集結の園へ

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集結の園へ
林原めぐみシングル
初出アルバム『CHOICE
B面 集結の園へ 〜AYANAMI ver.〜
リリース
規格 マキシシングル
録音

2008年7月
日本の旗 日本

  • WEST SIDE STUDIO
ジャンル J-POP
時間
レーベル スターチャイルドレコード
作詞・作曲 MEGUMI
たかはしごう
プロデュース 大月俊倫
宿利剛
ゴールドディスク
チャート最高順位
林原めぐみ シングル 年表
Front breaking
(2009年)
集結の園へ
(2009年)
集結の運命
(2010年)
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集結の園へ」(しゅうけつのそのへ)は、林原めぐみシングル2009年4月22日[1]にスターチャイルド(キングレコード)より発売された(KICM-1271)。

概要[編集]

林原にとって2009年、2作目のシングル[注 3]。林原めぐみが同じ年(かつ短期間)に2作以上のシングルを発表するのは2002年の『Treat or Goblins』以来、7年(7作)ぶりである。

収録楽曲は、「集結の園へ」(オリジナル)と綾波レイの声・イメージで歌った「集結の園へ 〜AYANAMI ver.〜」の2曲(実質1曲)。作詞は林原めぐみ自身(MEGUMI名義)、作曲および編曲はたかはしごうがそれぞれ担当。

「集結の園へ」は、フィールズによる『新世紀エヴァンゲリオン』のタイアップ機『CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜』のイメージテーマ、コマーシャルソング。林原の楽曲に『エヴァンゲリオン』関連のタイアップが付くのは本作が初めてとなった。

当初は2009年3月11日の発売は[注 4]を予定していたが、タイアップ製品である『CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜』の導入展開が4月上旬に変更になったことを受けて変更となった[1]。なお、その発表の前に前作『Front breaking』の発売も延期[6]となっていたため、スタッフ(宿利剛)が『林原めぐみのTokyo Boogie Night』(#876)にハガキを送って謝罪したこともあった。

歌詞カードは縦書きで書き記され、繰り返し歌われるパートは省略されている(繰り返しのマーク無し)。なお、スタッフクレジットのみ横書きとなっている。

ジャケットデザインは、表面は林原めぐみ、裏面は綾波レイとなっている。デジパック仕様。 特典として、貞本義行の描き下ろしによる綾波レイのイラストが封入されている。

プロモーションとしては、東京都内ではジャケットのデザインをそのまま広告にして描かれたトラックが期間限定で走行した[7][8]

評価など[編集]

オリコン集計において、週間シングルチャート(2009年5月4日付)で7位を獲得、『Plenty of grit』以来2作ぶりに同チャートのトップ10入りを果たした。シングルでのトップ10入りは通算16作目。アルバムも含め林原めぐみのCDとしては最も長い24週連続でランキングに登場した。

この他、プラネットの週間シングルチャート(2009/04/20-2009/04/26)で11位を獲得[注 1][注 5]

レコチョク年間ランキング2009「レコチョク アニメ/ゲーム・フル」(2008年12月1日-2009年11月30日)では年間1位を獲得した[9]。 また、2009年5月度に10万ダウンロード突破によりゴールド認定[10][11]。 2010年6月度には25万ダウンロード突破によりプラチナ認定[12][13]、2015年1月度には50万ダウンロード突破によりダブル・プラチナ認定を受けている[14]。これらは声優アーティスト(ソロ)として史上初めてのことであった。

また、楽曲は『CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜』に限らず、2010年3月に稼動したパチスロ新世紀エヴァンゲリオン 〜魂の軌跡〜』以降の後続作品でも引き続き使用されている。

2009年発売の『和ユーロベスト2 ダウンロード・セレクション』では収録曲の1つ(歌:MIYABI)となった。

プロ野球選手の牛田成樹が、2010年から2012年の3シーズンにわたり、自身の登場曲として「集結の園へ」を選曲していたほか 牧原大成選手が2015年の登場曲として選曲している。

製作経緯[編集]

最初にオファーが来たのは2008年2月から3月頃とされるが、林原は自分が歌うというイメージが湧かず、最初は「なぜ、私に」と思っていたという[15]。経緯としては、庵野秀明大月俊倫が話し合ったところ、「林原」という名前が浮かんだことによるという。そうしたなんとなくという説明とともに大月からのボス命令で「歌いなさい」と言われた結果、(本人曰く、とりあえず)引き受けることにしたという[15][注 6]

同時に曲作りも任されたため、作曲を誰に頼むかということで、『エヴァンゲリオン』といえば、主題歌「残酷な天使のテーゼ」という林原の印象により、同曲を歌った高橋洋子の弟であり、コーラスに参加していたたかはしごうに作曲を依頼した(ただし、イメージなどを伝えた後はほとんど任せっぱなしだった)[15]

一方、作詞のほうは林原自身が担当することになったが、綾波レイに関するイメージばかりが浮かんで、なかなか詞にならずにどうしようか悩み諦めかけたという。 そうした中「そうだ、初号機になろう」とふっと湧いて思いついたら、詞のイメージが浮かび一気に書き上げたとのこと(林原曰く「私が初号機になった曲」[15])。

その後、パチンコ台に組み込む都合から2008年7月にレコーディングが行われたが、それ以降は楽曲のことを話せなかったため、正式発表まで半年間以上待つことになる。このため、ラジオで発表する際の林原は冗談や愚痴交じりで説明していた[15]

曲の解説[編集]

曲は宗教歌をイメージしたというコーラスのイントロで始まる。コーラスが終わるとバンドサウンドがはじまり、林原のヴォーカルとなる。2番からは林原のヴォーカルに合わせてバックにユニゾンが加わってゆく。間奏では複雑なコーラスが入り、鐘の音とともに最後のサビへと繋がれる。林原のヴォーカルが終えるとバックのユニゾンがメインとなり、最後はそれによって締めくくられる。

歌詞は、従来と同じく林原のよるオリジナルの読み方(普通では読まない読み方など)に加えて、カタカナ表記が用いられている。なお、歌詞では「集結」という単語は用いられていない(同音異字の「終結」は用いられている)。

林原自身はこの楽曲を手掛けたことで、自らが演じていた綾波レイ、 碇ユイ、エヴァンゲリオン初号機のそれぞれの繋がり、『新世紀エヴァンゲリオン』という作品がどういう作品であったかを改めて感じたという[15]。また、同作品へは声優として参加するのは自然だったが、イメージして歌うことに関しては緊張したと述べている[16]

〜AYANAMI ver.〜[編集]

「〜AYANAMI ver.〜」では、ヴォーカル、コーラスの全てがキャラクター(綾波レイ)の声で行われている。曲の構成も一部変更され、イントロ部分のコーラスが間奏に移っている。また、曲のテンポ、演奏の音源などがオリジナルと異なるなど、ストリングス以外は大幅なアレンジが施されている。

「〜AYANAMI ver.〜」の特徴として、イントロ、間奏、アウトロなどのコーラスが幾重にも重ねられていることである。イントロのコーラスに関して林原は、「たくさんいる綾波レイが水の中に浮かんで[注 7]口ずさんでいるような、そんなコーラスが頭に欲しい」とたかはしに注文(丸投げ)したという。これに対して、たかはしは難色を示しながらも「時間をください」と言い、後に6パターン以上録ったメロディをダブリングさせて出来上がったものである。このため、20人相当の綾波レイによるコーラスとなった。

完成した「〜AYANAMI ver.〜」に関して、林原は「“〜AYANAMI ver.〜”が(真の)『集結の園へ』」、「儚い」と感想を述べ、たかはしに対しては「たかはしごうさんは天才」と評している[17]

作品について[編集]

楽曲の存在は、2008年に『林原めぐみのTokyo Boogie Night』で『スレイヤーズ』や『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の告知するたびに林原の口から「まだ言えない別の仕事をしている」などの発言を林原は行っていた。その後の2008年12月末より一部放送のCMに用いられたことから、『林原めぐみのTokyo Boogie Night』第871回(2009年1月3日)にてキングレコード(スターチャイルド)のスタッフが告知を仄めかした。翌週(1月10日)の放送で、林原めぐみから正式に公表された。

音源は先行的に『林原めぐみのTokyo Boogie Night』、『林原めぐみのHeartful Station』などで1コーラスが披露されている。初披露は『林原めぐみのTokyo Boogie Night』第873回(2009年1月17日放送)。また、発売後は「〜AYANAMI ver.〜」が『林原めぐみのHeartful Station』(2009年4月25日放送)、『林原めぐみのTokyo Boogie Night』(2009年4月26日放送)にてそれぞれ披露された。

収録曲[編集]

  • 作詞:MEGUMI
  • 作曲・編曲:たかはしごう
  1. 集結の園へ [5:01]
  2. 集結の園へ 〜AYANAMI ver.〜 [5:27]
  3. 集結の園へ (off vocal version)
  4. 集結の園へ 〜AYANAMI ver.〜 (off vocal version)

収録アルバム[編集]

スタッフ[編集]

  • All Performed by MEGUMI HAYASHIBARA
  • All Track Making:GO TAKAHASHI
  • Recording & Mix Engineer:KEIJI KONDO(SIGN SOUND)
  • Recording & Studio:WEST SIDE STUDIO
  • Mastering Engineer:HIROYUKI TSUJI
  • Artist Promoter:
    • KOJI SAWAHARA
    • SHOKO YADA
  • Sales Promoter:
    • YOKO NAGATA
    • NORIKO YAMAZATO
  • CopyRight
    • King Record Co, Ltd. Print in Japan. STEREO JASRAC
    • GAINAX・カラー

脚注[編集]

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注釈
  1. ^ a b デイリーチャートでは、最高7位を獲得した(プラネット)。
  2. ^ 文化放送A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』が発表した2009年5月2日付(第343回)のチャートで記録した順位。初登場順位および最高順位は同じ。
  3. ^ 林原曰く、「『スレイヤーズEVOLUTION-R』に続く頑張ること第2弾」
  4. ^ 『Front breaking』「スレイヤーズEVOLUTION-R」仕様カバージャケット裏面の告知より。当該告知において、当初予定されていた「3月11日発売」との表記がある。
  5. ^ プラネットの当該チャート(2009/04/20-2009/04/26)では、初回限定盤や通常盤など3作が別々に集計されている。
  6. ^ 林原は、『スレイヤーズ』の楽曲に関することと合わせ、「大月さんはやることが決まってから(見切り発車で)発注してくる」、「ラジオで約束させるってどういう会社」と零した[16]
  7. ^ 『新世紀エヴァンゲリオン』において、綾波レイは複数存在するという設定(詳細はこちらを参照)。
出典
  1. ^ a b c 「集結の園へ」発売延期のお知らせ
  2. ^ テレビ朝日ミュージックステーション』2009年4月24日放送分より
  3. ^ TBSテレビCDTV』2009年4月25日放送分より
  4. ^ テレビ東京JAPAN COUNTDOWN』2009年5月2日付より
  5. ^ 各カテゴリー別での順位 - Amazon.co.jp: 集結の園へ 林原めぐみ, MEGUMI, たかはしごう 音楽(2009年3月31日時点のアーカイブ
  6. ^ 「Front breaking」発売延期のお知らせ
  7. ^ MEGUMI HOUSE-RADIO- - 今週のトピックス [4/18(土)&4/19(日)OA分]を選択
  8. ^ 「集結の園へ」トラック”. MEGUMI HOUSE(スターチャイルド・すたちゃまにあ内公式サイト). 2011年11月29日閲覧。(日本語)
  9. ^ レコチョク アニメ/ゲーム・フル
  10. ^ 各種統計 レコード協会調べ 5月度有料音楽配信認定”. 日本レコード協会 (2009年6月20日). 2012年2月9日閲覧。(日本語)
  11. ^ GOLD DISC (PDF) 」 、『THE RECORD』No.596(2009年7月号)、日本レコード協会、 13-14頁、2012年2月9日閲覧。
  12. ^ 各種統計 レコード協会調べ 6月度有料音楽配信認定”. 日本レコード協会 (2010年7月20日). 2012年2月9日閲覧。(日本語)
  13. ^ GOLD DISC (PDF) 」 、『THE RECORD』No.609(2010年8月号)、日本レコード協会、 18頁、2012年2月9日閲覧。
  14. ^ 各種統計 レコード協会調べ 1月度有料音楽配信認定”. 日本レコード協会 (2015年1月20日). 2015年1月20日閲覧。
  15. ^ a b c d e f 『林原めぐみのTokyo Boogie Night』第872回(2009年1月10日)
  16. ^ a b 『林原めぐみのTokyo Boogie Night』第873回(2009年1月17日)[出典無効]より
  17. ^ 林原めぐみのHeartful Station』(2009年4月25日放送)

関連項目[編集]

本楽曲のイメージが出来上がるきっかけとなった曲。『CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜』の展開に合わせて、ほぼ時同じくして、2009年5月13日に『残酷な天使のテーゼ 2009 VERSION』として発売されることが発表された。

外部リンク[編集]