慰安婦像

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慰安婦像の一つ

慰安婦像(いあんふぞう)とは、主に大韓民国に多数設置されている朝鮮人慰安婦の少女を模したとされる像。ほとんどがブロンズ像だが制作者の違う石像などもある。韓国の日本大使館や領事館前に設置されたほか、韓国系の勢力や団体により一部、北アメリカオーストラリアヨーロッパにも設置され、日韓の外交問題に発展している。この記事においては便宜上「慰安婦像」表記とする。

概要[編集]

2011年韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が、日本軍『慰安婦』問題解決全国行動(通称「水曜デモ」)通算1000回を記念し、ソウル特別市にある在大韓民国日本国大使館前の歩道上に慰安婦像を行政の許可なく設置したのが始まりで、その後、大韓民国はもとより、アメリカ合衆国カナダオーストラリア中華人民共和国ドイツに、次々と慰安婦像が設置されている(私有地を含む)。その数は、2016年中に韓国国内外で50を超えると予想された[1](いわゆる韓国側が「平和の少女像」と呼称する作品以外の慰安婦像も存在する)。

日本国政府は像の日本大使館前からの撤去を韓国政府に要求し、2015年の慰安婦問題日韓合意では、韓国政府が「適切に解決されるよう努力する」とされたが、ソウル市議会が像の撤去阻止を目的とする条例を制定した[2]他、撤去に反対する学生グループが像の周辺で座り込みを行うなど、妨害活動が続いている[3]

慰安婦問題日韓合意以降も、韓国の50の地方自治体が日本の蛮行を知らせる為などとして海外の姉妹都市友好都市に慰安婦像を設置して行く事を発表しており[4]、こうした動きが海外の日系人の反発も生んでいる[5]

像の呼称[編集]

日本政府は2017年2月2日以降、像の呼称・表記として「慰安婦像」を採用する方針を示した[6]。2017年2月2日以前の報道では「慰安婦問題を象徴する少女像」NHK[7]や、「少女像」「慰安婦の少女像」(毎日新聞記事中の表記)などと呼称されることもあった[6]。なお、NHKや共同通信などの一部メディアでは、呼称・表記が「慰安婦像」に統一された後も、「慰安婦問題を象徴する少女像」(NHK)「少女像」(共同通信)という表記を用いている[8][9]

韓国国内では韓国語で「平和の少女像」とも呼ばれ、英語ではStatue of Peaceと表記されている。

像の製作者[編集]

日本大使館前の慰安婦像を含め、幾つかの像は、韓国の彫刻家キム・ウンソン(김운성、金運成[10])当時49歳(夫)とキム・ソギョン(김서경、ソはへんが「日」でつくりが「暑」、ギョンは「炅」[10])当時48歳(妻)の夫婦が製作した。最近は、他の作家の手による作品も増えつつある。ブロンズ像が多いが、石像も存在する(正義の碑)。傍らに碑文がある場合もあり、その内容についても日本側から抗議を受けた。座像のほか立像もある。

最初の慰安婦像である日本大使館前の慰安婦像を製作したキム・ウンソンとキム・ソギョンの夫妻は中央大学校彫塑科の84年入学の同期生で、1989年に結婚してからずっと共同制作してきた[11][12]。2014年には巨済市に夫妻が制作した新しい形の慰安婦像が建てられ、夫妻は慰安婦問題について「日本は従軍慰安婦問題で謝罪しないだけでなく、事実があったことさえ認めない。史実を隠ぺいし、歪曲し続けている」と主張し、「日本政府が心から謝罪し、反省しない限り、いつでもどこでも少女像を作る。違った姿の少女像をいろいろ考えている」と語った[13][14]

『週刊文春』によると、夫妻は親北朝鮮団体に関わりがあり、反米活動もおこなっている。2002年の議政府米軍装甲車女子中学生轢死事件で、「米韓同盟を廃棄しよう」「米兵をいじめ続けて追い出そう」というスローガンを掲げて米軍基地に向けてデモをおこなった。キム・ウンソンは2007年に、親北朝鮮団体「民族美術家協会」の事務長として北朝鮮を訪問した。また反米団体「平和と統一を導くサラムドゥル」の記念碑建設の委員にもなっている[15]

慰安婦像のモデルとされる

キム・ウンソンは「少女像は数十年間胸の中に隠していた恨みを取り出して、日本の蛮行を責める慰安婦被害者の勇気を尊重するという意味で作った」と語った[16]像の造形について、議政府米軍装甲車女子中学生轢死事件に抗議してキム・ウンソン夫妻が製作した被害者の少女らを象った一対の像のひとつとの類似が指摘されている[要出典]。この像は、事故死時に少女たちの靴が脱げていたことを受けて、拳を握り締めた裸足の少女が2人椅子にかけて正面を見つめている、というものであった。

韓国の慰安婦像[編集]

日本国大使館前[編集]

ソウル日本大使館前慰安婦像。左のビニールテントは像を守っている人たちが使用している。
ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像。正面の建物が日本大使館。(2012年1月撮影)

大韓民国ソウル特別市鍾路区日本国大使館前の像は、2011年12月14日韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)によって、行政の許可なく[17]歩道上に設置された高さ約130cm、重さ120kgのブロンズ像。もしこの銅像が立った場合158cmになる。全部で6タイプ、平均3~4か月で完成する。主に韓国側は「平和の少女像」と呼んでいる。

同大使館前では、元慰安婦に対する日本国政府の謝罪と賠償を求める、毎週水曜日デモ活動水曜デモ)が1992年から毎週開催されており、その1000回目を記念して設置された。その後、韓国各地に設置され、2013年にはアメリカのグレンデール市の公園にも設置された。

挺対協によれば、「戦時性暴力再発防止と被害者の人権回復」を目的として設立された正義記憶財団がこの像を建立する事業などを行っている[18]朝日新聞の元ソウル特派員前川惠司は、「芸術の名を借りたプロパガンダ」だとみなした[19]ボン大学ラインハルト・ツェルナー教授も「像自体は平和的に見えるが、基本的に日本を道徳的に非難する物」であると述べている[20]朴裕河は、この像が韓国に好意的だった日本人まで韓国に背を向けさせたと2013年に指摘した[21]

像の詳細
像はチマチョゴリを着た朝鮮人慰安婦を模したとされ、少女が木製の椅子に座り、左隣に空席の椅子、その左の歩道の面に碑文が埋め込まれている[22]。空いている椅子は、正義をいまだ証言していない高齢で死を迎えている生存者を象徴しているとしており、歩道に埋め込まれた石碑には上から韓国語英語日本語で1000回目の水曜デモを記念する碑文が書かれており「平和の碑」とされている。朴裕河は、この像を、慰安婦の多くを占めた成人女性とは異なる少女のイメージを強調していると指摘している[23]:153
碑文は韓国語・英語・日本語で基本的に同じ内容が書かれているが、英文は、「慰安婦」の部分をComfort Women ではなく Sexual Slavery:性奴隷制度、と表現している。

1992年1月8日、日本軍「慰安婦」問題解決のための
水曜デモが、ここ日本大使館前ではじまった。
2011年12月14日、1000回を迎えるにあたり、その
崇高な精神と歴史を引き継ぐため、ここに平和の
碑を建立する。

設置以降の状況と日韓両政府の対応
除幕式には元慰安婦とされる女性がこの椅子に座り日本大使館に向かって抗議した。除幕式には日本人参加者数十名[誰?]を含む約1000人が参加している。設置工事段階で日本国政府は、この像が日本大使館前に設置されていることに遺憾の意を示すと共に、団体が韓国政府の許可を得ずに実施したと見て韓国政府に対し撤去の申し入れを検討していたが[24]、韓国政府は日本側の要望を挺対協に伝達したものの工事を中止させなかった。2013年7月10日には韓国の民族美術家協会ソウル支会が慰安婦像の隣の椅子にその彩色されたオリジナル像を座らせる[25]など、国民的な支持を得ることに成功している。
2011年12月、野田佳彦内閣総理大臣(当時)が日韓首脳会談の席で碑の撤去を求めたが、李明博大統領は、日本の謝罪がなければ「第2、第3の像が建立されることになる」と応じ、この要請を拒絶した[26]。2013年4月には、別所浩郎駐大韓民国特命全権大使が、ソウル特別市における討論会で、慰安婦少女像を慰安婦問題解決の障害と述べた[27]
日本国政府は、その後も一貫して韓国政府に対し像の撤去を要求したが、韓国側は、像は民間が自発的に設置したものであり、日本は撤去を主張する前に、韓国民や納得できる具体的な解決策を示さねばならないとして、撤去に否定的な態度を取っていた[28][29]。ソウル特別市市長も「民間で設置し、市民の象徴的なものになっており、撤去は難しい」と述べた[30]
2015年平成27年)12月28日の日韓外相会談で、慰安婦問題を最終かつ不可逆的に決着させる合意(慰安婦問題日韓合意)が発表され、ソウル特別市の日本大使館前にある慰安婦像については「可能な対応方向について関連団体との協議を行う等を通じて、適切に解決されるよう努力する。」とされた。しかし、韓国世論の反対が根強く、2016年現在も移転されていない。

ウィーン条約違反[編集]

2012年6月、日本の参議院でこの像の設置が「外交関係に関するウィーン条約違反である」として質問趣意書で質問した佐藤正久に対して[31]、内閣総理大臣(当時)野田佳彦は「外交関係に関するウィーン条約(昭和三十九年条約第十四号)第二十二条2に規定する公館の威厳の侵害等に関わる問題でもある」と答弁した。

  • 第二十二条 2 接受国は、侵入又は損壊に対し使節団の公館を保護するため及び公館の安寧の妨害又は公館の威厳の侵害を防止するため適当なすべての措置を執る特別の責務を有する。[32]

韓国では、外国大使館の半径100m以内で「デモ活動を行うこと」を法律で禁じている[33]が、日本大使館前では、記者会見の名目で水曜デモが黙認されている[33]。日本政府関係者は、2011年に像が設置され、韓国側がこれを放置して以降、無法地帯化に拍車がかかったとしている[34]

2002年の議政府米軍装甲車女子中学生轢死事件では、韓国の市民団体が犠牲者の記念碑を、駐大韓民国アメリカ合衆国大使館近くに設置しようとしたが、韓国政府はこれを許可しなかった。その後、碑はアメリカ大使館から離れた場所に無許可で設置されたが、これも後に行政当局により撤去されており、公道に設置されたままになっている、ソウル特別市の日本大使館前や釜山広域市の日本総領事館前の「慰安婦像との対応の違い」を見せている[35]

京畿道高陽市[編集]

2013年2月28日、京畿道 高陽市舟橋洞(チュギョドン)の高陽市役所3階の廊下に「高陽市役所ギャラリー600」ができた時、ソウル日本大使館前と同じ慰安婦像が設置された。作者は市民団体の要請で日本軍慰安所が設置されていたシンガポールに慰安婦像を建てようと制作したが、2013年1月末、シンガポール政府に設置を拒否されたため、いくつかの展示会で展示されたのち「高陽市役所ギャラリー600」に一時設置された。その後2013年5月、湖水(ホス)公園内に建てられた「高陽市600年館」へ移された。

慶尚南道巨済市[編集]

韓国南部の慶尚南道 巨済市で、韓国で3番目の慰安婦を象徴する慰安婦像が建てられ、2014年1月17日除幕式が行われた。「巨済市日本軍慰安婦被害者追慕(追悼)碑建立推進委員会」という市民団体などが募金活動をし、1月13日に巨済文化芸術会館前の公園に設置した。この慰安婦像は、ソウルの日本大使館前の像と同じ製作者が作ったもので、同じ少女像であるが、今回は立ち姿になっている。

除幕式には、元慰安婦の支援団体と、生存する元慰安婦とされるで女性の中で最高齢のキム・ボクドゥク(このとき97歳)・金福童(キム・ボクドン)・吉元玉(キル・ウォンオク)、地元の学生ら200人余りが出席した。キム・ボクドゥクは涙を流しながら「旧日本軍に慰安婦にさせられ、強制連行され苦痛を味わった」「(慰安婦だったときのことは)死んでしまいたいほどつらい記憶だ」「皆がこの銅像を見て、私たちのことを覚えていてくれればいいと思う」などと語った。[36][37]

慶尚南道南海郡[編集]

南海郡の慰安婦像には、ソウルの「慰安婦像」とは異なり実在のモデルが存在する。2012年に90歳で元慰安婦として名乗り出たパク・スギをモデルに作られ、2015年に南海女性能力開発センターの前に設置された。郡はその一帯をモデルの名を取りスギ公園と名付けた。パクによれば、彼女は慶尚南道南海郡古県面のクァンダン村に生まれ、16歳の時に古県面の海岸で潮干狩りしていたところを従妹と共に日本軍によって名古屋に連行され、その後満州や上海の慰安所に送られた。共に連行された従妹は日本軍によって射殺されたという[38][39][40]

像の制作者と詳細[編集]

像の製作者は、ソウルの「慰安婦像」と同じく、キム・ウンソン、ソギョン夫妻。銅像の少女は韓服を着て、傍らに潮干狩りの道具が置かれている[41]

京畿道城南市[編集]

ソウル特別市近郊の京畿道 城南市の市庁広場に、ソウルの日本大使館前の慰安婦像と同じものが設置され、2014年4月15日午前除幕式を行った。韓国で4番目の慰安婦像となった。主な出席者は、慰安婦問題の解決を主張する韓国挺身隊問題対策協議会慰安婦強制動員の被害者であるとされる金福童(キム・ボクドン)、愛国心の高揚のための政策を主に行っている大韓民国国家報勲処職員、女性団体、一般市民ら約200人。慰安婦像の横には元慰安婦の慰霊碑も設置された。市は慰安婦像の設置が、日本による人権侵害と歴史の歪曲に対し内外の関心を高め、日本の歴史観を正すのに役立つことを期待しているとしている。[42]

京畿道水原市[編集]

2014年5月3日、ソウル郊外の京畿道 水原市 勧善区勧善洞の水原オリンピック公園で、ソウルの日本大使館前の慰安婦像と同じ所謂慰安婦像が設置され除幕式が行われた。除幕式には韓国挺身隊問題対策協議会のユン・ミヒャン常任代表やヨム・テヨン水原市長と共にノーベル賞候補と噂される詩人の高銀が参列し詩を献じた[43]

  • 水原市が主導したドイツの慰安婦像設置についてはドイツの項を参照

全羅北道群山市[編集]

2015年8月12日、日本の植民地支配解放70年を期に、韓国内に唯一残る日本式寺院の東国寺境内に韓国内11番目の慰安婦像が建立された[44]。この慰安婦像の設置には、青森県の雲祥寺住職の一戸彰晃が代表を務める市民団体が募金活動を主導し、100万円を寄付した[45]

ソウル城北区[編集]

2015年10月28日、城北(ソンブク)区の公園に、韓国と中国共同制作の慰安婦像が中韓両国の民間団体により設置除幕された。左の一体は韓国のキム・ウンソンキム・ソギョンが制作、右の一体は中国の清華大学の芸術大教授が制作した。2体が並ぶ慰安婦像は初めてで、中国系米国人で映画プロデューサーの史詠が共同設置を提案。アメリカカリフォルニア州 グレンデール市の慰安婦像を見たことがきっかけになっている。韓国の1体はこれまでと同じ椅子に座った像で、中国の1体も同様に椅子に座った慰安婦像で髪はお下げになっている。それぞれ韓国と中国の伝統衣装を身につけている。当初、釜山に設置する予定であったが、用地選定が難航しソウルになった[46]。これらの対の両像は今後、上海にも建立されていく予定である[47]

仁川広域市[編集]

2016年10月29日、冨平公園に設置。除幕式には共に民主党ソン・ヨンギル議員、ホン・ミヨン富平区庁長など400人が参加した[48]

像の製作者と詳細[編集]

彫刻家のキム・チャンギが自分の一人娘をモデルに制作[49]。 主体的な姿を表現するため、拳を握り堂々と顔を上げた姿に作られている。立像で、像の高さは153センチ[48]

釜山広域市における日本国総領事館前[編集]

2016年12月28日、釜山広域市の在釜山大韓民国日本国総領事館前の歩道に、大学生や市民団体が、歩道を管理する釜山広域市東区の許可を得ずに、「少女像」設置を強行した。この像は196の団体の寄付および市民5143人の募金により、日本円換算で計850万円で建てられた。区当局は、道路交通法違反として、その4時間後に像を撤去し役所に運び込んだ。その際、抵抗していた市民団体のメンバーら13人が公務執行妨害の疑いで、警察に連行された[50]。当初の設置予定は8月15日だった[51]

翌日12月29日、東区に抗議の電話が殺到して業務ができなくなり、ウェブサイトも接続者が急増して、サーバがダウン[52]したため、12月30日、釜山広域市東区は一転設置を認めた[53][54]。市民団体(未来世代が建てる平和の少女像推進委員会)はすぐさま同じ場所に設置[55]、翌12月31日に除幕式を行った。この左脇の碑文には、慰安婦問題日韓合意を破棄する旨が書かれている。

釜山の日本国領事館前に新たに立てられた像に対し、日本のメディアが左右を問わず批判的報道をした[56]

また、 在日本大韓民国民団(民団)団長呉公太は、「慰安婦問題を政治利用してはならない」として「撤去すべきというのが在日同胞の共通した切実な思いだ」と述べている[57]

日本側の対抗措置[編集]

本件について、菅官房長官は2017年に記者会見で「このような措置は極めて残念である、韓国国家として約束したことは履行してほしい。そういう強い思いだ」と述べた[58]

2017年平成29年)1月6日、日本の菅義偉内閣官房長官は、日本国政府における当面の対抗措置として、以下の4項目を発表した[59]

  1. 在大韓民国日本国大使館長嶺安政特命全権大使と在釜山日本国総領事館領事・森本康敬の一時帰国
  2. 日韓通貨スワップ協定の取り決め協議の中断
  3. 日韓ハイレベル経済協議の延期
  4. 在釜山日本国総領事館職員による釜山広域市関連行事への参加見合わせ

韓国内における設置に対する反対運動[編集]

慶尚南道昌原市[編集]

韓国内でも慰安婦像設置に対する反対運動が起きている。昌原市は2015年8月、従軍慰安婦昌原地域追悼モニュメント建設推進委員会による午東洞文化広場造成予定地への慰安婦像の設置を認可したが、市民による設置反対運動が起こり、これを受けて行政府は許可の決定を覆した[60][61]

アメリカ合衆国の慰安婦像[編集]

カリフォルニア州 グレンデール市[編集]

2011年12月14日に韓国ソウルの日本大使館前に慰安婦像が設置された後、2013年7月30日、これと同じ朝鮮人慰安婦像がアメリカのカリフォルニア州 ロスアンゼルス郡 グレンデール市に設置された。ソウルの日本大使館前の像が路上に設置されたのに対し、こちらではグレンデール市中央図書館に隣接する市有地の公園に市の許可を得て設置されている[62]

設置費用は韓国系米国人の市民団体が費用を負担し設置したもので、像の台座の左に像の説明と長文の碑文が埋め込まれている点が韓国の像と異なっている。碑文には、第2次世界大戦中、日本を含む日本の占領地から慰安婦として強制的に性奴隷状態にされたとして、このような人権侵害が繰り返されないことを願っているとしている。しかし、碑文中の「日本軍によって強制的に性奴隷状態にされた」や「20万人」の数字には証拠がないことや、アメリカ人の日本軍慰安婦はいないにもかかわらずアメリカの各地に韓国系アメリカ人が慰安婦の碑を設置していることから、日本では韓国系団体が日本を貶めるために設置しているとしており、アメリカ各地で日系米国人を中心に慰安婦の碑の撤去運動が起きている[63][64]

設置の経緯[編集]

2013年6月、カリフォルニア州グレンデール市で、アメリカで最大の慰安婦の碑設置が計画されていると、グレンデールニュースプレスが2013年6月26日に報じた[65]。記事では、戦時中に日本軍によって数十万(hundreds of thousands)の朝鮮人女性が性奴隷にされたとして、また、近年アメリカや韓国で慰安婦の碑設置が推進されているのに対して、日本のナショナリストグループが、朝鮮人、中国人女性らを戦時中に日本軍が性奴隷として拉致したことを否認し、妨害しようとしていると報道された[65]。推進団体で、設置費用として30000ドルを支払った韓国グレンデール婦人協会(Korea-Glendale Sister City Association、コリアグレンデールシティアソシエーション)のチャン・リー(Chang Lee)は「慰安婦の碑は日本と韓国の問題ではない。これは人道に対する罪なので、わたしたちは二度とこのような過ちを繰り返してはならないのです」と語り、日本政府はいまだ朝鮮人女性を娼婦として強制させたことを認めないし、2007年の米国下院決議が通過しても、日本政府は公式に謝罪しなかったと語った[65]。チャン・リーはグレンデール市の碑はアメリカで最大のものとなるとした[65]。グレンデール市の人口は約20万で、韓国系住民はその5%の1万人程度である[66][67]

グレンデール市長のフランク・クィンテーロ(Frank Quintero)は2013年4月14日に訪韓し、戦争と女性の人権博物館やソウル市日本大使館前の慰安婦像を訪れ元慰安婦と名乗る人物と面会した。そして「日本は民主主義国家を自称しているにもかかわらず、すべての人々が認めることを否認するのは理解できない」「日本は民主主義国家になった。ドイツも同じだ。だが、ドイツは全てを認めた」「日本もこの問題を認めて過去を清算しなければならない。自由を愛するという日本の政党が隠すのを理解できない」と語った[68]。また、クィンテーロ市長は「この問題は古代ではなく現代に起きたことだ。文書証拠もあり証言もあるのにこれを否定してはならない。正しい社会ならこの問題について真実を認め直そうとする努力をしなければならない。私は日本政府が問題を認める時まで知らせる仕事を止めない」と宣言した[68]。また日本では、日本軍慰安婦について教科書にも掲載されず、教育もされていないと日本の教育制度を批判し、グレンデール市でも「平和碑(慰安婦像)」を中央公園に設置すると述べた[68]

同市の日系住民は、碑の設置に反対する動きを見せた[66][69][70][71]。また、日本国内でもインターネット上を中心に市への反発が起こった[66]。その一方で、小山エミなどのフェミニストが「脱植民地化を目指す日米ネットワーク」を設立し、碑の設置に反対する運動を「ultra-right wing historical revisionist mobilization」と批判し、対立している[72][73]

2013年7月9日、ソウルの慰安婦像(平和の碑)と同じものを、市内の公園に設置することが、市議会により決定された。像は韓国で制作され、費用の3万ドル(300万円)は韓国系の団体が負担。多くの日系人の反対を押し切り決定された[74]

2013年7月10日ロサンゼルス・タイムズ記事(ジャック・ドラン、ジュン・ユン・チョイ記者)によれば、グレンデール市は碑の設置を「市内の韓国系住民への静かな善意」として許可したのであり、碑は慰安婦像の隣に椅子があり、戦時中に8万人から20万人の慰安婦(ほとんどは韓国人女性)が日本軍慰安所に連行され、一日あたり50人の日本兵相手の性労働を強制されたということを記念している[67]。また同記事では、元慰安婦と名乗る姜日出(Kang Il-chuk)の「死ぬまで日本政府と戦う」というインタビューや、「すでにアメリカや国連で受け入れられた慰安婦の物語に対する日本側のバックラッシュは、日本民族の過去の悪行について語られることは外国の力への降伏を意味するという保守的なセンスによるものであり、日本人が外国での慰安婦の物語を非難するのは愛国心を傷つけられるためだ」というUCLA教授ウィリアム・マロッティのコメントが掲載された[67]

7月10日の公聴会では日系住民から抗議や批判があったが、フランク・クィンテーロ市議員が「14歳の少女が日本軍に奉仕するために、はたして『自発的に』故郷を離れるものだろうか」と答弁[66][67]し、市議会は賛成4、反対1で慰安婦像設置を正式に決めた[66][67][69]

クィンテーロの次に同市の市長になったデイヴ・ウィーヴァー現市長(2014年1月時点)は[注 1]、慰安婦像設置には当初から反対していた人物であり「グレンデールは小さな市であり、国際問題に巻き込まれるようなことはすべきではない」と語り、また「当市には日本人はほとんどおらず、韓国人は1万2千人以上居住しております。誰が勢力を持つかおわかりですよね?」と語った[75]

2013年7月30日、ソウルの日本大使館前の椅子に座った慰安婦像と同じものが、グレンデール市中央図書館に隣接する市有地の公園に設置される[76]

2013年12月から、同市に設置された慰安婦像の撤去を要求するホワイトハウス宛ての請願が行われ、10万人を超える賛同の署名が集まった[77][78]。日本国籍者による署名が多かったとも言われるが、正確な内訳は明らかではない[78]ホワイトハウスの報道担当のCaitlin Haydenはこのような問題は地方政府が判断すべき事柄だと述べた[78]

2014年1月には、杉並区松浦芳子区議を代表とする日本の地方議員団がグレンデール市を訪れ、同市長に対し「日本軍が強制的に女性を拉致し慰安婦とした事実はない」「虚偽のプロパガンダのために大きな混乱が生じている」「事実ではない「性奴隷」という言葉を碑に刻み、慰安婦像として残すことは、将来に禍根を残す」といった内容の抗議文を提出した[79]

2014年2月25日に開かれたグレンデール市議会の公聴会で慰安婦像への支持や提訴(後述)への批判が出たことに対し、ウィーヴァー市長は、慰安婦像が残る見通しを述べ、設置を容認する姿勢を示した[80]

2014年4月22日、米下院議員アダム・シフ英語版(民主党、カリフォルニア州)が慰安婦像を訪問し、「何十万人もの女性が戦時中に性奴隷とされた事実を、日本の中には軽視してきた人々がいる。慰安婦の生存者は何十年も恥や怒りとともに生きてきた」と日本側の対応を批判した[81][82]。また、日系人による訴訟(後述)についても「慰安婦像の撤去を求める訴訟も起きているが、提訴した人たちの意見は日系社会の少数意見」と述べた[83]

慰安婦像の碑文 *日本で虚偽だとされている部分:sex slave(性奴隷)、snatched from her home(自宅から強引に連れ去られる)、more than 200,000(20万人以上)、coerced into sexual slavery(強制的に性奴隷状態にされた)、crimes(犯罪)

“I was a sex slave of Japanese military”
  • Torn hair symbolizes the girl being snatched from her home by the Imperial Japanese Army.
  • Tight fists represent the girl’s firm resolve for a deliverance of justice.
  • Bare and unsetteled feet represent having been abandoned by the cold and unsympathetic world.
  • Bird on the girl’s shoulder symbolizes a bond between us and the deceased victims.
  • Empty chair symbolizes survivors who are dying of old age without having yet witnessed justice.
  • Shadow of the girl is that of and old grandma, symbolizing passage of time spent in silence.
  • Butterfly in shadow represents hope that victims may resurrect one day to receive their apology.
Peace Monument

In memory of more than 200,000 Asian and Dutch women who were removed from their homes in Korea, China, Taiwan, Japan, the Philippines, Thailand, Vietnam, Malaysia, East Timor and Indonesia, to be coerced into sexual slavery by the Imperial Armed Forces of Japan between 1932 and 1945.

And in celebration of proclamation of “Comfort Women Day” by the City of Glendale on July 30, 2012, and of passing of House Resolution 121 by the United States Congress on July 30, 2007, urging the Japanese Government to accept historical responsibility for these crimes.

It is our sincere hope that these unconscionable violations of human rights shall never recur.

July 30, 2013

翻訳

「私は日本軍の性奴隷でした」
  • 掻き乱された髪は、日本帝国軍によって自宅から強引に連れ去られている少女を象徴しています。
  • 握りこぶしは、正義の回復のための堅い決意を表しています。
  • 裸足でかかとの着いていない足は、冷たく無理解な世界によってずっと見捨てられていることを表しています。
  • 少女の肩に止まった鳥は、私たちと亡くなった犠牲者との絆を象徴しています。
  • 空いている椅子は、正義をいまだ証言していない高齢で死を迎えている生存者を象徴しています。
  • 少女の影はその少女と年老いたお婆さんで、無言のまま費やされた時間の経過を象徴しています。
  • 影の中の蝶は、犠牲者がある日彼らの謝罪を受け取って甦るかもしれないという希望を表現しています。
平和記念碑

1932年から1945年の間に日本帝国軍によって強制的に性的奴隷状態にされた200,000人以上の韓国中国台湾日本フィリピンタイベトナムマレーシア東チモールインドネシアの故郷から移送されたアジアとオランダの女性を偲んで。

そして、日本政府がこれらの犯罪の歴史的責任を受け入れることを勧告する、2007年7月30日の合衆国議会による下院決議121号の通過と、2012年7月30日のグランデール市による「慰安婦の日」の宣言を祝して。

この不当な人権侵害が決して繰り返されないことが、私たちの偽らざる願いです。

2013年7月30日

日本国政府の対応[編集]

グレンデール市で慰安婦の碑の設置が許可されたことを受けて、日本政府は2013年7月21日ロサンゼルス・タイムズ紙にLA駐在日本総領事新美潤が「日本は第二次世界大戦の残虐行為について認めようとせず謝罪も補償もしていない」とする主張は事実誤認であるとして、日本の戦争責任や慰安婦問題についてのこれまでの賠償と謝罪についてドイツの戦後賠償と比較しながら説明した[84]2013年7月24日、韓国のニューシスは新見領事による論説を「詭弁」と批判した[85]。同7月24日日本の外務省佐藤地報道官は、日本がこれまでアジア女性基金など「最大限の努力」を行ってきたとし「碑の設置を通じて批判される理由はない」と述べた[86]。また、2013年7月26日には菅義偉官房長官は「日本の慰安婦問題に関する考え方が、現地で正しく理解されていない」「日本政府としては筆舌に尽くしがたい思いをされた方々を思い、心を痛めている」と述べた[87]

慰安婦像撤去訴訟[編集]

2014年2月20日、グレンデール市の日系人住民らが、慰安婦像の撤去を求める訴訟をカリフォルニア州の連邦地方裁判所に起こした[88]。原告は、グレンデール市在住の日系人住民とロサンゼルス周辺の日本人居住者により組織されたNPO法人「歴史の真実を求める世界連合会 (GAHT)」のメンバー[89]。原告側は、グレンデール市は韓国側の主張のみに依拠して像を設置した[90]、像の設置は連邦政府のみが持つ外交権限を侵害するもので、合衆国憲法に違反する[91]、像の碑文にある「日本軍が強制連行」「性奴隷にした20万人」などの文言は市議会で承認されてもいない[92]、と主張した。被告(グレンデール市)側は、提訴は「表現の自由への挑戦」とする書面を提出した[92]

4月28日、原告側代理人を務めていたアメリカ人弁護士が辞任[93]。慰安婦問題に関する韓国側の主張に反対していると見られることで顧客離れが起こることを弁護士事務所の上層部が懸念したためとされる[94]

5月15日、世界抗日戦争史実維護連合会(抗日連合会)は、提訴は不当であるとして、河野談話を引用した意見陳述書を提出した[95]。原告側は、訴訟の本質とは無関係であるとして、同意見陳述書の排除を求めた[96]。また、原告側代理人が辞任した背景に抗日連合会の影響があるとの見方を示した[97]

8月4日、カリフォルニア州の連邦地方裁判所は、「提訴には十分な主張が無い[90]」「原告が感じているとする痛みと、市が連邦政府の権限を侵していることの関連性が薄い[90]」として原告側の提訴を棄却した。像の設置が憲法違反に当たるとの原告側主張については、像の碑文がアメリカ合衆国下院121号決議と同内容であることなどを理由として、憲法違反には当たらないとの判断を示した[91]。原告側は控訴を検討するとしている[91]

ミシガン州デトロイト市[編集]

2014年08月16日、ミシガン州 デトロイト市の北西にあるビジネス地区サウスフィールドの韓国人文化会館前庭に慰安婦像が設置された。アメリカで2ヵ所目の慰安婦像で、先に韓国の日本大使館前とアメリカのカリフォルニア州グレンデール市に設置されたものと同じものである。

韓国系の住民が、日本軍の性奴隷として強制動員された慰安婦の歴史をアメリカ社会に知らしめるとして、公立図書館の敷地内に慰安婦像の設置を計画。ミシガン慰安婦少女像建設委員会は図書館長の支持も得たが、日本の自動車部品会社デンソーなど現地に進出している日系企業や日本総領事館が地域社会の対立を招きかねないとして図書館側を説得。図書館側はここには相応しくないとしたため韓国人文化会館の前に変更された[98]。この像の設置計画は2011年から始まったが、基金の募金や設置場所の確保などが難航し、約2年半の準備期間を経て完成した。慰安婦像の建設委員会は将来的に流動人口が多い場所に像を移すことも考えているという。

カリフォルニア州フラートン市[編集]

2014年8月19日 オレンジ郡フラートン市で開かれた市議会で、韓国系団体が提出した慰安婦問題での日本政府の謝罪を求める決議が可決されたため、カリフォルニア州韓国系米国人フォーラム(KAFC)が慰安婦像の設置を市の博物館に提案。博物館が慰安婦像を設置をするかどうかを検討していたが、その結果設置は見送られる方針。[99]

カリフォルニア州サンフランシスコ市[編集]

2015年9月22日、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ市でエリック・マー市議が中心となり、従軍慰安婦の記念碑や像を設置するよう求める決議案を全会一致で採択した。[100]

ワシントンD.C.(未設置)[編集]

2016年8月、挺対協などで構成される「平和碑(平和の少女像)全国連帯」(韓国)が最初の国際事業としてアメリカの首都ワシントンD.C.に慰安婦像を設置する事を宣言し[101]、現地の韓国系住民の協力を得て、2016年12月10日の世界人権デーに除幕式を行うことを目指したが、朴元淳ソウル市長がワシントン市長に支援を求めた他、ホワイトハウス周辺の教会や大学と交渉したものの、設置を政治的な問題ととらえられ、予定日までに設置場所を見つけることが出来なかった[102]。関係者は、12月10日に市内の公園でお披露目式を行った後、一時保管場所に像を移した。式典には挺対協尹美香代表と元慰安婦吉元玉が出席した。韓国系団体にとってアメリカ政府機関や各国の大使館などが集中するワシントンに慰安婦像を設置することが悲願だと見られている[103]。式典の中で、National Association of Korean Americansの会長、H.K. Suhは「恒久的に設置され世界の人々に日本の蛮行を知らせる事を目的」に公開したと述べた[104]

オーストラリア[編集]

シドニー大都市圏ストラスフィールド(中止)[編集]

2015年8月、オーストラリアのストラスフィールド市議会は、韓国系と中国系の住民が求めていた慰安婦像設置の請願を全会一致で否決した [105]。 設置にあたり、韓国系住民は「アジアの女性20万人が日本軍の性奴隷にされた。像は暴力防止の象徴になる」と主張、中国系代表は「米国など各国に慰安婦像はある。中、韓、豪の慰安婦3姉妹の像をつくり観光名所にしよう」と訴えたが、日系人が「像設立は日本人や日系住民への差別を助長する」と反対した。日系以外の市民も「特定の人種攻撃で、多様な民族が調和してきた努力が台無しになる」と相次いで懸念を表明し、最終的に、同市議会は「州か連邦政府が立場を明確にすべき問題だ」として判断を回避した。像は、韓国人、中国人、オーストラリア人の慰安婦をモデルにした銅像で、中国人芸術家Jian Hua Qianが制作し、”Three Sisters(三姉妹)”と名付けられる予定だった [106](オーストラリアには、オランダより移住した元慰安婦ジャン・ラフ・オハーンが暮らしている)。 韓国系住民らは、その後も州への働きかけを強めている [107]

シドニー大都市圏インナー・ウエスト・カウンシル[編集]

2016年8月6日、オーストラリアの韓国系市民団体(シドニー平和の少女像建設推進委員会)が、シドニー近郊の「シドニー韓人会館」に設置した慰安婦像の除幕式を行った。オーストラリアでの慰安婦像設置は初めてで、日系の市民団体「AJCN」は「在豪日本人への人種差別につながる」「2015年12月の日韓合意に反する行為」と設置反対を訴えていた[108]。日本はこの日韓合意において、改めて心からのおわびと反省の気持ちを表明し、日本政府の予算により韓国へ10億円を拠出している。AJCNによると、設置した韓国系グループは日韓合意に反発し、2016年1月から毎月第1水曜日にシドニーの日本総領事館前で、ソウルの日本大使館前で行われている「水曜デモ」をまねた抗議活動を小人数で行っている。

慰安婦像は高さ約1.5メートルで、ソウルの日本大使館前に設置されたものと同じ。除幕式には韓国から病身の元慰安婦キル・ウォンオク(89)を招き、慰安婦像の横に設置されているいすに座らせ記念撮影を行った。キル・ウォンオクは「少女像を通じてオーストラリアの人々も私たちの歴史の真実を学べるだろう」「日本政府が真実を隠し犯罪を否定して、責任を回避しないよう皆さんが努力してほしい」と訴えた。参加者は韓国挺身隊問題対策協議会ユン・ミヒャン代表、作家のキム・ソギョン、イ・ジェミョン韓国城南市市長、韓国系オーストラリア人など400人余り。オーストラリア側からは先住民女性の連邦下院議員リンダ・バニーと人権運動家ビル・クルス牧師、のちにオーストラリアに移住した旧日本軍の元オランダ人慰安婦ジャン・ラフ・オハーンの娘キャロル、中国系のニューサウスウェールズ州上院議員アーネスト・ウォンらが参加した。「城南市平和の少女像建設推進委員会」を主導したイ・ジェミョン市長は、日本政府に向けて「真の勇気とは誤りを認め謝るところから始まる」「日本軍が世界の多くの若い女性たちを性的奴隷として戦争に連れて行ったことを明白な事実として認め、公式に賠償し反省することこそが、日本国が世界国家の一員として尊重される道」と演説した。挺対協のユン・ミヒャン代表は「最後まであきらめずに、正義が実現するまで歩み続ける」とした[109]

オーストラリアの公共放送ABC(電子版)は「(日韓市民間の)対立が深まっている」とし、このキル・ウォンオク元慰安婦を「13歳で慰安所で仕事を強制され、日本兵たちに何百回も強姦された」と報じている。

韓国系団体は、設置に市役所などの許可が必要ないとして、まず「シドニー韓人会館」に設置し、年内にインナー・ウエスト・カウンシル(旧ミュニシパリティ・オブ・アッシュフィールド)にある教会施設内に移設された[110]


慰安婦像の碑文 *日本で虚偽だとされている部分:sexual slavery(性奴隷)

原文


STATUE OF PEACE



In memory of the history of suffering endured by the young girls
and women known as "Comfort Women" who were forced
into sexual slavery by the military of the government
of imperial Japan.


We hope for the restoration of honour for victims through
an official apology and legal reparations by the Japanese goverment
and that such violence and crimes against humanity by war never
be repeated in the future.



6 August 2016


Sydney Korean-Australians and their Austrailia's friends
for human rights and everlasting peace.


The Korean Council for the Women Drafted
for Military Sexual Slavery by Japan.



Seongnam Citizens Republic of Korea

翻訳


平和の像



日本帝国政府軍によって性奴隷状態を強いられた
慰安婦」として知られている若い少女や女性の
耐えさせられた苦しみの歴史の記憶として。


私たちは日本政府による公式な謝罪と法的賠償金を通して
その犠牲者の名誉の回復、
そしてその戦争による人間性に反したこのような暴力と犯罪が
決して将来繰り返されないことを望みます。



2016年8月6日


人権と永久に続く平和のための
シドニー韓国系オーストラリア人とオーストラリアの友人達


日本による軍の性奴隷を草稿した
韓国女性評議会



大韓民国城南市市民

カナダ[編集]

バーナビー市(保留)[編集]

2015年4月、韓国系住民による設置運動に対し、コーリガン市長は像設置の判断を当面保留する方針を決定した[111]

ドイツ[編集]

フライブルク市(撤回)[編集]

2016年、韓国のヨム・テヨン(廉泰英)水原市市長らは、水原市の新たに姉妹都市となったドイツのフライブルク市中心部に慰安婦像を設置する提案を行ったが、フライブルク市の姉妹都市松山市等日本側の抗議で計画は撤回された。これに対し水原市の市長は、日本が過去を否定したと批判し、日本側に抗議の書簡を送る事を明らかにした [112] [113]水原市と友好都市の関係にあった福井市は、水原市に事実関係の確認を求めたが回答はなく、慰安婦問題の再燃が懸念されるとして10月に予定していた市長の水原市訪問を中止した [114]。 フライブルク市市長は、当初「平和の像」という名の銅像を姉妹都市の水原市からの贈り物と理解していたが後に撤回した。市長は計画の撤回後、この計画が日本に外交的圧力を加える事を目的としたものだったとし、悪用されたと地元紙に語った [115][116] [117]

この騒ぎに先立つ2016年の2月、水原市など韓国の50の地方自治体は、全世界に日本の反倫理的蛮行を知らせる為に海外の友好姉妹都市への慰安婦像の設置を推めて行くと発表していた[118]

水原市はフライブルク市の撤回を受け入れたが、民間団体である「水原市国際姉妹都市ドイツ・フライブルク市平和碑建立推進委員会」は、ドイツの民間団体と協力してヨーロッパ初の慰安婦像の建立を目指し引き続き活動して行くと発表した[119]

ヴィーゼント市[編集]

2017年3月8日、国連が定めた国際女性デーに、韓国の水原市(スウォン市)の協力の下、バイエルン州 ヴィーゼントのネパール・ヒマラヤパビリオン公園にヨーロッパ初となる慰安婦像が設置され、「ドイツ平和の少女像水原市民建立推進委員会」により除幕式が行われた [120][121]。 慰安婦像は韓国の日本大使館前のものと同じで、除幕式には14歳の時に旧日本軍の慰安婦として連れ去られたというアン・ジョムスン(90)が車いすで出席し、慰安婦像の横に設置しているいすに座って涙を流した。その他「ドイツ平和の少女像建立推進委員会」の関係者や、水原市の代表団など100人余りが出席した。国際女性デーに行ったのは「旧日本軍の慰安婦被害者をたたえ、慰安婦の歴史を繰り返すまい」との意思を伝えるだけでなく、「世界における女性への性暴力と人権侵害に反対する反戦と平和のメッセージ」を込めるためという。計画推進団体代表は、水原市などが同じドイツのフライブルク市に設置計画を進めていたが、前年の9月に「日本政府と右翼勢力の組織的な妨害と圧力」により頓挫していたと語った。[122]

日本[編集]

東京都美術館(撤去)[編集]

2012年8月に東京都美術館で開催された「第18回JAALA国際交流展」に韓国人の芸術家が製作した「慰安婦像」のレプリカが出品されたが、特定の政治・宗教に関連すると判断され同館の運営要綱に抵触するとして、撤去されている[123]

慰安婦像の設置(除幕)状況[編集]

以下を含め、既に50体以上の慰安婦像が韓国を中心に設置されている。

設置中止となった場所[編集]

設置が計画されている場所[編集]

徴用工像[編集]

2017年4月28日、韓国の市民団体「対日抗争期強制動員被害者連合会」(日帝強占期被害者全国遺族連合会)がソウルで記者会見し、日本の朝鮮半島統治時代に強制的に働かされた労働者、いわゆる「徴用工」の像をソウルの日本大使館前と釜山(プサン)の日本総領事館前及び韓国南西部の光州(クァンジュ)に設置すると発表した。市民団体は「徴用工は奴隷のように扱われ、日本政府は謝罪も補償もしていない」とし、「元徴用工の名誉回復と歴史の清算」が目的だと主張。ソウルとプサンの徴用工像は違法に設置された慰安婦像の横に設置する予定。光州では駅前広場に設置するという。いずれも慰安婦像の製作者が徴用工像の製作に当たる。像の高さは2メートルほどで、慰安婦像よりもかなり大きい。戦後日本統治から開放された光復節の8月15日の設置を目指している。

日本の官房長官は同日午前の記者会見でこれに対し「極めて問題であると思っている。民間人徴用工問題含む日本と韓国との間の財産請求権の問題は、日韓請求権・経済協力協定により完全かつ最終的に解決済みの問題」「日韓関係に好ましくない影響を与え、外交関係に関するウィーン条約の規定に照らしても極めて問題だ」と重ねて指摘、外交ルートを通じ、韓国側に適切な対応を求めた。 [132] [133]

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ グレンデール市は市議5人が持ち回りで市長を務める制度となっている。

出典[編集]

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外部リンク[編集]