及川眠子

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及川 眠子
生誕 (1960-02-10) 1960年2月10日(58歳)[1]
出身地 日本の旗 日本,和歌山県[1]和歌山市
ジャンル J-POP
アニメソング
活動期間 1985年[2] -

及川 眠子(おいかわ ねこ、1960年2月10日[1] - )は、日本作詞家和歌山県和歌山市出身。血液型B型

来歴・人物[編集]

中学生の時に「音楽が好きで、音楽に携る仕事がしたい」との思いから作詞家を志し、「及川眠子」という筆名を思いつく[3]。高校生の頃にシンガーソングライターに憧れたが、ギターのFコードが弾けず作曲を断念[3][4]。タウン誌の編集、コピーライターなど12回の転職を経験後、1985年に車のPRソングの歌詞を募集する「三菱ミニカ・マスコットソング・コンテスト」に応募した作品「パッシング・スルー」(歌:和田加奈子)が応募総数36785通の中から最優秀賞を受賞し、作詞家としてデビュー[2]。「パッシング・スルー」は秋元康が補作詞をしているため[2]、実質的なデビュー作はその8か月後のポピンズのアルバム収録曲「秘密100パーセント」「リップ・スキャンダル」。

フジパシフィック音楽出版(現フジパシフィックミュージック)所属時代には[4]WinkCoCoなど1980年代後半から1990年代前半のアイドルのヒット曲に多くの歌詞を提供した。1989年にはWinkの「淋しい熱帯魚」が「第22回全日本有線放送大賞年間グランプリ」と「第31回日本レコード大賞」を[5]1994年にはやしきたかじんの「東京」が全日本有線放送大賞で「読売テレビ最優秀賞」と「特別賞」を受賞した[6]。また、1995年に発売された高橋洋子の「残酷な天使のテーゼ」(テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』オープニングテーマ)は発売15年にして2011年JASRAC賞金賞(著作権分配額1位)を受賞した。この他、CMやミュージカルなどの作詞も手がけている。

あまり売れなかったが好きな自作曲として、池田聡の「僕は君じゃない」、大地真央の「ララバイ」を挙げている[7]

印税について、「エヴァンゲリオンはすごい。カラオケで歌われると1回につき1円から1.2円が入る。カラオケよりもパチンコの印税が高い」、年収について「パチンコの時は、いきました。この四半世紀くらい年収は3,000万円を切ったことはない」と明かしている一方で、『新世紀エヴァンゲリオン』自体はほとんど見ておらず、終わった仕事なので興味はないと語っている[8]

影響[編集]

中山ラビ加川良の影響を受けており、はじめは彼女らのマネから詩作を始めたと述べている[9]

評価[編集]

Winkのプロデューサーをつとめた水橋春夫は、「初めて詞を見たときに感じたけど、あなたの着眼点は人とまったく違っていた」と評価している[10]。エヴァンゲリオンの主題歌を歌った高橋洋子は、どんなに難しい曲でも及川の詞が乗ると途端に歌いやすくなると述べており、彼女の詞を「歌に乗せると生きる詞」だと表現している[1]

作詞作品[編集]

2018年6月時点で、音楽作品での作詞担当は931曲、舞台やCMその他の曲では303曲にも及ぶ[11]

特撮・アニメ・ゲーム[編集]

校歌[編集]

  • 和歌山市立藤戸台小学校校歌「希望のしるし」(作曲:小坂明子[12]

著書[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]