松野博一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
松野 博一
まつの ひろかず
Hirokazu Matsuno 20211004.jpg
内閣広報室より公表された肖像
(2021年 撮影)
生年月日 (1962-09-13) 1962年9月13日(59歳)
出生地 日本の旗 日本 千葉県木更津市
出身校 早稲田大学法学部
前職 ライオン従業員
自民党政務調査会会長代理
文部科学大臣
現職 内閣官房長官
沖縄基地負担軽減担当大臣
拉致問題担当大臣
所属政党 自由民主党安倍派
称号 法学士
公式サイト 松野ひろかずホームページ

日本の旗 第85-86代 内閣官房長官
内閣 第1次岸田内閣
第2次岸田内閣
在任期間 2021年10月4日 - 現職

内閣 第3次安倍第2次改造内閣
在任期間 2016年8月3日 - 2017年8月3日

選挙区千葉3区→)
比例南関東ブロック→)
(千葉3区→)
(比例南関東ブロック→)
千葉3区
当選回数 8回
在任期間 2000年6月26日 - 現職
テンプレートを表示

松野 博一(まつの ひろかず、1962年昭和37年〉9月13日 - )は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(8期)、内閣官房長官第85代第86代)、沖縄基地負担軽減担当大臣拉致問題担当大臣内閣総理大臣臨時代理就任順位第1位。

文部科学大臣第21代)、文部科学副大臣福田康夫改造内閣麻生内閣)、厚生労働大臣政務官第1次安倍内閣)、衆議院文部科学委員長等を歴任した。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

1962年(昭和37年)、千葉県木更津市生まれ。現在は同県の市原市根田1丁目に在住する[1]

1981年(昭和56年)に千葉県立木更津高等学校を卒業[2]

1986年(昭和61年)、早稲田大学法学部を卒業し、ライオン株式会社に入社した[2]

1988年(昭和63年)に退社し、松下政経塾に入塾した(第9期生)[2]

初出馬[編集]

1996年(平成8年)、自由民主党千葉県連の候補者公募に合格した[3]。これは「日本で初めての候補者の公募制度」だったという[4]。同年、第41回衆議院議員総選挙千葉3区から自民党公認で出馬したが、新進党岡島正之に敗れ、落選。

初当選[編集]

2000年(平成12年)の第42回衆議院議員総選挙では保守党の岡島を破り、初当選した。以後、松野は「日本で初めて、公募制度から生まれた衆議院議員」を名乗っている[4]

再選後[編集]

2003年(平成15年)の第43回衆議院議員総選挙では岡島正之の長男で、民主党公認で出馬した岡島一正917票の僅差で敗れ、千葉3区で落選したが、重複立候補していた比例南関東ブロックで復活当選し、再選された。

2005年(平成17年)の第44回衆議院議員総選挙(郵政選挙)では、岡島に比例復活も許さず千葉3区で3選。

政務官[編集]

2006年(平成18年)9月、安倍内閣厚生労働大臣政務官に任命された[2]

副大臣[編集]

2008年(平成20年)、福田康夫改造内閣では文部科学副大臣に任命され、麻生内閣まで務める[2]。教育問題がライフワークであり、文部科学副大臣在任中はスポーツ政策を担当していた[3]

野党時代[編集]

2009年(平成21年)8月の第45回衆議院議員総選挙(政権交代選挙)では、千葉3区で岡島に敗れたが、重複立候補していた比例南関東ブロックで復活し、4選された。しかし、同選挙では民主党が大勝して与党となり、松野が属する自民党は下野した。

常任委員長[編集]

2012年(平成24年)の第46回衆議院議員総選挙では、民主党から日本未来の党に鞍替えした岡島や日本維新の会、民主党公認の新人らを破り、5選された。同選挙では自民党が大勝して再び与党となった。同年より衆議院文部科学委員長を務めた[2]

2014年(平成26年)9月から自由民主党副幹事長[2]。同年の第47回衆議院議員総選挙では、生活の党から出馬した岡島らを千葉3区で破り、6選。

初入閣[編集]

2016年(平成28年)8月、第3次安倍第2次改造内閣文部科学大臣に任命され、初入閣した[5]。2017年7月に大学入学共通テストの実施方針を決定[6]

文科相退任後[編集]

2017年8月3日第3次安倍第3次改造内閣で文部科学大臣を退任。同年の第48回衆議院議員総選挙で岡島が今度は立憲民主党から立候補したがそれを退けて、7選(岡島は比例復活)。

内閣官房長官[編集]

2021年(令和3年)10月4日第1次岸田内閣内閣官房長官に任命された。1960年代生まれの官房長官は民主党政権以来の枝野幸男以来、昭和30年代生まれとしては前任の加藤勝信から続く形での就任となった。2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で8選。

政策・主張[編集]

憲法観[編集]

外交・安全保障[編集]

  • 「日本の立場をハッキリと主張する外交と、東アジアの現実に向き合う安全保障。我が国の領土と主権を守る国内法や組織の整備を進める」と2012年の広報誌で述べた[4]
  • 「日本の国益に資する自由貿易を推進しつつ、『聖域なき関税撤廃』には反対する」と2012年の広報誌で述べた[4]
  • 非核三原則を保つべきか」という質問に賛成と回答[9]
  • 特定秘密保護法に賛成と回答[7]

経済[編集]

  • 2012年に「デフレからの脱却に集中し、今後5年間の集中改革を行う」「新しい経済成長モデルで雇用を守る」と広報誌で述べた[4]
  • 2017年に「当面は財政再建のために歳出を抑えるのではなく、景気対策のために財政出動を行うべきか」という質問に「どちらかといえば賛成」と回答[8]

エネルギー[編集]

  • 原子力発電は将来も電力源のひとつとして保つべきだ」という意見に「どちらかといえば近い」と回答[9]

福祉[編集]

人権[編集]

教育[編集]

家族観[編集]

  • 同性結婚の導入について「どちらかといえば反対」と回答[9]
  • 選択的夫婦別姓の導入について、「どちらかと言えば反対」と回答[9]

選挙制度[編集]

  • 「自民党の公約に基づく国会議員の定数削減と、中選挙区制の復活を目指す」と2012年の広報誌で述べた[4]
  • 2009年の民主党による政権交代については「多くの問題点があったが、日本の民主主義にとっては次のようなメリットがあった」と2012年の広報誌で述べた[10]
    • 国民有権者として政治行政を厳しく監視する意識を持ったこと」
    • 「民主党が与党の立場を経験し、政権運営への責任を持つ経験をしたこと」
    • 「自民党が国民との信頼関係を再構築する機会を得たこと」
    • 「政党の政策には財源などのリアリティが必要だと認識されたこと」

歴史観[編集]

所属団体・議員連盟[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 自由民主党千葉県支部連合会 政治資金収支報告書(平成30年分定期公表) (PDF)”. 千葉県選挙管理委員会 (2019年11月27日). 2019年12月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g プロフィール/衆議院議員 松野博一
  3. ^ a b “第3次安倍再改造内閣 閣僚・自民党執行部の横顔”. 毎日新聞. (2016年8月4日). http://mainichi.jp/articles/20160804/ddm/010/010/024000c 2016年9月4日閲覧。 
  4. ^ a b c d e f g h 日本をたて直せ(松野ひろかずの政策①)”. 松野ひろかず. 松野博一 (2012年12月4日). 2021年9月30日閲覧。
  5. ^ “文科相に千葉3区の松野氏初入閣 支持者ら喜びと期待”. 産経新聞. (2016年8月4日). http://www.sankei.com/region/news/160804/rgn1608040043-n1.html 2016年9月4日閲覧。 
  6. ^ 高等学校教育の現状について”. 文部科学省. 2021年1月26日閲覧。
  7. ^ a b c d e f “2014衆院選 千葉3区 松野 博一”. 毎日jp (毎日新聞社). http://senkyo.mainichi.jp/47shu/meikan.html?mid=A12003001001&st=tk 2014年4月3日閲覧。 
  8. ^ a b 松野 博一” (日本語). 朝日新聞×ANN 第46回総選挙. 朝日新聞. 2021年9月30日閲覧。
  9. ^ a b c d 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査) - 千葉3区 候補者の考え” (日本語). 朝日新聞×ANN 2017衆院選. 朝日新聞 (2017年10月18日). 2021年9月30日閲覧。
  10. ^ 日本をたて直せ(松野ひろかずの政策②)”. 松野ひろかず. 松野博一 (2012年12月4日). 2021年10月1日閲覧。
  11. ^ “給付型奨学金の検討進める=松野博一文科相-新閣僚インタビュー”. 時事通信. (2016年8月15日). オリジナルの2016年9月11日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/20160911163133/http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081500792&g=pol 2016年9月4日閲覧。 
  12. ^ a b “日本軍「慰安婦」強制を否定 安倍首相が賛同 米紙に意見広告 4閣僚も”. しんぶん赤旗 (日本共産党). (2013年1月6日). https://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-06/2013010601_01_1.html 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

公職
先代:
加藤勝信
日本の旗 内閣官房長官
第85・86代:2021年 -
次代:
現職
先代:
馳浩
日本の旗 文部科学大臣
第21代:2016年 - 2017年
次代:
林芳正
先代:
松浪健四郎
池坊保子
日本の旗 文部科学副大臣
山内俊夫と共同

2008年 - 2009年
次代:
中川正春
鈴木寛
先代:
西川京子
岡田広
日本の旗 厚生労働大臣政務官
菅原一秀と共同

2006年 - 2007年
次代:
松浪健太
伊藤渉
議会
先代:
浜田靖一
日本の旗 衆議院情報監視審査会会長
2020年 -2021年
次代:
小野寺五典
先代:
渡辺博道
日本の旗 衆議院地方創生に関する特別委員長
2018年 - 2019年
次代:
山口俊一
先代:
川内博史
日本の旗 衆議院文部科学委員長
2012年 - 2013年
次代:
小渕優子