もういっぽん!
もういっぽん! | |
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ジャンル | 柔道 |
漫画 | |
作者 | 村岡ユウ |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオン・コミックス |
発表号 | 2018年47号 - |
発表期間 | 2018年10月18日 - |
巻数 | 既刊11巻(2021年2月8日現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『もういっぽん!』は、村岡ユウによる日本の漫画。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2018年47号から連載中[1] 。埼玉県を舞台にした女子柔道漫画[1][2]。
著名な女子柔道漫画に『YAWARA!』(浦沢直樹)があるが、『YAWARA!』の主人公・猪熊柔が英才教育を受けた柔道の天才少女であるのに対し、本作の主人公・園田未知は猪熊柔と同じ最軽量48キロ級ではあるが、天才少女にはほど遠い平凡な実力の持ち主である[2]。傾向としては男子柔道部を描いた『柔道部物語』(小林まこと)、薙刀部を描いた『あさひなぐ』(こざき亜衣)のようなリアルで等身大の登場人物による部活群像劇となる[2]。また、主人公たちの通う高校は共学ではあるが、単行本1巻の時点では名前が明らかになった男子生徒は登場しておらず、恋愛の要素はない。このため、女子高生を主人公にしながらもさわやかな「王道の少年マンガ」であるとライターの伊藤和弘は指摘している[2]。
次にくるマンガ大賞 2019にノミネートされた[3]。
ストーリー[編集]
中学から高校入学まで[編集]
一本勝ちの快感のみを求めて柔道を続けてきた青葉中学3年園田未知。3年の大会を最後に綺麗に一本勝ちして柔道を引退するつもりだった。しかし、大会で当たった相手は見たこともない強敵で健闘空しく締め技で失神一本負けしてしまい、それが最後の試合になるはずだった。
敗戦から9か月。どうにか希望の青葉西高校に進学した未知は、恋に遊びに目一杯高校生活を満喫するつもりだったが、剣道部・南雲安奈の謀略で武道場に誘導され、そこで中学最後の試合で敗北を喫した氷浦永遠と再会する。柔道部入部を決めていた永遠の熱心な勧誘に期せずして乱取りを始めてしまった未知は、見事に永遠を背中から叩き付け、再び一本の快感に酔いしれる。未知の生き生きとした姿を見ていた親友の滝川早苗は再び柔道へと未知を誘うのだった。
インターハイ予選[編集]
部員も未知・早苗・永遠の3人が揃い、顧問の体育教師夏目紫乃も加わり夏のインターハイ予選に向けて練習に余念がない青葉西高校柔道部。部活後にファミレスに訪れた3人の前に2年生の天音恵梨佳をエースに据える霞ヶ丘高校柔道部が現れる。天音は河北中での永遠の1年先輩で永遠を柔道に誘い指導し、そして実力をつけさせてレギュラーを争うまでになった永遠のライバルであった。そして迎えたレギュラー決定戦で天音を破りレギュラーを勝ち取った永遠であったが、ふとした誤解から天音の卒業と同時に疎遠になってしまっていた。天音は中堅でインターハイ予選に臨むことを永遠に告げ、その場を去る。
天音との再会後、調子の上がらない永遠を敏感に察して自分なりのやり方で励ます未知に笑顔と調子を取り戻した永遠。そして迎えたインターハイ団体戦予選では両校一回戦を突破して二回戦で青葉西と霞ヶ丘の直接対決が実現する。先鋒戦は霞ヶ丘の妹尾緑子が速攻の合わせ技一本で早苗を下し、天音と永遠の因縁の中堅戦に突入する。
新入部員 - 金鷲旗目指して[編集]
団体戦・個人戦共に惜しくもインターハイ全国大会出場を逃した青西。次なる大会、金鷲旗に向けて新たに始動するが同じくインターハイで剣道部を全国大会に導いた未知の幼馴染、南雲安奈が剣道部をやめると言い出す。最初は困惑するが中途半端な覚悟で安奈が途中で物事を投げ出すことはないと知る未知は安奈に電話して退部を受け入れる。すると次の日の部活の柔道場には安奈が正座で皆を待っていた。安奈は未知と同じ場所で頑張ってみたい、それができるのは高校3年間の今しかないと覚悟を決め剣道部を退部して柔道部に入部する決意をしたのだった。
安奈を加えた青西柔道部は5人の勝ち抜き制である金鷲旗に向けて練習を再開した。夏目は柔道初心者である安奈を大会に出すことを見送り、代わりにかつて廃部になるまでたった1人頑張っていた3年生・姫野紬を柔道部に勧誘することを決める。一方、青西と同じく金鷲旗出場を決めていた霞ヶ丘高校はインターハイ予選個人戦で優勝し全国大会出場を決めた天音のために3年の白石亜実が夏まで引退の延期を決意。さらに柔道経験者を新たに2人加えて部員を5人揃え、白石の提案で青西との合同練習に臨むことになった。
登場人物[編集]
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青葉西高校[編集]
- 園田未知(そのだ みち)
- 主人公。青葉西高校1年生。青葉中学校出身。髪型はセミショートだが、試合時にはあたまのてっぺんをゴムで止める。
- 階級は48kg級。
- 天真爛漫な性格で誰に対しても物怖じせず話しかけ、すぐに相手と打ち解けられる。基本空気を読まず口の多さから、騒がしいのが苦手な者には煙たがられることもあるが、相手の強さや努力は手放しで素直に認め褒め称えられる性格で周囲からは好かれている。青西で一番小柄だが柔軟性と体幹の強さに富み、身体能力は高く反射神経も優れている一方で寝技は得意ではない。
- 滝川早苗(たきがわ さなえ)
- 青葉西高校1年生。青葉中学校出身。
- 階級は57kg級。成績優秀で中学時には学年2位、高校に進んでも学年トップクラスを常にキープする才女、勉強の苦手な未知の教育係でもあり、基本空気を読まない未知に鋭くツッコむ数少ない人物。柔道は体力・技術共に平凡だが粘り強く寝技に引き込むのが得意。
- 金鷲旗からは柔道部キャプテンに就任する。一方で責任感のあまりプレッシャーには弱く、大会の試合前は何度もトイレに駆け込んでいた。
- 氷浦永遠(ひうら とわ)
- 青葉西高校1年生。河北中学校出身。中学では天音の後輩にあたる。
- 階級は52kg級。中学時代に未知との対戦がきっかけで私立高校の推薦を蹴ってまで未知と同じ青葉西高校に入学した。
- 部員・夏目共に認める青西の大黒柱で、体は細いがフィジカルは強い。普段は口下手で引っ込み思案だが、柔道着を着ると別人のように表情が引き締まる。
- 南雲安奈(なぐも あんな)
- 青葉西高校1年生。青葉中学校出身。太い眉毛にナチュラルブラウンのボブカット。警察官の父を持つ。
- 未知とは小学校からの同級生で、付き合いは一番長い。剣道は小学校の時に全国大会へ出場する腕前で、高校でも剣道部に入部し、すぐにレギュラーとなり青西剣道部を全国大会出場に導いた。しかし、その後「未知と一緒に部活がしたい」という思いを捨てきれず、柔道部に転部する。
- ことあるごとに「神童」を自称し、学力、運動神経ともに良好。柔道は白帯であるが飲み込みは早い。
- 高校1年の年明けの冬ごろに昇級試験に挑み、見事初段に合格。晴れて黒帯となった。
- 姫野紬(ひめの つむぎ)
- 青葉西高校3年生。パーマをかけたウェーブの髪を茶色に染めている。
- 未知ら1年生が入学前に柔道部に所属していた。先輩の引退により部員が紬たった1人になり半ば引退して空いた時間をコンビニのバイトに充てていた。引退中もランニングを怠らず体力の維持に努めており、未知の生き生きとした乱取りを見て、そして中学時代の同級生である霞ヶ丘の白石が同じく未知との試合で引退を延期したことで気持ちを固め、残り少ない部活の時間を楽しむために再入部を決める。階級は不明だが夏目とほぼ同じ体格の長身。染髪は来校則で禁止だが黒のウィッグを使って権藤の目をごまかすなど要領がいい。
青葉西高校その他の人物[編集]
- 夏目紫乃(なつめ しの)
- 長身の女性体育教師。柔道部顧問で、柔道は部の顧問になってから本格的に始めたので、初段でしかないが乱取りで永遠にも勝つ強さを見せる。力任せだけではなく頭脳的な柔道を身につけており、それは指導にも現れている。部員の性格や能力、影の努力を見逃さない慧眼の持ち主で、インターハイ予選一回戦では的確なアドバイスで早苗を勝利に導いている。一方、学生時代の経験から部員の安全や負傷には非常に神経質で、自身の不在時は乱取りを禁止したり初心者の安奈の金鷲旗出場を見送るなど厳格な面も持ち合わせる。高校は立川学園で、学生時代はバレーボールの選手。また立川学園在学中は在校男子生徒を差し置いて3年連続で「ミスター立学」に選ばれたこともある。
- 権藤(ごんどう)
- ラグビー部顧問の体育教師。禿げ頭の巨漢で、ラグビー部を全国大会に導いている実力者。体育の指導と学校の風紀維持に並々ならぬ情熱を燃やし、学校中どこにでも現れる。その指導が時として行き過ぎ威圧的になってしまい、生徒達を怖がらせてしまうこともあるが、同じ体育教師である夏目に実力行使で指摘された際には頭を冷やし、生徒に素直に謝罪をしている。口癖の「なっとらん!」は生徒だけでなく、自身に向けても発せられる。
- 佐野
- 剣道部所属。安奈の一番の理解者で「ナグ」「佐野ちゃん」と呼び合う仲。安奈が柔道部に入部したのも彼女の後押しあってのもの。金鷲旗と同時期同会場で開催される剣道大会・玉竜旗でお互いの健闘&応援を誓い合っている。
霞ヶ丘高校[編集]
- 天音恵梨佳(あまね えりか)
- 霞ヶ丘高校柔道部のエース、2年生。河北中学校出身。ツインテール。
- 階級は52kg級。河北中時代の永遠の1年先輩で、永遠とほぼ同じ体格。引っ込み思案な永遠を柔道部に誘い柔道を教え込んだ。部内で行われたレギュラー決定戦で成長した永遠に敗れ、中学の残りの部活を補欠に甘んじることになり、誤解も重なって両者に亀裂が生じる。プライドが高くやや高圧的な性格だが後輩の面倒見は非常によく特に妹尾からは慕われており、永遠が全国レベルの選手になれたのも彼女の指導あってのもの。永遠とほぼ袂を分かつように卒業を迎え霞ヶ丘高校に進学したが、インターハイ団体戦予選では永遠と対戦し、試合後は互いに健闘を讃えた上で過去の誤解を謝罪して和解した後は良き友人でありライバルとなる。
- 妹尾緑子(せのお みどりこ)
- 霞ヶ丘高校1年生、天然パーマをお団子にまとめた少女。
- 階級は48kg級。未知よりもさらに小柄な体格でそれを利した低い背負い投げや足技を得意とし、速攻重視の試合運びをする。1年先輩の天音を「天(あま)ねーさん」と呼び慕っている。周りが見えずやや突っ走りがちな性格で天音と白石によく窘められるが、柔道の実力は確か。初対面時自分がファミレスで注文したフルーツパフェを、間違って口にした未知を「パフェ泥棒」と呼び、目の敵にしていたが合同練習の際に真摯な態度で教えを請う未知に小柄な体格同士、背負い投げに入る手順を授ける。個人戦は48kg級3位入賞。
- 白石亜実(しらいし あみ)
- 霞ヶ丘高校3年生、南中出身。ショートカット。
- 階級は57kg級。霞ヶ丘柔道部キャプテン。温和な性格でやや尖った性格の後輩2人のまとめ役。体格は3人の中で一番大きいが緊張しやすい性質でインターハイ団体戦予選前は早苗と共に度々トイレに駆け込んでいる。元々霞ヶ丘柔道部は男子が強く、顧問も男子重視で指導していたが天音が入部してからは女子柔道部にも活気が出てきて自身も強くなれたことを天音に深く感謝していた。インターハイを最後に引退を決めていたが、団体戦大将戦で未知と対戦し、何よりも楽しそうに攻めてくる未知の柔道に魅了され、さらに天音が個人戦予選に優勝し全国大会出場を決めると引退を撤回。金鷲旗に出場し、インターハイ全国大会が終わる夏までは柔道を続けると決めた。派手さはないが霞ヶ丘顧問も認めるほど組手が上手く、返し技に長ける試合巧者。紬とは中学時代の同級生でLINEで連絡を取り合う仲。個人戦は57kg級ベスト8。
- 神野睦実(じんの むつみ)
- 金鷲旗前からの新入部員の1年生、柔道経験者。黒髪セミロング、背が高く切れ長な目が特徴。
- 多聞若菜(たもん わかな)
- 金鷲旗前からの新入部員の1年生、柔道経験者。金髪セミショートに眼鏡をかけている。
博多南高校[編集]
金鷲旗で青西柔道部と1回戦で対戦する。かつては強豪校であったが、近年は成績を残しておらず青西同様に部員数も足りていない。
- 湊幸(みなと さち)
- 博多南高校1年生。福岡県大会3位の実力。仲間内では「さっちゃん」と呼ばれる。金鷲旗の試合会場に向かう青葉西メンバーを道案内したことから、親しくなる。
- 野木坂琴子(のぎさか ことこ)
- 博多南高校1年生。仲間内では「こっちゃん」と呼ばれる。実家はラーメン屋「こっちゃんラーメン」。
- 梅原夏(うめはら なつ)
- 博多南高校1年生。キャプテン。柔道マニアで情報通。他校の有力選手には独自の二つ名を付けてチェックしている。仲間内では「なっちゃん」と呼ばれる。
錦山高校[編集]
金鷲旗で青西柔道部と2回戦で対戦する山口県の高校。村岡が以前に『ビッグコミックスピリッツ』で連載していた高校柔道漫画『むねあつ』に主人公の通う同名高校が登場している。
- 堂本恵(どうもと めぐみ)
- ポイントゲッターの3年生。金鷲旗では中堅にエントリーしていた。山口県大会個人戦78キロ超級2年連続2位の実力者。
- 小出寧々(こいで ねね)
- 2年生。金鷲旗では大将にエントリー。堂本と並ぶ錦山高校の二枚看板で、インターハイ予選山口県大会団体戦で全試合一本勝ちしている「スピード」のエース。普段はおどおどしてるが「はじめ」の合図で豹変する。
立川学園[編集]
金鷲旗で青西柔道部と3回戦で対戦する。昨年度金鷲旗の優勝校であり、優勝候補と呼ばれる。夏目の母校でもある。村岡が以前に『週刊少年チャンピオン』で連載していた高校柔道漫画『ウチコミ!!』にも同名高校が登場している。
- 小田桐華(おだぎり はな)
- 1年生。2回戦では5人抜きを果たす。
- 冨士森蘭(ふじもり らん)
- 3年生。昨年度インターハイ78キロ超級優勝者。全日本の強化指定選手にも選ばれている。博多南の梅原からは「柔戦車」の二つ名で呼ばれ、青葉西メンバーからは「キングコング」と呼ばれてその実力を恐れられる。
- 榊原真帆(さかきばら まほ)
- キャプテン。3年生。昨年度インターハイ63キロ級決勝では骨折していたにも関わらず、延長戦まで戦い抜いた。博多南の梅原からは「畳の鬼」の二つ名で呼ばれる。
- 真島光(まじま ひかる)
- 昨年の金鷲旗優勝の立役者と呼ばれる2年生。博多南の梅原からは「技のジャングル」の二つ名で呼ばれる。
- 葉月優里(はづき ゆり)
- 2年生。寝技を得意とする。博多南の梅原からは「武道場のアナコンダ」の二つ名で呼ばれる。
- エマ・デュラン
- フランスからの留学生。青西戦で真島に代わって出場してくる。
- 綾瀬鈴(あやせ すず)
- 2年生。金鷲旗大会において榊原、エマを温存するスターティングメンバーとして中堅に出場。富士森・榊原世代の引退後に新キャプテンに就任する。立学史上唯一のスカウト入学ではない一般部員からのキャプテンで、その人一倍の努力と懸命さ、辛抱強い柔道には顧問やチームメイトからの信頼厚い。
- 犬威凛架(いぬい りんか)
- 立川学園柔道部顧問。夏目の後輩でもあり、夏目を慕っている。
聖条学園高校[編集]
日本でも有数のお嬢様学校。柔道部も埼玉県1位でインターハイ3年連続出場、高校選手権2年連続出場、埼玉県新人戦2年連続優勝の経歴を持つ。3年生レギュラーが引退し、部員数が聖条史上最少になった新チームは評論家からは「谷間の世代」と呼ばれながらも、先輩たちの悲願である日本一を目指す。
- 九条真理愛(くじょう まりあ)
- 2年生。キャプテン。聖条学園経営者の家系で生粋のお嬢様育ち。
- 雨宮凛(あまみや りん)
- 1年生。小中学生時代埼玉に敵なしと評されたエース。雨宮コーチの娘。
- 望月志穂(もちづき しほ)
- 1年生。青葉西高剣道部の佐野と同じ中学出身の友人。礼節を重んじる聖条メンバーの中でもくだけた性格。
- 香坂操(こうさか みさお)
- 2年生。
- 鐵真央(くろがね まお)
- 1年生。
- 雨宮コーチ
- 聖条学園柔道部コーチ。凛の父。聖条のコーチを10年務め埼玉県1位のチームを育て続けてきた。娘の凛の強さには自信を持っている。
東体大栄高校[編集]
埼玉県の柔道強豪校で、聖条学園と並ぶ埼玉県新人戦大会団体戦の優勝候補校。
- 政所ジェシー(まんどころ ジェシー)
- ポイントゲッター。関東大会では立川学園の冨士森に競り勝っている実力者。新人戦では先鋒に出場。
- 檀(だん)
- 中学時代の山梨県チャンピオン。新人戦では中堅に出場。
- 曽我(そが)
- キャプテン。70キロ級インターハイ代表。新人戦では大将に出場。
- 矢城美礼(やしろ みれい)
- -52キロ級インターハイ県予選3位。高校選手権県予選でも-52キロ級で準決勝に進出し天音と対戦する。
紗山商業高校[編集]
個人戦メインで県新人戦と高校選手権県予選に出場。
- 榛原佳音(はいばら かのん)
- 2年生。高校選手権埼玉県予選の個人戦-52kg級エントリー。県新人戦で団体戦の組めない学校の選手のみで行われた個人戦-52㎏級準優勝者。寝技を得意としている。打倒天音恵梨佳を目標に、部員一人の柔道部で、柔道素人の女顧問の楠先生に支えられながら勝利を目指す。
- 楠(くすのき)
- 紗山商業高校の女性教師で柔道部顧問。柔道に関しては素人ながらも一生懸命な性格で、一人部員の榛原を献身に支える。
書誌情報[編集]
- 村岡ユウ 『もういっぽん!』 秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉、既刊11巻(2021年2月8日現在)
- 2019年2月8日発売[4]、ISBN 978-4-253-22803-9
- 2019年5月8日発売[5]、ISBN 978-4-253-22804-6
- 2019年7月8日発売[6]、ISBN 978-4-253-22805-3
- 2019年9月6日発売[7]、ISBN 978-4-253-22817-6
- 2019年11月8日発売[8]、ISBN 978-4-253-22818-3
- 2020年2月7日発売[9]、ISBN 978-4-253-22819-0
- 2020年4月8日発売[10]、ISBN 978-4-253-22820-6
- 2020年7月8日発売[11]、ISBN 978-4-253-22844-2
- 2020年9月8日発売[12]、ISBN 978-4-253-22845-9
- 2020年12月8日発売[13]、ISBN 978-4-253-21635-7
- 2021年2月8日発売[14]、ISBN 978-4-253-21639-5
脚注[編集]
- ^ a b “「ウチコミ!!」の村岡ユウが女子柔道を描く新連載「もういっぽん!」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年10月18日) 2018年11月5日閲覧。
- ^ a b c d 伊藤和弘 (2019年2月22日). “女子柔道部の青春! 村岡ユウ「もういっぽん!」”. 好書好日 Good Life With Books - 朝日新聞デジタル. 2019年11月1日閲覧。
- ^ “「次にくるマンガ大賞 2019」投票受付スタート! エントリー総数4222作品の中からノミネート100作品が決定”. ダヴィンチニュース (2019年6月21日). 2019年11月1日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第1巻”. 秋田書店. 2019年2月8日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第2巻”. 秋田書店. 2019年5月8日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第3巻”. 秋田書店. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第4巻”. 秋田書店. 2019年9月6日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第5巻”. 秋田書店. 2019年11月8日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第6巻”. 秋田書店. 2020年2月7日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第7巻”. 秋田書店. 2020年4月8日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第8巻”. 秋田書店. 2020年7月8日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第9巻”. 秋田書店. 2020年9月8日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第10巻”. 秋田書店. 2020年12月8日閲覧。
- ^ “もういっぽん! 第11巻”. 秋田書店. 2021年2月8日閲覧。
外部リンク[編集]
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