水野亜美

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水野 亜美
みずの あみ
美少女戦士セーラームーンのキャラクター
登場(最初) Act 2「亜美—SAILOR MERCURY—」
美少女戦士セーラームーン・第8話「天才少女は妖魔なの? 恐怖の洗脳塾」
作者 武内直子
声優 久川綾(テレビアニメ)
金元寿子(『Crystal』)
女優 浜千咲(実写版)
プロフィール
別名 セーラーマーキュリー
性別
種類 地球人
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水野 亜美 (みずの あみ)は、武内直子作の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物。

声優は、テレビアニメ久川綾[注釈 1]で、『Crystal』金元寿子実写版は浜千咲が演じた。

海外名は、 Amy Mizuno(エイミー・ミズノ)

人物[編集]

原作漫画・実写ドラマでは第2話、『Crystal』では第1話[注釈 2]、テレビアニメでは第8話で初登場。セーラーマーキュリーに変身する、大人しくて心やさしい天才少女。髪は青色のショートヘアーで、たまに眼鏡をかけることもある。瞳の色は水色。

原作・実写・『Crystal』ではルナから新たな戦士と思われていたが、テレビアニメでは妖魔と勘違いされていた。

IQ300の頭脳を持ち、全国模試で常にトップクラスの成績[注釈 3]になるという天才少女だが、そういったこともあってか、うさぎたちと知り合うまでは周りに敬遠されがちで、友達がいなかった。太陽系内部戦士の中ではブレーン的な存在[注釈 4]。原作では勉強が趣味で、勉強に対しては普段とは違ってうさぎたちに厳しい態度で接している。ただし「アニメイトカセットコレクション・無印2」では、幼少時代は後に勉強の虫になるのが信じられないほど物覚えが悪く、英語の辞書を1300ページ以上も「暗記パン」のごとく食べたという過去をカミングアウトした。

礼儀正しく大人しい性格だが、天然な一面もあり[注釈 5]、やや感性がずれていることもある。少し内気なところがあるが、芯はしっかりしている。原作では耳をすまして水の流れの音を聞いて、物を探す能力を持っている。じんましんが出るほどラブレターが苦手(本人によると、恥ずかしいからとのこと)。理想の男性のタイプはアインシュタインのような人。

父親は日本画家で、母親(ドラマ版では「冴子」という名前)は医者だが、両親は離婚している。原作および『Crystal』では亜美によると、趣味のチェスと水泳は父に習った様子で、父親が会員のプールによく訪れている。「万」では買えないほどの高級マンションに住み、また母親がダイヤをたくさん持っているなど、裕福な家庭である。亜美も医者を目指しており、テレビアニメ第62話ではドイツ留学の話が持ち上がっていたこともある。

原作では第五期でセーラーアルーミナムセイレーンにセーラークリスタルを抜かれ消滅し、後にセーラーギャラクシアに操られた状態で復活するが、セーラームーンに他の戦士ともども倒されて消滅し、戦いの後に復活してうさぎと衛の結婚式に出席した。

テレビアニメでは第45話で仲間の死で自暴自棄になっているうさぎに喝を入れ、DDガールズリーダーの幻影術の根源をポケコンを使って破壊して死亡したが、のちに銀水晶の力によってセーラー戦士だった記憶を失った形で蘇った。第196話でもセーラースターライツやセーラームーンを庇い、他の内部戦士共々スターシードを抜かれて消滅したが、戦いの後に復活した。

武内直子の初期短編作品『ミス・レイン』の主人公「倉満れな」がキャラクターの原型であり、原作においてうさぎが初めて亜美を見た際、コマの外で「ミス・レインかと思った」と呟いている(新装版以降はカットされている)。

テレビアニメ版[編集]

基本的な性格設定は原作と同様だが、『スターズ』ではスリーライツのファンクラブに入会する[注釈 6]など、ほかの太陽系内部戦士とは違ってミーハーな面は少ないものの、終盤は初登場時より天然ボケの傾向が強く砕けたキャラクターになっていった。

実写ドラマ版[編集]

寡黙で大人しい美少女。学校一の秀才だが、母親とは疎遠で、勉強を通してでしか人と繋がれない孤独を感じている。メインとなる回は少ないものの、初期から登場人物の中でも特に様々な葛藤を抱えた不安定なキャラクターとして描かれている。

変身前は黒髪のロングヘアで、物語の初期は内向的な性格がより強調されており、うさぎと仲良くなるまでは常に眼鏡をかけていたなど、他の作品とは大きく印象が異なる。しかし、セーラーマーキュリーに変身すると他のセーラームーン作品と同様の姿となる。

また、うさぎとの友情がより掘り下げられており、うさぎと仲良くなりたいがために彼女のことを無理して呼び捨てで呼んだり、亜美の心の渕が描写された[注釈 7]

物語中盤において「ダークマーキュリー」に変身してしまうが、後期にて洗脳が解けて元のマーキュリーに戻った。

ミュージカル版[編集]

登場台詞は「愛と知性の戦士、セーラーマーキュリー!」。演じた役者により多少の違いはあるが、基本的にテレビアニメ版後半のボケボケとしたキャラクター性で成り立っている。実写版の悪のマーキュリーのネタはこの作品が最初。

プロフィール[編集]

セーラーマーキュリー[編集]

水星を守護星に持つ水と知性の戦士。

特別装備としてポケコンを所有し、ピアスにHMDゴーグルを内蔵。高い洞察力の持ち主で作戦立案や敵の分析などを得意とし、格闘戦においては接近戦向きのスピード系。水の力だけでなく霧や冷気なども操ることができる。テレビアニメ無印の当初は攻撃能力が極めて低い設定であり、戦闘シーンにおいてもブレーン的な描き方をされ、さらに終盤では敵を倒すことなく[注釈 8]命を落としたことへの抗議も大きく、『R』からはほかのセーラー戦士に遜色ない攻撃技が与えられた。

原作やアニメイトカセットコレクションの決めゼリフは「水星に代わって、頭を冷やしてあげる!」。アニメ版の決めゼリフは「水でもかぶって反省しなさい!」。原作第三期の登場ゼリフは「水の星! 水星を守護にもつ知の戦士! セーラーマーキュリー参上!」。テレビアニメ第56話の名乗りは「塾と宿題次々こなし、いつでも読んでる参考書! 全国無差別級模擬試験、NO.1はご存知セーラーマーキュリー!」。『Crystal』での名乗りシーンの背景は水星と桔梗の花。

セーラー戦闘服は青色メインで、胸前と後腰のリボンは水色。原作とテレビアニメでは肩のプロテクターの有無の差があり、原作(スーパー化前)と実写版ではセーラー戦士で唯一プロテクターを装着しないため、ノースリーブ仕様となっている。原作・テレビアニメ第四期・実写版では、水滴を象るように3つのピアスを付けている(『Crystal』では左耳のみピアスが3つで、右耳は1つ)。ヒールがブロックタイプの膝まであるロングブーツを履いており、ブーツのラインは白(テレビアニメのみリボンと同じ水色)になっている。ブーツの形状は内部太陽系四戦士中では唯一セーラームーンと同一である[注釈 9]上、青系統の衿(テレビアニメでは白線も同じく2本である)・スカートを着用していることから、全戦士中、セーラームーンのコスチュームに最も近い姿である。イメージカラーは水色。

実写ドラマ版では、水の剣を呼びだすことができる。戦闘時にスピード系の特質を発揮する場面が多い。ハイスピード撮影による水の王冠や飛沫の素材を使用して、必殺技発動時にティアラの水色の宝石を輝かせる[1]。戦士としての実力はさほど高いとは言えず、格闘戦では非力な点が目立つ。強敵と戦う際は苦戦しており、ネフライトには攻撃を跳ね返されてしまっている。クンツァイトと一対一で対峙した際は歯が立たず、あっという間に敗れたが、とどめの一撃を地下の水を集めて逃れ、クンツァイトにその勇気を認められた。潜在能力は高かったようで、ダークマーキュリーというドラマオリジナルの変身形体でその真の実力が発揮された。

スーパーセーラーマーキュリー
原作第四期ではセーラークリスタルの力によってパワーアップした形態、テレビアニメではペガサスのパワーを受けてパワーアップした姿。他のセーラー戦士と同じハート型のブローチ、リボンや肩のプロテクター、セーラー襟の白ラインが2本(原作では3本)から1本になった。最強武器「マーキュリー・ハープ」を獲得した。
エターナルセーラーマーキュリー
原作のみ登場する形態。エターナル化の際に、ブローチが星型へ変化した。コスチュームは円形のプロテクターに二重のスカート、白いロングブーツなど、エターナルセーラームーンに類似したものに変化している。
プリンセス・マーキュリー
原作の第四期末で新しい聖杯が誕生した時に変化したプリンセスとしての姿。水星のセーラープリンセスの城として「マリナー・キャッスル」という城を持っている。コスチュームの基本カラーは水色で、胸元に切り替えが入っており、スカート部分は外部太陽系戦士と同じく、後方に薄い色の紗を付けている。
ダークマーキュリー
実写ドラマ版の中盤において、クンツァイトの誘導で亜美がメタリアの黒い闇の力を浴び[注釈 10]、闇の力に囚われた状態。普段の亜美とはまるで別人のような好戦的な性格となり、亜美が普段、他のメンバーに対して遠慮していた部分やコンプレックスを感じていた部分など、亜美の負の感情を体現した存在。
このときは他の四人の戦士より格上の戦闘力を持ち、セーラーヴィーナスを圧倒し戦闘不能に追い込んだほか[注釈 11]、セーラームーンも全く対抗できずに武器を折られて失神した。その後は洗脳が解けて仲間に復帰しているが、以後は比較的積極性を持つようになり、変身前もメガネを外している。私服もそれまでの地味なものからバリエーションが増えている。
基調ブルーに黒をあしらったコスチュームが人気だったらしく、イベントにてアニメ調のダークマーキュリーのガレージキットのフィギュアが作られたりもした(スタッフの間では「ダークマーキュリー」のことを「ダーキュリー」、「悪のマーキュリー」とも呼んでいた)。
備考
セーラーマーキュリーの戦士としての特質は、主に中国名「水星」の五行「水」から着想されている。マーキュリー=ローマ神話メルクリウスギリシャ神話ヘルメス相当、俊足の使者にして医療、泥棒(含む商人)の神。亜美の医師志望はここから着想を得ているとの説もある。アポロン竪琴の発明者とされ(アポロン自体も明けの水星の別称)、スーパーセーラーマーキュリーの武器マーキュリー・ハープやそれを使用した必殺技「アクア・ラプソディー」がここから取材されている。錬金術の始祖とされることもあり、「賢者」をここに関連付けた可能性もある。惑星としてのマーキュリー=水星は、太陽系最内周の惑星のため公転周期が短く天空上の運行が速いことから、俊足の神の名が付けられた。セーラーマーキュリーの身が軽いスピード系の特質はここから取られている。水銀の英名でもあるが、これも球になって転がる性質と揮発性より「速さ」に着目して命名されているものの、水銀から特質が取材された形跡はない。

アイテム[編集]

  • 変身ペン(原作、アニメ)
    • ルナから授かった初の変身アイテム。配色は本体が水色、キャップ部分が金色で、キャップの先端は斜めになった楕円のリングの中央に円盤が付いたような形になっている。
      • テレビアニメ版では中央の円盤には水星の紋章が刻まれている。第10話では異空間が開く能力が描写されている。
      • 原作では円盤の中に紋章はなく、『Crystal』では円盤の円周上に上から時計回りに赤・橙・青・緑の小さな丸い飾りが付いている。
  • HMDゴーグル(原作、アニメ)
    • ピアスに触れることで出現する青いゴーグル。主に敵の力を分析する際に使われる。原作では左耳のピアスにマイクロフォンを装着できる。
  • ポケットコンピューター(主にテレビアニメ)
    • ルナから授かったHMDゴーグルと配合して用いられる小型化コンピューターのようなアイテム。作戦時では計算、分析や特定場所の搜索など能力に配備されている。
  • 水色のマニキュア
    • セーラーマーキュリーの爪に塗られている水色のマニキュア(通常は手袋に隠れ見えない)。原作の初期設定では霧を起こすことができるという設定だった。
  • スター・パワー・スティック(原作第二期、テレビアニメ『R』中期〜『SuperS』初期、『Crystal』)
    • 二番目の変身アイテム。先端についた星型の飾りの中央に水星の紋章が浮かんだの水色の石がついている。
  • クリスタル・チェンジ・ロッド(テレビアニメ『SuperS』中期以降)
    • ペガサスの力を受けてパワーアップした時に、スター・パワー・スティックから変化した三番目の変身アイテム。先端にはマーキュリーの紋章と竪琴が刻まれた青いクリスタルの玉が付いている。原作でのマーキュリー・クリスタルにあたる。
  • マーキュリー・クリスタル(原作第四期)
    • マーキュリーの守護力精霊(セーラーパワーガーディアン)から授かったハート形の守護石。スーパーセーラーマーキュリーヘ変身する際のアイテムである。このアイテムを得て以降亜美はスーパーセーラーマーキュリーに変身する。エターナル化の際に、形が星型へ変化した。
  • マーキュリー・ハープ(原作第四期)
    • スーパーセーラーマーキュリーの専用武器であり、竪琴をモチーフとした攻撃アイテム。テレビアニメではマーキュリーの紋章が浮かび上がった、水流で形成された竪琴。
  • 変身携帯テレティアS(実写)
    • 他の戦士と共通のもの。
  • 銀のブレスレット(実写)
    • ルナから授かったブレスレット。セーラーマーキュリーへ変身する時にジュエリー・スター・ブレスレットに変化する。
  • ジュエリー・スター・ブレスレット(実写)
    • 実写版での変身アイテム。中央の宝石の色は水色。
  • 水の剣(実写)
    • 水を操る能力があるのが特徴。細い水流で波紋状の青い長剣を作ることもできる。クンツァイトの攻撃を阻止するために一度使用。
  • セーラー・スター・タンバリン(実写)
    • 先端の宝石は水色。固有技「マーキュリー・アクア・ストーム」を繰り出す。タンバリンが水色に光った後に鳴らし叩くと、五光星のようなエネルギーや水色の光弾を複数放つ攻撃もできる。
  • マーキュリー・ソード(実写)
    • 水星のパワーを召喚し、水を纏ったセーラー・スター・タンバリンが変化した青龍刀状の片刃の剣。
  • ダークジュエリー・スター・ブレスレット(実写)
    • クンツァイトに洗脳されていた時につけていた真っ黒な変身ブレスレット。
  • ダーク・ソード(実写)
    • ダークマーキュリーの接近戦用武器。滴り落ちていた水流を凍らせて氷柱か氷の剣を生成して戦う。圧倒的な剣技を繰り出し、セーラームーンのムーンライト・スティックを斬り砕くなど高い威力を秘めている。
    • 雑誌等ではこれ以外にもハープ、弓と氷柱の矢のような射撃戦用武器の存在が確認されているが、本編では未使用。

変身呪文[編集]

  • マーキュリー・パワー! メイクアップ!
    • テレビアニメでは変身ペンの水星のマークが回転し、ペンから青く光る水のリボンが湧き出し亜美の全身に纏わり付いたあと、水面を揺らす波紋のエフェクトと同時に、セーラーマーキュリーへ変身する。ポーズを決めると、光る飛沫の背景が現れる。
    • 『Crystal』では基本動作はテレビアニメ同様だが、手に集まった光がマニキュアとなったあと変身ペンを手に取るという下記のスターパワーをモチーフにした動作が追加されている。ペンを手に取る際の動作は全員異なり、亜美の場合は抓むように静かに手に取る。また、変身完了時には青く光る水星の紋章が額に浮かんだあとティアラが装着される。ポーズを決めると、背景に星の漂う宇宙空間と青く光る水星の地表が現れる。
    • 実写では手を振り払うと、一瞬で黒髪のセミロングヘアが水色のショートヘアになる。ピアスが青く発光し、水流のような飛沫が亜美の全身に巻き付けられて変身する。
  • マーキュリー・スターパワー! メイクアップ!
    • 手の甲を向けて掲げた手の爪に集まった水色の光が水色のマニキュアとなったあと、スター・パワー・スティックを手に取り、スティックの水星のマークが回転する。基本動作は初期のマーキュリー・パワーと同じだが、変身完了時の波紋のエフェクトと同時に弾ける泡のエフェクトも追加されている。ポーズを決めると、背景に青く光る水星のマークが浮き上がる。
    • 『Crystal』では、変身開始時の演出はマーキュリー・パワーから引き継がれており、テレビアニメ版とは若干異なる。
  • マーキュリー・プラネットパワー! メイクアップ!(原作第三期、『Crystal』)
    • 『Crystal』では、スター・パワー・スティックの現れ方など変身開始時の演出がテレビアニメのスターパワーと同じものに変更されている。
  • マーキュリー・クリスタルパワー! メイクアップ!
    • 基本動作はスターパワーから引き継がれている。ポーズを決めると、背景に青く光る竪琴の紋章が浮き上がる。
  • ダーク・パワー! メイクアップ!(実写)
    • ダークジュエリー・スター・ブレスレットが光った後、舞う黒い花びらがマーキュリーの黒のレース、腰のリボン、黒と青が混じった胸のリボンなどを生成し、ダークマーキュリーへ変身する。変身時に水星を浮き上がった湖面の背景が現れる。また、通常の変身と違い「メイクアップ」の発音が「メーイク、アップ!」と区切るのではなく「メイクアップ!」と一息に言い切るものとなっている。

セーラーマーキュリーの必殺技[編集]

  • シャボン・スプレー(テレビアニメ)
    • 向かい合わせた両手の間にエナジーを込めて手のひらサイズのシャボン玉を作り出し、踊るようにくるっと回りながら腕を交差させて、さらにシャボン玉に破裂寸前までエナジーを込めて大きく膨らませる。限界まで溜めた所で腕を大きく広げてシャボン玉を破裂させ、大量のエナジーの泡を放つ。普段は大量の泡沫が霧や煙幕になって広範囲に拡散し、敵を撹乱しつつ体熱を奪う冷却効果を兼ねるが、攻撃力が低く、殺傷能力はゼロに近い。しかし、相手の放った攻撃を無力化させる他、敵に洗脳された大勢の人の動きを瞬時に止めたり、高熱の炎の中に入る時に自分を守るバリアーを張るように使用したりすることも出来る。また、ほかの戦士の合体技を強化させることも。それ以外にも、状況に応じて水の泡状に発生させることなど、技としての応用性は高い。また霧を発生させるという事から攻撃範囲も他の戦士のように一点集中型のものに比べて広範囲に影響を及ぼす。
    • テレビアニメ17話のように視力の良い妖魔には効果がなく、逆に自分の視界を遮ってしまい相手の攻撃を避けることができずに敗北に追い込まれたこともある。
    • アクションゲームでは主に撹乱技では無く、正面にシャボン玉の塊を飛ばしてぶつける技になっている。シャボン玉を作り出してから横に一回転して発射するため隙が大きい。
    • なお下記の技が元になっている。
  • マーキュリー・アクア・ミスト(実写、原作新装版第一期)
    • ジュエリー・スター・ブレスレットが光った後、クルクル回転しながら周囲に水を集め、敵めがけて集めた水を交差した両手のひらから大量の飛沫をぶつけて敵を翻弄して撃退する[2]。また、Act.3より異次元空間の入り口を開く能力も備えている。『キラリ☆スーパーライブ』では蒸気霧を敵に向けて噴出される演出も見られる。
    • 原作漫画では技の名称はないが、手から霧を発生させる。新装版からマーキュリー・アクア・ミストと名付けられ、『Crystal』でも採用されている。『Crystal』では広げた両腕に発生した水色の霧を広範囲に散らばせて、敵を霧に包まれて撹乱させる。
  • 超次元空間現出(原作第一期)
    • ゲームセンター「クラウン」内の司令室が、操られた衛や元基にバレて侵入を許した際に、周辺を破壊せぬよう、マーキュリーゴーグルを使って分析した空間を出現させた技。
  • シャイン・アクア・イリュージョン(原作、テレビアニメ、実写全てに登場。実写以外では第二期(『R』)より)
    • 原作では勢いのある水流で敵を倒したり、消火したりする能力が備わっている。
    • テレビアニメでは冷気を帯びた輝く水滴を発生させ、それを両掌から超低温の水流のように勢いよく相手に放つ攻撃。敵の動きを封じることができ、高熱の溶岩からエネルギー球、爆弾までも凍結・破砕してしまうマーキュリー最強の技。同じく水を操るセーラーネプチューン(深海の水圧を操る)と差別化するためか、この技は冷気を操る技となっている。また、劇場版Rでは片手に掲げて水流で回転しながら、冷気を帯びた激流の竜巻を発生させ、水流の勢いで大量の敵に衝撃を与えた。相手を凍らせるのではなく、放つ水の量も普段よりかなり多い[3]。劇場版Rの初戦と3DO対戦格闘ゲームでは水流が輪のようになって敵の周囲に渦巻き、一瞬で敵の足元から水の柱が昇り、敵を氷の中に包み込んで凍結させ破壊する。
    • 実写ではマーキュリーの牽制技であり、大気中の水分を両手に集め、右手から強力な水の輝きで敵を攻撃する。威力は比較的低く、凍結効果が無い。
    • 『Crystal』では創り出した勢いのある大きな水流を標的にぶつける。
  • シャイン・スノー・イリュージョン(原作第二期第15話)
    • シャイン・アクア・イリュージョンの変形技。雪花状の結晶が舞う幻影で相手を撹乱する。
  • シャボン・スプレー・フリージング(テレビアニメ『R』前半)
    • シャボン・スプレーの強化技。シャボン・スプレーの冷却効果を高め、相手を冷気で凍結させて動けなくする技だが、高熱では溶けてしまう。敵の作った分身や武器などは凍結させて破壊することが出来るので、若干攻撃力は高まっている。
  • ダブル・シャボン・スプレー・フリージング(テレビアニメ第80話にのみ登場)
    • シャボン・スプレー・フリージングの二重強化変則技。双数形の水泡を大量に作り出し、同時に複数の敵を一度に凍結する。ただし、エナジーの消耗が激しい[4]
  • 水蜃気楼(マーキュリー・アクア・ミラージュ。原作第三期。テレビアニメでは劇場版「亜美ちゃんの初恋」のみ)
    • 原作ではプラネット・パワーで強化された技。大きな水の渦巻を作り出し、敵を埋没させる。
    • 劇場版アニメではスーパーセーラーマーキュリーが使用するパワーアップした新必殺技[5]。守護星・水星のパワーを集めた水の球から冷気を帯びた水流を発生させ、それを矢の様に複数放つ攻撃。放たれた氷水の矢は相手を追いかけ、命中した相手を巨大な水球に包み込んで凍結・分解させる。
    • テレビアニメでは『S』のOPにのみ登場し、本編未使用。両腕を広げた状態で自身の周囲から水流の渦を吹き上げ、広範囲に拡散させる技。
  • マーキュリー・アクア・ラプソディー(原作第四期、テレビアニメ『SuperS』)
    • 原作ではマーキュリー・ハープと呼ばれる竪琴を使って激しい水流の波動を発生させる攻撃。
    • テレビアニメでは手のひらから水のエネルギーを竪琴型に具現化して、それを奏でることで四方八方から水流の波動を用いて敵を攻撃するという以外に、大きな水の渦を生成して攻撃できる。凍結効果を発揮する場面は少なくなっている。また、竪琴から流れる音には敵の動きを封じたり、幻惑する効果もある可能性がある[6]。特にスーパーセーラーマーズの必殺技「マーズ・フレイム・スナイパー」との合体技で頻繁に用いられる。
    • スーパーファミコン版の対戦格闘ゲームでは竪琴を奏でることで水弾を放つ攻撃。セガサターン版では大量の猛烈な水弾を相手にぶつけて大ダメージを与えたりする。
  • マーキュリー・アクア・ストーム(実写のみ)
    • セーラー・スター・タンバリンを使ったセーラーマーキュリーの固有技である。セーラー・スター・タンバリンを鳴らしつつ回転して、タンバリンの先端から水色の光線を敵目がけて放つ。
  • マーキュリー・アクア・サイクロン(実写のみ)
    • 胸の前で両手を組み合わせ、そこから渦を巻く水色の飛沫を一直線に放つ攻撃。威力はあまり高くない。
  • マーキュリー・アクア・ブリザード実写のみ)
    • 両手を回転させつつ絶対零度に近い冷気を蓄え、前方に向けて氷晶の吹雪を一気に放ち、敵を一瞬で氷結・凍結させる。
  • ウォーター・ストリーム(ゲームのみ)
    • 守護星・水星のパワーを集め、ものすごい勢いの水流を振り上げた両腕から噴射する。
  • ミラージュ・ウェーブ(アーケードゲームのみ)
    • アーケードゲームのオリジナル必殺技。「我が守護水星! 清き水の星よ!」と念を込め、超低温の波状水流を起こし、周囲の敵を一瞬で凍結させる。
  • シャイン・アクア・カッター(アーケードゲームのみ)
    • アーケードゲームのオリジナル必殺技。腰部の周囲に回転させた多数の鋭い水の刃を生成し攻撃する。
  • クラッシュ・ランチャー(アーケードゲームのみ)
    • 劇場版Rに登場するシャイン・アクア・イリュージョンの片手に掲げて水流をイメージしたアクションが特徴。
  • リバース・ブレイク・ステップ(ゲームのみ)
    • 全ての対戦格闘ゲームより現れた技。地面に両手をついて両足を開いた状態で回転し、相手を蹴るような攻撃。
  • アクア・リボン・アッパー(ゲームのみ)
    • 昇龍拳から四つの大きな水泡を放出し、多数の相手を倒すのに有効。
  • ウォーター・ブリット(ゲームのみ)
    • 相手に大ダメージを与える超必殺技。水の力を纏いつつ、両足から前方斜め上に向かって飛び上がる。

補足[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 『セーラームーン』の最初のオーディションでは、月野うさぎ役で受けていた。
  2. ^ 正規の登場は原作漫画と同じく第2話。
  3. ^ テレビアニメ版第27話において浦和良に敗れ2位だったが、ほとんど首位。
  4. ^ テレビアニメ版第80話ではその天才的な頭脳をドロイド・ギワークに目を付けられ、幻聴や幻覚で精神的に追い込まれてセーラー戦士を攻撃しかけたこともある。
  5. ^ テレビアニメでは気を使って言った言葉が、返って相手の傷口に塩を塗るような発言をすることもしばしばある。
  6. ^ ファンクラブの会員番号は25番。これは同じくファンクラブに入会している太陽系内部戦士(レイ、まこと、美奈子)の中でもっとも若い番号である。
  7. ^ ダークマーキュリー時にクラスメイトを洗脳して友人化させたり、自らの優秀さに自信を持って積極的に行動するなど、内向的な自分を変えたいと望んでいたことが描かれた。
  8. ^ 敵の幻影術の根源をポケコンを使って破壊しただけ。
  9. ^ ただし原作ではエターナル化後、全員同一のブーツとなる。四戦士以外ではセーラープルートとセーラーちびムーンが該当。
  10. ^ 無理矢理闇に取り込まれたのではなく、自らの意思で闇に堕ちた。
  11. ^ その際、「こんなに弱かったなんて」と言い放った。

出典[編集]

  1. ^ 『UCHUSEN YEAR BOOK 2004』36頁より。
  2. ^ 『UCHUSEN YEAR BOOK 2004』146頁より。
  3. ^ 『映画 美少女戦士セーラームーンR メモリアルアルバム』第68頁より。
  4. ^ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム9 美少女戦士セーラームーンR』第125頁より。
  5. ^ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム27 映画 美少女戦士セーラームーンSuperS メモリアルアルバム』のセーラーマーキュリーアクション写真館より。
  6. ^ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム27 映画 美少女戦士セーラームーンSuperS メモリアルアルバム』第44頁より。
  7. ^ 原作新装版第3巻あとがき4コマより。