西日本新聞

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西日本新聞
Nishinippon-shinbunBLDG.jpg
西日本新聞会館
(福岡市中央区天神)
低層階は大丸福岡天神店本館
種類 日刊紙
サイズ ブランケット判

事業者 株式会社西日本新聞社
本社 〒810-8721福岡県福岡市中央区天神1-4-1
代表者 柴田建哉(代表取締役社長)
創刊 1877年
前身 筑紫新聞(1877年-1880年)
めさまし新聞(1877年-1880年)
福岡日日新聞(1880年-1942年)
九州日報(1887年-1942年)
言語 日本語
価格 1部 (朝刊)140円
(夕刊)50円
月極 (朝夕刊セット)4,037円
(統合版)3,093円
発行数 (朝刊)60万9645部
(夕刊)6万7274部
(2018年5月、日本ABC協会調べ[1]
テンプレートを表示

西日本新聞(にしにっぽんしんぶん)は、株式会社西日本新聞社が発行している日刊新聞である。ブロック紙北海道新聞中日新聞東京新聞)と共にブロック紙3社連合を結成している。

概要[編集]

本社のある福岡県の他、佐賀県長崎県大分県熊本県の、北部・中部九州5県で販売されているが、福岡以外の県ではそれぞれの県紙に販売シェアで圧倒されている。発行部数は、朝刊が61万913部、夕刊が6万9727部(2017年9月)[PR 1]


九州各県での朝刊発行部数
2017年4月 発行部数
福岡都市圏版 302,836
北九州版 46,571
筑後版 117,460
筑豊版 37,593
佐賀県版 43,881
長崎北版 28,328
長崎南版 29,565
熊本県版 15,635
大分県版 14,812
南九州版 発行終了


福岡県のみ朝夕刊セット、その他の地域は朝刊(統合版)のみ発行されている。又、佐賀県でも、佐賀市中心部と鳥栖市、三養基郡基山町で、夕刊が配達される地域が存在する(JR佐賀駅鳥栖駅新鳥栖駅及び唐津駅の構内コンビニファミリーマート」では夕刊も販売されている)。尚、佐賀県版、長崎県版、及び北九州版では、朝刊1面題字の日付下に「佐賀」「長崎」「北九州」と表記されている。

過去には山口県宮崎県鹿児島県沖縄県でも販売されていた。山口県内では、本紙と中国新聞とでエリアが重複し、競合していた。ブロック紙同士の競合は全国でもここだけであったが[注 1]2009年3月10日本紙の社会面で「3月31日付を以って、山口県内での西日本新聞及び西日本スポーツの発行を取りやめる」事を掲載し、同年3月31日を以て山口県内での発行を打ち切り、山口市下関市にあった支局も閉鎖した。またその後、沖縄県向けの発行も打ち切り[注 2]、同年7月末には那覇支局を閉鎖した[注 3]

一方、地元で在り乍ら、永らく大手全国紙(毎日新聞・朝日新聞読売新聞日本経済新聞)の勢力が強く、手薄に成っていた北九州地域の取材力・販売の強化を図る為、北九州支社の本社昇格と共に、北九州地域向け紙面は、1面を独自紙面化した。

一方、以下の通り、夕刊を大胆に刷新した(当初は土曜日付のみ、其の後、平日にも拡大)。

  • 全国の有力紙では初めて1面を4分割
  • 題字を横組みに変更

また、宮崎県・鹿児島県では、地元紙や他の全国紙よりも、発行部数が少なかった為、2010年から宮崎・鹿児島両県の県域地方版を統合して「南九州ワイド版」に、番組表も両県同一の内容に再編したが、2018年3月31日を以て、両県での発行を打ち切り(西日本スポーツも同様)、延岡市薩摩川内市にある支局も閉鎖された[2]

歴史[編集]

ここでは新聞そのものの歴史を述べる。社史に係る部分はこちらを参照。

  • 1877年明治10年) 前身である「筑紫新聞」創刊
  • 1878年(明治11年) 「めさまし新聞」創刊
  • 1879年(明治12年) 「めさまし新聞」が「筑紫新報」に改題。
  • 1880年(明治13年) 「筑紫新聞」と「筑紫新報」が合併して「福岡日日新聞」創刊
  • 1887年(明治20年) 「福陵新報」創刊
  • 1898年(明治31年) 「福陵新報」、「九州日報」と「九州日報」終刊
  • 1942年(昭和17年)8月10日西日本新聞」、福岡日日新聞合資会社から発刊(現発行元発足は翌年)
  • 1967年(昭和42年)7月4日 特に北九州地域で影響力を持っていた毎日新聞西部本社が朝夕刊セット地区向けの地方版を2ページ化した事に対抗し、地方版を3ページ化
  • 2001年平成13年)1月1日 題字・紙面レイアウトを一新
  • 2009年(平成21年)3月31日 この日限りで山口県及び沖縄県に於ける発行・販売を終了
  • 2010年(平成22年)7月3日 土曜の夕刊を刷新
  • 2010年(平成22年)10月1日 北九州本社発足に合わせ北九州版を独自紙面化
  • 2013年(平成25年)11月6日 夕刊を横並びの題字に刷新、「暮らしプラス」の副題が付く
  • 2017年(平成29年)4月4日 福岡県内総合版を2ページ(月曜除く)に拡大、都市圏版、筑後版、筑豊版、北九州・京築版の紙面内容も大幅リニューアル
  • 2018年(平成30年)3月31日 この日限りで宮崎県及び鹿児島県に於ける発行・販売を終了

地域版[編集]

福岡県内[編集]

  • 福岡ワイド版
    • 都市圏中央版
    • 都市圏南部版
    • 都市圏東部版
    • 都市圏西部版
    • 筑後
    • 筑豊
  • 北九州
    • 八幡・若松・中間・遠賀版(火曜)
    • 小倉・門司・戸畑版(水曜)
    • 京築版(北九州本社発足後は木曜)

福岡県外[編集]


かつて存在していた地域版[編集]

  • 山口県版(2009年3月31日限りで発行終了)
  • 南九州ワイド版(宮崎県鹿児島県) (2018年3月31日限りで発行終了、2009年4月1日から、宮崎県版と鹿児島県版を統合して、南九州版に再編したが、両県併せても2千部位しか無く、採算が合わなかった)

新聞販売所[編集]

西日本新聞エリアセンター福重(福岡市西区)

西日本新聞エリアセンター(西日本AC)」の名称で新聞販売所を展開している。但し、久留米市佐賀市の一部店舗や、福岡都市圏の店舗では、産経新聞も委託販売している。佐賀県長崎県大分県の店舗では、日本経済新聞(日経)も委託販売している。熊本県では、西日本新聞と西日本スポーツ(西スポ)を、地元紙の熊本日日新聞(熊日)か全国紙の販売所に、販売委託している。

※2009年(平成21年)9月30日迄、長崎県・佐賀県・大分県の西日本ACでは、産経新聞も委託販売していた。九州・山口特別版発刊以降の同紙は、福岡都市圏・久留米市・佐賀市を除き、原則として毎日新聞販売所に販売委託している(福岡都市圏では、毎日の店舗での扱い無し)
佐賀市内では朝日新聞・毎日新聞の販売所に、産経新聞を委託されていたが、2018年(平成30年)3月より、8年6ヶ月振りに、同市内の一部西日本ACでの、産経新聞の委託販売を再開した。
※2018年(平成30年)3月31日迄は、宮崎県鹿児島県でも、西日本と西スポを発行・販売されていたが、熊本県同様、地元紙か全国紙の販売所に委託しての販売・配達だった。

テレビ・ラジオ欄[編集]

共通項目[編集]

最終面
(フルサイズ)
(以下はハーフサイズ、または極小サイズ)
中面

地域別項目[編集]

県名 地域版 最終面 中面 備考
地上波テレビフル 地上波テレビハーフ ラジオ
福岡県 都市圏版
筑後版
※は特別版建て時(元日や大型国政選挙投開票の翌日など)のみ掲載。
但し過去は毎日載せていたことがある。
北九州版
筑豊版
佐賀県
  • サガテレビ
  • TVQ 九州放送
  • RKB RKB毎日放送
  • KBC 九州朝日放送
  • FBS 福岡放送
  • NBC 佐賀
  • NBC 長崎
  • RKB RKB毎日
  • KBC 九州朝日
  • RKK 熊本
  • OBS 大分
  • KRY 山口
  • FM 佐賀
  • FM 福岡
  • CROSS FM
  • LOVE FM
  • FM 長崎
  • FM 熊本
  • FM 大分
長崎県 県南版
  • KTN テレビ長崎
  • NBC 長崎放送
  • NCC 長崎文化放送
  • NIB 長崎国際テレビ
  • TKU テレビ熊本
  • サガテレビ
  • TNC テレビ西日本
  • TVQ 九州放送
  • RKK 熊本放送
  • kkt! くまもと県民テレビ
  • KAB 熊本朝日放送
  • RKB RKB毎日放送
  • KBC 九州朝日放送
  • FBS 福岡放送
長崎県では五島列島壱岐対馬など一部地域の輸送事情により朝刊配達が日中となるため、
それに配慮して中面に「明日(休刊日は明後日)のテレビ」の番組表を載せている。
県北版
  • サガテレビ
  • TVQ 九州放送
  • TNC テレビ西日本
  • RKB RKB毎日放送
  • KBC 九州朝日放送
  • FBS 福岡放送
熊本県
  • TKU テレビ熊本
  • RKK 熊本放送
  • kkt! くまもと県民テレビ
  • KAB 熊本朝日放送
  • TNC テレビ西日本
  • TVQ 九州放送
  • RKB RKB毎日放送
  • KBC 九州朝日放送
  • FBS 福岡放送
大分県
  • TOS テレビ大分
  • OBS 大分放送
  • OAB 大分朝日放送
  • TVQ 九州放送
  • RKB RKB毎日放送
  • TNC テレビ西日本
  • KBC 九州朝日放送
  • FBS 福岡放送
  • OBS 大分
  • MRT 宮崎
  • MBC 南日本
  • RKB RKB毎日
  • KBC 九州朝日
  • RKK 熊本
  • KRY 山口
  • FM 大分
  • FM 宮崎
  • FM 福岡
  • CROSS FM
  • FM 熊本
  • FM 山口
  • FM 佐賀
  • LOVE FM

原則として、西日本新聞と結びつきが強いフジネットワーク各局を民放の一番手に掲載している(過去にあった山口県版は県内にフジテレビ系列局が無い[注 4]ため除く)。

サガテレビの表記は1969年の開局から長年にわたって「STS サガ」→「STS サガテレビ」と表記されていたが、2016年6月1日付から「サガテレビ」の表記のみに変更された。

夕刊のテレビ欄は、NHK総合、TNC、TVQ、RKB、KBC、FBS、サガテレビをフルサイズ掲載、NHK EテレとNHK BS1・BSプレミアムをハーフサイズで掲載。中面にはNHK第1・第2・FMと福岡県内の民放ラジオ5社、BSデジタル単独テレビ10局、NHK Eテレのデジタルマルチ放送(D023ch及びワンセグ2)に加え、ハーフサイズでNHK総合と在福5局の「あすのテレビ番組欄」が掲載されている。土曜夕刊では放送大学テレビの週刊番組表も掲載されている。夕刊のサガテレビ(TNCと西日本新聞が出資)の番組欄は、筑後地方の一部で受信が可能なことと、佐賀県の一部地域で宅配されているのに配慮して掲載されている。

連載漫画[編集]

関連項目[編集]

  • 西日本スポーツ
  • テレビ西日本(TNC)
    FNSFNNの九州基幹局にして最古のテレビ局。
  • 産経新聞
    九州総局・本部のデスクが、西日本新聞会館内に、かつて在った(現在は福岡市中央区渡辺通に在る「サンライトビル」へ移転)。産経新聞は九州に直営販売所が無い為、他社(後述する九州発刊以前は、原則として西日本新聞)系列の販売所への販売委託が行われている。2009年9月30日付迄の九州・山口向け紙面は、締切が前日夕方6時(18時)=6版=だった為、大半の記事は、近畿・中四国向け紙面に比べ、1日遅れでの掲載だった。2009年10月1日付からは、毎日新聞西部本社鳥栖工場での委託印刷に依り「九州・山口特別版」としてリニューアル発刊される様に成り(此れに由り、記事の掲載遅れも、ほぼ解消)、福岡都市圏と久留米市で、西日本新聞の販売所(西日本AC)に、販売委託を継続した他は、九州・山口地区の大半で、毎日新聞販売所(※佐賀市内では、一部の朝日新聞販売所でも扱い。但し、2018年3月からは、同市内の一部の西日本ACに対し、販売委託を再開)に販売委託される様に成った。但し、沖縄県へは、大阪からの空輸を継続している。又、九州・山口特別版では、県域版が掲載されておらず、代わりに「九州・山口版」として、九州・山口のローカルニュースをまとめて掲載している。但し、サンケイスポーツ夕刊フジフジサンケイ ビジネスアイは、当面、九州での現地発行を行わない。
  • 西日本パイレーツ
  • 九州一周駅伝(2013年終了)
  • さだまさし長崎市出身のシンガーソングライター。西日本新聞創刊130周年記念キャンペーンソング『愛〜あなたに会いたい〜』を作詞・作曲。歌はさだ本人)
  • ちびまる子ちゃん(2007年7月1日から4コマ漫画として連載開始)
  • 九州新幹線
  • 福岡市地下鉄七隈線 以上2路線では、車内で西日本新聞ニュースを配信している。
  • 山一證券
  • 玄洋社
  • 江戸しぐさ 偽史の疑いが強くもたれているが、西日本新聞は普及に協力している。
  • 吉田宏 第34代福岡市長。市政には批判が多かったが、西日本新聞は批判的記事を書かなかった。西日本新聞社OB。
  • 七社会

参考[編集]

福岡県のその他の地元紙

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 中日新聞社では東海3県長野県中南部、静岡県中西部、和歌山県新宮市滋賀県湖東・湖北で中日新聞関東1都6県と静岡県東部で東京新聞石川県富山県北陸中日新聞福井県日刊県民福井をそれぞれ発行しており、各紙間での重複は静岡東部・伊豆地方と福井県嶺南地方以外はない。中国新聞神戸新聞はエリアを接する。
  2. ^ 沖縄向けは図書館や九州関係の企業・団体が沖縄に設けている出先機関向けの、事実上の「業務用」で、全部合わせてわずか数十部程度だったという。
  3. ^ 西日本新聞那覇支局は1967年(昭和42年)に開設、1977年(昭和52年)に一度閉鎖されたが、九州・沖縄サミットを期に2000年(平成12年)に復活した。
  4. ^ 正確には、テレビ山口1987年9月までJNN系列とのクロスネット関係にあったが、離脱した。ただし現状もフジ系との協力関係はあり、番組販売ネットがかなりある

出典[編集]

  1. ^ “18年5月ABC部数”. 新聞情報. (2018年6月16日) 
  2. ^ “西日本新聞、宮崎と鹿児島で発行休止…部数減少”. 読売新聞. (2017年10月13日). http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171013-OYT1T50061.html 2017年10月13日閲覧。 

自主公表された情報源・公式サイト・プレスリリース[編集]

外部リンク[編集]