BIGLOBE

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ビッグローブ株式会社
BIGLOBE Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
140-0042
東京都品川区東品川4-12-4
品川シーサイドパークタワー
設立 2006年7月3日
業種 情報・通信業
事業内容 インターネット等のネットワークを利用した情報通信サービス、情報提供サービスの提供および、これに付帯または関連する一切の業務
代表者 代表取締役執行役員会長兼社長:中川 勝博
資本金 104億円(7月24日第三者割当増資実施後)
売上高 約800億円
従業員数 約600名
決算期 3月
主要株主 ビージェイホールディングス株式会社
主要子会社 ビッグローブカスタマーコミュニケーションズ株式会社
ジー・プラン株式会社
FullRoute Pte. Ltd.
BIGLOBEキャピタル株式会社
外部リンク http://www.biglobe.co.jp/
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BIGLOBE(ビッグローブ)は、ビッグローブ株式会社BIGLOBE Inc.)が運営するインターネットサービスプロバイダのひとつ。2006年7月日本電気(NEC)の一部門から独立し、同時にロゴも変更された。BIGLOBEの由来は「大きな地球」と言う意味で、BIG(大きい)とGLOBE(球,地球)を合わせた造語。シンボルマークは「水の惑星」で、通称「びっぷる」。

2014年3月末にNECは保有していた株式を日本産業パートナーズに売却し、4月1日付で当社はNECグループを離脱するとともに、社名を「ビッグローブ」に変更した。

ビッグローブの子会社であるサイバーウィングは、BIGLOBEだけではなくOCN@niftyhi-hoau one netSo-netなどの大手プロバイダーポータルサイトにインターネット広告を供給していたが、2014年3月に解散した。

リモートホスト名はmesh.ad.jp

概要[編集]

1996年7月24日、日本電気(NEC)が運営していたインターネットサービスプロバイダであるmesh、パソコン通信サービスであるPC-VANコンテンツ配信サービスであるCyber Plazaを統合しサービス開始。1999年に既存のmesh及びPC-VAN会員はBIGLOBEに移行された。

2006年7月3日にNECの一部門だったBIGLOBE事業本部をNECビッグローブ株式会社として分離独立させたが、その時点では引き続きNECが筆頭株主であったため、NECグループに属していた[1]

2007年3月末の時点でサービス会員の合計が1,663万人。会員減には至っていないものの、競合相手の大手プロバイダ他社と同様、以前ほどの勢いで増えてはいない。2007年に公表された中期戦略計画によると、FTTHのユーザー数は10.7%と2位につけている。NTTの公式発表が、11月現在で加入者1000万人と公表している事から、日本国内でのFTTHにおけるISP事業では100万人超で、2位のポジションにいたが、2010年3月現在ではNTTぷららに抜かれ、第3位であった。2015年3月現在、FTTHの事業は会員数が200万人で、OCNNTTぷららに次いで3位の地位を占めている。

2009年10月には競合関係であった富士通系の@niftyと、コンテンツの相互供給で締結している。

2013年10月に、報道各社が大株主の日本電気が株式を売却すると報じた[2][3][4]。NECは、報道時点では決定事項はないなどとしていた[2]が、2014年1月30日日本産業パートナーズに同年3月末頃に、NECが所有する全株式を売却することを発表した[5]。ブランド名やサービスは継続される[5]

発表の通り、2014年3月末を持ってNECは保有株式を日本産業パートナーズに売却し、4月1日付で社名を変更してNECグループを離脱した。

経緯[編集]

事業の特徴[編集]

  • BIGLOBEはインターネットプロバイダーであり、固定インタネット回線、モバイル回線の提供だけでなく、ポータルサイト、クラウドホスティング等、インターネットに欠かせないインフラ事業を提供している。

子会社・関連会社[編集]

出資会社

コンテンツ[編集]

2004年にはオリジナルのコンピュータゲームLet's! 浜茶屋」を開発し、ダウンロード販売専用で提供すると言う実験的な試みも行っている。また、同年、ブログサービスウェブリブログを開始した。

最近ではBIGLOBEストリーム(アニメワン)にて、UHFアニメなど、放送されたアニメ動画の配信も行っており、2010年にはオリジナルアニメ『ゆとりちゃん』の製作、配信も行っていた(2014年3月でアニメ事業からは撤退)。

ケータイBIGLOBEは、携帯電話向けの検索、動画、着信メロディ、ニュース、コミュニティ、占いなど各種コンテンツを無料提供していた。(2014年3月頃完全撤退)

2009年には、Twitterクライアント「ついっぷる」をリリースした。PC向けWebクライアントの他、携帯電話端末やスマートフォン向けアプリ、画像投稿やトレンド情報などのWebサービスを提供しており、2012年現在日本で普及しているクライアントの一つである。

プロキシサーバー[編集]

2011年9月30日まで、mesh.ad.jp網から接続する会員向けに、プロキシサーバーを提供していた。

東日本 = proxy01.biglobe.ne.jp:8080

西日本 = proxy02.biglobe.ne.jp:8080

全国共通 = proxy03.biglobe.ne.jp:8080

これらは「ホームページウィルスチェック」サービスで利用できるプロキシ(bgcs又はcachesv)とは違い、ウイルススキャンされなかった。

BIGLOBE LTE・3G(BIGLOBEスマホ、BIGLOBE SIM)[編集]

仮想移動体通信事業者(MVNO)としてNTTドコモの通信網を活用した高速モバイルデータ通信サービス。LTE接続時下り最大150Mbpsの高速通信と、3G接続時(下り最大14Mbps)の接続エリアの広さの双方が享受できる。

プラン[編集]

データSIM[編集]

エントリープラン - 月額料金900円(税別)。月間総量基準値3GB、全日使用可。直近72時間通信容量による速度制限なし。
ライトSプラン - 月額料金1,450円(税別)。月間総量基準値6GB、全日使用可。直近72時間通信容量による速度制限なし。
12ギガプラン - 月額料金2,700円(税別)。月間総量基準値12GB、全日使用可。直近72時間通信容量による速度制限なし。

音声通話SIM[編集]

音声通話スタートプラン - 月額料金1,400円(税別)。月間総量基準値1GB、全日使用可。直近72時間通信容量による速度制限なし。
エントリープラン - 月額料金1,600円(税別)。月間総量基準値3GB、全日使用可。直近72時間通信容量による速度制限なし。
ライトSプラン - 月額料金2,150円(税別)。月間総量基準値6GB、全日使用可。直近72時間通信容量による速度制限なし。
12ギガプラン - 月額料金3,400円(税別)。月間総量基準値12GB、全日使用可。直近72時間通信容量による速度制限なし。

沿革[編集]

デイタイムプラン(月額料金1,770円。2:00~20:00使用可)・スタンダードプラン(月額料金2,770円。全日使用可)
  • 2012年3月6日 - 加入者が急増し回線品質維持の観点から新規加入を一時中止。
  • 2012年4月23日 - 先着100名に限り追加申込を受け付け。
  • 2012年6月1日 - 再受け付け開始。
  • 2012年8月1日 - NTTドコモのXi網を活用したMVNO高速モバイル接続サービスBIGLOBE LTE開始。
デイタイムプラン(月額料金3,770円。2:00~20:00使用可)・スタンダードプラン(月額料金4,770円。全日使用可)
  • 2012年10月1日 - BIGLOBE LTE/BIGLOBE 3G、デイタイムプラン向けに1日に限り時間制限を解除するナイトオプション(1回315円)開始。
  • 2012年12月3日 - BIGLOBE LTE、月額料金はそのままにUIMカードを3枚貸与まで拡張できるシェアオプション開始。
  • 2013年2月1日 - BIGLOBE 3GとBIGLOBE LTEを統合し、BIGLOBE LTE・3Gとする(ライトSプラン・ライトMプランの開始)。BIGLOBE 3Gのデイタイムプラン・スタンダードプランの新規受付は終了。
  • 2013年6月1日 - イオンリテール店頭にてUIMカード「はじめまセット」および端末とのセット販売を開始。
  • 2013年12月2日 - BIGLOBE LTE・3G、エントリープラン(月額料金980円。全日使用可)開始。
  • 2014年2月3日 - オプションで使用可能な公衆無線LANにBBモバイルポイントとUQ_Wi-Fiを追加。iPhone等で採用されているnanoSIMカードへの変更受付開始。SMSオプション開始。
  • 2014年3月8日 - ヨドバシカメラでのUIMカード「はじめまセット」販売を開始。
  • 2014年7月1日 - 音声通話サービス開始。
  • 2014年9月1日 - BIGLOBE LTE・3Gの帯域制限時および通信容量超過後の接続速度を128kbpsから200kbpsに引き上げ。
  • 2014年11月1日 - BIGLOBE LTE・3Gの各プラン月間通信容量を引き上げ。各月額料金は据え置き。
  • 2014年12月1日 - これまでクレジットカード払いのみだった音声通話SIMの支払い方法を、銀行口座振替及びNTT/KDDIとの合算請求にも拡大。
  • 2015年4月17日 - エントリープラン及びライトSプランの月間通信容量を引き上げ。ライトSプラン・ライトMプラン・スタンダードプランにおいて直近72時間の通信容量による速度制限を撤廃(エントリープラン及び音声通話スタートプランは継続)。データ通信容量の繰越しサービス開始(繰越容量の最大値は各プランごとに定められた月間高速データ通信容量と同量)。BIGLOBE LTE・3G利用者の家族会員サービスを無料化。
  • 2015年8月3日 - 12Gプラン申込開始。エントリープラン及び音声通話スタートプランにおける直近72時間の通信容量による速度制限を、エントリープランは360MBから600MBに、音声通話スタートプランは120MBから200MBにそれぞれ緩和。
  • 2016年9月13日 - 直近72時間(3日間)の送受信の通信量合計に対して設けていた、通信速度制限に関する規定を、一部プランにおいて廃止。

端末[編集]

(2016年10月現在提供されている端末)

ここに挙げる公式提供機種以外でも、UIMカード挿入可能な端末(いわゆる白ロム等)を自前で用意して使用可能
  • ASUS ZenFone 3
  • SHARP AQUOS mini SH-M03
  • 富士通 arrows M03
  • Motorola Moto G4 Plus
  • HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro
  • HUAWEI P9 lite
  • HUAWEI Y6
  • Acer Liquid Z330
  • Motorola Moto X Play
  • ASUS ZenFone Max
  • 富士通 arrows M02
  • ASUS ZenFone 2 Laser
  • ASUS ZenFone™ 2(ZE551ML)
  • ASUS ZenPad 8.0
  • Aterm MR04LN

以下は過去に提供されていて現在は新規提供を終了した端末[編集]

BIGLOBE WiMAX[編集]

脚注[編集]

  1. ^ NECビッグローブ株式会社の設立について - NECプレスリリース(2006年7月3日)
  2. ^ a b NEC、ビッグローブ売却検討 月内に1次入札も - 産経ニュース 2013年10月10日
  3. ^ NEC、ネット接続業者のビッグローブを売却へ=関係筋 - ロイター 2013年10月10日
  4. ^ NEC、ビッグローブ売却へ=ネット接続子会社、近く入札 - 時事ドットコム 2013年10月10日
  5. ^ a b NEC「BIGLOBE」の売却について説明、ブランドやサービスは当面そのまま継続 - INTERNET Watch 2013年1月30日
  6. ^ 本社移転のお知らせ - プレスリリース 2015年2月6日

外部リンク[編集]

関連項目[編集]