Portal:スペキュレイティブ・フィクション
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スペキュレイティブ・フィクション (Speculative fiction) とは、さまざまな点で現実世界と異なった世界を推測、追求して執筆された小説などの作品を指す語。フィクションの複数のジャンルにまたがって使用される。 発生当初は、「サイエンス・フィクションは大衆的で浅薄である」という偏見に対抗する意味も込めて、空想科学小説に哲学的要素を持ち込んだものを指していたため、日本語では思弁小説(しべんしょうせつ)、思弁的小説と訳された。スペキュレイティヴ・フィクションの表記もある。 一般に、サイエンス・フィクション、ファンタジー、ホラー、スーパーヒーローもの、ユートピア/ディストピアもの、破滅もの、仮想歴史もの、マジックリアリズムの小説群などが含まれる。 スペキュレイティブ・フィクションの略語としては「spec-fic」「specfic」「S-F」「SF」「sf」などの表記が用いられる(最後の3つは、サイエンス・フィクションの略語としても用いられるため、混乱を招くこともある)。 キャッシュをクリアする ←ページ変更が反映されない場合、クリック。
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人物紹介
アラン・ムーア(Alan Moore、1953年11月18日- )はイギリス・ノーザンプトン出身の漫画原作者であり、『ウォッチメン』『Vフォー・ヴェンデッタ』『フロム・ヘル』等のアメリカン・コミックやグラフィックノベルの原作で有名。ムーアはまた、小説『Voice of the Fire』の執筆や、舞台でのパフォーマンス活動も行っている。ムーアは実践マジシャンでもあり、古代ローマの蛇神グリュコーンを崇拝していると主張している。
アメリカン・コミック原作者としてのムーアは、子供向けでつまらないものとして退けられがちなこのジャンルに、成熟した文学的な感覚を持ち込んだ功績により評価されている。ムーアの実験は、文学からの影響や成人向けのテーマ、挑戦的な題材などの作品内容にとどまらず、独特な効果の採用や、文字と絵の異なる組み合わせなどの表現形式にまで及ぶ。ムーアの作品は、ウィリアム・S・バロウズ、トマス・ピンチョン、イアン・シンクレアなどの文学者や、ニューウェーブSF作家のマイケル・ムアコック、ホラー作家のクライヴ・バーカー、映像作家のニコラス・ローグなど、幅広いジャンルからの影響を受けている。コミックに成人向けのテーマを持ち込んだ先駆的作品『The Adventures of Luther Arkwright(ルーサー・アークライトの冒険)』で知られるイギリスの漫画家ブライアン・タルボットは、間違いなくムーアの作品に最も大きな影響を与えている。 編集
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