月野うさぎ

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月野 うさぎつきの うさぎ
美少女戦士セーラームーンのキャラクター
登場(最初) 原作・アニメ共に第1話から
作者 武内直子
声優 三石琴乃
荒木香恵(一時期代役)
俳優 #キャスト 節を参照
プロフィール
愛称 うさぎちゃん、お団子頭、うさこ、うさ
別名 セーラームーン
プリンセス・セレニティ
ネオ・クイーン・セレニティ
セーラーコスモス
性別
種類 地球人
親戚 月野謙之(父)
月野育子(母)
クイーン・セレニティ(前世の母)
月野進悟(弟)
地場衛(夫)
ちびうさ(娘、長女)
こうさぎ(次女・番外編)
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月野 うさぎ(つきの うさぎ)は、武内直子漫画作品『美少女戦士セーラームーン』および、それを原作とするメディアミックス作品の主人公。アニメ他、各媒体における演者は#キャストの節を参照。

第1話から登場。原作版の序章コードネームはセーラーV』にもゲスト出演している。名前の由来は月の兎DICエンターテイメントによる北米版ではSerena Tsukino(セリーナ・ツキノ)という名前。

人物

セーラームーンに変身する天真爛漫少女。「お団子頭」と呼ばれる金髪[注釈 1]お団子ツインテールとハート型の前髪、青い目[注釈 2]が特徴。ドジで泣き虫だが正義感は強く、原作では比較的真面目でテレビアニメでは子供っぽい。

港区麻布十番に住み、家族構成は両親と弟との四人暮らし(「月野家」を参照)。第2期まで区立十番中学校2年生だったが[注釈 3]、第3期で3年生に進級。第4期と第5期(テレビアニメでは『スターズ』)で都立十番高校進学し、高校1年生となった。

遅刻と朝寝坊は日常茶飯事で、学校の成績もかなり悪く、運動音痴でもある。テストはいつも赤点ばかり(国語52点、英語20点、数学10点、社会32点)で、その度に母親の育子に家から閉め出されている。廊下に立たされながら早弁しようとする図々しさもあるが、根は素直で人見知りをしない。ミーハーで惚れっぽいが、腐れ縁の地場衛とは喧嘩ばかり。当初はゲームセンター・クラウンで働く古幡元基に憧れていた。少女漫画の主人公だからか、衛ほどではないが異性(特に宇宙人)に好かれやすい。

ある日人間の言葉を喋る不思議な黒猫・ルナに戦士に選ばれ、行方不明のプリンセスと「幻の銀水晶」を見つけて欲しいと頼まれる。初めは慣れない戦いに苦戦するが、謎の男・タキシード仮面に助けられ、仲間の水野亜美(セーラーマーキュリー)、火野レイ(セーラーマーズ)、木野まこと(セーラージュピター)、愛野美奈子(セーラーヴィーナス)を集めていく。タキシード仮面の正体は腐れ縁の衛で、前世で恋人同士だったとも分かり相思相愛となった。

中学の制服は赤いリボンがついた青のセーラー服で、リボンの結び目に変身アイテムのブローチをつけている。高校に上がってからは、紺色のリボンがついた紺のセーラー服(原作でのリボンは赤い)に着替えた。常に小さな白いピアスをつけているが、校則には違反していないらしい(仲間達も同じくピアスをしている)。

前世

前世は古代の月の王国「シルバー・ミレニアム」の王女プリンセス・セレニティ。月人は「幻の銀水晶」を守りながら地球の生命の進化を見守る不老長寿の種族で、王家は女系で額に三日月の印がある。仲間達の前世は「四守護神」と呼ばれるセレニティの親衛隊だった。

地球に憧れたセレニティは地球の王子プリンス・エンディミオンと恋に落ちるが、古くからの掟で「月の人間と地球の人間は通じてはならない」と決められていた。まもなく月と地球の戦争で命を落とし、「未来の地球で幸せに暮らして欲しい」と願った母クイーン・セレニティの力で地球の東京に転生する。

原作と『Crystal』ではおてんばな性格だが、テレビアニメと実写版ではおしとやかな性格[注釈 4]

原作と『Crystal』では自分を庇ったエンディミオンが倒れて自害したが、テレビアニメではクイン・ベリルに殺されている。実写版ではエンディミオンを失った悲しみで世界を滅ぼしてしまい、うさぎの別人格「プリンセス・セーラームーン」として登場した。

未来

未来の東京を「クリスタル・トーキョー」という都市に作り変え、その女王ネオ・クイーン・セレニティになった。夫のキング・エンディミオン(未来の衛)との間に、一人娘のうさぎ・スモールレディ・セレニティ(ちびうさ)を授かっている。

おしとやかで威厳を持った大人の女性になったが、過去の自分宛てに送った手紙は悪筆の上に誤字だらけ[注釈 5] など過去と変わらない面もあり、手紙の追伸では「若いうちの勉強はやはり必要だったから頑張ってください」と添えていた。

原作・『Crystal』では、21世紀初頭の22歳でクリスタル・トーキョーの女王に即位[注釈 6]。銀水晶の力で人類を不老長寿の種族に変えて30世紀まで地球を治めている[注釈 7]

テレビアニメでは、20世紀の大変動で地球がコールドスリープ状態となり[注釈 8]、30世紀に銀水晶とクイーンの力で地球を目覚めさせて女王に即位した。30世紀まで眠っていた設定なので不老長寿ではない[注釈 9]

原作ではさらに遠い未来の姿・セーラーコスモスが登場。最強の敵・セーラーカオスとの孤独な戦いに疲れ、過去を振り返る為にうさぎの前に現れたが、過去の自分の選択は間違っていないと再確認して未来に帰った。

プロフィール

原作漫画

イラストでバラけているが、主に毛先がカールしたストレートヘアで長いもみあげがある。前世の記憶が戻ってからは月の女王の自覚が芽生えておしとやかになり、ドジで泣き虫な面は見られなくなった。衛を守りたいという愛の力で戦い、敵には容赦しない。仲間とは前世からの主従の絆で結ばれている。

地場衛を「あんた」「あいつ」と呼んでいたが、恋人になってからは「まもちゃん」の愛称で呼んでいる。衛からの呼び名は「お団子頭」(最初は「たんこぶ頭」)で、第1期中盤から第2期終盤まで「うさこ」、第3期以降は「うさ」。

第一部序盤でルナと衛に知り合い、ブローチを貰って初めてセーラームーンに変身する。ダーク・キングダムとの戦いで助っ人のタキシード仮面に出会い、水野亜美(セーラーマーキュリー)、火野レイ(セーラーマーズ)、木野まこと(セーラージュピター)、プリンセス・セレニティの影武者として現れた愛野美奈子(セーラーヴィーナス)を仲間にし、リーダーの証「ムーンスティック」を手に入れる。

衛の家で介抱されてタキシード仮面の服を見つける。互いの正体を知って惹かれ合うが、四天王のクンツァイトから自分を庇って倒れた衛にエンディミオンを重ねてプリンセス・セレニティに覚醒。幻の銀水晶を手にして前世の記憶を取り戻すが、ダーク・キングダムにさらわれた衛が新たな敵になり、結ばれない運命に絶望して心中をする。

その後クイン・メタリアに吸収されたが懐中時計のおかげで生き延びた。正気を取り戻した衛にメタリアの弱点を教わって封印に挑み、衛の支えとルナの祈りで生まれたセレニティの幻との合体でパワーアップ。銀水晶の真の力を目覚めさせてメタリアを滅ぼした。銀水晶を解放した反動で失神して変身能力を失うが、ダメージをルナと折半して衛の口づけで目を覚ました。廃墟のムーン・キャッスルが元の姿を取り戻し、クイーン・セレニティの女王即位の誘いを断って餞別に新しい力を授かる。地球に帰ると傷ついた仲間と市民を見つけ、セーラームーンの浄化技で再生させた。

第二部では銀水晶を探しに来たちびうさに家族を洗脳されて家に住み着かれる。タキシード仮面との愛の力で新しい武器のムーン・ロッドを生み出し、あやかしの四姉妹を倒すがマーキュリー、マーズ、ジュピターをさらわれる。ちびうさと未来の世界に移動してブラック・ムーン一族と対決。未来では浄化能力が使えずにタキシード仮面とヴィーナスが敵を倒すが、未来の自分ネオ・クイーン・セレニティに執着するプリンス・デマンドにさらわれて服従を求められる。

うさぎの銀水晶をかけて戦いが繰り返されていると気づいた蒼のサフィールに始末されかけるが、銀水晶に守られて仲間に再会した。ちびうさが変身したブラック・レディにタキシード仮面の精神を支配されるが、2つの銀水晶をぶつけて世界の破壊を企んだデマンドをセーラープルートの犠牲で倒し、セーラーちびムーンに覚醒したちびうさと和解。正体を現したデス・ファントムと惑星ネメシスを銀水晶の力で滅ぼした。20世紀に帰る前にネオ・クイーン・セレニティが会いに来て新しい力を授かる。

第三期では友達を作る修行に来たちびうさと暮らし、新しい仲間の天王はるか(セーラーウラヌス)、海王みちる(セーラーネプチューン)、冥王せつな(セーラープルート)に出会う。タキシード仮面とちびムーンとの力で伝説の聖杯を作り出してスーパー戦士にパワーアップ。地球を飲み込もうとするデス・バスターズ首領のファラオ90に聖杯と銀水晶の力で特攻するが、土萠ほたるが覚醒したセーラーサターンに救い出される。ネオ・クイーン・セレニティの姿に変身して銀水晶の力を解放し、戦いで傷ついた地球とほたるを再生させた。

第四期では十番高校に進学。ちびうさとお揃いの万華鏡を衛にもらい、ゴールデン・クリスタルを解放する乙女を探しに来たペガサスと出会う。デッド・ムーン首領のネヘレニアの黒バラの呪いで衛が倒れ、うさぎも呪われて銀水晶を奪われる。ゴールデン・クリスタルが衛の体の中にあると気付き、復活したゴールデン・クリスタルの力で銀水晶を呼び戻して新しい聖杯を生み出す。聖杯に注がれた仲間達の力でエターナル戦士にパワーアップしてネヘレニアを滅ぼした。

第五期ではハーバード大学に留学する衛に婚約指輪を贈られる。しかし、謎の女性にゴールデン・クリスタルを奪われた衛が消滅するさまを目撃し、精神的ショックで衛がアメリカに行ったと思い込む。仲間達もセーラークリスタルを抜かれて次々と消えていく。謎の少女・ちびちびと少年アイドルに姿を変えたセーラースターライツ、スターライツの主人・火球皇女に導かれ、敵の居城ギャラクティカ・パレスに乗り込むが、ちびちびと自分以外はスターシードを抜かれて消えてしまう。ギャラクシアの操り人形として復活した衛達を倒していくが、彼らのセーラークリスタルをギャラクシー・コルドロンに還されてしまい、ちびムーンが生まれる未来も消えてしまう。

ギャラクシアを操った黒幕のカオスが現れ、「今まで倒した敵達が同じコルドロンから生まれた自分達の兄弟だった」と聞かされて混乱。カオスの粛清からギャラクシアを守ろうとするが失敗し、天使に変身してカオスに飲み込まれたコルドロンの中に飛び込む。カオスを包み込もうとして弾き飛ばされたがカオスを弱めることはでき、コルドロンの中で仲間達とガーディアン・コスモス、そしてちびちびの正体である遠い未来の自分・セーラーコスモスに出会った。戦いが終わって衛と結婚式を挙げ、ちびうさを妊娠して物語は終わる。

番外編「ぱられるせぇらぁむ~ん」では専業主婦として登場。長女・ちびうさと二女・こうさぎを育てており、秀才に成長したちびうさにバカにされている。

テレビアニメ

もみあげがなく髪を巻いている。年の割に子供っぽく、活発でリアクションが激しめ。低年齢層を意識して「ドジで泣き虫」を強調したおバカキャラで、お気楽でおせっかいで食い気も強い。臆病だが威勢はよく、腹を括れば根性を見せるタイプ。海野ぐりおによると「友達づくりの天才」。

日常でも戦闘でもギャグパートが多く、火野レイちびうさとはいつも子供じみた喧嘩をしている。終盤のシリアスパートで成長しても次のシリーズになると元に戻ってしまうので、一貫して普段の性格はあまり変わらない(担当声優の三石琴乃は、うさぎを演じるにあたって心がけていることは「成長しないこと」とコメントしている)。

後述のネフライトの一件後は優しい心があると判断すれば敵でも助けている。普通の生活を望んで前世から距離を置き、仲間とは友情で結ばれている。第一期終盤で仲間を一度失ってからは、捨て身で人を助けるようになった。『劇場版R』では、常人離れした能力で異端視された水野亜美、火野レイ、木野まこと愛野美奈子に心を開いて信頼されている。

衛を「あんた」「あいつ」と呼んでいたが、恋心を自覚してからは「衛さん」と呼び[1]、恋仲になってからは「まもちゃん」と呼ぶ[2]。衛には「お団子頭」「たんこぶ頭」と呼ばれたが、途中で「うさぎ」に改められ[1]、その後「うさこ」の愛称で呼ばれる[2]

第一期

ルナにもらったブローチでセーラームーンに初めて変身し[3]ダーク・キングダムとの戦いでタキシード仮面と出会い、水野亜美(セーラーマーキュリー)、火野レイ(セーラーマーズ)、木野まこと(セーラージュピター)、愛野美奈子(セーラーヴィーナス)を仲間にする。親友の大阪なるが恋したダーク・キングダム四天王のネフライトを警戒するが[4]、最終的になるを愛したネフライトはゾイサイトに暗殺され[5]、心に傷を負ったなるを心配して海野ぐりおに引き合わせた[6]。ルナに責任感を求められてリーダーの証のムーンスティックを渡されるが、貯金箱の破壊に使う場面もある。レイとは喧嘩ばかりだが信頼し合い、作戦の一環でムーンスティックを託している[7]

衛を嫌っている口ぶりだったが、レイと衛が何度かデートすると複雑な感情を見せた[8]。思い詰めた様子の衛を心配してスターライトタワーまでついて行き、ゾイサイトの攻撃を受けて正体を明かし合うが、自分を庇い倒れたタキシード仮面を見てプリンセス・セレニティに覚醒し、幻の銀水晶を手にする[9]。過去の記憶を取り戻したルナとアルテミスに前世からの使命を教わるが、前世や戦いを嫌がってマーズに叱られ、仲間のピンチを前に銀水晶の力を目覚めさせる[10]。敵になったタキシード仮面に混乱するが思い直して無事を喜んだ[11]。クンツァイトに飛ばされた多次元世界の先で前世の母クイーン・セレニティの残留思念に出会う[12]

クンツァイトを倒してダーク・キングダムのアジトを突き止めるが、DDガールズとの戦いでジュピターが戦死し、仲間の反対を押し切って降伏しようとするが失敗する。マーキュリー、ヴィーナス、マーズも戦死して絶望するが、仲間の幻に励まされてダーク・キングダムのアジトに単身乗り込んだ[13]。銀水晶を使いこなせず、洗脳された衛の浄化に失敗するが、二人の思い出が詰まった星のオルゴールで衛を救出した。しかしクイン・ベリルの攻撃から自分を庇った衛も死んでしまい、恋を叶えられなかったレイ達のために最後のキスを諦める。

地球を支配しようとするスーパー・ベリルにプリンセス・セレニティの姿で最後の戦いを挑み、「世界は醜く汚れきっている」と語るベリルの力に圧倒される。世界を信じるうさぎは仲間の幻を呼び、仲間と一緒に銀水晶に力を込めてパワーアップ。ベリルを倒して力を使い果たすが、「普通の生活に戻りたい」という想いが銀水晶の奇跡を起こし、うさぎ達を第一話冒頭の時間に転生させた[14][注釈 10]

第二期

第二期『R』の魔界樹編では第一期での記憶を消されて一般人として暮らし、衛とも元の腐れ縁に戻った。同じく記憶のない仲間と偶然出会い、「初めて会った気がしない」と友達付き合いを始める[15]。しかし新たな敵のカーディアンに襲われてルナに記憶を返され、普通の生活を諦めてセーラームーンとの二重生活に戻る。

「みんなには普通の女の子でいてほしい」と仲間の記憶は戻さず、しばらくルナや月影の騎士の助けを借りて戦っていた。何も知らない仲間の前でカーディアンに負けてしまい、クイーン・セレニティの思念体に新しい力を授かり、記憶を返された仲間とセーラーチームを再結成[16]。何も知らない衛には片想いを続け、前世から結ばれる運命だと訴えようとしては失敗してしまう。アンが変身したクラスメイトの銀河夏美とは恋のライバルだった。終盤では記憶を取り戻した衛と結ばれ、改心して宇宙に旅立つエイルとアンを見送った[17]

魔界樹編のサイドストーリー『カセットコレクション3』第二幕では、クイン・ベリルに殺される数年前のプリンス・エンディミオンが20世紀に現れ、歴史を変えないためには元の時代に返さねばならず苦悩するが、最終的に運命を受け入れたエンディミオンを帰還させる。

魔界樹編とブラック・ムーン編の間に位置するPCエンジン版では、ダーク・キングダムが復活した夢を見る。海野ぐりおの相談で大阪なるとネフライトの再会を知り、仲間の反対を押し切ってネフライトを庇う。過去の記憶を取り戻したネフライトにダーク・キングダムの正体を聞き、クイン・ベリルの最期を看取った後で銀水晶に仲間と四天王の力を集め、クイン・ベリルと四天王を普通の人間に転生させた。

『R』ブラック・ムーン編ではちびうさに家族を洗脳されて家に居座られ、「うさぎは衛と結ばれると不幸になる」という悪夢を見た衛には絶交宣言されてしまう[18]。衛に構ってもらえるちびうさに悔しがるが、ブラック・ムーンに命を狙われるちびうさを守り通して信頼関係が芽生える。あやかしの四姉妹が改心すると銀水晶の力で普通の人間に戻した。衛との絶交に関してはドロイドの悪夢で衰弱するほど追い詰められ、事情を打ち明けられて復縁した[19]。ちびうさの母親を助けに向かった30世紀の未来で、キング・エンディミオンとセーラープルートに出会って30世紀の真実を聞く。ネオ・クイーン・セレニティに執着するプリンス・デマンドにさらわれ、無理やり妃にされかけるがタキシード仮面に救出された[20]

ワイズマンの正体を知った蒼のサフィールと和解する。プリンス・デマンドの説得に成功するが、ワイズマンの攻撃から自分を庇って倒れたデマンドに一族の未来を託される。ワイズマンの洗脳でブラック・レディとなったちびうさに襲われ、最終的にはネオ・クイーン・セレニティの姿を借りて、タキシード仮面との愛の力で洗脳を解いた。仲間の力を受けたちびうさとのダブル銀水晶攻撃で、デス・ファントムと邪黒水晶を倒して力を使い切るが、本物のネオ・クイーン・セレニティに救出された。

『劇場版R』ではキセニアンに操られたフィオレに衛をさらわれ、ちびうさとレイたちの励ましで衛がいる小惑星に向かう。フィオレにセーラー戦士を人質にされてエナジーを吸い取られ、衛の投げたバラに救われた。自暴自棄のフィオレに小惑星を地球に落とされるが、フィオレの説得には成功する。衛の支えと仲間達の力でパワーアップさせた銀水晶で小惑星を壊し、力を使い切った上に銀水晶も砕けてしまうが、衛にフィオレのエナジーの蜜を与えられて目を覚ます。

第三期

第三期『S』では、セーラーちびムーンの力を手に入れたちびうさと再び暮らし始める。タキシード仮面との愛の力で生まれた「ハート・ムーン・ロッド」を手に入れた。不思議な魅力を持った天王はるか(セーラーウラヌス)と海王みちる(セーラーネプチューン)に出会って憧れを抱く。

被害者を救える浄化能力を持つこともあり、「ピュアな心」の結晶の持ち主を見殺しにしてもタリスマンを求めるセーラーウラヌスとネーラーネプチューンとは対立。ピュアな心の持ち主の救助を最優先に行動した。さらに一度目覚めたら最後、世界を破壊するとされるセーラーサターンの生まれ変わり・土萠ほたるの抹殺に動いたウラヌス、ネプチューン、プルートと対立する。世界を救う力を持つ「メシア」が使う「伝説の聖杯」でスーパーセーラームーンに二段変身するが、力を使うと疲れてスーパー変身が解けてしまい、ウラヌスたちに真のメシアではないと判断される。

デス・バスターズの幹部ミストレス9にピュアな心の結晶を抜かれて仮死状態になったちびムーンを救おうと、デス・バスターズのアジトの無限学園に向かうが、ほたるの肉体を支配したミストレス9にさらわれる。しかし土萠教授の愛情に反応したミストレス9にほたるの心が残っていると感じ、身を挺して土萠教授とミストレス9を守り続ける。しかしミストレス9に騙されて聖杯を渡してしまい、聖杯の力でパワーアップしたファラオ90が地球を飲み込む事態を招いた。

ほたるはついにセーラーサターンに覚醒するが、体を守ったセーラームーンに恩を返そうとファラオ90の消滅に動く。サターンの力が命と引き換えに使われると知ったセーラームーンは躍起になってスーパー変身の呪文を唱え続け、戦士達の力を受けた自分のピュアな心の結晶でスーパー変身を果たす。結界を超えてファラオ90の内部に飛び込むが、サターンは救えずにほたるを赤子に再生させた。戦いが終わるとウラヌスとネプチューンに「甘い考えで世界を滅ぼしかけた」と責められて攻撃を受けるが、反撃はせずに最後は攻撃を相殺する力を発し、ウラヌスとネプチューンに「真のメシアであり未来のネオ・クイーン・セレニティ」と認められる。

第四期

第四期『SuperS』では、ちびうさの夢に入り込んだペガサスの力で完全なスーパー変身を果たす。今作ではちびうさとのダブル主人公で、ちびうさとのダブル変身が特徴。

人間の姿で衛に恋をしたデッド・ムーンの幹部フィッシュ・アイと交流し、ひょんなことから正体を知られて助けてもらった。

ちびムーンと美しい夢を持つ人々の祈りに反応したゴールデン・クリスタルの力で勝利したが、女王ネヘレニアに哀れみをかけて逆上され、ちびムーンを地上に突き落とされてしまう。ちびムーンを追いかけながらプリンセス・セレニティの姿に変身し、その想いに反応したゴールデン・クリスタルの力で背中に翼を生やして生還する。

第五期

第五期『セーラースターズ』の前半にあたるネヘレニア復活編では、ちびムーンの生存を知ったネヘレニアに衛をさらわれて助けに行く。ネヘレニアの罠で仲間達と引き離されて幻覚に囚われるが、ジュピターのバラのピアスを見て正気に返った。若く愛されるうさぎを妬んだネヘレニアは衛の精神を支配してセーラー戦士を鏡に捕らえ、ちびムーンが生まれる未来も消えてしまう。うさぎは愛をこめたエナジーを発して呪いを打ち消し、衛と戦士達の共鳴を受けてエターナルセーラームーンにパワーアップ。孤独に絶望するネヘレニアを救うべく、遠い過去の子供時代に転生させた。

シャドウ・ギャラクティカ編では、ハーバード大学に留学した衛と連絡が取れなくなる。ちびうさと同じように月野家に入り込んだちびちびと暮らしながら、毎日衛に手紙を書いて返事を待っていた。クラスメイトの美少年アイドル・スリーライツの星野光(セーラースターファイター)と腐れ縁になって求愛されるが、星野の赤いバラに衛を思い出してしまう。地球人を好まないキンモク星のセーラー戦士・セーラースターライツが現れ、スターシードを奪われてファージにされた人々の扱いで対立。正体がスリーライツと知って一時険悪になるが、スターライツの主人・火球皇女の願いで和解する。

最終決戦では衛がギャラクシアにスターシードを奪われたことを知り、スターライツを除く仲間達のスターシードも奪われていく。希望の光でギャラクシアを怯ませたちびちびはギャラクシアのスターシードを名乗り、カオスを体に閉じ込めて暴走した本体の封印をセーラームーンに託したが、セーラームーンは天使に変身してギャラクシアの中に残された優しい心を見つける。心を取り戻したギャラクシアにスターシードを返されて衛達に再会した後、故郷に帰るスターライツと別れ、うさぎと衛がデートする場面で物語は終わる。

実写ドラマ版

普段は普通の黒い髪で、セーラームーンに変身しておなじみの金髪になる。明るく天真爛漫で「バカ」呼ばわりされることもあるが、特にドジで泣き虫でもなく、原作やテレビアニメに比べるとおしとやかで真面目な頑張り屋。

同年代の間で異端視されていた亜美達に接してみると「普通の子と変わらない」と感じ、少しずつ友情で結ばれていく。衛とは呼び捨てで呼び合い、衛に婚約者がいると知りながら好きな気持ちには嘘をつきたくない、という健気さも持つ。衛とは恋人同士となってからも、テレビアニメ初期のように口喧嘩をする。

前世の記憶を持たない代わりに、強い負の感情を感じると前世の人格が支配する「プリンセス・セーラームーン」に変身する。前世の世界を滅ぼしたのはエンディミオンを失った悲しみに支配されたプリンセスで、クイン・メタリアの正体も銀水晶に増幅されたプリンセスの負の心という設定である。

メタリアを体に閉じ込めて暴走した衛を倒し、プリンセスに世界を滅ぼされてしまうが、衛の魂の助言を聞いて命と引き換えに世界を再生させた。新しい世界には存在しなかったが仲間の記憶とプリンセスに与えられた命で蘇り、衛と仲間に再会する。

『Special act』では花嫁修業で母の育子に料理を教わり、最後に衛と結婚式を挙げた。

セーラームーン

守護星に持つ、正義セーラー服美少女戦士。ブーメランになるティアラ浄化攻撃を繰り出すを使う。決め台詞は「愛と正義のセーラー服美少女戦士、セーラームーン!月に代わって、おしおきよ![注釈 11]、原作第三期の決め台詞は「愛と正義の星! 月を守護にもつ神秘の戦士! セーラームーン参上!」。

コスチュームの色はロイヤルブルー)だが、ティアラの宝石は赤みの強いピンク(ストロベリーピンク)。ストロベリーピンクのリボンロングブーツ、三日月のピアスチョーカー、羽根型のヘアピン、赤い超音波増幅バレッタを着用。セーラーカラーのラインは3本(テレビアニメは2本)。デザインは原作とテレビアニメでやや異なる。

現代で初めて誕生したセーラー戦士で、月のプリンセスにして「幻の銀水晶」の守護者。原作ではほぼ最強で、銀水晶の圧倒パワーで敵を消し飛ばしてしまう。原作のネオ・クイーン・セレニティによると「神秘の戦士」、キング・エンディミオンによると「無敵の力を持つ」。第一話のみ変身後は銀髪で、セーラーVと色違いの白い仮面を装着していた。

テレビアニメでは強い光を背景に敵に口上を言い、決め台詞と同時に両手(人差し指と薬指だけ握る)を交差するポーズを取る。戦闘では逃げ専門[注釈 12]だが、仲間の攻撃で敵の動きを止めてもらってからトドメの必殺技で倒すのが基本。仲間が敗れると一人で妖魔を倒すこともある[21]。ブローチを奪われると変身が解けてリボンのみを纏った姿になる。決め台詞の背景は当初三日月の夜空とレース模様だったが、『R』からは満月の夜空と各モチーフに変わった。

実写版では原作とテレビアニメの間を取り、仲間との協力で果敢に戦う。ジュピターとマーズにパワーは劣るが浄化技は強力で、オーソドックスな格闘技を使う。ただし強敵には歯が立たず、ジェダイトやクンツァイトとの一騎討ちでは圧倒され、ダークマーキュリーにはムーンライト・スティックを折られて失神してしまう。戦士の力に目覚めてはいくが成長度ではヴィーナスに敵わず、最後まで真の才能を開花させることはなかった。

『Crystal』『Eternal』での名乗りシーンの背景は三日月と薔薇の花(色は1期・2期がクリーム色、3期・『Eternal』が赤とピンク)。

パワーアップ形態

スーパーセーラームーン(原作第三期、テレビアニメ『S』、『Crystal』第三期)
「伝説の聖杯」の力でセーラームーンが二段変身した姿。モチーフはで、透明なリボンをつけた虹色の服[注釈 13]が特徴。
通常のセーラームーンよりも攻撃力、防御力が飛躍的にアップする[22]。ただし、急激にエナジーを消耗するため長時間のスーパー化はできず、スーパー変身が解けた後は戦闘不能になってしまう[23]。『S』終盤で聖杯を壊されて変身できなくなるが、『SuperS』でペガサスの力で安定的に変身できるようになる。
腰のリボンはたっぷりと長く伸び、肩に透明の三段フリル[注釈 14]がついた。ティアラの宝石が金の三日月(原作と『Crystal』は赤い石のまま)になり、チョーカーの飾りはハートになった。テレビアニメではスーパー変身から羽根ピンを装着する。
エターナルセーラームーン(原作第四期以降、テレビアニメ「セーラースターズ」、『Eternal』)
セーラームーンの最終形態。額からティアラが消えて三日月の印が浮かび、背中に大きな天使の翼を背負っている。ピンクの肩の球体[注釈 15]と3色の重ねスカート、腰の長い紐型のリボン、白いロングブーツが特徴。
原作ではセーラームーンの真の姿として登場、衛のゴールデン・クリスタルとセーラー戦士が聖杯に注いだ力で進化した。ダイアナによるとクイーン・セレニティの力に一番近い力を持ち、カオスによると「銀河最強の光の戦士」「美しきコルドロンの光の力をうけついだ子」。最終回の衛によると永遠に不滅の存在らしい。
テレビアニメではうさぎの愛にネヘレニアに呪われた衛とセーラー戦士が共鳴し、セーラー戦士の力を受け取って変身した。第184話では月野家の狭いダイニングで羽がつっかえてしまい、テーブルの上の皿が割れる音を背に名乗ったり、仲間が来ると大渋滞するギャグ描写がある。
先行出演したバンダイミュージカル『愛・戦士永遠に サターン復活編』では、観客の子供達の声援を受けた衛のゴールデン・クリスタルの力で変身した。衣装の羽部分は当初10kgあり、徐々に軽量化されていった。
プリンセス・セレニティ(原作第一期、テレビアニメ無印と劇場版『R』と『スターズ』)
セーラームーンが銀水晶の力を解放して変身する、古代の月の王女の姿。うさぎと同じお団子ツインテールだが、原作は銀髪でテレビアニメは金髪。月の王家の印の三日月が額に光り、金糸と真珠(テレビアニメは金のビーズ)を縫いつけた純白のエンパイアドレスが特徴。
真珠のヘアピンとブレスレットをつけている。テレビアニメでは裸足だが、原作と『Crystal』ではピンヒールを着用[注釈 16]。テレビアニメ『スターズ』ではちびちびが変身した封印の剣を抱え、天使の翼を生やしたセレニティに変身した。
ネオ・クイーン・セレニティ(原作第二期・第三期、テレビアニメ『R』)
セーラームーンが銀水晶の力を解放して変身する、未来の月の女王の姿。王女時代の装いにハートの王冠を追加し、ドレスの腰のリボンは巨大になった。テレビアニメでは先代の月の女王のようにマーメイドドレスを着用する。原作では銀髪、テレビアニメでは金髪。
セーラーコスモス(原作第五期、ネルケミュージカル『Le Mouvement Final』)
演 - 大久保聡美(ミュージカル)
原作とミュージカルのみ登場。気が遠くなるほどの未来で進化した究極の姿で、銀河を守る最強の戦士。ミュージカルでは月野うさぎが転生を繰り返した姿とされる。原作のプリンセス・セレニティに似た純白の姿だが、お団子はハート型で羽根のリボンと肩飾りを飾り、白いマントと9色の前掛けを着用する。手袋はつけず白い杖を抱えている。
テレビアニメでは一瞬だけシルエットが現れたことがあるが、実際にはコスモスではなくセーラーギャラクシアが銀河を守る最強の戦士として登場した。
名前の由来は「宇宙・秩序」を意味するコスモス。セーラーセレスによると「未来のネオ・クイーン・セレニティが変身した究極の姿」。何らかの理由でセーラームーン時代の仲間はいないらしい。セーラーカオスとの孤独な戦いに疲れて逃げ出したが、最後にはセーラームーンに「すべてをすて去る勇気とすべてを受けいれる勇気の力」をもらって未来に帰る。
プリンセス・セーラームーン(実写)
実写版のみ登場。うさぎの前世プリンセス・セレニティがセーラー戦士として蘇った姿。たっぷりの真珠とフリルを飾った紺色の服が特徴。
セーラームーンが負の感情を持つと強制的に変身し、うさぎの体を乗っ取ってしまう。プリンス・エンディミオンを失った悲しみに支配されて彼以外は目に入らず、前世の時代には月の王国と地球国を滅ぼしてしまった。
リボンは胸がパステルピンクで、腰が白くたっぷりしている。ネオ・クイーン・セレニティに似た王冠と、エターナル形態に似た白いロングブーツ、二重のスカートを着用。
備考
決め台詞と同時に両手を交差する決めポーズは、テレビアニメの初代シリーズディレクター・佐藤順一が『がきデカ』の「死刑!」のポーズを女の子らしく改良したもの[24] で、原作や他のメディアミックス作品にも導入され、セーラームーンを代表するポーズとなっている。
惑星由来のセーラー戦士の中で、何故一人だけ衛星が混じっているのか」という疑問がしばしば挙がるが、天動説宇宙観で惑星の原義は「恒星天に固定されない動き回る星」とされ、これには太陽も含まれる。さらに七曜(一週間)は多くの言語でこの定義の惑星名にちなみ、さらに神話などからも取材している。
セーラームーンの母性と浄化能力は占星術の月が母性と癒しを意味し、古来から月光が浄化作用を持つとされる点に関連する。月野うさぎのかに座支配星は月で、うさぎの性格は占星術でのかに座O型の特徴と共通[注釈 17]インド占星術では月は女王を現し、王の太陽(地場衛の守護星)と王子の水星(水野亜美の守護星)と共に天体を従えている。「スーパームーン」も天文学用語ではなく、1979年にアメリカの占星術士リチャード・ノールが作り出した造語である。

変身呪文

ムーン・プリズムパワー!メイクアップ!(原作第一期、テレビアニメ無印、実写、ミュージカル、『Crystal』)
セーラームーンに変身する最初の呪文。原作では両手を胸の前で交差しながら唱えて変身する。
テレビアニメでは右手を上げて唱えるとピンクのマニキュア[25]が光り、虹の中で全身を光らせてスピンしていく。次にブローチから伸びたリボンを体に巻きつけ、光の三日月を散らしてレオタードに変えると、腕と足にもリボンを巻いて手袋とブーツにする。ひらめくスカートを巻いて腰のリボンを結び、額を光らせてティアラをつける。他のアクセサリーも装備して変身完了すると、両手(人差し指と薬指だけ握る)を交差させ、三日月の夜空の前で額に右手、腰に左手を置くポーズを決める。
実写版では右手を交差して唱えるとピンクのマニキュアがさす。次にブローチからリップを取り出して唇に塗ると、頭に手をかざして黒い髪を金色に変える。コスチュームに着替えると月と地球の前でティアラをつけ、ポーズを取って背景の月が三日月に欠けていく。
ムーン・パワー!(原作第一期、テレビアニメ無印、『Crystal』)
変装ペンの呪文。「○○になれ!」と唱えると、なりたい相手に変装(変身)できる。
テレビアニメでは変身ペンを掲げて宝石部分が光を放ち、ペンを回し投げると素肌のうさぎのシルエットが浮かび、うさぎの唇に口紅がさして変身完了する。
ムーン・クリスタルパワー!メイクアップ!(原作第一期終盤以降、テレビアニメ『R』、ミュージカル、『Crystal』)
セーラームーンに変身する二番目の呪文。
テレビアニメではクリスタルスターブローチを開いて銀水晶を光らせ、ブローチを胸に当てて天使の翼の幻を背中に生やし、体に巻いたリボンをレオタードに変える。第一期の要領で光の羽根を散らしながら着替え、額に月の王家の三日月の印を光らせてティアラで覆い隠す。バレッタとピアスも装備すると両手をスイングさせ、花を飾った三日月の夜空の前で決めポーズを取る。
ムーン・コズミックパワー!メイクアップ!(原作第三期、テレビアニメ『S』、ミュージカル、『Crystal』)
セーラームーンに変身する三番目の呪文。
テレビアニメではコズミックハートコンパクトを開いて銀水晶を光らせ、ハートの光の輪の中でフィギュアスケートのように高速スピンしながらリボンを巻きつかせる。イナバウアーの要領で高く上げた足にリボンを巻いてブーツにし、腰に現れた光を突き抜けてスカートをまとう。最後は優雅に回ってハートの前で振り返るように決めポーズを取る。
クライシス!メイクアップ!(原作第三期、テレビアニメ『S』、ミュージカル、『Crystal』)
「伝説の聖杯」の力でスーパーセーラームーンに二段変身する呪文。
テレビアニメでは聖杯を開いて呪文を唱え、サナギに見立てた腰のリボンに全身を包んだイメージで変身する。全身を広げてリボンを伸ばし、背中から無数の光の蝶を舞わせ、光の蝶の羽を生やしてポーズを取る。
ムーン・クライシス!メイクアップ!(原作第四期、テレビアニメ『SuperS』、ミュージカル、『Eternal』)
スーパーセーラームーンに直接変身する呪文。
テレビアニメではちびうさとコンパクトを開き、銀水晶を光らせて変身する。ちびうさとブローチから溢れたリボンを浴び、スピンしてリボンをレオタードに変えていく。ひらめかせた2枚のスカートをちびムーンと背中合わせに装着し、光の三日月を散らしてちびムーンの口元に頬をあてる位置に移動。アクセサリーを装備してちびムーンと見つめ合い、向かい合いながら決めポーズを取る。
シルバームーン・クリスタルパワー!メイクアップ!(原作第五期)
原作でエターナルセーラームーンに変身する呪文。新装版ではテレビアニメと同じ呪文に変更された。
ムーン・エターナル!メイクアップ!(新装版原作第五期、テレビアニメ『スターズ』、ミュージカル)
テレビアニメでエターナルセーラームーンに変身する呪文。アーティクルの銀水晶を光らせるとピンクの光と白い羽根が散り、金色の光がこぼれて額の三日月の光に変わる。白い羽根を体に巻いてコスチュームに変え、最後に風を浴びて全身の光を落とし、舞うように一回転してポーズを取る。

アイテム

変身アイテム

変身ブローチ(原作第一期、テレビアニメ無印、『Crystal』)
セーラームーンの変身に使うブローチ。ルナにもらって制服のリボンにつけた。
基本的には金の丸いブローチに守護戦士カラーの四色の宝石が入り、原作・『Crystal』では星と月の模様入りのブローチを大ぶりの宝珠が囲い、テレビアニメではブローチの中でピンクの宝珠と三日月を小さな宝石が囲む。
テレビアニメ放送当時の玩具は「ピンクなネイルグロス」の名前で販売され、ブローチのふたの中はマニキュアが入っていた。
ハートムーンブローチ(実写)
実写版の変身アイテム。後述の「コズミックハートコンパクト」にそっくりなハートのブローチだが、ブローチの色はピンクで宝石は五色。変身前は小さなペンダントに変えて身に着けている。
変身リップスティック(実写)
実写版でハートムーンブローチと一緒に使う口紅型の変身アイテム。玩具はブローチとセットで販売され、リップに内蔵された磁石に反応してブローチ側のギミックが作動するという仕組み。
変装ペン(原作、テレビアニメ無印、『Crystal』)
ルナにもらったペン型の変身アイテム。赤い宝石がついたピンク色のペンで、なりたい職業・外見・性別の人間に変身できる。潜入活動にも応用した[26]。テレビアニメではカオリナイトに正体がバレかけたうさぎのために美奈子が拝借した。
変身携帯テレティアS(実写)
実写版の通信機で変装アイテム。ハートの画面がついたセーラー戦士専用の携帯電話。普通の携帯電話として使え、カメラ機能で撮影した服に着替えることもできる。
クリスタルスターブローチ(原作第二期、テレビアニメ『R』、『Crystal』)
第二期の変身ブローチ。五色の宝石で囲んだ金の星を乗せたピンクのコンパクトミラーで、星の中心には三日月入りの宝珠がついている。コンパクトを開くと、リボンを描いた内蓋に幻の銀水晶が入っている。内蓋に銀水晶が埋め込まれたデザインはその後の変身ブローチに踏襲された。
原作ではムーン・キャッスルでクイーン・セレニティの思念体に渡されたアイテム。テレビアニメでは敗北したうさぎの前に現れたクイーン・セレニティが、銀水晶と前のブローチを合体させたアイテム。
コズミックハートコンパクト(原作第三期、テレビアニメ『S』、『Crystal』)
第三期の変身ブローチで、王冠を乗せて宝石入りの金のリボンを飾った赤いハートのコンパクトミラー。王冠は外部戦士カラーの三色の宝石入りで、ハートの中心に三日月入りの玉が入っている。蓋の中の銀水晶もコンパクトと同じハート型で、銀水晶の色は本作以降ピンクになった。
原作ではネオ・クイーン・セレニティに授かったコズミック・パワー入りのアイテム。テレビアニメではダイモーンに壊されたクリスタルスターがうさぎと衛の愛の力で変化したアイテム。
伝説の聖杯レインボームーンカリス[22](原作第三期、テレビアニメ『S』、『Crystal』)
第三期でスーパーセーラームーンに二段変身するための聖杯型アイテムで、ふたを開くと中身が光る。三日月入りの王冠が乗った翼型の持ち手のトロフィーで、五色の宝石入りの金のリボンを飾っている。玩具の設定では銀水晶がふたの中に入っている。
原作・『Crystal』ではちびうさの粘土の聖杯から生み出したセーラームーン専用のアイテム。テレビアニメでは3つのタリスマンが揃って召喚される救世主専用のアイテムで、スーパー変身できるセーラームーンが仮の持ち主として預かる。
クライシスムーンコンパクト(原作第四期、テレビアニメ『SuperS』、劇場版『Eternal』)
第四期の変身ブローチ。王冠を乗せて翼をつけたハート型のコンパクトミラーで、ピンクの宝石を重ねた上に金の装飾が入っている。コンパクトの中の銀水晶は球体。
ペガサスの力でコズミックハートコンパクトが変化したアイテム。
エターナルムーンアーティクル(テレビアニメ『スターズ』)
テレビアニメ第五期の変身ブローチ。十色の宝石をちりばめて翼をつけたハート型の金色のコンパクトミラー。コンパクトの中の銀水晶は星型。
ネヘレニアとの戦いで衛とセーラー戦士の力から生まれたアイテム。ギャラクシアの攻撃で砕け散り、後述の「シルバームーン・クリスタル」の状態で最後まで戦った。
ホーリームーンカリス(原作第四期、テレビアニメ『スターズ』)
原作ではエターナルセーラームーンの変身アイテムで、王女に変身したセーラー戦士の力を注いで作られた新しい聖杯。三日月入りの王冠と翼がついたクリスタルのオーブだが、オーブに模様はない。
テレビアニメではエターナルティアルの強化アイテムとして登場。オーブは赤色で六色の星が入り、持ち手から外してティアルに装着する。

武器

ティアラ(原作第一期、テレビアニメ無印、テレビアニメ『SuperS』、実写、『Crystal』)
ブーメランにもなる額のティアラで、敵に命中させて塵に変えてしまう。戦士共通のアイテムで、原作では装飾が三段変化する。『SuperS』ではカレイドムーンスコープが使用できない場面で使われた。
アニメージュ』掲載のイラストにはティアラが変形した三日月型の弓が登場するが、本編では未使用[27]
ムーンスティック(原作第一期後半、テレビアニメ無印、『Crystal』)
セーラー戦士のリーダーの証としてルナに授かったアイテム。三日月を乗せたピンクの短いステッキで、柄にはリボン入りの三日月の装飾(玩具のボタン部分)が入っている。三日月は原作では透明、テレビアニメでは金色。
実は月の女王の王笏で、幻の銀水晶をはめて浄化の光を出すことができる。
テレビアニメでは円を描くように振って妖魔にされた人間を元の姿に戻した。原作最終決戦では柄が長く伸びた。ダーク・キングダムとの戦いが終わると紛失する。
ムーンライトスティック(実写)
ムーンスティックにそっくりなアイテムで、第1話から登場。三日月部分はクリスタル製で、強い攻撃を受けると砕けてしまう。
普段はハートムーンブローチの中に入り、使用時にだけ取り出す。妖魔にされた人間を元に戻したり、エナジーを回復させる力がある。後期からは銀水晶の力を出せるようになった。
ムーンロッド(原作)/キューティームーンロッド(テレビアニメ)(原作第二期、テレビアニメ『R』、『Crystal』)
第二期で使用するアイテム。赤と金の王冠を赤い玉入りの三日月に乗せた杖で、ムーンスティックに比べて柄が伸びた。柄の付け根にテレビアニメのネオ・クイーン・セレニティの王冠の装飾が入っている。原作では金の縁取りと翼を除いて薄いピンク一色に塗られている。
原作及び『Crystal』ではうさぎと衛の愛の力が生み出した女王クイーンのしるしのロッドで、ネオ・クイーン・セレニティが銀色のムーンロッドを王笏に使用している。
テレビアニメではクイーン・セレニティからクリスタルスターと同時に授かり、タクトやバットのように振る。
ハートムーンロッド(原作)/スパイラルハートムーンロッド(テレビアニメ)(原作第三期、テレビアニメ『S』、『Cryatal』)
第三期で使用するアイテム。金の王冠を乗せた赤いハートを金のリボンで結びつけた形の杖で、ハートの中の白い宝石から必殺技を発射する。
原作とCrystalではネオ・クイーン・セレニティの手から生まれたアイテム。「ネオ・クイーン・セレニティよ! わがロッドハートムーン・ロッドに力を!」と叫んでロッドを呼び出す。
テレビアニメではうさぎと衛の愛の力から生まれたアイテムで、バトンのように回して使用する。
カレイドムーンスコープ(原作第四期、テレビアニメ『SuperS』、劇場版『Eternal』)
スーパーセーラームーンの杖。万華鏡をイメージした白い羽のスコープ。スコープ部分は透明で虹色に光り、ハート型の持ち手と三日月入りの宝珠(ボタン)が柄についている。テレビアニメではピンク、Eternalでは白。
原作では衛にもらった万華鏡が意思を持って変化したアイテム。テレビアニメではペガサスの力でスパイラルハートムーンロッドが変化したアイテムで、剣のように構えて鏡のイメージを投射する。
エターナルティアル(原作第四期ラスト~原作第五期、テレビアニメ『スターズ』、劇場版『Eternal』)
エターナルセーラームーンのアイテム。宝珠入りの王冠と翼を飾った杖で、原作によると先端に乗っているのはシルバームーン・クリスタル。テレビアニメでは白い柄と王冠を除いて赤系のピンク一色に塗られ、王冠と羽はくっついている。『Eternal』では白と金の配色で、宝珠は透明で王冠と翼も離れている。
原作第五期ではシルバームーン・クリスタルを装着、セーラーギャラクシアに操られた戦士達の合体攻撃で砕けるが再生する。
テレビアニメではカレイドムーンスコープが変化した杖で、柄を長く伸ばして使用する。
ムーンパワーティアル(テレビアニメ『スターズ』)
エターナルティアルとホーリームーンカリスが合体したアイテム。終盤にギャラクシアの攻撃で折れてしまった。
プリンセスハープ(実写)
プリンセス・セーラームーンのアイテム。クリスタルがついていて、音楽で傷を癒やすハープモードから、星を壊すほどの破壊力を持つ聖剣モードに変形する。

装備品

幻の銀水晶(全メディアミックス作品)
月の王国の秘宝で、プリンセスの力に目覚めたうさぎの涙から現れた。うさぎの命と結ばれ、強い願いを込めると全てを浄化する光を出す。力を使い切るとうさぎの命も尽きてしまう。
多面体にカットされた透明な宝石で、原作・劇場版S・実写ではしずく型、テレビアニメでは球体。秘めた力を解放すると蕾が開くようにの花の形に変わる。普段は変身ブローチに入れて持ち歩いている(原作では父・謙之に頼んでペンダントに加工された)。
原作では宇宙を支配できるほどの無尽蔵の力を出し、人を蘇生させるほかに不老長寿にしたり、セーラープルートの時間停止や敵の攻撃からうさぎを守っている。テレビアニメではうさぎの命を削る最終兵器として使用され、パワーアップと消費エナジーを抑える目的でセーラー戦士の力が注がれる。実写版ではエンディミオンを失ったセレニティの負の心を増幅させ、前世の世界を滅ぼしてしまった。
通信器(テレビアニメ無印、『R』)
テレビアニメで亜美が仲間になった後にルナにもらった、ピンクのポケベル型通信機。
腕時計型通信器(原作第一期、テレビアニメ『R』、『Crystal』)
セーラー戦士の通信機。変身ブローチと同じデザイン。
原作では、亜美がセーラーVのゲームをプレイして獲得した腕時計をルナが改造したアイテム。第二期でルナに新調され、クリスタルスターブローチをかたどったデザインに統一された。
セレニティクリスタルティアラ(原作第二期、テレビアニメ『R』、『Crystal』)
ネオ・クイーン・セレニティのハート型の王冠。原作では真珠を飾った華奢な銀の王冠で、テレビアニメではハートに翼をつけた金の帯状の王冠。テレビアニメではハートの中の赤い宝石から銀水晶の力を出し、クリスタル・トーキョーを守っている。
シルバームーン・クリスタル(原作第四期終盤、『Eternal』)
幻の銀水晶が生まれ変わったセーラークリスタル。銀河最強の無限の再生力と浄化力を持つ。
コスモス・クリスタル(原作第五期終盤)
セーラーコスモスのセーラークリスタル。シルバームーン・クリスタルよりも強いラムダ・パワーを持つ。

セーラームーンの必殺技

ムーン・ティアラ・ブーメラン(原作第一期、アニメ(『スターズ』を除く)、実写、『Crystal』)
ティアラを外して使う最初の必殺技。原作初期では「ムーン・フリスビー」(後述の事情で、新装版では「ムーン・ティアラ・ブーメラン」に修正された)。テレビアニメでは「フリスビー」が別会社に商標登録されていたので「ムーン・ティアラ・アクション」に変更された。
原作ではティアラを三日月のカッターに変えて飛ばし、命中した敵を切り裂く。敵に掴まれると変形して締め付けた。
テレビアニメではティアラを光の円盤に変えて飛ばし、命中した敵を塵にする[注釈 18]が、投げた後も軌道修正やパワーの調整が可能[注釈 19]。『スターズ』では「ムーン・ティアラ・アクション」と叫んでティアラの代わりにピザを投げる場面がある[28]
超音波攻撃(原作、テレビアニメ、アーケードゲーム、『Crystal』)
泣くと超音波増幅バレッタから発動し、泣き声を超音波に変えて敵を痺れさせる。味方も攻撃してしまうのであまり役に立たない。テレビアニメ版でも初期に2回ほど使用された。
セーラームーン・キック(原作、テレビアニメ、アーケードゲーム)
何の変哲もない飛び蹴り。テレビアニメでは無印17話などで使用された。
ムーン・トワイライト・フラッシュ(原作第一期、実写、『Crystal』、アーケードゲーム)
原作とテレビアニメのアーケードゲームでは、ティアラの宝石に月光を反射させてビームを発射する攻撃技。『Crystal』では技名はないが「月に変わって、おしおきよ!」と叫んで原作と同じ効果を発揮する。テレビアニメではアーケードゲームのみ登場。
実写版ではムーンライトスティックを光らせ、三日月を背景に片足を上げて高速スピンし、光の弾丸を発射する。
ムーン・ヒーリング・エスカレーション(原作第一期、アニメ無印、実写、ミュージカル、『Crystal』)
原作ではムーン・スティックから浄化の光を広く発射し、エナジーを奪われた人間達を回復したり、破壊された街を修復した。
テレビアニメ版ではムーンスティックで大きく光の輪を描き、妖魔化された人間にぶつけて元の人間に戻す。命中した相手は両手を掲げて「リフレーッシュ!」と叫ぶ。原作に比べるとパワーは抑えめ。ムーンスティックに幻の銀水晶を装着してからは光の筋と玉が追加される。
実写版ではムーンライトスティックから無数の星屑を出して敵を消し去る。テレビアニメ版と同じく妖魔化された人間を元に戻す技でもあるが、あまり使用されなかった。
『Crystal』ではムーンスティックから金色の光のリボンを出して人々の洗脳を解いたり、敵にダメージを与える効果もある。
ムーン・プリンセス・ハレーション(原作第二期、テレビアニメ『R』、ミュージカル、『Crystal』)
ムーン・ロッド/キューティームーンロッドを使う二番目の必殺技。
テレビアニメでは月を背景にロッドをかざして舞うように回り、杖の王冠を光らせてバトントワリングのように振り回しながら、光の粒子と星に囲まれた三日月を発射する。
『Crystal』ではロッドに力を込めて金色の光の波を発射する。
ムーン・クリスタル・パワー(原作第三期、テレビアニメ『R』)
幻の銀水晶の力で闇を浄化する。テレビアニメ版ではあやかしの四姉妹の邪黒水晶の力を祓うために使用した。
ムーン・スパイラル・ハート・アタック(原作第三期前半、テレビアニメ『S』前半、ミュージカル、『Crystal』)
ハートムーンロッド/スパイラルハートムーンロッドの必殺技。
原作ではロッドを掲げて光のエネルギーを発射する。
テレビアニメではロッドの宝石を光らせ、バトンのように回して踊る。最後に高速スピンして宝石から無数のハートの光を発射し、ハートの壁が敵を押しつぶす。断末魔は「ラブリー!」。
『Crystal』では大きなハートの光の玉を転がしながら発射する。
虹色月心激レインボー・ムーン・ハート・エイク(原作第三期後半、テレビアニメ『S』後半、『Crystal』、ミュージカル)
伝説の聖杯の力でムーン・スパイラル・ハート・アタックがパワーアップした技。
テレビアニメではパワーアップ前と同じ動作だが聖杯が背景に入り、ハートの光を螺旋のリボン型に発射して発射音のメロディーを鳴らし、虹がきらめく演出となっている。断末魔は「ラブラブリー!」
虹色双月心激レインボー・ダブルムーン・ハート・エイク(原作第三期、『Crystal』)
スーパーセーラームーンとスーパーセーラーちびムーンの合体技。効果は上の2つと同じ。
ムーン・ゴージャス・メディテイション(原作第四期、テレビアニメ『SuperS』、ミュージカル、『Eternal』)
カレイドムーンスコープを使うスーパーセーラームーンの必殺技。
原作では無数の鏡の破片に敵を映して消滅させる。
テレビアニメでは使用前にちびムーンがペガサスを召喚する必要がある。ペガサスが羽ばたく風が吹き荒れた万華鏡のイメージの中にスコープを構えてしゃがみ、狙いを定めて無数の光の破片を発射し、レムレスを壊れた夢の鏡に変えてしまう。断末魔は「ステージアウト!」。劇場版SuperSではちびムーンと一緒に突撃して使用した。
『Eternal』ではテレビアニメ版の演出をリメイクしている。
シルバームーン・クリスタル・パワー(原作第四期終盤、テレビアニメ『スターズ』、『Eternal』)
原作と『Eternal』では、戦士達のセーラークリスタルと衛のゴールデン・クリスタルの力をエターナルティアルに注ぐ呪文として登場。
テレビアニメではエターナルセーラームーンの技として登場。ムーンパワーティアルの柄を伸ばし、先端の水晶から月の光を溢れさせる。第33話で使用された。
スターライト・ハネムーン・セラピー・キッス(原作第四期終盤以降、テレビアニメ『スターズ』、ミュージカル、『Eternal』)
エターナルセーラームーンの必殺技。
原作初登場時は衛と戦士達の力を注がれたエターナル・ティアルから発射し、彼らがセーラーギャラクシアに操られた時は心の迷いからパワー不足に陥った。
テレビアニメでは強い風を起こして無数の白い羽根を舞わせ、エターナル・ティアルの水晶から白い羽根とピンク色の光線を発射する。
バンダイミュージカル『永遠伝説』ではギャラクシアの封印に使われ、ちびちびが変身した剣を斬りつけるようにして使用した。
シルバームーン・クリスタル・パワー・キッス(テレビアニメ『スターズ』)
セーラーちびちびの希望の光でスターライト・ハネムーン・セラピー・キッスがパワーアップした技。ティアルの水晶から白い羽根と金色の光線を発射する。ギャラクシアを倒すほどのパワーはない。
シルバームーン・クリスタルパワー・セラピー・キッス(原作第五期)
「スターライト・ハネムーン・セラピー・キッス」よりさらに強力な必殺技。再生したティアルから発射してセーラーギャラクシアに操られた戦士達を一撃で倒し、セーラーギャラクシアとも相撃ちに持ち込んだ。
シルバームーン・クリスタル・エターナル・パワー(原作第五期終盤、ミュージカル)
ギャラクシー・コルドロンの中のセーラークリスタルと共鳴し、カオスにシルバームーン・クリスタルの愛の力を浴びせたが、代償は大きくカオスごとコルドロンに溶けてしまった。
ミュージカル「永遠伝説」ではセーラー・コスモス・アタックのエネルギー源として使われた。
ムーン・ティアラ・スターダスト(テレビアニメ無印)
第5話に使用。動作はムーン・ティアラ・アクションと同じだが、ティアラから星屑の光を降らせて人間達の洗脳を解く。
セーラー・ボディ・アタック(テレビアニメ『R』)
腕を胸の前で交差させて敵に突っ込む。コーアンが初登場した第60話でのみ使用。
ダブル・セーラームーン・キック(テレビアニメ)
ちびムーンとの合体技。セーラームーン・キックの強化版。
ダブル・セーラー・キック(原作番外編「ちびうさ日記」)
ヴィーナスとの合体技。セーラームーン・キックの強化版。
スターライト・ダブル・ハネムーン・セラピー・キッス(原作番外編「ちびうさ日記」、ミュージカル)
エターナルセーラーちびムーンとの合体技。スターライト・ハネムーン・セラピー・キッスの強化版。
キューティクル・ヘアー・ホールド(PCエンジン版ゲームのミニシアターのみ)
セーラームーンが努力と根性で新たに覚えた必殺技(?)。髪を延ばして相手を拘束するだけ。
ムーン・フェザー・アタック(アーケードゲームのみ)
アーケードゲームのオリジナル必殺技。頭に挿した羽根ピンを使った攻撃。原作では技名はないが、それらしい攻撃が存在する。
ムーン・スパークリング・テンプテーション(アーケードゲームのみ)
アーケードゲームのオリジナル必殺技。交差させた両手を胸に置いて力を込め、両手に大量の光を集めて5つの金色の玉を生み出し、ヴィーナスのクレッセント・ビームに似た光線を発射する(ただし軌道は曲線)。ムーンには珍しく道具を使わない浄化技。

キャスト

声優
女優

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 設定上は黄髪。原作と『Crystal』では薄い黄色で、テレビアニメミュージカルでは濃い黄色。実写版では黒髪で、変身して金色の髪に変わる。
  2. ^ 原作では水色に近い色で、テレビアニメでは制服や戦士服と同じ青色。
  3. ^ 原作版の第1期と第2期で1年経過しているものの、進級していない。第13話で母・育子の「うさぎももうすぐ中三だもんね」という言葉があり、第18話では「去年の春に衛に会い、夏に衛の部屋に初めて訪ねた」と言っている。『Crystal』ではその発言は割愛されている。
  4. ^ テレビアニメではアイススケートが特技で、カセットコレクション3『Prelude of Romance』のうさぎの回想の中では自分を「孤独の星」と呼んでいる。
  5. ^ 原作と『Crystal』では平仮名ばかりの手紙だった。
  6. ^ これは、第2期連載当時から数えて21世紀の始まる年に当たる。
  7. ^ ブラック・ムーンの攻撃でクリスタルに封印されていたが、セーラーちびムーンにムーン・ロッドを託した後で「過去の自分とは会ってはいけない」という禁忌を破り、セーラームーンに会って新しい力を与える。
  8. ^ 具体的な経緯は作中では語られていない。
  9. ^ ブラック・ムーンの攻撃で未来の四守護神が作ったクリスタルに封印されていたが、銀水晶を解放したうさぎとちびうさの命を救った。
  10. ^ 巻き戻された後の世界では、うさぎ達の記憶とダーク・キングダムの痕跡が消されているが、東京に残ったルナとアルテミスには記憶があり、PCエンジン版では大阪なるがネフライトを覚えている。
  11. ^ テレビアニメ・実写版・ミュージカル・『Crystal』・『Eternal』
  12. ^ 最初から筋肉隆々とした男性3人に殴り合いで勝つほどの格闘能力はある(テレビアニメ無印第4話)。
  13. ^ 原作のスカートは白→黄→緑→青のグラデーションカラー。テレビアニメでは白いスカートの裾に青と黄色の線が入り、『Crystal』では境界線のぼやけた黄色と青が入る。セーラーカラーは原作が青→黄のグラデーションだが、テレビアニメは通常形態の青一色のまま。
  14. ^ テレビアニメはピンクがかった半透明
  15. ^ 原作は小さく透明、テレビアニメは大きく不透明。
  16. ^ 原作では裸足で水浴びするカラーイラストがある。
  17. ^ 甘えん坊で母性と感受性が強く、家族や仲間には優しいが敵に厳しいなどの性格、色の白、宝石の真珠、金属の銀など。
  18. ^ テレビアニメ版ではティアラが光りながら先がやや尖った板状に変形、実写版ではV字型のブーメラン状に変形する。
  19. ^ テレビアニメ第33話の妖魔アカン戦では「ちょっとだけヨ!」と言ってパワーダウンさせた。
  20. ^ 三石が卵巣嚢腫で入院したことを受けての起用で、第44話 - 50話(『無印』第44話 - 『R』第4話)までの出演。1998年に発売された「アニメイトカセットコレクション3」には、三石版無印最終回が収録された。
  21. ^ 『S』と『SuperS』の主題歌を「ムーンリップス」名義で森野文子と歌った。2021年には、ANZA名義で劇場版『ETERNAL《後編》』の主題歌「らしくいきましょ」をカバーした。うさぎ役の女優では唯一、衛役の俳優とキスシーンを演じている。
  22. ^ セーラームーン役に最年少である12歳(中学1年生)で選出された。現在もこの記録は破られていない。
  23. ^ 卒業後に『Le Mouvement Final』でセーラーコスモス役を演じている。
  24. ^ 大人になったうさぎという設定で出演。

出典

  1. ^ a b 『無印』終盤~『R』の魔界樹編
  2. ^ a b 『R』ブラックムーン編以降
  3. ^ 第1話
  4. ^ 第23話
  5. ^ 第24話
  6. ^ 通算第26話
  7. ^ 第43話
  8. ^ 通算第15話
  9. ^ 第34話
  10. ^ 第35話
  11. ^ 第36話
  12. ^ 第44話
  13. ^ 第45話
  14. ^ 第46話
  15. ^ 『R』第1話(通算第47話)
  16. ^ 『R』第5話(通算第51話)
  17. ^ 『R』第14話(通算第59話)
  18. ^ 『R』第15話(通算第61話)
  19. ^ 通算第77話
  20. ^ 通算第83話
  21. ^ 。(第17話)
  22. ^ a b 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム44 美少女戦士セーラームーンS II』第95頁 - セーラームーンS設定集より。
  23. ^ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム44 美少女戦士セーラームーンS II』第113頁より。
  24. ^ 美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK(講談社、2016年10月)p.114 - 115「初代SD佐藤順一さんが語るアニメ版『セーラームーン』誕生秘話」
  25. ^ 第7話以降。
  26. ^ 『無印』3話
  27. ^ アニメージュ』1992年9月号、33頁。
  28. ^ テレビアニメ第184話のセーラーソムリエ戦。
  29. ^ 小泉今日子、大人セーラームーンに(朝日新聞&Woman 2015年10月8日)