NECネッツエスアイ
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | NESIC |
本社所在地 |
![]() 〒112-8560 東京都文京区後楽2-6-1 (飯田橋ファーストタワー) |
設立 | 1953年(昭和28年)11月26日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 |
6010001135680 ![]() |
事業内容 | ネットワークシステムに関する企画・コンサルティングや設計・構築など、サービスの提供および国内約250か所の保守サービス拠点による24時間365日対応の保守・運用、監視サービスの提供 |
代表者 | 代表取締役執行役員社長 牛島祐之 |
資本金 |
131億22百万円 (2018年3月31日現在) |
売上高 |
連結:2,679億円 (2018年3月期) |
営業利益 |
連結:144億18百万円 単独:127億55百万円 (2014年3月期) |
純利益 |
連結:82億57百万円 単独:74億24百万円 (2014年3月期) |
総資産 |
連結:1,890億59百万円 単独:1,641億63百万円 (2014年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:7,657人 (2018年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人 |
主要株主 |
日本電気(株) 38.39% 日本トラスティ・サービス信託銀行(株) (三井住友信託銀行再信託分・日本電気(株)退職給付信託口) 12.86% 日本トラスティ・サービス信託銀行(株) (信託口) 4.70% (2014年3月31日現在) |
主要子会社 | グループ会社参照 |
外部リンク | https://www.nesic.co.jp/ |
NECネッツエスアイ(英称:NEC Networks & System Integration Corporation)は東京都文京区に本社を置く、通信工事会社である。略称はNESIC。NECグループのネットワーク通信工事及びシステムインテグレーションにおける中核会社である。
売上の多くを通信インフラ設置工事で占める、通信工事および保守会社である。
目次
概要[編集]
元はNECの電話工事部門であったが、1953年に日本電気工事として分離独立。その後、日本電気システム建設と社名を変更し、2005年10月に現在の社名であるNECネッツエスアイとなる。「ネッツ」は、Networksの略語であり、「エスアイ」はシステムインテグレーションの略語である。 ※略称は旧社名時代より"NESIC"である。
NECグループの企業や住友グループの企業、大手企業、都道府県、官公庁、海外との取引が多い。
2006年4月、ネットワーク事業の強化を目的とした株式交換をNECとの間で行い、NECテレネットワークスを自社の完全子会社化。その後、2007年4月1日に吸収合併。
傘下に複数の子会社を持つ。東京証券取引所第一部上場、証券コード1973。
南極地域観測隊において、昭和基地に設営された多目的衛星データ受信システムの保守点検などのため、同社内から1名が毎年観測隊に参加している。
主な事業[編集]
事業別のセグメントは以下の3種類に大別される。
企業ネットワーク事業[編集]
企業等オフィス向けのICT(情報通信技術)ソリューションに関するサービスインテグレーションの提供。総合オフィスソリューションの提供・運用・保守、アウトソーシングサービス、クラウドサービス等の提供。2013年度の連結売上構成比で36.3%を占める。
キャリアネットワーク事業[編集]
通信事業者向けのICT基盤に関するサービスインテグレーションの提供。2013年度の連結売上構成比で24.1%を占める。
社会インフラ事業[編集]
官庁・自治体・公益法人向けのICTインフラに関するサービスインテグレーションの提供、通信インフラ設置工事。2013年度の連結売上構成比で34.1%を占める。
組織[編集]
- 営業統括本部
- 企業ソリューション事業本部
- キャリアソリューション事業本部
- 社会インフラソリューション事業本部
- テクニカルサービス事業本部
- 海外事業統括本部
- 新事業開発部
- スタッフ部門
沿革[編集]
- 1953年 日本電気より分離独立 「日本電気工事株式会社」設立
- 1954年 初の海外工事を経験
- 1955年 KDD(現・KDDI)の自動交換機、電話装置工事を受注
- 1956年 初のテレビ放送設備工事を受注
- 1961年 情報付帯設備分野へ進出
- 1967年 NHKの世界初の放送自動化工事
- 1968年 通信線路分野へ進出、メキシコオリンピック衛星通信工事
- 1970年 初のデータ通信総合工事を受注
- 1976年 初の海外現地法人をブラジルに設立
- 1977年 電子交換機部門強化 交換ソフト分野へ本格進出
- 1980年 「日本電気システム建設株式会社」に社名変更
- 1983年 東京証券取引所第二部上場
- 1984年 国内拠点本部を新設し全国展開網を強化、VANシステム工事本格化
- 1986年 24時間対応メンテナンスセンター完成、NCC工事本格化、新民営通信事業各社より大型受注、情報処理ソフトウェア開発体制発足
- 1988年 売上高1000億円突破
- 1990年 研修・研究施設「伊勢原テクニカルセンター」設立
- 1992年 東京証券取引所第一部上場、C&Cシステムインテグレーション体制を強化
- 1993年 本社を品川区に移転
- 1994年 通信建設工事分野で国内初のISO9001取得
- 1997年 海外でWLLシステム工事が増加、シンガポールで地下鉄通信システムを受注、アジア・南米で空港システムを相次いで受注
- 1998年 東京証券取引所より5年以上連続増配で表彰、携帯電話基地局工事が大幅に増加、アウトソーシング分野へ本格的に進出
- 1999年 ISO14001を全社的に取得
- 2000年 市場ニーズに対応した大幅な機構改革を実施
- 2001年 本社ビルに「カスタマーサポートセンター」開設
- 2002年 ISO9001(2000年版)を全社的に取得
- 2003年 創立50周年を迎える
- 2005年 「NECネッツエスアイ株式会社」に社名変更
- 2007年 NECテレネットワークス株式会社を吸収合併、EmpoweredOffice Centerを開設
- 2008年 NGN Laboratory、Network Total Operation Center(nTOC)、総合SIセンター、Parts Delivery Operation Center (pDOC)を開設
- 2010年 本社を文京区に移転
- 2011年 東京証券取引所における業種分類が建設業から情報・通信業に変更
- 2013年 NECマグナスコミュニケーションズ株式会社の株式を日本電気より取得し、完全子会社化
- 2015年 NECネッツエスアイ・エンジニアリング株式会社を吸収合併
国内主要拠点[編集]
- 本社 〒112-8560 東京都文京区後楽2-6-1 飯田橋ファーストタワー
- 関西支社 〒540-8551 大阪府大阪市中央区城見1-4-24 NEC関西ビル
- 北海道支店 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西4丁目1 新大通ビル
- 東日本支社・東北支店 〒984-0075 宮城県仙台市若林区清水小路6-1 東日本不動産仙台ファーストビル
- 甲信越支店 〒950-0084 新潟県新潟市中央区明石1-6-6 木山17明石ビル
- 関東支店 〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-10-17 シーノ大宮サウスウィング
- 神奈川支店 〒220-6207 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5 クイーンズタワーC棟
- 静岡支店 〒420-0851 静岡県静岡市葵区黒金町3 シャンソンビル
- 中部支店 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-17-1 NEC中部ビル
- 北陸支店 〒920-0901 石川県金沢市彦三町1-2-1 アソルティ金沢彦三
- 京滋支店 〒600-8008 京都府京都市下京区四条通烏丸東入ル長刀鉾町8 京都三井ビルディング
- 神戸支店 〒650-0031 兵庫県神戸市中央区東町126 神戸シルクセンタービル
- 西日本支社・中国支店 〒730-0013 広島県広島市中区八丁堀16-11 スタートラム広島
- 四国支店 〒760-0008 香川県高松市中野町29-2 住友生命高松パークビル
- 九州支店 〒812-0037 福岡県福岡市博多区御供所町1-1 西鉄祇園ビル
グループ会社[編集]
国内関係会社[編集]
- NECネッツエスアイ・サービス株式会社
- キューアンドエー株式会社
- 株式会社ニチワ
- NECマグナスコミュニケーションズ株式会社
- NECネットイノベーション株式会社
海外現地法人[編集]
- NESIC BRASIL S/A (ブラジル連邦共和国 サンパウロ)
- NESIC (Thailand) Ltd. (タイ王国 バンコック)
- NESIC PHILIPPINES, INC. (フィリピン共和国 マニラ)
- NESIC (GUANGZHOU) CO.,LTD. (中華人民共和国 広州)
- Networks & System Integration SaudiArabia Co., Ltd. (サウジアラビア王国 アルコバール)