ロジック・システム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロジック・システム
出身地 日本の旗 日本
ジャンル テクノポップフュージョン
活動期間 1981年1982年1991年1993年2003年
レーベル 東芝EMIアルファレコード~ブリッジ・レーベル
公式サイト http://motion-pm.com/?p=87
メンバー 松武秀樹コンピューター・プログラムシンセサイザー
入江純(アレンジ

ロジック・システム(LOGIC SYSTEM)は1981年に結成された日本音楽ユニット

概要[編集]

当時、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のマニピュレーターとして活動していた松武秀樹が結成した音楽ユニットである。ジャンルとしてはYMOと同じくテクノポップであり、海外でもシングルやアルバムが発売された。

1981年から1982年までに東芝EMI(現・ユニバーサル ミュージック ジャパン)のEXPRESSから3枚のスタジオ・アルバムを発表し、その後はしばらく活動休止状態であったが、1991年に編曲家の入江純を迎えて活動再開。アルファレコードからサウンドトラックを含む3枚のアルバムを発表した。 またその後も「ブリッジ・レーベル」などで活動を続けている。[1]

楽曲に関してのメンバーの主な担当は、当初はアルバムや楽曲ごとにアレンジャー(川上了石田勝範清水信之大村雅朗大村憲司後藤次利ら)を起用していたが、1991年以降は入江純が楽曲のアレンジ、松武秀樹がオペレーター、コンピュータープログラムといった担当であり、入江はライブには参加していない。

2020年、約12年ぶりにアルバム『TECHNASMA』を発表、メインコンポーザーは「山口美央子」が務めた。

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

  • Domino Dance/Unit (1981年 東芝EMI)
  • 哀愁のオリエント急行(Orient Express) ETP-17349(作曲:筒美京平 / 編曲 大村雅郎 B面 Be Yourself〈第二作「VENUS」収録曲〉作曲:Anethan East / 編曲:石田勝範)(1982年5月21日 東芝EMI)
  • ライディーン(風と水の思想)/Let's Take A Coffee (Coffee Rumba) (1991年 Alfa)
  • 上海月夜/上海月夜(上海反転新解釈)(1992年 Alfa)
  • 万葉伝説/上海月夜(1992年 Alfa)
  • Clash (2011年 エンドレス・ファイト)

アルバム[編集]

サウンドトラック[編集]

ベストアルバム[編集]

リミックスアルバム[編集]

ライブアルバム[編集]

タイアップ曲[編集]

楽曲 タイアップ 時期
Person to Person 東洋工業(現・マツダ)『マツダ・ルーチェ』(4代目前期型)CM使用曲 1981年
哀愁のオリエント急行 1982年
ジョルジュ・ナゲルマケールスの夢 AM3:00の恐怖』オープニングテーマ 1987年

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 活動は続けているものの、現在では「松武秀樹」としての活動と「ロジック・システム」としての活動の違いは曖昧なものである。

外部リンク[編集]