夢幻戦士ヴァリス

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夢幻戦士ヴァリス
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 PC-8801(mkIISR以降)
X1
MSX
開発元 ウルフチーム
発売元 日本テレネット
プロデューサー 林浩樹
ディレクター 林浩樹
小川史生
デザイナー ウルフチーム
シナリオ 林浩樹
三橋幸雄
プログラマー 秋篠雅弘
音楽 小川史生
美術 林浩樹
シリーズ ヴァリスシリーズ
人数 1人
メディア 5インチフロッピーディスク
発売日 日本 1986121986年12月
対象年齢 日本 CEROB(12才以上対象)
コンテンツ
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日本 セクシャル
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夢幻戦士ヴァリス』(むげんせんしヴァリス、英題:Valis: The Fantasm Soldier)は、1986年日本テレネットが発売した、横視点スクロールのアクションゲーム開発は同社・ウルフチーム

概要[編集]

パソコン雑誌『LOGiN』が主催した、各ゲームメーカーが製品以外のゲームソフトを作成して技術力とアイデアを競う企画「ゲームオリンピック」に参加するため、日本テレネット社内で秋篠雅弘ら有志により極秘に開発されていた『スケ番不良伝説』が元になっている。スクロール描画速度を確保するために、RGB3プレーンのうち2枚だけを使用する4色カラーのゲームだった。これが、社の幹部の知るところとなり、正規の製品として昇格して新たに開発を続けることになった。

こうしてできた作品が第1作の『夢幻戦士ヴァリス』である。8色フルカラーグラフィックによるスクロールを滑らかに実行するために、動作するのはハードウェアグラフィック処理が搭載されているPC8801mkIISR以降用に限定されていた。

ゲームの主人公である麻生優子のファンクラブが結成されるほど人気を集めたためシリーズ化され、多くの機種に移植された。デザイン画が事故によって失われたため、1作ごとにキャラクターデザインが異なっている。

1989年には優子のイメージガール「ミス優子」コンテストが開かれ、現在は女優として活動中の宮本裕子がグランプリとなり、杉山容子(現杉咲佳穂)が準グランプリを受賞。その他、のちに東京パフォーマンスドールのメンバーとなる穴井夕子大野まりな(当時乙女塾松元裕美名義)がエントリーしていた[1]

設定[編集]

ストーリー[編集]

極普通の女子高生だった優子は夢幻界・ヴァニティの女王ヴァリアによって「ヴァリスの戦士」に指名された。優子の使命は、ヴェカンティの支配者・ログレスとその部下である4人のヴォーグを倒し、5個の「ファンタズム・ジュエリー」を取り戻して世界の均衡を守ること。

優子は戸惑いながらも戦いの中でヴァリスの力に目覚め、ログレスの野望を挫くために夢幻界を駆け抜ける。

登場人物[編集]

原則として声優はPCエンジン版、他機種において異なる場合は機種名の後に表記。また、キャラクター設定の解説はPCエンジン版に準拠。

『ヴァリスI』登場人物[編集]

麻生 優子(あそう ゆうこ)
島本須美、x68:宮本裕子
シリーズ『I』から『III』までの主人公。ごく普通の女子高生だったが、その普通さを理由にヴァリアから「ヴァリスの戦士」に指名される。
ヴァリア
声:榊原良子
夢幻界・ヴァニティの女王。ログレスの野望を阻止すべく、優子を「ヴァリスの戦士」に選んだ。
桐島 麗子(きりしま れいこ)
声:三田ゆう子、x68:杉山容子
優子の級友。暗黒界の戦士として召喚され優子の前に立ちはだかる。
魔王ログレス
声:小林清志
暗黒界・ヴェカンティの支配者。「戦士の力」を秘めた「ファンタズム・ジュエリー」を奪って4人の部下に分け与え、霧島麗子をヴェカンティの戦士として召喚した。

暗黒五邪神[編集]

魔王ログレスの部下
PCエンジン版のみ登場。
地邪ガイーダ
声:掛川裕彦
水邪ギーヴァ
声:白石文子
風邪アイザード
声:田中秀幸
炎邪ベノン
声:掛川裕彦
雷邪ヴォルデス

『ヴァリスⅡ』登場人物[編集]

ヴァリア
声:島本須美、x68:阿部道子
夢幻界・ヴァニティの女王。優子の実の母親であり、王女が双子として生まれたため王位継承争いの勃発を憂慮して姉である優子を人間界へと捨てた。メガスの侵攻によりヴァニティ城で臨終の時を迎え、今際の際に遺言を残して優子へ真実を伝え、息を引き取る。
PC版では残忍王メガスに捕らわれ、駆けつけた優子の眼前で命を絶たれる。PCE版と異なり優子と血縁関係はない。
ジューダ
声:三田ゆう子
ヴァリアに仕える女官。優子にヴァリアの危篤を報せる。
ヴァルナ
声:x68:久川綾
ヴァリアの娘で優子の双子の妹。
PC版では血縁関係はなく、母の死後、ヴァニティの新しい女王として即位する。
桐島 麗子(きりしま れいこ)
声:三田ゆう子、PC88:反谷きみえ、x68:杉山容子
前作の戦いで命を落とした優子の親友。霊となって優子に夢幻界の危機を知らせに現れる。
PC版ではヴァリアの力添えによって夢幻界に転生し、危機に陥った優子を救うために駆けつける。
赤闘竜のザルーガ
声:鈴置洋孝
ログレス軍残党ログレス派
メガスに対抗すべく、優子からヴァリスの剣を奪おうとする。
PC版でのフルネームはアンゲロ・ザルーガ。
黒豹竜のギラン
声:吉原丈二
蒼犀のガイアス
声:里内信夫
妖狛のハイゼン
声:吉原丈二
紅蓮のトウ
声:里内信夫
ログレス軍残党反ログレス派
ログレス亡き後の争乱を制さんがために封印されていたメガスを復活させた。PC版では、それぞれギョーム・ガイアス、ジョルダーノ・ハイゼンとなる。
ダリス
PC版のみ登場、メガスの側近的生き物。エンディングでの表記はバルーフ・デ・ダリス。
幻夢皇帝メガス
声:鈴置洋孝、x68:佐藤正治
『II』のラスボス。ログレスの兄で暗黒界の第一王位継承者だったが、弟を王位に着けんとする父に疎まれ半殺しにされた末に封印されたという過去を持つ。
PC版での名称は残忍王メガス(ダイモン・メガス)。性格は残忍かつ卑劣で、その残酷すぎる本性ゆえに実の父親の手で封じられたが、反ログレス派の手により封印を解かれた。PCエンジン版と異なりログレスとは血縁関係に無い。

『ヴァリスIII』登場人物[編集]

ヴァルナ
声:島津冴子
ヴァリアの娘。『II』の後、夢幻界の女王として即位したが、グラメスの侵攻を食い止められず囚われてしまう。救出された後、姉の優子と共に戦いに臨む。
チャム
声:三田ゆう子
魔界の鬼族の娘。父の仇グラメスを討つためにヴァリスの剣を奪おうとリアリティの優子の元へ訪れる。
ニゼッティ
声:龍田直樹
神々の国に一番近い場所サザーランドの神殿に住む賢者。サザーランドを創造するほどの力を持っている。ヴァリスの剣の真の力を解放してくれるが、それにはある代償がある。
幻士ルシア
声:佐藤正治
魔界六人衆の一人、妖魔族の代表。人間界、夢幻界への侵攻に反対してグラメスに殺される。
司祭長ラダ
声:龍田直樹
魔界六人衆の一人、鬼族の代表。人間界、夢幻界への侵攻に反対してグラメスに殺される。チャムの父。
ザリュード
声:佐藤正治
魔界六人衆の一人、獣人族の代表。
魔王ログレス
声:戸谷公次
優子の手により葬られた暗黒界の王。占い師レイの力で呼び戻される。グラメスの真意を問いただした後、配下となる。
阿修羅
声:龍田直樹
魔界六人衆の一人、幽鬼族の代表。お姉言葉を操る自称究極の美だがヴァリスの剣の輝きに見惚れたりする。ヴァルナと対峙させると高笑い合戦をする。
占い師レイ
声:半谷きみえ
魔界六人衆の一人、グラメスの命令でログレスを呼び戻した。
グラメス王
声:郷里大輔
魔界を治めるラフィン一族の長。魔界が亜空間に飲み込まれ滅ぼされようとしていた。彼は魔界の王として、全てを滅ぼす破滅の剣といわれるレーザスの剣を手に、民を救うために他の世界への侵攻を開始した。が、それは表向きの目的だった。

ヴァリスIV登場人物[編集]

レナ・ブランド
声:鶴ひろみ
主人公。レジスタンスの女戦士。クールで大人びた少女。アムの姉。優子亡き後の夢幻界を救う新たなヴァリスの戦士となるべく、試練に立ち向かう。
アム・ヨシュナ・ブランド
声:冬馬由美
レジスタンスの女僧侶。勝気な少女。レナの妹。ガルキアの攻撃からヴァルナを庇って死亡。
チャム
声:三田ゆう子
レジスタンスのリーダー。
アスファー
声:玄田哲章
魔幻衆の王。ガルギアの父。タイタンの指輪の力に溺れたガルギアを止めるためにレナたちと共に戦う。
麻生 優子(あそう ゆうこ)
声:島本須美
天界の女神。先代のヴァリスの戦士であり、前作の戦いの後に天界へ昇天してヴァリスの剣とレーザスの剣を守護している。次代のヴァリスの戦士としてレナを見出し、試練を与えた後ヴァリスの剣を授ける。
ヴァルナ
夢幻界の女王。ガルギアに囚われ処刑の危機に晒されている。
ガルギア
声:塩沢兼人
『ヴァリスIV』のラストボス。魔幻衆の王子。タイタンの指輪の力に溺れ、世界征服を望む。

他機種版[編集]

一覧[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 夢幻戦士ヴァリス
日本 1987031987年3月
FM-7 ウルフチーム 日本テレネット 5インチフロッピーディスク - -
2 夢幻戦士ヴァリス
日本 1987041987年4月
PC-9801 ウルフチーム 日本テレネット 3.5インチフロッピーディスク - -
3 夢幻戦士ヴァリス
日本 198708211987年8月21日
ファミリーコンピュータ 日本テレネット 徳間書店 1メガビット+64キロRAMロムカセット[2] GTS-VA -
4 日本 夢幻戦士ヴァリス
アメリカ合衆国 Valis: The Fantasm Soldier

日本 199112271991年12月27日
アメリカ合衆国 1991121991年12月
メガドライブ ライオット 日本 日本テレネット
アメリカ合衆国 レノ
8メガビットロムカセット[3] 日本 T-49083
アメリカ合衆国 49196
-
リメイク版
5 夢幻戦士ヴァリス
Legend of a Fantasm Soldier

日本 199203191992年3月19日
PCエンジンSUPER CD-ROM2 ライオット 日本テレネット CD-ROM TJCD2023 -
リメイク版
6 夢幻戦士ヴァリス
プロジェクトEGG
日本 200209012002年9月1日
Windows 日本テレネット サンソフト ダウンロード - -
MSX版の移植
7 夢幻戦士ヴァリス
プロジェクトEGG
日本 200310152003年10月15日
Windows 日本テレネット サンソフト ダウンロード - -
メガドライブ版の移植
8 夢幻戦士ヴァリス COMPLETE
日本 200406242004年6月24日
Windows 日本テレネット ボーステック CD-ROM - -
9 夢幻戦士ヴァリス
日本 200505182005年5月18日
256K対応機種
Vアプリ
アールフォース バンダイネットワークス ダウンロード - -
アレンジ移植
10 夢幻戦士ヴァリス
i-revo
日本 2006年
Windows 日本テレネット アイレボ ダウンロード - -
MSX版の移植
11 夢幻戦士ヴァリス
Legend of a Fantasm Soldier

プロジェクトEGG
日本 200706262007年6月26日
Windows 日本テレネット サンソフト ダウンロード - -
PCエンジン版の移植
12 夢幻戦士ヴァリス
Legend of a Fantasm Soldier

ゲームアーカイブス
日本 201012152010年12月15日
PlayStation 3
PlayStation Portable
(PlayStation Network)
日本テレネット サンソフト ダウンロード - -
PCエンジン版の移植
13 夢幻戦士ヴァリスCOMPLETE PLUS
日本 201111242011年11月24日
Windows 日本テレネット サンソフト CD-ROM - -
14 夢幻戦士ヴァリス
プロジェクトEGG
日本 201502242015年2月24日
Windows 日本テレネット サンソフト ダウンロード - -
PC-8801版の移植

機種別の相違点[編集]

現在、PC-8801版・MSX版及びメガドライブ版はプロジェクトEGGのダウンロード販売でプレイ可能となっている。

MSX版
容量の制約上、同時発売のPC-8801・X1版に収録されているビジュアルシーンがすべて省略されている。そのため唯一、ストーリーが全く判らない。面数も全5面に半減している。キャラクターは主人公以外は単色スプライトで非常に静止画の見栄えは悪い。ただし、各種パソコン版とは違いそのスプライトによる滑らかな動きのおかげでアクションゲームとしての出来は一番よい。
ファミリーコンピュータ版
ひたすら先へ進む単純明快な横スクロールアクションのオリジナルから一転してアクションRPG的な要素が強くなっている。マルチエンディング方式の採用など意欲的な趣向も多いが、マップの構造が複雑なうえヒントも少ないとあって発売時の評価は非常に厳しいものだった。ソフトと同じ徳間書店から発売された攻略本は、ストーリー背景の説明が充実しており、評価が高い。またストーリー展開や一部のキャラクターはオリジナル版と設定が異なる。
  • 夢幻戦士ヴァリス完全攻略本 1987年9月初版 ISBN 4197235097
メガドライブ版
メガドライブでの発売は『ヴァリスIII』(1991年3月22日発売)の後だった。アクションの難易度は全機種中最も高いとされる。
PCエンジン版
発売順序は『ヴァリスII』(1989年6月23日発売)→『ヴァリスIII』(1990年9月7日発売)→『ヴァリスIV』(1991年8月23日発売)がCD-ROM2で発売された後、唯一、SUPER CD-ROM2で発売された。『II』・『III』・『IV』で好評だったアニメーション形式のビジュアルシーンを導入した「決定版」的な内容に仕上がっている。ちなみに『ヴァリスII』ではPC-8801版、X680・x0版と違い、ストーリーの大筋はほぼそのままながら、BGM、キャラクターの設定、ストーリー展開が一新されているが、PC版と同時開発された作品であるため、厳密には移植ではない。2010年12月15日よりゲームアーカイブスPSPPS3)で配信された。
S!アプリ版
「コスチューム」が追加されており、セーラー服・ヴァリススーツ・巫女服・体操服チャイナ服[要曖昧さ回避]が手に入る。衣装によって攻撃方法が変化し、追加ダウンロードメイド服・ナース服が手に入る。ちなみに『ヴァリスII』ではジャンプ・攻撃アクションに「ダッシュアタック」と「チャージアタック」の2つの必殺技を追加された。

開発[編集]

プロモーションアニメ[編集]

1987年にファミコン版が発売される際にテレビCMとプロモーションのために短編アニメが制作された。アニメ本編は当時のVHDビデオマガジン『アニメビジョン』に収録されている。

スタッフ
キャスト
  • 優子:富口祥子
  • 麗子:秋山嘉子

音楽[編集]

主題歌[編集]

エンディングテーマ「Miss Blueに微笑みを」
  • 作詞:三浦智子/作曲:小川史生/唄:島本須美
    PCエンジン版のみ使用されている。

スタッフ[編集]

PC-8801版
  • 制作スタッフ
    • 企画:ウルフチーム
    • 原作:林浩樹
    • シナリオ:林浩樹、三橋幸雄
    • シナリオ協力:秋篠雅弘
  • プログラマー
    • メイン:秋篠雅弘
    • サブ:塙克
    • 協力:山本雅康、穴沢友樹、佐藤修、飯塚伸哉
  • 音楽
    • ディレクター:小川史生
    • 作曲・編曲:小川史生
    • システム設計:佐藤修
    • 制作:秋篠雅弘、山本雅康、穴沢友樹
    • エフェクト:秋篠雅弘、山本雅康
  • グラフィック
    • ディレクター:林浩樹
    • デザイン:林浩樹、田中剛、鳥海弘、磯田耕治
    • 特殊効果:塙克
    • タイトル:林浩樹
  • 協力スタッフ
    • デザインワークス:高橋充、高橋誠、喜安大祐、椎野真一、田中剛、鳥海弘
    • ワークス:吉嶺豊彦、菊池栄二、南屋武広、保坂亨、磯田耕治
    • 制作協力:福島次郎、福島和行、福島勇二、伊藤次郎、伊達直彦、福島孝、沓沢朋子、越後玉穂、渡辺直美
  • プロデューサー:林浩樹
  • 制作:ウルフチーム
  • 著作・配給:日本テレネット
ファミリーコンピュータ版
  • プロデューサー:栃窪宏男、福島和行、福島勇二
  • コーディネーター:たかはししげとし
  • ディレクター:福島忠一
  • テクニカル・ディレクター:たなかさとし
  • プログラマー:羽成正己
  • ゲーム・デザイナー:DENKI NEKO
  • グラフィック・デザイナー:横田幸次、よしいともも、高橋充
  • グラフィック・アシスト:菊池栄二、あおいあきら、ICHIRO GAMIIKE
  • 音楽:小川史生
  • 効果音:恋瀬信人
  • プロモーター:おおつかつとむ、坪池義雄、T.C.C.
  • マニュアル:みずぬまひろし、中村宏
  • テストプレイ:くらのひろゆき
  • サンクス:サンライズ、MUSH ISLAND、AHITANO、KINSAN、MOO、赤堀浩、KIRITARO
  • スペシャル・サンクス:ファミリーコンピュータMagazine
メガドライブ版
  • 企画:菊池栄二、三浦猫(三浦智子)
  • キャラクター・デザイン、ビジュアル原画:鍋島修
  • プログラム:小宮厚、田中靖久
  • デザイン:甲斐浩昭、墳崎一也、澤村宏志、佐々木俊也
  • 音楽:湯浅稔、甲斐浩昭
  • 宣伝企画:吉岡孝夫、大野勝久、三浦遊馬
  • プロデュース:湯浅稔
  • エグゼクティブ・プロデューサー:福島次郎、福島和行、福島雄二
  • スペシャル・サンクス:
    • 福島孝、山本雅康、小川史生、五島賢ニ、松本孝明、小松一、松沢惣吉、五十嵐章、大石裕一、勘解佳子
    • ADファクター
      • 太田正、清水信宏、溝上明子
    • 創通エージェンシー
      • 下坂圭
    • ビジネスサポート、ホロン・インダストリ
PCエンジン版
  • 原案、シナリオ:三浦智子
  • 企画:太田浩二、折原綱義
  • ゲームプログラム:堀康彦
  • ビジュアルプログラム:佐々木勝徳
  • ゲームグラフィック:加藤清文、清水芳久
  • ビジュアルグラフィック:牧由尚、河野敏美
  • ビジュアル監修:大友美智男
  • ビジュアル原画、絵コンテ:鍋島修
  • 音楽:小川史生、湯浅稔(ビジネスサポート)、甲斐浩昭(ビジネスサポート)
  • タイトル・エンディングテーマアレンジ:三好敏彦(はるコーポレーション)
  • 音響効果:梅津貴陽、森賢一(ヴァンクル)
  • MA:A&K、甲斐浩昭、墳崎一也、沢村宏志
  • 宣伝企画:吉岡たかを、三浦遊馬、鈴木正芳、室井ルミ
  • マニュアル:大野勝久、メディアプラス
  • 協力:古市利雄(青二プロダクション)、エーワンアド、チャンプ、オカリナシステム、屋宜実、榎戸明、竹岡聖師
  • スペシャルサンクス:高垣信宏、山本雅康、阿彦裕徳、岩附宏和、ADファクター、下坂圭(創通エージェンシー)
  • エグゼクティブプロデュース:福島次郎、福島和行、福島雄二、阿部好延、福島孝
  • プロデュース:小川史生

評価[編集]

雑誌媒体における評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体 結果
ファミ通 22/40点 (MD)[4]
23/40点 (PCE)[5]
ファミリーコンピュータMagazine 18.17/30点 (FC)[2]
メガドライブFAN 19.22/30点 (MD)[3]
月刊PCエンジン 81/100点 (PCE)
マル勝PCエンジン 26/40点 (PCE)
PC Engine FAN 22.82/30点 (PCE)[6]
(総合119位)
ASM 5/12点 (GEN)[7]
メガドライブ大全 否定的 (MD)[8]
ファミリーコンピュータ版
  • ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.17点(満30点)となっている[2]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「おたく向け美少女アクション」、「マップの構造が複雑で、常人には理解し難い」と紹介されている[2]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.33 3.23 2.93 2.98 2.82 2.98 18.17
メガドライブ版
  • ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは5・6・6・5の合計22点(満40点)になっている[4]
  • ゲーム誌『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.22点(満30点)となっている[3]。また、同雑誌1993年7月号特別付録の「メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」では、「主人公の優子の多彩なアクションが魅力だ」と紹介されている[3]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.76 3.40 3.00 2.94 3.08 3.04 19.22
  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年太田出版)では「元々が女子高生ヒロインが魅力の『キャラ萌え』ゲームのため、画質の粗いメガドラでは価値がガタ落ち。スクロールも遅く、剣の射程も短く、『セーラー服戦士』の元祖と言える原作とは別ものだ。退屈な本編に耐えても、『CGのごほうび』がなくては辛い。聴きごたえのある音楽が、辛うじて頑張っている」と評している[8]
PCエンジン版
  • ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは、6・6・7・4の合計23点(満40点)[5]、『月刊PCエンジン』では85・90・75・75・80の平均81点、『マル勝PCエンジン』では7・7・8・4の合計26点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.82点(満30点)となっている[6]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で119位(485本中、1993年時点)となっている[6]。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「シリーズの集大成として、攻撃方法がかなり練り込まれている」、「ビジュアルシーンも豊富で必見だ」と紹介されている[6]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 4.21 3.98 3.84 3.43 3.67 3.43 22.82

後のゲームへの影響[編集]

本作の発表時、ファンタジー系の洋書イラストや漫画やアニメ等に登場する女戦士はビキニアーマーを着けていることが多かった。本作のヒットとシリーズ化は、そのイメージをゲーム業界にも定着させた(以後の詳細はビキニアーマーを参照)。

その一方で一見軟派なイメージとは異なり、ステージ間のビジュアルシーンにおいて語られる作品テーマは、非常に重いもので、この二面性の絶妙な混在でプレイヤーに強い印象を与えることに成功しており、同時に本作が他社の亜流作品と一線を画す、要因にもなっている。

特に、PCエンジン版はCD-ROM採用のメリットを活用し、ビジュアルシーンでのアニメーションや声優の起用は、後のゲーム開発における手法を先取りしたものと言え、その点からも本作が後にギャルゲーの始祖」と呼ばれるようになった。

また、本作ではPC-8801版から、当時のゲームでは珍しいサウンドテストモードが採用されている。サウンドはFM音源であった。

関連作品[編集]

ゲーム
  • アルバトロス - 日本テレネットのゴルフゲーム。PCエンジン版『スーパーアルバトロス』に優子がキャディで登場する。
  • なりトレ ~ザ・スゴロク'92~ - 機種はPCエンジン。日本テレネットのボードゲーム。優子がプレイヤー(すごろくのコマ)の1人で登場する。
  • あーくしゅ - ウルフチームのアドベンチャーゲーム。優子と麗子をパロディ化したU子と0子というキャラクターが登場する。
『ヴァリスX』を巡る議論
コミカライズ

ZOLによる漫画版が、『コミックヴァルキリー』(キルタイムコミュニケーション刊)創刊号よりVol.36 2012年3月号まで連載された。単行本は全4巻(ヴァルキリーコミックス)。

関連項目[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 佐々木潤 『レジェンドパソコンゲーム80年代記』 エマ・パブリッシング編、総合化学出版、2015年1月、145-146頁。ISBN 978-4-88181-841-1
  2. ^ a b c d 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 92頁。
  3. ^ a b c d 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」、『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店1993年7月15日、 32頁。
  4. ^ a b 夢幻戦士ヴァリス まとめ [メガドライブ] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年5月5日閲覧。
  5. ^ a b 夢幻戦士ヴァリス まとめ [PCエンジン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年5月5日閲覧。
  6. ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」、『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店1993年10月1日、 32頁。
  7. ^ Valis for Genesis (1991) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
  8. ^ a b 「Chapter 05 1992年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』 太田出版2004年9月29日、106頁。ISBN 9784872338805

外部リンク[編集]