エスムラルダ

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エスムラルダ
職業 ドラァグクイーン女装パフォーマーエッセイストコラムニスト脚本家編集者
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エスムラルダEsmralda、1972年3月13日 -  )は日本ドラァグクイーンライターエディター脚本家歌手である。

東京都立国立高等学校一橋大学社会学部卒業。1994年以降、ドラァグクイーンとして、各種イベント・舞台公演・メディア等に出演。2002年、ヘブンアーティスト(東京都公認大道芸人)資格を取得。また、ライターとして、森村明生(もりむら あきお)名義で『英語で新宿二丁目を紹介する本』(ポット出版)、エスムラルダ名義で『同性パートナーシップ証明、はじまりました。』(ポット出版/KIRA氏との共著)、村本篤信名義で『ロジカルメモ』(アスコム)等の著作があり、雑誌やWebの連載、漫画原案等も多数。2012年、村本篤信名義で 「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞(現・テレビ朝日新人シナリオ大賞)」の優秀賞を受賞し、以後、テレビ/ラジオドラマや舞台の脚本も手がける。2018年12月、ドラァグクイーン・ディーヴァ・ユニット「八方不美人」を結成し、CDをリリース。

活動[編集]

ドラァグクイーン[編集]

大学在学中の1994年9月、同学年の友人・ブルボンヌ主催のクラブイベントでドラァグクイーンデビュー[1][2]

以後、クラブイベントや各地のプライドパレード、企業イベント、結婚式等、各種イベントやメディアに出演。

さまざまな音源を使ったリップシンクにマジック・ディアボロ・テーブルクロス引きなどを組み込んだもの、藁人形や血糊などを使いホラー要素を強めたもの、歌詞の朗読など、ショーのレパートリー多数。

また、ドラァグショーのほか、イベントの司会、大学や地方自治体での講演、舞台出演等も行っている。

2002年、東京都ヘブンアーティスト資格を取得[3]。以後、公園や野外イベント等でもパフォーマンスを行う。

2018年12月、ドラァグクイーン・ディーヴァ・ユニット「八方不美人」を結成し、歌手としての活動を開始。

ライター・エディター・脚本家[編集]

2000年より、雑誌や企業サイトに、エスムラルダ名義でコラムや人生相談等の執筆を開始。

2003年、8年強勤めた印刷会社を退職し、以後フリーのライター・エディターとして書籍、社史、雑誌記事の原稿執筆、編集等を手がける。担当した書籍の累計発行部数は250万部超[4]

2006年より、森村明生名義で漫画原作の執筆を開始。漫画雑誌「フォアミセス」に掲載された「ギフト ~幸せの選択~」(2007年6月)は現在Kindle版で入手可能 [5]

2008年5月、森村明生名義で初の著書『英語で新宿二丁目を紹介する本』(ポット出版)を刊行[6]

2012年、村本篤信名義で応募した脚本「バック『グラウンド』ミュージック」が 「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞(現・テレビ朝日新人シナリオ大賞)」の優秀賞を受賞[7]。以後、テレビ/ラジオドラマや舞台の脚本を手がける。

2015年11月、エスムラルダ名義で『同性パートナーシップ証明、はじまりました。―渋谷区・世田谷区の成立物語と手続きの方法―』(ポット出版/KIRA氏との共同執筆)を刊行。

2020年11月、村本篤信名義で『ロジカルメモ』(アスコム)を刊行。

歌手(八方不美人)[編集]

八方不美人(はっぽうふびじん)は、キャラクターが異なる3人のドラァグクイーン(エスムラルダ、ドリアン・ロロブリジーダ、ちあきホイみ)による、日本のボーカルユニット。

プロデューサーは、メジャーアーティストの作品を数多く手掛けた、作詞家の及川眠子と、作曲家の中崎英也

伏見憲明が経営する新宿2丁目のバーに、エスムラルダが東宝ミュージカル『プリシラ』を通じて知り合った及川を連れて行ったことがきっかけで、店に出入りのあった他2名の歌唱力が及川と中崎に評価され、ユニット結成につながった[8]

2018年12月1日に正式デビューし、同月19日、 デビューミニアルバム CD『八方不美人』をリリース。

2019年7月10日、セカンドミニアルバムCD『二枚目』をリリース。

2020年5月29日、シングル『地べたの天使たち』を配信リリース。

2021年4月10日、シングル『その日を摘め』を配信リリース。

有吉ジャポン」TBSテレビ)、「婦人公論」(中央公論新社)等各種メディアやインストアライブ、各地のプライドパレード等各種イベントに出演[9]。ワンマンライブも精力的に行っている。

2019年8月には「サマーソニック2019」(サマソニ丁目 -QUEENS & BOYS-。幕張メッセ)、同年12月には「コカ・コーラ presents LIVE PRIDE~愛をつなぎ、社会を変える。~」(東京国際フォーラム)に出演[10]

2021年4月より、ラジオ番組「LOVE RAINBOW TRAIN」(TBSラジオ)で、MISIAのパートナーを務める[11]

出演・執筆[編集]

テレビ出演[編集]

ほか

ラジオ出演[編集]

ほか

イベント出演[編集]

  • 東京レインボープライド」(2013年、2014年、2016年、2017年総合司会、2015年、2018年ゲストコーナー司会、2019年八方不美人でライブ出演)[12]
  • 2009~2015年、東北芸術工科大学「多性研究」授業にて、ゲストスピーカーとして講演。また、一橋大学、早稲田大学国立市LGBTシンポジウム、西宮市市民企画講座等でも講演
  • 2015年3月、東宝主催「『レ・ミゼラブル』のどじまん・思い出じまん大会」に出場(1823通の応募者の中から選ばれた、25組のファイナリストの一人として参加し、帝国劇場で「夢やぶれて」を歌唱披露)[13]
  • 2019年8月、「サマーソニック2019」(サマソニ丁目 -QUEENS & BOYS-。幕張メッセ)に八方不美人でライブ出演
  • 2019年12月、「コカ・コーラ presents LIVE PRIDE~愛をつなぎ、社会を変える。~」(東京国際フォーラム)に八方不美人でライブ出演

ほか

舞台出演[編集]

  • 2002年以降毎年、劇団フライングステージの年末公演『gaku-GAY-kai』に、第一部のコメディ芝居の役者と、第二部のショータイムのパフォーマーとして出演
  • 2017年4月、伊藤靖浩主宰『一人芝居ミュージカル短編集 vol.2』のうち1作品に出演(『Over the wall』題材:マレーネ・ディートリッヒ、脚本:エスムラルダ、演出:伊藤靖浩、薛珠麗)
  • 2017年5月、劇作家女子会ミュージカル『人間の条件』(脚本:劇作家女子会、演出:赤澤ムック座・高円寺1)に出演
  • 2019年1月、a-fiction m&h theater『デリバリースーサイド2』(脚本:菅原愛、演出:赤星ユウ、八幡山ワーサルシアター)に出演
  • 2019年5月、劇団十七戦地『あさどらさん』(脚本:柳井祥緒、演出:望月清一郎、座・高円寺2)に出演
  • 2021年5月、『LA PESTE ひとつの合体』(脚本:今井夢子、演出:平戸麻衣、d-倉庫)に出演
  • 2021年6月、エアースタジオ『オネェミュージカル Laki☆Laki Hipster~真夏の夜の悪夢~』(脚本・演出:藤森一朗シアターサンモール)に出演予定

脚本提供など[14][編集]

  • 2013年9月~2014年9月、ドキュメンタリードラマ『アウトドア・ロックンロール〜サラリーマン転覆隊が行く〜』(BS朝日)の脚本を、本田亮と共同執筆[15]
  • 2016年11月、伊藤靖浩主宰『一人芝居ミュージカル短編集 vol.1』のうち2作品の脚本執筆 (『それでも私は踊り続ける』 題材:イサドラ・ダンカン/主演:福麻むつ美、 『星月夜』 題材:テオドルス・ヴァン・ゴッホ/主演:伊藤靖浩)
  • 2016年12月、東宝ミュージカル『プリシラ』(演出:宮本亜門日生劇場)の翻訳台本執筆
  • 2017年4月、伊藤靖浩主宰『一人芝居ミュージカル短編集 vol.2』のうち1作品の脚本執筆(『Over the wall』題材:マレーネ・ディートリッヒ。同作は以後、福麻むつ美、一明一人、西村快人、木全晶子らによっても上演される)
  • J-WAVE SELECTION DRAMA & LIVE「TRASH & TREASURE」の脚本執筆(2018年4月1日放送。キャスト:渡辺大知トータス松本橘美緒マキタスポーツ
  • 2019年5月、ミュージカル『ジェットコースター・ロックンロール』(作曲:伊藤靖浩/出演:福麻むつ美、松之木天辺)の脚本執筆
  • 2019年6月、Sweet Arrow Theatricals presents『You're Good Man,Charlie Brown』(演出:赤澤ムック、シアター風姿花伝)に翻訳スタッフとして参加
  • 2020年3月、劇団camp『Sing in Sign』(演出:須名梓)の脚本を、劇作家・モスクワカヌと共同執筆
  • 2020年7月および9月、Group B『29歳、23時』『30歳、0時』(オンライン配信ミュージカル。演出:平戸麻衣/作曲:大部胡知/出演:村田実紗、岡拓未)の脚本執筆
  • 2020年11月、日本郵政ゴールボール応援プロジェクトサウンドドラマ『明日へのゴール-背中を押してくれた言葉-』(CV:下野紘)、『言葉の魔法-もう無理って言わない-』(CV:内田真礼)の脚本執筆

著書[編集]

  • 2008年5月、『英語で新宿二丁目を紹介する本』(森村明生名義、ポット出版)
  • 2015年11月、『同性パートナーシップ証明、はじまりました。 ―渋谷区・世田谷区の成立物語と手続きの方法―』(エスムラルダ名義、ポット出版/KIRA氏との共同執筆)
  • 2020年11月、『ロジカルメモ』(村本篤信名義、アスコム)

連載コラム[編集]

過去の執筆記事(「エスムラルダ」名義)[編集]

  • 雑誌「週刊女性」(主婦と生活社
    • 不定期連載「週刊女装」内コラム「エスムラルダの日記帳」
  • 雑誌「CDジャーナル」(音楽出版社
    • 連載「エスムラルダの愛の言霊」(映画レビュー)
  • 雑誌「Domani」(小学館
    • 連載「エスムラルダの女傑力」[16]
  • 雑誌「BUBKA」(コアマガジン)
    • 連載「CELEBUBKA」
  • 雑誌「Badi」(テラ出版)
    • 連載「人生怨み節」(人生相談コーナー)ほか
  • ポータルサイト「adore」
    • 連載「恋のマイライン」(恋愛お悩み相談コーナー)
  • ポータルサイト「MEDIAZONE」
    • 連載「エスムラルダ女王様の相談室 人生はあなたのものよ!」(人生相談コーナー)
  • ポータルサイト「OTONA SALONE(オトナサローネ)」
    • 連載「エスムラルダのイケメン調べ」ほか
  • 携帯専用サイト「公募懸賞ガイド」(公募ガイド社
    • 連載「エスムラルダの人生相談塾」(人生相談コーナー)ほか
  • 雑誌「QUEER JAPAN returns」(ポット出版)
    • vol.0「ビバ!エスム世代」、vol.2「人生はカネだ!」
  • 雑誌「美術手帖」(美術出版社
    • 2014年12月号、2016年4月号(共に、漫画家・田亀源五郎氏インタビュー)
  • 雑誌「Oriijin(オリイジン)」(ダイヤモンド社
    • 2017年5月号、2018年5月号、2019年5月号、2020年5月号

ほか

過去の執筆記事(「森村明生」「村本篤信」等名義)[編集]

  • 漫画雑誌「フォアミセス」(秋田書店
    • 「ギフト~幸せの選択~」(2007年6月)、「揺れる」(2007年1月)、「ビター・スイート・ホーム」(2006年11月)、「そして私は強くなる」(2006年9月)、「ママは赤鬼!?」(2006年6月) いずれも漫画原作執筆
  • 『同性愛入門 ゲイ編』(ポット出版/伏見憲明・編)
    • 「カミングアウト」、「ゲイ同士の友情」、「クラブシーン」、「ドラァグクイーン」、「社会人としてのゲイ」、「ボランティア」 を執筆
  • 雑誌「QUEER JAPAN」(勁草書房
    • vol.1「『寝てみたい男』の系譜」、vol.2「クィア・マニュアル~会社員篇~」、vol.3「私のブス人生」
  • 雑誌「QUEER JAPAN returns」(ポット出版)
    • vol.0「ゲイ能スキャンダルの今昔」
  • 雑誌「CDジャーナル」「hm3 MEN’S EXTRA Vol.4」(音楽出版社)、「週刊女性」「すてきな奥さん」(主婦と生活社)、フリーペーパー「アニカン」ほかに取材記事執筆

ほか

その他[編集]

  • 2016年1月、東宝主催「集まれ!ミュージカルのど自慢」出場。『ミス・サイゴン』のナンバー「命をあげよう」を歌唱披露

脚注・出典[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ インタビュー:ブルボンヌとエスムラルダ” (日本語). タイムアウト Tokyo. 2021年2月25日閲覧。
  2. ^ なぜドラァグ・クイーンやるの? 写真集「WHY DRAG?」エスムラルダさんインタビュー|好書好日” (日本語). 好書好日. 2021年2月25日閲覧。
  3. ^ 登録アーティスト|ヘブンアーティスト|文化振興|東京都生活文化局”. www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp. 2021年2月25日閲覧。
  4. ^ 250万部選手に聞く、ちゃんと考える人になるためのメモ術”. 本の要約サイト flier(フライヤー). 2021年2月27日閲覧。
  5. ^ 『病と闘う女たち 3』に収録
  6. ^ 「新宿二丁目」舞台に英語を学ぶ語学書-アキバ版に続く第2弾”. 新宿経済新聞. 2021年2月27日閲覧。
  7. ^ テレ朝「21世紀新人シナリオ大賞」発表 NHKエンタープライズ社員が大賞受賞”. ORICON NEWS. 2021年2月25日閲覧。
  8. ^ ディーバユニット「八方不美人」が語る、ゲイとしてドラァグクイーンとして、そしてひとりの社会人として生きるということ” (日本語). wezzy|ウェジー. 2021年2月25日閲覧。
  9. ^ 超多才なドラァグクイーン・エスムラルダ率いる八方不美人の正体に迫る!『有吉ジャポン』” (日本語). dogatch.jp. 2021年2月27日閲覧。
  10. ^ 松任谷由実、MISIAらが出演 日本初のLGBTQ支援をテーマにした音楽イベント『コカ・コーラ presents LIVE PRIDE〜愛をつなぎ、社会を変える。〜』が開催 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2021年2月25日閲覧。
  11. ^ LOVERAINBOWTRAIN|TBSラジオFM90.5+AM954~何かが始まる音がする~”. TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~. 2021年5月17日閲覧。
  12. ^ Pride, Tokyo Rainbow. “これまでのTRP” (日本語). 東京レインボープライド2021. 2021年2月27日閲覧。
  13. ^ 帝国劇場イベントレポート[1]
  14. ^ クリエイター:村本 篤信 | Japan Creator Bank” (日本語). japancreatorbank.com. 2021年2月25日閲覧。
  15. ^ 村本 篤信 - テレビドラマ人名録” (日本語). テレビドラマデータベース. 2021年2月25日閲覧。
  16. ^ https://www.cyzowoman.com/2016/05/post_20086_2.html

外部リンク[編集]