ソニーネットワークコミュニケーションズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
Sony Network Communications Inc.
ロゴ
品川シーサイドTSタワー
品川シーサイドTSタワー
種類 株式会社2005年12月20日~
市場情報
東証1部 3789
2008年1月17日 - 2012年12月26日
東証マザーズ 3789
2005年12月20日 - 2008年1月16日
略称 SNC
ソネット
本社所在地 日本の旗 日本
140-0002
東京都品川区東品川4丁目12番3号
品川シーサイドTSタワー
設立 1995年11月1日
(ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社)
業種 情報・通信業
事業内容 インターネット・サービス・プロバイダ事業
ポータル事業
代表者 髙垣 浩一(代表取締役社長
資本金 79億69百万円
発行済株式総数 25万5,538株
売上高 連結:933億53百万円
単独:642億04百万円
(2012年3月期)
営業利益 連結:100億00百万円
単独:17億45百万円
(2012年3月期)
純利益 連結:40億50百万円
単独:22億90百万円
(2012年3月期)
純資産 連結:739億85百万円
単独:563億00百万円
(2012年3月31日現在)
総資産 連結:1,051億54百万円
単独:800億27百万円
(2012年3月31日現在)
従業員数 連結:1,440人 単独:864人
(2017年12月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 ソニーモバイルコミュニケーションズ(株) 100%
(2016年4月1日現在)
主要子会社 SMN(株) 100%
So-net Entertainment Taiwan Limited 62.4%
外部リンク https://www.sonynetwork.co.jp
テンプレートを表示

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社: Sony Network Communications Inc.)は、日本台湾インターネットサービスプロバイダSo-net」や、固定ブロードバンド光回線「NURO光」、仮想移動体通信サービスnuroモバイル」などを運営する電気通信事業者ソニーモバイルコミュニケーションズ子会社。旧社名は、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社、ソネットエンタテインメント株式会社、ソネット株式会社。

概要[編集]

ソニーグループのインターネットサービスプロバイダ。日本でインターネットが一般に普及しはじめた、1996年1月にサービスを開始。

メーカー系のインターネットサービスプロバイダであるが、同時期にサービスを開始したメーカー系の他社(@niftyBIGLOBEhi-hoSANNETinfoPepperなど)は情報通信機器の製造・運用の経験がある総合電機メーカーや、その子会社のパソコン通信運営会社が母体となっている。しかし当社は家電メーカーソニーを母体としているため、情報通信機器や通信回線を使った本格的なサービスの経験がなく、ドリーム・トレイン・インターネット[1]と同様にメーカー系でありながら、むしろ独立系(インターネットイニシアティブリムネットベッコアメ・インターネット東京インターネットなど)に近い立ち位置であった[2]

アクセス回線の選択肢が多いのが特徴で、固定電話加入電話フレッツ・ISDN・海外ローミング)、PHSAirH"@FreeDPIAFS)・bitWarp)、携帯電話FOMAPacketWIN・So-net モバイル 3G・So-net モバイル LTEnuroモバイル)、WiMAXADSLアッカ・ネットワークスイー・アクセスフレッツ・ADSL)、FTTH回線(フレッツ光ひかりoneUSENTEPCOひかりコミュファ光NURO光)、基幹ネットワークへのアクセス回線(KDDIインターネット網・ULTINA Internet網・NUROネットワーク・IIJバックボーンネットワーク)、NUROネットワークとのトランジット接続と幅広い[3]

主力事業であるSo-netの会員数は、2018年6月現在、FTTH契約数は約282万人(モバイル会員・電話コース・こんてんつコース等の会員を含まず。)[4]。2018年3月現在、国内の固定ブロードバンド回線のプロバイダの中ではYahoo!BBソフトバンク)・OCNNTTコミュニケーションズ)・J:COM NET(ジュピターテレコムKDDIグループ)に次いで4番目の規模で[5]、通信キャリア系の事業者以外では首位。

モバイル通信事業では、かつてウィルコムイーモバイルPHSデータ通信を利用したモバイル通信サービスbitWarpを提供していたほか、NTTドコモUQコミュニケーションズMVNOとして、「So-net モバイル LTE」「PLAY SIM/Prepaid LTE SIM」「So-net モバイルWiMAX 2+」の名称で一般使用者に対しモバイル回線の提供を行っている。また「nuroモバイル」の名称でNTTドコモの携帯電話回線を使用したMVNOサービスを提供するほか、MVNEとしてもMVNOに対する支援サービスも提供している。

沿革[編集]

  • 1995年11月1日 - ソニー株式会社、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、株式会社ソニーファイナンスインターナショナルの共同出資により、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社として、会社設立
  • 1996年1月 - So-netとして、ISP事業開始
  • 1997年
    • 1月10日 - PostPetシリーズの1作目「PostPet for Macintosh β版」をリリース
    • 4月 - オンライン決済システム「Smash」のサービスを開始
  • 1999年10月 - 設立間もないDeNAに出資し、リクルートとともに筆頭株主となる[6][7]
  • 2000年
    • 4月 - 株式会社デイブレイクの株式を取得して子会社化し、ソネットスポーツ・ドットコム株式会社に商号変更
    • 7月 - ソネット・ビィメディア株式会社を設立[8]
    • 9月 ソネット・エムスリー株式会社(現 エムスリー株式会社)を設立
  • 2001年
  • 2001年
  • 2002年
    • 4月 - 株式会社ウェブオンラインネットワークスを吸収合併
    • 5月 - TEPCOひかりを使用した、FTTH接続サービスを開始
  • 2003年
    • 1月
      • デジタルメディアエンタテインメント株式会社から、CS放送「So-netチャンネル」(現 アジアドラマチックTV)の運営権を授受
      • ソネット・ビィメディアを吸収
    • 3月 - IP電話サービス開始
  • 2005年12月20日 - 東京証券取引所マザーズに上場
  • 2006年
    • 7月7日 - 家電メーカー4社と、ソニー・当社が出資し、テレビポータルサービス株式会社(現 アクトビラ)を設立
    • 10月1日 - ソネットエンタテインメント株式会社に商号変更
    • 10月2日 - ソネットスポーツ・ドットコムを解散
  • 2007年
    • 11月 - 本社を、東京都品川区大崎2丁目1番1号 ThinkPark Tower 10階に移転
    • 11月1日 - インターネット電子番組ガイド「Gガイド.テレビ王国」サービス開始
  • 2008年
  • 2009年11月25日 - USENとの業務提携、及びISP事業の譲渡に関する協議を開始
  • 2010年2月1日 - USENよりISP事業「Gyao光」(旧 BROAD-GATE 01)・「Gyao BB」を譲受
  • 2011年
    • 1月31日 - オンライン決済サービス「Smash」を終了
    • 4月7日 - リモート録画予約サービス「CHAN-TORU」の運営を、ビジョンアーツより移管(Gガイド.テレビ王国に統合)
    • 10月3日 - MVNO方式の最大14Mbps高速モバイル通信「So-net モバイル 3G」サービス開始
  • 2012年8月9日 - ソニーが株式の公開買い付けにより、ソネットエンタテインメントを完全子会社化すると発表
  • 2013年
    • 1月1日 - ソニーの完全子会社となる
    • 1月 - DeNAの株式をソニーに譲渡[7]
    • 1月11日 - エムスリー(旧 ソネット・エムスリー)の株式を、ソニーに譲渡[9]
    • 2月1日 - 子会社 ソネットエンタテインメント株式会社を設立し、CS放送「アジアドラマチックTV」の事業を移管[10]
    • 4月 - 仮想移動体サービス提供者(MVNE)事業に参入[11]
    • 4月15日 - 世界最速をうたう最大2GbpsのFTTHサービス「NURO光」の提供を発表 NUROブランドを使用開始
    • 7月1日 - ソネット株式会社に商号変更[12]
    • 12月25日 - 業界初のデータ通信が毎月500MB未満まで無料で提供する、格安SIMサービス「0 SIM」をデジモノステーション(発行は同じソニーグループであるエムオン・エンタテインメント)2月号付録にし、事実上nuroモバイルの個人向けサービスを開始
  • 2014年4月1日 - bit-drive事業を、ソニービジネスソリューション株式会社から授受[13]
  • 2016年
    • 1月26日 - 「0 SIM」がデータ専用の他にSMS機能付き・音声機能付きプランの2プラン追加されて本格稼働開始。別途月額料金かかるがデータ専用プランと同じく500MB未満のデータ通信利用分は無料
    • 3月1日 - ソニーモバイルコミュニケーションズの完全子会社となる[14]
    • 5月6日 - 東京都品川区東品川4-12-3 品川シーサイドTSタワーへ本社を移転
    • 7月1日 - ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社に商号変更[15] 社章をSo-netロゴから、ソニーロゴに変更[16]
  • 2017年3月31日 - アクトビラの株式を、WOWOWに譲渡[17]
  • 2018年4月1日 - ソネットエンタテインメント(現 ソラシア・エンタテインメント)の株式を、ソニー・ミュージックエンタテインメントに譲渡[10]

主なサービス[編集]

ISP事業(So-net)[編集]

主力事業。

NURO光事業[編集]

アクセス回線を自社で設置・管理しており、自社だけが使用しているため、フレッツ光auひかりをアクセス回線に使う他サービスと比べ、電力系通信事業者と同様に通信サービスの柔軟性が高いのが特徴。

モバイル通信事業[編集]

IoT事業[編集]

  • MANOMA - スマートホームサービス

など

クラウド&アプリ事業[編集]

一部サービスは、ソニービズネットワークスが提供

法人向け事業[編集]

  • bit-drive - 法人向けインターネットプロバイダ クラウドサービス・回線サービスなどの各種サービスも実施 ソニービジネスソリューションが提供
  • So-net for Biz - bit-drive・NUROネットワークを使用した法人向けの各種サービス
  • NURO biz - NUROネットワークを使用した法人向けの各種サービス ソニービズネットワークスが提供
  • クラウド勤怠管理システム「AKASHI」

関連企業[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 三菱電機の支援が出資にとどまったため、実質的には独立系。
  2. ^ 宮元万菜美「国内のコンシューマ向けISP事業の顧客獲得競争に関する経営者の認識と事業行動の記述」『早稲田大学IT戦略研究所 ワーキングペーパーシリーズ』 2012年1月、早稲田大学IT戦略研究所
  3. ^ 法人向けや、廃止されたものも含む。
  4. ^ ソネット・メディア・ネットワークス「2018年10-12月期 『So-net 広告商品ガイド』」『So-net広告掲載のご案内』、ソニーネットワークコミュニケーションズ、2017年
  5. ^ ブロードバンド回線事業者の加入件数調査(2019年3月末時点)」『MMRI ニュースリリース』、MM総研、2019年6月6日
  6. ^ ソネットがDeNA株売却、南場氏が筆頭株主に」『MarkeZine』 2010年2月26日、翔泳社
  7. ^ a b ソニー、DeNA全株を野村証券に売却」『SankeiBiz』 2013年3月5日、産経デジタル
  8. ^ ソニーコミュニケーションネットワーク、CS放送向けにインターネットと連動した情報番組の制作会社を設立」『ASCII.jp』 2000年7月6日
  9. ^ 「IRリリース 主要株主である筆頭株主及び親会社の異動に関するお知らせ」『エムスリー株式会社』 2013年1月11日、エムスリー株式会社
  10. ^ a b ソネットエンタテインメント株式会社の移管に伴う商号変更のお知らせ」『ソニーミュージックグループ コーポレートサイト』 ソニー・ミュージックエンタテインメント、2018年3月26日
  11. ^ ソネットエンタテインメント株式会社「So-net 会社情報 プレスリリース [https://www.sonynetwork.co.jp/corporation/release/2013/pr20130415_2959.html So-net、LTEを利用したMVNE事業を開始 個人・法人を対象とした新サービスもスタート」『Sony Japan』 2013年4月15日、ソニー
  12. ^ プレスリリース |So-net 会社情報 2017年10月20日閲覧。
  13. ^ 「プレスリリース ソネットとソニービジネスソリューション、 法人向けインターネットソリューションサービス事業 統合のお知らせ」『ソニービジネスソリューション株式会社』
  14. ^ プレスリリース |So-net 会社情報 2017年10月20日閲覧。
  15. ^ 商号変更のお知らせ”. ソネット株式会社 (2016年6月15日). 2017年10月20日閲覧。
  16. ^ ソネット、7月1日に社名変更 - 社標はソニーロゴへ」『マイナビニュース』 2016年6月15日、マイナビ
  17. ^ 株式会社アクトビラの株式取得及び第三者割当増資引受(子会社化)に関するお知らせ」 株式会社WOWOW、2017年2月24日
  18. ^ 「ローミング 接続サービス」『So-net』
  19. ^ So-net Singapore - ウェイバックマシン(2005年4月5日アーカイブ分)
  20. ^ So-net UK - ウェイバックマシン(2004年9月24日アーカイブ分)
  21. ^ So-net USA - ウェイバックマシン(2005年2月10日アーカイブ分)

外部リンク[編集]