ノイズミュージック

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ノイズミュージックは、原則的に非楽音芸術である。

概論[編集]

伝統的な音楽的常識からは楽器と見なされないものを楽器や音源として使用し、楽曲を構成していく音楽。その名前自体がこのジャンルの特徴を簡潔に言い表しており、リズムや旋律は存在しない。

ノイズミュージックでは、工具や工業製品、電子音、街頭の音、心音や、鳥のさえずりや波の音のような自然界の音などを、楽曲を構成するために利用する一方、それらに加えて叫び声や呟き、過激なアジテーションをもって楽曲を構成するアーティストもいる。時代を重ねていくごとにスタイルが変遷していくのも特徴であり、現代のノイズミュージックでは、それらの音をデータとして採取し、コンピューターを介して加工・混合、あるいはそのまま用いる手法も多用されている。

ポピュラー音楽のノイズミュージックのアーティストはジャンルに対するリスナーが限られているためか、自主製作したカセットによって音源を発表しさらにはそれを(経費と関係なしに)限定盤としたりとアンダーグラウンドな存在である場合が多い。ライブにて過激なパフォーマンスがよく行われることも特徴である。 サイケデリック・ロックの実験においても、ノイズが使われていたことがある。70年代末の英国ラフ・トレード・レーベルや、アメリカの編集盤「ノー・ニューヨーク」にも、ノイズ・アーティストの活動を確認することができる。

主なアーティスト[編集]

広義の現代音楽[編集]

広義のロック/ポピュラー音楽[編集]

日本のノイズ[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

  • Daniel Albright (ed.) Modernism and Music: An Anthology of Source. Chicago: University Of Chicago Press, 2004.
  • Jacques Attali. Noise: The Political Economy of Music, translated by Brian Massumi, foreword by Fredric Jameson, afterword by Susan McClary. Minneapolis: University of Minnesota Press, 1985.
  • Atton, Chris (2011). "Fan Discourse and the Construction of Noise Music as a Genre". Journal of Popular Music Studies, Volume 23, Issue 3, pages 324–42, September 2011.
  • Lester Bangs. Psychotic Reactions and Carburetor Dung: The Work of a Legendary Critic, collected writings,edited by Greil Marcus. Anchor Press, 1988.

外部リンク[編集]