Yahoo!ニュース

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Yahoo!ニュース(ヤフーニュース)は、Yahoo! JAPANが運営するニュースサイト日本国内や海外のニュース・話題を多岐にわたり提供しているサイトである。

概要[編集]

Yahoo!ニュースは記事ニュース・写真ニュース・動画ニュース・トピックスから構成されており、ニュースおよびトピックスは更に8つのカテゴリに分かれる(詳細は後述)。記事ニュースは主に毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、産経新聞時事通信などのニュースを扱っている。また、Yahoo!ニュースのみに配信しているメディアが多い点にも特徴がある。記事によっては掲載期間が過ぎると記事は削除されリンク切れになる[1]。個別記事に対してYahoo!JAPAN IDを持つユーザーがコメントを投稿できる(記事提供社によっては不可)[2]。各コメントに対する賛否を投票することも可能。投稿者のYahoo!JAPAN IDは一部が伏字で表示され、匿名性が高い。

提供しているサービス[編集]

ニュース
主要、速報、国内、海外、経済、エンターテインメント、スポーツ、テクノロジーのカテゴリから成る。また、エンターテインメントでは時事通信社が配信する「芸能会見」が動画再生できる。なお、利用するにはMicrosoft Silverlight及びAdobe Flash Playerが必要である。
トピックス
国内、経済、海外、エンターテインメント、スポーツ、地域、サイエンス、コンピュータのカテゴリから成る。特に話題になっている事件や事故、芸能人に関連したトピックスが作られている。配信日より過去7日間にトップで取り上げられたトピックスの見出しや記事を「バックナンバー」で閲覧することができる。
動画ニュース
NNN日本テレビ系)、JNNTBS系)、FNNフジテレビ系)、ANNテレビ朝日系)の民放4系列のニュースを再生できる。なお、TXNテレビ東京系)のニュースは配信されていない。
意識調査
気になる話題やニュースからアンケート投票が出来る。
雑誌記事
30以上の配信元の雑誌(ウェブマガジンを含む)から厳選された話題をピックアップして配信。記事によってはトピックスのトップに扱われることもある。
個人
2012年9月開始[3]。ジャーナリストなどが個人でコラムを寄稿する。
新聞記事横断検索(有料)
主要新聞6紙の過去2年分の記事を閲覧できる有料サービス。富士通の子会社ジー・サーチのデータベースサービスを利用。
Yahoo!ニュース BUSINESS
2012年7月12日に開設されたビジネスニュースサイト[4]。Yahoo!ニュースとは別のデザインのトップページやAndroidスマートフォン向けアプリが用意されている。

主なニュース配信社[編集]

ここでは、主要配信社のみ掲載する。なお、配信社が太字のものはYahoo!ニュースのみに配信していることを表す。配信社はいずれも2012年現在。最新の一覧は ニュース提供社 - Yahoo!ニュース雑誌記事提供社 - Yahoo!ニュース を参照。

現行[編集]

各項目共通
  • 毎日新聞 - 国内・海外・経済・エンターテインメント・スポーツ・地域(沖縄を除く)・写真
  • 時事通信 - 国内・海外・経済・エンターテインメント・スポーツ・写真
  • 産経新聞 - 国内・海外・経済・エンターテインメント・スポーツ・地域(北海道九州・沖縄を除く)・写真
  • 読売新聞 - 国内・海外・経済・スポーツ
  • 朝日新聞 - 国内・海外・経済・地域など(2012年10月開始)
  • トムソン・ロイター(ロイター・ジャパン) - 海外・エンターテインメント・スポーツ
  • Response. - 国内・経済・スポーツなど自動車関連
海外
経済
エンターテインメント
※以下の項目に◎印があるものは「スポーツ」にも配信していることを表す。
スポーツ
テクノロジー
動画
地域
雑誌

過去[編集]

問題点[編集]

Yahoo!ニュースは、記事についてYahoo!JAPAN IDでコメントを投稿できる機能があるが、匿名性が高いために誹謗中傷する不快なコメントも多く散見され、常識的なコメントに対して「そう思わない」を投票する「イタズラ投票」が非常に多い[8]。同一コメントに対する投票は1回限りの仕様だが、クッキーを無効にすることで新たな投票が可能で、特定の人物に対して何度も「そう思わない」を投票する嫌がらせや、自身の投稿に「そう思う」を繰り返し投票して多数の賛同者が居るように装う自作自演も多い。

コメント機能は得票数の降順に表示されるため、最初の1ページに表示される早期に投稿した10件のコメントほど得票が増え、後から投稿されたコメントは同様の内容を記載してもほとんど得票を得られない。これが自作自演投票の遠因とされている。

殺人事件のニュースで「(容疑者は)人を殺したのに反省もしていないのだから死刑(極刑)が妥当」など常識的で賛同多数のコメントが削除される一方で、「女性だから逮捕は不当、男だけ逮捕されるべき」など不穏当なコメントが削除されずに残る事例もあり、削除基準が曖昧との批判がある。

コメント欄は「記事によっては荒らしコメントや宣伝コメントで埋め尽くされ、"無法地帯"ともいえる状況」であったが、各記事のコメント欄で投稿者名の表示形式を変更することが2012年に発表され、Yahoo!ニュースは「よりいっそう、責任をもってコメントを投稿していただくための変更」[9]としている。

Yahoo! JAPANは2015年9月に、現在の投稿数は1日当たり約14万件、投稿者は男性が80%以上、30 - 50歳の男性が50%以上、特に40代が突出して高い傾向にある[10]としており、ユーザーの「ヤフコメ=ひどい」の反応に「新たな基準を設けて対策」するとした。現在の40代後半の者は校内暴力が社会問題化していた1980年代に学生だった世代であるため、両親や教師といった目上の者に対する敬意が希薄な傾向にある。この世代の男性たちは現在もその傾向が高いとされ、故に上述したような悪質投稿者に40代の男性が多いとの指摘がある。

コメント機能に関するアンケートは2017年6月にも実施された。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 記事の掲載期間”. Yahoo!ニュース ヘルプ. 2012年6月12日閲覧。
  2. ^ コメント機能について”. Yahoo!ニュース ヘルプ. 2012年6月12日閲覧。
  3. ^ “個人の情報発信を支援する「Yahoo!ニュース 個人」”. CNET Japan. (2012年9月26日). http://japan.cnet.com/news/service/35022244/ 2012年10月29日閲覧。 
  4. ^ “Yahoo! JAPAN、ビジネスパーソン向け「Yahoo!ニュースBUSINESS」公開”. INTERNET Watch. (2012年7月12日). http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120712_546482.html 2012年7月13日閲覧。 
  5. ^ AbemaTVAbemaNewsで専用スタジオを使い放送されたニュース映像が使われることもある。
  6. ^ ホウドウキョクで放送されたニュース映像が使われることもある。
  7. ^ 週刊ダイヤモンド ヤフーが嫌韓・嫌中ニュースを排除した事情
  8. ^ 例として、訃報記事で「ご冥福をお祈りします」といったコメントに対して「そう思わない」に投票するなど。
  9. ^ 「Yahoo!ニュース」が"コメント荒らし"撲滅に大ナタ! 過去にさかのぼってID全表示へ”. 日刊サイゾー (2012年1月20日). 2016年8月20日閲覧。
  10. ^ Yahoo!ニュースがコメント機能を続ける理由~1日投稿数14万件・健全な言論空間の創出に向けて~”. Yahoo!ニュース (2015年9月2日). 2015年9月2日閲覧。

外部リンク[編集]