンド、ヤプーズのサポートギタリストとしてライブに参加。翌年にはヤプーズに楽曲「ビールス」「Y-Dash(コンドルが飛んでくる)」を提供[70][71]。その他、1998年・1999年には声優の宮村優子のアルバム『』と『大四喜』に楽曲「MOON」「Mother」「Ruktun or Die」を提供した[69]。同年9月にはP-MODELが「解凍」し、再結成を果たす。その後の詳細はP-MODEL#来歴を参照。

1994年にはディスクユニオン内に独自レーベル「DIW/SYUN」を設立。主に『旬』や『P-MODEL』関係のアルバムが発売された。

また、同年にストーリー仕立ての観客参加型マルチメディア・コンサートとして「インタラクティブ・ライブ」を開始[25]。詳細は後述する。

また、1994年7月8日から翌年の1995年3月31日まで初の冠番組である『平沢進のテクノ実験工房』がFM群馬にて放送され、平沢と共に上野洋子(元ZABADAK)がパーソナリティを務めた[72]。同年10月28日、女子美術短期大学にてAMIGAによるコンピューターグラフィックス(CG)制作方法とインタラクティブ・ライブの解説を主題とした「平沢進講演会」が開催[73]

1996年には当時の所属していたレコード会社である日本コロムビア内に独自レーベル「TESLAKITE」を設立。第一弾としてシングル『サイレン*SIREN*』とアルバム『SIREN』を発売する[74]

同年、P-MODELのメンバーがそれぞれソロに別れて活動を行うプロジェクト「Unfix」が開始。その一環であるオールナイト・イヴェント『Unfix #3 コミュノ・ハイブリディア』が同年11月に新宿リキッドルームにて開催された。平沢を含むP-MODELのメンバー4人がそれぞれソロステージを行うというものだったが、平沢は当日になり急遽欠席。翌年の1997年にアイスリープロモーションを退社し、個人事務所であるケイオス・ユニオンを設立[75]。この際に送付された新事務所・ファンクラブ発足告知によると、前年の欠席の理由は「殺人的なスケジュール」による平沢の心身の不調だったものと書かれている[76]

また、1998年12月から2002年3月まで、ニフティサーブのAMIGAフォーラムにて平沢進のエッセイ『来なかった近未来』が連載された。

個人事務所設立後の活動

1999年、P-MODELはMP3を使用してインターネット上で新曲を配信すると発表した[77]。この楽曲配信の弊害となる為、日本コロムビアとの専属契約を解除し、日経BP社の協力により配信サイト「P-PLANT」を立ち上げた。このMP3による楽曲配信は、メジャーレーベルで活躍してきたプロアーティストとして日本で初めての試みであった[78][79]

2000年12月、P-MODELが『培養』を宣言。平沢に活動再開の意思は無く、事実上の解散である[80]。同年には通算8枚目となるソロアルバム『賢者のプロペラ』をケイオスユニオンより発売。CD版とMP3版がそれぞれ制作・販売されており、アレンジが互いに異なっている[81]。本作以降は原則的にケイオスユニオン内レーベル「TESLAKITE」にて作品が販売される。

2000年代に入ってからは再びアニメやゲームの劇伴制作を行うようになり、2000年にはゲーム『ラグナキュールレジェンド』のテーマ曲として「星を知る者」を提供。また、同年に今敏によるアニメ映画『千年女優』の劇伴を担当する。以降、同監督作品『パプリカ』とTVシリーズ『妄想代理人』の劇伴を手掛ける。2006年公開の『パプリカ』の音楽は「東京アニメアワード 2007」にて個人部門・音楽賞を受賞し、米国での第79回アカデミー賞のオリジナル歌曲部門に『パプリカ』のエンディングテーマである「白虎野の娘」がノミネートされた[82][83][84][85]。その他、三浦建太郎原作のアニメ・ゲーム『ベルセルク』シリーズの劇中歌や楽曲を制作した[86]

2001年7月2日、プロジェクト『Hirasawa Energy Works[87]がスタート。これは必要な電気エネルギーの全てを太陽発電に委ねて音楽製作を試みるプロジェクトであった。プロジェクト第一弾としてアルバム『SOLAR RAY』が製作される[88]。その後、太陽発電及びこのプロジェクトに賛同するファンの協力による自然からの蓄電(エナジーハンティング)のみを利用したライブ『SOLAR LIVE』[89]を敢行した。このプロジェクトはNHK BS2やTBSで特集された。翌年の2002年には『Hirasawa Energy Works』の第二弾として、P-MODELのほぼ全ての音源を網羅したボックスセット『太陽系亞種音[90]を発売。太陽発電を用いたスタジオである「Solar Studio(studio WIRE SELF 2002)」でリマスタリング[91]された。

2003年イラク戦争に対する抗議の意思を表すべく『殺戮への抗議配信』と題し、楽曲「高貴な城」「Love Song[2003年バージョン]」の無料配信を行った[92]。同年3月には坂田四郎名義でゆいこのシングル『陸の人よ』(アサヒビール『穣三昧』CMソング)の制作を手掛け[注釈 10]、10月にはNHKおかあさんといっしょ』内で放送される「地球ネコ」の作詞作曲をした[注釈 11][93](2006年12月にも再度放送された)。

2004年、P-MODELとは異なるものとして、『核P-MODEL』名義で活動を開始。同年10月に『ビストロン』発売後、断続的に活動を行う[94]。(詳細は核P-MODELのページを参照。)

2008年6月、イタリアのデス・メタル系ヴォーカリストのリッカルド・ブレット(InhVmaN)との共作でマキシ・シングル『Tetragrammaton (テトラグラマトン)』をリリース[95][96]。同年11月、タイ王国第2の女性で平沢の友人らである23人のSP-2[97]との1994年からの交流から生まれたエピソードを彼女たちの写真と共に綴ったエッセイ集、『SP-2: タイのニューハーフ? いいえ「第2の女性」です』を自社出版した[98]

2009年からTwitterアカウントを開設。同年より放送されたかきふらい原作のアニメ作品「けいおん!」に自身の名前が由来とされる主人公が登場していた事や[注釈 12]、「けいおん!公式ホームページ」にてP-MODELのデビュー曲名をリスペクトした物が「けいおん!ゆるふわスタッフブログ」にて掲載される等があり[注釈 13][99]、それによりフォロワー数が増えてしまっていると感じたことから、間違っていないか確認を促すツイートをしたところ、さらにフォロワー数が(1日で1万3180人まで)急増してしまう事となった[100][101][102]。この出来事が自身のTwitterの方向性を決める事に繋がったとしている[38]。以降、毎週水曜日以外の連日、フォロワー及びファンとの交流として21時から22時までツイートを行うようになる[21]

2011年、フォロワー数5万人突破記念として平沢の作業風景[注釈 14]を合計5万秒配信する『Hirasawa監視50000秒』がUSTREAMにて不定期配信される[103]。同年、東日本大震災が発生した際に自宅が被災。自身は当時仕事上の関係でタイ王国に滞在していたが、同年の3月21日に被災された方々へ祈りを捧げる為にWat Raikching寺院に頼み、亡くなった方のご冥福と残った日本人の安全を祈願した寺院の僧侶達との映像をインターネット上で発信し届けた[104]

2012年2月、1st~7thまでのオリジナルアルバムとシングルカップリング曲や発掘音源などを網羅したボックスセット『HALDYN DOME』発売。上述した「地球ネコ」も収録されており、平沢自身がボーカルを務めるリアレンジ版が収録されている[105]。2017年には『HALDYN DOME』のブックレットに掲載されている文章を朗読したものと楽曲を交えて構成された初のナレーション作品『第6フォルマント』を配信した[106]

2014年、声優の上坂すみれのラジオ番組「上坂すみれの乙女*ムジカ」の放送1周年ゲストとして出演[107]。同年にはフォロワー数7万人突破記念として平沢が合計7万歩散歩をする『HIRASAWA追跡70000歩』がUSTREAMにて不定期配信される[108]

2016年、元SOFT BALLET藤井麻輝森岡賢の音楽ユニットminus(-)のライブ、<minus(-)LIVE 2016“ecru”>にゲスト参加。SOFT BALLET時代に一度セッションした事のある曲、「Texture」も演奏した[109]。同年12月には、クリスマスイベント「ヒカシュー 絶景クリスマス」にケラありふらんぽと共にゲスト参加。ヒカシューのリーダー巻上公一と共に庭師KINGRuktun or Die美術館で会った人だろ等を演奏並びに歌唱した[110][111]。どちらのゲスト参加ライブもその後ライブ映像ディスク化され発売された[112][113][114]

同年、グリーンナーブ会員限定イベント『景観する循環カフェ』が吉祥寺のスターパインズカフェにて10月から11月まで開催[115]。また、2017年3月15から17日までの3日間に追加公演が開催された[115]>。

2017年4月2日、TVアニメ『ベルセルク』のビジュアル・スペクタクル・イベント 「蝕2017 ~生贄たちの宴~」に岩永洋昭下野紘ら声優陣と共に参加し、ライブの回にて担当劇中歌「灰よ」をレーザーハープでの演奏と共に披露した[116]。また、サイバーパンクゲームRUINER(ルイナー)』に楽曲提供を依頼され、ポリドール時代の楽曲「トビラ島」等がゲーム内にて使用される[117][118]。また、同年には三島由紀夫の小説『美しい星』の実写映画に1stソロアルバム『時空の水』(1989年)より「金星」を提供した[119]

同年10月にはTwitterフォロワーが9万人を超した事から、溶接マスクを付けた正体不明の二人組「黒会人」と、P-MODELメンバーの一人であったドラマーの上領亘を迎えライブ『第9曼荼羅』を開催[120]

なお、「会人」は以降のライブでもサポートメンバーとして参加し、2018年の核P-MODELのライブ「回=回」の他、2019年7月にはペストマスクを装着した「白会人」とのユニット『平沢進+会人(EJIN)』としてフジロックフェスティバル'19にてフジロック初出演した[121]。同年11月のバトルスの来日ツアーには同ユニットにサポートドラマーとしてユージ・レルレ・カワグチを迎え、オープニングアクトとしてツアーに帯同した[122]2021年にはTwitterフォロワーが24万人を超した事から、ルベドマスクを装着した正体不明の二人組「ルベダリアン会人」とサポートドラムに再びユージ・レルレ・カワグチを迎え、『平沢進+会人(EJIN)』名義でライブ『24曼荼羅(不死MANDALA)』を開催[123]。同ユニットで同年8月のフジロックフェスティバル'21の最終日の大トリとしてWHITE STAGEに出演した[124][125][126]

2018年1月20日、サイバーパンクゲームRUINER』のサウンドトラックLP盤が発売。平沢進の「トビラ島(パラネシアン・サークル) - ISLAND DOOR (PARANESIAN CIRCLE)」も収録された。

2019年2月13日にゲンロンカフェにて2000年からの付き合いである精神科医の斎藤環と共に対談配信を行い、配信後に無期限アーカイブとして有料レンタル公開がされる[38]

同年12月、茨城県つくば市のヴィーガンラーメン専門店「KENJUキッチン[127][128]」の中村健寿との対談を行い、平沢の実兄である平沢You1のYoutubeチャンネルにて無料公開された[129][130]

2020年、元P-MODELメンバーの福間創の5年ぶりのフルアルバム『this is our music』に同じく元メンバーの小西健司と共にゲスト参加[131]。2021年7月に発売された『FILTER Volume.01』創刊号には三人が登場し、鼎談「シンセサイザーの制御と表現」が特集される。また、表紙アーティストとしても掲載された[132]

2021年3月には同じく元メンバーであった上領亘が参加するネオ民謡ユニットNeoBalladのアルバム『『05』-zerogo-』に平沢がギターゲストとして参加[133]。また、同年7月28日には6年ぶりの平沢ソロアルバム『BEACON』が発売された[134]

同年11月27日、1996年に「ホテルメルパルク東京 メルパルクホール」で行ったインタラクティブ・ライブショー「SIREN - 架空のソプラノ」の音源が各音楽配信サービスより配信開始[135]。また、1990年代後半に日本コロムビア内のレーベル・TESLAKITEから発表されたアルバム『SIREN(セイレーン)』『救済の技法』がアナログレコードの2枚組カラーバイナル仕様、ボーナストラック収録で発売[136]

同年12月24日、同年5月に亡くなったマンガ家の三浦建太郎のマンガ『ベルセルク』のコミックス最新41巻のドラマCDに、楽曲「BERSERK -Forces-」「FORCES II」が収録され発売[137]

2022年3月25日、3月26日に6年4カ月ぶりなるインタラクティブ・ライブ、『INTERACTIVE LIVE SHOW 2022 「ZCON」』が2020年に開業された東京ガーデンシアターにて、25日に1公演、26日に2公演の計3公演開催。並びに有料同時配信予定[138]

音楽性

ここでは、主にソロについて記述する。マンドレイクP-MODEL核P-MODELについては各項を参照。

評価

2000年に行われた「インタラクティブ・ライブ・ショウ 2000 賢者のプロペラ」が平成14年度、デジタルコンテンツグランプリ2001において「作品表彰の部」の最高賞である経済産業大臣賞、並びにエンターテイメント部門最優秀賞を受賞している[28][29]

2006年にアニメ映画『パプリカ』の劇伴を担当し、主題歌である「白虎野の娘」が米国で行われる第79回アカデミー賞歌曲賞のノミネート候補に選定された[83][85]。その他、『パプリカ』の音楽は「東京アニメアワード 2007」にて個人部門・音楽賞を受賞している[84]

アメリカ最大の音楽レビューサイト「Rate Your Music(RYM)」の『史上最高の日本の音楽アルバム』では、ソロアルバム『救済の技法』が名邦盤ランキングにて第9位の評価を得ている他、RYMの世界ジャンル別評価では『救済の技法』がプログレッシブ・ポップランキング4位[139]、平沢のソロユニット核P-MODELの「回=回」がエレクトロ・インダストリアルランキング6位[140]エレクトロ・ポップランキングではP-MODELの「P-MODEL」が9位、「Big Body」が8位、「電子悲劇/〜ENOLA」が1位[141]。また、2021年発売のソロアルバム『BEACON』が同年のRYM世界年間アルバム評価チャートにて、アート・ポップ・アルバムで7位、プログレッシブ・ポップ・アルバムで3位と高い評価を得ている[142][143]

楽曲

ソロ作品のほとんどはコンセプト・アルバムである。特に1994年からインタラクティブ・ライブを開始して以降はその傾向が強まり、7th『救済の技法』ではインタラクティブ・ライブ『WORLD CELL』のストーリーに沿ってアルバムが制作されている。ただし11th『点呼する惑星』では最初からアルバム中でストーリーが組まれ、それを解体、再構築する形でインタラクティブ・ライブのストーリーが作られている。

P-MODEL時代の音楽性の変遷と同等、あるいはそれ以上に、P-MODELからソロへの移行はかなり異質なものへの転換が意図されていた。その変化の大きさは、ソロ活動初期に寄せられた「こんな平沢に誰がした」という反応に大きく現れている[144]。これに対し平沢は、「結果それでこそヒラサワ、あるいは完全に裏切られたという反応を期待しており、それなりに成功したおかげで今日までソロ活動を続けることができた」と述懐している[145]

P-MODELとの主な差別化はストリングス・セクションの大々的な導入と、アコースティック・ギターの使用と述べている。ストリングスの音についてはメロトロンのような本人いわく暗い音を好んでおり[40]、現在はEast West社のHollywood Stringsを使用している[146]。12th『現象の花の秘密』ではこの音源を大々的にフィーチャーしている。かつてはソロでシャウトを使わないという制約も設けていたが、11th『点呼する惑星』の「Mirror Gate」で解禁した[147]

歌唱において、軍人のような低い声にシャウトからオペラのようなファルセットまで様々な声色を使い分ける[148]。平沢の独特なヨーデルのような唱法を質問された際、「江戸時代の消防士である火消しが歌う、木遣りというものなんですけど、そこからアイデアを得たんです。」と答えている[149]

ソロデビュー前にはKORG M1を用いて、習作としてマンドレイク時代の楽曲『飾り窓の出来事』のエディットが行われており、長らく離れていたプログレにも接近している。このことから、中野泰博は平沢の音楽性を「現代のプログレ」と評している[150]。バンドにおける制約を排したなんでもありの音楽性が意識されている。

5thは当初90年代版ピンク・フロイドの『The Dark Side of the Moon』を意識したコンセプト・アルバムを制作する予定だったが、その途中でタイへと渡航し、そこで出会ったSP-2の影響を 受け作風が大幅に変化した。同時期に活動を再開したP-MODELでの活動においても平沢ソロとの融合が図られ、民族音楽とテクノポップを融合したアジアン・テクノを打ち出した。

アジアン・テクノ路線も2000年の『賢者のプロペラ』以降は収束し、以降はアメリカ同時多発テロ事件イラク戦争への疑問から、初期P-MODEL以降距離をとっていたディストピア的な世界観を前面に押し出たメッセージ性の強い楽曲を多く発表するようになる。還弦主義8760時間における過去曲の弦楽的アレンジ作品のリリース、Hollywood Stringsを導入したアルバムの制作(『現象の花の秘密』)など弦楽的なアプローチを強める一方、核P-MODEL『回=回』やフジロック・フェスティバル2019での演奏からはサーフサウンドのスタイルも見て取れ、平沢ソロと核P-MODELとの融合が感じられる。

平沢進から強い影響を受けていると語るミュージシャンの米津玄師は、音楽活動を開始する18歳の前頃に初めて試聴した当時の心境と共に評している。

「平沢進さんの曲は、どれも本当に聴いた事ないような新しい音楽なんだけども、どこかに懐かしさ、郷愁感(ノスタルジア)を宿している。そこには何か普遍的な何かがあると思ったんです。すごく影響を受けました。」

「ものすごいバランス感覚で成り立っている音楽だなと思って、自分の音楽でもバランス感覚を大事にしていこうと、この時に初めて思えたんですね。」

「会ってみたいかって?いや、本当に尊敬する人には逆に会いたくないですね。」

J-WAVE 2018年03月17日

歌詞

80年代、平沢が精神的に不安定だった時期にユング心理学に傾倒するようになる[151]。以後、作品の中に錬金術神話的仏教的用語が使われていること[152]や、平沢作品のテーマである「全き人格の回復[153]」などユング心理学(及び河合隼雄エーリッヒ・ノイマンの著書)の影響が強くなっていく[154]。しかし、神道仏教、その他のアジア宗教哲学の概念を繰り返し音楽のテーマに取り入れながらも自分の思想とはしておらず、「これは音楽のプロセスの為ですから、私の立場を既存的なカテゴリー集団主義的な話と一緒にしないでください」としている[155][156][21]

平沢進から自身の表現スタイルに強い影響を受けていると語った、劇中歌でのタッグを組んだアニメーション監督の今敏は、平沢進の世界観を敢えて単純化すると「相反するものの同居」と評している[157]

歌詞作りにおいては宮沢賢治の作品が大きく影響しており、平沢の歌詞の特徴である「専門用語の多様」「言葉が描き出す世界観」など宮沢賢治の作品の構成と類似する点が多く存在する[38]。マンドレイク時代に平沢が歌詞作りに困っていた際、じょうじマョンのボーカリストから「ぜひとも、宮沢賢治を参考にしろ。」と言う助言を受けた事がきっかけである[38]

ライブパフォーマンス

ライブ活動においても当初はサポートミュージシャンを迎え、バンド編成でライブを行っていた。メンバーは非常に流動的であり、元P-MODELメンバーである秋山勝彦ことぶき光の他、戸川純砂原良徳秋元きつね上領亘らが在籍していた。

1990年の『世界タービン・ツアー』最終公演では『オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ナース[注釈 15]』と名付けられた看護婦姿のオーケストラ隊が登場。サポートミュージシャンとオーケストラ隊による大編成でのライブも行ったが、1992年に行われたライブ『Hi-Res』ではコンピューターの同期を用いて完全に一人で演奏を行った。これが起点となり、1995年以降は基本的に平沢のみでライブを行うようになる。

元々、平沢は生演奏におけるミュージシャン固有のニュアンスを排したかったと述べており、楽曲制作及びライブにおけるこのスタイルは当然の帰結と言える。以降はP-MODELの再結成やソロ活動初期のようなバンド形式での活動には後ろ向きの態度をとるようになり、2004年に活動を開始した核P-MODELも、基本的には平沢のソロプロジェクトである。

一方で、2012年のライブ『PHONON2555』にPEVO1号や元P-MODELメンバーの荒木康弘がサポートメンバーとして参加して以降は、サポートパフォーマーとしてゲストを迎えることも増え、バンド形式での活動も再び増加している。

2017年以降は正体不明の「会人(EJIN)」がサポートメンバーとして出演しており[158]、2017年の『第9曼荼羅』東京公演では元P-MODELメンバーの上領亘をドラムに迎え、2019年の『戦法STS』、2020年の『会然TREK2K20▲03』、2021年の『24曼荼羅』ではユージ・レルレ・カワグチ(DEARIVETH)をドラムに迎えて四人編成でのライブが行われた[159][160]

人物

幼少期・学生時代

兄の裕一から読書を勧められ、書籍に傾倒していった[38]。当時は特に宮沢賢治の書籍を好んだ[38]

エレキギターの使用が不良と認識されていた時代、学校関係の人々からは隠れてギターを練習し、小学5年生の頃にはギター技術を買われて中高生のバンドに誘われ神社や河川敷でセッションをして過ごしていた[161]。小学生時代は学校生活で教師とクラスメイトによって肉体的・精神的苦痛を与えられた。体質上肉類を苦手としており、給食で食べさせられトイレで血と共に吐いていた。現在は、当時を振り返り「幸い、そのような環境が私を育てた」と発言している[162]

一旦音楽を離れモトクロスに転向していたが、高校生のときにトラックとの事故を起こし、音楽活動を再開する[40]

1975年には東京デザイナー学院にて卒業制作作品「Hall for Tangerine dream〈胎内から宇宙意識への回帰〉」を発表し、インテリアデザイン科を卒業した[163]

タイ王国への関心

5thアルバム製作中に、事務所の人間に無理矢理連れて行かれた先のタイ王国で文化的な衝撃を受け[注釈 16]、作風にも大きな変化が表れている。1995年頃からタイの第二の女性であるサオプラペーッソン(SP-2)[注釈 17]に深い関心を示し、繰り返し現地を訪れている[164][165]

以降、彼女たちには、レコーディング時にコーラスとして協力を仰いだり、ライブアクトとして招聘するなどしたことがある[166][167][168]。2004年には、平沢と親交が深かった9人の彼女たちが相次いで亡くなったことを受け、彼女たちを追悼するアルバム『SWITCHED-ON LOTUS』が製作された[169]。サオプラペーッソンの存在そのものが、創作意欲に大きな影響を及ぼしていると本人は語っており、彼女たちに対して大きな尊敬を以て接していることがその言動から見て取れる。

上記のように体質上、幼少期から菜食中心の生活をしていたが、タイ王国での影響でそれらを「ピタゴリアン」と呼ぶようになる[38]

また、1994年から1998年、2000年、2007年にはファンクラブ旅行『万国点検隊』を開催[170]。主にタイ王国を舞台とし、インタラクティブライブで行われるようなゲームが展開された[171]。1995年、1997年にはインタラクティブライブやアルバムの物語の続編として行われた。2000年以降のタイ王国での開催ライブの収益は現地の児童支援団体に寄付している。

2008年11月、タイ王国の平沢の友人らである23人のSP-2[97]との1994年からの交流から生まれたエピソードを、彼女たちの写真と共に綴ったエッセイ集『SP-2: タイのニューハーフ? いいえ「第2の女性」です』を自社出版した[98]

2011年3月11日、タイ王国滞在中に東日本大震災が発生。3月21日に被災された方々へ祈りを捧げる為に現地のWat Raikching寺院に頼み、亡くなった方のご冥福と日本人の安全を祈願した寺院の僧侶達の映像をインターネット上で発信し届けた[172]

インターネット台頭以降の活動

先述のインタラクティブ・ライブは、インターネットの普及を予見した平沢が、その可能性に反応して作り出した1994年から開始しているパフォーマンス形態である。

1994年から活動再開した改訂P-MODELでは、インターネットをキーワードとしており、P-MODELのオフィシャルサイトではライブツアーやレコーディングの模様をMPEGファイルとして配信、各メンバーが個人ホームページを開設しリスナーとの直接なやり取りが行われた[注釈 18]。平沢も個人ホームページ『Ghost Web』を開設した[173]

P-MODEL結成30周年、およびソロ活動20周年にあたる2009年には『凝集する過去 還弦主義8760時間』というプロジェクトを開始[174]し、特設サイトではイントロダクションとして平沢による語りと今までのライブ音源やライブ画像、フライヤーが視聴、閲覧が可能であった。また、P-MODELと平沢ソロの楽曲をそれぞれストリングスアレンジしたアルバム『突弦変異』、『変弦自在』をリリース。

このイベントの一環として本人による公式Twitterのアカウントを開設。進捗状況の報告を行い[175]、いくつかの発言がインターネット上で話題となった[176][177]。スケジュールの都合により発売記念ライブは行わない予定であったが、Twitterのフォロワー3万人を突破した事により翌年に『東京異次弦空洞』が開催された[178]。本来ならばTwitterアカウントはイベント終了後に削除する方針が示されていたが、ライブ『東京異次弦空洞』にてイベント終了後も運用を続行する旨が発表された。

2012年6月にはニコニコ生放送に出演。約88000人もの来場者数を動員した[179]。ファンのリクエストに答えて同年11月23日にもニコニコ生放送に出演し[180]、こちらも約70000人が来場した[181]

以降はTwitterのフォロワー数に応じてインターネット上にて各種イベントを開催しており、2011年にはフォロワー数5万人突破記念として平沢の作業風景[注釈 14]を合計5万秒配信する『Hirasawa監視50000秒』、2014年にはフォロワー数7万人突破記念として平沢が合計7万歩散歩をする『HIRASAWA追跡70000歩』がUSTREAMにて不定期配信された。2021年現在はアーカイブが公式Youtubeチャンネルで閲覧が可能となっている。

毎週水曜日以外の連日、フォロワー及びファンとの交流として21時から22時まで起承転結のツイートを行っている。所謂「人気物」という扱いを好まない為、人気が出て来ると意図的にファンを裏切り(平沢によれば10年周期で)、常にすべてと距離を保つようにしている。これは自身が何かにのめり込みすぎることがファンにも影響するため、ファンから自身との距離を取らせるためと語っている[1]。TwitterやBSP配信では、フォロワー数が増えるとフォロワーやファン減らしの為の投稿や発言を敢えて行なっている[21][182]。公式サイトやTwitter上での投稿はあくまでも仕事の一環として行っており、仮に個人的な利用なのであればプライベートな情報を日々公開する事は無いとしている[162]

2017年にはTwitterフォロワー数が9万人を突破したことを記念し、5公演内でスネアドラムを合計9万打目指すライブ『第9曼荼羅』が開催された[158]。なお、ゲストドラマーとして会人:鶴(TAZZ)またはP-MODEL改訂期の元メンバー、上領亘が参加した。その後、全公演通してのスネアドラムの打数が9万回を達成したことを記念して、音源「第9曼荼羅」が配信された[183]。また、2021年にはフォロワー数24万人を突破したことによりライブ『24曼荼羅(不死MANDALA)』を開催した[184]。なお、24曼荼羅ではドラムスにユージ・レルレ・カワグチが参加した[123]

MP3音源の活用

パソコン黎明期から音源のMP3に対して関心を持ち、1999年にソロ10周年・P-MODEL20周年記念として行われたプロジェクト『音楽産業廃棄物 P-MODEL OR DIE』において、P-MODELメンバーがMP3を用いて各自宅のみで楽曲を制作。インターネット上で公開ミックスダウンも行われた。MP3でファンがP-MODEL楽曲をリミックスするイベントも開催された。楽曲配信の弊害となる為、日本コロムビアとの専属契約を解除し、日経BPの協力によりP-MODELの音楽配信サイト『P-PLANT』を開設。 アルバム『音楽産業廃棄物』や『VIRTUAL LIVE』シリーズが配信された[78]。オンライン販売にはビットキャッシュの電子決算システム“BitCash”が利用された。このMP3による楽曲配信は、メジャーレーベルで活躍してきた日本のプロアーティストとして初めてとなった[185][186]

その後、MP3ファイルについては公式ウェブサイト内において未CD化曲の販売を行っており、また、ニューアルバムをリリースする度に収録曲の中から一曲またはアウトテイク数曲を無料配信している。2011年3月にはフリージャーナリスト・市民メディア向けに楽曲を無料配信を行った[187]。同年6月24日にはパレード・パンクの期間労働者・ステルスマンなる人物にオフィシャルサイトを占拠され、楽曲「原子力」(P-MODELの「BOAT」を編曲・歌詞を改変したもの)を無料配信させられる[188]。後に平沢はステルスマンから奪ったカラオケ音源をオフィシャルサイトで無料配信した[189]

MP3をインターネットそのもの含めて「表現者としてリスナーとコミュニケーションを取る新しい枠組み[77]」と評価している。サブスクリプションサービスにおいては「然るべき努力を積み重ねてきた人たちが作った楽曲と、『できちゃったからアップしてみた』みたいな人の楽曲が、同じ土俵に上がっているのは問題といえば問題」としているが、「たとえばリスナーとしての自分は、曲単位で聴いても本当に「いい」と思えばアーティスト名も経歴も調べる。曲の良し悪しを超えて、そのアーティストのことをもっと知りたいと思うし、アルバムで聴きたくなる。つまり、アルバムは必然なんですよ。きっと、ファストフードのように消費される音楽がある一方で、手の込んだ料理を味わい尽くすように楽しむ音楽も存在する。そこはなくならないんじゃないかと思いますけどね。」と語っている[190]

著作権管理団体および大手レーベルからの撤退

それまで権利関係に疎かった平沢は、自分の楽曲の著作権が出版会社に永久譲渡という形で契約されていることを知る[いつ?][191]。出版会社は、日本音楽著作権協会(JASRAC)から分配された楽曲使用料(印税)のうち50%を控除し、残額をアーティストに分配していたことから、その出版会社が控除した楽曲使用料がどのように運用されるのか、平沢は説明を求めた。しかし、出版会社からは「プロモーションに努める」という回答しか得られず、どのようなプロモーションを行い、どれだけの対費用効果があるのか、平沢が納得できるだけの具体的な回答が無かった。出版会社の変更もレコード会社との関係で困難であったことから、「なぜ私の権利が私の選んだ出版会社と契約できないんですかと、一回ゴネたことある」と述べている[191]

その後、1999年にはP-MODELのアルバム『音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE』をMP3で配信することを発表し、それに伴う大手レーベルからの撤退を発表する[77]。以降は著作権管理団体をNexTone(旧イーライセンス)に委託している[192]が、P-MODELとして活動した初期の楽曲については権利の奪還が不可能であり、2010年に平沢が発売した『突弦変異』の収録曲の一部は、P-MODEL時代のセルフカバーであるにも関わらずJASRACに著作権料を支払ったことを明かしている[193]

1999年に、P-MODELがMP3による新曲配信をMP3にて行っていくとしてメンバーの小西健司福間創らと共に記者会見を開いた際には、「我々はメジャーから外されても自分たちの活動は変わらない自信があるし、曲を直接リスナーに届けたいという気持ちから、メジャーからの契約を打ち切って音楽配信に踏み込んだ。MP3形式のデータを聴けないユーザーにもCDのパッケージ販売も続けていく」と答え、「今後は、レコード会社に所属しないミュージシャンが増加するだろう。ミュージシャンの自立を怖がるレコード会社もあると思う。しかし、MP3形式によるデータ配信は在庫管理などの面から見ても人員削減以外によるリストラが可能になるなどマイナス面ばかりではないだろう」と語った[194]。書籍「音楽産業廃棄物」では、「メジャーレーベルに属す限り、メジャーレーベルが売りたいと思える曲でなければ世に出せないのが現状です。インターネットなら際限がなく音楽を発信でき、そのアーティストの音楽を聴きたい人に直接届ける事が出来るわけです。遠くない未来に、このようなアーティストが台頭していくでしょう。大手レーベルならば儲ける事を強要されるが、インターネットでならリスナーとアーティストで作品を直接提供でき、どれほどお金が必要かは自分で決めれる。自分は音楽で大儲けしたいのではなく、音楽で生活が成り立てばいい。」と語った[195]

2001年1月8日のNEWS23の「特集 音楽配信の未来は」にて取材を受けた際には、「日本全国のレコードショップなどで音楽を届ける手段、これらがインターネットの到来で僕ら自身が出来るようになってきたんです。つまり、もうレコード会社に居る必要はないんです。」と答えている。集金システムとの契約や音楽配信サイトの立ち上げ等は自身で可能な限りは全て自分一人で自社で行っていると語った。また、番組内でNapster等によるインターネット上での音楽の拡散問題が取り上げられた際には、「インターネットの中で不法コピーされる事をどう解釈するかによるんですね。インターネットという物は、無名なアーティストにとって非常に有利な”武器”になるんです。それで不法コピーされて広がったとして、プロモーションとして受け止められるのであればそれでいい。」とインターネットの肯定派の立場として取り上げられた[196]

現在、2000年初頭より平沢の新作CDについて販売方法は平沢本人が代表取締役社長を務める所属事務所の直売サイト、「TESLAKITE ONLINE SHOP 」によるインターネット通販が中心となっており、店頭在庫が存在する店舗はタワーレコードHMVの様な大都市部などのインディーズレーベルを大々的に扱っているCDショップに限られている。2000年発売の『賢者のプロペラ』以前の作品もボックスセット『HALDYN DOME』と『太陽系亞種音』の発売により、ほぼ全ての既発表音源がオフィシャル通販で購入可能となった。また、2021年にリリースしたアルバム『BEACON』と、核P-MODELのアルバム『回=回』はBandcampにてアルバムダウンロード販売されている[197][198]

また、版権がポリドールユニバーサルミュージック)、日本コロムビアにあるオリジナル・アルバムについては2021年現在オリジナル・アルバムが2社から全て再販されており、iTunes Store等音楽配信サイトにてAACファイルの形で入手することが可能となっている。

音楽業界及びJASRACの著作権管理体制については厳しく批判している反面、リスナーによる個人間の二次利用については「資本主義と相容れない音楽の性質」として、自身への同一性保持権の侵害に該当しなければ基本的には黙認している[199]

エネルギー問題への関心

上述の通り、『Hirasawa Energy Works』では太陽光発電を取り入れ、自然エネルギーへ関心を寄せている。プロジェクト開始時は、120Wのソーラーパネル2枚のみをやぐら型のタワーに取り付け、残りの2枚は窓際に立てかけている状態であったが、後に4枚全てをタワーへ設置した。自宅スタジオの稼働を開始した初期はハードウェア・シンセサイザーやミキシング・コンソールを使用していたことで、電力使用に多大な制約が生まれていたが、後に全面ソフトウェア・シンセサイザー環境へ変更し、大幅な消費電力削減が図られた[200][201]

なお、studio WIRESELF自体は幾度の移転を経ており、2013年から稼働されている現行のスタジオは一般的な住宅用太陽光発電システムが搭載されているため、レコーディングに用いるための蓄電設備は用意されていない[202]

また、エネルギー問題への意識に目覚めてからは、それまで所有していたシトロエン・エグザンティアインターネットオークションで売却し[203]トヨタ自動車プリウスを購入[204]。その後、2020年からは水素自動車であるトヨタ・MIRAIを所有している。

また、近場であれば自転車での移動を行い、用途によって通常のアップライト自転車とリカンベント(米Burley社のLimbo[205])を併用している。リカンベントは『RIDE THE BLUE LIMBO』のPVや、インタラクティブ・ライブ『LIMBO-54』などの作品で搭乗している。

知人達への追悼

2004年には、平沢と親交が深かった、タイ王国の9人のSP-2達が相次いで亡くなった事を受け、彼女たちを追悼するアルバム『SWITCHED-ON LOTUS』を製作[169]

平沢と2001年の映画『千年女優』よりタッグを組んでいた今敏が2010年に膵臓がんで逝去。「今敏監督を送る会」に参加した[206]

2021年5月6日には「ベルセルク」の主題歌、劇伴担当として90年代からの仲であった三浦健太郎が大動脈解離で急逝。平沢は追悼文を公式サイトに投稿した[207]

同年6月15日、P-MODELデビュー以来、現在までP-MODELと平沢を撮り続けていたカメラマン、生井秀樹が逝去。平沢は自身のTwitterで追悼した[208]

2022年1月1日、改訂期P-MODELのメンバーであった福間創が、以前より患っていた脳内にできた未破裂血栓化大動脈瘤を要因とし急逝[209]。平沢は追悼文を公式サイトに投稿した[210]

使用機材

ギター

マンドレイク時代にはグレコのレスポール・ゴールドトップを使用していた[211]。P-MODELのデビュー当初はH.S.Anderson製エクスプローラー型ギターのヘッドを削り、ボディを黄色に塗り替えて使用していた。後にこのギターはザ・グルーヴァーズに譲ったと語っている[212]。1980年頃からは黄色から青色に塗り替えたFernandes VK-7を使用。デヴィッド・ボウイのサインがボディー裏側に書かれていたが、このギターはその後行方不明となっている[212]。中期P-MODEL時代ではフリクションのレックから借りたフェンダー製のムスタングをライブ・レコーディング等で使用していた。[46]

1983年以降は東海楽器製造が製造・販売を行うアルミニウム製ギター「Talbo」を使用[40]。発売直後から、その素材やデザインの特異性に惹かれ使用を続けていた[213]。しかし、長年の使用による消耗から補修を要した際、製造元の東海楽器が経営悪化による影響からTalboの生産を打ち切っており、1994年にTalboと同シェイプのフェルナンデス製木製ギター「PHOTON」を特注にて製作し、代わりに使用していた[212]。「PHOTON」はその後、2014年に改修された際に「PHOTON」は「PHOTON(光子(こうし))」へ改称している[214]

2004年からはTALBO Secret FACTORYが企画し、東海楽器が制作したオリジナルTalboである「ICE-9」を所有[215]。メインのステージギターとして用いられ、2005年にはICE-9に触発されたギターアルバム『ICE-9』が発売されている[216]。2021年にはTALBO Secret FACTORYからTalbo「ICE-9」のシグネチャーモデルが数量限定で販売された[217]

2013年以降は新たなメインギターとして、HISASHIとTALBO Secret FACTORYの共同で制作されたギター「EVO」の平沢モデルである「0101Z」を使用[218]。その後、2018年にネックカラーを変更した新たなEVOとして「EVO-PHYTO ELECTRON」を制作[注釈 19]。2021年にはジャズマスターのピックアップ(65年ヴィンテージタイプ)と新たなトレモロユニットを搭載した「EVO-PHYTOELECTRON SEED」を制作[219]。現在はメインギターとしてライブ・レコーディングで使用されている。

その他、2009年には新たにモズライトギターを導入し、アルバム『点呼する惑星』収録曲「可視海」にて使用されている[220]。2018年に購入した「Backlund400」は核P-MODELのアルバム『回=回』の制作、およびライブ『回=回』で使用された[221]

2017年に行われたライブ『第9曼荼羅』ではGodin Grand Concert Duet Ambianceが使用された[222]

MIDIトリガー

1992年以降はカシオ・FZ-1を、パイプオルガンのパイプのように並んだチューブ管を介して鍵盤を操作する用に改造した、MIDIトリガー「チューブラHz(ヘルツ)」を用いていた[40]。2001年開催の『LIVE SOLAR RAY』以降は節電のため、改造した自転車の車輪(ハブダイナモ発電装置)を用い、その電気で作動させたMIDIトリガーのスイッチを押すことで出音する楽器『グラヴィトン』を使用していた[40]

2008年のライブ『PHONON2551』からはミュージカル・テスラコイル「The Musical Tesla Coil Zeusaphone Z-60」[223]を導入し、2009年のインタラクティブ・ライブ『点呼する惑星』からは発光ダイオードの光を遮ることでMIDIを操作するレーザーハープを使用している[224]。レーザーハープは長年赤外線センサーの横形を使用していたが、2021年のライブ『24曼荼羅』からは最新鋭の認識センサー導入し鳥居形に改造した[225][226][227]

2017年のライブ『第9曼荼羅』以降は、Novation社製MIDIコントローラのLaunchpadを用いたパフォーマンスを、サポートメンバーの会人に行わせている[228]

また、ヤマハ・Miburiの使用者でもあった[229]。このMiburiは専用トリガーが専用着衣の中に内蔵されており、それを着た人間の動きによってシンセサイザーが演奏できると言うシステムである[230]。1995年に行われたライブ『INTERACTIVE LIVE SHOW 1995「SIM CITY」』、『ENDING ERROR』や2001年に行われたライブ『LIVE SOLAR RAY』でMiburiの演奏をしており、同名のライブDVDで演奏している姿が確認できる[231]

レコーディング機材

P-MODEL時代から自宅録音で製作された作品が多数あり、『賢者のプロペラ』以降のアルバムについては全て自宅スタジオのstudio WIRESELFで録音されている[232]

1987年にはCG制作のために導入したAmiga[233]での楽曲制作を開始。1990年代初頭から『白虎野』まではAmiga用ソフトの「Bars'n Pipes」などで制作した音源をレコーディングなどにも流用し[200][40][234]、2003年までのインタラクティブ・ライブは映像オペレーティングもAmigaで駆動されていた[235]。また、この縁から2005年発表の「AmigaOS 4.0」で起動音を手掛けている[200]。なお、Amigaは「今やAmigaを維持するのはクラシックカーを維持するようなもので、コストがかかる」として、現在は全てMicrosoft Windows環境に移行している[40]

2003年の『BLUE LIMBO』以降導入したケークウォークのDAW「SONAR」を中心に[40]、フリーソフトウェア・シンセサイザー「Synth1」や[40]、EASTWEST製「Hollywood Strings」が主な音源となる[200][146]。2017年、Cakewalk製品の生産終了を機に使用DAWをSONARからStudio Oneに乗り換えた。

アルバム『白虎野』収録曲である「白虎野の娘」と「確率の丘」には「アマチュアでも使っているごく普通の廉価なヴォーカルエンジン」を使用していることを公式サイトで明らかにし、具体的にはLOLAであると明らかにした[236]。また、平沢はこのヴォーカルエンジンを「お姉さん」と呼んでいるという噂があったが、これも同誌の中で本人が否定した。ただし、平沢はヴォーカルエンジンのことを「お姉さんは磨けばプロになる。」と表現している[237]

この他、合成音声に関してはAmigaOSに付属するスピーチ・シンセサイザーの「Sayコマンド」を1988年頃から用い、ライブの出囃子、CG年賀状、またはP-MODELの楽曲「WIRE SELF」「ERROR OF UNIVERSE」、平沢の楽曲「QUIT」「UNDOをどうぞ」などで確認する事ができる[238]

キーボード・シンセサイザー

先述の通り、ソロ活動初期はKORG M1を中心に使用していた。90年代のP-MODELやソロ活動において、DAWに完全移行するまでアナログ・シンセサイザーがレコーディングで使用されており、1999年当時はRoland JD800E-MU Proteusなどを使用していた[239]。 また、「KORG TRITON」「KORG 800DV」「Roland SH-3」を名器・革新的と評価している。

ディスコグラフィー

ミュージック・ビデオ

  • 世界タービン(1990年)
  • LOVE SONG(1993年)
  • Siren *セイレーン* (1996年)
  • BERSERK -Forces-(1997年)
  • TOWN-0 PHASE-5(1998年)
  • 賢者のプロペラ-I(2000年)
  • ロタティオン(LOTUS-2)(2001年)
  • RIDE THE BLUE LIMBO(2003年)
  • 白虎野の娘(2007年)

参加作品

その他参加

  • The Bach Revolution - 「No Warning」、「Synthesizer Study」
  • PEVO - 「PEVO」「スポット破壊司令」「NEOZIC」 ヴォルキス・プロラデュークとして出演
  • ヒカシュー - 「絶景」ゲスト出演
  • minus(-) - 「V」ゲスト出演
  • 福間創 - 「this is our music」ゲストミュージシャンとして小西健司と共に参加
  • グローリー戦記 - イメージアルバム制作
  • デトネイター・オーガン - 全編楽曲
  • 剣風伝奇ベルセルク - 「BERSERK 〜Forces〜」(劇中歌)
  • ロスト・レジェンド - 全編楽曲
  • ベルセルク 千年帝国の鷹篇 喪失花の章 - 全編楽曲
  • 千年女優 - 全編楽曲
  • 妄想代理人 - 全編楽曲
  • ベルセルク 千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章 - 全編楽曲
  • パプリカ_(アニメ映画) - 全編楽曲
  • ベルセルク 黄金時代編 - 「Aria」(主題曲)
  • ベルセルク(2016年のアニメ) - 「灰よ」、「Ash Crow」(劇中歌)

CM制作

平沢進の作品#CM制作

その他

公演

P-MODEL又は核P-MODEL名義での公演については「P-MODEL#ライブ・ツアー」を参照。

ライブ・コンサートツアー

形態 タイトル 会場 サポートメンバー
1989年 コンサートツアー 第1回"時空の水"ツアー ことぶき光:Key
友田真吾:Dr
高橋BOB:Ba
秋元一秀:Com
単発コンサート 人間大地・めざめの里 Festival '89 秋元一秀:Ba
コンサートツアー 第2回"時空の水"ツアー ことぶき光:Key
友田真吾:Dr
高橋BOB:Ba
秋元一秀:Key
ゲスト:
SOFT BALLET (9月8日)
橋本一子 (9月28日)
単発コンサート across the forewaters (ソロ)
1990年 コンサートツアー ライヴ・フォトン ことぶき光:Key、Cho
小西健司:Key、Cho
秋元一秀:Com
名倉丈雄:Com
ゲスト:
戸川純 (5月19日)
世界タービン・ツアー ことぶき光:Key
友田真吾:Dr
秋山勝彦:Ba
秋元一秀:Key
ゲスト:
梅津和時 (7月4日/7月11日)
戸川純 (7月4日)[注釈 21]
オーケストラル・マヌーヴァース・イン・ザ・ナース (7月11日)
単発コンサート 人間大地・めざめの里 Festival '90 ことぶき光:Key
秋元一秀:Key
ライブイベント ERROR FORCE ことぶき光:Key
秋元一秀:Key
高橋BOB:Ba
藤井ヤスチカ:Dr
コンサートツアー 世界タービン・ツアー Vol.2 戸川純:Cho
1991年 ヴァーチュアル・ラビット・ツアー ことぶき光:Key
友田真吾:Dr
高橋BOB:Ba
砂原良徳:Key
本地陽子:Viol
横川理彦:Viol
戸川純:Cho
秋山勝彦:Cho
藤井一彦:Cho
藤井ヤスチカ:Cho
ライブイベント I3 DAYS ことぶき光:Key
友田真吾:Dr
高橋BOB:Ba
藤木弘史:Key
戸川純:Cho
1992年 Hi-Res (ソロ)
I3 DAYS '92 ことぶき光:Key
高橋BOB:Ba
上領亘:Dr
ゲスト:
秋山勝彦:Cho
戸川純:Cho
ケラリーノ・サンドロヴィッチ:Cho
砂原良徳:Cho
蔦木栄一:Cho
1993年 ERROR OF INFORMATION 待機 (ソロ)
I3 DAYS '93 高橋BOB:Ba
上領亘:Dr
TAKA:Key
ゲスト:
小西健司:Cho
1994年 単発コンサート ERROR ENGINE 平沢三幕三時間 第一幕
小西健司:Syn
第二幕
(ソロ)
第三幕
横川理彦:Viol
本地陽子:Viol
高橋BOB:Ba
上領亘:Dr
TAKA:Key
戸川純:Cho
梅津和時:Sax
1999年 コンサートツアー Live-Phonon 渡橋する声軍 中野テルヲ:Systems
福間創:Systems
TAINACO:Dr
2001年 単発コンサート Hirasawa Energy Works - Solar Live LIVE SOLAR RAY (ソロ)
2005年 ライブ・トーク・イベント -GREEN NERVE PRESENTS- 反射の集いは氷の9 ゲスト:
中野泰博
折茂昌美
2007年 単発コンサート PHONON2550 (ソロ)
2008年 PHONON2551
2010年 PHONON2553
2011年 東京異次弦空洞 Neng:パフォーマンス
Rang:パフォーマンス
2012年 PHONON2555 荒木康弘:Timpani
PEVO1号:Gt
2014年 平沢進×核P-MODEL HYBRID PHONON PEVO1号:Gt、Laser Harp、Tesla Coil
2016年 ライブ・トーク・イベント 景観する循環カフェ (観客参加:Cho)
2017年 景観する循環カフェ(追加公演)
単発コンサート 第9曼荼羅 SSHO:Gt、Cello、Systems
TAZZ:Dr、Violin、Key、Systems
上領亘:Dr (10月のみ)
2019年 ロック・フェスティバル 平沢進+会人(EJIN)
フジロックフェスティバル '19
(3日目)
白会人SSHO:Gt

白会人TAZZ:Gt、Tesla Coil

コンサートツアー 戦法STS
BATTLES JAPAN TOUR 2019
白会人SSHO:Gt

白会人TAZZ:Gt、Violin
ユージ・レルレ・カワグチ:Dr

2020年 平沢進+会人(EJIN)
会然TREK 2K20
会人93317543:Gt、Cello、Systems

会人66594428:Gt、Ba、Violin、Systems
ユージ・レルレ・カワグチ:Dr(3月のみ)

2021年 単発コンサート 24曼荼羅 SSHO:Gt、Cello、Dr
TAZZ:Key、Violin、Dr
ユージ・レルレ・カワグチ:Dr
ロック・フェスティバル 平沢進+会人(EJIN)

フジロックフェスティバル '21

(3日目)

全1公演

   8月22日 苗場スキー場 WHITE STAGE

SSHO:Gt、Cello

TAZZ:Ba、Violin

ユージ・レルレ・カワグチ:Dr

インタラクティブ・ライブ

タイトル 会場 サポートメンバー
1994年 1 AURORA TOUR 1994 INTERACTIVE LIVE オーロラ伝説 戸川純:Cho、"マザー・オブ・ナバホ"役
2 TOKYOパラネシアン TAKA:Key、"電気ッTAKA"役
上領亘:アルゴリズム
高橋BOB:Ba、"IOラスタ"役
3 I3 DAYS '94「Adios Jay」 上領亘:アルゴリズム
1995年 4 INTERACTIVE LIVE SHOW SIM CITY TOUR Miss-N:Cho
1996年 5 INTERACTIVE LIVE SHOW Vol.5 SIREN Miss-N:Cho
Miss-Aeh:Cho
1998年 6 INTERACTIVE LIVE SHOW "WORLD CELL" 福間創:System
2000年 7 INTERACTIVE LIVE SHOW 2000 賢者のプロペラ MIRAI:System、"スペース・ナッカドー"役
小西健司:System、"アイアン・ナッカドー"役
2003年 8 Interactive Live Show 2003 LIMBO-54 (ソロ)
2006年 9 INTERACTIVE LIVE SHOW 2006 「LIVE 白虎野」
2009年 10 INTERACTIVE LIVE SHOW 2009 「点呼する惑星」 A-sai:パフォーマンス、"Naangfaa 1"役
Fiat:パフォーマンス、"Naangfaa 2"役
Rang:パフォーマンス、"Astro-Hue!"役
2013年 11 INTERACTIVE LIVE SHOW 2013 「ノモノスとイミューム」 折茂昌美:Vo、ナレーション、"サンミア"役
野田隼平:"Amputeeガーベラ"役
PEVO1号:折茂のエスコート
2015年 12 INTERACTIVE LIVE SHOW 2015 「WORLD CELL 2015」 PEVO1号:Gt、Laser Harp、村正
折茂昌美:"火事場のサリー"役(声のみ)
Rang:"Astro-Hue!"役(映像のみ)
2022年 13 INTERACTIVE LIVE SHOW 2022 「ZCON」 オリモマサミ:"シトリン"役

ナカムラルビイ:"ルビイ"役

会人SSHO 、会人TAZZ、在宅オーディエンス:"天候技師"役

会場オーディエンス:"改訂評議会員"役

万国点検隊

開催年 サブタイトル タイトル 舞台
1994年10月12日 - 10月17日 HIRASAWA BYPASS Presents 万国点検隊 トビラ島大追跡旅行団 タイ王国プーケット県
1995年10月10日 - 10月14日 第二回万国点検隊 วิวัฒน์ ธาราสงบ(ウィワット・ターラーサンゴップ)仮想救出移動団 タイ王国・バンコク
1996年10月16日 - 10月22日 第三回万国点検隊 偽装巡礼ソプラノ煩悩団 マレーシアクアラルンプール
1997年10月28日 - 10月31日 第四回万国点検隊 非局所性緑色免疫団 インドネシアバリ島
1998年11月28日 - 12月3日 第五回万国点検隊 世界細胞組合合唱鉄橋団 タイ王国・バンコク、ムアンカーンチャナブリー郡
2000年6月14日 - 6月19日 第六回万国点検隊 平行郷錬金術大プロペラ団 ミャンマーヤンゴンバガン
タイ王国・バンコク
2007年6月29日 - 7月3日 万国点検隊2007 P-0 タイ王国・プーケット県

ゲスト・ライブ

アクト タイトル 会場 バンドメンバー パート
1978年 The Bach Revolution FM25時・サウンド・カーニヴァル
シンセサイザー・ランド
神尾明朗:Syn
田崎和隆:Syn
小久保隆:Syn
田中靖美:Syn
Syn
1986年 THE LOODS MORE LOUD MACHINE SESSION 西村茂樹:Vo、Gt
鈴木浩司:Gt
村田語:Ba
佐藤勝彦:Dr
Key
1991年 ヤプーズ ヤプーズ デ ラ クルスの犯罪的人生
96m巻・2枚重ねミシン目あり
戸川純:Vo
泉水敏郎:Dr
中原信雄:Ba
吉川洋一郎:Key
ライオンメリィ:Key
Gt
SOFT BALLET SOFT BALLET meets 平沢進 遠藤遼一:Vo
森岡賢:Key
藤井麻輝:Key
上領亘:Dr
石塚伯広:Gt
Gt、Vo
1992年 梅津和時 続々・大仕事 梅津和時:Sax
小西健司:Com
Com
1994年 ヤプーズ I3 DAYS '94 TOKYO & OSAKA 戸川純:Vo
中原信雄:Ba
ライオンメリィ:Key
河野裕一:Gt
新井田耕造:Dr
Gt
TAKA I3 DAYS '94 TOKYO & OSAKA TAKA:Vo
1995年 LONG VACATION LONG VACATION'S LAST TOUR of the 20th CENTURY ケラリーノ・サンドロヴィッチ:Vo
中野テルヲ:Key
みのすけ:Dr
2006年 4-D mode1 『Die Rekonstruktion』発売記念ライヴ 小西健司:Com、Vo
横川理彦:Com
成田忍:Com
Com、Gt、Vo
2009年 DRIVE TO 2010 Gt(前もって録画された)
2012年 PEVO PEVO!PEVO!PEVO! PEVO1号:Gt
PEVO2号:Ba
PEVO4号:Vo
Gt、Vo(ヴォルキス・プロラデュークとして)
2013年 ケラ&ザ・シンセサイザーズ ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー
生誕50周年・ナゴムレコード30周年&新生記念
(2日目)
ケラリーノ・サンドロヴィッチ:Vo
三浦俊一:Gt、Key
福間創:Key
RIU:B
Reiko:Dr
Gt、Vo
2014年 PEVO NEOZIC PEVO1号:Gt
PEVO2号:Ba
PEVO4号:Vo
Gt、Vo(ヴォルキス・プロラデュークとして)
2016年 minus(-) ecru 森岡賢:Key、Vo
藤井麻輝:Key、Vo
Yuumi(FliP):Dr
山口美代子(detroit7):Dr
Gt、Vo
PEVO Mock'n'doll show 2016
擬装市民PEVO誕生
PEVO1号:Gt
PEVO2号:Ba
PEVO4号:Vo
Gt、Vo(ヴォルキス・プロラデュークとして)
ヒカシュー ヒカシューの絶景クリスマス 巻上公一:Vo
三田超人:Gt
坂出雅海:B
清水一登:Key
佐藤正治:Dr
ケラリーノ・サンドロヴィッチ:キューピッター
Gt、Vo

主な出演番組

テレビ出演

ラジオ出演

インターネット配信・出演

ライブの無料配信は2003年よりおこなっており、PeerCast(2003年・2006年)、Ustream(2009年 - 2016年)、Youtube(2017年 - )をそれぞれ用いている。

  • 平沢進の亜種音TV - 2004年 - 、teslakite.com
  • Hirasawa監視50000秒 - 2011年8月 - 12月、Ustream(現在はYoutubeで視聴可能[243]
  • 「ベルセルク 黄金時代篇II」公開記念 平沢進と一緒に「Sign」投稿動画を見よう! - 2012年6月、ニコニコ生放送
  • 『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』公開記念 『(`Д´)ワージ!を超えろ!「Aria」歌詞ネットスタンダード認定祭』 - 2012年11月23日、ニコニコ生放送
  • HIRASAWA追跡70000歩 - 2013年8月7日 - 2015年1月2日、Ustream(現在はYoutubeで視聴可能[244])
  • 平沢進のBack Space Pass - 2014年5月31日 - (不定期)、Ustream、YouTube(現在は一部を除き,アーカイブがYoutubeで視聴可能[245][246][247][248][249])
  • 百足らず様が通る 「足らず講釈」 - 2016年5月16日 - 2017年1月16日、Youtube[250]
  • okagesama2019 - 2019年4月1日、susumuhirasawa.online[251]

その他出演イベント

  • 妄想代理人』DVD発売記念イベント「少年バットと呼ばれる通り魔は何者なのか?」 - トークイベント 2004年5月14日開催、新宿ロフトプラスワン[252]
  • 平沢進×斎藤環「平沢進・徹底解剖!」 - トークイベント 2019年2月13日開催、VOLVO STUDIO AOYAMA、ニコニコ生放送[21]

主な雑誌等への寄稿

  • 現代思想2011年9月臨時増刊号 総特集=緊急復刊 imago 東日本大震災と〈こころ〉のゆくえ[256]
  • キーボード・マガジン 2014年1月号 WINTER[257]
  • キーボード・マガジン 2015年1月号 WINTER[258]
  • サウンド&レコーディング・マガジン 2016年2月号[259]
  • 「医道の日本」2016年5月号[260]
  • CDジャーナル 2017年05月号[261][262]
  • シンセサイザーと音楽の専門誌『FILTER Volume.01』 創刊号(2021年7月)[264][265]
  • 集英社「kotoba」2021年秋号 特集「人間拡張ネオ・ヒューマンを生むか?」[266]
  • シンセサイザーと音楽の専門誌『FILTER Volume.02』「特集:多様化する音楽とシンセサイザーの時代」(2022年1月19日)[267]
  • ネオ・サピエンス誕生(2022年2月7日)[268]

影響を受けた人物・作家・アーティスト

影響を与えた人物・作家・アーティスト

関連・関係人物

  • 平沢裕一(平沢YOU1) - 平沢進の兄。グラフィックデザイナーとしてP-MODELやFC会報のジャケットを手がける。マンドレイク時代は演出チーム「ディバイス・マンドラゴラ」を率入り、メジャーデビュー後はセルフマネジメント事務所「MODEL HOUSE」リーダーを務めた。2013年4月より茨城県つくば市にてニューウェーブカフェバー「GAZIO」を経営していたが、2015年11月をもって閉店し、以降は不定期に、イベント「Cafe Gazio」や「ゆるGazi」などを開催している[313]。CDやグッズの通販サイト「GAZIO WEB SHOP」も運営している[314]
  • 中野泰博 - 中野ブロードウエイ3Fのレコードショップ『ショップメカノ』店長。FC会報でのライブレポートや、万国点検隊隊長を務めたお礼として、核P-MODELのメカノ限定シングルを提供した。長年平沢の活動初期のプログレシブ・ロックバンドマンドレイク(MANDRAKE)」時代のアルバム作成を要望しており、2006年に現存する音源をリマスタリングしたアルバム『unreleased materials(アンリリースド・マテリアルズ)』がリリースされた。2010年には『超マニアックなCD屋「メカノ」はなぜ潰れないのか』というタイトルで特集が組まれた[315]
  • 高橋かしこ - 編集者。記念本「音楽産業廃棄物」やライナーノーツを手がけている。平沢進ソロ25周年記念企画の監修を務め[316]、『初期三部作』のリマスター盤に解説を寄稿、ベストアルバム『Archetype』の選曲にも携わった。
  • Shampoo - 1979年に結成された女性ユニット。当時シンセサイザー教室の生徒だった折茂昌美と足立眞理を、講師だった平沢がプロデュース。1982年デビュー。その後、足立が1983年に脱退し折茂のソロユニットとなるが、1999年頃よりキーボーディストのKCこと鈴木KCが活動に参加し2011年に正式加入。折茂は2005年のFC会員限定イベント「反射の集いは氷の9」にゲストとして参加[317]。折茂はのちに大病を患い右足を切断するも、楽器化した特注の義足を駆使して活躍[318]。2013年には折茂がインタラクティブ・ライブ「ノモノスとイミューム」に登場人物の「サンミア」役として参加し、2015年には「World Cell 2015」に登場人物の「サリー」役として映像に出演している[146]。2018年にKCが逝去。2022年3月から開催の6年4カ月ぶりのインタラクティブ・ライブ、『INTERACTIVE LIVE SHOW 2022 「ZCON」』に折茂が"シトリン"役として参加予定[319]
  • 村田語(カタル) - パンクバンドニューロティカのメンバー。かつて平沢がプロデュースしたバンドTHE LOODSのメンバーであった。その時平沢がP-MODELの菊池達也が使用していたベースを譲り渡したものの、後にライブで壊してしまっている[320]
  • デヴィット・ボウイ - マルチ・アーティスト。1979年から1980年に知り合いの京都宅に滞在していた事で知られ、P-MODELの京都公演に観客の一人として参加。ライブ後に楽屋にボウイは訪れ、メンバー達と語らった[51]。平沢は黄色から青色に塗り替えたFernandes VK-7(エレキギター)にサインをボディー裏側に書かれたが、このギターはその後行方不明となっている[321]。米国に帰国後、ボウイは米国版PLAYBOY誌にて坂本龍一と対談し、坂本から日本に気になるアーティストが居たかと聞かれた際、ボウイはP-MODELが気になっていると語っている[52]
  • ヴァン・ヘイレン - アメリカ合衆国出身のハードロック・バンド。当時P-MODELはワーナーの洋楽部門に所属しており、対バン希望について聞かれた際、テクノ以外のバンドと演りたいとして同じワーナーの洋楽部門所属のバンドのリストからヴァン・ヘイレンを希望した。1980年の来日ツアーをP-MODELが前座を務め、日本武道館での演奏も行った[30]。楽屋でエドワード・ヴァン・ヘイレンマイケル・アンソニーと仲良くなり、楽屋でP-MODELの曲を演奏するなどした。平沢曰く、「ギターの人(エディ)はシャイでいい人」「ドラムの人(マイケル)は不思議な面白い人」だったと語っている[50]
  • 今敏 - 漫画家アニメーション監督。高校時代からの平沢のファンでもあり、表現スタイルに最も影響を与えたのは平沢の音楽であると語っていた。以降は『パプリカ』、『妄想代理人』の音楽も平沢が担当。平沢から先に作中曲を提供してもらい、それを聴きながらコンテを起こしていた。2010年、平沢も参加予定であった新作『夢みる機械』制作中に膵臓がんで逝去。2010年11月15日、平沢は「今敏監督を送る会」に参加。今が自身をなぞらえて最も気に入っていた黄鉄石を受け取り、自身の引き出しに閉まっている。
  • 秋元きつね - 平沢初めての弟子として、80年代後半から90年代前半にかけてツアーライブや作品に19歳から参加。平沢を「師匠」と呼んでいた。平沢から学んだAmigaを使いCG作家としてデビュー。1999年にスクエアエニックスよりゲーム『せがれいじり』を発表。2014年、糖尿病の悪化により逝去。
  • 三浦建太郎 - 漫画作品『ベルセルク』の原作者。学生時代からの平沢のファンであり、漫画制作中も楽曲を流しながら作業していた。ベルセルクのアニメ劇伴を平沢が担当するようになり、以降20年来の付き合いとなる。ゲーム『ベルセルク 千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章』主題歌の「Sign」、映画ベルセルク 黄金時代篇』の主題歌Aria」は三浦が作成した俗語一覧から平沢が作詞・作曲を行った。2021年5月20日、 大動脈解離により急死。同日、平沢は自身の公式ホームページに「三浦建太郎先生の訃報に接して」と追悼文を掲載した[322]
  • 戸川純 - 1983年に結成したヤプーズのリーダー。平沢がP-MODELを凍結中にヤプーズのサポートに参加。1989年にはTV番組「夢で逢えたら」のコーナー「バッハスタジオⅡ」に平沢が参加していたヤプーズで出演し、ダウンタウンウッチャンナンチャン並びに戸川純らと共にセッションを行った[323]。また、1990年には戸川が平沢の「世界タービンツアー」のサポートに参加。平沢は「戸川純が居れば、下手な女性活動家は必要ないのではないか」と戸川の楽曲と活動姿勢をリスペクトしており、雑誌上やTVで音楽やジェンダーに関する対談を行う等もしていた。ヤプーズは2006年から休止していたが2019年から再活動開始。2020年4月からはYoutubeチャンネルを開設し、メールお便りでの相談にメンバーの山口慎一を相手に答える動画を投稿している[324]
  • 砂原良徳 - テクノミュージシャンマスタリング・エンジニア電気グルーヴ元メンバーで「まりん」の愛称で知られる。現在はソロと高橋幸宏主催のMETAFIVEメンバーとして活動中。2021年のフジロックフェスティバルでは、8月20日のホワイトステージにMETAFIVE(砂原良徳、LEO今井)メンバーで、「平沢進+会人」と同日の8月22日に「砂原良徳」名義でレッドマーキーステージの最終公演に出演した[325][326]
  • 巻上公一 - P-MODELと共に「テクノ御三家」と称されたヒカシューのリーダー。「超声楽家」としても知られるテルミンの使い手。詩集『至高の妄想』で第一回大岡信賞を受賞[327]。2016年12月の「ヒカシュー 絶景クリスマス」では庭師KING美術館で会った人だろ等を平沢と共に演奏並びに歌唱。互いに笑顔で握手や抱きつき合う等もした[328]。平沢とは熱海好き仲間でもある。
  • ケラリーノ・サンドロヴィッチ - 有頂天リーダー。80年代後半からの付き合いで平沢を「先輩」呼びしている。2016年12月の「ヒカシュー 絶景クリスマス」では平沢と共にゲストメンバーとして参加[329]
  • 大和久マサル - 3DCGムービーの制作やゲーム系デザイン、映像ディレクションなどを手がけている[309]。1999年にP-MODELの論理空軍からMV映像を担当。TOWN-0 PHASE-5RIDE THE BLUE LIMBOのMV、Σ-12の3DCGも担当。2012年、2013年には初音ミクのオリジナルMVも発表[309]。2014年の核P-MODEL LIVE「HYBRID PHONON」のライブ映像演出とそのDVD監督・編集、2015年のインタラクティブ・ライブ「WORLD CELL2015」のCG制作とそのDVD監督・編集も手掛ける等、平沢のライブ演出にも携わる[309]。自身のブログ上にて過去の資料や文書一覧を公開している[330]
  • PEVO - P-MODELのコピーバンド大会「P-MANIA!」優勝バンド。バンドネームの由来はP-MODELとDEVOを掛け合わせたものであり、DEVOのような衣装が特徴的。ヴォルキス・プロラデューク名義で平沢がプロデュース。メンバーのPEVO1号は、2014年のライブ「パラレル・コザック」「HYBRID PHONON」や、2015年のインタラクティブ・ライブ「World Cell 2015」にサポートメンバーとして出演した[331][214][332]
  • 中井敏文 - 1993年に開催されたP-MODELコピーバンド大会の初代優勝者。その後平沢進のアルバムやビデオのデザインを担当する傍ら、小西健司4-D中野テルヲのスタッフとしても尽力していた。近年の平沢進作品のアートワーク全般を手がけている。2021年5月24日には平沢の自社レーベル「TESLAKITE」よりアルバム2作品がリリースされた[333]
  • 会人 - 読み方は「EJIN」。平沢進の2017年のライブ「第9曼荼羅」よりサポートメンバーとして参加している、謎の二人組。それぞれ松(SSHO)、鶴(TAZZ)と名がある[334]。2019年7月にはペストマスクを装着した「白会人」が2018年の核P-MODELのライブ「回=回」に参加。2019年、会人による単独ライブを模索したが、平沢が大きな箱をSMASHに問い合わせた所、フジロックであれば会人と平沢と共に参加するのであれば可能とされた為、その後ユニット『平沢進+会人(EJIN)』としてフジロックフェスティバル'19にてフジロック初出演した[121]。同年11月のバトルスの来日ツアーには同ユニットにサポートドラマーのユージ・レルレ・カワグチと共に、オープニングアクトとしてツアーに帯同した[122]2021年にはルベドマスクを装着した正体不明の二人組「ルベダリアン会人」と再びユージ・レルレ・カワグチをと共に、『平沢進+会人(EJIN)』名義で平沢のライブ『24曼荼羅(不死MANDALA)』をに参加[123]。同ユニットで同年8月のフジロックフェスティバル'21の最終日の大トリとしてWHITE STAGEに出演した[124][125][126]2022年3月から開催の6年4カ月ぶりのインタラクティブ・ライブ、『INTERACTIVE LIVE SHOW 2022 「ZCON」』にもサポートとして参加予定[319]
  • 中村健寿 - 茨城県つくば市のヴィーガンラーメン専門店「KENJUキッチン[127][128]」の店主。「KENJUキッチン創業三周年感謝祭」には平沢の実兄であり「STUDIO GAZIO」の店主、平沢You1が経記念グッズのランチョンマットをデザインを行い販売した。また、平沢進と対談収録がYoutubeチャンネルにて無料公開された[129][130]
  • ベネディクト・シュナイダー(Benedykt Szneider) - 2014に設立されたポーランドのゲーム会社「REIKON GAMES」のコンセプトアーティストクリエイティブ・ディレクター。長年平沢のファンであり、自身らが当時開発していたサイバーパンクゲームRUINER(ルイナー)』のゲーム内にて平沢の楽曲を使用するアイデアを持ち出し、ゲームとマッチするとわかり楽曲提供を平沢の事務所に依頼。その後平沢が許可を出し、ポリドール時代の楽曲「トビラ島」等をゲーム内楽曲として提供[335][336]。『RUINER』は2017年よりSteamPS4Xbox Oneにて配信され、2020年には任天堂Switchより配信並びにパッケージ版が発売された[337][338]
  • ユージ・レルレ・カワグチ - 小学校の音楽室にあったドラムから叩きはじめ、高校卒業と同じくしてハードコアバンド"ROSEROSE"にて活動[339]。メジャー活動を経て現在はフリーランス。ロンドン/日本/ストリートと国内外・場所を問わずで活動するドラムソロプロジェクト(#STDRUMS)としても活動中。シェイクスピア劇団『カクシンハン』では演奏&役者出演を担当[339]。舞台役者の横井翔二郎やナカムラルビイとも交友が深い。平沢が海外のドラマーをサポートとしてYouTubeで検索して探していた所、ロンドンの地下鉄内でのドラムパフォーマンス動画を発掘され、サポートドラマーとして呼ばれ、2019年末のバトルスの国内ツアー前座に「平沢進+会人」と共に参加[340][341][342]。以降は2020年3月のライブ『会然TREK2K20▽03』[343][344]、2021年の24曼荼羅フジロックフェスティバル'21に「平沢進+会人」と共に参加[345][346]。趣味は60〜70年代のロックレコード収集・美味しいGUINNESSビールのお店探し[339]キング・クリムゾンレッド・ツェッペリン等も好み、平沢とは倍程年齢が離れているがルーツが近しい為、平沢からも「話がよく合い、会話しやすい」とされている[347]
  • ナカムラルビイ - 1996年1月10日生まれ。父親はドラムミュージシャン、俳優の中村達也。中学3年生時代に合法薬物バンド「酢酸カーミン」を発足。高校生時分には、当時のクラスメイトと「地下女子企画。」なるモツ投げ地下アイドルユニットを結成。同時期にDJも開始。2015年には、芝居方面でも表現の幅を広げ、田中要次監督作品などに出演。2019年3月には中村達也独り叩き旅にてソロサックスO.A.。同年7月、「太陽肛門スパパーン」にて『平沢進+会人(EJIN)』と同じくフジロックフェスティバル'19にてフジロック初出演。2020年、Freaky Style Locaの活動休止に伴い、説法パンクバンド「Buddhadatta」に加入[348]2022年3月から開催の6年4カ月ぶりのインタラクティブ・ライブ、『INTERACTIVE LIVE SHOW 2022 「ZCON」』に"ルビイ"役として参加予定[319]
  • 吉田大八 - 映画監督。2013年、『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀作品賞を始め各賞を受賞[349]。学生時代から平沢のファンであり、「僕そのものの考え方を半分くらい作った」と語っている[350]。2017年に三島由紀夫の小説「美しい星」の映画に平沢のソロ曲「金星」が提供されるにあたり、「CDジャーナル 2017年5月号」で対談が掲載された[351]
  • 斎藤環 - 筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。初期P-MODELからのファンであり、平沢とは2000年からの付き合い。2019年にはゲンロンカフェにて平沢と対談公演、配信を行った[38]。自身のnoteでは『「平沢進」論』を寄稿している[352]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ パワーホール」作曲時の名義
  2. ^ ハリケーンズ・バム』作曲時の名義
  3. ^ (『陸の人よ』共制作時の名義
  4. ^ PEVOプロデュース時の名義
  5. ^ 原子力」発表時の名義
  6. ^ 統合後は「ユニバーサルシグマ」(『時空の水』のみ)と「ユニバーサルJ」が管理。ライブアルバムは「USM JAPAN」が管理している。
  7. ^ 後にリリースされたマンドレイク・アンリリースド・マテリアル・パート2 にも収録されている。
  8. ^ その際の音源は『配線上のアリア』として1994年にCD化されている。(Pre P-MODEL名義)
  9. ^ 平沢曰く「常磐線」のような音。
  10. ^ CM使用部分は平沢が作曲、残りはゆいこ作曲となっている。
  11. ^ 歌唱は今井ゆうぞうはいだしょうこ
  12. ^ ただし名前の由来に関する作者からの正式なアナウンスは発表されていない。
  13. ^ P-MODELのメジャーデビュー曲「美術館にあった人だろ(1979)」、平沢進ソロ「ロシアン・トビスコープ(1991)」の歌詞「東京の平沢です」「ビックサイトで会った人だろ。」「横浜の平沢です
  14. ^ a b 新シングル『Aria』レコーディング風景も公開された。
  15. ^ オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークのもじりである。
  16. ^ タイショックと呼ばれる
  17. ^ saopraphetson、สาวประเภทสอง:第二の女性/平沢の著書やHPでSP2とも表記されることがある
  18. ^ 書籍『音楽産業廃棄物』にて平沢は、アルバム『』に因み「舟を出航させるために、みんなの港をメンバー全員が作るという意味あいですね」と語っている。
  19. ^ 2021年にはフジロック出演に際しての特別仕様「EVO-PHYTO ELECTRON SEED」を使用した。
  20. ^ 「平沢進のCG年賀状」にて、同曲のアレンジが挿入されている。
  21. ^ 7月11日の渋谷公会堂公演は、病欠のために不参加。

出典

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参考文献

外部リンク