前川清

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前川 清
出生名 前川 清
生誕 (1948-08-19) 1948年8月19日(75歳)
出身地 日本の旗 日本長崎県佐世保市
学歴 私立長崎南山高等学校中退
ジャンル
職業
担当楽器 ボーカル
活動期間 1968年 -
レーベル
事務所 ワクイ音楽事務所・前川企画
共同作業者 前川清&クール・ファイブ
公式サイト 清にゾッコン!

前川 清(まえかわ きよし、本名同じ、1948年8月19日 - )は、日本歌手タレント俳優。血液型はO型。長崎県旧北松浦郡鹿町町生まれ佐世保市育ち。長男は歌手で俳優の紘毅で、次女は歌手の前川侑那Dire Wolf[3]。姪の義弟に元俳優の加勢大周がいる。私立長崎南山高等学校中退[4]

来歴・人物[編集]

若き日[編集]

1948年長崎県北松浦郡鹿町町大加勢の生まれ[5]。生後まもなく同県佐世保市に移る[5]。父は佐世保の米軍基地に船大工として勤務していたという[5]1961年佐世保市立山手小学校卒業[6]。少年時代の前川清は野球が好きで、米軍基地で働く日本人職員の子弟を集めてチームを作っていたことがあり、佐世保市立花園中学校[注釈 1]時代はエースピッチャーだった。高校時代にも投手として野球部に在籍していた。米軍の佐世保基地の兵舎から流れてきたジャズに衝撃を受け、中学、高校とジャズに熱中する。ジャズ好きが高じて歌手への夢を抱くようになる。平浩二とは小・中学校の同級生である。

歌手として[編集]

1968年、高校を2年で中退後[5]、ダスキンのセールスマンなどを経て、長崎市内のキャバレーで歌っていたところを小林正樹に見出され[7][出典無効]、「内山田洋とクール・ファイブ」にリード・ヴォーカリストとして参加。

1969年2月5日、『長崎は今日も雨だった』でメジャーデビュー。同年の紅白歌合戦第20回NHK紅白歌合戦)に初出場。「噂の女」(1970年)、「そして、神戸」(1972年)、「中の島ブルース」(1975年)、「東京砂漠」(1976年)など、全国レベルのヒット・ナンバーを数多く世に残した。紅白出場回数はクールファイブ時代とソロでの出場合わせて29回にも及び、歴代の白組で6番目に多い。

クール・ファイブの一員だった時代の初期は、常に澄まし顔で斜に構え、ほとんど喋らないと言う冷たい二枚目キャラクターだった。だが1970年代半ばに萩本欽一フジテレビ欽ちゃんのドンとやってみよう!」のレギュラーに起用。二枚目キャラの裏側に隠れていた大ボケな個性を引き出し、お笑いの才能も広く認められるようになった。なお前川は後に、初期のクールキャラも「欽ドン!」時代の朴訥な大ボケキャラも「演技だった」と告白している。

1971年藤圭子と結婚したが翌年に離婚。一時期、アン・ルイスとの交際も噂された。「欽ドン!」出演時(1970年代後半)、萩本欽一が「会わせたい人がいる」と前川を一人置いて舞台からいなくなった後に、何の前触れもなく元妻の藤が登場したことがある。それまでボケキャラ(演技)で客席を沸かせていた前川だったが、いきなり藤と二人きりにされたため、真顔に戻って絶句した。

若い時期は演歌歌謡曲のみならず、欧米のポップスロックも好きで、コンサートなどでもよく歌っており、当時のライブ盤に多数収録されている。ソロ活動では、ソロデビュー曲の「雪列車」(作曲・坂本龍一)や、「フィクションのように」(作曲・井上大輔)など、ポップス色を出した曲も数多く歌っている。

以降、歌手のみならず「8時だョ!全員集合」「ドリフ大爆笑」や前述の「欽ドン!」といったバラエティ番組のコントでも活躍。「欽ドン!」では萩本欽一と“コント54号”を結成していた。1990年代から一時期では親友の梅沢富美男とのコンビでテレビ(NHK総合テレビふるさと皆様劇場」)や舞台でコントを見せていた。

1987年、クール・ファイブ脱退によりソロ活動を本格的に開始。

1997年ニッポン放送福山雅治のオールナイトニッポン」に、前年の紅白歌合戦で歌い大きな反響があった「抱きしめて」のリクエストが同番組あてに殺到したことがきっかけでゲスト出演。この時同郷(長崎出身)の福山雅治に曲制作を依頼、2002年発売の「ひまわり」でコラボレーションが実現した。なお、このCDのジャケット写真も福山が撮影している。結果、この曲はヒットして、同年の紅白歌合戦でその曲を披露している。

マイクを片手に、一本立ちで歌唱する姿が特徴的であるが、Mr.Children桜井和寿は、「一本立ちであれだけの表現力を持っているところは尊敬に値する」とラジオ番組で語っていた。後に、雑誌のアンケートでも「自分の書いた曲を歌ってほしい人」という質問に対し「前川清さん」と書いている。

2007年3月11日NHKのど自慢チャンピオン大会でゲスト歌唱の際、司会の宮本隆治が「氷川きよしさんで『一剣』、前川清さんで『せめて今夜だけは』」と言うところを「前川清さんで『一剣』、氷川きよしさんで『せめて今夜だけは』」と言い間違えたことを逆手に取り、「せめて今夜だけは」を歌い終えると「氷川きよしでした!」と言って笑いをとった。この手のネタは2005年の紅白歌合戦でも司会の山本耕史が前川を「山川、あっごめんなさい。前川清さんです」と言った際にも見せている。

自身の持ち馬であるコイウタ2007年ヴィクトリアマイルを優勝したこと及び、2006年紅白歌合戦にクール・ファイブを再結成して出場したことが契機となり、その後クールファイブのメンバーと共に20年ぶりにレコーディングを行い、「前川清&クール・ファイブ」として新曲を出すこととなった。そのタイトルは『恋唄-2007-』である。以降、「NHK歌謡コンサート」などにも"前川清&クールファイブ"として度々出演し、ソロ活動と平行しながら、クール・ファイブの一員としても活動を再開している。

2008年8月、60歳を前に小学3年生の頃から悩まされていたという変形性股関節症の手術を受けたことを明らかにした(8月5日に施術)。

2009年には加藤清史郎が出演するCMであるトヨタ自動車こども店長」CMオリジナル曲「こども店長のうた」を歌唱した。

2012年から放送が開始された、九州朝日放送の旅番組「前川清の笑顔まんてんタビ好キ」では、お笑い芸人のえとう窓口Wエンジン)とともに九州を中心とした日本各地の行き当たりばったりの旅を行い、九州地方では人気番組になっている。

レコード会社はクール・ファイブを脱退以後、RVC(1982年 - 1986年)ポニーキャニオン(1987年 - 1996年)、BMGビクター(1996年 - 1999年)、ガウスエンタテインメント(現:徳間ジャパンコミュニケーションズ)(1999年 - 2002年)を経て、2002年からはテイチクエンタテインメントに所属。

競走馬オーナーとして[編集]

競馬好きで、自身も競走馬オーナーとしても知られ、勝負服は、緑,桃縦縞,緑袖である。中央競馬JRA)の所有馬は以下の通り

クリスチャン[編集]

カトリック信徒で、洗礼名「セバスチャン」を持っている。進学した高校もカトリック系。コンサートなどで時折話のネタに使うことがある。

自宅の近所にある教会のパーティに「同じクリスチャンだから」とノーギャラで出演を快諾したこともある。また母親は前川の離婚・再婚問題で時の教皇パウロ6世に直談判したことがある。

長崎南山高校時代の同級生に、カトリック大阪大司教(2018年時点)のトマス・アクィナス前田万葉枢機卿がいる。

錦鯉育成[編集]

また前川は、自宅の庭に育成用のプールを作ってしまうほどに錦鯉が好きである。

息子の紘毅はこの件について、「プールが欲しいか?と突然清に聞かれ、欲しいと言うと、程なく庭にプールが出来ていた。友人たちと毎日のように泳いで遊んでいたが、夏休みが終わった頃には錦鯉が泳いでいた」と話している。また、清が自分を含む3人の子供たちよりも錦鯉を可愛がるため、父がいない時に密かに生け簀で釣りをして遊んでいたが、しばらくして鯉の口に針の穴が開いているのを見つけた清に、あんなに怒られた事は無かったというほど激怒されたとも語っている。

平成26年11月、全日本鱗友会が主催する第45回全国錦鯉品評会では、自身のブランド鯉「前川紅白」が全体総合優勝に選ばれている。

桑田佳祐との関係[編集]

サザンオールスターズ桑田佳祐は中学時代からクール・ファイブのファンであり、前川を意識した髪型で学校に通った時期もあったという[8]。また、掃除の時間で机をすべて後ろに下げた際に、教壇をステージに見立て黒板消しをマイク代わりにして前川のものまねを始めたエピソードを同級生の宮治淳一が証言している[9]

桑田はプロとして活躍して以降も前川のものまねを度々披露したこともあり、『昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦』(2008年)[10]、『桑田佳祐 ライブ in 神戸&横浜 2011〜年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会〜』(2011年)[11]、『昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦』(2013年)[12]では、クール・ファイブのメンバーに扮した映像がバックモニターに映され、全部で1人6役を演じる一面も見せている。また、サザンオールスターズの2016年のライブ・ビデオ『おいしい葡萄の旅ライブ –at DOME & 日本武道館-』では「エロティカ・セブン」を前川口調で歌うシーンが存在する。

前川も桑田の才能・楽曲を認め、これまでに「真夏の果実」「TSUNAMI」「SEA SIDE WOMAN BLUES」のカバーに挑戦しており、インタビューでは「サザンのを全部カバーしたいですね」「「勝手にシンドバッド」とか、僕とはかけ離れている曲も歌ってみたいです」といったことも述べている[13]

桑田のレギュラーラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(TOKYO FM)2015年11月7日・14日放送分では「前川清特集」が行われた[14]。スタッフによると前川はこれに対して「桑田さんに感謝!感謝!感謝!」と言っていたという[15]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

# 発売日 A/B面 タイトル 作詞 作曲 編曲 レーベル 規格品番
1 1982年
10月21日
A面 雪列車 糸井重里 坂本龍一 RVC RHS-542
B面 真昼なり 橋本治
2 1983年
5月1日
A面 わがまま 糸井重里 後藤次利 RHS-546
B面 ファニー 山川啓介 鈴木茂
3 1984年
11月21日
A面 フィクションのように 竹花いち子 井上大輔 RHS-552
B面 CI・008便 伊勢正三 水谷公生
4 1985年
11月21日
A面 枯葉小僧の子守唄 藤田まさと 内山田洋 あかのたちお RHS-559
B面 ふたり物語 中村泰士
5 1986年
4月21日
A面 愛愁路 星野哲郎 猪俣公章 竜崎孝路 RHS-561
B面 心化粧
6 1987年
2月21日
A面 花の時・愛の時 なかにし礼 三木たかし 若草恵 ポニー
キャニオン
7A-0689
B面 風の愛 華盛開 川口真
7 1988年
2月21日
A面 中島みゆき 若草恵 7A-0822
B面 白鳥静 田尾将実 川村栄二
8 1988年
10月21日
A面 愛がほしい 伊藤薫 7A-0912
B面 星をかぞえて 天野音彦 円広志
9 1989年
10月21日
01 恋唄 阿久悠 鈴木邦彦 馬飼野俊一 PCDA-00016
02 上海浪漫 たきのえいじ 若草恵
10 1991年
7月21日
01 男と女の破片 荒木とよひさ 都志見隆 川村栄二 PCDA-00216
02 恋まぼろし 石原信一 大野克夫 竜崎孝路
11 1992年
6月19日
01 夢一秒 荒木とよひさ 都志見隆 川村栄二 PCDA-00318
02 星屑のシネマ
12 1993年
5月21日
01 別れうたでも唄って PCDA-00447
02 羊たちの愛
13 1994年
1月21日
01 悲しみの恋世界 森川ゆう PCDA-00527
02 流木 近田春夫
14 1994年
10月21日
01 恋するお店 千家和也 伊藤薫 竜崎孝路 PCDA-00663
02 おんな・生きる哀しみ 劉家昌
15 1995年
7月21日
01 終着駅 長崎 さだまさし 今泉敏郎 PCDA-00754
02 砂の愛 荒木とよひさ 都志見隆 川村栄二
16 1996年
4月24日
01 抱きしめて 大津あきら 浜圭介 BMG BVDL-1034
02 永遠 荒木とよひさ 新井正人
17 1997年
2月21日
01 薔薇のオルゴール ちあき哲也 杉本真人 BVDL-1043
02 優しさは嘘の匂い 秋浩二 大谷明裕
18 1997年
11月1日
01 天使のえくぼ 荒木とよひさ 近江孝彦 BVDL-1050
02 とても哀しいBLUE 松井五郎 都志見隆
19 01 恋未遂 及川眠子 高橋ひろ 松永直樹 BVDL-1051
02 鍵-KEY- 森川ゆう 近江孝彦 竜崎孝路
20 01 恋ごころ募らせて 松本礼児 美樹克彦 川口真 BVDL-1052
02 東京運河 高畠じゅん子 四方章人 竜崎孝路
21 1998年
8月19日
01 神戸 前川清 都志見隆 森岡賢一郎 BVDH-11003
02 風の駅 田久保真見 岩本正樹
22 1999年
7月23日
01 明日に 梶原茂人 松永直樹 ガウス GRDE-15
02 さよなら東京 忍坂美由紀 松永直樹 若草恵
23 2000年
5月24日
01 流行歌 岡田冨美子 市川昭介 宮下博次 GRDE-39
02 深い河
24 2001年
1月24日
01 霖霖と 阿閉真琴 都志見隆 京田誠一 GRDE-51
02 とくべつなひと 川村真澄 山田ゆうすけ 船山基紀
25 2001年
5月30日
01 大阪 前川清
岩井薫
都志見隆 京田誠一 GRDE-62
02 涙気分 川村真澄 花岡優平 船山基紀
26 2002年
6月5日
01 ひまわり 福山雅治 井上鑑 テイチク TECE-11548
02 雨を聴きながら 吉川忠英
27 2003年
2月21日
01 夜間飛行 五木寛之 都志見隆 井上鑑 TECE-11569
02 愛をもう一度
28 2003年
9月25日
01 故郷の花のように 麻こよみ 金田一郎 矢野立美 TECA-11598
02 愛を忘れた季節 若草恵
29 2004年
5月26日
01 おいしい水 阿久悠 都志見隆 川村栄二 TECA-11628
02 赤い糸の伝説
30 2004年
12月16日
01 よろこびの予感 橋本淳 筒美京平 若草恵 TECA-11658
02 愛を下さい
31 2005年
7月21日
01 愛と戯れの隣りに… 荒木とよひさ 徳久広司 竜崎孝路 TECA-12011
02 帰って来た女 池田充男
32 2006年
4月19日
01 荒木とよひさ 杉山正明 TECA-12042
02 朝やけ 高畠じゅん子 四方章人
33 2007年
1月1日
01 せめて今夜だけは 伊勢正三 脇山和夫 萩田光雄 TECA-12079
02 心にくちづけて 田久保真見 網倉一也
34 2009年
3月17日
01 あかり灯して 伊勢正三 佐藤準 TECA-12172
02 青い港 喜多條忠 伊勢正三
35 2009年
10月7日
01 時の想い 前川清 BOUNCEBACK 若草恵 TECA-12198
02 今がチャンスさ 及川眠子 渡部大介
36 2010年
6月23日
01 ゆれて博多で 井田実 上野浩司 桜庭伸幸 TECA-12236
02 南風通信 立花美雪 杉内信介
37 2011年
3月16日
01 あの時代にはもどれない 高畠じゅん子 彩木雅夫 田代修二 TECA-12275
02 マンハッタン 秋谷銀四郎 若草恵
38 2011年
9月1日
01 SEA SIDE WOMAN BLUES 桑田佳祐 斎藤誠 TECA-12304
02 フライト さいとう大三 馬飼野俊一
03 昔があるから (LIVE) 杉紀彦 曽根幸明 -
39 2012年
5月9日
01 哀しみの終りに 伊集院静 都志見隆 萩田光雄 TECA-12339
02 しばらくはここにいよう
40 2012年
9月19日
01 春の旅人 都志見隆 TECA-12371
02 人生の小瓶
-OH MY LOVELY DAY-
41 2013年
3月20日
01 黄昏の匂い 荒木とよひさ 都志見隆 伊戸のりお TECA-12422
02 駅舎-ターミナル-
42 2013年
9月4日
01 君が恋しくて 原譲二 川村栄二 TECA-12470
02 Smile〜ほゝえみ〜 荒木とよひさ 都志見隆
43 2014年
9月17日
01 花美〜はなび〜 紘毅 堀向彦輝 TECA-12543
02 夢物語
44 2015年
6月17日
01 夢の隣り 坂口照幸 弦哲也 川村栄二 TECA-13607
02 恋模様 伊戸のりお
03 倖せの約束
-男のありがとう-
荒木とよひさ 谷本新
45 2016年
3月16日
01 都風 久保田洋司 谷本新 川村栄二 TECA-13670
02 もっと愛して 紘毅
46 2016年
11月16日
01 倖せの約束
-男のありがとう-
荒木とよひさ 伊戸のりお TECA-13722
02 倖せの背中 弦哲也
47 2017年
9月20日
01 嘘よ 久野征四郎 弾厚作 川村栄二 TECA-13792
02 りんどう小唄 峰森一早季
48 2018年
5月16日
01 初恋 Love in fall 糸井重里 酒井省吾 若草恵 TECA-13841
02 それは、ラララ。 酒井省吾
49 2019年
6月5日
01 ステキで悲しい 水野良樹 川村栄二 TECA-13925
02 修羅シュシュシュ! 高橋久美子 水野良樹
50 2020年
9月16日
01 歩いて行こう 紘毅 堀向彦輝 TECA-20053
02 花美〜はなび〜
(アコースティックVer.)
大嶋吾郎
51 2021年
9月29日
01 胸の汽笛は今も 有馬三恵子 都志見隆 萩田光雄 TECA-21046
02 虹がかかるように 紘毅 杉山ユカリ
52 2023年
1月1日
01 昭和から さだまさし 坂本昌之 TECA-23001
02 思い出は恋しくて、
見た夢は儚くて
紘毅
53 2023年
12月13日
01 あなただけ
(リアレンジバージョン)
円広志 杉山ユカリ TECA-23071
02 博多駅[注釈 2] 紘毅
  • 前川清&クール・ファイブ名義。
# 発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1 2007年
7月1日
01 恋唄-2007- 阿久悠 鈴木邦彦 若草恵 TECA-12105
02 桜のやうに 伊藤薫
2 2007年
12月19日
01 悲しい街さ〜TOKYO〜 木下詩野 都志見隆 宮下博次 TECA-12120
02 さよならは言えない

デュエット・シングル[編集]

発売日 デュエット 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
2003年
1月22日
チェウニ 01 スロー・グッドナイト 夏海裕子 網倉一也 宮崎慎二 TECE-11560
02 そして二人は…
2003年
11月21日
梅沢富美男 01 言えないグッバイ もりちよこ 金田一郎 矢野立美 TECA-11609
02 夢また夢
2005年
6月8日
01 朝まで踊ろう 麻こよみ 伊戸のりお TECA-12008
- 02 男と女の破片
(アコースティックVer.)
(歌:前川清)
荒木とよひさ 都志見隆 西直樹
03 東京砂漠
(アコースティックVer.)
(歌:前川清)
吉田旺 内山田洋
2008年
9月24日
藤山直美 01 Love Songが聴こえない 荒木とよひさ 都志見隆 TECA-12154
- 02 櫻と雲と
(歌:前川清)
藤山直美 03 櫻と雲と (Duet Ver.)
2013年
8月21日
石川さゆり 01 愛よ静かに眠れ 都志見隆 川村栄二 TECA-12467
02 グラスの中の恋人
2020年
4月15日
川中美幸 01 東京シティ・セレナーデ 冬弓ちひろ 花岡優平 中村力哉 TECA-20023
02 ヘイ・ポーラ みナみカズみ R.Hildebrand 伊戸のりお

アルバム[編集]

オリジナル・アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番
1982年11月21日 KIYOSHI RHL-8809(LP)
1997年11月1日 BVCH-3113(CD)
1987年4月21日 花の時・愛の時 D32A-0280
1988年3月21日 歌手 D32A-0357
1990年8月21日 愛の続きは… PCCA-00111
1991年10月21日 男と女の破片 PCCA-00313
1992年12月6日 夢一秒 PCCA-00405
1993年9月17日 別れうたでも唄って PCCA-00479
1994年11月18日 悲しみの恋世界・夢まぼろし12景 PCCA-00692
1995年1月20日 恋するお店 PCCA-00714
1997年11月1日 天使のえくぼ BVCH-648
2001年6月21日 大阪〜霖霖と GRCE-1013
2003年11月21日 前川清35周年アルバム〜愛の花束〜 TECE-30441

カバー・アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番
2015年1月21日 My Favorite Songs〜Oldies〜 TECI-1438
2016年5月18日 My Favorite Songs〜Oldies〜II TECE-3373
2017年10月18日 My Favorite Songs〜Popular〜III TECE-3444
2019年7月3日 My Favorite Songs〜Japanese〜IV TECE-3531
2020年12月16日 My Favorite Songs〜Acoustic〜V TECE-3616
2021年11月17日 My Favorite Songs Complete Box TECE-3665

クールファイブ時代の主なヒット曲[編集]

  • 長崎は今日も雨だった(1969年2月5日発売)
  • 逢わずに愛して(1969年12月5日発売)
  • 愛の旅路を(1970年4月5日発売)
  • 噂の女(1970年7月5日発売)
  • 愛のいたずら(1970年10月5日発売)
  • すべてを愛して(1970年12月発売)
  • 港の別れ唄(1971年7月25日発売)
  • この愛に生きて(1972年3月15日発売)
  • 恋唄(1972年7月25日発売)
  • そして、神戸(1972年11月15日発売)
  • 北ホテル(1975年4月25日発売)
  • 中の島ブルース(1975年8月5日発売)
  • 気まぐれ雨(1976年2月発売)
  • 東京砂漠(1976年5月10日発売)
  • 西海ブルース(1977年2月5日発売)
  • 思い切り橋(1977年9月発売)
  • さようならの彼方へ(1978年5月25日発売)
  • 昔があるから(1978年12月10日発売)
  • Last Song(1980年3月21日発売)
  • 魅惑・シェイプアップ(1980年9月25日発売)
  • 恋さぐり夢さぐり(1984年8月21日発売)

タイアップ曲[編集]

楽曲 タイアップ
1996年 抱きしめて テレビ東京系「知ってドーするの!?」EDテーマ
2012年 春の旅人 映画「旅の贈りもの 明日へ」主題歌
2015年 倖せの約束-男のありがとう- 高橋酒造「しろ」CMソング
2020年 歩いて行こう KBCテレビ前川清の笑顔まんてんタビ好キ」OPテーマ
2021年 虹がかかるように KBCテレビ「前川清の笑顔まんてんタビ好キ」挿入歌

出演[編集]

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

年度 放送回 曲目 備考
1991年 第42回 そして、神戸 ソロとして初出場
1992年 第43回 2 男と女の破片
1993年 第44回 3 別れ曲でも唄って
1994年 第45回 4 恋するお店
1995年 第46回 5 そして、神戸(2回目) 同年1月の阪神・淡路大震災追悼を込めて歌唱
瞬間最高視聴率を獲得
1996年 第47回 6 抱きしめて
1997年 第48回 7 薔薇のオルゴール TOKIOマジックを披露
1998年 第49回 8 神戸 梅沢富美男女形を披露
1999年 第50回 9 東京砂漠 前半トリ
2000年 第51回 10 長崎は今日も雨だった 細川たかし鳥羽一郎吉幾三山本譲二DA PUMPがバックコーラスを担当
2001年 第52回 11 大阪
2002年 第53回 12 ひまわり RAG FAIRがバックコーラスを担当
2003年 第54回 13 東京砂漠(2回目)
2004年 第55回 14 そして、神戸(3回目) 前半トリ(2)
ゴスペラーズがバックコーラスを担当
2005年 第56回 15 夜霧よ今夜も有難う(石原裕次郎
2006年 第57回 16 長崎は今日も雨だった(2回目[注 1] この年亡くなった内山田洋の追悼を込め、
クール・ファイブが一夜限り(当初)の再結成
2007年 第58回 17 そして、神戸 クール・ファイブ、ムーディ勝山と共演
2008年 第59回 18 東京砂漠(3回目[注 2] クール・ファイブと共演
  1. ^ 「長崎は今日も雨だった」は、クール・ファイブ時代と通算して合計3回歌唱されている。
  2. ^ 「東京砂漠」は、クール・ファイブ時代と通算して合計4回歌唱されている。

(注意点)

  • 備考のトリ等の次にある( )はトリ等を務めた回数を表す。
  • 曲名の後の(○回目)は、紅白で披露された回数を表す。

映画[編集]

主な出演ドラマ[編集]

主な出演番組[編集]

他多数

主な舞台[編集]

  • 清&直美 気になるふたり(新橋演舞場、2010年)
  • 喜劇「極楽町一丁目 -嫁姑千年戦争-」(2016年、シアター1010 ほか) - 浄念 役 [19]

CM[編集]

著書[編集]

  • 『恋唄に恋して』2008年

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ フジテレビュー!!編集部(インタビュー)「【オヤジンセイ】前川清<前編>「いずれはちゃんとした仕事に」そう思いながらも芸歴51年」『フジテレビュー!!』、フジテレビジョン、2020年9月11日https://www.fujitv-view.jp/article/post-163073/2021年10月13日閲覧。"唯一無二な佇まいと伸びやかな美声で数々のヒット曲を飛ばし、歌謡界の第一線で活躍し続ける前川。"。 
  2. ^ 前川清 - プロフィール”. CDJournal. 株式会社シーディージャーナル. 2021年10月13日閲覧。
  3. ^ 前川清次女・侑那、カミングアウトの反響明かす 「救われた人もいるはず」に感謝”. J-CASTニュース (2019年5月31日). 2019年8月3日閲覧。
  4. ^ 前川清 20年ぶりに母校訪問&同窓会「原点」長崎に感謝し55周年へ弾み/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2022年12月21日閲覧。
  5. ^ a b c d 週刊朝日』1982年4月9日号99頁。
  6. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年5月24日). “前川清、故郷・佐世保で凱旋公演「宇多田ヒカルさんの新曲も『初恋』でびっくり」”. サンスポ. 2022年12月21日閲覧。
  7. ^ 2009年12月6日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」出演時の本人談。
  8. ^ 桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」(1984年、新潮社、p12)
  9. ^ 宮治淳一「MY LITTLE HOMETOWN―茅ヶ崎音楽物語」(ポプラ社、2017年、p211)
  10. ^ 桑田佳祐、“ひとり紅白歌合戦”で全61曲を熱唱!勝敗は…BARKS
  11. ^ 桑田佳祐、「みんなで元気になろうぜ!」BARKS
  12. ^ 桑田佳祐『ひとり紅白』で4時間・55曲大熱演 ジジイ・ガガ、和田アキ男もオリコンニュース
  13. ^ 大人の歌ネット:インタビュー「前川清」歌ネット
  14. ^ 桑田佳祐のやさしい夜遊び 2015年11月TOKYO FM
  15. ^ 桑田 佳祐さんに感謝!感謝!感謝!前川清 オフィシャルブログ Powered by Ameba
  16. ^ 鈴木亮平&前川清、ガッキー主演「くちびるに歌を」に“まさかの”声だけ出演”. 映画.com (2015年1月5日). 2015年1月5日閲覧。
  17. ^ “芸歴54年の前川清、純烈主演映画「純烈ジャー」で特撮初出演…スーパー銭湯店長役を怪演”. スポーツ報知 (株式会社報知新聞社). (2021年6月6日). https://hochi.news/articles/20210605-OHT1T51244.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter 2021年6月12日閲覧。 
  18. ^ 映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』前川清、小林綾子の出演発表”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年6月6日). 2021年6月6日閲覧。
  19. ^ “9年ぶりの「極楽町一丁目」、浜木綿子「喜劇の根底には哀しい思いがあるといい」”. ステージナタリー. (2016年5月18日). https://natalie.mu/stage/news/187420 2016年5月18日閲覧。 

注釈[編集]

  1. ^ 本校は2011年佐世保市立旭中学校と統合し、佐世保市立祇園中学校となる。
  2. ^ 歌:前川清、紘毅前川侑那
  3. ^ 横山やすしと共演。漫才界のやすし・演歌界のきよしで「やす・きよ」というコンセプトになっていた。

外部リンク[編集]