在大韓民国日本国大使館

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旧庁舎(老朽化のため現在は隣のビルへ移転している)。手前は旧日本軍朝鮮人慰安婦ブロンズ像

在大韓民国日本国大使館(ざいだいかんみんこくにほんこくたいしかん、朝鮮語: 주 대한민국 일본 대사관)とは、大韓民国ソウル特別市に在する日本国大使館外務省特別の機関

2017年1月9日まで長嶺安政特命全権大使を務めていたが、「慰安婦問題日韓合意に基いて直ちに撤去されるべき従軍慰安婦像を、韓国当局が日本側からの慰安婦像撤去の申し入れに応じない」という重大な合意違反に対する抗議として、長嶺大使はソウル市内の金浦国際空港で記者団に慰安婦像設置について「極めて遺憾だ」と述べた上で、赴任地の韓国から引き揚げた[1]。その後、長嶺大使の再赴任と後任者の任命のいずれも行われず、駐韓日本大使の不在期間としては歴代最高記録を更新し続けていたが[2]、12週間ほど置いた4月4日、北朝鮮によるミサイル発射や朴槿恵前大統領の罷免などの情勢急変を受けた日本国政府の判断により、長嶺大使が帰任した[3]

以前から旧大使館の建て替え計画が立案されていたものの、文化財である景福宮(王宮)に近接していることから、高さ制限に抵触するとして、文化財庁文化財委員会より長らく建設許可が降りていなかった。

所在地[編集]

  • 大使館
    • ソウル特別市鍾路区栗谷路6 ツインツリータワーA棟(ソウル特別市鍾路区中学洞18-11より移転)
  • 在釜山総領事館:釜山・大邱・蔚山各広域市を含む慶尚道を管轄
  • 在済州総領事館:済州道を管轄

沿革[編集]

李氏朝鮮時代
在朝鮮日本公使館(1900年
大韓民国時代

歴代在韓日本大使[編集]

大使 任期 備考(前職、その他)
19 長嶺安政 2016年 - 外務審議官、2017年1月から4月にかけて12週間ほど一時引揚
18 別所浩郎 2012年 - 2016年 外務審議官
17 武藤正敏 2010年 - 2012年 クウェート大使
16 重家俊範 2007年 - 2010年 南アフリカ共和国大使
15 大島正太郎 2005年 - 2007年 在ジュネーブ国際機関大使
14 高野紀元 2003年 - 2005年 外務審議官
13 寺田輝介 2000年 - 2003年
12 小倉和夫 1997年 - 1999年 外務審議官
11 山下新太郞 1994年 - 1997年
10 後藤利雄 1992年 - 1994年
9 柳健一 1990年 - 1992年
8 梁井新一 1987年 - 1990年
7 御巫淸尚 1984年 - 1987年
6 前田利一 1991年 - 1984年
5 須之部量三 1977年 - 1981年 駐インドネシア大使
4 西山昭 1975年 - 1977年
3 後宮虎郞 1972年 - 1975年
2 金山政英 1968年 -1972年
1 木村四郎七 1966年 -1968年
前田利一 1965年 -1966年 臨時代理大使

歴代在李氏朝鮮公使[編集]

大使 任期 備考
花房義質 1877年 - 1883年 1880年まで代理公使

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]