UQコミュニケーションズ

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UQコミュニケーションズ株式会社
UQ Communications Inc.
品川イーストワンタワー
品川イーストワンタワー
種類 株式会社
市場情報 未上場
略称 UQ
本社所在地 日本の旗 日本
108-0075
東京都港区港南2-16-1
品川イーストワンタワー18階
設立 2007年8月29日
業種 情報・通信業
法人番号 2010401075423
事業内容 モバイルWiMAX技術を使用した
無線データ通信サービスの提供
代表者 代表取締役社長 野坂章雄
資本金 1420億円(資本準備金含む)
売上高 1919億8,300万円(2016年3月期)
営業利益 476億5,700万円(2016年3月期)
経常利益 466億0,600万円(2016年3月期)
純利益 421億8,200万円(2016年3月期)
純資産 525億7,500万円(2016年3月期)
総資産 2359億7,900万円(2016年3月期)
従業員数 362名(2012年9月1日現在)
決算期 3月末日
主要株主 KDDI株式会社 32.26%
Intel Capital Corpration 17.65%
東日本旅客鉄道株式会社 17.65%
京セラ株式会社 17.65%
株式会社大和証券グループ本社 9.80%
株式会社三菱東京UFJ銀行 5.00%
主要子会社 なし
関係する人物 田中孝司(初代社長、現・会長)
外部リンク www.uqwimax.jp
特記事項:コーポレートアイデンティティは、「GET WiMAX GET FUTURE」。
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本社のある品川イーストワンタワー

UQコミュニケーションズ株式会社(ユーキューコミュニケーションズ、UQ Communications Inc.)は、東京都港区に本社を置く無線データ通信事業を行うKDDIグループ電気通信事業者である。

概要[編集]

UQコミュニケーションズ株式会社は、KDDI株式会社が2005年6月に成功したWiMAX実証実験を元に、無線データ通信の事業化を目的として、2007年にワイヤレスブロードバンド企画株式会社(KDDI100%出資子会社)として設立された。同年9月、第三者割当を実施し、Intel Capital東日本旅客鉄道京セラ大和証券グループ本社三菱東京UFJ銀行などが資本参加し、翌2008年3月に社名を現在のUQコミュニケーションズ株式会社に変更した[1]。初代の代表取締役社長には、設立当初よりKDDI株式会社取締役執行役員常務で、旧DDIIDO色が濃いモバイル部門としては異色の国際電信電話出身の田中孝司が就任(兼任)していた(現在は、KDDI本体の代表取締役社長と当社の代表権のない会長)。

無線データ通信のサービスは、2009年2月26日から「UQ WiMAX」(ユーキュー ワイマックス)のサービス名称で試験サービスを開始し、同年7月1日から正式サービスとして提供を行っている。現在の社団法人電気通信事業者協会(TCA)による契約数調査による契約数は、契約数参照[2]

KDDIでは2003年からWiMAX技術に着目、標準化作業に携わるとともに技術開発に取り組んできたとしている[3][4]

また2015年10月1日にはKDDIバリューイネイブラーを吸収合併[5]し、au 4G LTEMVNOであるUQ mobileと、MVNE事業とを運営している(沖縄県はUQモバイル沖縄が担当している)。

社名の由来[編集]

社名の「UQ」は、普遍的と高品質=Universal Qualityの頭文字から名付けられた。かつ「U」には、ユビキタス=Ubiquitous、「Q」には、大容量=Quantities、高速=Quicknessの意味が込められている。ロゴマークは、「Universal Quality」という社名の由来から感じる「大らかなスケール感」と「揺るぎない信頼感」を表現し、コーポレートカラーの「ニュートラルなブルー」は、「協調性」と「オープンな姿勢」の象徴を表現し、作成された[1]

サービス[編集]

WiMAX 2+[編集]

BWA帯域の追加割り当て[6]に伴い、WiMAX 2.1規格を採用した「WiMAX 2+」サービスが、2013年10月31日より開始されている[7]

2015年2月12日、WiMAXで使用している帯域のうち20MHz分をWiMAX2+用に切り換えると共に、キャリア・アグリゲーション(CA)を導入、合計帯域40MHz、下り最大220Mbpsに高速化。栃木県真岡市でサービスを開始し、[8]以後順次全国にエリアを拡大した。これに伴い従来のWiMAXは同年9月30日までに順次使用帯域を10MHzに減らし、下り最大13.3Mbpsに低速化した。

2015年3月1日、全国一斉に4×4 MIMOによる下り最大220Mbpsへの高速化を開始した[9]

2015年5月29日、WiMAX 2+およびau 4G LTE向けの通信速度制限を開始した。これにより直近3日間で3Gバイトを超えると最大1Mbps程度に制限される[10]。「2+」の付かないWiMAXユーザーでノーリミットモードであれば速度制限は行われない。広告表現等に利用者から不満が殺到したため、最大3Mbps程度に緩和した。なおこの制限は、理論値である220Mbps(27.5MB/秒)で通信すると約111.7秒で到達する容量である。

LTEオプションは、対応機種で「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えることで、au 4G LTEを使用するものである。申し込み不要で設定された月のみ日割でなく1,005円/月の料金が必要(2016年11月1日よりauスマートバリューmine加入者はオプション料金無料)である。LTEオプションでの通信量の合計が7GBを超えた場合月末まですべての通信で128kbpsに制限される。また、2016年7月1日からは対応した端末でこのLTEオプションを組み合わせることで、WiMAX2+とau 4G LTEの3波CAによる下り最大370Mbpsサービスを使うことができる。

2016年12月2日からは東名阪を中心としたエリアにおいて、CAと4×4 MIMOを組み合わせた高速通信サービスを開始した。これにより、下り最大440Mbpsでの通信が可能になるほか、上りもCAと64QAM変調によって最大30Mbpsで通信が可能となる。また、2017年5月16日からはこれに加えてau 4G LTEでもCAを行うことによる下り最大590Mbpsでの高速通信サービスと256QAM変調での実効速度向上が行われるようになり、同年9月1日からはWiMAX2+側にも256QAM変調を導入することで、WiMAX2+の2波CA下り最大558Mbps、au 4G LTE込みの3波CAで下り最大708Mbpsでの高速通信に対応する。

WiMAX 2.1自体がTD-LTE互換規格であるため、UIMカードに記録された電話番号で認証を行うため、KDDI割り当ての携帯電話番号を利用し、MVNOによるデュアルモードで提供されている。

KDDI/沖縄セルラー電話が、au 4G LTEとのデュアルモードで提供しているサービスは、WiMAX 2+オプションと称している。

料金プラン・オプション[編集]

2015年1月15日、新料金プランが発表された[11]

WiMAX 2+料金プラン
サービス名称 料金月額
税抜
備考
UQ Flat
ツープラス
ギガ放題
4,880 3日間で10GB超の利用で翌日18時頃〜翌々日の深夜2時頃まで速度制限
UQ Flat
ツープラス
4,196 通信量の合計が7GBを超えた場合月末まで128kbpsに制限
UQ Flat
ツープラス
auスマホ割(4年)
4,196 3日間で10GB超の利用で翌日の18時頃〜翌々日の深夜2時頃まで速度制限 auスマートバリューmine
UQ Flat
ツープラス
auスマホ割(2年)
4,196 通信量の合計が7GBを超えた場合月末まで128kbpsに制限
UQ Flat
ツープラス
ギガ放題 ハート割
4,499 3日間で10GB超の利用で翌日の18時頃〜翌々日の深夜2時頃まで速度制限 障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳特定疾患医療受給者証特定疾患医療登録者証のいずれかの交付を受けている人が対象
UQ Flat
ツープラス
ハート割
3,815 通信量の合計が7GBを超えた場合月末まで128kbpsに制限
UQ Flat
ツープラス
auスマホ割(4年)
ハート割
3,815 3日間で10GB超の利用で翌日の18時頃〜翌々日の深夜2時頃まで速度制限
UQ Flat
ツープラス
auスマホ割(2年)
ハート割
3,815 通信量の合計が7GBを超えた場合月末まで128kbpsに制限
WiMAX 2+オプション料金
サービス名称 料金月額
税抜
備考
UQ Wi-Fiプレミアム 無料 駅構内、鉄道内、空港などでWi-Fiを介した無線LANサービスが利用可能になる。別途UQ Wi-Fi用のIDとパスワード設定が必要。
端末あんしん補償 500
グローバルIPアドレス
オプション
96 対応機器にグローバルIPアドレスを割り当て
請求書発行 100 紙の請求書を発行できる。
おまかせサポート 500 リモートでもサポート
フィルタリング
ソフトウェア
アルプスシステムインテグレーション株式会社InterSafe Personal及びデジタルアーツ株式会社のi-フィルターの購入が可能。
music.jp store 500 音楽配信
U-NEXT 1,900 動画配信
OPTiM 500 WindowsOSのソフトウェア配信
eBook図書券 762〜 電子書籍
ハンゲーム 200〜 オンラインゲーム

UQ WiMAX[編集]

UQ WiMAX」は、IEEE 802.16e方式モバイルWiMAX技術を用い、2.5ギガヘルツ帯の無線周波数を使用し、最大下り40Mbps/上り10Mbps(2011年12月より15.4Mbpsに高速化[12]のデータ通信速度を提供する無線データ通信サービスである。2009年2月26日から試験サービスが東京23区、横浜市、川崎市で開始され、同年7月1日に首都圏周辺、名古屋市内、関西圏(大阪、京都、神戸)へサービス地域を拡大し、正式サービスとして開始された[13]。2012年6月29日、全国での人口カバー率が90%を超えた[14]。 2012年度末には、サービス地域を全国主要地域に拡大し、人口カバー率93%を計画している[15] サービス地域は、UQコミュニケーションズのウェブサイト「サービスエリア」で確認することができる。

料金プラン・オプション[編集]

WiMAX 料金プラン
サービス名称 料金月額
税抜
備考
UQ Flat
プラス
3,696 WiMAX+au専用
2年の継続利用契約
更新月以外の契約解除料は9,500円
UQ Flat
年間
パスポート
3,696 1年の継続利用契約
更新月以外の契約解除料は5,000円
特約が適用される場合1年目は9,500円
UQ Flat 4,267 課金開始日から30日(課金開始日を含む)以内の契約解除料2,000円
UQ Step 362〜4,743
UQ 1Day 1日600
UQ Flat
年間
パスポート
ハート割
3,315 障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳特定疾患医療受給者証特定疾患医療登録者証のいずれかの交付を受けている人が対象
1年の継続利用契約
更新月以外の契約解除料は5,000円
特約が適用される場合1年目は9,500円
WiMAX オプション料金
サービス名称 料金
税抜
備考
WiMAX
ファミ得パック
月額2,363円 2台のWiMAX搭載機器で同時にWiMAXに接続
WiMAX
機器追加
1台月額191円 最大2台(最初に契約した機器も含めれば最大3台)まで設定可能。
UQ Wi-Fi 無料 駅構内、鉄道内、空港などでWi-Fiを介した無線LANサービスが利用可能になる。別途UQ Wi-Fi用のIDとパスワード設定が必要。
WORLD WiMAX[16] 2010年3月末まで無料 韓国KTへの国際ローミング3,000ウォン/24時間
米国CLEARはサービス終了
インテル製WiMAX通信モジュール内蔵パソコンのみ

Try WiMAX[編集]

サービス地域の確認を目的として、15日間無料でWiMAX搭載機器を貸し出すサービスである[17]。貸出機は、現在発売している機種が中心である。希望とする機種を選択し、貸し出しを受ける。UQコミュニケーションズのウェブサイトで申し込みを行うことが可能である。

通信端末[編集]

PCに内蔵されるWiMAXモジュール
Intel WiMAX/WiFi Link 5150

UQ製品[編集]

UQ製品 キャリアブランド[18]

通信モジュール[編集]

データカード[編集]

PC[編集]

UQ mobile[編集]

UQ mobileは、au 4G LTEを利用した仮想移動体通信事業である。ただし、沖縄県では当社ではなく、沖縄セルラー電話グループのUQモバイル沖縄の事業となっている。

VoLTEプランは、SIMロック解除のau 4G LTEのVoLTEに対応の端末のみが使用可能である。WEBの閲覧やメールの送受信などのデータ通信と音声通話を同時に利用できる。au VoLTE対応機種同士、auの4G LTEエリア内で高音質通話を利用できる。2015年11月17日から、対応するSIMの取扱いを開始した[19]

2016年2月より、「115番」に電話をした際の接続先がKDDIエボルバ電報サービス「でんぽっぽ」となる[20]

ターボ機能「OFF」の場合の受信最大速度は、データ高速プラン最高速度200kbps・データ無制限プラン500kbpsとなる。速度規制時でも75KB以下のバースト転送に対応しているため、一回の転送当たり75KB以下の通信であれば速度制限なく利用できる。高速通信容量使用によって速度制限が回避される。ターボ機能「ON」で、3日間で366メガバイトの通信量制限の対象外となる。ただし、au 4G LTE網を3日間で6GB以上利用で翌日の昼頃〜翌々日の昼頃まで速度制限される。

UQ mobileの料金(税抜)

  • 初期費用 - SIMパッケージ料金3,000円
  • 最低利用期間内の契約解除料 - 9,500円
  • 余ったデータ容量を翌月に繰り越し
  • SMS - 基本料金無料、送信料は下記参照
  • テザリング - 無料
  • データチャージ - 100MB 200円 500MB 500円 有効期間最終チャージから90日間
  • 転送電話 - 無料
  • コールウェイティング - 無料 au VoLTE対応SIM 200円/月
  • 電話基本パック - 留守番電話迷惑電話撃退・三者通話のセット 380円/月
  • 番号通知お願い - 無料
  • 端末補償サービス - 380円/月
  • メールサービス - 200円/月
  • ウイルスバスター モバイル 月額版 - 290円/月・ライセンス
  • 通話明細サービス - 100円/月
UQ mobile 料金(税抜)円
名称 音声通話 料金月額 月間データ容量GB 090音声国内通話 SMS送信 国際ローミングサービス 通信速度最大 最低利用期間
LTE VoLTE 国内へ 海外へ 海外で
免税
音声 SMS データ
データ
高速
データ
高速(v)
980 3 - 3
/通
100
/通
100
/通
- - 受信150Mbps送信25Mbps
超過時200kbps
1,680 20
/30秒
12ヶ月
データ
無制限
データ
無制限(v)
1,980 無制限 - - 500kbps
2,680 20
/30秒
12ヶ月

この他、通話オプション付きの「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」にそれぞれデータ通信容量の異なるS・M・Lの3プランが用意されており、受信最大速度などが上記プランと異なる。

仮想移動体サービス提供者[編集]

仮想移動体サービス提供者としてau 4G LTEを仮想移動体通信事業者へ提供している。

通信事業者への公衆無線LANアクセスポイントの設備卸提供[編集]

ワイヤ・アンド・ワイヤレスなどに自社のWiMAX回線などをバックボーンとした公衆無線LANアクセスポイントを設備卸提供している。

仮想移動体通信事業者・仮想移動体サービス提供者への通信網の提供[編集]

仮想移動体通信事業者・仮想移動体サービス提供者への通信網の提供を行っている[21]

JR東日本との関係[編集]

出資企業のひとつである東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は、移動体通信事業の東京テレメッセージアステル東京東京デジタルホンを傘下に抱えていた新電電大手の日本テレコムの大株主だったが、2001年に、アステル事業を除きボーダフォングループへ売却した(筆頭株主の異動を経て2015年現在の法人格はソフトバンク)。2007年1月に同社はUQの第三者割当増資の出資を引き受け、約6年弱ぶりに通信会社への出資を実施したことになる。ただ、このプレスリリースでは具体的な目的は記述されなかった。

その後、#サービスエリア(後項)に同社駅構内が含まれる他、ミリ波三菱電機との共同開発)やNTTドコモFOMAパケット通信を用いて更新を行っているトレインチャンネル自動販売機などのワイヤレステレメトリング、LAN配信のデジタルポスターといった通信手段を、将来的にWiMAXへ代替する計画を2008年4月発表の「2020年グループ経営ビジョン[25]」において示したため、無線通信による業務利用インフラの確保を狙ったものと推測される。

2009年11月より、首都圏のトレインチャンネル搭載車両(E233系)でUQのテレビコマーシャルが放映されている。トレインチャンネル・デジタルポスターについては2009年度中にもWiMAXへ移行することが発表されたが、未だ完全に移行されていない模様である。

また、東日本旅客鉄道の本社IT・Suica事業本部の管轄で、2010年4月1日よりUQのMVNO形態で同社が通信事業に参入した。JR東日本グループ社員や取引関係のある法人を契約対象としている。

2010年4月よりジェイアール東日本リテールネット運営の一部のキヨスク駅売店に、取扱商品のテレビコマーシャル日経新聞など)や商品情報・天気予報などを小型の液晶ディスプレイで放映する「KIOSK デジタルサイネージ」の展開が開始され、この通信回線にはUQ WiMAXが使われている。また、同社が運営するコンビニエンスストアのNEWDAYSの89店舗では新型POSシステムの本部-店舗間を結ぶ回線にもWiMAXを導入、有線を利用したものに比べ約6割のコスト削減を実現、店舗のリニューアルや移設にも対応しやすい、としている[26]

車内無線LANサービス[編集]

2009年10月より運行開始したE259系電車成田エクスプレス」において、経路沿線に設置したWiMAX基地局のネットワークを活用し、車内での無線LAN(いわゆるホットスポット)サービスがJR東日本によって開始されている。これは当該車両の客室に無線LANのアクセスポイントが設置され、車両屋根上のアンテナがUQ WiMAX基地局と送受信を行うことで、ユーザーは無線LANによるインターネット接続が利用できるものである。

UQ WiMAX契約ユーザーは無料サービスの「UQ Wi-Fi」を利用する。また、JRのサービスであるため、独自のローミングにより、ソフトバンクテレコムが提供するBBモバイルポイントの対象ユーザー(ODNYahoo! JAPAN無線LANサービス等)も利用出来る。2010年2月25日より、車内無線LANを使い、UQのオンラインサインアップを行うことも可能である[27]

この車両は他路線のトレインチャンネルに該当する「液晶案内サービス」のデータ送受信にWiMAXが供用された最初の事例である[28]

さらに2012年に運転を開始した常磐線特急用のE657系電車では上記Wi-Fiプロバイダに加えて、WIMAXレピータを車両内に搭載することによりUQ WiMAXサービスを安定して使用することができる[29]

先行して同様の車内インターネットサービスが東海道新幹線N700系において提供され、UQ Wi-Fiユーザも利用可能であるが、これは三菱電機が開発した、400MHz帯周波数を利用した列車無線による通信システムであり、モバイルWiMAXを利用したものではない。

テレビCM[編集]

テレビCMは、2009年6月15日に開始する。2010年1月現在、合計7本のテレビCMが放映されている。放送されたテレビCMは、UQコミュニケーションズのウェブサイト「GET GALLERY」で見ることができる。CMは、広告代理店のプロデュースで芸能人が出てくる華やかなテレビCMとは異なり、ユニークさとインパクトの強さを残す内容となっている[30]。2009年10月から放映されているCMには、「未来を買おう」というキャッチフレーズが使用されている。このキャッチフレーズは、コーポレートアイデンティティ「GET WiMAX GET FUTURE」の「GET FUTURE」から引用されている。

2011年からは、青一色になったガチャピンムック(ブルーガチャムク)を起用。2016年のUQ mobileのCMからは、ガチャピンだけがピンク(ピンクガチャ)に変更され、更に堀田茜と共演している。ただし、WiMAXのCMではブルーガチャのままである。

2016年10月から、ブルームク(父)、ピンクガチャ又はブルーガチャ(母)、深田恭子(長女)、多部未華子(次女)、永野芽郁(三女)の家族という設定となり、ピンク・レディーの「UFO」の替え歌で「UQ」と歌い踊る。

通信障害[編集]

2011年9月21日17時45分から2011年9月22日13時過ぎまで(公式障害情報)の約20時間に渡り、東日本地域(関東〜北海道)まで合計70万回線が不通となった。発生原因については同月24日時点でUQコミュニケーションズは現在調査中としていたが、同月26日にKDDIの田中孝司社長が記者発表後の質疑応答の中で、台風15号が本州に接近するのに伴ってアクセスが通常の9倍に増大、高トラフィック時の輻輳をさばくシステムにバグがあったため、大量のアクセスをコントロールすることができずにシステムがダウンし、一旦復旧してもシステムを立ち上げた直後にアクセスが集中し再びダウンを繰り返したため、長時間にわたる通信障害になったことを明らかにした[31]

販売店[編集]

UQスポット[編集]

UQmobileブランド誕生以降、独自の店舗網UQスポットを展開している。主にUQmobile及びUQWIMAXブランドのサービス、及び同サービス対応端末の販売とサポートを行っている。(ただし、解約業務は非対応。)その多くはauブランドの端末を併売している。一部でauショップからの転換が見られる。

その他[編集]

インターネット上の公式オンラインショップや家電量販店・一部レンタルビデオチェーン店等での取扱がある。[32]

沿革[編集]

  • 2005年(平成17年)6月 - 大阪でのWiMAX実証実験に成功
  • 2007年(平成19年)
    • 8月29日 - ワイヤレスブロードバンド企画株式会社を設立(KDDI100%出資)
    • 9月18日 - 第三者割当増資を実施。Intel Capital、JR東日本、京セラなどが資本に参加[3]
    • 12月21日 - 総務省に特定基地局開設計画の認定を受ける
    • 12月25日 - 屋外基地局、屋内基地局、ASN-GW装置、CSN装置の提案依頼書(RFP)を公表
  • 2008年(平成20年)
    • 3月1日 - 社名をUQコミュニケーションズ株式会社に変更[1]
    • 7月1日 - 電気通信事業者登録を完了
    • 8月29日 - 第1号無線基地局を竣工
    • 11月28日 - 関西、東海地区におけるモバイルWiMAXの無線免許を取得
    • 12月19日 - 特定無線局(端末)の包括免許を取得
  • 2009年(平成21年)
    • 2月26日 - 「UQ WiMAX」試験サービスを開始
    • 7月1日 - 「UQ WiMAX」の正式サービスを開始[13]
    • 9月15日 - 国際ローミングに関してアメリカClearwire Communications、ロシアYotaと提携協議を開始[16]
    • 10月1日 - 「UQ 1Day」及び「UQ Wi-Fi(オプション)」のサービスを開始
    • 12月15日 - 「Try WiMAX」のサービスを開始[17]
    • 12月18日 - 「UQ Step」のサービスを開始
  • 2011年(平成23年)12月 - 上り15.4Mbpsに高速化[12]
  • 2012年(平成24年)7月2日 - 全国人口カバー率90%超になったと発表[14]
  • 2013年(平成25年)
    • 7月29日 - 新規周波数帯の割り当てが認可される[6]
    • 10月31日 - 「WiMAX 2+」のサービスを開始[7]。下り最大110Mbpsでサービスイン
  • 2014年(平成26年)
    • 8月29日 - KDDIグループのMVNO事業を推進する会社として、KDDIバリューイネイブラー株式会社(KVE)を設立[33]
    • 12月18日 - KVE、自社によるMVNOサービス「UQ mobile」を開始[34]
  • 2015年(平成27年)
    • 2月12日 - WiMAXで使用している帯域のうち20MHz分をWiMAX2+用に切り換えると共に、キャリア・アグリゲーション(CA)を導入[8]
    • 2月20日 - WiMAX 2+新料金プラン「UQ Flat ツープラス ギガ放題」登場[11]
    • 3月1日 - 全国一斉に4×4 MIMOによる下り最大220Mbpsへの高速化開始[9]
    • 5月29日 - この日よりWiMAX 2+およびau 4G LTE向けの通信速度制限を開始。これにより直近3日間で3Gバイトを超えると最大1Mbps程度に制限[10]
    • 10月1日 - UQコミュニケーションズがKVEを吸収合併[5]
    • 11月17日 - UQ mobileが、VoLTEに対応するSIMの取扱いを開始[19]
  • 2016年(平成28年)
    • 2月 - UQ mobileの115番の接続先をKDDIエボルバ電報サービス「でんぽっぽ」に変更
    • 7月1日 - WiMAX2+とau 4G LTEの3波CAによる下り最大370Mbpsサービスを開始[35]
    • 12月2日 - WiMAX2+のCAと4×4 MIMOを組み合わせた下り最大440Mbpsサービスを開始[36]
  • 2017年(平成29年)
    • 5月16日 - 一部対応端末のアップデート適用でau 4G LTEを含めた3波CAと4×4 MIMOによる下り最大590Mbps通信サービスを開始[37]
    • 9月1日 - 一部対応端末のアップデート適用で256QAM対応を開始。これによりWiMAX2+の2波CAと4×4 MIMOでは下り最大558Mbps、au 4G LTEを組み合わせた3波CAでは下り最大708Mbpsに速度が向上する[38]

契約数[編集]

電気通信事業者協会のデータに基づく[2]。2010年3月までは四半期ごとでの発表だった。そして2013年10月から電気通信事業者協会(TCA)の契約実績発表から離脱しており再び四半期ごとの発表となっている。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c “増資完了および社名変更について” (プレスリリース), UQコミュニケーションズ, (2008年3月3日), http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/200803031.html 2015年11月10日閲覧。 
  2. ^ a b 社団法人電気通信事業者協会. “携帯電話・PHS契約数 事業者別契約数”. 2015年11月9日閲覧。
  3. ^ a b “モバイルWiMAX事業企画会社の設立について” (プレスリリース), KDDI, (2007年9月18日), http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/0918/index.html 2015年11月10日閲覧。 
  4. ^ アスキーメディアワークス (2007年9月18日). “モバイルWiMAXの事業化に向けて、KDDI、インテル、JR東日本などが連携”. 2011年4月9日閲覧。
  5. ^ a b “合併に関するお知らせ” (プレスリリース), UQコミュニケーションズ・KDDIバリューイネイブラー, (2015年8月27日), http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/kddi-ve/201508271.html 2015年11月9日閲覧。 
  6. ^ a b “.5GHz帯新規周波数割当てに伴うWiMAX 2+サービスの提供開始について-1Gbpsを超える高速モバイル通信の実現に向けて-” (プレスリリース), UQコミュニケーションズ, (2013年7月29日), http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201307291.html 2015年11月10日閲覧。 
  7. ^ a b “超速モバイルネット「WiMAX 2+」の提供開始および取扱MVNOについて-2013年10月31日からUQおよびMVNO各社でスタート-” (プレスリリース), UQコミュニケーションズ, (2013年10月30日), http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201310302.html 2015年11月10日閲覧。 
  8. ^ a b “WiMAX 2+の周波数帯拡張の実施と機種変更のお願い-栃木県真岡市から全国へ-” (プレスリリース), UQコミュニケーションズ, (2015年1月15日), http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201501151.html 2015年11月10日閲覧。 
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  18. ^ 端末に顧客番号と端末番号が割り当てられている。Over The Air(OTA)によるネットワーク経由での契約には対応していない。対応OSは、Windowsのみだったが、後にMac OS Xにも対応(2009年(平成21年)4月14日からUD01SS/02SSで対応)した。
  19. ^ a b “「UQ mobile」が、高音質通話VoLTEに対応に-高品質でクリアな音声通話が可能に-” (プレスリリース), UQコミュニケーションズ, (2015年11月16日), http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201511161.html 2015年11月16日閲覧。 
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  32. ^ アップル社製品購入時におけるUQmobileの回線契約について、Apple Storeでの取り扱いは無い。
  33. ^ 新会社「KDDIバリューイネイブラー株式会社」の設立について,KDDI株式会社,2014年8月29日
  34. ^ au LTE網のMVNO「UQ Mobile」、KDDI子会社が12月18日開始,ケータイ Watch,2014年12月11日
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  36. ^ 国内最速、440Mbpsモバイルルーター「WX03」の発売,UQコミュニケーションズ,2016年10月24日
  37. ^ auとUQのWiMAX 2+ルーター「W04」が下り590Mbpsに、下り速度向上の256QAMも初めて対応,ケータイ Watch,2017年5月16日
  38. ^ 「WiMAX 2+」のデータ通信速度がさらに高速化!,UQコミュニケーションズ,2017年8月31日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]