新世紀エヴァンゲリオン

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新世紀エヴァンゲリオン
Neon Genesis EVANGELION
ジャンル SF[† 1][1]
アニメ
原作 GAINAX
監督 庵野秀明
摩砂雪(副監督)
鶴巻和哉(副監督)
脚本 庵野秀明
榎戸洋司
薩川昭夫
磯光雄
山口宏
樋口真嗣
キャラクターデザイン 貞本義行
メカニックデザイン 山下いくと
庵野秀明
音楽 鷺巣詩郎
アニメーション制作 タツノコプロ
GAINAX
製作 テレビ東京
NAS
放送局 テレビ東京系列
放送期間 1995年10月4日 - 1996年3月27日
話数 全26話
碇シンジ
葛城ミサト
綾波レイ
惣流・アスカ・ラングレー
緒方恵美
三石琴乃
林原めぐみ
宮村優子
漫画
作者 貞本義行(漫画)
GAINAX →GAINAX・カラー
→カラー(原作)
出版社 角川書店
掲載誌 月刊少年エースヤングエース
レーベル カドカワコミックス・エース
発表期間 1994年12月26日 - 2013年6月4日
巻数 全14巻
話数 全96話[† 2]、短編読み切り1話[† 3]
テンプレート - ノート

新世紀エヴァンゲリオン』(しんせいきエヴァンゲリオン、Neon Genesis EVANGELION)は、日本テレビアニメ作品。略称は「エヴァンゲリオン」「エヴァ」「EVA」。

目次

概要[編集]

庵野秀明監督、GAINAXの原作によるSFアニメ作品。大災害「セカンドインパクト」後の世界(2015年)を舞台に、巨大な人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描く。

1995年10月4日から1996年3月27日にかけて全26話がテレビ東京系列(TXN)で放送された。放送時の視聴率は低かったが、放送終了後に斬新なストーリーが物議を醸し賛否両論の議論を引き起こした。1970年代の『宇宙戦艦ヤマト』、1980年代の『機動戦士ガンダム』と並び、後のアニメへ影響を与えた第三世代のアニメ作品でもあり、爆発的なアニメブームのきっかけとなった。1997年には、TVアニメ版の結末(第弐拾伍話、最終話)とは別の結末を描いた劇場版『Air/まごころを、君に』(第25話、第26話)が公開された。

漫画とアニメのメディアミックス作品であり、貞本義行による同名の漫画が、テレビ放送に先立つ1994年12月より角川書店の漫画誌上で連載が開始され、18年後の2013年6月に連載が終了。連載開始から19年後の2014年11月20日に最後の単行本(第14巻)が発売され完結した。

2006年には、本作を新たな設定・ストーリーで「リビルド(再構築)」した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ全4作の制作が発表され、2007年に第1作『』が、2009年に第2作『』が、2012年に第3作『Q』がそれぞれ公開されている。

本作品の著作権者表記はテレビ版に関しては「GAINAX/Project Eva.・テレビ東京」、劇場版に関しては「GAINAX/EVA制作委員会」となっていたが、2006年に庵野秀明が自身の製作会社カラーを創設してからは「GAINAX・カラー/Project Eva.」もしくは「GAINAX・カラー」に変更。その後テレビ放映20周年を迎える2014年末頃からは「カラー」もしくは「カラー/Project Eva.」に変更された。

ストーリー[編集]

物語の舞台は西暦2000年9月13日に起きた大災害セカンドインパクトによって世界人口の半数が失われた世界。その15年後の西暦2015年、主人公である14歳の少年碇シンジは、別居していた父、国連直属の非公開組織・特務機関NERV(ネルフ)の総司令である碇ゲンドウから突然第3新東京市に呼び出され、巨大な人型兵器エヴァンゲリオン(EVA)初号機のパイロットとなって第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」と戦うことを命じられる[† 4]

当初はゲンドウの命令で、そしてEVA零号機のパイロットである少女綾波レイの負傷を目の当たりにしたため仕方なくEVAに乗っていたシンジだが、使徒との戦い、そして戦闘指揮官であり保護者役となった葛城ミサト、同級生鈴原トウジ相田ケンスケらとの交流によって次第に自らの意思でEVAで戦うようになる。第3、第4の使徒を倒し、戦線復帰したレイとともに第5の使徒を倒したシンジに、新たにドイツから来日したEVA弐号機のパイロットの少女惣流・アスカ・ラングレーが仲間に加わり、彼らは次々と襲来する使徒を迎撃し、たびたび窮地に追い込まれるも辛うじて勝利を重ねていく。

しかし、米国からNERV本部へと移管された新型機・EVA3号機の起動実験の際、3号機に寄生していた第13使徒が3号機を操り暴走をはじめたため、ゲンドウは3号機を使徒(敵)として処理することを決定。レイの零号機とアスカの弐号機が倒されるが、それでもシンジが人間の乗っているEVAを相手に戦うことを躊躇したため、ゲンドウはEVAの自律型操縦システム「ダミーシステム」を起動させる。シンジの意思とは無関係に初号機は3号機を破壊し、コックピット(エントリープラグ)を握り潰す。そしてシンジは、そこに自分の友人、鈴原トウジが乗っていたことを知る。

自らが乗ったEVAの手で友人が足を切断する大怪我を負ったことで、シンジはEVAのパイロットを辞めるが、そこに強大な力をもつ第14使徒が現れる。迎撃したアスカの弐号機とレイの零号機も敵わず倒される。その窮地を目にしたシンジは再び自分の意思でEVAに乗ることを決め、使徒と戦い、そして最後はEVA初号機の暴走によって使徒を倒すことに成功する。

しかし第15使徒との戦いにおいてアスカが精神攻撃を受け廃人となり、レイも第16使徒との戦いでEVA零号機とともに自爆し命を落とす。相次いで仲間を失ったシンジの前に新たなパイロット渚カヲルが現れる。シンジはカヲルに対して心を開いていくが、彼こそが最後の(第17の)使徒であった。しかし、アダムと出会うという目的を果たせなかったことでカヲルは自分か人類のいずれか片方しか生き残れないとシンジに説き、シンジの乗るEVA初号機の手で殺されることを願う。シンジは困惑し逡巡するが、カヲルを初号機の手で握殺する。

※ここから先の物語の描写はTV版と劇場版[† 5]で異なる[† 6]

TV版
人類補完計画が発動したことが文字情報のみで示され、その中で絶望し苦悩するシンジの精神世界が描写される。これまでの主要登場人物(カヲルを除く)が次々と現れてシンジに語りかけ、その問答の果てに、シンジは今までとは全く違う世界を見ることになる。何の変哲もない学生生活を送るシンジと登場人物たち。母親(ユイ)も亡くなってはおらず、使徒もEVAも存在しない世界。その世界を見たシンジは「世界は自分次第であらゆる可能性がある」こと、そして「僕はここに居ても良いんだ」と気付く。そして登場人物たちから一同に「おめでとう」と祝福され、シンジは「ありがとう」と言って微笑んだ。
劇場版
全ての使徒を倒したNERVに対し、ゼーレは戦略自衛隊(戦自)を使った武力占拠を開始する。施設が次々と破壊・占拠されていく中、生きる意思を失くしていたシンジは無抵抗のまま戦自隊員に殺されようとしていた。その寸前、ミサトによってシンジは救出され、2人は初号機のケージへと向かう。だが、ケージへの移動中、ミサトは戦自隊員の銃撃に遭って負傷し、シンジにEVAで戦うよう言い残して命を落とす。一方、廃人状態だったアスカは目を覚ましEVA弐号機で戦自の部隊を壊滅させるものの、ゼーレが送り込んだEVA量産機9体に倒されてしまう。シンジを乗せ、翼を現したEVA初号機がアスカの元へと飛ぶ。そこでシンジが見たのは、アスカの乗った弐号機が解体され捕食された惨状だった。シンジは絶叫し、精神を崩壊させる。
EVA初号機を依り代としてサードインパクトが始まり、全人類の肉体は液化し、その魂は「黒き月」に集められた。初号機はレイやカヲルの姿をとる巨人(第2使徒リリス)に取り込まれ、そこでシンジはレイやカヲルに再会するが、シンジは人類が単体の生命となることを望まず、それぞれが個人として存在する従来の世界を望んだ。リリスは首から血を噴き出して倒れる。気がつくとシンジは赤い海に囲まれた白い砂浜にアスカと2人だけで横たわっていた。

このように描写は違うものの、ストーリーは変わらずどちらも補完を否定した結末であり、内面描写のみに留まったTV版に対し、劇場版はその時に実際に現実で起きたことが描かれている。

登場人物[編集]

  • 碇シンジ - 本作の主人公。14歳の少年。EVA初号機の操縦者。サード・チルドレン。
  • 綾波レイ - 14歳の少女。EVA零号機の操縦者。ファースト・チルドレン。
  • 惣流・アスカ・ラングレー - 14歳の少女。EVA弐号機の操縦者。セカンド・チルドレン。
  • 葛城ミサト - NERV戦闘指揮官でシンジらの直属の上司。シンジらの保護者役でもある。29歳。
  • 渚カヲル - ゼーレから派遣された謎の少年。フィフス・チルドレン。

用語[編集]

箱根山地の地形図
  • 第3新東京市 - 芦ノ湖北岸付近に位置する架空の都市。本作の舞台である。
  • 特務機関NERV(ネルフ) - 使徒殲滅を主要任務とする組織。EVAを保有。本部は第3新東京市の地下空間(ジオフロント)に位置する。
  • MAGI(マギ) - NERV本部などに置かれているスーパーコンピュータ。NERV本部には「カスパー」「メルキオール」「バルタザール」の3つから構成されるオリジナルが設置されている。この三つのスーパーコンピュータの名前はイエス・キリストが誕生した時に東方からきた三賢者の名前である。
  • ゼーレ(SEELE) - NERVの上部組織とされる秘密結社
  • 死海文書 - ゼーレが所持する預言書。
  • セカンドインパクト - 2000年9月13日に起きた大災害。公的には大質量隕石の落下が原因だとされている。セカンドインパクトの影響で地軸が捻じ曲がり、日本には四季がなくなり、1年中の状態になっている。
  • 人類補完計画 - NERV、ゼーレが極秘で進めている謎の計画。

エヴァンゲリオン (EVA)[編集]

主人公らの乗る汎用人型決戦兵器。見た目から巨大なロボットのように見えるが、正確にはロボティクスを応用した外部装甲型の人造人間[† 7]であり、「A.T.フィールド」と呼ばれる防御壁を持つことから、使徒に対抗できる唯一の存在とされる。パイロットはEVAとの神経接続を行う「インターフェイス・ヘッドセット」と生命維持等のサポートを行う「プラグスーツ」を着て、コックピットの「エントリープラグ」に乗り込む。エントリープラグはEVAの頸椎部分から挿入され、内部には「L.C.L.」と呼ばれる、肺胞でのガス交換を可能にする液体が満ちている。EVAはパイロットとの神経接続によりコントロールされ、稼働状況は両者の「シンクロ率」により左右される。シンクロ率が低いとEVAは起動せず、逆にシンクロ率が高いときにEVAが外的ダメージを受けると、パイロットにも肉体的影響が出る。パイロットは「母親のいない14歳の子供」から選抜されている[† 8]

機体 補足 機体色 搭乗者 搭乗者コード
零号機・零号機改 試作機 (PROTO TYPE) 山吹色→青(改)黄(通常) 綾波レイ ファースト・チルドレン
初号機 実験機 (TEST TYPE) バイオレット 碇シンジ サード・チルドレン
弐号機 実用機 (PRODUCTION MODEL) レッド 惣流・アスカ・ラングレー セカンド・チルドレン
3号機 実用機 (PRODUCTION MODEL) ダークブルー 鈴原トウジ フォース・チルドレン
4号機 実用機 (PRODUCTION MODEL) シルバーにオレンジライン 真希波・マリ・イラストリアス 不明
5-13号機 量産機 (MASS PRODUCTION MODEL) ホワイト ダミープラグ ダミープラグとしてカヲル

使徒[編集]

NERV本部のある第3新東京市に襲来する、謎の生命体の呼称。作品中で人類に敵対する存在である。EVAと同じくA.T.フィールドをもつ。

番号 呼称 特徴・殲滅方法
第1使徒 アダム 使徒を生み出した「生命の起源」の一つ
第2使徒 リリス 人類を生み出した「生命の起源」の一つ
第3使徒 サキエル 人類の前に、15年ぶりに出現した使徒

エヴァ初号機が暴走したところを、自ら自爆した。

第4使徒 シャムシエル 筒状の身体、鞭状の腕部を持つ使徒

エヴァ初号機が、プログレッシブナイフを使用し、殲滅。

第5使徒 ラミエル 加粒子砲で攻撃する正八面体の使徒

エヴァ初号機およびエヴァ零号機によるヤシマ作戦によってポジトロンスナイパーライフルで殲滅。

第6使徒 ガギエル EVA弐号機の輸送中の国連軍艦隊を襲った魚状の使徒

シンジ、アスカ搭乗のエヴァ二号機と水中戦を行い戦艦のゼロ距離射撃によって殲滅。

第7使徒 イスラフェル 同型の二体に分裂する能力を持つ使徒

一度は敗れるも、エヴァ初号機とエヴァ二号機の見事な連携によって殲滅。

第8使徒 サンダルフォン 浅間山火口において卵状態で発見された使徒

捕まえた後に孵化し、エヴァ二号機と溶岩内にて戦闘。エヴァ初号機が渡したプログレッシブナイフでエヴァ二号機が攻撃して殲滅。

第9使徒 マトリエル 溶解液を放つ蜘蛛のような形をした使徒

縦穴での戦闘で一度ライフルを落としてしまうが、エヴァ3体による役割分担をし、エヴァ初号機がライフルで殲滅。

第10使徒 サハクィエル 衛星軌道上から自らを落下させた使徒

エヴァ3体のATフィールドで受け止めてエヴァ二号機のプログレッシブナイフによって殲滅。

第11使徒 イロウル NERV本部に侵入した微生物状の使徒

イロウルはMAGIに侵入、自爆を命令しようとするが、赤木リツコの逆ハックにより殲滅。

第12使徒 レリエル 空中の球形の影と平面的な身体の使徒

レリエルはエヴァ初号機を取り込むが、エヴァ初号機がレリエル内で暴走し、殲滅。

第13使徒 バルディエル 侵食して融合を図る粘菌状の使徒

エヴァ三号機に侵食して、次々にエヴァ二号機とエヴァ零号機を倒したが、エヴァ初号機のダミープラグの効果により殲滅。

第14使徒 ゼルエル 巨漢な体躯に帯状の腕を持つ最強の使徒

エヴァ3体は倒されてしまうが、エヴァ初号機の覚醒により殲滅。

第15使徒 アラエル 光る鳥のような形状を持つ使徒

エヴァ零号機とエヴァ二号機が発進するもエヴァ二号機は、シンクロ率が低く活動不可、 エヴァ零号機の投げたロンギヌスの槍により殲滅。

第16使徒 アルミサエル 光る二重螺旋の円環構造を持つ使徒

エヴァ零号機に物理的接触するが、エヴァ零号機が自爆し殲滅。

第17使徒 タブリス アダムの魂を宿され人の形をした使徒。ゼーレより送り込まれた人型使徒「渚カヲル」
第18使徒 リリン 「人類」全体を示す

TVシリーズ[編集]

OPに出てくる生命の樹
オープニングアニメ
オープニングテーマ曲『残酷な天使のテーゼ』の旋律に同期したコンテ、特に「フラッシュカット」を多用したキーワードと伏線満載の演出は、当時としては画期的かつ斬新であり、本作の特徴的な演出の一つとしてあげられる[† 9]
サブタイトル
各話のサブタイトルは、黒地に白の極太明朝体の文字列を直角に折り曲げて配置したものである[† 10]。この画面内で文字列を直角に折り曲げるタイポグラフィ的な表示スタイルは映画監督市川崑へのオマージュ。オープニングのクレジットでも監督の庵野秀明のみこの表示スタイルが用いられている。サブタイトル自体にも過去の名作SFへのオマージュが散見される。使われた書体はフォントワークス製のマティスEBである[2]。本放送(放映用バージョン)では、白枠の中にひらがなのタイトル表記がつけられていた[† 11]
アイキャッチ
Bパート開始のアイキャッチでは、英文のサブタイトルが表示される(下表下段に表記)。英語タイトルは、必ずしも日本語タイトルの直訳ではなく、各話の内容に準じたものになっている。
エンディングアニメ
月の光の中、綾波レイが水中で回転するだけのシンプルなものである。テーマ曲はジャズスタンダード・ナンバーである「FLY ME TO THE MOON」。アニメーションのシンプルさに対し、曲は全部で14のバージョンが使われ、色彩も複数のバージョンがある。
次回予告
ED後の次回予告の語り手は全話で葛城ミサト役の三石琴乃が担当しており、締めに多用された「この次もサービス、サービスぅ」のフレーズが人気を博した。ただし物語が終盤に向かうにつれ、このフレーズは使われなくなっていく(第拾七話以降は使われていない)。次回予告の構成は一定でなく、通常のアニメに使われる映像のよりぬきに限らず、オープニングのようなフラッシュカットを使用したものや逆にワンカットで構成したもの、線画や台本、絵コンテのみを使ったものなど多彩である[† 12]
作画監督
下記のように10人の作画監督が参加しており、それぞれの個性が色濃く出ているため、話数によってキャラクターの印象が大きく異なる。またグロス請け担当プロダクションの違いによる画風の差もあり、スタジオジブリのスタッフが担当した第拾壱話は、絵柄だけでなくキャラ描写や話の展開もコミカルでポジティブなものになっている[† 13]
学園エヴァ
TVシリーズ最終話で、物語の「もうひとつの可能性」として示された一種のパラレルワールド
この世界ではシンジは研究所勤めの両親(ゲンドウ、ユイ)と暮らす普通の中学生であり、アスカは世話焼きの幼馴染、レイは明るくお転婆な転校生、ミサトは担任教師という設定である。
この5分に満たない場面が非常に好評だったため、後にこの世界観に基づいたゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』や林ふみのによる同ゲームのコミカライズ版、高橋脩による漫画版『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』が作られた。
放映日
下記の表の日付は、キー局における初回放送日(テレビ愛知では当時別番組を放送していたため、平日朝の遅れ放送だった)。
第拾参話は30分繰り上げで午後5:30からの放送。また、第拾四話のテレビ東京での放映分については、1月3日という放送日の都合(テレビ東京が本来の放送時間に正月特番を放送した)により、同日午前8時30分からの放映[† 14]。そのために放送を見逃した人が多く、その回のみ視聴率が極端に落ち込んでいる。ただし、そのことは事前に考慮されており、当初は第拾参話に予定されていた総集編を第拾四話と入れ替えて製作・放送された[3]
再放送ほか
本作の最終回が衝撃的な形での幕切れとなったことは大きな話題となり、本放送終了後に再放送やビデオなどによる視聴を通じてファンが急増し社会現象にもなった[4]。当時テレビ東京でアニメ部門プロデューサーを担当した東不可止によれば、1997年の劇場版公開前に実施された本作の再放送が深夜帯にかかわらず高い視聴率を記録し、この時間帯に放送されるテレビアニメの商業的価値が注目されるようになった結果、その後の深夜アニメの本格的な隆盛へと繋がったとされる[5][6]。本放送終了後は系列外の放送局でも放映され始め、2009年夏には他系列の民放キー局である日本テレビと準キー局の読売テレビで放送、大阪府以外の近畿広域圏などテレビ東京のネットワークが存在しない地域にも放送が拡大した[7]
視聴率
平均視聴率:7.1%[8]
最高視聴率:10.3%[要出典] - 最終話
最低視聴率:0.9%[9] - 第拾四話[† 15]
再放送平均視聴率(日本テレビ):2.4%
視聴率はすべてビデオリサーチ関東版調べ。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 設定補 放送日 視聴率
第壱話
EPISODE:1
使徒、襲来
ANGEL ATTACK
庵野秀明 摩砂雪
庵野秀明
鶴巻和哉 鈴木俊二 あさりよしとお
きお誠児
今掛勇
1995年
10月4日
6.8%
第弐話
EPISODE:2
見知らぬ、天井
THE BEAST[註 1]
榎戸洋司
庵野秀明
本田雄 あさりよしとお
今掛勇
10月11日 5.3%
第参話
EPISODE:3
鳴らない、電話
A transfer[註 2]
薩川昭夫
庵野秀明
鶴巻和哉
石堂宏之
石堂宏之 細井信宏 あさりよしとお
鶴巻和哉
10月18日 7.1%
第四話
EPISODE:4
雨、逃げ出した後
Hedgehog's Dilemma[註 3]
薩川昭夫[10] 甚目喜一 加賀ツヨシ 重田智 10月25日 5.8%
第伍話
EPISODE:5
レイ、心のむこうに
Rei I
薩川昭夫
庵野秀明
杉山慶一 鈴木俊二 きお誠児 11月1日 7.2%
第六話
EPISODE:6
決戦、第3新東京市
Rei II
摩砂雪 石堂宏之 細井信宏 夢野れい 11月8日 7.7%
第七話
EPISODE:7
人の造りしもの
A HUMAN WORK
榎戸洋司
庵野秀明
杉山慶一
庵野秀明
杉山慶一 鈴木俊二 ヲギ・ミツム 11月15日 5.9%
第八話
EPISODE:8
アスカ、来日
ASUKA STRIKES![註 4]
樋口真嗣 鶴巻和哉 本田雄 前田真宏
ヲギ・ミツム
11月22日 7.6%
第九話
EPISODE:9
瞬間、心、重ねて
Both of You, Dance Like You Want to Win!
薩川昭夫
庵野秀明
水島精二 長谷川眞也 11月29日 7.1%
第拾話
EPISODE:10
マグマダイバー
MAGMADIVER[註 5]
加賀ツヨシ
庵野秀明
加賀ツヨシ
石堂宏之
重田智 きお誠児
ヲギ・ミツム
12月6日 9.5%
第拾壱話
EPISODE:11
静止した闇の中で
The Day Tokyo-3 Stood Still[註 6]
榎戸洋司
庵野秀明
摩砂雪 渡邊哲哉 河口俊夫 12月13日 9.0%
第拾弐話
EPISODE:12
奇跡の価値は
She said, "Don't make others
suffer for your personal hatred."
薩川昭夫
庵野秀明
石堂宏之 重田智 ヲギ・ミツム 12月20日 7.4%
第拾参話
EPISODE:13
使徒、侵入
LILLIPUTIAN HITCHER[註 7]
磯光雄
薩川昭夫
庵野秀明
岡村天斎 黄瀬和哉 磯光雄
黄瀬和哉
12月27日 3.4%
第拾四話
EPISODE:14
ゼーレ、魂の座
WEAVING A STORY
庵野秀明 大塚雅彦
安藤健
1996年
1月3日
0.9%
第拾伍話
EPISODE:15
嘘と沈黙
Those women longed for the touch of
others' lips, and thus invited their kisses.
薩川昭夫
庵野秀明
甚目喜一 羽生尚靖 鈴木俊二 磯光雄 1月10日 6.0%
第拾六話
EPISODE:16
死に至る病、そして[註 8]
Splitting of the Breast[註 9]
山口宏
庵野秀明
鶴巻和哉 長谷川眞也 鶴巻和哉 1月17日 9.1%
第拾七話
EPISODE:17
四人目の適格者
FOURTH CHILDREN
樋口真嗣
庵野秀明
オグロアキラ 大原実 花畑まう 1月24日 7.3%
第拾八話
EPISODE:18
命の選択を
AMBIVALENCE
岡村天斎 黄瀬和哉 1月31日 9.6%
第拾九話
EPISODE:19
男の戰い
INTROJECTION[註 10]
薩川昭夫
庵野秀明
摩砂雪 本田雄 あさりよしとお
摩砂雪
2月7日 8.0%
第弐拾話
EPISODE:20
心のかたち 人のかたち
WEAVING A STORY 2:oral stage[註 11]
庵野秀明 鶴巻和哉
庵野秀明
大塚雅彦 鶴巻和哉 2月14日 7.4%
第弐拾壱話
EPISODE:21
ネルフ、誕生
He was aware that he was still a child.
薩川昭夫
庵野秀明
甚目喜一 石堂宏之 重田智 鈴木俊二 2月21日 7.7%
第弐拾弐話
EPISODE:22
せめて、人間らしく
Don't Be.[註 12]
山口宏
庵野秀明
鶴巻和哉 高村彰 花畑まう 鶴巻和哉 2月28日 7.9%
第弐拾参話
EPISODE:23

Rei III
鶴巻和哉
庵野秀明
増尾昭一 鈴木俊二 鈴木俊二
鶴巻和哉
3月6日 6.9%
第弐拾四話
EPISODE:24
最後のシ者[註 13]
The Beginning and the End, or
"Knockin' on Heaven's Door"
薩川昭夫
庵野秀明
摩砂雪
庵野秀明
摩砂雪 3月13日 6.0%
第弐拾伍話
EPISODE:25
終わる世界
Do you love me?[註 14]
庵野秀明 鶴巻和哉
庵野秀明
鶴巻和哉 本田雄 3月20日 7.7%
最終話
FINALE
世界の中心でアイを叫んだけもの[註 15]
Take care of yourself.[註 16]
摩砂雪
鶴巻和哉
庵野秀明
摩砂雪
鶴巻和哉
3月27日 10.3%
  1. ^ ヨハネの黙示録に出てくる獣。
  2. ^ 英語で「転校生」の意。
  3. ^ 心理学用語の「ヤマアラシのジレンマ=the Porcupine Dilemma」から。ここで使われている「Hedgehog」はハリネズミのことで、英語ではHedgehog's Dilemmaの表記が一般的。
  4. ^ 「strike」は、「攻撃する」と「(えさに食いついた後で釣糸を張って)魚を鉤針にひっかける」をかけている。また、アメリカでは台風上陸時に「(女性名)strikes!」と言い回されるが、それともかけている。
  5. ^ デイヴィッド・ブリンのSF小説『サンダイバー (SUNDIVER)』から。また、唯一日本語と英語のタイトル名が同一の回。
  6. ^ SF映画『地球の静止する日 (The Day the Earth Stood Still)』から。
  7. ^ 小説『ガリヴァー旅行記』に登場する小人族リリパットから。
  8. ^ セーレン・キェルケゴールの著作『死に至る病』から。
  9. ^ 心理学用語「乳房の分裂」から。
  10. ^ 心理学用語「取り込み」から。
  11. ^ 心理学用語「口唇期」から。
  12. ^ 直訳すると「存在するな」のように聞こえるが、実際に英語の会話の中で使われるときには「I'm sorry(ご免なさい)」の返答・否定形として使われ、「自分を責めるな」の意となる。
  13. ^ 「シ者」は、渚カヲルの「渚」の偏と旁を分けたもの。使者、あるいは死者。
  14. ^ ロナルド・D・レインの詩集『DO YOU LOVE ME?』(邦題『好き?好き?大好き?』)から。
  15. ^ ハーラン・エリスンの著作『世界の中心で愛を叫んだけもの』から。
  16. ^ 英語で「お大事に、お体を大切に、(別れ際に)お気をつけて」の意。

放送局[編集]

日本での放送[編集]

1995年10月4日から1996年3月27日にかけて、テレビ東京系列で毎週水曜18時30分から19時[† 16]にテレビ放送された[11]。1997年には深夜帯での再放送が行われ、5%から6%の視聴率を得た[5]

地上波[編集]
放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 脚注
本放送局
関東広域圏 テレビ東京 1995年10月4日 - 1996年3月27日 水曜 18:30 - 19:00 テレビ東京系列 [† 17]
北海道 テレビ北海道
大阪府 テレビ大阪
岡山県・香川県 テレビせとうち
福岡県 TXN九州
遅れネット局
愛知県 テレビ愛知 1995年10月12日 - 1996年4月4日 木曜 7:35 - 8:05 テレビ東京系列 [† 18]
岐阜県 岐阜放送 1996年7月 - 1997年4月 欄外参照[† 19] 独立局
岩手県 IBC岩手放送 1996年6月3日 - 7月8日 平日 5:30 - 6:00 TBS系列
鳥取県
島根県
日本海テレビ - 1996年9月23日 月曜 - 木曜 16:30 - 17:00 日本テレビ系列 [12]
静岡県 テレビ静岡 1996年12月2日 - 1997年2月26日 月曜から木曜の深夜不定期 フジテレビ系列 [† 20]
新潟県 新潟放送 1997年1月11日 - 金曜 25:55 - 26:25 TBS系列 [13]
和歌山県 テレビ和歌山 1997年1月15日 - 7月23日 火曜 17:00 - 17:30 独立局 [13][14]
長崎県 長崎国際テレビ 1997年1月29日 - 火曜 16:00 - 16:30
(後に日曜25:15 - 25:45に変更)
日本テレビ系列 [13][14]
長野県 信越放送 1997年2月15日 - 8月16日 土曜 6:00 - 6:30 TBS系列 [† 21]
石川県 石川テレビ 1997年2月19日 - 4月14日 平日 16:30 - 17:00 フジテレビ系列 [† 22]
山梨県 テレビ山梨 1997年2月26日 - 9月10日 水曜 16:25 - 16:55 TBS系列
大分県 大分放送 1997年3月1日 - 8月30日 土曜 6:00 -
広島県 テレビ新広島 1997年3月10日 - 4月22日 平日 フジテレビ系列
熊本県 熊本放送 不明 月曜 17:30 - 18:00 TBS系列 [12]
鹿児島県 鹿児島放送 1997年3月12日 - 水曜 16:00 - 16:30 テレビ朝日系列 [12]
青森県 青森朝日放送 1997年4月 - 11月 水曜 17:00 - 17:30 [15]
滋賀県 びわ湖放送 - 1997年7月13日 日曜 12:00 - 12:30 独立局 [14]
奈良県 奈良テレビ 日曜 17:00 - 17:30 [14]
三重県 三重テレビ 不明 金曜 18:00 - 18:30 [14]
富山県 富山テレビ - 1997年9月29日 月曜 25:20 - 25:50 フジテレビ系列 [16]
福島県 テレビユー福島 1997年4月1日 - 火曜 24:30 - 25:00 TBS系列 [13]
三重県 三重テレビ 1997年4月4日 - 10月17日 金曜 18:00 - 18:30 独立UHF局
宮城県 仙台放送 1997年7月2日 - 12月22日 金曜 25:15 - 25:45 フジテレビ系列 [† 23]
福井県 福井テレビ 1997年7月15日 - 月曜 - 木曜 10:30 - 11:00 [15]
山口県 テレビ山口 1997年7月22日 - 月曜 - 金曜 10:30 - 11:00 TBS系列 [14]
愛媛県 あいテレビ 1997年7月頃 金曜 26:00 - 26:30 [14]
秋田県 秋田テレビ 1997年11月頃 金曜 16:55 - 17:25 フジテレビ系列 [17]
山形県 山形放送 水曜 25:35 - 26:05 日本テレビ系列 [17]
再放送[編集]
放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 脚注
関東広域圏 テレビ東京 1997年2月1日 - 土曜 26:45 - テレビ東京系列 [13]
1997年7月24日 - 7月27日 深夜不定期 [† 24][18]
北海道 テレビ北海道 1997年1月7日 - 火曜 24:45 - [13]
大阪府 テレビ大阪 1997年1月22日 - 水曜 26時台 - [13]
岡山県・香川県 テレビせとうち 1997年1月11日 - 土曜 26:10 -
日曜 24:30 -
[13]
福岡県 TXN九州 1997年2月3日 - 不明 [13]
愛知県 テレビ愛知 1997年1月10日 - 4月4日 金曜 25:55 - 26:53
岩手県 IBC岩手放送 1997年8月1日 - 8月22日 平日 5:30 - 6:00
14:00 - 14:30
TBS系列 [† 25]
愛媛県 あいテレビ 1999年 - 2000年6月 金曜 25:40 - 26:10(4月まで)
金曜 25:35 - 26:05(5月から)
富山県 富山テレビ 2000年11月 - 2001年5月 火曜 16:00 - 16:30(3月まで)
月曜 26:00 - 26:30(4月から)
フジテレビ系列
関東広域圏 日本テレビ 2009年6月29日 - 8月1日 深夜不定期 日本テレビ系列 [† 26][19]
近畿広域圏 読売テレビ 2009年7月3日 - 8月5日 深夜不定期 [† 27]
岩手県 テレビ岩手 2009年7月15日 - 8月26日 水曜 26:48 - 27:48
土曜 27:15 - 28:15
[20]
愛媛県 南海放送 2009年7月25日 - 土曜 26:00 - 26:30
BS放送[編集]
放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 脚注
日本全域 BS日テレ 2000年12月4日 - 2001年3月26日 月曜 24:00 - 24:30(25:00) BS放送 [† 28]
2000年12月9日 - 2001年 土曜 19:00 - 19:30
2000年12月31日 日曜 11:00 - 23:00
2001年4月 - 9月 月曜 24:00 - 25:00
WOWOW 2003年4月30日 - 5月2日 毎日 22:00 - 26:00
2日のみ 22:00 - 27:00
[21]
BS11 2008年1月5日 - 6月28日 土曜 23:30 - 24:00 [22]
NHK BSプレミアム 2016年9月16日 - 金曜 23:45 - 24:14 HDデジタルリマスター&5.1chサラウンドで放送[23]
CS放送[編集]
放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 脚注
日本全域 AT-X 不明 不明 CS放送 [24]
キッズステーション 2000年1月1日 - 1月3日 毎日 20:00 - 24:00
3日のみ 20:00 - 25:00
2000年1月10日 - 不明
2004年2月17日 - 平日 22:00 - 22時:30
同日 26:00 - 26:30(リピート)
[25]
2004年2月21日 - 土曜 20:30 - 22:00
同日 27:30 - 29:00(リピート)
[25]
2004年8月21日 18:00 - 31:00
ファミリー劇場 2001年2月3日 - 23:00 - 25:00
アニマックス 2005年9月30日 - 金曜 10:30 - 11:30
同日 27:30 - 28:30(リピート)
[26]
2005年12月30日 - 2006年1月5日 毎日 4:00 - 6:00
5日のみ 4:15 - 5:15
2006年3月11日 - 土曜 20:00 -
MTVジャパン 2007年8月1日 - 8月17日 平日 11:00 - 12:00 [27]
2007年8月11日 - 9月2日 土曜 24:00 - 27:00
1日のみ 24:00 - 25:00
2日のみ 12:00 - 15:00
[27]
その他(劇場公開)[編集]
テレビ東京系列 水曜18:30枠
テレビ愛知を除く)
前番組 番組名 次番組
新世紀エヴァンゲリオン
(1995.10.4 - 1996.3.27)
VS騎士ラムネ&40炎
(1996.4.3 - 9.25)
(この作品よりテレビ愛知も同時ネット化)

TVシリーズのバージョン[編集]

この作品には、テレビ東京系列での放映版と第弐拾壱話から第弐拾四話までをソフト化するにあたり以下の4つのバージョンが存在する。なお2003年より発売・レンタルされているリニューアル版DVDには、両方のフォーマットによる第弐拾壱話から第弐拾四話が収録されている。どちらのフォーマットもそれぞれDVDのリニューアルにあたって僅かな変更が加えられているが、基本的な部分はそのままである。

テレビ東京版(テレビ放映版)
テレビ東京系列(TXN)における本放送、および同系列局での再放送で放映されたもの。サブタイトルの際にひらがなのタイトル表記がつけられている。なおVHS・LD化の際には放映版の作画に修正が行われている。中でも第弐拾壱話から第弐拾四話までは大幅な増補・修正が行われたため放映版とは大きく異なっている。テレビ放映版はVHS・LDのテレビ版ビデオ全巻購入者に特典として応募者に大幅な増補・修正が行われる前の第弐拾壱話から第弐拾四話が配布された[† 29]。テレビ放映版については第弐拾壱話から第弐拾四話以外はソフト化されていなかったが2015年8月26日、第弐拾壱話から第弐拾四話以外では初となる全話収録のテレビ放映版がDVD-BOXとして発売された[† 30]
VHS・LD・初期DVD版
VHS・LD化に際してはテレビ東京系列での放映版の作画に修正をして次回予告をテレビ放映時の15秒から30秒に変更[† 31]して収録[† 32]された。なおテレビ東京系列で放映された際にはサブタイトルにひらがなのタイトル表記がついたがVHS・LD化の際にはなくなっている[† 33]。VHS・LD版は第壱話から第弐拾話まで発売されたところで発売が一時休止され、劇場公開後に第弐拾壱話以降の発売が再開される。第弐拾壱話から第弐拾四話までについては劇場版総集編『DEATH』より流用したカット並びに新作カットも一部加えられるなど大幅な増補・修正が行われた。第弐拾四話以降は第弐拾伍話と第25話「Air」、最終話と第26話「まごころを、君に」が併行して収録された。この第25話、第26話は劇場版と同じ内容であるが、劇場版第25話、第26話とは異なる部分がある[† 34]。初期DVDが発売された際にはVHS・LD版に収録されたものが収録された。
リニューアル版DVD

2003年、デジタルリマスター化し音声の5.1chサラウンド化、オープニングとエンディングのスタッフテロップを変更[† 35]、追加音声を収録したリニューアルDVDが発売された。またこれに伴い第弐拾壱話から第弐拾四話については以下の2つに分けられた。なお、2015年8月26日に発売されたBlu-rayBOXのテレビ版の構成はリニューアル版DVDを踏襲している。

  • オンエアフォーマット版
現在のCS放送(インターネット配信を含む)にて放送されているものを「オンエアフォーマット版」と呼ぶ。なおリニューアル版DVDに収録されているオンエアフォーマット版(第弐拾壱話から第弐拾四話)は基本的にビデオフォーマット版の作画を流用している。テレビ東京系列で放映された放映版とは作画が異なるためオンエアフォーマット版ではテレビ東京系列での放映版を視聴することはできない。
  • ビデオフォーマット版
2003年のDVDのリニューアルに際しては第弐拾壱話から第弐拾四話のテレビ版を併行して収録することになった。これに伴いそれまでにソフト化され増補・修正をされていた第弐拾壱話から第弐拾四話を「ビデオフォーマット版」と表記することになり、アイキャッチ時の話数表記に「’」が追加された。また話数表記も劇場版に合わせて漢字からアラビア数字に変更された。(ただしタイトルでの話数表記は従来の漢字表記)これに対して併行して収録されたテレビ版を「オンエアフォーマット版」と表記することになった。ビデオフォーマット版は設定や登場人物の内面描写をより詳しくしたものであり、VHS・LD化の際に増補されたカット並びに新作カットも一部加えられるなど[† 36]内容が豊富であるが、テレビ版であるオンエアフォーマット版とは違い1話25分弱の枠に収まっていないため、話のリズムやテンポに違いがある[32]。次回予告は30秒バージョンとなっていて、エンディングの際には追加シーンのスタッフテロップが入るためオンエアフォーマット版より長くなっている[† 37]。なお初期DVDまでは第弐拾四話以降に第弐拾伍話と第25話「Air」、最終話と第26話「まごころを、君に」が併行して収録されていたがリニューアルDVDには第25話と第26話は収録されていない。

スタッフ[編集]

劇場版シリーズ[編集]

『シト新生』[編集]

1997年3月15日、東映東急系、渋谷東急、新宿東急他 全国東映洋画系ロードショー

テレビシリーズの第弐拾伍話と最終話では語られることのなかった、もう1つのストーリー。全ての使徒が倒されたことで、ヒトの手によるサードインパクトの発現を目指す秘密結社SEELE(ゼーレ)と、それを阻止しようとするNERVの戦いが始まる。

2部構成であり、DEATH編はテレビシリーズの総集編、REBIRTH編は完全新作の第25話前半部分まで。

1998年1月2日、WOWOWでの放送時に、DEATH編をDEATH(TRUE)と改訂したバージョンが放映された。

2015年8月28日、Blu-ray BOX発売記念として『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』(劇場公開版)がTOHOシネマズ新宿で上映された[33]

『Air/まごころを、君に』[編集]

1997年7月19日、東映・東急系、渋谷東急、新宿東急他 全国東映系ロードショー

完全新作の第25話『Air』と第26話『まごころを、君に』(第25話『Air』は『シト新生』のREBIRTH編と重複するところがある)。

2015年8月29日、Blu-ray BOX発売記念として『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』がTOHOシネマズ新宿で上映された[34]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第25話
EPISODE:25'
Air
Love is destructive.
庵野秀明 鶴巻和哉
摩砂雪
樋口真嗣
鶴巻和哉 黄瀬和哉
本田雄
第26話
ONE MORE FINAL:
まごころを、君に
I need you.
庵野秀明 庵野秀明
樋口真嗣
甚目喜一
庵野秀明 鈴木俊二
平松禎史
庵野秀明

『DEATH (TRUE)² / Air / まごころを、君に』[編集]

1998年平成10年3月7日丸の内シャンゼリゼ他 全国洋画系ロードショー。『REVIVAL OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)² / Air / まごころを、君に』。

エヴァンゲリオン劇場版の本来の形とされる映画。『DEATH & REBIRTH』のDEATH編を再々修正した『DEATH (TRUE)²』と『Air / まごころを、君に』からなる。上映時間160分。

劇場版、DVD(初期版とリニューアル版)でのみ『DEATH (TRUE)²』の後に休憩(INTERMISSION、インターミッション)が挿入されている。なおWOWOWでの放映時には、インターミッションや制作会社のロゴなど一部省略された部分があった。

1997年12月20日に、ポスター付き前売り鑑賞券が発売された。

2014年平成26年10月第27回東京国際映画祭の企画である「庵野秀明の世界」において 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)² / Air / まごころを、君に』 が、TOHOシネマズ日本橋で上映された[35]

ヱヴァンゲリヲン新劇場版[編集]

タイトル 公開日 上映
時間
原作
脚本
総監督
監督
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
EVANGELION:1.0
YOU ARE (NOT) ALONE.
2007年
9月1日
98分 庵野秀明 摩砂雪
鶴巻和哉
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
EVANGELION:2.0
YOU CAN (NOT) ADVANCE.
2009年
6月27日
108分
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
EVANGELION:3.0
YOU CAN (NOT) REDO.
2012年
11月17日
95分 摩砂雪
前田真宏
鶴巻和哉
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
EVANGELION:3.0+1.0
未定[36]

劇場版による物語の完結から10年が経過した2007年より開始した、劇場用映画4部作による新シリーズ。シリーズ開始にあたっては、「現在の閉塞した日本アニメ界に新たなムーブメントを起こしたい」との庵野の所信表明が行われた。

第1作『序』は、「現代のアニメ技術によって、TVシリーズの魅力を再確認する」というコンセプトのもと、ストーリーはほぼTVシリーズ第壱話から第六話までに準じている。しかし第2作『破』からは新キャラクターが登場するなど、独自のストーリー展開へと徐々にシフトし、旧世紀版とはまったく異なるストーリーが展開される。

実写映画[編集]

2003年5月20日、カンヌ国際映画祭にて本作品の実写映画の製作が発表された[37]。製作は本作の米国での配給を行ったADVフィルムVFX制作は『ロード・オブ・ザ・リング』『キング・コング』などを手がけたWETAデジタルが担当する[37]。企画発表と同時にWETAの手によるイメージイラストが公表された[38]。2005年12月のフォーチュン誌によれば、ADVは映画製作のために1億ドルから1億2千万ドルの予算が必要だとしている[39]。なお、ガイナックスの発表ではハリウッドで映画化となっているが[37]、インディペンデント系に分類されるADVフィルムによる製作なので(通常ハリウッド映画とはメジャーと呼ばれるアメリカの大手映画製作会社が手がけた作品のことを指す)、正確にはハリウッド映画とはならない(ただし最近ではインディペンデント系のアメリカ製作の映画のこともハリウッド映画と呼ぶことがある)。

2009年9月1日にADVが日本アニメの権利を含む保有資産の大半を売却することを発表、事実上の解体となった。実写化権の行方は言及されず同社による実写化は更に困難になったとみられていたが[40]、プロジェクトのプロデューサーの一人で、映画『EX MACHINA』を手がけたジョセフ・チョウは、2010年2月に「このプロジェクトは現在も進行中であり、書類事務さえクリアされれば2011年にも封切れるものと信じている」と述べている[41]

劇中使用曲[編集]

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルメサイア』より「Hallelujah(第二部終曲)」「Worthy is the Lamb...Amen(第三部終曲)」
第弐拾弐話で使用。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 交響曲第9番第4楽章「歓喜の歌」
第弐拾四話で使用。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007の前奏曲
第拾伍話にて冒頭部分をシンジが弾いている。
BMV1068『管弦楽組曲第3番』より「Air」(『G線上のアリア』)
第25話で使用[† 39]
BMV147『心と口と行いと生活で』より「主よ、人の望みの喜びよ」
第26話で使用[† 40]
BMV147『心と口と行いと生活で』より「主よ、人の望みの喜びよ」(ストリングスバージョン)
第26話エンディングテーマ[† 41]
『You are the only one』(歌 - 三石琴乃)
作詞・作曲 - 松浦有希 / 編曲 - 池間史規
第弐・九話のコンビニエンスストアで流れている。アルバムCD『Lilia 〜from Ys〜』(1992年)に収録。
『蒼いレジェンド』(歌 - 三石琴乃)
作詞・作曲 - 松浦有希 / 編曲 - 大森俊之
第九話でシンジが聴いているS-DATから流れている。アルバムCD『Lilia 〜from Ys〜』に収録。
『遠い空の約束』(歌 - 三石琴乃)
作詞・作曲 - 松浦有希 / 編曲 - 大森俊之
アルバムCD『Lilia 〜from Ys〜』に収録。
『両手いっぱいの夢』(歌 - 奥井雅美)
作詞 - 有森聡美 / 作曲 - 工藤崇 / 編曲 - 奥井雅美
シングルCD『REINCARNATION』(1994年)に収録。
『Bay side love story -from tokyo-』(歌 - 奥井雅美)
作詞・作曲 - 奥井雅美
第四話の新箱根湯本駅で流れている。また、第拾弐話のラーメンを食べる場面でラジオから流れている。『Gyuu』(1995年)に収録。
『FACE』(歌 - 奥井雅美)
作詞 - 有森聡美 / 作曲・編曲 - 大平勉
第四話の最後の場面で使用。『Gyuu』に収録。
『不思議な夜』(歌 - 奥井雅美)
作詞・作曲 - 奥井雅美 / 編曲 - 矢吹俊郎
第弐拾弐話でラジオから流れている。
フェリックス・メンデルスゾーン 劇付帯音楽『夏の夜の夢』 作品61 より『結婚行進曲』
第拾伍話の結婚式の場面で使用されている。
てんとう虫のサンバ』(歌 - 緒方恵美、宮村優子、長沢美樹、岩男潤子)
作詞 - さいとう大三 / 作曲 - 馬飼野俊一 / 編曲 - キングオーケストラK.V.G
第拾伍話の結婚式の場面で使用されている。アルバムCD『NEON GENESIS EVANGELION ADDITION』に収録。
THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS-(SHORT VERSION)- (歌 - LOREN & MASH)
作詞 - MASH / 作曲 - Shiro SAGISU
第25話エンディングテーマ[† 42]
Komm, süsser Tod〜甘き死よ、来たれ - (歌 - ARIANNE)
作詞 - Hideaki ANNO(庵野秀明)、英訳:Mike WYZGOWSKI / 作曲 - Shiro SAGISU
第26話挿入歌[† 43]

主題歌[編集]

オープニングテーマ - 『残酷な天使のテーゼ
歌 - 高橋洋子 / 作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 佐藤英敏 / 編曲 - 大森俊之
本曲とオープニングフィルムの制作指揮は、大月俊倫キングレコード[42]
エンディングテーマ - 『FLY ME TO THE MOON
歌 - CLAIRE / 作詞・作曲 - Bart Howard / 編曲 - Toshiyuki Ohmori

リリース[編集]

VHS、LD[編集]

巻数 発売日 規格品番 収録話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:0 IN THE BEGINNING 1995年12月21日 (VHS)KIVA-248 (特別先行編)設定、制作過程、制作スタッフのインタビューなど
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:0' THE LIGHT FROM THE DARKNESS 1997年1月25日 (VHS)- 劇場版「シト新生」予告編、特報など[† 44][43]
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:1 1996年2月3日 (VHS)KIVA-249・(LD)KILA-149 第壱話、第弐話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:2 1996年3月6日 (VHS)KIVA-250・(LD)KILA-150 第参話、第四話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:3 1996年4月5日 (VHS)KIVA-251・(LD)KILA-151 第伍話、第六話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:4 1996年5月2日 (VHS)KIVA-252・(LD)KILA-152 第七話、第八話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:5 1996年6月5日 (VHS)KIVA-253・(LD)KILA-153 第九話、第拾話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:6 1996年7月5日 (VHS)KIVA-254・(LD)KILA-154 第拾壱話、第拾弐話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:7 1996年8月7日 (VHS)KIVA-255・(LD)KILA-155 第拾参話、第拾四話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:8 1996年9月5日 (VHS)KIVA-256・(LD)KILA-156 第拾伍話、第拾六話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:9 1996年10月2日 (VHS)KIVA-257・(LD)KILA-157 第拾七話、第拾八話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:10 1996年12月5日 (VHS)KIVA-258・(LD)KILA-158 第拾九話、第弐拾話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:11 1998年2月4日 (VHS)KIVA-259・(LD)KILA-159 第弐拾壱話、第弐拾弐話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:12 1998年7月3日 (VHS)KIVA-260・(LD)KILA-160 第弐拾参話、第弐拾四話
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:13 1998年8月12日 (VHS)KIVA-261・(LD)KILA-161 第弐拾伍話、第25話「Air」
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:14 1998年9月9日 (VHS)KIVA-311・(LD)KILA-311 最終話、第26話「まごころを、君に」
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:X - (VHS・LD)3SLG2 第弐拾壱話、第弐拾弐話、第弐拾参話、第弐拾四話[† 45]
エヴァンゲリオン交響楽 1998年9月9日 (VHS)KIVA-339・(LD)KILA-339 ミュージックビデオ
新世紀エヴァンゲリオン劇場版BOX 1998年12月23日 (VHS)KIVA-9401~9402
(LD)KILA-9401~9404
劇場版「シト新生」[† 46]、劇場版「Air/まごころを、君に」

初期DVD[編集]

巻数 発売日 規格品番 収録話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 1 1997年7月19日 KIBA 1・GDVD-001 第壱話 - 第四話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 2 1997年8月21日 KIBA 2・GDVD-002 第伍話 - 第八話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 3 1997年9月26日 KIBA 3・GDVD-003 第九話 - 第拾弐話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 4 1997年10月22日 KIBA 4・GDVD-004 第拾参話 - 第拾六話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 5 1997年12月22日 KIBA 5・GDVD-005 第拾七話 - 第弐拾話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 6 1998年11月22日 KIBA 6・GDVD-006 第弐拾壱話 - 第弐拾四話
新世紀エヴァンゲリオン Volume 7 1999年1月22日 KIBA 7・GDVD-007 第弐拾伍話、最終話、第25話「Air」、第26話「まごころを、君に」
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 1999年9月22日 KIBA 105~6・GDVD-008~9 劇場版「シト新生」[† 47]、劇場版「Air/まごころを、君に」
新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 上巻 2000年11月15日 GDVD-001、002、003 第壱話 - 第拾弐話
新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 中巻 2001年2月21日 GDVD-004、005、006-2 第拾参話 - 第弐拾四話[† 48]
新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 下巻 2001年6月22日 GDVD-007-2、008、009 第弐拾伍話 - 最終話[† 49]、劇場版「シト新生」[† 50]、劇場版「Air/まごころを、君に」[† 51]

リニューアルDVD[編集]

巻数 発売日 規格品番 収録話
NEON GENESIS EVANGELION 01 TEST-TYPE 2003年3月26日 KIBA-1000 第壱話、フルサイズOP・EDほか
NEON GENESIS EVANGELION Vol.01 2003年7月24日 KIBA-1001 第壱話 - 第四話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.02 2003年7月24日 KIBA-1002 第伍話 - 第八話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.03 2003年8月27日 KIBA-1003 第九話 - 第拾弐話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.04 2003年8月27日 KIBA-1004 第拾参話 - 第拾六話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.05 2003年9月26日 KIBA-1005 第拾七話 - 第弐拾話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.06 2003年9月26日 KIBA-1006 第弐拾壱話、第弐拾弐話、第21話、第22話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.07 2003年10月22日 KIBA-1007 第弐拾参話、第弐拾四話、第23話、第24話
NEON GENESIS EVANGELION Vol.08 2003年10月22日 KIBA-1008 第弐拾伍話、最終話
THE FEATURE FILM NEON GENESIS EVANGELION
:DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に
2003年11月27日 KIBA-1009~1010 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に
THE FEATURE FILM NEON GENESIS EVANGELION
DTS COLLECTORS Edition
2004年11月3日 KIBA-1209~1210 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX[44] 2003年6月25日 KIBA 91001~91010
SDG 10008
第壱話 - 最終話、第21話 - 第24話、DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX〈復刻版〉[45] 2007年4月23日 不明 第壱話 - 最終話、第21話 - 第24話、DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX '07 EDITION 2007年8月1日 KIBA-90401 第壱話 - 最終話、第21話 - 第24話、DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に
日テレ限定 新世紀エヴァンゲリオンDVDボックス[46] - 不明 第壱話 - 最終話、第21話 - 第24話、DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に

その他DVD[編集]

巻数 発売日 規格品番 収録話
新世紀エヴァンゲリオン 2004年6月2日 同名ゲームインタラクティブDVD
CR新世紀エヴァンゲリオン 2005年6月11日 パチンコ攻略DVD
NEON GENESIS EVANGELION MUSIC&REMIX DVD ツインパック 2006年8月13日 音楽DVD、初回限定版
NEON GENESIS EVANGELION MUSIC DVD 2006年8月23日 音楽DVD
NEON GENESIS EVANGELION remix 2006年8月23日 音楽DVD
新世紀エヴァンゲリオンTV放映版DVDBOX
ARCHIVES OF EVANGELION
2015年8月26日 KIBA-92191~92198 第壱話 - 最終話[† 52]、劇場版「シト新生」[† 53]

Blu-ray[編集]

巻数 発売日 規格品番 収録話
新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX
NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX
2015年8月26日 KIXA-90501~90510 第壱話 - 最終話・第21話 - 第24話、第25話「Air」、第26話「まごころを、君に」
劇場版「シト新生」[† 54]、劇場版「Air/まごころを、君に」、DEATH (TRUE)2/Air/まごころを、君に

CD(シングル)[編集]

CD(アルバム、サントラ)[編集]

アニメ以外のメディアにおける関係作品[編集]

漫画[編集]

いずれの作品も、原作は「カラー」(当初は「GAINAX」であったが、2006年より「カラー」が加わり「GAINAX・カラー」、2014年11月から「カラー」単独となった)。

新世紀エヴァンゲリオン(漫画版)[編集]

貞本義行によるコミカライズ(漫画化)作品。通称は貞本エヴァ[47]。話数表記は「STAGE.○○」。『月刊少年エース』にて、アニメに先行する形で1995年2月号から連載開始された。2009年3月に、新たに創刊される角川の漫画雑誌『ヤングエース』への移籍が発表された。2009年7月より同誌で連載が再開され、2013年7月号で完結した。単行本は全14巻。13巻までで累計2300万部[48]。 2014年11月20日発売の第14巻【プレミアム限定版】は、週間売上30.7万部で首位を獲得し有終の美を飾った[49]

連載当初のタイトルには『新世紀』がついておらず、月刊少年エース1995年9月号からタイトルが『新世紀エヴァンゲリオン』になった。本作が、創刊当初の同誌を牽引する作品となった[50]。連載当初は毎号掲載されていたが、アニメ終了後から1年以上の長期休載が3度あり、順調でも隔月掲載ペースなど、原作のある漫画としては進行が遅かった。このため単行本も2年から3年に1冊刊行のペースとなった。長期休載については「劇場版などの制作の参加」「他のアニメの仕事」などが理由であり、『笑っていいとも』に出演した『少年エース』の担当編集者が「(原稿が間に合わないときは)あきらめる」と諦念を吐露している[51]。2013年6月4日発売の『ヤングエース』7月号で最終回を迎え、足かけ19年の長期連載作品となった。その最終回が掲載された号は完売が続出し、8月号で再掲載に至った[52]

「漫画版」と称されてはいるがアニメの原作ではなく、TVアニメシリーズと旧劇場版(第25話・第26話)の原案・脚本を元にしたコミカライズ作品である[53]。また、『ヤングエース』での再開前に雑誌の公式サイトで公開された作者インタビュー記事では「あくまでTVシリーズと旧劇場版をコミカライズしたもの」であるため新劇場版の追加要素を入れるつもりはない旨を語っていた[54]。基本線はアニメを踏襲しつつも、コミカライズにあたり執筆を手掛ける貞本によって、ストーリー進行やキャラクターの性格に独自の解釈がなされ再構成されている[† 56]。特に渚カヲルに関しては登場時期やシンジとの関係性、性格なども大幅に変更されている。漫画版ではサンダルフォン、マトリエル、イロウル、レリエルの4体の使徒が削られているため、使徒の数は(リリン=人類を除き)全13体である。終盤の展開は旧劇場版『Air/まごころを、君に』を基にしているが、結末はシンジが再生された世界で未来へ歩み出すという独自の物になっている。なお単行本最終巻では、本編終了後に番外編(EXTRA STAGE)として大学時代の碇ユイと六分儀ゲンドウ。そして新劇場版に登場した真希波マリを描いた1話読み切りの短編描き下ろしエピソード「夏色のエデン」が追加された。

貞本はこの漫画版執筆のために、原作アニメにはキャラクターデザインと作画の一部しか関わっていない[55]。ただし初期には、アイデア出しなどで第6話までは何らかの形でかかわっている[56]。また、第24話は作画監修をしている。

アメリカでは、ビズメディアより複数のバージョンで刊行されている。まず初めに通常版第1期が1998年12月6日から2003年5月にかけて第1〜7巻まで発行された。次にSpecial Collector's Editionが2002年2月1日から2003年5月にかけて第1〜7巻まで発行された。現在広く手に入るものは通常版第2期リリースのものであり、こちらは第1〜11巻まで発行されている(2004年3月24日 - )。基本的にはアメリカ版の表紙は日本版と同じものが使われているが、通常版第2期の第2巻の表紙のみ日本版とは違うものが使われている。台湾では、台湾東販から第6巻まで出版された後、台湾国際角川書店に版権が回収され、以降は同社より出版されている。

備考
  • 1999年5月発売の『新世紀エヴァンゲリオン コミック総集編』(角川書店)には、第1〜29話までが収録された。
  • 2003年8月発売の『月刊少年エース増刊 エヴァ・エース』(角川書店)には、第57〜60話までが収録された。
  • 2007年8月発売の『新世紀エヴァンゲリオン 特別総集編』(角川書店)には、第1〜12話までが収録された。
  • 2009年6月発売の『新世紀エヴァンゲリオン総集編2009』(角川書店)には、第13〜26話までが収録された。
  • 『月刊少年エース』2006年5月号に第1話が再掲載された。
  • 『ヤングエース』Vol.8の付録に第77話が再掲載された。
  • 『ヤングエース』2013年8月号に最終話が再掲載された。
  • 単行本の第4巻までは主要スタッフと出演声優のコメントが収録されている。
  • 第7・9巻でフィギュア付きの初回限定版が発売された(第7巻は「アスカ」と「レイ」、第9巻は「レイ」[8])。
書籍情報
単行本 収録内容 初出
1. 使徒、襲来 STAGE.1 使徒、襲来 月刊少年エース1995年2月号
STAGE.2 再会… 月刊少年エース1995年3月号
STAGE.3 初号機、出撃(リフト・オフ) 月刊少年エース1995年4月号
STAGE.4 沈黙… 月刊少年エース1995年5月号
STAGE.5 光の淵に見たもの 月刊少年エース1995年6月号
STAGE.6 ボクハナク 月刊少年エース1995年7月号
2. ナイフと少年 STAGE.7 閉じゆく心 月刊少年エース1995年8月号
STAGE.8 シンジご機嫌ななめ 月刊少年エース1995年10月号
STAGE.9 マニアの受難 月刊少年エース1995年11月号
STAGE.10 ナイフと少年 月刊少年エース1995年12月号
STAGE.11 さまよえるサード・チルドレン 月刊少年エース1996年1月号
STAGE.12 やさしさの輪郭(かたち) 月刊少年エース1996年2月号
3. 白い傷跡 STAGE.13 白い傷跡 月刊少年エース1996年3月号
STAGE.14 歪んだ部屋 月刊少年エース1996年5月号
STAGE.15 紅い瞳の信じるものは 月刊少年エース1996年6月号
STAGE.16 棄てられた記憶 月刊少年エース1996年7月号
STAGE.17 決戦前夜 月刊少年エース1996年8月号
STAGE.18 血戦! 月刊少年エース1996年9月号
STAGE.19 闇の中の月 月刊少年エース1996年10月号
4. アスカ、来日 STAGE.20 アスカ、来日 月刊少年エース1997年1月号
STAGE.21 招かれざる者 月刊少年エース1997年3月号
STAGE.22 アスカ攻撃(アタック) 月刊少年エース1997年5月号
STAGE.23 トライ・アゲイン 月刊少年エース1997年6月号
STAGE.24 不協和音(ディソナンス) 月刊少年エース1997年7月号
STAGE.25 Shall we dance? 月刊少年エース1997年8月号
STAGE.26 瞬間、心、重ねて 月刊少年エース1997年9月号
5. 墓標 STAGE.27 パーティー 月刊少年エース1998年1月号
STAGE.28 傷跡をたどれば 月刊少年エース1998年3月号
STAGE.29 墓標 月刊少年エース1998年5月号
STAGE.30 受け止めろ 重力攻撃
(Catch the G-shock!)
月刊少年エース1999年7月号
STAGE.31 ネルフ、停電 月刊少年エース1999年8月号
STAGE.32 真実の深淵 月刊少年エース1999年9月号
STAGE.33 アクアリウム 月刊少年エース1999年10月号
6. 四人目の適格者 STAGE.34 四人目の適格者 月刊少年エース1999年12月号
月刊少年エース2000年2月号[† 57]
STAGE.35 光(ヒカリ)、そして影 月刊少年エース2000年3月号
STAGE.36 告白 月刊少年エース2000年4月号
STAGE.37 ギフト 月刊少年エース2000年7月号
STAGE.38 迎撃 月刊少年エース2000年8月号
STAGE.39 ダミーシステム 月刊少年エース2000年9月号
STAGE.40 黄昏を黒に染めて… 月刊少年エース2000年11月号
7. 男の戦い STAGE.41 フィスト 月刊少年エース2001年1月号
STAGE.42 灰色の空 月刊少年エース2001年2月号
STAGE.43 尋問 月刊少年エース2001年5月号
STAGE.44 贖罪 月刊少年エース2001年6月号
STAGE.45 男の戦い 月刊少年エース2001年7月号
STAGE.46 覚醒・前編 月刊少年エース2001年8月号
STAGE.47 覚醒・後編 月刊少年エース2001年10月号
STAGE.48 消滅 月刊少年エース2001年11月号
8. MOTHER STAGE.49 …Kiss. 月刊少年エース2002年2月号
STAGE.50 心の中へ… 月刊少年エース2002年3月号
STAGE.51 MOTHER 月刊少年エース2002年4月号
STAGE.52 回想 月刊少年エース2002年6月号
STAGE.53 光の巨人 月刊少年エース2002年7月号
STAGE.54 ネルフ誕生 月刊少年エース2002年9月号
STAGE.55 伝言 月刊少年エース2002年10月号
STAGE.56 ジェラシー 月刊少年エース2002年11月号
9. フィフス・チルドレン STAGE.57 フィフス・チルドレン 月刊少年エース2003年2月号
STAGE.58 拒絶 月刊少年エース2003年4月号
STAGE.59 プライド 月刊少年エース2003年6月号
STAGE.60 ドール 月刊少年エース2003年9月号
STAGE.61 ロンギヌスの槍 月刊少年エース2003年11月号
STAGE.62 distance 月刊少年エース2003年12月号
STAGE.63 応戦 月刊少年エース2004年2月号
10. 涙 STAGE.64 涙 月刊少年エース2005年2月号
STAGE.65 ひとつになりたい 月刊少年エース2005年4月号
STAGE.66 心届かず 月刊少年エース2005年6月号
STAGE.67 ねじれた夜 月刊少年エース2005年8月号
STAGE.68 交錯 月刊少年エース2005年10月号
STAGE.69 汚れた血 月刊少年エース2005年12月号
STAGE.70 虚無の群れ 月刊少年エース2006年1月号
11. 手のひらの記憶 STAGE.71 アダムの末裔 月刊少年エース2006年6月号
STAGE.72 最後のシ者 月刊少年エース2006年8月号
STAGE.73 辿りついた境界線 月刊少年エース2006年10月号
STAGE.74 手のひらの記憶 月刊少年エース2006年12月号
STAGE.75 欠けた心 月刊少年エース2007年1月号
STAGE.76 最後の敵 月刊少年エース2007年2月号
月刊少年エース2007年3月号[† 58]
12. 父と子 STAGE.77 GENOCIDE 月刊少年エース2007年12月号[† 59]
STAGE.78 父と子 ヤングエースVol.1
STAGE.79 約束の時 ヤングエースVol.2
STAGE.80 邂逅 ヤングエースVol.3
ヤングエースVol.4[† 60]
STAGE.81 空よりの敵 ヤングエースVol.5
STAGE.82 The last instruction ヤングエースVol.6
STAGE.83 呼応 ヤングエースVol.7
13. Calling STAGE.84 Calling ヤングエース2011年5月号
ヤングエース2011年6月号[† 61]
STAGE.85 裏切り ヤングエース2011年9月号
STAGE.86 儀式の始まり ヤングエース2011年10月号
STAGE.87 拒絶 ヤングエース2011年12月号
STAGE.88 黒き月 ヤングエース2012年1月号
STAGE.89 face to face ヤングエース2012年2月号
ヤングエース 2012年3月号[† 62]
STAGE.90 夏の追憶 ヤングエース2012年4月号[† 63]
14.旅立ち
  • (通常版) 2014年11月26日発行
  • (限定版) 2014年11月20日発行  
STAGE.91 光還る処へ ヤングエース2012年10月号
STAGE.92 バースデイ ヤングエース2012年11月号
STAGE.93 生命(いのち)の海 ヤングエース2013年1月号
ヤングエース2013年2月号[† 64]
STAGE.94 掌 ヤングエース2013年3月号
ヤングエース2013年5月号[† 65]
STAGE.95 ありがとう∞さようなら ヤングエース2013年6月号
LAST STAGE 旅立ち ヤングエース2013年7月号
EXTRA STAGE 夏色のエデン 単行本描き下ろし
  • 新世紀エヴァンゲリオン 公式ガイドブック(2011年4月、ISBN 978-4047156715

新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd[編集]

  • 画:林ふみの
  • 月刊Asuka』(角川書店)で連載された(連載期間:2003年10月号 - 2005年11月号)。単行本全6巻。
  • アメリカでは『ANGELIC DAYS』の題名でADV Mangaより刊行された(2006年4月30日 - 2007年8月31日、全6巻)。その他、タイ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、メキシコ、アルゼンチン、ブラジルで出版されている。
  • 「学園エヴァ」を舞台にした同名ゲームを大幅に再構成して少女漫画化した作品。レイのキャラクターはテレビ版最終話に登場したレイとも異なる独自のもの。
  • ゲームから離れた完全オリジナルの第二部ではゲンドウとユイの中学生時代(本作では両人は同い年の設定)が描かれた。
  • 第三部は2名のキャラクター毎に焦点を当てたオムニバス方式による第一部の後日談。第一部では描ききれなかったミサト・加持、リツコにスポットを当て、また、子どもから大人に変わりゆく「チルドレン」の姿を描く。
  • 月刊少年エース』に2回外伝(2005年6月号、9月号)が掲載された。

新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画[編集]

  • 画:高橋脩
  • 月刊少年エース』で連載された(連載期間:2005年6月号- 2016年4月号)。単行本既刊14巻。
  • アメリカではダークホースコミックスより2009年夏から順次刊行されている。
  • 同名ゲーム内のストーリーラインの1つである「キャンパス編」の漫画化。こちらも舞台は「学園エヴァ」だがコメディ色が濃く、恐妻家で親馬鹿なゲンドウなどが登場する。
  • 本作品の連載前の『月刊少年エース』2004年12月号に、高橋による「碇シンジ育成計画」のレビューコミック『シンジくんのチョコ補完計画』が掲載されていた。
  • 単行本は第10巻までで累計300万部[57]

ぷちえう゛ぁ[編集]

  • 画:濱元隆輔
  • 『月刊少年エース』で連載された(連載期間:2007年7月号 - 2009年11月号)。単行本全2巻。
  • ガイナックス、角川書店の公認パロディ作品となる4コマ漫画。初号機を含むデフォルメ化されたキャラクターによる学園コメディ漫画。
  • また、『ケロケロエース』(角川書店)で、『ぷちえう゛ぁ ぼくら探検同好会』とのタイトルで連載がされていた(連載期間:創刊号 - 2009年7月号)。画:おおぞらまき。単行本全1巻。

新世紀エヴァンゲリオン 学園堕天録[編集]

  • 画:眠民
  • 『月刊Asuka』で連載された(連載期間:2007年10月号 - 2009年10月号)。単行本全4巻。
  • これまでのスピンオフ漫画と同様に舞台は学園だが、内容はこれまでのラブコメ漫画とは一線を画したファンタジー漫画である。「学園エヴァ」の設定はほとんど用いられず、エヴァ本編の設定とも大きく異なる漫画となっている。

エヴァX-学園不可思議伝-[編集]

  • 画:山下てつお と GB・プランニング
  • ケロケロエース』で連載された(連載期間:2010年3月号 - 2013年1月号)。
  • 「エヴァX」は「エヴァックス」と読む。
  • 「エヴァンゲリオン」シリーズではあるものの、世界観、キャラがまったく異なる。
  • 子供向け雑誌ではあるがお色気の描写もまれに見られる。

新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ探偵日記[編集]

  • 画:吉村工
  • 『月刊Asuka』で連載された(連載期間:2010年4月号 - 2011年1月号)。単行本全2巻。
  • 同作のキャラクターを使用しながら原作の世界観とは異なる斬新な設定である。加持の探偵事務所の助手として働きながら依頼解決にいそしむコメディ漫画。
  • 本作での「エヴァ」とは、人型兵器ではなく、特殊な宝石の力によって生まれたスタンドのような存在である。

新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説[編集]

  • 画:河田雄志×行徒
  • 『ヤングエース』で現在連載中(連載開始:2014年5月号)。

新世紀エヴァンゲリオン コミックトリビュート[編集]

エヴァンゲリオン四コマ全集[編集]

新世紀エヴァンゲリオン エヴァ&エヴァ2アンソロジー[編集]

4コママンガ劇場[編集]

奇跡の勝ちは[編集]

  • 画:吉田小梅
  • 監修:GAINAX
  • 出版:綜合図書
  • 月刊誌『パチプロ7』(綜合図書)にて現在連載中。単行本既刊7巻。
  • パチンコCR新世紀エヴァンゲリオン シリーズを題材にした漫画。
  • しばしば他のパチンコ雑誌にも出張掲載される(月刊エヴァ5thなど)。
  • 単行本の表紙には「GAINAX公認」の一文がある。
  • 最上さくらの出玉補完計画 奇跡の勝ちは(2006年10月20日、ISBN 978-4-91545-088-4
  • 最上さくらの出玉補完計画 奇跡の勝ちは 〜出玉暴走編〜(2007年10月5日、ISBN 978-4-86298-011-3
  • 最上さくらの出玉補完計画 奇跡の勝ちは 〜さくら覚醒編〜(2008年7月17日、ISBN 978-4-86298-023-6
  • 最上さくらの出玉補完計画 奇跡の勝ちは 〜新生編〜(2009年1月30日、ISBN 978-4-86298-039-7
  • 最上さくらの出玉補完計画 奇跡の勝ちは 〜ユニゾン編〜(2009年10月16日、ISBN 978-486298044-1
  • 最上さくらの出玉補完計画 奇跡の勝ちは 〜最後のシ者編〜(2009年12月18日、ISBN 978-4862980489
  • 最上さくらの出玉補完計画 奇跡の勝ちは 〜終結の園編〜(2010年5月21日、ISBN 978-4862980502

小説[編集]

彼方の待ち人[編集]

  • 作・山下いくと
  • 『それをなすもの 「新世紀エヴァンゲリオン」コンセプトデザインワークス』(角川書店)に収録。
  • TVシリーズ終了後、劇場版の制作にあたって山下が庵野に提出した劇場版オリジナル小説。
  • 最後の使徒殲滅後に造られた「フォウチュン」と呼ばれるEVAにより、世界規模の精神汚染が引き起こされた世界を舞台とする。

エヴァンゲリオン ANIMA[編集]

  • 製作総指揮:山下いくと
  • キャラクターデザイン:うたたねひろゆき
  • ノベライズ:陰山琢磨
  • 電撃ホビーマガジン』で現在連載中(連載開始:2008年1月号)。
  • TVアニメ第弐拾四話終了時からの分岐ストーリーであり、人類補完計画が発動しなかった世界の3年後を描く。バンダイとの協力で新型EVA初号機などのフィギュアを中心に展開にされる。エヴァンゲリオン唯一の公認小説でもある。バンダイより主役メカのスーパーエヴァンゲリオンが発売された。

ゲーム[編集]

複数のプラットフォームから発売されている作品は、その最初のプラットフォームの発売日、体感型は初回開催期間のみ表記。

パチンコ・パチスロ[編集]

メーカーは全てフィールズビスティ

パチンコ[編集]

 (詳細は「CR新世紀エヴァンゲリオン」も参照)

パチスロ[編集]

 (詳細は「パチスロ」も参照)

批評[編集]

他の作品からの影響[編集]

監督の庵野は学生時代に『宇宙戦艦ヤマト』と『機動戦士ガンダム』のアニメブームを体験している。『宇宙戦艦ヤマト』に関しては庵野作品全般に、オマージュととれるシーンが存在する。『機動戦士ガンダム』に関しては庵野自身『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のメカニックデザインを担当していた。また、『逆襲のシャア』に関してはスタッフにインタビューした同人誌を出版している。1993年放送の『機動戦士Vガンダム』を庵野は高く評価しており、VガンダムのDVDブックレットに、「この作品にハマらなかったら僕は『新世紀エヴァンゲリオン』を作る前にアニメを辞めてたかもしれない、あるいは『エヴァ』みたいなものを作る気にはならなかったと思う」と語っている。実際にこの2作品の主人公の名前が嘘と真実をもじったウッソとシンジであったり、父との確執や人類を強制睡眠状態にして滅亡させる計画、一部キャラクターデザインや設定の類似など、いくつかの影響もみられる。本作の第1話は『機動戦士ガンダム』の第1話を強く意識しており、庵野はガンダムの1話を全て時系列またはチャートにまとめ、それをホワイトボードに書き出し、「これには敵わない、完璧だ」と発言している。第1話で主人公が巨大ロボットに乗り込むことや、主人公の父が科学者であることなど『マジンガーZ』から続くロボットアニメお約束も意識している。

庵野は学生時代に設立したダイコンフィルム時代に、自主制作映画帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令』の中で『ウルトラマン』を演じたり、『愛国戦隊大日本』のメカニックデザインを担当するなど、特撮マニアであり、エヴァには特撮作品からの影響もみられる。特に影響が大きいのは『ウルトラマン』からであり、EVAの活動限界設定や身長設定などに影響がみられる。

最も影響を受けたのは宮崎駿の『風の谷のナウシカ』であり、エヴァンゲリオンのデザインや、アスカの過去(母に棄てられる。母は代わりに人形を愛する)などにそれが見られる。

庵野は一時期同人誌を集めるほどに『美少女戦士セーラームーン』にハマっていた。そのため『美少女戦士セーラームーン』の登場人物・月野うさぎの声優を務めた三石琴乃葛城ミサトの声優に起用したり、綾波レイの名前が火野レイより採られている。また、緒方恵美が『美少女戦士セーラームーン』の劇場版第1作目地場衛の少年時代の役で出演しており、その演技を見て、本作の主人公・碇シンジ役に決定したと語っている。その他、プライベートでも親交のある『美少女戦士セーラームーン』の主要スタッフの一人である幾原邦彦渚カヲルのモデルとしている。

また、庵野は永井豪作品からの影響も認めている[62]。劇場版制作の際に「エヴァのラストはデビルマンになるしかないんです」と発言している。また、EVAの本来の力が拘束具で抑えられているという設定は、『バイオレンスジャック』のスラムキングを意識してのものである[63]

当時の庵野の頭の中では、本作は1990年から1991年に日本放送協会(NHK)で放送された『ふしぎの海のナディア[† 66]に準じた世界観上にある続編的物語であった[64]。この案は結局、ナディアの権利を所有するNHKからの版権許可が得られなかったために実現しなかったが『エヴァ』の初期の企画書でも『ナディア』の敵役「ガーゴイル」が、ブルーウォーターの閃光に触れてになってしまったことと「セカンドインパクト」は同種の現象であり、「セカンドインパクト」は「死海蒸発事件」という名になっていた他、初期案では特務機関ネルフの前身機関であるゲヒルンはネオアトランティスの残党の予定だった。また、レッドノア内部にはエヴァンゲリオンの素体を思わせる巨人(アダム)や、それらの骨格、部品などが随所に多く見られる。『ナディア』最終回では、16個の白い球体(爆発したレッドノアの光玉がそのように見える)が衛星軌道上から地球各地に飛び散っていくシーンがある(使徒は全部で18種であるが、第二使徒のリリスは月が出来た時から地中に埋没、そのリリスを起源とする第壱拾八使徒のリリンは人間の事)。 CD「Good Luck Nadia」ドラマパートにて、西暦2005年の第2新東京でナディアのひ孫である伊藤ナディアとその友人「リツコ」が語り合う場面で「ナディア」の物語は幕を閉じている。ちなみに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』ではナディアの劇中音楽の一部が使用されている。

ネルフとゼーレの設定は『謎の円盤UFO』の地球防衛組織SHADOと宇宙局委員会から来ている[65]。この他にも海外SF作品からTVシリーズ各話のタイトルがとられた。

また、庵野は本作の制作前に村上龍の作品を読んでいたようで、トウジやケンスケの名前は村上龍の小説『愛と幻想のファシズム』の登場人物からとられている。後に庵野はエヴァ後の監督第1作目として、村上龍の小説『ラブ&ポップ』を監督した。

最終2話[編集]

物語の後半に位置づけられる第拾六話は、それまでのアクションから一転し、心理的・精神的な人間の内面性の描写のみであった。第拾八話のEVA初号機の暴力的な場面は、子供が見るアニメ番組として不適切だとして非難され[66] 、また、第弐拾話のミサトと加持の性的な場面の描写も同様に非難された[67]。こうした中でも、「人類補完計画」など作品中ではその全貌や実体が明らかにされない数々の伏線をちりばめ、生物学心理学・宗教関係の専門用語を多用した構造は、SFファンを中心に人気を集め、またストーリー面でも中盤以降の徐々に暗くなっていく人間ドラマが大きな支持を得る。ヒロインの綾波レイが自死同然に戦死し、もう一人のヒロインである惣流・アスカ・ラングレーは廃人化するという怒涛の展開を見せ、クライマックスに向けて視聴者の期待は盛り上がっていった。ところが、その期待に応えるものとして放映が待たれた第弐拾伍話と最終話の2話は、一転してそれまでのストーリーとは断絶した主人公の内面世界の物語として描かれた。この最終2話では、サードインパクトや人類補完計画が発動された(もしくは始まった)ことが暗示されただけで、物語の大部分は登場人物の精神的な葛藤やトラウマの超克が焦点となり、現実世界で何が起こったのかは放送時点では不明瞭だった。この最終2話は放送直後から大きな反響を呼び[† 67]大塚英志が放送後すぐさま“これは自己啓発セミナーの内容そのものだ”と読売新聞で痛烈に批判[68]したことを発端として、むしろ作品の知名度を高めていったとされる。

最終2話の表現方法に至った理由は「制作期間が足りなくなったため」とされる。放映の初期段階から制作スケジュールが押していたのも事実である(サウンドトラック:NEON GENESIS EVANGELIONの小冊子などでその慌ただしさがうかがえる)。『スキゾ・エヴァンゲリオン』収録のインタビューによれば、放送開始時点ではおよそ半分の話数までしか作画に入っておらず、完成していたのは第八話まであった[69]。庵野はこの中で、第拾八話・第拾九話の時点でスケジュールが「行き詰るのが見えていた」[70]といい、最終回には自ら実写で出演し謝罪する企画すらあったことを明かしている[71]

一方で庵野は「第弐拾伍話は劇場版のようなストーリーになる予定だったが、最終話は制作スケジュールに関係なく意図した通りの作り」であり、「セルアニメからの解放」をめざし[72]、「言葉という記号を最低限の映像にするとどうなるかという試み」であった、と述べている[要出典]また、意図した通りの終わり方だったにもかかわらず劇場版という形で改めて最終2話を作り直したのは、「ついてきてくれたスタッフへの謝罪の意味を込めて」であるとしている[要出典]

小黒祐一郎によれば、放映2か月前の時点で既にこの最終2話のプロットは出来上がっていたのであり[73]、GAINAX社長の山賀博之は、「破綻した制作状況のもとに、最後は全然できなくなっちゃって、こうなっちゃいました」というのは演出で、完全に破綻するまで苦しくなかったのは確か、と述べている[74]。アニメ評論家の藤津亮太も「シリーズの最初から一貫して“集中と拡散”というコンセプトの下にデザインされた作品としての当然の帰結」と評している[75]

なお、最終2話の放映を受けて、ビデオショップなどは既刊分も含め大量のバックオーダーを抱えていたキングレコードに対し、それらの発注を取り消す動きを一部で見せたが、取次店などを通してリメイクの情報がすぐに提供されたため、程なく収束した[要出典]

後に、2006年6月5日の「週刊プレイボーイ」のインタビューで、最終2話について、大月俊倫プロデューサーは、「エヴァが現在あるのは、あの衝撃的な展開によって皆さんに『なにか違う』『俺ならこうする』とそれぞれ“補完”してもらえたおかげ。僕らにとってあの結末は肩透かしでも消化不良でもなく、長い時間をかけて“永遠に終わらない最終話”になれた唯一無二のクライマックスだと考えています。これが僕たちからの回答ですね」と答えている[76]

社会的影響[編集]

本作品は新聞や一般言論誌、思想誌、ワイドショー番組や『ザ・スクープ』のような報道ドキュメンタリー番組等、普段アニメを題材とすることは少ないメディアでも取り扱われ、宮台真司宮崎哲弥東浩紀などの評論家によって、社会的影響力の検証が行われた。2006年には文化庁メディア芸術祭の10周年記念企画として行われたアンケート企画「日本のメディア芸術100選」のアニメーション部門で第1位に選出された[77]

受賞歴[編集]

売上記録[編集]

1997年当時の関連商品の総売り上げ金額は300億円を超え[97]、2007年時点では、関連商品の総売り上げ金額は1500億円を突破している[98]

コンテンツ業界への影響[編集]

本作は社会現象にまでなった1990年代を代表するアニメ作品であり、蓄積された邦画や日本の特撮、アニメーションの技法を濃縮した作風に加え、キャラクターの内的側面を表現するなど、斬新な演出が後続するアニメ作品に多大な影響を与えた(アニメ作品以外にもこの傾向はみられる)ことから[99]、『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)、『機動戦士ガンダム』(1979年)に続く第3次アニメ革命と言われた[100]。従来のロボットアニメが玩具の売り上げのための販促としての性格を色濃く持っていたのに対し[† 68]、アニメ作品の映像ソフト自体に販売、購入価値を見出せる作風であり、本作以後、「パッケージ性」と呼ばれるこの性格を強めテレビアニメの制作費を映像ソフト化で賄う仕組みができた[101]

コンテンツ業界では元々一つのメディアでしか表現されていなかった作品(原作)の商品広告を小説、漫画、アニメ、ゲーム、音楽CD、映画、キャラクターグッズ販売などの多数のメディアと組み合わせて商品展開させ各メディアの弱点を補う「メディアミックス」と呼ばれる手法が1980年代後半から盛んになっていた。本作品は同時期の『スレイヤーズ』シリーズ、『機動戦艦ナデシコ』と共にその潮流を確立させたものであり、特に「原作のないアニメ主体のメディアミックス」の嚆矢となった存在である[102]

本作の成功はアニメブームに繋がり、放送後の1997年頃からは首都圏でテレビアニメが週約50本放送される空前のブームとなった。本番組の深夜帯再放送における高視聴率をきっかけにアニメの深夜放送(いわゆる深夜アニメ)が増加したことと合わせて現在のアニメ放送体系を決定付けたと言える[† 69][103]。テレビアニメにおける製作委員会方式の初期試用作品であり[† 70]、その傑出した成功例である本作は現在主流となっている同製作体制を増加させる一因となった[104]

また物語終盤にいくにつれ、社会やそれに関わる人々がほとんど描写されることなく、主人公・碇シンジのとる行動や内面性がそのまま「世界の危機」にシンクロして描かれる。このような、「悩める主人公の精神世界と現実世界がシンクロし、世界の命運を左右するかのような設定」は、後にセカイ系と呼ばれるジャンルの形成に大いに寄与し[105]、別名「ポスト・エヴァンゲリオン症候群」と呼ばれることがある[106]

企画の成立から本放送開始まで[編集]

武蔵小金井駅南口にあったガイナックスの旧スタジオ

1992年ごろ、ガイナックスは『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の続編の「蒼きウル」と呼ばれるアニメ映画の企画制作を行っていた。しかしガイナックスの財政的な事情により1993年7月ごろに制作が中止された。このプロジェクトの失敗で、「蒼きウル」の監督から解放された庵野秀明は、すぐにキングレコード大月俊倫にTVアニメの放送時間枠の確保を要請し、前々から企画として温めていたオリジナルロボットアニメの制作にとりかかった。当然のことながら、蒼きウルの要素は初期のエヴァンゲリオンにとりいれられている。

本作のテーマである「神と人類の戦い」は庵野秀明による提案で、最初の打ち合わせ段階で決まっており、当初の主人公は女の子とコーチのような女性だった[107]。更に初期では、単なる未来の学園ものだったが、監督の鬱状態が影響して現在の形に変化していった[108]。現在までに公開されているエヴァンゲリオンの初期コンセプトは、本編といくらかの違いがある。例えば、使徒の数が17体ではなく28体だったり、物語のクライマックスでの第12使徒との戦いや人類補完計画の発動が含まれていた[109]。初期のタイトル案には「アルシオン」などもあったが、一度却下されていた「エヴァンゲリオン」の方が濁点があって強そうだという貞本義行の意見が採用される[110]。庵野は貞本らスタッフに対し、目指している方向性は『マジンガーZ』であると提示している[111]

山下いくとによるEVAのメカデザインは、当初「決して売れないだろう」としてロボットアニメのスポンサーとなることが多い玩具会社から非難された。結局はセガがビデオゲームと玩具のライセンスを取得し、本放送のスポンサーには角川書店とセガの2社がついた。

1994年4月の時点でスポンサーなどへの外部企画書が完成し、同年6月にはガイナックスのファン会報とGAINAX-NETにて、ガイナックスの新作アニメーションが発表された。同年11月26日に発売された月刊少年エース1月号にて漫画「エヴァンゲリオン」の連載が告知され、同年12月26日発売の少年エース2月号で貞本義行による連載が始まった[66]。1995年3月10日に発売されたニュータイプ4月号では監督・庵野のインタビュー他、キャラクター設定とイメージボードが公開された。同年7月22、23日に茨城県潮来市にある潮来ホテルで開催された「ガイナ祭95」で、本作第壱・弐話が初公開された。当日はスタンディングオベーションが起こったほど、ファンに期待を抱かせた。9月1日には貞本義行による漫画第1巻が発売され、10月4日に本放送が開始された。

ブーム期[編集]

TVシリーズ放映終了直後の1996年4月に、最終2話は当初の脚本に沿った形でリメイクし、既に順次発売されていたVHSとLDでソフトとして発売すること[112]、次いで最終2話のリメイクとは別の完全新作の劇場版の制作・公開が発表された[113][114]

このころには、サウンドトラック『NEON GENESIS EVANGELION III』が1996年6月3日付のオリコン週間アルバムチャートで、アニメ作品としては銀河鉄道999以来17年ぶりに第1位を獲得し、翌日のスポーツ新聞やTVなどで大きく報道された[66]。またTVシリーズ各話を収めたVHS全15巻は、そのすべてがオリコン週間VHS総合チャートで2位以上となり、同じくTVシリーズ各話を収めたLD全14巻は、そのすべてがオリコン週間LD総合チャートで1位を記録した。

1996年11月1日に東京都内で開かれた記者会見で、1997年春にTVシリーズの総集編とリメイク版第25・26話をセットにした完結編『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』が、同年夏には完全新作の劇場版が公開されることが発表された。前売券発売開始日の1996年11月23日には、早朝からオリジナルテレホンカード付きの前売券を購入するファンが行列を作り、大きな話題を集めた[115]

しかし、劇場版の制作が大幅に遅れ、公開1か月前の1997年2月14日に緊急記者会見が開かれた。その席上、庵野秀明総監督が謝罪を行い、劇場版はTVシリーズの総集編とリメイク版第25話の制作途中の部分までの公開となった[66]。また、同じく夏に公開が予定されていた「完全新作の劇場版」は幻の企画となってしまった。そして同年7月に、完成したリメイク版第25・26話『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が公開され、この作品で物語は完結した。

ホビーアイテム[編集]

本放送の終了と前後して作品人気が高まった時期から、ホビーアイテムも登場した。バンダイでは、当初LM(リミテッドモデル)と銘打ったプラモデルシリーズを展開した。この商品は発泡剤を含ませたプラスチックを簡易金型で成型したものであり、その素材と生産の都合上シャープな造形ではなく可動部も少ないものだったが、発売と同時に売切が続出する。これに手応えを感じた同社では、即座に上位モデルとしてLMHG(リミテッドモデル・ハイグレード)シリーズを企画する。こちらは同社の看板商品であるガンプラで培われた技術をふんだんに持ち込んだ設計で、特に腕はアニメ設定の肘関節が露出しない構造を再現するため、一種のアーマチュア(可動式骨格)構造を持ったフレームの上に軟質素材を被せた状態で成型するというこだわりを見せ、ヒット商品となった。両シリーズとも劇中に登場するエヴァシリーズ全機が商品化された上に、使徒も一部商品化されている。

また当時ヒットの兆しを見せていたトレーディングカードの分野でもバンダイで商品化がなされ、こちらもヒットを記録した。同社は低年齢層向けのカード自販機ブランド「カードダス」を有しておりSDガンダム等のカードをリリースしていたが、対象年齢の違いから当初は「カードダスマスターズ」ブランドでの発売となっている(後に「カードダス」ブランドでも発売された)。

これらの商品は当時ホビー分野の商品化権をセガが有していた関係上、バンダイはセガからセカンドライセンス(2次版権)を取得する形での販売となった。この為、当時の商品パッケージには発売元がセガであると明記されている。

こういったハイターゲット向けのアイテムがいずれもヒットした事が、後のアクションフィギュアブームに乗る形での商品化へと繋がり、世紀を越えてなお多数の新規ホビーアイテムがリリースされ続ける状況の先鞭をつけたといえる。なお商品化権に関してはその後セガの独占的な権利が消尽し、2010年現在ではバンダイや海洋堂など有名メーカーから様々な商品が発売されている。またセガも、女性キャラクターのフィギュアを中心にアミューズメントスポットに置かれているクレーンゲーム用景品としてリリースし続けている。

その後の展開[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 日本SF大賞を受賞していることなどから。
  2. ^ ただし連載時には前後編または2話に分かれた話があるため、連載回数は103回になる。
  3. ^ 第14巻本編終了後に収録。
  4. ^ この時の日付は作中で明示されていないが、シンジを演じた緒方恵美は2015年6月21日、自身のツイートで「『明日』だった」と述べている。
  5. ^ TV版として発売されたVHS・LD・初期DVDまではTV版の第弐拾伍話・最終話と同時に劇場版同じ物語の第25話・第26話が収録された。ただし劇場版とは異なる部分がある。
  6. ^ ただし設定、テーマは同じで、展開を別に描いたものである。※新世紀エヴァンゲリオン Genesis 0:13 LD版 第弐拾伍話の解説より
  7. ^ なお、その生産過程にはその正体に関連する人道的な問題があるため、各機関はその真実を秘匿し続けていた。
  8. ^ 母親の魂を介すことでEVAとシンクロする。この設定は、NHKスペシャル驚異の小宇宙 人体II 脳と心』から着想を得ている(『月刊少年エース』2002年12月号付録「お貞本」より)。また、パイロットが14歳に限定される理由は当初は設定されていなかったが、前述の『驚異の小宇宙 人体II 脳と心』から貞本がイメージを作っていった(新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:0 IN THE BEGINNING:第参章 CHARACTERS 貞本義行のインタビュー)。
  9. ^ テレビ東京系列での放映版・VHS・LD・初期DVDのスタッフテロップとリニューアルDVDのスタッフテロップではフォントのサイズが異なる。
  10. ^ ただし第拾伍話と第弐拾四話は反転して白地に黒字
  11. ^ 第拾九話では枠なし、最終話は赤枠に赤字で表記
  12. ^ 第26話「まごころを、君に」の次回予告は実写を使用。
  13. ^ ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』を制作した芝村裕吏によれば、庵野は現場の能力に応じて作り方を変えていたのであり、それが各話数における大きな不連続の原因だという。また、スタジオジブリの鈴木敏夫は、TV版の制作を受けるに当たって「(ジブリは)相当下手だぞ」と庵野に念を押したが、そうするとちゃんとジブリ向きの、ロボットがメインではない、日常生活が主の話を持ってきた、と語っている(キネマ旬報2007年9月上旬号33ページ)
  14. ^ これは当作に限ったことではなく、当時のテレビ東京は年末年始の特別番組により通常時間での放送ができなかった場合放送時間を午前帯に振り替えて週1回の放送を維持していた。現在はこのようなことはなく、当該放送は休止されている。
  15. ^ ただし第拾参・拾四話は先述の通り放送時間の変更があったため、視聴率は低下している。この2話を除いた最低視聴率は第四話の5.8%。
  16. ^ テレビ愛知のみ時差ネット[要出典]
  17. ^ 1995年12月27日は水曜17時30-18時00分の放送、1996年1月3日は8時00分-8時30分の放送
  18. ^ 当時の夕方6時30分枠はアニメ再放送枠『マンガのくに』となっていた関係で、TXN系列局で唯一の時差ネットとなっていた(テレビ大阪も1993年3月までほぼ同様の編成となっていた)。1995年12月28日放送分は12月27日水曜17時30分-18時00分に放送(他系列局と同時刻だが遅れ放送)。後番組の『VS騎士ラムネ&40炎』の翌日に最終回が放送された(夕方6時30分枠の時差ネットは1996年4月改編をもって解消された為)。
  19. ^ 水曜 16:30 - 17:00(1996年7月-12月)→水曜 18:30 - 19:00(1997年1月-3月)→火曜 18:30 - 19:00(1997年4月のみ)
  20. ^ 月曜から木曜の深夜帯、ムニャムニャアニメらんど枠
  21. ^ 4月12日は休止
  22. ^ 月曜から木曜の毎週4話放送、3月31日(月) に19話
  23. ^ 放送期間途中に時間帯の変更あり(10月13日の第拾伍話の放送から毎週月曜深夜へ移動)。
  24. ^ 『夏休みSPECIAL 4夜連続一挙放送』と題して「第壱夜」7月24日は25:55から第壱〜六話を、「第弐夜」7月25日は26:00から第七〜拾伍話を、「第参夜」7月26日は26:10から第拾六〜弐拾壱話を、「最終夜」7月27日は25:25から第弐拾弐話〜最終話。番組の終わりには出演声優の子安武人水谷優子による短い解説が流された。
  25. ^ 昼間の時間帯にも放送されたのは、8月4日 - 8月15日の期間のみ。
  26. ^ オープニング(一部回のみ。全回に黒バックにタイトル・サブタイトルと視聴に対する注意を表示した簡易的なものを表示)はノーテロップで、エンディングは製作会社が表示される最後の部分のみ主要スタッフリストに差し替え。予告終了後に本作のグッズの通販コーナーや、天野ひろゆき氷川竜介が出演し、本作の魅力を語るコーナーが放送された。読売テレビでの放送も同様である。
  27. ^ 7月3日26:45-(1-2話)、7月7日27:54-(3話)、7月10日26:45-(4-5話)、7月12日26:45-(6話)、7月14日27:54-(7話)、7月15日26:49-(8話)、7月17日27:30-(9話)、7月18日26:50-(10話)、7月19日26:45-(11話)、7月21日27:54-(12話)、7月22日26:49-(13話)、7月23日25:38-(14-16話)、7月25日26:50-(17話)、7月26日26:45-(18話)、7月28日27:54-(19話)、7月29日26:49-(20話)、7月31日27:00-(21-22話)、8月1日26:50-(23話)、8月2日26:45-(24話)、8月4日27:34-(25話)、8月5日26:49-(26話)[www.ytv.co.jp/eva/ 読売テレビエヴァ公式サイト]
  28. ^ 2話連続放送の際は1時間枠(第壱話-第弐話、第伍話-第六話、第九話-第拾話、第拾参話-第拾四話、第拾七話-第拾八話、第拾九話-第弐拾話、第弐拾壱話-第弐拾弐話、第弐拾参話-第弐拾四話、第弐拾伍話-最終話)
  29. ^ この他に2001年2月21日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 中巻 VOLUME6に収録。
  30. ^ ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 公式サイト NEON GENESIS
  31. ^ 第弐拾伍話、最終話の次回予告は15秒、第25話、第26話の次回予告は30秒。
  32. ^ 放送時の次回予告の長さは当初は30秒を予定していたが放送時間の都合上、15秒に変更されて放送された。このため放映時の15秒の次回予告は特典映像として収録された。(新世紀エヴァンゲリオン Genesis 0:2 VHS・LD版付録 EVA友の会 第弐号)
  33. ^ VHS・LD全巻購入者特典の第弐拾壱話~第弐拾四話。及び2001年2月21日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 中巻 VOLUME6を除く。
  34. ^ 第25話終了後に次回予告、第26話終了後にエンディングがある。他にも演出上の違いがある。
  35. ^ テレビ東京系列での放映版、VHS・LD・初期DVD版よりサイズが大きい。
  36. ^ ただしDVDのリニューアルの際に削除されたカットもある。
  37. ^ VHS・LD・初期DVD版の第弐拾壱話から第弐拾四話のエンディングはテレビサイズのため追加シーンのスタッフテロップは次回予告の後に掲載される。
  38. ^ ノークレジット
  39. ^ テレビシリーズとしてリリースされたVHS・LD・初期DVD(2001年6月22日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 下巻に収録されているVOLUME7を除く)、Blu-rayBOX。
  40. ^ テレビシリーズとしてリリースされたVHS・LD・初期DVD(2001年6月22日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 下巻に収録されているVOLUME7を除く)、Blu-rayBOX。。
  41. ^ テレビシリーズとしてリリースされたVHS・LD・初期DVD(2001年6月22日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 下巻に収録されているVOLUME7を除く)、Blu-rayBOX。
  42. ^ テレビシリーズとしてリリースされたVHS・LD・初期DVD(2001年6月22日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 下巻に収録されているVOLUME7を除く)、Blu-rayBOX。
  43. ^ テレビシリーズとしてリリースされたVHS・LD・初期DVD(2001年6月22日発売、新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 下巻に収録されているVOLUME7を除く)、Blu-rayBOX。
  44. ^ 劇場版「シト新生」前売券購入者への特典。発売日は前売券予約開始日。
  45. ^ テレビ東京系列での放映で使用された第弐拾壱話から第弐拾四話をテレビシリーズ全巻購入者への特典として応募者に配布。リニューアルDVDに収録されている第弐拾壱話から第弐拾四話とは異なる。
  46. ^ DEATH (TRUE)2 & REBIRTHを収録
  47. ^ DEATH (TRUE)2 & REBIRTHを収録
  48. ^ 第弐拾壱話から第弐拾四話はテレビ東京系列での放映で使用されたものを収録。リニューアルDVDに収録されている第弐拾壱話から第弐拾四話とは異なる。
  49. ^ 第25話、第26話は未収録。
  50. ^ DEATH (TRUE)2 & REBIRTHを収録
  51. ^ 特典で新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド(Windows95/98/ME対応、DVD-ROM版 ※GDVD-013)を収録。
  52. ^ テレビ東京系列での放映版を全話収録
  53. ^ WOWOWオンエア版(DEATH(TRUE)&REBIRTH)を収録
  54. ^ 劇場公開版(DEATH & REBIRTH)を収録
  55. ^ アナログレコード盤
  56. ^ 第1話でシンジが「逃げちゃダメだ」と言わないことなど(漫画版第2巻、あとがきより)。
  57. ^ 1999年12月号掲載分は「四人目の適格者・前編」、2000年2月号掲載分は「四人目の適格者・後編」。
  58. ^ 月刊少年エース2007年2月号掲載の「STAGE.76 最後の敵」と、同年3月号掲載の「STAGE.77 最後の敵・後編」は11巻の単行本化の際に、「STAGE.76 最後の敵」として一つにまとめられた。
  59. ^ 『ヤングエース』創刊号においては、『月刊少年エース』2007年12月号に掲載された「STAGE.77 GENOCIDE」が加筆修正され再掲載された。
  60. ^ ヤングエースVol.3掲載の「STAGE.80 邂逅・前編」と、Vol.4掲載の「STAGE.81 邂逅・後編」は12巻の単行本化の際に、「STAGE.80 邂逅」としてまとめられた。
  61. ^ ヤングエース2011年5月号掲載分は「STAGE.84 Calling・前編」、同年6月号掲載分は「STAGE.84 Calling・後編」となっている。
  62. ^ ヤングエース2012年2月号掲載分は「STAGE.89 face to face・前編」、同年3月号掲載分は「STAGE.90 face to face・後編」となっている。
  63. ^ ヤングエース2012年4月号掲載分は「STAGE.91 夏の追憶」となっている。
  64. ^ ヤングエース2013年1月号掲載分は「STAGE.93 生命(いのち)の海・前編」、同年2月号掲載分は「STAGE.93 生命(いのち)の海・後編」となっている。
  65. ^ ヤングエース2013年3月号掲載分は「STAGE.94 掌・前編」、同年5月号掲載分は「STAGE.94 掌・後編」となっている。
  66. ^ 製作:NHK、アニメーション協力:GAINAX、グループ・タック、世映動画。
  67. ^ 『新世紀エヴァンゲリオン(ニュータイプ100%コレクション)』で、当時のパソコン通信での反応が見られる。また、2006年10月号の月刊ニュータイプでは「ネットでアニメを語った最初の作品」として紹介されている。その他氷川竜介評論集 90年代的ファン気質など参照。
  68. ^ 多くのロボットアニメは玩具メーカーがメインスポンサーとなっており、玩具の売り上げが作品にも大きな影響を与える。本作のスポンサーには玩具メーカーがついていないが、これは監督の庵野の意向である(『月刊ニュータイプ』1995年4月号)。また、ロボットアニメの記事なども参照のこと。
  69. ^ テレビアニメ#1990年代におけるテレビアニメの激変深夜アニメも参照。
  70. ^ ただし、プロデューサーの大月俊倫によるとテレビ版の企画としてクレジットされている「Project EVA」は実質的に大月1人の存在で製作委員会の会議も一度もやっていないという(『キネマ旬報』2007年9月上旬号28ページ、『スキゾ・エヴァンゲリオン』158ページ)。旧劇場版では製作委員会が組織されているが新劇場版はカラーの自社製作である。

出典[編集]

  1. ^ 『月刊ニュータイプ』1995年4月号にて制作者側より明言されていることなどから。
  2. ^ 月刊・エヴァ3rd コラム「もっと!エヴァンゲリオン」
  3. ^ 脚本集『エヴァンゲリオン オリジナル』では「ゼーレ、魂の座」が第拾参話、「使徒、侵入」が第拾四話に入っている
  4. ^ 新世紀エヴァンゲリオン特集 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 バンダイチャンネル”. アニメワン. BIGLOBE (2009年7月10日). 2014年6月29日閲覧。
  5. ^ a b “深夜アニメ :エヴァ再放送きっかけに大人向けで新市場 元プロデューサー・東さんに聞く”. まんたんウェブ (毎日新聞デジタル). (2011年10月16日). オリジナル2013年5月1日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/qHfIG 2011年10月17日閲覧。 
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参考文献[編集]

外部リンク[編集]

公式サイト[編集]