横田順彌

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横田 順彌
(よこた じゅんや)
ペンネーム 真木 じゅん
誕生 (1945-11-11) 1945年11月11日(71歳)
佐賀県
職業 作家SF作家)・明治文化史研究家
最終学歴 法政大学法学部
活動期間 1970年 -
ジャンル ハチャハチャSF古典SF研究明治文化研究古本エッセイ
主題 古典SF、明治文化、古本
代表作 日本SFこてん古典
快男児 押川春浪
近代日本奇想小説史 明治篇
主な受賞歴 第32回日本SF大賞特別賞
第24回大衆文学研究賞大衆文学部門
第65回日本推理作家協会賞評論その他部門
デビュー作 「宇宙通信『X計画』」
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横田 順彌(よこた じゅんや、1945年11月11日 -、戸籍上は12月1日 - )は、作家SF作家)・明治文化史研究家。愛称は「ヨコジュン」。「横田 順弥」と表記されることもある。真木 じゅん名義による著書もある[1]

来歴[ソースを編集]

佐賀県に生まれ、東京都目黒区緑が丘に育つ。法政大学第二高等学校を経て法政大学法学部に進み、在学中は落語研究会で活躍した。中日ドラゴンズファンとしても知られる。

SFファン活動[ソースを編集]

小学5年の時に貸本屋で『第二の太陽へ』(ミルトン・レッサー著)を借りて感動したことがきっかけとなりSFにのめり込んでいく。中学生の時にはすでに個人SFファンジンを発行していた。

また大学時代には、定期的に例会を開いていたSFマニアの集まり「一の日会」のメンバーだった(平井和正のSF小説『超革命的中学生集団』には「一の日会」の面々がキャラクターとして登場。横田は主役の横田順弥としてモデルになっている。)。

1969年には横田が中心となり、鏡明川又千秋らとともにファンジン『SF倶楽部』を発刊する。第3号では、日本初のSF商業雑誌『星雲』を復刻刊行。雑誌には筒井康隆、平井和正や浅倉久志も寄稿した。4年半で10冊を刊行し休刊。

デビューの頃[ソースを編集]

大学卒業後、複写印刷会社、PR誌の編集会社などに就いたが、長続きしなかった。作家としては平井和正の紹介で1970年8月3日号の『週刊少年チャンピオン』に掲載されたショートショート「宇宙通信『X計画』」で商業誌デビュー。

ハチャハチャSF[ソースを編集]

初期は、ナンセンスギャグを主題とした「ハチャハチャSF」が人気を集めた。「ハチャハチャ」についてはハヤカワJA版『宇宙ゴミ大戦争』の小松左京による解説によれば、メチャクチャと言おうにも笑いすぎて息が切れ「ハチャ...ハチャ...」としか発音できない、といったところとされる。ハチャハチャという言葉自体は、東大将棋部内部で使われていた用語に由来するもので、同部にも出入りしていた、東大SF研の小谷善行一の日会などファンダムに広めたりしたものと言われている[2]。デビュー前は、SF同人誌にシリアスなSFを書いていた。笑いを取り入れたハチャハチャSFを書き始めたのは「シリアスSFよりもユーモアSFを書いたほうが良い」と伊藤典夫から言われたからだと後年記している。[3]

大学の落語研究会出身、ということもあり、超SF的な奇想で物語がはじまり、落語的な駄洒落で話が落ちる、という作品が多かった。

古典SF研究[ソースを編集]

高校2年の時に押川春浪の『海底軍艦』に出会い、戦前の日本で書かれた古典SFに興味を持つ。横田はこの分野の草分け的存在である。また、鏡明はじめ、当時のSF仲間に海外の原書を読める者が多かったが、横田は英語が苦手だったため「自分は古典SFを研究しよう」と決意したという。

SFマガジン』に連載し、後に単行本にまとめられた『日本SFこてん古典』は、ハチャハチャSFとも共通する、ユーモアあふれる文体で、SF史的に重要な発見の紹介以外に、「こんな作品があったのか」という奇書も多数紹介。非常に人気のある連載であり、また、SFのみならず、大衆文学史研究に与えた影響も大きい。現在も数社から復刊を打診されているものの、「古典SF研究の定本となってほしくない」という横田の意思があり、いままで復刊が実現していない。

古典SFの研究から明治研究にも進出するようになり、1988年に発表した『火星人類の逆襲』以降は、執筆するフィクションも、明治時代を舞台にした作品(特に押川春浪が所属した天狗倶楽部の関係者が登場するものが多い)が主流になっている。同年発表された『快男児 押川春浪』(會津信吾との共著)で日本SF大賞を受賞している。また近年は古典SFの研究者の育成にも力をいれ、日本古典SF研究会には発足時から立ち会っている。

明治文化研究[ソースを編集]

古典SF研究の過程で、明治時代の文化・人物等に興味を抱き、近年は明治時代の、現在の視点で見ると不思議な文化・事象や、怪人物等を紹介する著作を、多数執筆している。(特に、学生野球黎明期については、思いいれが強い)その中で、中高生向けに書き下ろされた『百年前の二十世紀』は、1995年度の青少年読書感想文全国コンクール高等学校の部の課題図書に選ばれた。

古本エッセイ[ソースを編集]

また、古典SF研究の研究過程での古本収集についてのエッセイ本も、ユーモアあふれる文体で書かれており、従来の「古本についての本」の硬い文体とは一線を画した、革命的なものであった。古典SF研究以来の横田の仕事は、近年の、若い世代の「古本ブーム」へ、先駆者として大きな影響を与えていると、古本愛好家の坪内祐三も評価している。

近年の動向[ソースを編集]

『SFマガジン』誌上で、「近代日本奇想小説史」を連載している他、『日本古書通信』等に単発的にエッセイを発表。また、2008年6月まで『小説宝石』に30回にわたって古本エッセイを連載。2007年には出版芸術社から「異形コレクション」に発表していた明治幻想小説をまとめた『押川春浪回想譚』を出版、同書は『SFが読みたい! 2007年版』のベストSFの中で19位に選ばれた。また講談社青い鳥文庫からはジュブナイルSFを発表している(2005年〜、現在第3部まで完成)。

近年「体調が思わしくない」と様々な文章に寄せており、SFマガジンでの連載を体調不良を理由に休んだことも数回ある。さらに2007年世界SF大会にも出席する予定だったものの、体調不良のため欠席した。

近代日本奇想小説史 明治篇』で、2011年には第32回日本SF大賞特別賞を、2012年には第24回大衆文学研究賞大衆文学部門および第65回日本推理作家協会賞評論その他部門を受賞している。

エピソード・こぼれ話[ソースを編集]

  • 父が58歳、母が42歳のときに誕生した末っ子で、自らが戦中に母の胎内にいたことから「戦中腹派」などと称していたこともある。横田によると、「昭和19年、昭和20年生まれ」の人が「戦中腹派」で、彼以外に、高信太郎三遊亭円丈椎名誠永井豪おすぎピーコタモリ横山やすし梨元勝らがおり、すべて「異色の天才だ」と書いている。
  • 鏡明と仲が良いことで知られる。自らの半生記『横田順彌のハチャハチャ青春記』の中でも鏡のことがたびたび書かれている。
  • 一の日会」の仲間をはじめ、SFファンあがりの「SF第二世代」の作家たち(堀晃森下一仁梶尾真治ら)とは、仲良く交際していた。また、かんべむさしはSFファン出身ではないが、東西の「ギャグものを書くSF作家」ということで、ライバル視された時期があった。
  • 漫画家の高信太郎とも、「駄洒落づくしの作風」「落語好き」ということで、お互いの作品のファンであった。
  • 酒に弱く、ほとんど飲めず、グラス一杯ほどで意識不明になってしまうほどだという。
  • 1975年伊藤典夫荒俣宏鏡明と渡米。北米SF大会に参加する(その模様は『ヨコジュンのびっくりハウス』収録)。背の低い横田は、しょっちゅう子供に間違えられたという。一方、鏡明はスペイン人に間違えられた。また世界一のSFコレクター、フォレスト・J・アッカーマン宅を訪ねたところ、日本のSF関係の古本も置いてあり、幻のSF雑誌『星雲』を購入しようとしたところ、心優しいアッカーマンはプレゼントしてくれた[4]
  • 1978年に結婚。娘も誕生したが、1998年に離婚。離婚の原因は、横田が資料の古本をあまりに買いすぎることだという[5]
  • 横田のファンであった藤倉珊は、余桁分彌(よけたぶんや)名義で『日本SFごでん誤伝』という、横田の文体をパスティーシュした同人誌を刊行した。「トンデモ本」を紹介する本の走りである。
  • 柴野拓美展(2005年)に合わせて神奈川県中郡二宮町の公立図書館で講演する予定であったが、喘息のため直前に断念した。
  • 梶尾真治と共に堀晃を「慢性躁病」と親しみを込めて言っていた。

連載中[ソースを編集]

メディア出演[ソースを編集]

著作[ソースを編集]

単著[ソースを編集]

  • 『宇宙ゴミ大戦争』 早川書房〈ハヤカワ文庫 JA〉、1977年1月。
  • 『SF事典』 広済堂出版〈Kosaido books〉、1977年5月。
  • 『2095年の少年』 集英社〈集英社文庫 コバルトシリーズ〉、1977年9月。
  • 『謎の宇宙人UFO』 早川書房、1978年6月。
    • 『謎の宇宙人UFO』 角川書店〈角川文庫〉、1981年8月。
  • 『宇宙のファイアマン』 集英社〈集英社文庫 コバルトシリーズ〉、1978年9月。
  • 『脱線!たいむましん奇譚』 講談社、1978年12月。
    • 『脱線!たいむましん奇譚』 講談社〈講談社文庫〉、1981年12月。ISBN 4-06-136220-8
  • 『ポエム君とミラクルタウンの仲間たち』 奇想天外社、1979年6月。
    • 『ポエム君とミラクルタウンの仲間たち』 集英社〈集英社文庫〉、1980年7月。
  • 『銀河パトロール報告』 双葉社、1979年8月。
    • 『銀河パトロール報告』 集英社〈集英社文庫〉、1981年10月。
  • 『ヨコジュンのびっくりハウス』 双葉社、1980年3月。
    • 『ヨコジュンのびっくりハウス』 角川書店〈角川文庫〉、1983年8月。 - 自筆年譜:pp.360-366。
  • 『日本SFこてん古典』1、早川書房、1980年5月。
    • 『日本SFこてん古典』1、集英社〈集英社文庫〉、1984年8月。ISBN 4-08-750786-6
  • 『対人カメレオン症』 講談社、1980年6月。
    • 『対人カメレオン症』 講談社〈講談社文庫〉、1985年6月。ISBN 4-06-183534-3
  • 『小惑星帯遊侠伝』 集英社、1980年8月。
    • 『小惑星帯遊侠伝』 集英社〈集英社文庫〉、1983年3月。ISBN 4-08-750605-3
    • 『小惑星帯遊侠伝』 徳間書店〈徳間文庫〉、1990年6月。ISBN 4-19-579109-X
  • 『日本SFこてん古典』2、早川書房、1980年12月。
    • 『日本SFこてん古典』2、集英社〈集英社文庫〉、1984年11月。ISBN 4-08-750820-X
  • 『反世界へ行った男 ヨコジュンのショート・ショート集』 徳間書店、1981年1月。
  • 『ふぁん太爺さんほら吹き夜話』 集英社、1981年3月。
    • 『ふぁん太爺さんほら吹き夜話』 集英社〈集英社文庫〉、1986年3月。ISBN 4-08-749092-0 - 主要参考資料:pp.267-268。
  • 『日本SFこてん古典』3、早川書房、1981年4月。
    • 『日本SFこてん古典』3、集英社〈集英社文庫〉、1985年1月。ISBN 4-08-750846-3
  • 『世にも馬鹿げた物語』 角川書店、1981年4月。
  • 『予期せぬ方程式 ハチャハチャSF短篇集』 双葉社〈Futaba novels〉、1981年5月。
    • 『予期せぬ方程式』 双葉社〈双葉ポケット文庫〉、1984年1月。
  • 『乱調変調悪あがき超科学講座』 徳間書店、1982年1月。ISBN 4-19-122416-6
  • 『永井豪選原色馬鹿図鑑 横田順弥ハチャハチャSF傑作集』 永井豪選、有楽出版社(出版) 実業之日本社(発売)、1982年2月。
  • 『ヨコジュンのSF塾 宇宙的おもしろ講座』 集英社〈集英社文庫 コバルトシリーズ〉、1982年4月。
  • 『天使の惑星 最新SF作品集』 有楽出版社(出版) 実業之日本社(発売)、1982年7月。
    • 『天使の惑星』 新潮社〈新潮文庫〉、1985年10月。ISBN 4-10-142101-3
  • 『ポエム君とミラクルタウンの怪事件』 集英社、1983年3月。ISBN 4-08-772425-5
  • 『む 横田順弥の無比な夢遊の物語』 徳間書店、1983年3月。ISBN 4-19-122692-4
    • 『13の超小説』 徳間書店〈徳間文庫〉、1989年7月。ISBN 4-19-578816-1 - 『』(1983年刊)の改題。
  • 『絶叫大冒険』 講談社、1983年10月。ISBN 4-06-119120-9
  • 『奇想天外殺人事件 ユーモアミステリー』 講談社〈講談社ノベルス〉、1984年12月。ISBN 4-06-181155-X
    • 『奇想天外殺人事件』 講談社〈講談社文庫〉、1987年8月。ISBN 4-06-184054-1
  • 『俺はスーパーマン 元祖ハチャハチャSF』 実業之日本社、1985年5月。ISBN 4-408-53055-7
    • 『俺はスーパーマン』 講談社〈講談社文庫〉、1989年10月。ISBN 4-06-184551-9
  • 『ヨコジュンのわんだあブック』 角川書店〈角川文庫〉、1985年6月。ISBN 4-04-149503-2
  • 『寒い国へ行きたくないスパイ』 徳間書店〈徳間文庫〉、1985年7月。ISBN 4-19-577893-X
  • 『ポエムくんのびっくり宝島』 つぼのひでお絵、金の星社〈みんなの文学〉、1985年9月。ISBN 4-323-00539-3
  • 『山田太郎十番勝負』 角川書店〈角川文庫〉、1986年2月。ISBN 4-04-149504-0
  • 『銀河残侠伝』 勁文社〈ケイブンシャノベルズ〉、1986年7月。ISBN 4-7669-0423-0
    • 『銀河残侠伝』 徳間書店〈徳間文庫〉、1990年8月。ISBN 4-19-579155-3
  • 『悲しきカンガルー』 新潮社〈新潮文庫〉、1986年10月。ISBN 4-10-142102-1
  • 『ただしいだじゃれの本』 前川かずお絵、草土文化、1986年10月。ISBN 4-7945-0243-5
  • 『SF大辞典』 角川書店〈角川文庫〉、1986年11月。ISBN 4-04-149505-9 - SFを知るための参考文献:pp.281-282。
  • 『帰ってきた雪之丞 奇絶怪絶大活劇』 徳間書店〈徳間文庫〉、1986年11月。ISBN 4-19-578175-2
  • 『幽霊なんかこわくない』 集英社〈集英社文庫〉、1987年1月。ISBN 4-08-749181-1
  • 『ポエムくんのとうめい人間をさがせ!!』 つぼのひでお絵、金の星社〈みんなの文学〉、1987年6月。ISBN 4-323-01085-0
  • 『犯人はダ・レ・ジ・ャ事件簿 本格推理SFパズル小説』 大陸書房〈奇想天外ノベルス〉、1987年8月。
  • 『奇想展覧会 ショート・しょっと32』 双葉社〈Futaba novels〉、1988年4月。ISBN 4-575-00232-1
  • 『火星人類の逆襲』 新潮社〈新潮文庫〉、1988年5月。ISBN 4-10-142103-X
  • 『銀河笑撃隊』1、朝日ソノラマ〈ソノラマ文庫〉、1988年5月。ISBN 4-257-76416-3
    • 『銀河笑撃隊』2、朝日ソノラマ〈ソノラマ文庫〉、1989年9月。ISBN 4-257-76491-0
  • 『とっぴトッピング』 光風社出版〈アルゴ文庫〉、1988年10月。ISBN 4-87519-205-3
  • 『宇宙船「スロッピイ号」の冒険』 徳間書店、1989年2月。ISBN 4-19-123890-6
    • 『さらば地球よ! 宇宙船(スロッピイ号)の冒険』 徳間書店〈徳間文庫〉、1992年1月。ISBN 4-19-579451-X
  • 『明治バンカラ快人伝』 光風社出版、1989年3月。ISBN 4-87519-440-4
  • 『真夜中の標的』 広済堂出版〈Kosaido blue books〉、1989年7月。ISBN 4-331-05365-2
  • 『混線乱線殺人事件 ボンド之介ファイル ハチャメチャSF』 大陸書房、1989年10月。ISBN 4-8033-2436-0
    • 『混線乱線殺人事件』 徳間書店〈徳間文庫〉、1993年7月。ISBN 4-19-567660-6
  • 『宿題のない国緑町3丁目』 勝川克志絵、ペップ出版〈ペップ21世紀ライブラリー 1〉、1989年10月。ISBN 4-89351-111-4
  • 『星影の伝説』 徳間書店〈徳間文庫〉、1989年11月。ISBN 4-19-578920-6
  • 『時の幻影館 秘聞 七幻想探偵譚』 双葉社、1989年12月。ISBN 4-575-23047-2
  • 『まきこのまわりみち』 浜田桂子絵、講談社〈わくわくライブラリー〉、1989年12月。ISBN 4-06-195631-0
  • 真木じゅん 『さがして、愛のキューピッド!』 双葉社〈いちご文庫ティーンズ・メイト〉、1989年12月。ISBN 4-575-21065-X
  • 『ヨコジュンの大推理狂時代』 こうますう絵、ペップ出版、1990年2月。ISBN 4-89351-352-4
  • 『幻綺行 中村春吉秘境探検記』 徳間書店、1990年7月。ISBN 4-19-124288-1
  • 『第二の太陽へ』 朝日ソノラマ〈ソノラマ文庫〉、1991年1月。ISBN 4-257-76544-5
  • 『人外魔境の秘密』 新潮社〈新潮文庫〉、1991年2月。ISBN 4-10-142104-8
  • 『奇妙劇場』vol.1、太田出版〈Ohta novels〉、1991年3月。ISBN 4-87233-020-X
  • 早慶戦の謎 空白の十九年』 ベースボール・マガジン社、1991年7月。ISBN 4-583-02904-7
  • 『夢の陽炎館 続・秘聞 七幻想探偵譚』 双葉社、1991年9月。ISBN 4-575-23087-1
  • 『熱血児押川春浪 野球害毒論と新渡戸稲造』 三一書房、1991年12月。ISBN 4-380-91242-6 - 主要資料・参考文献一覧:pp.277-282。
  • 『はるかなる旅路 宇宙船スロッピイ号の冒険』 大陸書房〈大陸ネオファンタジー文庫〉、1992年1月。ISBN 4-8033-3863-9
  • 『水晶の涙』 徳間書店〈徳間文庫〉、1992年7月。ISBN 4-19-577244-3
  • 『明治幻想青春譜』 朝日ソノラマ〈ソノラマノベルス〉、1992年8月。ISBN 4-257-01043-6
  • 『探書記』 本の雑誌社〈活字倶楽部〉、1992年12月。ISBN 4-938463-27-X
    • 『古本探偵の冒険』 学陽書房〈学陽文庫〉、1998年8月。ISBN 4-313-72060-X - 『探書記』(本の雑誌社1992年刊)の増訂。
  • 『正しい魔法のランプのつかいかた』 勝川克志絵、くもん出版〈くもんのおもしろ文学クラブ 17〉、1993年5月。ISBN 4-87576-788-9
  • 『東洋の秘術』 ジョージ・ルーカス原案、文藝春秋〈文春文庫 ヤング・インディ・ジョーンズ 9〉、1993年7月。ISBN 4-16-755009-1
  • 『メビウスの8つの謎 女子大生ミステリー事件簿』 広済堂出版〈広済堂文庫 ミステリー&ハードノベルス〉、1993年7月。ISBN 4-331-60365-2
  • 『〈天狗倶楽部〉快傑伝 元気と正義の男たち』 朝日ソノラマ、1993年8月。ISBN 4-257-03359-2
  • 『小鳥の先生、ただいま診療中!』 井上正治絵、くもん出版〈おはなしノンフィクション 3〉、1993年10月。ISBN 4-87576-814-1
  • 『風の月光館 新・秘聞 七幻想探偵譚』 双葉社、1993年12月。ISBN 4-575-23175-4
  • 『菊花大作戦 冒険秘録』 出版芸術社、1994年3月。ISBN 4-88293-077-3
  • 『大聖神 中村春吉秘境探検記』 徳間書店、1994年9月。ISBN 4-19-860173-9
  • 『百年前の二十世紀 明治・大正の未来予測』 筑摩書房〈ちくまプリマーブックス 86〉、1994年11月。ISBN 4-480-04186-9
  • 『明治不可思議堂』 筑摩書房、1995年3月。ISBN 4-480-85684-6
    • 『明治不可思議堂』 筑摩書房〈ちくま文庫〉、1998年3月。ISBN 4-480-03374-2
  • 『惜別の宴』 徳間書店〈徳間文庫〉、1995年3月。ISBN 4-19-890288-7
  • 『西郷隆盛を救出せよ 日露戦争秘話』 光栄〈歴史キャラクターノベルズ〉、1995年4月。ISBN 4-87719-189-5
  • 『明治「空想小説」コレクション 奇想天外、荒唐無稽、摩訶不思議… 百年前のイマジネーション』 PHP研究所、1995年12月。ISBN 4-569-55001-0
  • 『古書狩り』 ジャストシステム、1997年3月。ISBN 4-88309-436-7
    • 『古書狩り』 筑摩書房〈ちくま文庫〉、2000年3月。ISBN 4-480-03550-8
  • 『極楽探偵シャカモトくん』 宮本えつよし絵、国土社、1997年4月。ISBN 4-337-11901-9
  • 『明治はいから文明史』 講談社、1997年6月。ISBN 4-06-208600-X
  • 『明治ワンダー科学館』 ジャストシステム、1997年12月。ISBN 4-88309-450-2
  • 『明治おもしろ博覧会』 西日本新聞社、1998年3月。ISBN 4-8167-0460-4
  • 『義侠娼婦風船お玉』 講談社、1998年4月。ISBN 4-06-209110-0
  • H・R・ハガード原作 『ソロモン王の洞窟』 茂利勝彦画、講談社〈痛快世界の冒険文学 10〉、1998年7月。ISBN 4-06-268010-6
  • 『明治の夢工房』 潮出版社〈潮ライブラリー〉、1998年7月。ISBN 4-267-01502-3
  • 『雲の上から見た明治 ニッポン飛行機秘録』 学陽書房、1999年3月。ISBN 4-313-85089-9
  • 『快絶壮遊「天狗倶楽部」 明治バンカラ交遊録』 教育出版〈江戸東京ライブラリー 8〉、1999年6月。ISBN 4-316-35740-9
  • 『雑本展覧会 古書の森を散歩する』 日本経済新聞社、2000年3月。ISBN 4-532-16341-2
  • 『明治ふしぎ写真館』 東京書籍、2000年6月。ISBN 4-487-79399-8
  • 『五無斎先生探偵帳 明治快人伝』 インターメディア出版、2000年12月。ISBN 4-901350-04-8
  • 『横田順彌のハチャハチャ青春記』 とりみき画、東京書籍、2001年4月。ISBN 4-487-79617-2
  • 『明治時代は謎だらけ』 平凡社、2002年2月。ISBN 4-582-82986-4
  • 『古書ワンダーランド』1、平凡社、2004年1月。ISBN 4-582-83189-3
  • 『古書ワンダーランド』2、平凡社、2004年6月。ISBN 4-582-83227-X
  • 『勉強してはいけません!』 池田八惠子絵、講談社〈青い鳥文庫fシリーズ 251-1〉、2005年11月。ISBN 4-06-148705-1
  • 横田順彌 編著 『嗚呼!!明治の日本野球』 平凡社〈平凡社ライブラリー 576.Offシリーズ〉、2006年5月。ISBN 4-582-76576-9
  • 『押川春浪回想譚』 出版芸術社〈ふしぎ文学館〉、2007年5月。ISBN 978-4-88293-322-9 - 著作目録あり。
  • 『早く寝てはいけません!』 池田八惠子絵、講談社〈青い鳥文庫fシリーズ 251-2〉、2007年5月。ISBN 978-4-06-148767-3
  • 『歯をみがいてはいけません!』 池田八惠子絵、講談社〈青い鳥文庫fシリーズ 251-3〉、2008年2月。ISBN 978-4-06-285009-4
  • 『大笑い!東海道は日本晴れ!!』巻の1 さらば、花のお江戸、ひこねのりお絵、くもん出版〈くもんの児童文学〉、2009年12月。ISBN 978-4-7743-1654-3 - 文献あり。
  • 『近代日本奇想小説史』明治篇、PILAR PRESS、2011年1月。ISBN 978-4-86194-016-3 - 文献・索引あり。
  • 『わがはいは中村春吉である。 自転車で世界一周無銭旅行をした男』 岩淵慶造絵、くもん出版〈[くもんの児童文学]〉、2011年3月。ISBN 978-4-7743-1925-4 - 文献あり。
  • 『近代日本奇想小説史』入門篇、PILAR PRESS、2012年3月。ISBN 978-4-86194-042-2 - 索引あり。

共著[ソースを編集]

  • 川又千秋岡田英明 『太陽が消えちゃう 気絶悶絶三つ巴リレーSF』 いんなあとりっぷ社、1977年5月。
  • 赤川次郎 『二人だけの競奏曲』 講談社、1984年10月。ISBN 4-06-201599-4
  • 会津信吾 『快男児 押川春浪 日本SFの祖』 パンリサーチインスティテュート〈パンリサーチの本〉、1987年12月。ISBN 4-89352-022-9 - 押川春浪年譜・著書目録・参考文献:pp.316-329。
    • 『快男児 押川春浪』 徳間書店〈徳間文庫〉、1991年5月。ISBN 4-19-579321-1 - 押川春浪年譜・著書目録・参考文献:pp.360-375。
  • 会津信吾 『新・日本SFこてん古典』 徳間書店〈徳間文庫〉、1988年8月。ISBN 4-19-578580-4
  • 高信太郎 『イヤー・優勝だ!オブ・ザ・中日ドラゴンズ』 大陸書房〈Tairiku books〉、1988年11月。ISBN 4-8033-1815-8 - 年譜:pp.194-200。

編著[ソースを編集]

  • 『日本SF古典集成』1、早川書房〈ハヤカワ文庫 JA〉、1977年7月。
  • 『日本SF古典集成』2、早川書房〈ハヤカワ文庫 JA〉、1977年7月。
  • 『日本SF古典集成』3、早川書房〈ハヤカワ文庫 JA〉、1977年8月。
  • 『戦後初期日本SFベスト集成』1、徳間書店〈Tokuma novels〉、1978年5月。
  • 『戦後初期日本SFベスト集成』2、徳間書店〈Tokuma novels〉、1978年6月。
  • 『ヨコジュンの宇宙寄席 ハチャハチャSFあんそろじい』 双葉社、1980年2月。
  • 『空想科学小説集』 尾崎秀樹ほか監修、三一書房〈少年小説大系 第8巻〉、1986年10月。
  • 『月こそわが故郷』 草土文化〈ジュニアSF選〉、1987年9月。ISBN 4-7945-0301-6
  • 『呪われた翼』 草土文化〈ジュニアSF選〉、1987年9月。ISBN 4-7945-0302-4
  • 『果てしなき多元宇宙』 草土文化〈ジュニアSF選〉、1987年10月。ISBN 4-7945-0303-2
  • 『クロッカスの少年』 草土文化〈ジュニアSF選〉、1987年10月。ISBN 4-7945-0304-0
  • 『赤いさばくの上で』 草土文化〈ジュニアSF選〉、1987年11月。ISBN 4-7945-0305-9
  • 『SFなんでも講座』 草土文化〈ジュニアSF選〉、1987年11月。ISBN 4-7945-0306-7
  • 『少年SF傑作集』 会津信吾・横田順弥 共編、尾崎秀樹ほか監修、三一書房〈少年小説大系 第18巻〉、1992年5月。ISBN 4-380-92547-1

短編[ソースを編集]

解説[ソースを編集]

文庫本解説[ソースを編集]

脚注[ソースを編集]

  1. ^ 真木じゅんは女性の新人作家という設定の架空人物。『さがして、愛のキューピッド!』の著者略歴では「1962年12月1日北海道旭川市生まれ。東京在住。星座蠍座血液型・O型。好きな食べ物はお寿司。とり肉は大きらい。野球を見るのと、テニス水泳が大好き。趣味はホラー映画を見ること。好きな作家はジャック・フィニイ、横田順彌。法政大学法学部卒業後、広告代理店に勤務。現在はフリーライター。小説は本書がデビュー作」と記している。
  2. ^ http://homepage1.nifty.com/shanghai/diary2010.html の 2010/08/09 の記述、『TOKON10 Official Souvenir Book』(第49回日本SF大会 TOKON10 実行委員会)からの引用部分を参照のこと。小谷は東大SF研立ち上げメンバーでもあり、1960年代後半頃のことである。実は現在一般によく使われる「ハチャメチャ」のほうが、この「ハチャハチャ」からの転だという。
  3. ^ 堀晃によれば( http://www.sf-homepage.com/mad19/mad646-j.html#20170115-2 )、ハチャハチャSFの呼称が定着する前は、1970年代半ばはメタフィクションの方法が議論されていたこともあって、メタフィクションの先を行く「メタメタSF」だといわれていた、という。また、名付けたのは伊藤典夫だと思う、と書いている。
  4. ^ なお、この雑誌『星雲』の創刊者は矢野徹であり、彼が創刊の前年に渡米した際に、大変アッカーマンの世話になっている。そのため、この『星雲』は、矢野徹が「日本にもようやくSF専門雑誌ができました!」として、アッカーマンに郵送・プレゼントした品であった可能性が高いと思われる[要出典]
  5. ^ 横田(2011)、p.22

関連項目[ソースを編集]

外部リンク[ソースを編集]