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ふりむかないで (ザ・ピーナッツの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ふりむかないで」
ザ・ピーナッツシングル
初出アルバム『ピーナッツのザ・ヒット・パレード 第3集』
B面 アテネの恋唄
リリース
規格 7インチシングル盤
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル キングレコード
作詞 岩谷時子
作曲 宮川泰
ザ・ピーナッツ シングル 年表
「いつも心に太陽を」
(1962年)
ふりむかないで
(1962年)
「君去りし夜」
(1962年)
視聴
ふりむかないで
キングレコード提供のYouTubeアートトラック
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ふりむかないで」は、1962年2月に発表されたザ・ピーナッツ歌唱の日本の歌謡曲

概要

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和製ポップス最初期のヒット作品であり、岩谷時子宮川泰コンビによる初のヒット曲である。またザ・ピーナッツにとっても、オリジナルソングとしては初のヒット曲でもあった(ただし、これは初のオリジナルのソングではない)。

当時のアメリカン・ポップスのエッセンスを咀嚼し、乙女の初々しく繊細な心情を弾けるような明るさとスピード感で歌い上げた曲である。

当時、本曲および後続曲の「恋のバカンス」、「ウナ・セラ・ディ東京」等は一部では“無国籍歌謡”などと揶揄されたりもしたが、日本のポップス界では、外国曲に日本語の訳詞を載せた「カバーポップス」が主流だった時代に、今日の「J-POP」へと繋がる日本オリジナルのポップスの幕開けを告げることになった。

歌謡曲の録音はモノラルが一般的な当時としては異例のステレオ録音が採用された。

1962年8月公開のザ・ピーナッツ主演の東宝映画『私と私』では劇中歌として登場し、同年の『第13回NHK紅白歌合戦』でも歌われた。

この他にも落語家の林家三平とのコラボレーションによる「ふりむかないで」なども発表されていた。

ヴァージョン数は少なかったが、2010年に発売されたCDで未発表版が48年越しに公開された。

2009年のアニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に劇中歌として使用され、同作のサウンドトラックにも収録された。

2015年のテレビドラマデート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジテレビ系)では、オリジナル版のままオープニング曲に使用されている。

収録曲

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  1. ふりむかないで
    作詞:岩谷時子/作曲・編曲:宮川泰
    演奏:シックス・ジョーズ・ウィズ・ストリングス
  2. アテネの恋唄
    作詞:岩谷時子/作曲:マノス・ハジダキス/編曲:宮川泰

Winkによるカバーシングル

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「ふりむかないで」
Winkシングル
初出アルバム『Nocturne 〜夜想曲〜
B面 ロマンスの方舟
リリース
規格 8cmCD
デジタル・ダウンロード
ジャンル ポップス
時間
レーベル ポリスター
作詞 岩谷時子
作曲 宮川泰
プロデュース 水橋春夫
チャート最高順位
  • 週間7位(オリコン、1992年8月3日)[1]
  • 1992年度年間141位(オリコン)[2]
Wink シングル 年表
摩天楼ミュージアム
(1992年)
ふりむかないで
(1992年)
リアルな夢の条件
(1992年)
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Winkの15枚目のシングル。1992年7月22日にポリスターより発売された。

解説

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表題曲

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Winkの楽曲として門倉聡が編曲を担当しており、『ザテレビジョン』では「ダンサブルなアレンジで生まれ変わった」として紹介された[3]。本シングルを含めたWinkの全25枚のシングル表題曲において邦楽をカバーしたのは、唯一、本楽曲のみである。

本曲は、1992年7月7日より[注 1]フジテレビクイズ番組なるほど!ザ・ワールド』のエンディングテーマとして使用された[4]

カップリング曲

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カップリング曲は「ロマンスの方舟」。1987年に発売された、イタリアの歌手であるミスター・ジヴァゴの "Little Russian" のカバーである。日本語詞を及川眠子、編曲を船山基紀が担当している。

ランキングと売上

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1992年7月22日に発売後、はじめ7月8日発売と告知されていた[3]オリコンチャートの週間ランキングでは、8月3日付の初登場7位を最高位とし、以後、100位以内には、9月21日付の84位まで、8週連続ランクインした[5]。同チャートの年間ランキングでは、1992年度において売上13.236万枚により141位となっている[2]

収録曲

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  1. ふりむかないで
    作詞:岩谷時子 / 作曲:宮川泰 / 編曲:門倉聡
  2. ロマンスの方舟
    作詞・作曲:セトロジー・アレッサンドロ, デグリノサンティー, マルコ・マッシーニ / 日本語詞:及川眠子 / 編曲:船山基紀

収録アルバム

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テレビ番組における歌唱

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※ 放送日は首都圏のもの。地方の系列局の放送日は異なる場合がある。

  • ふりむかないで
放送日 (曜日) 番組名 放送局 衣装 備考
1992.07.19 (日)[注 2][注 3] 歌謡びんびんハウス[注 2][注 3] テレビ朝日 Winkは同番組の前回7月12日(日)放送分にも出演[注 4]
1992.07.24 (金)[6] ミュージックステーション[6] テレビ朝日
1992.07.29 (水)[注 5] SOUND ARENA[注 5] フジテレビ
1992.08.14 (金)[7] ミュージックステーション[7] テレビ朝日
1992.08.15 (土)[注 6] 鶴ちゃんのプッツン5[注 6] 日本テレビ
1992.09.19 (土)[注 7] 第16回長崎歌謡祭[注 7] TBS Winkはコンサート用の衣装を着用して本曲を歌唱。
1992.10.03 (火)[注 8] 思い出音楽館[注 8] テレビ朝日
1992.12.22 (火)[注 9] Silent Night From Angels '92[注 9] WOWOW Winkはコンサート用の衣装を着用して出演。
1993年10月19日(火)に再放送[注 10]
同番組は、ビデオ『La Soirée D'anges 〜天使たちの夜会〜』(ポリスター、1993年6月25日)として商品化。『Wink Performance Memories ~30th Limited Edition~』(ポリスター、2019年4月24日)のボーナス映像としても収録。
1993.04.04 (日)[注 11] 日曜はピアノ気分[注 11] 読売テレビ Winkは同番組に「永遠のレディードール」の衣装を着用して出演し、同曲も歌唱。また、この番組のレギュラー出演者であり本曲の作曲者でもある宮川泰が編曲した「ふりむかないで」を、振付せずに、通崎睦美によるマリンバ伴奏および馬詰のりあきとザ・スクラッチによる演奏で歌う。

その他カバー

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脚注

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注釈

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  1. ^ 1992年7月7日放送分から使用開始される予定が「NEWすたーれぽーと」(『ザテレビジョン』1992年第26号)p.60(各地方版共通)に記される。
  2. ^ a b 読売新聞』1992年7月19日朝刊第32面(『読売新聞縮刷版』1992年7月号p.954)のテレビ番組表に「誰だ・アイドルビール飲んで本番‥‥荻野目光ゲンジ?ウィンク」として番組放送予定記載あり。
  3. ^ a b 「音楽」(『ザテレビジョン』1992年第29号)p.67(各地方版共通)に番組放送・出演・曲目予定記載あり。
  4. ^ 「NEWすたーれぽーと」(『ザテレビジョン』1992年第28号)p.49(各地方版共通)に番組放送・出演予定記載あり。
  5. ^ a b 『読売新聞』1992年7月29日朝刊第32面(『読売新聞縮刷版』1992年7月号p.1482)および夕刊第24面(同前p.1506)のテレビ番組表に「サザンオールスターズ 杏里アルフィー大江千里・ウィンク競演」として番組放送予定記載あり。
  6. ^ a b 「NEWすたーれぽーと」(『ザテレビジョン』1992年第33号)p.45(各地方版共通)に番組放送・出演予定記載あり。
  7. ^ a b 『読売新聞』1992年9月19日朝刊第28面(『読売新聞縮刷版』1992年9月号p.924)のテレビ番組表に番組放送予定と「ウィンク」の記載あり。
  8. ^ a b 「音楽」(『ザテレビジョン』1992年第43号)p.71(各地方版共通)に番組放送・出演・曲目予定記載あり。ただし、予定される曲目が「待つわ」とされている。
  9. ^ a b 『読売新聞』1992年12月22日朝刊第23面(『読売新聞縮刷版』1992年12月号p.991)の「衛星・UHF TV」番組表および夕刊第16面(同前p.1016)のテレビ番組表に「ウィンク・ライブ」の表題で番組放送予定記載あり。
  10. ^ 『読売新聞』1993年10月19日朝刊第23面(『読売新聞縮刷版』1993年10月号p.871)の「衛星・UHF TV」番組表および夕刊第16面(同前p.896)のテレビ番組表に「ウィンク・ライブ」の表題で番組放送予定記載あり。
  11. ^ a b 朝日新聞』大阪版1993年4月4日朝刊第24面のテレビ番組表に番組放送予定と「ウィンク」の記載あり。
  12. ^ 外部リンク」の節の「ふりむかないで(M.V.) / Wink【Official Music Video】」。

出典

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先代
スク・スク
ザ・ピーナッツ
NHK紅白歌合戦歌唱楽曲
1962年・第13回
次代
恋のバカンス